JP2017084087A - 画面特定システム、画面特定装置及び画面特定方法 - Google Patents

画面特定システム、画面特定装置及び画面特定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末の画面に画像を表示するアプリケーションに追加機能を実装することなく、画面に表示された画像の状態を特定する。
【解決手段】携帯端末1は、画面に表示された画面データを取得する取得部151と、画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する情報生成部152と、端末ハッシュ情報を画面特定装置2に送信する通信部12と、を有し、画面特定装置2は、端末ハッシュ情報を受信する通信部21と、画面に表示される複数の画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶する記憶部22と、通信部21から受信した端末ハッシュ情報と同一又は類似の基準ハッシュ情報に対応する基準画面データを特定する画面データ特定部231と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末に表示された画面の内容を特定する画面特定システム、画面特定装置及び画面特定方法に関する。
従来、他の端末に表示されている動画の内容を再現する方法が知られている。特許文献1においては、他の端末に表示されている動画に含まれる画像フレームの番号、及び他の端末における操作内容を示す操作コードを含むログ情報を取得し、取得したログ情報に基づいて動画の内容を再現する方法が記載されている。また、特許文献2においては、携帯電話機における操作画面の履歴情報に基づいて、操作画面を特定する方法が記載されている。
特開2009−247563号公報 特開2011−175443号公報
スマートフォン及びタブレット等の端末で実行されるアプリケーションの仕様を改善したり、アプリケーションの使用方法をユーザにアドバイスしたりするために、端末に表示されている画面の状態を把握する必要が高まっている。しかしながら、従来のようにログ情報又は履歴情報に基づいて画面の状態を把握できるようにするためには、端末のアプリケーションを設計する時点で、ログ情報又は履歴情報を生成する機能を実装しておく必要があった。したがって、アプリケーションの設計工数が増加してしまうという問題があった。また、ログ情報又は履歴情報を生成する機能が実装されていないアプリケーションにより表示される画面の状態を把握することは困難であり、他の端末に表示された内容を特定できる画面の種類が、限定的であるという問題もあった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、端末の画面に画像を表示するアプリケーションに追加機能を実装することなく、画面に表示された画像の状態を特定するための画面特定システム、画面特定装置及び画面特定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、画面データを表示する画面を有する端末と、前記端末に表示された前記画面データの種別を特定する画面特定装置と、を備え、前記端末は、前記画面に表示された画面データを取得する取得部と、前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する情報生成部と、前記端末ハッシュ情報を前記画面特定装置に送信する送信部と、を有し、前記画面特定装置は、前記端末ハッシュ情報を受信する受信部と、前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶する記憶部と、前記送信部から受信した前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定する画面データ特定部と、を有する、画面特定システムを提供する。
前記取得部は、前記端末に前記画面データを表示しているアプリケーションが所定のアプリケーションであることを条件に、前記画面データを取得してもよい。
前記情報生成部は、例えば、前記画面データを複数の分割領域に分割する分割部と、前記複数の分割領域それぞれの輝度又は色度の平均値を所定の閾値と比較することにより量子化値を決定して前記端末ハッシュ情報を生成する生成部と、を有する。
前記生成部は、例えば、前記画面データに含まれる画素の輝度又は色度の平均値である全体平均値を前記所定の閾値として用いて、前記端末ハッシュ情報を生成する。また、前記分割部は、例えば、前記画面データにおける位置に応じてサイズが異なる前記複数の分割領域に前記画面データを分割する。
前記画面データ特定部は、前記端末ハッシュ情報と前記基準ハッシュ情報との間のハミング距離に基づいて前記基準画面データを特定してもよい。前記画面データ特定部は、前記複数の分割領域それぞれの前記画面における位置に基づいて重み付けすることにより、前記ハミング距離を算出してもよい。
前記画面データ特定部は、前記基準画面データに応じて、前記ハミング距離の算出に用いる領域を選択してもよい。また、前記画面データ特定部は、前記端末ハッシュ情報との間の前記ハミング距離が同一の前記基準ハッシュ情報が複数ある場合、前記端末ハッシュ情報及び前記基準ハッシュ情報に含まれる所定のデータ間のハミング距離に基づいて、前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定してもよい。
また、前記画面データ特定部は、特定した前記基準画面データと、当該基準画面データに対応する前記端末ハッシュ情報に関連付けられた時刻とに基づいて、前記端末における画面遷移内容を特定してもよい。
また、上記の画面特定装置は、前記端末に表示される前記複数の画面データのうち、類似する複数の画面データの特徴を有する前記基準ハッシュ情報を生成する基準ハッシュ情報生成部をさらに有してもよい。
また、前記画面特定装置は、前記画面データ特定部が特定した前記基準画面データに関連付けられた表示情報を前記端末に送信する情報送信部をさらに有し、前記端末は、前記表示情報を表示部に表示させる表示制御部をさらに有してもよい。
本発明の第2の態様においては、画面に表示された画面データを取得する取得部と、前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する情報生成部と、前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶する記憶部と、前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定する画面データ特定部と、を有する画面特定装置を提供する。
本発明の第3の態様においては、画面データを表示する画面を有する端末に表示された画面の内容を特定する方法であって、前記画面に表示された画面データを取得するステップと、前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成するステップと、前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて記憶部に記憶された、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する複数の基準ハッシュ情報のうち、前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定するステップと、を有する、画面特定方法を提供する。
本発明によれば、端末の画面に画像を表示するアプリケーションに追加機能を実装することなく、画面に表示された画像の状態を特定することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る画面特定システムSの概要を説明するための図である。 携帯端末1に表示される画面の例を示す図である。 携帯端末1の構成を示す図である。 複数の分割領域の例を示す図である。 画面特定装置2の構成を示す図である。 類似画面の判定方法について説明するための図である。 類似画面の判定方法について説明するための図である。 画面データ特定部231が画面の種類を特定する際に、分割領域の位置による重み付けをする方法について説明するための図である。 携帯端末1及び画面特定装置2における処理の流れを示すフローチャートである。
[本実施形態の概要]
図1は、本実施形態に係る画面特定システムSの概要を説明するための図である。画面特定システムSは、携帯端末1と、画面特定装置2とを備える。
携帯端末1は、スマートフォン及びタブレットのように、テキスト及び画像を表示することができるディスプレイを有する端末である。図1に示す携帯端末1は、無線通信回線を介して携帯電話網の基地局N1に接続され、インターネット等のネットワークN2を介して画面特定装置2と通信することができる。携帯端末1は、無線端末に限られず、有線ケーブルを介してネットワークN2に接続されるコンピュータ又は家電機器等であってもよい。
画面特定装置2は、ネットワークN2に接続されているサーバである。画面特定装置2は、携帯端末1から受信した情報に基づいて、携帯端末1に表示されている画面の内容を特定する。画面特定装置2は、特定した画面の内容に基づいて、携帯端末1に対して適切な情報を提供したり、携帯端末1のユーザがアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションという)をどのように使用しているかに関する情報を収集したりすることができる。
携帯端末1及び画面特定装置2は、以下のように動作することにより、携帯端末1に表示された画面を画面特定装置2が特定することができる。
まず、携帯端末1は、実行中のアプリケーションの種別を特定し、特定した種別に基づいて、画面の内容を特定する一連の処理を実行するか否かを決定する(図1における(1))。携帯端末1は、画面の内容を特定する処理を実行すると決定した場合、表示した画面の内容の特徴を示す情報であるハッシュ情報を生成し、生成したハッシュ情報を送信する(図1における(2))。ハッシュ情報は、画面の特徴に基づいて生成された情報であり、画面データ自体に比べて、大幅に容量が小さい。したがって、携帯端末1は、通信回線に大きな負荷をかけることなく、短時間でハッシュ情報を画面特定装置2に送信することができる。ハッシュ情報の詳細については、後述する。
携帯端末1においては、画面を表示している第1のアプリケーションと異なる第2のアプリケーションが、第1のアプリケーションが表示している画面の内容を解析してハッシュ情報を生成する。このようにすることで、既存のアプリケーションを改造することなく、携帯端末1がハッシュ情報を生成することができる。
携帯端末1が送信したハッシュ情報は、基地局N1及びネットワークN2を介して画面特定装置2へと送られる(図1における(3))。画面特定装置2は、受信したハッシュ情報と、予め作成しておいた、携帯端末1において表示され得る画面の種類に関連付けられた基準ハッシュ情報とを比較し、受信したハッシュ情報に類似する基準ハッシュ情報を特定する。画面特定装置2は、特定した基準ハッシュ情報に対応する画面を特定することにより、画面ログ情報を生成する(図1における(4))。
画面ログ情報には、画面状態の変化が記録されるので、画面特定装置2は、生成した画面ログ情報に基づいて、遷移内容を特定することもできる。例えば、画面特定装置2は、受信したハッシュ情報に対応する複数の基準ハッシュ情報に基づいて、携帯端末1の画面が、画面A→B→A→C→・・・と遷移していることを特定することができる。その結果、画面特定装置2は、特定の画面Aにおける滞在時間の平均値、画面Aから画面Bへの遷移割合を特定することができる。これらの情報を特定することにより、ユーザによる第1のアプリケーションの使用実態を把握することが可能になる。
また、画面特定装置2は、特定した画面の内容及び画面遷移に基づいて、携帯端末1に表示させる情報(以下、表示情報という)を選択して送信してもよい(図1における(5))。表示情報は、例えば、携帯端末1に表示されている画面において、使用方法又は注意点等をユーザに助言するための情報である。表示情報は、ネットワークN2及び基地局N1を介して携帯端末1に送信される(図1における(6))。携帯端末1は、受信した表示情報を、第1アプリケーションが表示している画面に重ねて表示させる。
図2は、携帯端末1に表示される画面の例を示す図である。図2(a)は、携帯端末1においてメールを送信する画面が開かれた状態を示している。領域101は、画面の機能名を表示する領域であり、領域102は、送信先アドレス及びタイトルを入力する領域であり、領域103は、メール本文を入力する領域であり、領域104は、操作を入力する領域である。携帯端末1は、表示した画面の輝度又は色度に基づいて画面の内容を量子化することにより、ハッシュ情報を生成する。
図2(b)は、画面特定装置2が携帯端末1に送信した表示情報を示す図である。図2(b)においては、送信先アドレスの付近に、宛先が間違っていないことを確認させるためのテキスト及び画像から構成される画像が表示されている。このように、画面特定システムSにおいては、任意のアプリケーションによって携帯端末1に表示された画面上に、画面の内容に応じた表示情報を表示させることができるので、アプリケーションをリリースした後に、アプリケーションの使用方法又は注意点等の案内情報をユーザに通知する必要がある場合に好適である。
[携帯端末1及び画面特定装置2の構成]
以下、携帯端末1及び画面特定装置2の構成及び動作について詳細に説明する。
図3は、携帯端末1の構成を示す図である。携帯端末1は、操作部11と、通信部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
操作部11は、ユーザが操作を入力するためのデバイスであり、例えば、タッチパネルである。通信部12は、基地局N1と通信するための無線ユニットである。表示部13は、画面を表示するディスプレイである。
記憶部14は、ROM及びRAMを含んでいる。ROMは、制御部15が実行するプログラムを記憶している。ROMは、例えば、メール用のアプリケーション、ゲーム用のアプリケーション等の各種の第1のアプリケーションと、ハッシュ情報を生成し、画面特定装置2から受信した表示情報を表示するための第2のアプリケーションとを記憶している。RAMは、制御部15が各種の処理を実行する際のワークメモリとして使用される。
制御部15は、例えばCPUを含んでいる。制御部15は、記憶部14に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部151、情報生成部152及び表示制御部155として機能する。情報生成部152は、分割部153及び生成部154を有しており、画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する。
取得部151は、表示部13の画面に表示された画面データを取得する。取得部151は、例えば、携帯端末1のOS(Operating System)を介して、携帯端末1に表示されている画面を定期的にキャプチャすることにより、画面データを取得する。取得部151は、画面データの取得に先立ち、携帯端末1において実行されているアプリケーション(第1のアプリケーション)を特定する。取得部151は、特定したアプリケーションが、記憶部14に記憶されている、画面ログ情報を取得する対象として予め登録されているアプリケーション一覧に含まれているか否かを判定する。取得部151は、特定したアプリケーションが、アプリケーション一覧に登録されている場合、画面データを取得することに決定する。
分割部153は、画面データを複数の分割領域に分割する。分割部153は、例えば、携帯端末1の機種名に基づいて、各分割領域のサイズ及び位置を決定する。分割部153は、画面を表示している第1のアプリケーションの種別に応じて、各分割領域のサイズ及び位置を決定してもよい。
図4は、複数の分割領域の例を示す図である。図4(a)においては、表示部13が、8×13=104個の分割領域に分けられている。分割領域は、(行番号、列番号)により表される座標により特定することができる。例えば、左上の分割領域の座標は(1,1)、右上の分割領域の座標は(1,8)、左下の分割領域の座標は(13,1)、右下の分割領域の座標は(13,8)である。
生成部154は、例えば、複数の分割領域それぞれの輝度又は色度の平均値を所定の閾値と比較することにより量子化して得られる量子化値を含む端末ハッシュ情報(Average Hash)を生成する。生成部154は、例えば、表示されている画面全体の画面データに含まれる画素の輝度又は色度の平均値を上記の所定の閾値として用いることができる。
生成部154は、複数の分割領域のそれぞれに含まれる全ての画素の輝度又は色度を平均することにより、平均値を算出する。そして、生成部154は、算出した平均値が所定の閾値以上である場合に、対応する分割領域における量子化値を「1」とし、算出した平均値が所定の閾値より小さい場合に、量子化値を「0」とする。生成部154は、全ての分割領域に対応する量子化値を算出し、全ての分割領域の量子化値を所定の順序で並べることにより、表示されている画面データの端末ハッシュ情報を生成する。なお、生成部154は、離散コサイン変換処理により低周波成分を抽出し、低周波成分の有無により量子化値を生成することにより端末ハッシュ情報(pHash)を生成してもよい。
図4(b)は、端末ハッシュ情報を生成する方法を説明するための図である。図4(b)は、図2(a)に示したメール送信画面に対応する量子化値を示している。図4(b)における黒い分割領域は、分割領域における輝度の平均値が所定値よりも小さい領域であり、白い分割領域は、分割領域における輝度の平均値が所定値以上の領域である。生成部154は、図4(b)に示す例において、座標(1,1)、座標(1,2)・・・座標(1,8)、座標(2,1)・・・座標(13,8)の順番に量子化値を並べることにより、「11111111000000000011111100111111・・・・111111110100010001000100」という、分割領域の数に等しいビット数の端末ハッシュ情報を生成する。
表示制御部155は、各種のデータを表示部13に表示させる。表示制御部155は、例えば、第1のアプリケーションが生成した画面データを表示部13に表示させる。また、表示制御部155は、画面特定装置2から受信した表示情報を、第2のアプリケーションを用いて表示部13に表示させる。
図5は、画面特定装置2の構成を示す図である。画面特定装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。通信部21は、携帯端末1から端末ハッシュ情報を受信する受信部、及び携帯端末1に表示情報を送信する送信部として機能する。
記憶部22は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部22は、ROM又はハードディスクに、制御部23が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部22は、携帯端末1の画面に表示される可能性がある複数の画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶している。記憶部22は、例えば、図2(a)に示したメール送信用の画面の識別情報に関連付けて、図4(b)に示したパターンに対応するハッシュ情報を基準ハッシュ情報として記憶している。
また、記憶部22は、基準ハッシュ情報に関連付けて、携帯端末1に表示させる表示情報を記憶している。記憶部22は、例えば図2(b)に示した、ユーザに通知すべき情報を含むテキスト情報又は画像情報を記憶している。なお、表示情報は、携帯端末1に表示する画像データ(例えば、ビットマップデータ)であってもよく、携帯端末1で画像データを生成するために必要な情報(例えば、ベクターデータ)であってもよい。
制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、画面データ特定部231、情報送信部232及び基準データ生成部233として機能する。
画面データ特定部231は、通信部21が携帯端末1から受信した端末ハッシュ情報と同一又は類似の基準ハッシュ情報に対応する基準画面データを特定することにより、端末ハッシュ情報をクラスタリングする。クラスタリングとは、端末ハッシュ情報を複数のグループ(以下、クラスタという)に分類することである。
画面データ特定部231は、受信した端末ハッシュ情報と、記憶部22に記憶されている複数の基準ハッシュ情報それぞれとの間のハミング距離を算出する。例えば、画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報のあるビットと基準ハッシュ情報の対応するビットとが一致している場合、ビット間距離を0とし、端末ハッシュ情報のあるビットが0で、基準ハッシュ情報の対応するビットが1の場合に、ビット間距離を1とし、端末ハッシュ情報のあるビットが1で、基準ハッシュ情報の対応するビットが0の場合に、ビット間距離を‐1とする。画面データ特定部231は、全てのビット間距離を加算することにより、端末ハッシュ情報と基準ハッシュ情報との間のハミング距離を算出する。
画面データ特定部231は、例えばk−means法を用いて、通信部21が受信した端末ハッシュ情報が、ハミング距離が最も小さい基準ハッシュ情報に類似していると判定する。画面データ特定部231は、携帯端末1から受信した複数の端末ハッシュ情報のそれぞれとの間のハミング距離が最も小さい基準ハッシュ情報を特定することにより、複数の端末ハッシュ情報のそれぞれが、どのクラスタに属するかを特定する。画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報との間のハミング距離が同一の基準ハッシュ情報が複数ある場合、端末ハッシュ情報に含まれる所定の位置のデータと、基準ハッシュ情報に含まれる所定の位置のデータとの間のハミング距離が最も小さい基準ハッシュ情報に対応する基準画面データに、携帯端末1に表示されている画面が類似すると判定してもよい。
画面データ特定部231は、携帯端末1に表示されている画面が類似すると判定した基準画面データの識別情報を、記憶部22に画面ログ情報として記憶させる。画面データ特定部231は、画面ログ情報に基づいて画面の遷移内容を特定し、特定した遷移内容を出力してもよい。例えば、画面データ特定部231は、受信したハッシュ情報に対応する複数の基準ハッシュ情報に基づいて、携帯端末1の画面が、画面A→B→A→C→・・・と遷移していることを特定し、特定した遷移内容を外部のコンピュータに送信したり、ディスプレイに表示させたりすることができる。画面データ特定部231は、特定の画面Aにおける滞在時間の平均値、画面Aから画面Bへの遷移割合を特定してもよい。画面データ特定部231が、これらの情報を出力することにより、画面特定装置2を利用する人が、第1のアプリケーションの使用実態を把握することが可能になる。
画面データ特定部231は、記憶部22が複数の基準ハッシュ情報に関連付けて記憶している複数の表示情報のうち、端末ハッシュ情報に類似していると判定した基準ハッシュ情報に関連付けられた表示情報を選択する。
情報送信部232は、通信部21を介して、画面データ特定部231が選択した表示情報を携帯端末1に送信する。
基準データ生成部233は、端末に表示される複数の画面データのうち、類似する複数の画面データの特徴を有するクラスタに対応する基準画面データを生成する。そして、基準データ生成部233は、基準画面データに基づいて、基準ハッシュ情報を生成する。基準データ生成部233は、生成した基準ハッシュ情報を記憶部22に記憶させる。
基準データ生成部233は、携帯端末1又は携帯端末1と同等の他の端末から、多数の画面データを取得し、各画面データ間の相関値を算出することにより、類似する画面データを特定する。そして、基準データ生成部233は、類似する画面データに共通する特徴に基づいて基準画面データを決定し、決定した基準画面データに基づいて基準ハッシュ情報を生成する。基準データ生成部233は、例えば、情報生成部152が端末ハッシュ情報を生成する手順と同一の手順により基準ハッシュ情報を生成する。
なお、基準データ生成部233が基準画面データを決定する方法は任意であり、基準データ生成部233は、例えば、類似する画面データの各画素の輝度及び色度を平均することにより、基準画像データを生成することができる。また、基準データ生成部233は、類似する画面データにおいて共通する領域のみを抜き出して、それ以外の領域を白色の画素で置換することにより基準画像データを生成してもよい。
[類似画面の判定方法の例]
図6及び図7は、類似画面の判定方法について説明するための図である。図6(a)は、図2(a)に示した送信メール作成画面の領域103にメール本文が追記された状態の画面を示している。情報生成部152が端末ハッシュ情報の生成に用いる閾値が、輝度の最大値と最小値の中間値である場合、図6(a)における領域103内の各分割領域の輝度は、閾値よりも低い。したがって、量子化値は、図6(b)に示すように、図4(b)と同一の値になっている。したがって、画面データ特定部231は、図6(a)の画面が、図2(a)の画面に類似する画面であると判定する。
これに対して、情報生成部152は、画面内の所定内の領域の閾値を他の領域の閾値と異なる値にしてもよく、例えばメール本文が入力される領域103の閾値を、輝度の最大値に近い値に設定してもよい。情報生成部152がこのような閾値を用いた場合、情報生成部152は、図6(c)に示すように、メール本文が入力された領域の量子化値が0に設定された端末ハッシュ情報を生成することになる。
画面データ特定部231は、図6(c)に対応する端末ハッシュ情報を取得すると、図2(a)に対応する端末ハッシュ情報から変化したことを認識し、図2(a)の画面の状態で携帯端末1に表示させていた表示情報を表示させないように制御することができる。このような構成は、ユーザの操作状態に応じて表示情報を変化させる必要がある場合に好適である。
図7(a)は、図4(a)と異なる種類の画面であり、受信メールを表示する画面を示している。受信メールを表示する画面においては、図4(a)における領域104に操作用の画像が表示されていない。したがって、情報生成部152が生成する量子化値は図7(b)のようになり、図4(b)の量子化値と異なる。画面データ特定部231は、図7(b)に対応する端末ハッシュ情報を受信すると、受信した端末ハッシュ情報とハミング距離が近い基準ハッシュ情報を探索することにより、携帯端末1に表示されている画面が受信メールを表示する画面であると特定する。
[分割領域の位置による重み付け]
図8は、画面データ特定部231が画面の種類を特定する際に、分割領域の位置による重み付けをする方法について説明するための図である。画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報と基準ハッシュ情報との間のハミング距離を算出する際に、特定の領域におけるハミング距離に対して、他の領域におけるハミング距離よりも大きく重み付けをしてもよい。
例えば、画面データ特定部231は、図8(a)において斜線で示す画面の中央(領域A)の分割領域に対応するビットの重み係数を2として、画面の端(領域B)の分割領域に対応するビットの重み係数を1としてハミング距離を算出する。この場合、画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報における領域A内のビットが0で、基準ハッシュ情報における領域Aに対応するビットが1である場合に、ビット間距離を2とする。また、画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報における領域B内のビットが0で、基準ハッシュ情報における領域Bに対応するビットが1である場合に、ビット間距離を1とする。このようにして決定した各ビットの距離を加算することにより、画面データ特定部231は、領域Aにおける端末ハッシュ情報と基準ハッシュ情報との間の類似度の影響を、領域Bにおける影響よりも大きくすることができる。
画面データ特定部231は、アプリケーションにおいて画面の種類を特定するために重要な画像が表示される領域の重み係数を大きくしてもよい。例えば、画面データ特定部231は、画面データに応じて定められた各領域の重み係数を用いてハミング距離を算出する。具体的には、画面データ特定部231は、図8(b)に示すように、図8における領域Cに、画面の種別の判定において重要な画像が表示され、領域Dに、さらに重要な画像が表示される場合、図8の白い領域の重み係数を1、領域Cの重み係数を2、領域Dの重み係数を3とする。
画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報と比較する基準ハッシュ情報に対応する基準画面データの種別に応じて、ハミング距離の計算に用いる領域を選択してもよい。例えば、画面データ特定部231は、画面の類似度を判定する際に不要な領域の重み係数を0として、不要な領域に対応するビットを、ハミング距離の計算に用いないようにしてもよい。
[携帯端末1における操作内容の推定]
画面データ特定部231は、特定した画面データの遷移状態に基づいて、携帯端末1における操作内容を推定することもできる。例えば、画面データ特定部231は、特定した基準画面データと、当該基準画面データに対応する端末ハッシュ情報に関連付けられた時刻とに基づいて、携帯端末1における画面遷移内容を推定する。端末ハッシュ情報に関連付けられた時刻は、例えば、端末ハッシュ情報が生成された時刻、又は通信部21が端末ハッシュ情報を受信した時刻である。
画面データ特定部231は、端末ハッシュ情報に関連付けられた時刻に基づいて、複数の端末ハッシュ情報に対応する複数の基準画面データを並べることにより、携帯端末1における画面遷移を再現し、携帯端末1において、どのように画面が遷移したかを推定することができる。例えば、画面データ特定部231は、時刻tから時刻t+aの間、所定のクラスタAに属するハッシュ値hash(A)のログがあった場合、(hash(A),t,t+a)という形式で時系列情報を生成し、生成した時系列情報に基づいて、画面遷移パターンを再現する。
画面データ特定部231は、多数の携帯端末1から送信される、同一のアプリケーションの画面遷移パターンの平均値又は分散等の統計値を算出してもよい。画面データ特定部231は、画面遷移の内容及び統計値を表示したり、他のコンピュータに送信したりしてもよい。なお、画面データ特定部231は、多数の携帯端末1から送信される端末ハッシュ情報に基づいて画面遷移パターンの統計値を算出する際に、所定の数より少ない携帯端末1からしか送信されなかった端末ハッシュ情報を、画面遷移パターンの統計値の算出に使用しないものとしてもよい。
画面特定装置2が、端末ハッシュ情報に基づいて携帯端末1の画面遷移パターンを推定することで、携帯端末1に画面を表示するアプリケーションの設計者が、ユーザがどのようにアプリケーションを使用しているかを把握し、アプリケーションを改良する際に役立つ。また、携帯端末1のユーザにとってみれば、操作画面自体が送信されるのではなく、操作画面に対応する端末ハッシュ情報が送信されるのみであるので、プライバシーが保護され、画面遷移内容を解析されることに対する抵抗感が小さいというメリットがある。
[携帯端末1及び画面特定装置2における処理の流れ]
図9は、携帯端末1及び画面特定装置2における処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、主に携帯端末1における制御部15及び画面特定装置2における制御部23によって行われる。
まず、制御部15は、表示部13に画面を表示している第1のアプリケーションが、画面データを取得する対象のアプリケーションであるか否かを判定する(S11)。制御部15は、表示部13に画面を表示している第1のアプリケーションが、画面データを取得する対象のアプリケーションでないと判定した場合(S11においてNO)、画面データを取得する対象のアプリケーションが実行中になるまでS11の処理を繰り返す。制御部15は、表示部13に画面を表示している第1のアプリケーションが、画面データを取得する対象のアプリケーションであると判定した場合(S11においてYES)、S12に処理を進める。
S12において、制御部15は、表示部13に表示されている画面データを取得する。続いて、制御部15は、画面データを所定の分割領域に分割し(S13)、分割領域ごとに、輝度の平均値を算出する(S14)。続いて、制御部15は、輝度の平均値を閾値と比較することにより、分割領域ごとに量子化値を算出し(S15)、算出した量子化値を並べることにより、端末ハッシュ情報を生成する(S16)。そして、制御部15は、生成した端末ハッシュ情報を、通信部12を介して画面特定装置2に送信する(S17)。
画面特定装置2においては、制御部23は、端末ハッシュ情報を受信すると(S21)、受信した端末ハッシュ情報と複数の基準ハッシュ情報とを比較する(S22)。そして、制御部23は、端末ハッシュ情報と複数の基準ハッシュ情報それぞれとの間のハミング距離を算出し、ハミング距離が所定の値よりも小さい基準ハッシュ情報に対応する基準画面データを特定する(S23)。続いて、制御部23は、特定した基準画面データに基づいて、画面ログ情報を生成する(S24)。以上の手順により、画面特定装置2は、携帯端末1の画面の状態及び画面遷移を特定することができる。
(変形例)
上記の説明においては、携帯端末1が画面特定装置2に対して端末ハッシュ情報を送信し、画面特定装置2が端末ハッシュ情報に基づいて表示されている画面を特定する例について説明したが、これに限らず、携帯端末1が画面特定装置として機能してもよい。例えば、携帯端末1が、基準ハッシュ情報及び基準画面データを記憶部14に記憶しており、携帯端末1の制御部15が画面データ特定部として機能し、第1のアプリケーションが表示している画面に基づいて生成した端末ハッシュ情報と基準ハッシュ情報とを比較することにより、表示されている画面に対応する基準画面データを特定し、表示制御部155が、ユーザに通知する情報を表示部13に表示させてもよい。
また、上記の説明においては、端末ハッシュ情報が、各分割領域の量子化値により構成される例について説明したが、端末ハッシュ情報は、一部の分割領域の量子化値とともに、他の領域の各画素の画素値を含む情報であってもよい。また、分割部153は、画面データにおける位置に応じてサイズが異なる複数の分割領域に画面データを分割してもよい。このようにすることで、表示されている画面における小さな違いに基づいて画面の種別を判定する必要がある場合であっても、画面データ特定部231が高い精度で画面データの種別を特定することができる。
また、上記の説明においては、量子化値が2値データである例について説明したが、量子化値はこれに限らない。例えば、情報生成部152は、複数の閾値を用いることにより、多値の量子化値に基づく端末ハッシュ情報を生成してもよい。
[本実施形態における効果]
以上説明したように、本実施形態においては、携帯端末1が、表示している画面データの特徴を示す端末ハッシュ情報を生成し、画面特定装置2が、受信した端末ハッシュ情報に類似する基準ハッシュ情報に対応する基準画面データを特定する。このようにすることで、画面特定装置2は、任意のアプリケーションによって携帯端末1に表示されている画面の内容に応じて、ユーザに適切な情報を提供することができる。また、画面特定装置2は、受信した端末ハッシュ情報に基づいて画面遷移パターンを再現することにより、ユーザによるアプリケーションの利用傾向を特定することもできる。
また、携帯端末1は、分割領域の輝度又は色度の平均値に基づいて分割領域ごとに量子化値を算出することにより端末ハッシュ情報を生成する。このようにすることで、携帯端末1が、データ量が大きな画面データ自体を送信することなく、画面特定装置2が、携帯端末1に表示された画面の種別を特定することができるので、画面データの保存領域、及び通信量を削減することが可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 携帯端末
2 画面特定装置
11 操作部
12 通信部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
151 取得部
152 情報生成部
153 分割部
154 生成部
155 表示制御部
231 画面データ特定部
232 情報送信部
233 基準データ生成部

Claims (14)

  1. 画面データを表示する画面を有する端末と、前記端末に表示された前記画面データの種別を特定する画面特定装置と、を備え、
    前記端末は、
    前記画面に表示された画面データを取得する取得部と、
    前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する情報生成部と、
    前記端末ハッシュ情報を前記画面特定装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記画面特定装置は、
    前記端末ハッシュ情報を受信する受信部と、
    前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶する記憶部と、
    前記送信部から受信した前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定する画面データ特定部と、
    を有する、画面特定システム。
  2. 前記取得部は、前記端末に前記画面データを表示しているアプリケーションが所定のアプリケーションであることを条件に、前記画面データを取得する、
    請求項1に記載の画面特定システム。
  3. 前記情報生成部は、
    前記画面データを複数の分割領域に分割する分割部と、
    前記複数の分割領域それぞれの輝度又は色度の平均値を所定の閾値と比較することにより量子化値を決定して前記端末ハッシュ情報を生成する生成部と、
    を有する、
    請求項1又は2に記載の画面特定システム。
  4. 前記生成部は、前記画面データに含まれる画素の輝度又は色度の平均値である全体平均値を前記所定の閾値として用いて、前記端末ハッシュ情報を生成する、
    請求項3に記載の画面特定システム。
  5. 前記分割部は、前記画面データにおける位置に応じてサイズが異なる前記複数の分割領域に前記画面データを分割する、
    請求項3又は4に記載の画面特定システム。
  6. 前記画面データ特定部は、前記端末ハッシュ情報と前記基準ハッシュ情報との間のハミング距離に基づいて前記基準画面データを特定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の画面特定システム。
  7. 前記画面データ特定部は、前記複数の分割領域それぞれの前記画面における位置に基づいて重み付けすることにより、前記ハミング距離を算出する、
    請求項6に記載の画面特定システム。
  8. 前記画面データ特定部は、前記基準画面データに応じて、前記ハミング距離の算出に用いる領域を選択する、
    請求項6又は7に記載の画面特定システム。
  9. 前記画面データ特定部は、前記端末ハッシュ情報との間の前記ハミング距離が同一の前記基準ハッシュ情報が複数ある場合、前記端末ハッシュ情報及び前記基準ハッシュ情報に含まれる所定のデータ間のハミング距離に基づいて、前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定する、
    請求項6から8のいずれか1項に記載の画面特定システム。
  10. 前記画面データ特定部は、特定した前記基準画面データと、当該基準画面データに対応する前記端末ハッシュ情報に関連付けられた時刻とに基づいて、前記端末における画面遷移内容を特定する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の画面特定システム。
  11. 前記画面特定装置は、前記端末に表示される前記複数の画面データのうち、類似する複数の画面データの特徴を有する前記基準ハッシュ情報を生成する基準ハッシュ情報生成部をさらに有する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の画面特定システム。
  12. 前記画面特定装置は、前記画面データ特定部が特定した前記基準画面データに関連付けられた表示情報を前記端末に送信する情報送信部をさらに有し、
    前記端末は、前記表示情報を表示部に表示させる表示制御部をさらに有する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の画面特定システム。
  13. 画面に表示された画面データを取得する取得部と、
    前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成する情報生成部と、
    前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する基準ハッシュ情報を記憶する記憶部と、
    前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定する画面データ特定部と、
    を有する、画面特定装置。
  14. 画面データを表示する画面を有する端末に表示された画面の内容を特定する方法であって、
    前記画面に表示された画面データを取得するステップと、
    前記画面データの特徴に対応する端末ハッシュ情報を生成するステップと、
    前記画面に表示される複数の前記画面データの少なくとも一部の画面データと同一又は類似の複数の基準画面データに関連付けて記憶部に記憶された、それぞれの前記基準画面データの特徴に対応する複数の基準ハッシュ情報のうち、前記端末ハッシュ情報と同一又は類似の前記基準ハッシュ情報に対応する前記基準画面データを特定するステップと、
    を有する、画面特定方法。
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