JP2017081431A - 自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪又はペダルといった摺動部に対して潤滑剤を供給することを課題とする。【解決手段】スポークホイールを有する前輪10及び後輪20と、前輪10の上方に位置している舵取りのためのハンドル30と、前輪10と後輪20との中間の上方に位置していてユーザが腰を掛けるサドル40と、自転車を進行させるためのペダル50と、これらの各部を接続するフレーム60とを備える。例えばサドル40の下方には、例えば樹脂製のグリースタンク100が配置される。グリースタンク100には、前輪10及び後輪20の軸部110、及び、ペダル50の軸部120といった摺動部分に適宜供給されるグリースが貯蔵される。【選択図】 図1

Description

本発明は、自転車に関し、特に、車輪又はペダルといった摺動部に対して潤滑剤を供給することができる自転車に関する。

特許文献1には、強度が低下しにくくかつ供給される潤滑剤が抜けにくいとともに内部への潤滑剤の供給が容易な自転車用回転部品が開示されている。この自転車用回転部品は、軸状部材と、前記軸状部材の外周側に配置され前記軸状部材と相対回転自在な筒状部材と、前記軸状部材の外面に設けられた内側部材と、前記筒状部材の内周面に設けられた外側部材と、前記外側部材と内側部材との間に前記両部材に接触可能に配置された複数の転動体と、前記複数の転動体を環状に保持し、かつ前記転動体保持部分の間に内部に潤滑剤を供給可能な潤滑剤通過部が形成されたリング状の保持体とを有し、前記軸状部材と筒状部材とを相対回転自在に支持するための第1軸受部と、を備えている。
特開平11−20771号公報
しかし、特許文献1に開示されている自転車用回転部品は、内装変速バブに対して潤滑剤を供給することは開示されているが、例えば、車輪であるとか、ペダルであるとかに対して、潤滑剤を供給することは検討されていない。
車輪及びペダルは、自転車を使用する際には、ほぼ常に摺動する部位であることから、潤滑剤の消費は、最も多いと考えられるが、この点について、特許文献1では何ら教示されていない。
そこで、本発明は、車輪又はペダルといった摺動部に対して潤滑剤を供給することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、いくつかの摺動部を有する自転車において、
グリースが貯蓄されたグリースタンクと、
前記グリースタンク内のグリースを前記摺動部のいくつかに向けて供給する供給ホースと、
を備え、
前記摺動部は、車輪又はペダルである。
また、前記グリースタンクには、貯蓄されているグリースを前記供給ホースに向けて押し出すポンプを備えることができる。
さらに、前記摺動部は、車輪に付帯するベアリングとしてもよい。
さらにまた、前記供給ホースと前記摺動部との間には、グリースニップルが設けられていてもよい。
またさらに、前記グリースタンクは、自転車本体のサドル付近に位置するとよい。
本発明の実施形態の自転車の模式的な構成を示す側面図である。 図1に示す前輪10及び後輪20の軸部110の概要を示す斜視図である。 図2に示す軸部110の模式的な断面図である。
10 前輪
20 後輪
30 ハンドル
40 サドル
50 ペダル
60 フレーム
70 ポンプ
90 供給ホース
100 グリースタンク
110 軸部
112 円盤部
112a スポーク穴
112b 孔
114 輪軸
114a 外筒部
114b 内筒部
114c 貫通孔
116 連結部
116a ナット部
116b グリースニップル
118 ベアリング
120 軸部
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の自転車の模式的な構成を示す側面図である。図1に示す本実施形態の自転車は、既知のように、スポークホイールを有する前輪10及び後輪20と、前輪10の上方に位置している舵取りのためのハンドル30と、前輪10と後輪20との中間の上方に位置していてユーザが腰を掛けるサドル40と、自転車を進行させるためのペダル50と、これらの各部を接続するフレーム60とに大別される。これらは、いずれの既知の部分であるため、ここではこれ以上は詳述しない。
本実施形態の自転車は、例えばサドル40の下方には、例えば樹脂製のグリースタンク100が配置される。グリースタンク100には、前輪10及び後輪20の軸部110、及び、ペダル50の軸部120といった摺動部分に適宜供給されるグリースが貯蔵される。
また、グリースタンク100には、そこに貯蔵されているグリースを押し出すポンプ70が取り付けられている。ポンプ70によって押出されたグリースは、ゴムチューブなどの供給ホース90を通じて、前輪10及び後輪20の輪部110、及び、ペダル50の軸部120に供給される。
なお、供給ホース90は、フレーム60の外壁に沿って引き回してもよいし、フレーム60内を引き回してもよい。ここでは、前者の例を示しているが、前者の場合と後者の場合とでは、それぞれの利点があるので、自転車の用途などに応じて、いずれを採用するかを決定すればよい。
すなわち、前者の場合には、 供給ホース90をフレーム60内に通すための開口部を形成しなくてよいし、当該開口部を通じてフレーム内に雨などが侵入することを回避できるといったメリットがある。一方、後者の場合には、供給ホース90にユーザの足などがひっかかることがないといったメリットがある。
図2は、図1に示す前輪10及び後輪20の軸部110の概要を示す斜視図である。軸部110は、既知のように、糸車のような外形をしている。軸部110は、一対の円盤部112と、円盤部112の軸心との間で軸心が位置合わせされていてこれらを相互に接続する輪軸114と、輪軸114の両端に位置していて前輪10及び後輪20とフレーム60との連結を実現する連結部116とを備える。
一対の円盤部112は、典型的には、同一構成とされるが、必ずしも同一構成とされていなくてもよい。各円盤部112の外周部には、複数の図示しないスポークの端部が接続される複数のスポーク穴112aが形成されている。また、各円盤部112の中央部には、輪軸114の端部を通すための孔112bが形成されている。
そして、輪軸114の両端部には、各円盤部112が孔112bを通じて取り付けられた後に、それぞれ、連結部116が取り付けられる。連結部116は、円筒状となっており、内部をグリースが進行することができる。
図3は、図2に示す軸部110の模式的な断面図である。図2では軸部110の概要を説明したが、ここでは、具体的構成について説明する。
図3に示すように、各連結部116は、フレーム60の車輪取付部を挟み込む一対のナット部116aを有する。これらのナット部116aは、通常、各々リング形状をしており、一対のナット部116aの隙間は、フレーム60の車輪取付部の幅に応じた間隔とされている。
各連結部116の端部は開口されており、逆止弁構造で概形が略円筒状のピンタイプのグリースニップル116bが、グリースの注出口側から、この開口部分に接続される。グリースニップル116bの直径と軸部116の端部の内径とは、相互にほぼ同じ大きさとされている。これらの接続には、接着剤などを用いることができる。典型的には、グリースニップル116bは、その注出口側に接着剤などが塗布された状態で、軸部116の端部の開口部分に接続される。
また、グリースニップル116bの直径と供給ホース90の内壁の直径とも、相互にほぼ同じ大きさとされている。そして、グリースニップル116bのグリースの注入口側には、供給ホース90が取り付けられる。これらの取り付けにも、接着剤などを用いることができる。典型的には、グリースニップル116bは、その注入口側に接着剤などが塗布された状態で、供給ホース90が取り付けられる。
もっとも、グリースニップル116bと軸部116との接続も、グリースニップル116bと供給ホース90との取り付けも、当該取り付け部分からグリースが漏れないのであれば、接着剤を用いることは必ずしも必要ではなく、圧入などによって実現してもよい。
ここで、グリースニップル116bは、上記のように逆止弁構造とされているため、通常時には、注入側に弁が押し当てられている。したがって、供給ホース90内のグリースが過剰に、軸部110に向けて注出されることはない。
一方、ユーザによってポンプ70が押下されると、グリースタンク100内のグリースが供給ホース90に向けて押し出される。そうすうと、供給ホース90内には所定の圧力がかかり、この圧力によってグリースニップル116bの逆止弁が変位して、閉状態から開状態となる。このため、供給ホース90内のグリースは、当該弁の隙間を通って、軸部110に向けて注出されることになる。
このグリースは、輪軸114内を進行する。輪軸114は、外筒部114aと内筒部114bとを備えており、具体的には、当該グリースは、内筒部114内を進行することになる。また、内筒部114bの例えば中央部分には、いくつかの貫通孔114cが形成されている。
したがって、内筒部114b内を進行したグリースは、貫通孔114を通じて、その外部に向けて進行することになり、ひいては、当該グリースは、内筒部114cと外筒部114aとの間を進行することになる。この下流には、ベアリング118が位置する。したがって、グリースは、最終的には、ベアリング118まで到達する。
このため、例えば、本実施形態の自転車は、その使用によってベアリング118周辺のグリースが蒸発することによって減少したり、経年劣化的にグリースが減少したりするなど、何らかの理由によってグリースが減少した場合には、ユーザは、ポンプ70を押下するだけで、ベアリング118までグリースを供給することが可能となる。
同様に、ユーザは、ペダル50の軸部120についても、ここのグリースが減少したと感じる場合には、ポンプ70を押下するだけで、軸部120へグリースを供給することが可能となる。
なお、軸部110におけるグリース減少量と、軸部120におけるグリース減少量とが顕著に異なる場合もあり得るし、前輪10の軸部110におけるグリース減少量と、後輪20の軸部110におけるグリース減少量とが顕著に異なる場合もあり得る。
したがって、本実施形態の自転車は、ポンプ70とグリースタンク100とを、2系列又は3系列に分け、グリースの減少した系列に係るポンプ70の押下のみをユーザが選択して押下できるようにしてもよい。
また、ポンプ70に代えて供給ホース90内の圧力をセンシングするセンサと、グリースガンとを設け、当該圧力が閾値以下となった場合に、グリースガンをオンするといった自動化としてもよい。

Claims (5)

  1. いくつかの摺動部を有する自転車において、
    グリースが貯蓄されたグリースタンクと、
    前記グリースタンク内のグリースを前記摺動部のいくつかに向けて供給する供給ホースと、
    を備え、
    前記摺動部は、車輪又はペダルである自転車。
  2. 前記グリースタンクには、貯蓄されているグリースを前記供給ホースに向けて押し出すポンプを備える、請求項1記載の自転車。
  3. 前記摺動部は、車輪に付帯するベアリングである、請求項1記載の自転車。
  4. 前記供給ホースと前記摺動部との間には、グリースニップルが設けられている、請求項1記載の自転車。
  5. 前記グリースタンクは、自転車本体のサドル付近に位置する、請求項1記載の自転車。
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