JP2017087343A - 外管切断装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記回転装置が、管体の外周壁に捲回されるチエンと、該チエンに噛合するスプロケットと、該スプロケットを回転駆動させる回転軸と、該回転軸をチエン緊張方向に移動させる昇降軸とを備え、チエンを緊張させた状態で、チエンに沿って回転装置を管体の外周壁に沿って周回させてなる構成が開示されている。
上記構成では、切削装置が管体を周回して管体を切断することはできるが、鋼管や鋳鉄管などの金属管にPE管がインサーションされた管体においては、容易にPE管の分岐作業を行うことはできなかった。
即ち、金属の経年管の入替技術として、非開削でPE管に更新する工法としてPEインサーション工法が知られており、工事の日数や費用の削減や、道路の掘削が少なくてすむことから周辺環境に与える影響を緩和することができる。
しかし、PE管を分岐する必要が生じた場合に、PE管を傷つけずに必要な個所だけ外管を切取るには手間がかかるという問題点があった。
樹脂製の内管を内蔵した金属製の外管と、
該外管の軸心を中心にした周方向に外嵌した状態で、外管の軸方向に離間した位置で外管の壁面に固定される左右一対の第1および第2環状枠体と、
該一対の環状枠体にそれぞれ固定され、外管の外側で外管の軸線方向に沿って外管と平行に配置された軸方向移動ガイド部材と、
外管の軸心を中心にした周方向に外嵌した状態で外管の外壁面に固定される第3環状枠体に設けられて、外管の外周面と同心大径に形成された周回ガイド部材と、
外管の周壁に穿孔乃至切断するための切削深度方向に昇降可能な切削刃を有し、前記軸方向移動ガイド部材にガイドされた状態で軸方向に移動しうる切削装置と、
外管の外壁面上を、外管の軸線を中心とした周方向に移動可能な回転装置とからなり、
該回転装置に前記切削装置を着脱可能に連結した状態で、回転装置または切削装置を前記周回ガイド部材にガイドされた状態で周回方向に移動しうることを特徴とする。
前記第3環状枠体は、第1環状枠体およびまたは第2環状枠体であってもよい。
切削装置には、切削刃が内管に接しないように切削刃と内管の間に挿入される保護部材が設けられていることが好ましい。
即ち、後者の場合には、同一の切断装置を用い、外管の軸方向に移動させて順次に左右一対の切断線を形成し、前記切断装置を外管の周回方向に移動させて前記一対の軸方向の切断線の両端側を外管の周回方向に切断して切断線をつなげて四角形に切り取ることができる。
これにより外管に内蔵された内管の一部を露出させて、簡単な構造で、内管の分岐作業が行えるようにした。
本実施例で使用する環状枠体2,3は、図1に示すように、ヒンジHに枢着された一対の半円形状の枠体構成部20A、20Bと、各枠体構成部20A、20Bを着脱可能に固着して略リング状に形成する一対の連結部21a、21bとからなっている。
枠体構成部20A、20Bは、外管P1を外側から挟み込んで連結し、外管P1の外周壁10に挟圧し固定される。
従って、枠体構成部20A、20Bには、略半分に分割された周回ガイドレール6の構成片が形成されており、更に外管P1の壁面10に挟圧するための管体チャック部(図示せず)を設けてもよい。
上記周回ガイドレール6を設けた場合は、前記第1環状枠体2、第2環状枠体3とは別体の第3環状枠体5として用いる。
該第3環状枠体5は、第1環状枠体2または第2環状枠体3として兼用することもできるので、使用する環状枠体を2本に減らすことができる。
前記一対の第1環状枠体2と第2環状枠体3は、外管P1の切断予定箇所(四角形)の両端側に対応する位置に離間して固定される。
軸方向移動ガイド部材4は、図2から図4に示すように、前記第1環状枠体2と第2環状枠体3にそれぞれ固定された支持脚41を介して支持された基台部42に、外管P1の外側で外管P1の軸線方向に沿って外管P1の外壁と平行に移動可能なガイドレール部43が設けられている。
上記寸切りボルト45には、該寸切りボルト45の回転で前記軸線方向に螺進退する移動体49が螺合している。
そこで、前記ハンドルHを回転して寸切りボルト45を回転させ、移動体49を螺進させることで、切削装置7を外管P1の軸線方向に移動させることができるので、外管P1に軸線に沿った切断線を形成することができる。
この位置で、前記と同様に切削装置7を軸方向に移動させて前記切断線と平行に離間した切断線を形成する。
次に、外管P1の軸線方向に伸びる2本の切断線の両端側を繋げるように切断するために、第3環状枠体5と回転装置8とを用いる。
ここで第3環状枠体5は、前述のように第1環状枠体2、第2環状枠体3と兼用する構造としてもよく、その場合は、外管P1に固定された第1環状枠体2、第2環状枠体3をそのまま第3環状枠体5として用いてもよい(図1参照)。
回転装置8は、前記特開2015−435の図3〜図5で例示したような公知の回転装置を用いることができる(図5参照)。
この回転装置8は、筐体90内に回転機構8Aとチエン緊張機構8Bとを備えている。
回転機構8Aは、ウォーム81aを有して筐体90内に設けられた支持台80に水平に軸支された回転軸81と、該ウォーム81aに噛合するウォームホイール82とを有している。
前記ウォーム81aの回転軸81の両端側は支持台80の両端に突出されており、前記回転軸81を手動で回転操作しうる手動ハンドル(図示せず)を両側で接続しうるように設けられている。
該各駆動スプロケット84には、外管P1の外壁に捲回される無端のチエンCがそれぞれ噛合している(図5ではチェンCの一部を省略して図示している)。
そこで、チエンCを外管P1の外壁に捲回し、該外壁にガイドローラ85が接して転動し、回転装置8の周回に際して摩擦力が生じないようにしている。
前記支持台80には、上方に延びて筐体90の上面に軸受されて先端が配置される昇降軸88が設けられており、チエン緊張機構8Bとなっている。
図示例では、昇降軸88は中央と左右の3個所に設けられている。
該昇降軸88の先端にハンドルを接続して昇降軸88を正逆回転させることで、支持台80を昇降させ前記チエンCを外管P1に巻回した状態で緊張させることができる。
回転装置8の筐体90の他方の側壁には、切削装置7を係合し着脱可能に固定して、回転装置8と一体になって切削装置7を周回させるための係合部が形成されている。
回動装置8は、チエンCを外管P1の外周壁に捲回し、緊張させる。
そして、ガイドローラ85が外管の外壁上を転動して、回転装置8を周回ガイドレール6に沿ってスムーズに所定の角度だけ周回させる。
これにより、外管P1の壁面を四角形に切り取って、開口Kを形成することができる(図8(a)参照)
また、前述のように、外管P1の軸線に沿って直線状に切断して1本の切断線を形成し、該直線の切断線の両端でそれぞれ外管P1の軸線に沿った周方向に沿って1回転させれば、外管P1を分断して開口K’を形成することができる(図8(b)参照)。
次に、切削装置7は、外管P1を軸線方向に移動して切断し、また軸線を中心とした周回方向に移動して切断するための切断刃7aを有している。
本実施例では、切削刃7aはエンドミルからなっているので、刃の先端の形状を変えることで、外管P1の管肉の切断面を所定の角度に形成することができ、切断と同時に開先加工を行うことができる。
また、切断に際して、エンドミルの外管P1内への突出が少ないので、内管P2を傷つけにくい。
上記切削刃7aは、モータ71の出力軸71aに形成された傘歯歯車列Gを介して回転駆動させる。
また、この切削装置7には、回転装置8に切削装置7を着脱可能に連結させる一対の係合部がそれぞれ設けられている。
保護部材65は、直線状に伸びて切削装置7に高さ調整可能に固定される基軸部66aと、該基軸部66aから横向きに折れ曲がる折曲り部66bと、該折曲り部66bから下方に伸び先端が前記折曲り部66bと同じ方向に折れ曲がる刃先保護部66cとからなっている。
この保護部材65は、切削装置7の保護部材保持部75に前記基軸部66aが高さ調整可能に保持される(図7参照)。
保護部材保持部75は、図示例では固定位置に設けられるが、切削刃7aを中心に任意の角度に旋回しうるように設けられていてもよい。
なお、本実施例では、回転装置8に周回ガイドレール6に掛け止められる摺動片部91を設けたが、切削装置7に摺動片部を設けてもよい。
なお、本実施例で各ハンドルHは、共通のネジに螺着して回転しうる共用のものを用いたが、それぞれ個別の寸法のものであってもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2,3 第1および第2環状枠体
4 軸方向移動ガイド部材
5 第3環状枠体
6 周回ガイドレール
7 切削装置
7a 切削刃
8 回転装置
65 保護部材
P1 外管(鋼管、鋳鉄管など)
P2 内管(PE管)
Claims (3)
- 樹脂製の内管を内蔵した金属製の外管と、
該外管の軸心を中心にした周方向に外嵌した状態で、外管の軸方向に離間した位置で外管の壁面に固定される左右一対の第1および第2環状枠体と、
該一対の環状枠体にそれぞれ固定され、外管の外側で外管の軸線方向に沿って外管と平行に配置された軸方向移動ガイド部材と、
外管の軸心を中心にした周方向に外嵌した状態で外管の外壁面に固定される第3環状枠体に設けられて、外管の外周面と同心大径に形成された周回ガイド部材と、
外管の周壁に穿孔乃至切断するための切削深度方向に昇降可能な切削刃を有し、前記軸方向移動ガイド部材にガイドされた状態で軸方向に移動しうる切削装置と、
外管の外壁面上を、外管の軸線を中心とした周方向に移動可能な回転装置とからなり、
該回転装置に前記切削装置を着脱可能に連結した状態で、回転装置または切削装置を前記周回ガイド部材にガイドされた状態で周回方向に移動しうることを特徴とする管体切断装置。 - 前記第3環状枠体は、第1環状枠体およびまたは第2環状枠体を兼用するものであることを特徴とする請求項1に記載の管体切断装置。
- 切削装置には、切削刃が内管に接しないように先端が切削刃と内管の間に挿入される保護部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の管体切断装置。
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