JP2017087898A5 - 運搬装置および運搬方法 - Google Patents

Claims (9)

1. 複数の回転翼を有する無人航空機と、
   長尺状の可撓性部材よりなり、一端である固定端が前記無人航空機に固定され、他端が自由端となった主ワイヤと、
   可撓性および伸縮性の少なくとも一方を有する長尺状の部材よりなり、前記主ワイヤの自由端から固定端側に入った位置で、前記主ワイヤに結合され、前記主ワイヤに沿って前記主ワイヤの自由端よりも外側まで延出した補助ワイヤと、を有し、
   前記無人航空機は、ホバリングした状態で、前記主ワイヤの先端に貨物を取り付ける作業者が、下向きの成分を有する力を前記主ワイヤに直接印加すると、機体のバランスを崩すものであることを特徴とする運搬装置。
2. 前記補助ワイヤは、前記主ワイヤよりも高い可撓性および前記主ワイヤよりも高い伸縮性の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項１に記載の運搬装置。
3. 前記無人航空機に固定され、前記主ワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行う巻き揚げ装置をさらに有することを特徴とする請求項１または２に記載の運搬装置。
4. 前記補助ワイヤには、運搬対象の貨物を支持することができる支持具が備えられることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の運搬装置。
5. 前記主ワイヤには、運搬対象の貨物を支持することができる支持具が備えられないことを特徴とする請求項４に記載の運搬装置。
6. 前記補助ワイヤを長手方向に折り畳んで前記主ワイヤに係止することができる係止具をさらに有することを特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記載の運搬装置。
7. 前記主ワイヤの固定端と自由端の間に、飛行中の前記無人航空機から下方に向けて発生する風を受けて前記主ワイヤに張力を与える抵抗部材をさらに備えることを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の運搬装置。
8. 請求項１から７のいずれか１項に記載の運搬装置によって貨物を運搬する運搬方法において、運搬対象の貨物を、前記主ワイヤで直接支持せず、前記補助ワイヤで支持し、前記貨物の全荷重を、前記補助ワイヤを介して支持することを特徴とする運搬方法。
9. 前記無人航空機をホバリングさせた状態で、前記主ワイヤに下向きの成分を有する力を直接印加することなく、前記補助ワイヤに前記貨物を取り付けることを特徴とする請求項８に記載の運搬方法。