JP2017086009A - 水槽用フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】逆洗を簡単に行える水槽用フィルターを提供する。
【解決手段】本発明は循環ポンプ2によって水Wを循環させる水槽用フィルターを対象とする。本水槽用フィルターは、流入口42および流出口を有する流路切替手段を備える。流路切替手段は、流入口42から流入した水槽A内の水Wをフィルターケーシング1の一端側に流入させて濾過材15の一端側から他端側に通過させ、その水Wを流路切替手段に戻して流出口から流出させて水槽A内に戻す循環状態と、流入口42から流入した水槽A内の水Wをフィルターケーシング1の他端側に流入させて濾過材15の他端側から一端側に通過させ、その水Wを流路切替手段に戻して流出口から流出させる逆洗状態との間で切替操作可能に構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、一般家庭等において熱帯魚や水草等を飼育栽培しつつ観賞する際に用いられる観賞用水槽に設置される水槽用フィルターに関し、特に逆洗機能が付いた水槽用フィルターに関する。
一般家庭において観賞用水槽によって熱帯魚等の観賞魚や水草等の観葉植物(観賞植物)を飼育栽培しつつ観賞するような場合必要に応じて、水槽用フィルターを設置して水槽内の水を濾過することにより良好な飼育環境を確保するようにしている。
特許文献1,2に示す水槽用フィルターは、水槽の外部に設置される密閉式の外部フィルターであって、水槽内の水が導入パイプを通って外部フィルターに流入してその水が濾過材を通過して濾過された後、外部フィルターから流出して戻りパイプを通って水槽内に戻るようになっている。
このような外部フィルターにおいては、通常の濾過時(循環時)とは逆方向に水を濾過材に通過させることにより、濾過材に取り込まれた汚れ等の異物を剥離して排出するという洗浄(逆洗)を行うのが好ましい。
特開2011−120570号 特開2011−58380号
しかしながら、上記特許文献1,2等に示す水槽用フィルターにおいては、逆洗を行う際に例えばパイプの付け替えを行う等の面倒な作業を必要とする場合があるため、逆洗を行うことが困難になるおそれがあるという課題があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、逆洗を簡単に行うことができる水槽用フィルターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を要旨とするものである。
[1]濾過材が収容されたフィルターケーシングと水槽との間で水を循環ポンプによって循環させるようにした水槽用フィルターであって、
流入口および流出口を有する流路切替手段と、
前記流路切替手段に流入した水を前記フィルターケーシングの一端側に流入する濾過材一端流入路と、
前記流路切替手段に流入した水を前記フィルターケーシングの他端側に流入する濾過材他端流入路と、
前記フィルターケーシングの他端側から流出した水を前記流路切替手段に戻す濾過材他端流出路と、
前記フィルターケーシングの一端側から流出した水を前記流路切替手段に戻す濾過材一端流出路とを備え、
前記流路切替手段は、前記流入口から流入した水槽内の水を前記濾過材一端流入路に流入させて濾過材の一端側から他端側に通過させ、その水を前記濾過材他端流出路を介して前記流路切替手段に戻して前記流出口から流出させて水槽内に戻す循環状態と、前記流入口から流入した水槽内の水を前記濾過材他端流入路に流入させて濾過材の他端側から一端側に通過させ、その水を前記濾過材一端流出路を介して前記流路切替手段に戻して前記流出口から流出させる逆洗状態との間で切替操作可能に構成されていることを特徴とする水槽用フィルター。
[2]前記流路切替手段の流出口は、循環用出口と、水中以外の位置に設けられた排水用出口とを有し、
前記循環状態においては水を前記循環用出口から流出させて水槽内に戻すとともに、前記逆洗状態においては水を前記排水用出口から流出させて水槽外に排出可能に構成されている前項1に記載の水槽用フィルター。
[3]前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの一端側とが導入パイプによって連結されるとともに、
前記フィルターケーシングの他端側と前記流路切替手段とが戻りパイプによって連結され、
前記循環状態においては、前記流入口から前記流路切替手段に流入した水が前記導入パイプを介して前記フィルターケーシングの一端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの他端側から流出した水が前記戻りパイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成される一方、
前記逆洗状態においては、前記流入口から前記流路切替手段に流入した水が前記戻りパイプを介して前記フィルターケーシングの他端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの一端側から流出した水が前記導入パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成され、
前記導入パイプが、前記濾過材一端流入路および前記濾過材一端流出路として構成されるとともに、
前記戻りパイプが、濾過材他端流入路および濾過材他端流出路として構成されている前項1または2に記載の水槽用フィルター。
[4]前記流路切替手段は、パイプ本体と、そのパイプ本体に回転自在に挿入された回転操作部材とを備え、
前記パイプ本体は、前記流入口と、前記流出口と、前記導入パイプを連結する導入パイプ連結口と、前記戻りパイプを連結する戻りパイプ連結口とを備え、
前記回転操作部材を前記パイプ本体に対し回転操作することによって、前記循環状態においては、前記流入口と前記導入パイプ連結口とが連通され、かつ前記流出口と前記戻りパイプ連結口とが連通される一方、前記逆洗状態においては、前記流入口と前記戻りパイプ連結口が連通され、かつ前記流出口と前記導入パイプ連結口とが連通されるように切替可能に構成されている前項3に記載の水槽用フィルター。
[5]前記流路切替手段の流入口と水槽内とが導入パイプによって連結されるとともに、
流路切替手段の流出口と水槽内とが戻りパイプによって連結され、
前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの一端側とが濾過材一端流入パイプおよび濾過材一端流出パイプによって連結されるとともに、前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの他端側とが濾過材他端流入パイプおよび濾過材他端流出パイプによって連結され、
前記循環状態においては、浴槽内の水が前記導入パイプを介して前記流入口から前記流路切替手段に流入し、その水が前記濾過材一端流入パイプを介して前記フィルターケーシングの一端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの他端側から流出した水が前記濾過材他端流出パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出し、その水が前記戻りパイプを介して水槽内に戻るように構成される一方、
前記逆洗状態においては、浴槽内の水が前記導入パイプを介して前記流入口から前記流路切替手段に流入し、その水が前記濾過材他端流入パイプを介して前記フィルターケーシングの他端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの一端側から流出した水が前記濾過材一端流出パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成され、
前記濾過材一端流入パイプが前記濾過材一端流入路とし、前記濾過材他端流出パイプが前記濾過材他端流出路とし、前記濾過材他端流入パイプが前記濾過材他端流入路とし、前記濾過材一端流出パイプが前記濾過材一端流出路として構成されている前項1または2に記載の水槽用フィルター。
[6]前記流路切替手段は、パイプ本体と、そのパイプ本体に回転自在に挿入された回転操作部材とを備え、
前記回転操作部材を前記パイプ本体に対し回転操作することによって、前記循環状態においては、前記濾過材他端流入パイプによる前記流路切替手段から前記フィルターケーシングへの水の供給を阻止しつつ、前記濾過材一端流入パイプによる水の供給を許容し、かつ前記濾過材一端流出パイプによる前記フィルターケーシングから前記流路切替手段への水の供給を阻止しつつ、前記濾過材他端流出パイプによる水の供給を許容する一方、前記逆洗状態においては、前記濾過材一端流入パイプによる前記流路切替手段から前記フィルターケーシングへの水の供給を阻止しつつ、前記濾過材他端流入パイプによる水の供給を許容し、かつ前記濾過材他端流出パイプによる前記フィルターケーシングから前記流路切替手段への水の供給を阻止しつつ、前記濾過材一端流出パイプによる水の供給を許容するように構成されている前項5に記載の水槽用フィルター。
発明[1]の水槽用フィルターによれば、流路切替手段を切替操作するだけで簡単に、水を濾過材に対し逆流させて逆洗することができる。さらに流路切替手段やパイプ類を設けるだけのものであるため、水槽回りを簡素な構造に仕上げることができる。
発明[2]の水槽用フィルターによれば、流路切替手段の切替操作によって、水槽内の水を排水用出口から排出できて、水槽の清掃や保守点検、水替え等を簡単に行うことができる。
発明[3]〜[6]の水槽用フィルターによれば、上記の効果をより確実に得ることができる。
図1はこの発明の第1実施形態である水槽用フィルターが適用された水槽を示す概略斜視図である。 図2は第1実施形態において循環状態の水槽を示す概略断面図である。 図3は第1実施形態において逆洗状態の水槽を示す概略断面図である。 図4は第1実施形態の水槽用フィルターにおける流路切替パイプを分解して示す斜視図である。 図5は第1実施形態の水槽用フィルターに採用可能な変形例としての流路切替パイプを概略的に示す断面図であって、図(a)は循環状態での概略断面図、図(b)は逆洗状態での概略断面図である。 図6はこの発明の第2実施形態である水槽用フィルターが適用された水槽を示すブロック図である。 図7は第2実施形態において循環状態の水槽用フィルターを示す概略断面図である。 図8は第2実施形態において逆洗状態の水槽用フィルターを示す概略断面図である。 図9は第2実施形態の水槽用フィルターに適用された流路切替パイプを分解して示す斜視図である。
<第1実施形態>
図1〜図3はこの発明の第1実施形態である水槽用フィルターF1が適用された水槽Aを示す図である。
これらの図に示すようにこの水槽Aに設置されるフィルターF1は、いわゆる外部フィルターと称されるものであり、後述するように逆洗機能を備えている。このフィルターF1は水槽Aの外部に水槽Aに対し独立した状態で設置されるフィルターケーシング1を備えている。さらにフィルターF1は、フィルターケーシング1以外に、電動式循環ポンプ2、導入パイプ3、流路切替手段としての流路切替パイプP1、戻りパイプ13等を基本的な構成要素として備えている。
フィルターケーシング1は、内部が外部に対し水密が確保された密閉式であり、内部に濾過材15が収容されている。本実施形態においては、フィルターケーシング1の下端側が一端側であり濾過材15の一端側に相当し、フィルターケーシング1の上端側が他端側であり濾過材15の他端側に相当する。
なお本実施形態において、フィルターF1のうち、フィルターケーシング1および濾過材15によって構成されるもの、つまりフィルターF1のうち、循環ポンプ2、導入パイプ3、流路切替パイプP1および戻りパイプ13を除いたものをフィルター本体と称している。
図4は流路切替パイプP1を分解して示す斜視図である。図2〜図4に示すように流路切替パイプP1は、アウターパイプ41と、インナーパイプ51とを備えた二重管構造を有している。
アウターパイプ41の一端は閉塞されており、図2および図3の設置状態において軸方向の中間部に下向きに突出するパイプ状ジョイント421(図4参照)が設けられている。そのパイプ状ジョイント421に対応するアウターパイプ41の周壁には貫通孔が形成されており、その貫通孔とパイプ状ジョイント421のパイプ孔とによってアウターパイプ41の内外間を連通する流入口42が構成されている。
さらにアウターパイプ41の一端側には下向きに突出するパイプ状ジョイント431(図4参照)が設けられている。そのパイプ状ジョイント431に対応するアウターパイプ41の周壁には貫通孔が形成されており、その貫通孔とパイプ状ジョイント431のパイプ孔とによってアウターパイプ41の内外間を連通する循環用出口43が構成されている。循環用出口43は、水槽Aの内部における水面下に配置されている。
またアウターパイプ41の他端側には上向きに突出するパイプ状ジョイント441(図4参照)が設けられている。そのパイプ状ジョイント441に対応するアウターパイプ41の周壁には貫通孔が形成されており、その貫通孔とパイプ状ジョイント441のパイプ孔とによってアウターパイプ41の内外間を連通する排水用出口44が構成されている。排水用出口44は水槽A内における水面上、つまり水中以外の位置に配置されている。
なお本実施形態においては、循環用出口43および排水用出口44によって流路切替手段の流出口が構成されている。
またアウターパイプ41の中間位置の両側には上向きに突出するパイプ状ジョイント471,481(図4参照)がそれぞれ設けられている。各パイプ状ジョイント471,481に対応するアウターパイプ41の周壁には貫通孔がそれぞれ形成されており、一方側の貫通孔と一方側のパイプ状ジョイント471のパイプ孔とによってアウターパイプ41の内外を連通する戻りパイプ連結口47が構成されるとともに、他方側の貫通孔と他方側のパイプ状ジョイント481のパイプ孔とによってアウターパイプ41の内外を連通する導入パイプ連結口48が構成されている。
なおパイプ状ジョイント421,431,441,471,481は、必要な箇所に取り付けられていれば良い。さらにパイプ状ジョイント421,431,441,471,481は、先端に向かうに従って段階的に径寸法が小さくなるように形成しておけば、管径の異なる複数種のパイプやホース等を確実に連結することができる。
インナーパイプ51は、アウターパイプ41の他端側開口から挿入されて、アウターパイプ41内において周方向(軸回り方向)に回転自在に収容されている。インナーパイプ51の他端側には、大径の操作部56が取り付けられ、この操作部56がアウターパイプ41の他端側から他方側に引き出された状態に配置されている。
インナーパイプ51の周壁における中間部には、図2の状態において下側に上流室入口52aがインナーパイプ51の周壁を貫通するように形成されるとともに、上側に下流室入口52bがインナーパイプ51の周壁を貫通するように形成されている。
インナーパイプ51の周壁における戻りパイプ連結口47および導入パイプ連結口48に対応する部分には、その周壁を貫通する態様に通水口57,58がほぼ全周にわたって形成されており、インナーパイプ51がアウターパイプ41に対しどのような回転位置に配置されていようとも、戻りパイプ連結口47および導入パイプ連結口48がインナーパイプ51内に連通するようになっている。さらにインナーパイプ51の周壁には、アウターパイプ41の循環用出口43および排水用出口44に対応して循環用開口53および排水用開口54が形成されている。
またインナーパイプ51の中間部には上流室入口52aおよび下流室入口52b間を斜めに仕切る仕切壁50が形成されており、この仕切壁50によってインナーパイプ51の内部(流路切替パイプP1の内部)が図2右側の上流室55aと同図左側の下流室55bとに水密状態に仕切られている。そして上流室55aに対応して、上流室入口52a、通水口58、排水用開口54が配置されるとともに、下流室55bに対応して、下流室入口52b、通水口57、循環用開口53が配置されている。
このインナーパイプ51が既述した通りアウターパイプ41内に回動自在に挿入配置されて、流路切替パイプP1が形成されている。なお図示は省略するが、両パイプ41,51間の隙間には適宜Oリングが介在されており、所要部の水密が図られている。
なお本実施形態においては、アウターパイプ41がパイプ本体として構成され、インナーパイプ51が回転操作部材として構成されている。さらに流路切替パイプP1の操作部56は、水槽Aの液面上、つまり水中以外の位置に配置されている。
本実施形態の流路切替パイプP1においてはインナーパイプ51をその操作部56をつまんで回転操作することによって、図2に示す循環状態(濾過状態)と、図3に示す逆洗状態(排水状態)との間で切替可能に構成されている。
図2に示す循環状態においては、流入口42が上流室入口52aを介して上流室55a内に開口し、導入パイプ連結口48が上流室55a内に開口することによって、流入口42が導入パイプ連結口48に連通する。さらにアウターパイプ41の排水用出口44はインナーパイプ51の周壁によって閉塞され、インナーパイプ51の排水用開口54はアウターパイプ41の周壁によって閉塞されている。下流室55b側においては、戻りパイプ連結口47は下流室55b内に開口し、循環用出口43は循環用開口53を介して下流室55b内に開口することにより、戻りパイプ連結口47が循環用出口43に連通する。さらに下流室入口52bはアウターパイプ41の周壁によって閉塞されている。従ってこの循環状態においては、流入口42から流路切替パイプP1内の上流室55aに流入した水Wは導入パイプ連結口48から流出する一方、戻りパイプ連結口47から流路切替パイプP1の下流室55bに流入した水Wは循環用出口43から流出するようになっている。
図3に示す逆洗状態においては、流入口42が下流室入口52bを介して下流室55b内に開口し、戻りパイプ連結口47が下流室55b内に開口することによって、流入口42が戻りパイプ連結口47に連通する。さらにアウターパイプ41の循環用出口43はインナーパイプ51の周壁によって閉塞され、インナーパイプ51の循環用開口54はアウターパイプ41の周壁によって閉塞されている。さらに上流室55a側においては、導入パイプ連結口48は上流室55a内に開口し、排水用出口44は排水用開口54を介して上流室55a内に開口することにより、導入パイプ連結口48が排水用出口44に連通する。さらに上流室入口52aはアウターパイプ41の周壁によって閉塞されている。従ってこの逆洗状態においては、流入口42から流路切替パイプP1内の下流室55aに流入した水Wは戻りパイプ連結口47から流出する一方、導入パイプ連結口48から流路切替パイプP1の上流室55aに流入した水Wは排水用出口44から流出するようになっている。
図1〜図3に示すように、循環ポンプ2は水槽Aの水面下に配置される水中ポンプによって構成されている。この循環ポンプ2の吐出口22が流路切替パイプP1の流入口42に連結されており、吸引口21から循環ポンプ2内に吸い込まれた水槽A内の水Wが吐出口22から吐出されて、流路切替パイプP1の流入口42に流入するようになっている。
流路切替パイプP1の導入パイプ連結口48には導入パイプ3の一端が連結されるとともに、導入パイプ3の他端がフィルターケーシング1の下端側(一端側)に連結されている。従って導入パイプ3の他端開口がフィルターケーシング1内における濾過材15の一端側に開放されている。
流路切替パイプP1の戻りパイプ連結口47には戻りパイプ13の一端が連結されるとともに、戻りパイプ13の他端がフィルターケーシング1の上端側(他端側)に連結されている。従って戻りパイプ13の他端開口がフィルターケーシング1内における濾過材15の他端側に開放されている。
以上のように構成された本実施形態の水槽用フィルターF1においては、水槽A内の水Wを濾過する本来の機能に加えて、フィルター本体内に水Wを逆流させて濾過材15から異物を剥離して、その異物を含む水Wを排水する逆洗機能も備えている。
まず通常の濾過処理を行う場合には、必要に応じて流路切替パイプP1の操作部56を操作して図2に示す循環状態に設定して、既述した通り、流路切替パイプP1の流入口42を導入パイプ連結口48に連通させるとともに、戻りパイプ連結口47を循環用出口43に連通させておく。その状態で循環ポンプ2を駆動する。
これにより水槽A内の水Wが循環ポンプ2の吸引口21から吸い込まれて吐出口22から吐出されて、流入口42を介して流路切替パイプP1の上流室55a内に流入する。上流室55aに流入した水Wは導入パイプ連結口48から吐出されて導入パイプ3を介してフィルターケーシング1の一端側に流入する。フィルターケーシング1内に流入した水Wは濾過材15を一端側(下端側)から他端側(上端側)に向けて通過してフィルターケーシング1の他端側から流出して戻りパイプ13を介して戻りパイプ連結口47から流路切替パイプP1の下流室55b内に流入する。下流室55b内に流入した水Wは循環用出口43から吐出されて水槽A内に戻る。
こうして水槽A内の水Wがフィルターケーシング1内の濾過材15を通過して水槽A内に戻るように循環することによって、水槽Aの水Wが濾過される。
ここで本実施形態において、循環ポンプ2から流路切替パイプP1の上流室55a、導入パイプ3、フィルター本体、戻りパイプ1、および流路切替パイプ51の下流室55b
にかけての水Wの流路によって循環流路が構成されている。この循環流路は外部に対し水密性および気密性が確保された閉管路によって構成されており、循環ポンプ2の駆動力(水圧)によって水Wが循環流路全域を流動するようになっている。
一方、逆洗処理を行う場合には流路切替パイプP1の操作部56を操作して図3に示す逆洗状態に設定し、流路切替パイプP1の流入口42を戻りパイプ連結口47に連通させるとともに、導入パイプ連結口48を排水用出口44に連通させる。さらに流路切替パイプP1の排水用出口44のパイプ状ジョイント441に、排水ホース(図示省略)の一端を接続するとともに、その排水ホースの他端をバケツ等の所定の排水箇所に配置する。その状態で循環ポンプ2を駆動する。
これにより上記循環状態とは逆回りに水Wが循環する。すなわち水槽A内の水Wが循環ポンプ2から吐出されて流入口42を介して流路切替パイプP1の下流室55b内に流入する。下流室55bに流入した水Wは戻りパイプ連結口47から吐出されて戻りパイプ13を逆流してフィルターケーシング1の他端側に流入する。フィルターケーシング1内に流入した水Wは濾過材15を他端側(上端側)から一端側(下端側)に向けて逆方向に通過する。こうして水Wが濾過材15を逆方向に流通する際に、濾過材15に付着した異物(汚れ)が水W内に剥離し、その異物を含んだ水(汚染水)Wがフィルターケーシング1の一端側から流出する。そしてこの汚染水Wが導入パイプ3を逆流して導入パイプ連結口48から流路切替パイプP1の上流室55a内に流入し、排水用出口44から吐出されて、上記排水ホース等を介してバケツ等の所定の排水箇所に排出される。
ここで本実施形態において、循環ポンプ2から流路切替パイプP1の下流室55b、戻りパイプ13、フィルター本体、導入パイプ3、および流路切替パイプ51の上流室55aにかけての水Wの流路によって逆洗流路が構成されている。この逆洗流路は上記循環流路と同様、外部に対し水密性および気密性が確保された閉管路によって構成されており、循環ポンプ2の駆動力(水圧)によって水Wが逆洗流路全域を流動するようになっている。
また本実施形態においては、導入パイプ3が濾過材一端流入路および濾過材一端流出路を構成するとともに、戻りパイプ13が濾過材他端流出路および濾過材他端流入路を構成するものである。
なお水槽Aの水替え等を行う際には水槽A内の水Wを排出するが、本実施形態においては、上記逆洗機能を利用して水替え時の水槽Aの排水を行うことも可能である。つまり上記逆洗処理によって、水槽A内の水Wを所定量排出した後、所定量の水Wを新たに投入することにより、水替えを行うことができる。
このように本実施形態の水槽用フィルターF1においては、逆洗時の他に、清掃、保守点検、水替え等の排水時に、流路切替パイプP1の切替操作を行うというワンタッチ操作を行うだけで、水槽A内の水Wを簡単かつスムーズに排出でき、逆洗や水替えを簡単に行うことができる。
さらにこの排水時においては、水槽Aに予め設置されている循環ポンプ2の吸引口21から水槽A内の水Wを吸い込むようにしている。換言すれば、循環ポンプ2の吸引口21は、水槽A内に敷き詰められる小石、砂利、砂等の敷き材や、水槽A内に設置される人工プランツ等の装飾部品を吸い込まない位置に予め設定されている。その上さらに循環ポンプ2の吸引口21には通常、異物の吸込を防止するためのストレーナが設けられている。このため本実施形態の水槽用フィルターF1によれば、排水時に敷き材や装飾部品を水と一緒に吸い込んで排出してレイアウトを崩してしまうような不具合を確実に防止でき、排水後にレイアウトを再調整するという面倒な作業も不要で、排水処理をより一層簡単に行うことができる。
また本実施形態の水槽用フィルターF1においては、水替え等の排水時に循環ポンプ2の吸引口21から水槽A内の水Wを吸い込んで排出するようにしているため、水槽A内の水位が吸引口21よりも低くなると、それ以上の排水を防止することができる。つまり循環ポンプ2を適当な位置に配置しておけば、水Wを必要以上に多く排出してしまうのを防止でき、水Wの排出量、ひいては入れ替え量を適正に保つことができ、水槽A内の飼育栽培環境を良好に維持することができる。
また本実施形態の水槽用フィルターF1においては、従来のフィルター(濾過装置)に流路切替パイプP1等を取り付けて逆洗や水替え用の排水機能を付加するものであるため、従来の排水専用の排水装置(排水機構)等を組み付ける場合と比較して、水槽周辺に排水機構設置用のスペースを確保する必要がない。従って省スペース化を図ることができるとともに、水槽回りの構造を簡素に仕上げることができ、水槽全体として良好な美観を得ることができる。
また本実施形態においては、流路切替パイプP1の排水用出口44を水槽Aの水面上に配置しているため、濾過処理中に使用者が謝って逆洗(排水)状態に切り替えて水Wを流路切替パイプP1の排水用出口44から吐出させてしまったとしても、排水用出口44から吐出される水Wは水槽A内に回収される。このため水Wが水槽Aの外部に散乱してしまうような不具合も確実に防止することができる。
また本実施形態においては、流路切替パイプP1の流入口42、循環用出口43、排水用出口44、戻りパイプ連結口47および導入パイプ連結口48にパイプ状ジョイント421,431,441,471,481を取り付けているため(図43参照)、そのパイプ状ジョイント421,431,441,471,481を介して流入口42、循環用出口43、排水用出口44、戻りパイプ連結口47および導入パイプ連結口48に、各種パイプやホース等を簡単かつ確実に接続することができ、利便性を向上させることができる。
また本実施形態においては、流路切替パイプP1の排水用出口44に着脱自在な閉塞栓を設けておき、排水時等の必要時のみに排水用出口44を開放することもできる。
なお上記第1実施形態においては、流路切替パイプP1のアウターパイプ41の各開口を開閉するために、インナーパイプ51等の回転操作部材を用いるようにしているが、本発明はそれだけに限られず、インナーパイプに代えて図5に示すように軸部材61等の回転操作部材を用いるようにしても良い。
すなわち図5に示す変形例の流路切替パイプP11は、両端が閉塞されたパイプ本体(アウターパイプ)41の周壁に上記第1実施形態と同様に、流入口42、循環用出口43、排水用出口44、戻りパイプ連結口47および導入パイプ連結口48が形成されている。このパイプ本体41内に軸心に沿って軸部材61が軸心回りに回転自在に収容されている。この軸部材61はパイプ本体41の端部閉塞壁を貫通して、軸部材61の端部が外部に配置されるとともに、その外端部に操作部56が設けられている。さらに軸部材61には、循環用出口43を閉塞可能な循環用出口閉塞弁63が設けられるとともに、排水用出口44を閉塞可能何排水用出口閉塞弁64が設けられている。さらに軸部材61には、上記流路仕切パイプP1の仕切壁50に相当する仕切板60が、上流室入口52aおよび下流室入口52b間を斜めに仕切るように取り付けられており、この仕切板60によってパイプ本体41の内部が図5右側の上流室55aと同図左側の下流室55bとに水密状態に仕切られている。そしてこの流路切替パイプP11においては、操作部56をつまんで軸部材61を回転操作して、同図(a)に示すように上流室55a側において排水用出口44を排水用出口閉塞弁64によって閉塞しつつ、流入口42を導入パイプ連結口48に連通し、かつ下流室55b側において戻りパイプ連結口47を循環用出口43に連通することによって、流入口42から上流室55aに流入した水Wを導入パイプ連結口48から流出させるとともに、戻りパイプ連結口47から下流室55bに流入した水Wを循環用出口43から流出させる循環状態と、同図(b)に示すように下流室55b側において循環用出口43を循環用出口閉塞弁63によって閉塞しつつ、流入口42を戻りパイプ連結口47に連通し、かつ上流室55a側において導入パイプ連結口48を排水用出口44に連通することによって、流入口42から下流室55bに流入した水Wを戻りパイプ連結口47から流出させるとともに、導入パイプ連結口48から上流室55aに流入した水Wを排水用出口44から流出させる逆洗状態との間で切替可能に構成されている。
<第2実施形態>
図6はこの発明の第2実施形態である水槽用フィルターF2が設置された水槽Aを示すブロック図、図7および図8は水槽用フィルターF2を示す概略断面図である。これらの図に示すようにこの水槽用フィルターF2は、流路切替手段としての流路切替パイプP2や循環ポンプ2がフィルター本体(フィルターケーシング1)側に設けられている点が、上記第1実施形態の水槽用フィルターF1と大きく相違する点である。なお図6においては流路切替パイプP2回りのパイプ類の図示を一部省略している。
本実施形態における水槽用フィルターF2のフィルターケーシング1は、密閉式のものであり、内部に濾過材15が収容されている。このフィルターケーシング1は上記と同様、下端側が一端側であり濾過材15の一端側に相当し、上端側が他端側であり濾過材15の他端側に相当する。
図7および図8に示すように流路切替パイプP2はアウターパイプ41と、インナーパイプ51とを備えた二重管構造を有している。
アウターパイプ41は、下側部がフィルターケーシング1の上壁を貫通してほぼ軸心に沿って配置されるように取り付けられている。さらにアウターパイプ41の下側部は濾過材15を貫通して配置されており、下端部が濾過材15よりも下側(一端側)に配置されている。
図7〜図9に示すようにアウターパイプ41の周壁におけるフィルターケーシング1の上壁上方には、上側から順に流入口42、濾過材他端流入パイプ連結口71、濾過材一端流入パイプ連結口72、排水用出口44、循環用出口43、ポンプ吐出側パイプ連結口73が形成されている。さらにアウターパイプ41の周壁におけるフィルターケーシング1の内部には、濾過材他端側(上側)に対応して、ポンプ吸引側パイプ連結口74および濾過材他端対応口75が形成されるとともに、濾過材一端側(下側)に対応して濾過材一端対応口76が形成されている。
また図6〜図8に示すようにアウターパイプ41の流入口42には、導入パイプ3の一端が連結されるとともに、そのパイプ3の他端が水槽Aの内部に配置されている。さらにアウターパイプ41の循環用出口43には、戻りパイプ13の一端が連結されるとともに、そのパイプ13の他端が水槽Aの内部に配置されている。
図7〜図9に示すようにアウターパイプ41の濾過材他端流入パイプ連結口71には、濾過材他端流入路としての濾過材他端流入パイプ81の上端が連結されるとともに、そのパイプ81がフィルターケーシング1の上壁を貫通して、下端がフィルターケーシング1内の濾過材15の他端側(上側)に配置されている。さらにアウターパイプ41における濾過材一端流入パイプ連結口72には、濾過材一端流入路としての濾過材一端流入パイプ82の上端が連結されるとともに、そのパイプ82がフィルターケーシング1の上壁および濾過材15を貫通して、下端がフィルターケーシング1内の濾過材15の一端側(下側)に配置されている。
またフィルターケーシング1の上壁には循環ポンプ2が取り付けられており、フィルターケーシング1内における濾過材15の上側において、アウターパイプ41のポンプ吸引側パイプ連結口74にはポンプ吸引側パイプ84の一端が連結されるとともに、そのパイプ84の他端側がフィルターケーシング1の上壁を貫通して、循環ポンプ2の吸引口に連結されている。さらにフィルターケーシング1の上壁上方において、循環ポンプ2の吐出口にはポンプ吐出側パイプ83の一端が連結されるとともに、そのパイプ83の他端がアウターパイプ41のポンプ吐出側パイプ連結口73に連結されている。
なお本実施形態においては、循環用出口43および排水用出口44によって流路切替手段の流出口が構成されている。
インナーパイプ51は、アウターパイプ41の上端側開口から挿入されて、アウターパイプ41内において周方向(軸回り方向)に回転自在に収容されている。インナーパイプ51の他端側には、大径の操作部56が取り付けられ、この操作部56がアウターパイプ41の上端側から上方に引き出された状態に配置されている。
インナーパイプ51の内部には、アウターパイプ41の濾過材一端流入パイプ連結口72と排水用出口44との間に対応して第1仕切壁50aが形成されるとともに、アウターパイプ41のポンプ吐出側パイプ連結口73とポンプ吸引側パイプ連結口74との間に対応して第2仕切壁50bが形成されている。各仕切壁50a,50bによってインナーパイプ51の内部が水密状態に仕切られることにより、流路切替パイプP2内における第1仕切壁50aよりも上側が上流室55a、第1および第2仕切壁50a,50b間が下流室55b、第2仕切壁50bよりも下側が第3室55cとしてそれぞれ構成されている。
上流室55aにおいてインナーパイプ51の周壁における流入口42に対応する部分には、通水口52がほぼ全周にわたって形成されており、インナーパイプ51がアウターパイプ41に対しどのような回転位置に配置されていようとも、流入口42がインナーパイプ51内に連通するようになっている。
インナーパイプ51の周壁には、逆洗時に濾過材他端流入パイプ連結口71に対応して配置される開放口91が形成されるとともに、循環時(濾過時)に濾過材一端流入パイプ連結口72に対応して配置される開放口92が形成されている。
下流室55bにおいてインナーパイプ51の周壁には、逆洗時に排水用出口44に対応して配置される排水用開口54が形成されるとともに、濾過時に循環用出口43に対応して配置される循環用開口53が形成されている。
下流室55bおよび第3室55cにおいてインナーパイプ51の周壁には、ポンプ吐出側パイプ連結口73およびポンプ吸引側パイプ連結口74に対応する部分には、その周壁を貫通する態様に通水口93,94がほぼ全周にわたって形成されており、インナーパイプ51がアウターパイプ41に対しどのような回転位置に配置されていようとも、ポンプ吐出側パイプ連結口73およびポンプ吸引側パイプ連結口74がインナーパイプ内に連通するようになっている。
第3室55cにおいてインナーパイプ51の周壁には、循環時(濾過時)に濾過材他端対応口75に対応して配置される開放口95が形成されるとともに、逆洗時に濾過材一端対応口76に対応して配置される開放口96が形成されている。
本実施形態の流路仕切パイプP2においてはインナーパイプ51をその操作部56をつまんで回転操作することによって、図7に示す循環状態(濾過状態)と、図8に示す逆洗状態(排水状態)との間で切替可能に構成されている。
図7に示す循環状態において、上流室55aでは濾過材他端流入パイプ連結口71がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、濾過材一端流入パイプ連結口72がインナーパイプ51の開放口92によって開放されて、流入口42が濾過材一端流入パイプ連結口72に連通する。下流室55bでは排水用出口44がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、循環用出口43がインナーパイプ51の循環用開口53によって開放されて、ポンプ吐出側パイプ連結口73が循環用出口43に連通する。第3室55cでは濾過材一端対応口76がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、濾過材他端対応口75がインナーパイプ51の開放口95によって開放されて、濾過材他端対応口75がポンプ吸引側パイプ連結口74に連通する。
この状態で循環ポンプ2が駆動すると、水槽A内の水Wが導入パイプ3から吸引されて、導入パイプ3を通って流入口42から流路切替パイプP2の上流室55a内に流入する。上流室55a内に流入した水Wは、開放口92および濾過材一端流入パイプ連結口72から流出して濾過材一端流入パイプ82を通ってフィルターケーシング1内における濾過材15の一端側(下側)に流入する。濾過材15の下側に流入した水Wは、濾過材15を通過して濾過された後、濾過材15の他端側(上側)に移動し、そこから濾過材他端対応口75および開放口95を介して第3室55c内に流入する。第3室55c内に流入した水Wは、ポンプ吸引側パイプ連結口74からポンプ吸引側パイプ84に流入し、循環ポンプ2およびポンプ吐出側パイプ83を通って、ポンプ吐出側連結口73から下流室55b内に流入する。下流室55bに流入した水Wは、循環用開口53および循環用出口43から戻りパイプ13内に流入されて、戻りパイプ13を通って水槽A内に戻される。
このように水Wが水槽Aおよびフィルターケーシング1間を循環することによって、水槽A内の水Wがフィルターケーシング1内の濾過材15によって濾過される。なおこの循環時に各パイプ等によって構成される循環流路は上記第1実施形態と同様、外部に対し水密性および気密性が確保された閉管路によって構成されており、循環ポンプ2の駆動力(水圧)によって水Wが循環流路全域を流動するようになっている。
ここで本実施形態においては、濾過材他端対応口75から、流路仕切パイプP2(第3室55c)の一部、ポンプ吸引側パイプ84、循環ポンプ2内の流路、ポンプ吐出側パイプ83にかけての管路によって、濾過材他端流出路および濾過材他端流出パイプが構成されている。また言うまでもなく、濾過材一端流入パイプ82によって、濾過材一端流入路が構成されている。
一方図8に示す逆洗状態において、上流室55aでは濾過材一端流入パイプ連結口72がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、濾過材他端流入パイプ連結口71がインナーパイプ51の開放口91によって開放されて、流入口42が濾過材他端流入パイプ連結口71に連通する。下流室55bでは循環用出口43がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、排水用出口44がインナーパイプ51の循環用開口54によって開放されて、ポンプ吐出側パイプ連結口73が排水用出口44に連通する。第3室55cでは濾過材他端対応口75がインナーパイプ51の周壁によって閉塞されつつ、濾過材一端対応口76がインナーパイプ51の開放口96によって開放されて、濾過材一端対応口76がポンプ吸引側パイプ連結口74に連通する。
なお逆洗処理を実施する前に必要に応じて予め、流路切替パイプP2の排水用出口44に排水ホース(図示省略)の一端を接続するとともに、その排水ホースの他端をバケツ等の所定の排水箇所に配置しておく。
そしてこの状態で循環ポンプ2が駆動すると、水槽A内の水Wが導入パイプ3から吸引されて、導入パイプ3を通って流入口42から流路切替パイプP2の上流室55a内に流入する。上流室55a内に流入した水Wは、開放口91および濾過材他端流入パイプ連結口71から流出して濾過材他端流入パイプ81を通ってフィルターケーシング1内における濾過材15の他端側(上側)に流入する。濾過材15の上側に流入した水Wは、濾過材15を上記と逆方向(下方向)に通過する。このとき上記第1実施形態と同様、濾過材15に付着した異物(汚れ)が剥離し、その異物を含んだ水(汚染水)Wが濾過材15の一端側(下側)に移動する。濾過材15の下側に移動した水Wは、濾過材一端対応口76および開放口96を介して第3室55c内に流入する。第3室55c内に流入した水Wは、ポンプ吸引側パイプ連結口74からポンプ吸引側パイプ84に流入し、循環ポンプ2およびポンプ吐出側パイプ83を通って、ポンプ吐出側連結口73から下流室55b内に流入する。下流室55bに流入した水Wは、排水用開口54および排水用出口44から吐出されて、上記排水ホースを介して所定の排水箇所に排出される。
このように水槽A内の水Aがフィルターケーシング1を逆流して濾過材15を洗浄した後、その汚染水Wが排出される。なおこの逆洗時に各パイプ等によって構成される逆洗流路は上記と同様、外部に対し水密性および気密性が確保された閉管路によって構成されており、循環ポンプ2の駆動力(水圧)によって水Wが逆洗流路全域を流動するようになっている。
ここで本実施形態においては、濾過材一端対応口76から、流路仕切パイプP2(第3室55c)の一部、ポンプ吸引側パイプ84、循環ポンプ2内の流路、ポンプ吐出側パイプ83にかけての管路によって濾過材一端流出路および濾過材一端流出パイプが構成されている。また言うまでもなく、濾過材他端流入パイプ81によって濾過材他端流入路が構成されている。
この第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様、逆洗機能を利用して、水槽A内の清掃、保守点検、水替え等を行う際に水槽A内の水Wを排出することも可能である。
以上のように本実施形態の水槽用フィルターF2においても、逆洗や水替え等の排水時には、流路切替パイプP2の切替操作を行うというワンタッチ操作を行うだけで、水槽A内の水Wを簡単かつスムーズに排出することができる。
またこの第2実施形態においても上記第1実施形態と同様、排水時に敷き材や装飾部品を水と一緒に吸い込んで排出してレイアウトを崩してしまうような不具合を確実に防止できるとともに、水替え等の排水時に水Wを必要以上に多く排出してしまうのを防止でき、水槽回りの構造を簡素に仕上げることができる、
なお本実施形態においては、流路切替パイプP2の排水用出口44を省略することも可能である。例えば循環時(濾過時)および逆洗時(排水時)共に、流路切替パイプP2の循環用出口43から水Wが吐出するように構成しておき、循環時(濾過時)には上記と同様に水Wを循環させる一方、逆洗時には循環用出口43に連結された戻りパイプ13の端部を水槽Aから取り出して、バケツ等の排水箇所に配置するようにすれば、逆洗時には汚染水Wを確実に水槽外に排出することができる。
またこの第2実施形態においても上記図5に示す第1実施形態の変形例と同様に、流路切替パイプP2のインナーパイプ51に代えて、閉塞弁付きの軸部材等の回転操作部材を用いることも可能である。
この発明の水槽用フィルターは、一般家庭等で用いられる観賞魚用水槽等の水槽に逆洗機能付きの濾過装置として採用することができる。
1:フィルターケーシング
13:戻りパイプ
15:濾過材
2:循環ポンプ
3:導入パイプ
41:アウターパイプ(パイプ本体)
42:流入口
43:循環用出口(流出口)
44:排水用出口(流出口)
47:戻りパイプ連結口
48:導入パイプ連結口
51:インナーパイプ(回転操作部材)
56:操作部
57:通水口(戻りパイプ連通)
58:通水口(導入パイプ連通)
60:仕切板
61;軸部材(回転操作部材)
81:濾過材他端流入パイプ(濾過材他端流入路)
82:濾過材一端流入パイプ(濾過材一端流入路)
A:観賞魚用水槽
F1,F2:フィルター
P1,P11,P2:流路切替パイプ(流路切替手段)
W:水

Claims (6)

  1. 濾過材が収容されたフィルターケーシングと水槽との間で水を循環ポンプによって循環させるようにした水槽用フィルターであって、
    流入口および流出口を有する流路切替手段と、
    前記流路切替手段に流入した水を前記フィルターケーシングの一端側に流入する濾過材一端流入路と、
    前記流路切替手段に流入した水を前記フィルターケーシングの他端側に流入する濾過材他端流入路と、
    前記フィルターケーシングの他端側から流出した水を前記流路切替手段に戻す濾過材他端流出路と、
    前記フィルターケーシングの一端側から流出した水を前記流路切替手段に戻す濾過材一端流出路とを備え、
    前記流路切替手段は、前記流入口から流入した水槽内の水を前記濾過材一端流入路に流入させて濾過材の一端側から他端側に通過させ、その水を前記濾過材他端流出路を介して前記流路切替手段に戻して前記流出口から流出させて水槽内に戻す循環状態と、前記流入口から流入した水槽内の水を前記濾過材他端流入路に流入させて濾過材の他端側から一端側に通過させ、その水を前記濾過材一端流出路を介して前記流路切替手段に戻して前記流出口から流出させる逆洗状態との間で切替操作可能に構成されていることを特徴とする水槽用フィルター。
  2. 前記流路切替手段の流出口は、循環用出口と、水中以外の位置に設けられた排水用出口とを有し、
    前記循環状態においては水を前記循環用出口から流出させて水槽内に戻すとともに、前記逆洗状態においては水を前記排水用出口から流出させて水槽外に排出可能に構成されている請求項1に記載の水槽用フィルター。
  3. 前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの一端側とが導入パイプによって連結されるとともに、
    前記フィルターケーシングの他端側と前記流路切替手段とが戻りパイプによって連結され、
    前記循環状態においては、前記流入口から前記流路切替手段に流入した水が前記導入パイプを介して前記フィルターケーシングの一端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの他端側から流出した水が前記戻りパイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成される一方、
    前記逆洗状態においては、前記流入口から前記流路切替手段に流入した水が前記戻りパイプを介して前記フィルターケーシングの他端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの一端側から流出した水が前記導入パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成され、
    前記導入パイプが、前記濾過材一端流入路および前記濾過材一端流出路として構成されるとともに、
    前記戻りパイプが、濾過材他端流入路および濾過材他端流出路として構成されている請求項1または2に記載の水槽用フィルター。
  4. 前記流路切替手段は、パイプ本体と、そのパイプ本体に回転自在に挿入された回転操作部材とを備え、
    前記パイプ本体は、前記流入口と、前記流出口と、前記導入パイプを連結する導入パイプ連結口と、前記戻りパイプを連結する戻りパイプ連結口とを備え、
    前記回転操作部材を前記パイプ本体に対し回転操作することによって、前記循環状態においては、前記流入口と前記導入パイプ連結口とが連通され、かつ前記流出口と前記戻りパイプ連結口とが連通される一方、前記逆洗状態においては、前記流入口と前記戻りパイプ連結口が連通され、かつ前記流出口と前記導入パイプ連結口とが連通されるように切替可能に構成されている請求項3に記載の水槽用フィルター。
  5. 前記流路切替手段の流入口と水槽内とが導入パイプによって連結されるとともに、
    流路切替手段の流出口と水槽内とが戻りパイプによって連結され、
    前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの一端側とが濾過材一端流入パイプおよび濾過材一端流出パイプによって連結されるとともに、前記流路切替手段と前記フィルターケーシングの他端側とが濾過材他端流入パイプおよび濾過材他端流出パイプによって連結され、
    前記循環状態においては、浴槽内の水が前記導入パイプを介して前記流入口から前記流路切替手段に流入し、その水が前記濾過材一端流入パイプを介して前記フィルターケーシングの一端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの他端側から流出した水が前記濾過材他端流出パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出し、その水が前記戻りパイプを介して水槽内に戻るように構成される一方、
    前記逆洗状態においては、浴槽内の水が前記導入パイプを介して前記流入口から前記流路切替手段に流入し、その水が前記濾過材他端流入パイプを介して前記フィルターケーシングの他端側に流入するとともに、前記フィルターケーシングの一端側から流出した水が前記濾過材一端流出パイプを介して前記流路切替手段に流入して前記流出口から流出するように構成され、
    前記濾過材一端流入パイプが前記濾過材一端流入路とし、前記濾過材他端流出パイプが前記濾過材他端流出路とし、前記濾過材他端流入パイプが前記濾過材他端流入路とし、前記濾過材一端流出パイプが前記濾過材一端流出路として構成されている請求項1または2に記載の水槽用フィルター。
  6. 前記流路切替手段は、パイプ本体と、そのパイプ本体に回転自在に挿入された回転操作部材とを備え、
    前記回転操作部材を前記パイプ本体に対し回転操作することによって、前記循環状態においては、前記濾過材他端流入パイプによる前記流路切替手段から前記フィルターケーシングへの水の供給を阻止しつつ、前記濾過材一端流入パイプによる水の供給を許容し、かつ前記濾過材一端流出パイプによる前記フィルターケーシングから前記流路切替手段への水の供給を阻止しつつ、前記濾過材他端流出パイプによる水の供給を許容する一方、前記逆洗状態においては、前記濾過材一端流入パイプによる前記流路切替手段から前記フィルターケーシングへの水の供給を阻止しつつ、前記濾過材他端流入パイプによる水の供給を許容し、かつ前記濾過材他端流出パイプによる前記フィルターケーシングから前記流路切替手段への水の供給を阻止しつつ、前記濾過材一端流出パイプによる水の供給を許容するように構成されている請求項5に記載の水槽用フィルター。
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