JP2017080106A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊技機に関し、特に流路構造体を備えた遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine, and more particularly to a gaming machine provided with a flow path structure.
従来、遊技機の一例としてのパチンコ機には、遊技球が流下可能な遊技領域を有した遊技盤が搭載されており、遊技盤の遊技領域内には、当りを獲得した場合に実行される大当り遊技中に開放動作される大入賞装置が設けられている。
例えば、特許文献1には、大当り遊技中に大入賞装置に入賞した遊技球を一時的に貯留する貯留箱を備え、当該貯留箱に貯留された遊技球が大当り遊技後に一斉に流れ落ちることにより、遊技者に対して強いインパクトを与えることができる遊技機が開示されている。
Conventionally, a pachinko machine as an example of a gaming machine is equipped with a game board having a game area in which game balls can flow down, and is executed when a win is obtained in the game area of the game board. A big winning device that is opened during the big hit game is provided.
For example,
しかしながら、上記引用文献1の遊技機にあっては、遊技者に対してインパクトを与えることができる時期が大当り遊技後に限られており、大当り遊技前や大当り遊技中に遊技領域内を流下する遊技球についてはこれまでと何ら変わりはなく、大当り遊技前や大当り遊技中における遊技球の流下の態様についても興趣性の高い遊技機が求められている。
However, in the gaming machine of the above cited
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技球の流下の態様により遊技者の興趣性を向上させることができる遊技機を提供する。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a gaming machine that can improve the interest of the player by the manner in which the game balls flow down.
上記課題を解決するための構成として、遊技盤の遊技領域内に一定の間隔で連続して発射され、遊技領域を流下する遊技球を下流側に設けられた大入賞部品に向けて排出する流路構造体を備えた遊技機であって、流路構造体は、当該流路構造体の内部に配設され、流路構造体内に入球した遊技球を振り分ける振分機構と、流路構造体の内部に形成され、振分機構により振り分けられた遊技球を流下させる複数の流路とを備え、複数の流路の流路長が、所定の長さ異なる構成とした。
また、複数の流路の流路長は、流路構造体内に一定の間隔で連続して入球した遊技球の排出時期が実質的に同一となるように設定される構成とした。
また、流路長は、複数の流路のうち、最も短い流路を通過するときの流下時間と、一定の間隔で連続して発射される遊技球の発射間隔とに基づいて設定される構成とした。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
As a configuration for solving the above-mentioned problem, a flow in which game balls that are continuously launched into the game area of the game board at a predetermined interval and flow down the game area are discharged toward a winning component provided on the downstream side. A gaming machine including a road structure, the flow path structure being arranged inside the flow path structure, a distribution mechanism for distributing game balls that have entered the flow path structure, and the flow path structure And a plurality of channels that flow down the game balls distributed by the distribution mechanism, and the channel lengths of the plurality of channels are different from each other by a predetermined length.
Further, the channel lengths of the plurality of channels are set such that the discharge timings of the game balls that have continuously entered the channel structure at regular intervals are substantially the same.
In addition, the flow path length is set based on the flow-down time when passing through the shortest flow path among the plurality of flow paths, and the launch interval of game balls fired continuously at a constant interval It was.
The above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention, and individual configurations constituting the feature group can also be the invention.
上記各構成に係る遊技機によれば、遊技球の流下の態様により遊技者の興趣性を向上させることが可能となる。 According to the gaming machine according to each of the above-described configurations, it is possible to improve the interest of the player by the manner in which the game balls flow down.
以下、図1〜図14を参照し、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。 Hereinafter, the present invention will be described in detail through embodiments of the invention with reference to FIGS. 1 to 14. However, the following embodiments do not limit the invention according to the claims, and are described in the embodiments. Not all combinations of features are essential to the solution of the invention.
[遊技機の全体構成について]
図1,図2に示すように、本実施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ機1は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠2と、この機枠2の側部に軸着され、開閉自在に取り付けられた本体枠3と、当該本体枠3の内側に装着された遊技盤30(図2参照)と、本体枠3の前面に軸着されて開閉自在に取り付けられ、中央に大きく設けられたガラス窓4A及び当該ガラス窓4Aの下方に設けられた受皿6を有するパネル扉4と、本体枠3の下部に配設された図外の発射装置と、パネル扉4の下部に取り付けられたハンドルユニット7と、パネル扉4の左右の上部にそれぞれ設けられたスピーカユニット8を主たる構成として備える。パネル扉4が本体枠3側に閉じられた状態において、パチンコ機1の前方に着座する遊技者からは、パネル扉4に配設されたガラス窓4Aを介して本体枠3内に収容された遊技盤30の遊技領域30A(図2参照)を視認することが可能である。
[About overall configuration of gaming machine]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
受皿6の中央部には、操作機構10が配設される。操作機構10は、後述する演出表示装置500の演出表示部500Aに表示されるカーソル等を移動するためのダイアル部と、ダイアル部の操作によって移動可能となるカーソルと対応する項目を選択する際、或いは演出表示装置500の演出表示部500A上において展開される多様なボタン演出等の際に押下されるボタン部とから構成される。操作機構10は、後述する演出制御装置300(図6参照)と接続されており、プッシュボタン、及びダイアルから出力される信号は、演出制御装置300側に入力する。
An
[遊技盤の構成について]
図2に示すように遊技盤30は、その前面に遊技球が流下する遊技領域30Aを有する。遊技領域30Aは、遊技球が流下可能な空間であって、遊技球を滑走させる外ガイドレール27と内ガイドレール28とによって略円形状となるように区画形成されている。前述の受皿6に収容された遊技球は、遊技者のハンドルユニット7の操作に応じて駆動する発射機構により1個ずつ供給され、遊技領域30Aの左側領域ELに配設された図外の多数の釘や風車によって不規則に誘導されつつ遊技領域30A内を流下する。ここで、ハンドルユニット7の操作により、発射機構の駆動が継続して行われた場合に遊技領域30A内に発射される遊技球の1分間あたりの個数は100個に設定されている。即ち、遊技球は、0.6秒の間隔で遊技領域30Aに打ち出され、遊技領域30A内を流下することとなる。
[About the configuration of the game board]
As shown in FIG. 2, the
図2に示すように、本体枠3内に収容された遊技盤30には、主として演出表示装置500と、後述する複数の入賞部品と、遊技領域30Aの右側領域ERを流下する遊技球が入球可能な流路構造体400とが配設される。
演出表示装置500は、例えば1〜8までの数字、及び特定のキャラクター等からなる演出図柄Sを変動表示可能な液晶表示装置であって、その演出表示部500Aは、遊技盤30の中央部において遊技盤30全体の面積の4分の1程度を占めている。当該演出表示部500Aには、演出図柄Sの他、演出図柄Sの変動表示を伴って、予告演出やリーチ演出等の画像や動画によって表現される多様な演出表示が表示され、遊技者は一般に、演出表示部500A上に表示される演出図柄Sの変動表示や、演出表示を視認しながら遊技を楽しむこととなる。なお、演出表示装置500に対する画像の表示制御は、後述する演出制御装置300によって実行される。
As shown in FIG. 2, the
The
演出表示部500Aの周囲には、遊技球誘導壁部50が前方に向けて突設されている。遊技球誘導壁部50は、演出表示部500Aの上部、及び両側部を取り囲むように延在する壁部である。上述のガラス窓4Aが閉じられた場合において、遊技球誘導壁部50の前端部とガラス窓4Aとは、遊技球の直径未満で接近し、遊技球誘導壁部50で囲まれた内側に遊技球が進入することは不可能とされる。
Around the
また、本実施形態において遊技領域30Aは、概ね左側領域ELと右側領域ERとに区分けされている。左側領域ELは、遊技盤30の左右中心線CLよりも左側の領域であり、当該左側領域ELを流下する遊技球は、矢印X1で示す方向に向かって流下し、その途中に配設される入賞部品に取込まれる。
In the present embodiment, the
一方、右側領域ERは、遊技領域30Aの左右中心線CLよりも右側の領域である。矢印X2で示すように、右側領域ERに到達した遊技球は、遊技球誘導壁部50と外ガイドレール27とにより形成された右側通路32を通って遊技領域30A内を流下し、後述する流路構造体400に達する。ここで、右側領域ERの右側通路32には、上記左側領域ELと異なり、図外の多数の釘や風車等の遊技球の流下を阻害する遊技部品が配設されていない構成である。そのため、右側通路32を流下する遊技球は、釘や風車等によって不規則に誘導されることなく、流路構造体400までまっすぐに流下する。そして、発射機構により0.6秒の間隔で連続的に発射された遊技球は、右側通路32を経由して、約0.6秒毎に流路構造体400へと到達することとなる。なお、本実施形態において遊技球を右側領域ERに打ち出すべき状況は、後述の特別遊技が実行されている状況であり、特別遊技実行中以外の通常時においては、遊技球を左側領域ELに打ち出すことが推奨される。
On the other hand, the right area ER is an area on the right side of the left and right center line CL of the
遊技盤30の盤面には、第1始動部品60、第2始動部品62、大入賞部品64、通過ゲート68及び複数の一般入賞部品66が配設されており、これらの始動部品や入賞部品に遊技球が入球し、各部品内に内蔵されたスイッチ(第1始動口検出スイッチSW1,第2始動口検出スイッチSW2,大入賞口検出スイッチSW3,一般入賞口検出スイッチSW4,ゲート検出スイッチSW5)により検出されると、各入賞部品に対応した所定数の賞球が受皿6に払出される。また、詳細については後述するが、遊技球が第1始動部品60、又は第2始動部品62に入球すると、上記賞球の払出しの他、大入賞部品64を開放動作させ、遊技者にとって有利な状態を醸成する特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)の可否に関する抽選や、当該特別遊技の態様、或いは特別遊技後の遊技状態を決定するための抽選を始めとする各種の抽選が主制御装置200により実行される。即ち、第1始動部品60、又は第2始動部品62への遊技球の入球は、上記各種の抽選を受けるための契機となるものである。
The board surface of the
第1始動部品60は、遊技盤30の左右方向略中央部に配設される。第1始動部品60は、遊技盤30の前面より前方に突出し、上方開口の第1始動口と、第1始動口検出スイッチSW1(図6参照)とを備える。第1始動口を介して内部に取り込まれた遊技球は、内部に配設された第1始動口検出スイッチSW1によって検出される。図6に示すように、第1始動口検出スイッチSW1は、主制御装置200と接続されている。主制御装置200は、第1始動口検出スイッチSW1からの入力信号に基づいて、後述する特別遊技の実行等に関する各種の抽選処理を実行するとともに、入球の対価としての賞球を例えば3個払い出す賞球払出処理等を実行する。なお、本例において第1始動部品60は、上述の左側領域ELを流下する遊技球のみが入球し得る位置に設定されており、右側領域ERを流下する遊技球が入球することはない。
The
また、第2始動部品62は、第1始動部品60よりも下方側であり、かつ、後述するアウト口69よりも上方側に配設される。第2始動部品62は、可動片を有するいわゆる電チュー構造の始動部品である。第2始動部品62は、遊技盤30の背面側に配設されたソレノイドSOL1の駆動によって図2中において破線で示す閉鎖状態又は実線で示す開放状態を取り得る開閉体63を備えており、当該開閉体63の状態に応じて、第2始動部品62への入球の難易が変化するようになっている。具体的には、開閉体63が上下方向に倒伏した閉鎖状態にあっては、第2始動部品62への入球が極めて困難、又は不可能とされる。一方、開閉体63が左右方向に直立した開放状態にあっては、第2始動部品62への入球が容易とされる。
第2始動部品62の第2始動口に入球した遊技球は、内部に配設された第2始動口検出スイッチSW2により検出される。図6に示すように、第2始動口検出スイッチSW2は主制御装置200と接続されており、主制御装置200は、第2始動口検出スイッチSW2からの入力信号に基づいて特別遊技の実行等に関する各種の抽選処理を実行するとともに、入球の対価としての賞球を例えば3個払い出す賞球払出処理を実行する。
Further, the
The game ball that has entered the second start port of the
開閉体63の開放動作は、遊技領域30A内に配設された通過ゲート68への遊技球の通過を契機として主制御装置200により実行される開閉体63の開放動作の可否に関する抽選の結果が当りとなった場合に実行される。
The opening operation of the opening /
遊技領域30Aの左側領域ELの下方には、複数の一般入賞部品66が配設されている。詳細な説明は省略するが、これらの一般入賞部品66に遊技球が入球すると、内部に配設された一般入賞口検出スイッチSW4(図6参照)によって検出され、主制御装置200は、一般入賞口検出スイッチSW4からの検出信号に基づいて賞球を例えば3個払い出す賞球払出処理を実行する。
A plurality of general winning
遊技領域30Aにおける右側領域ERの下方には、大入賞部品64が配設されている。図2に示すように、大入賞部品64は、遊技盤30の前面より前方に突出し、前側が開口した矩形状の入賞口64Aと、大入賞口検出スイッチSW3(図6参照)と、入賞口64Aの前面において開閉動作可能に設けられた開閉体65とを備える。入賞口64Aの開口(大入賞口)に入球した遊技球は、内部に配設された大入賞口検出スイッチSW3により検出される。大入賞口検出スイッチSW3は、主制御装置200と接続されており、主制御装置200は、大入賞口検出スイッチSW3からの検出信号に基づいて賞球を例えば15個払い出す賞球払出処理を実行する。
Below the right area ER in the
開閉体65は、遊技盤30の背面側に配設されたソレノイドSOL2の駆動によって閉鎖状態と開放状態とを取り得る羽根状部材である。開閉体65は、大入賞口の下縁部と平行な軸を中心として前後方向にフラップ状に回動自在に設けられ、遊技盤30の前面と平行に直立した閉鎖状態において大入賞口への遊技球の進入を阻止し、前方に傾動した開放状態において遊技球の大入賞口への進入を許容する。
The opening /
大入賞口内に取り込まれた遊技球は、大入賞部品64内の入賞口64Aの近傍に配設された大入賞口検出スイッチSW3によって検出された後、遊技盤30の背面側より機外に排出される。大入賞部品64の開閉体65は、後述する特図当否抽選の結果が「当り」となった場合に実行される特別遊技中において、主制御装置200によって制御されるソレノイドSOL2の駆動によって開放動作される。
なお、大入賞部品64は、右側領域ERを流下する遊技球のみが入球し得る位置に設定されており、遊技球が右側領域ERを流下し、かつ、特別遊技中において開閉体65が開放動作中である場合に限って入球が可能となる。また、大入賞部品64は、後述するように開閉体65の開放動作1回当りの入賞個数(規定数)が10個と定められているので、大入賞口検出スイッチSW3が10個目の遊技球を検出した時点で開閉体65を閉鎖する設計となっている。
The game ball taken into the big prize opening is detected by the big prize opening detection switch SW3 disposed in the vicinity of the
Note that the winning
遊技領域30Aの左右方向中央最下部には、上記複数の入賞部品のいずれにも入球しなかった遊技球を回収するアウト口69が開設されており、当該アウト口69まで流下した遊技球は、遊技盤30の背部側を経由して外部に排出される。
An out
[流路構造体について]
図3は、流路構造体400を分解して示す斜視図であり、図4は、振分回転体700の外観斜視図である。以下、右側領域ERの右側通路32を流下する遊技球が入球し、当該遊技球を下流側に配設された大入賞部品64に向けて排出する流路構造体400について説明する。
[About channel structure]
3 is an exploded perspective view showing the
図2、図3に示すように、流路構造体400は、大入賞部品64の上方側に配設され、遊技者が内部を通過する遊技球を視認できるように、アクリル樹脂等の透明や半透明の素材により形成されている。流路構造体400は、遊技盤30に固定される基体600と、当該基体600内に収容され、遊技球の流下方向である上下方向に回転可能とされた振分回転体700と、振分回転体700の後方に配設され、振分回転体700の後方への回転を規制する回転規制板770と、基体600の後方側を閉鎖する中間体800と、基体600及び中間体800の後方側に配設される後体850と、基体600の前方を閉鎖する前カバー900とを備え、振分回転体700の下方側に複数の流路(第1の流路〜第3の流路)を有する構造である。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
基体600は、略台形状の箱体であって、その前面には張出部602が形成される。張出部602は、遊技盤30の前面と面一となる平板である。基体600は、張出部602の隅部が図外の固定手段を介して遊技盤30に固定された状態において、遊技盤30の前面側及び背面側に突出することとなる。
The
張出部602の前面602Aには、上記複数の流路の一部を構成する枠板606A;606Bが前方に突出した状態で略階段状に形成されている。枠板606A;606Bは、複数の段部を有しており、上方から下方に向かって互いの幅が拡大するように延長する。基体600の上部には、上流側から流下する遊技球を流路構造体400の内部に取り込み可能な取込口604が開設される。取込口604は、一方の枠板606Aと他方の枠板606Bと後述する前カバー900との間に形成される矩形状の開口であって、遊技球の直径よりも大きい寸法に設定される。
On the
張出部602の前面602Aには、流路の一部を構成する内部板608A;608Bが一方の枠板606Aと他方の枠板606Bとの間に形成される。内部板608Aは、枠板606Aの途中から遊技盤30の幅方向(左右方向)に向かって段状に延長する段部610Aと、当該段部610Aにおける枠板606Aと反対側の端部から上下方向に延長する垂下部610Bと、枠板606Aと垂下部610Bとの間に設けられ、垂下部610Bと同一方向に延長する中間部610Cとにより構成される。また、段部610Aは、流路構造体400の幅方向中央側から枠板606A側に向かって下傾斜するとともに、その途中から遊技盤30の奥行方向(前後方向)に向かって下傾斜する傾斜面として形成され、当該段部610A上を遊技球が転動することとなる。
On the
内部板608Bは、枠板606Bの途中から遊技盤30の幅方向に階段状に延長する段部612Aと、当該段部612Aにおける枠板606Bと反対側の端部から上下方向に延長する垂下部612Bと、枠板606Bと垂下部612Bとの間に設けられ、段部612Aから上下方向に延長する中間部612Cとにより構成される。また、段部612Aは、流路構造体400の幅方向中央側から枠板606B側に向かって下傾斜するとともに、その途中から遊技盤30の奥行方向に向かって下傾斜する傾斜面として形成され、当該段部612A上を遊技球が転動することとなる。
The internal plate 608B includes a
張出部602の後面602Bには、奥行方向に延長し、上記流路の一部を構成する傾斜部620が形成される。傾斜部620は、張出部602の後面602Bから後方側に向かって下方側に延長する部分であって、当該傾斜部620A上を遊技球が転動する。また、傾斜部620は、前端側が内部板608Bの段部610Aと繋がり、後端側が後述する後体850と接続される。なお、図示は省略するが、張出部602の後面602Bには、当該傾斜部620以外にも遊技球を流下させる内部流路が複数形成されている。
On the
一方の枠板606Aと内部板608Aの段部610Aとの間には、第1の流路が形成される。振分回転体700により第1の流路へと振り分けられた遊技球は、段部610A上を流下し、後述する中間体800や後体850を経由して、最終的に垂下部610Bと中間部610Cとの間に形成された排出口まで誘導された後、流路構造体400の下方側に設けられた大入賞部品64に向けて排出される。
また、一方の枠板606Bと内部板608Bの段部612Aとの間には、第2の流路が形成される。振分回転体700により第2の流路へと振り分けられた遊技球は、段部612A上を流下し、基体600内に形成された図外の内部流路を経由して、最終的に垂下部612Bと中間部612Cとの間に形成された排出口まで誘導された後、流路構造体400の下方側に設けられた大入賞部品64に向けて排出される。
また、一方の垂下部610Bと他方の垂下部612Bとの間には、第3の流路が形成される。振分回転体700により第3の流路へと振り分けられた遊技球は、垂下部610B;612B間を流下した後、そのまま流路構造体400の下方側に設けられた大入賞部品64に向けて排出される。そして、上記第1の流路〜第3の流路への振分は、流路構造体400の内部空間640に配設された振分機構としての振分回転体700によって実現される。
A first flow path is formed between one
Further, a second flow path is formed between the one
In addition, a third flow path is formed between one drooping
図3,図4に示すように、振分機構としての振分回転体700は、回転に伴って3つの形態をとり得る振分部706と、振分部706と一体に回転し、振分部706の両側方に突設された軸受704;704と、当該軸受704;704に挿通された軸部702;702とを備える。振分回転体700は、基体600の収容空間640内に軸部702;702を介して収容された状態において、その一部が張出部602の前面602Aよりも前方に突出し、上流から流下する遊技球と衝突することにより所定の角度(本実施形態では120°)ずつ回転し、第1の流路、第2の流路、第3の流路へと順序通りに誘導する。以下、図4(a)〜図4(c)を参照し、第1の流路〜第3の流路に振り分けられるときの振分回転体700について説明する。なお、図4(a)では後述の回転規制板770を図示しているが、図4(b),(c)では振分回転体700の見易さを考慮し、その図示を省略している。
As shown in FIGS. 3 and 4, a sorting
図4(a)は、遊技球を第1の流路に振り分けるときの振分回転体700の斜視図である。同図に示すように、振分回転体700における振分部706の底部には、幅方向の一方側(振分回転体700を前側から見たときに右方向)に下傾斜する第1傾斜面710Aが形成される。第1傾斜面710Aは、直上に位置する流路構造体400の取込口604から取り込まれた遊技球が衝突する部分であって、衝突後の遊技球が幅方向の一方側へ移動しやすい傾斜角度に設定される。第1傾斜面710Aの他方側(前側から見て左側)には、第1傾斜面710Aから上方に向かって凸状に形成された側壁714Aが立設される。側壁714Aは、第1傾斜面710Aに衝突した遊技球の他方側(左側)への移動を阻止する。また、第1傾斜面710Aの一方側の下方側には、U字状の切欠部712Aが形成される。切欠部712Aは、第1傾斜面710Aに衝突した遊技球を第1の流路へと誘導する。
FIG. 4A is a perspective view of the sorting
図4(b)は、遊技球を第2の流路側に振り分けるときの振分回転体700の斜視図であって、図4(a)の状態から矢印Yに示す前方に向かって120°回転した状態である。同図に示すように、振分部706の底部には、幅方向の他方側(振分回転体700を前側から見たときに左方向)に下傾斜する第2傾斜面710Bが形成される。第2傾斜面710Bは、上述の取込口604から取り込まれた遊技球が衝突する部分であって、衝突後の遊技球が他方側へ移動しやすい傾斜角度に設定される。第2傾斜面710Bの一方側(前側から見て右側)には、第2傾斜面710Bから上方に向かって凸状に形成された側壁714Bが立設される。側壁714Bは、第2傾斜面710Bに衝突した遊技球の一方側(右側)への移動を阻止する。また、第2傾斜面710Bの下方側には、U字状の切欠部712Bが形成される。切欠部712Bは、第2傾斜面710Bに衝突した遊技球を第2の流路側へと誘導する。
FIG. 4B is a perspective view of the sorting
図4(c)は、遊技球を第3の流路側に振り分けるときの振分回転体700の斜視図であって、図4(b)の状態から前方に向かって120°回転した状態である。同図に示すように、振分部706の底部には、取込口604から取り込まれた遊技球を受け入れ可能な凹部716Cが形成される。凹部716Cの両側方には、凹部716Cから上方に向かって立ち上がる一対の側壁714C;714Cが立設される。側壁714C;714Cは、凹部716C内の遊技球が一方側及び他方側(左右方向)へ移動することを阻止する。
FIG. 4C is a perspective view of the sorting
図3,図4(a)に示すように、振分回転体700の後方には、回転規制板770が配設される。回転規制板770は、遊技盤30の幅方向である左右方向に延長する略台形状の係止部774を有する。係止部774の前面774Aは、図3中の破線や図4(a)に示すように、係止部774が前方に倒伏した状態において、振分回転体700に形成された係合部720と接触し、振分回転体700が図4に示した矢印Yと反対方向(後方側)に回転することを防止する。
As shown in FIGS. 3 and 4A, a
係止部774の下部には、幅方向に延長する円筒状の開口を有し、互いに離間する一対の軸受778;778が設けられる。軸受778;778には、基体600に形成された図外の支持部によって回転可能に支持される回転軸772;772が挿通される。また、回転軸772;772のうち、一方側(前側から見て左側)の回転軸772には、図外のねじりバネが挿通される。ねじりバネの一方側の端部は、係止部774の側方に配設されたU字状の開口を有するバネ受部776に係止され、他方側の端部は、後述する中間体800の図外のバネ受部に係止されることにより、回転規制板770に前側への付勢力を付与する。これにより、回転規制板770は、通常時に前方に倒伏した状態となり、係止部774の前面774Aが係合部720と接触することによって振分回転体700の後方への回転を規制する。一方、回転規制板770は、振分回転体700による前方側への回転に伴って倒伏した状態から直立した状態に移行し、係止部774の前面774Aと係合部720との接触が解除される。
A pair of
次に、図4を参照して、振分回転体700による遊技球の振分動作について説明する。
図4(a)に示すように、遊技球を第1の流路に振り分ける場合の振分回転体700は、振分部706の第1傾斜面710Aが上方を向いた状態である。また、回転規制板770の係止部774は、ねじりバネの付勢力により振分回転体700側に倒伏し、係止部774の前面774Aが振分回転体700の係合部720に接触する。
Next, with reference to FIG. 4, a game ball distribution operation by the
As shown in FIG. 4A, in the sorting
この状態において、上流から流下した遊技球が流路構造体400の取込口604から内部に取り込まれると、当該遊技球は振分部706の第1傾斜面710Aに衝突することとなる。遊技球の第1傾斜面710Aへの衝突によって振分回転体700が前方に向けて回転を開始すると、回転規制板770は、図3の実線で示すように、倒伏した状態から中間体800側に直立した状態となり、係止部774と係合部720との接触が解除される。第1傾斜面710Aに衝突した遊技球は、振分回転体700の前方への回転に伴って一方側(右側)へ誘導され、切欠部712Aを経由して第1の流路を流下することとなる。そして、振分回転体700が前方に向けて120°回転し終えると図4(b)の状態となる。
つまり、振分回転体700は、図4(a)に示す状態から、回転により図4(b)に示す状態となる過程で遊技球を第1の流路へと振り分ける。
In this state, when the game ball that has flowed down from the upstream is taken in from the
That is, the sorting
図4(b)に示すように、遊技球を第2の流路に振り分ける場合の振分回転体700は、振分部706の第2傾斜面710Bが上方を向いた状態である。また、図示は省略しているが、回転規制板770は、係止部774の前面774Aが振分回転体700の係合部720に接触した状態である。
As shown in FIG. 4B, the sorting
この状態において、上流から流下した遊技球が流路構造体400の取込口604から内部に取り込まれると、当該遊技球は振分部706の第2傾斜面710Bに衝突することとなる。遊技球の第2傾斜面710Bへの衝突によって振分回転体700が前方に向けて回転を開始すると、回転規制板770の係止部774と係合部720との接触が解除される。第2傾斜面710Bに衝突した遊技球は、振分回転体700の前方への回転に伴って振分回転体700の前方への回転に伴って他方側(左側)へ誘導され、切欠部712Bを経由して第2の流路を流下することとなる。そして、振分回転体700が前方に向けて120°回転し終えると図4(c)の状態となる。
つまり、振分回転体700は、図4(b)に示す状態から、回転により図4(c)に示す状態となる過程で遊技球を第2の流路へと振り分ける。
In this state, when the game ball that has flowed down from the upstream is taken in from the
That is, the sorting
図4(c)に示すように、遊技球を第3の流路に振り分ける場合の振分回転体700は、振分部706の凹部720Cが上方を向いた状態である。また、図示は省略しているが、回転規制板770は、係止部774の前面774Aが振分回転体700に形成された図外の係合部に接触した状態である。
As shown in FIG. 4C, the sorting
この状態において、上流から流下した遊技球が流路構造体400の取込口604から内部に取り込まれると、当該遊技球は振分部706に衝突し、凹部720C内に受け止められることとなる。遊技球の振分部706への衝突及び遊技球の荷重によって振分回転体700が前方に向けて回転を開始すると、回転規制板770の係止部774と図外の係合部との接触が解除される。凹部720C内の遊技球は、振分回転体700の前方への回転に伴って、矢印に示す第3の流路を流下することとなる。そして、振分回転体700が前方に向けて120°回転し終えると図4(a)の状態に戻る。
つまり、振分回転体700は、図4(c)に示す状態から、回転により図4(a)に示す状態となる過程で遊技球を第3の流路へと振り分ける。
In this state, when the game ball that has flowed down from the upstream is taken into the
That is, the sorting
図3に戻り、流路構造体400の他の構成について説明する。
同図に示すように、基体600と後体850との間には、基体600の後方側の略全域を覆う台形状の中間体800が配設される。中間体800の上部には、上部壁802が形成される。上部壁802は、振分回転体700の後方側に位置する壁であって、基体600に形成された収容空間640を後方側から閉鎖する。上部壁802の上端には、前方に向かって突設する一対の板片804A;804Bが設けられる。板片804A;804Bは、上方から下方に向かって段部を有しており、互いの幅が拡大するように延長する。また、板片804A;804Bは、基体600の後面側に固定された状態において、基体600の後面上部を閉鎖する。
Returning to FIG. 3, another configuration of the
As shown in the figure, a trapezoidal
上部壁802の下方側には、矩形状の箱状部808が設けられる。箱状部808は、中間体800の幅方向中心付近よりも一方側(前側から見て右側)に位置し、後方が開口する部分である。箱状部808の内部には、端部から中央側に向かって下傾斜するとともに、その途中から奥行方向前側に向かって下傾斜する傾斜面808Aが形成され、当該傾斜面808Aが上述の第1の流路の一部を構成する。傾斜面808Aは、後述する後体850の傾斜面852と繋がる部分であって、後体850から流下する遊技球を箱状部808の前側に開設された開口部808Bを介して第1の流路の排出口へと誘導する。また、箱状部808の側方には、下部壁810が配設される。下部壁810は、中間体800の幅方向中心付近よりも他方側(前側から見て左側)に位置する壁である。下部壁810は、第2の流路の一部を構成する内部板608Bの位置と対応して立設されることにより第2の流路の後方側を閉鎖する。
A rectangular box-shaped
図3に示すように、後体850は、中間体800の後方側に図外の取付手段を介して取付けられる略矩形状の部材である。後体850は、端部から中央側に向かって段状に延長する段部852を有する。段部852は、流路構造体400の幅方向中央側に向かって下傾斜するとともに、その途中から奥行方向前側に向かって下傾斜する傾斜面として形成され、当該段部852が上述の第1の流路の一部を構成する。段部852は、上述の基体600の傾斜部620と繋がる部分であって、基体600側から流下する遊技球を上述の中間体800に形成された傾斜面808Aまで誘導する。段部852の側方には、壁部854が形成される。壁部854は、中間体800に設けられた箱状部808後方側の開口の一部を閉鎖し、傾斜面808Aを流下する遊技球が外方へと転動することを防止する。
As shown in FIG. 3, the
前カバー900は、基体600に設けられた張出部602の前面602Aに対して図外の固定手段を介して固定される平板である。前カバー900は、取込口604から流路構造体400の内部に進入した遊技球の前方への飛び出しを規制する。
The
図5(a)〜図5(c)は、第1の流路〜第3の流路を流下する遊技球の経路を模式的に示す斜視図であり、図5(d)は、流路構造体400内に取り込まれた遊技球が第1の流路〜第3の流路を通過して流路構造体400から排出されるまでの時間(流下時間)を示す表である。以下、振分回転体700に振り分けられた遊技球が流下する第1の流路〜第3の流路の経路について説明する。
FIG. 5A to FIG. 5C are perspective views schematically showing the path of a game ball flowing down the first flow path to the third flow path, and FIG. 10 is a table showing a time (flowing time) until a game ball taken into the
図5(a)に示すように、1個目に入球した遊技球が振分回転体700により第1の流路に振り分けられると、第1の流路を構成する内部板608Aの段部610A、張出部602の後面602Bに設けられた傾斜部620、後体850の段部852、中間体800の傾斜面808A、その他の内部流路を経由して、最終的に垂下部610Bと中間部610Cとの間に形成された第1の流路の排出口に達し、当該排出口から排出される。そして、第1の流路は、第1の流路〜第3の流路のうち、最も長い流路長(流路長さ)に設定される。また、図5(d)に示すように、取込口604から流路構造体400内に取り込まれた遊技球が第1の流路を通過して排出口に到達するまでの時間(流下時間)は、1.4秒である。
As shown in FIG. 5 (a), when the first game ball is distributed to the first flow path by the sorting
図5(b)に示すように、2個目に入球した遊技球が振分回転体700により第2の流路に振り分けられると、第2の流路を構成する内部板608Bの段部612Aや基体600内に形成された図外の内部流路を経由し、最終的に垂下部612Bと中間部612Cとの間に形成された第2の流路の排出口に達し、当該排出口から排出される。そして、第2の流路は、第1の流路よりも短い流路長に設定され、第3の流路よりも長い流路長に設定される。また、図5(d)に示すように、取込口604から流路構造体400内に取り込まれた遊技球が第2の流路を通過して排出口に到達するまでの時間(流下時間)は、0.8秒であり、第1の流路の流下時間よりも0.6秒(遊技球1個の発射間隔分)短縮される。
As shown in FIG. 5B, when the second game ball entered into the second flow path by the sorting
図5(c)に示すように、3個目に入球した遊技球が振分回転体700により第3の流路に振り分けられると、垂下部610Bと垂下部612Bとの間を流下し、第3の流路の排出口から排出される。そして、第3の流路は、第1の流路〜第3の流路のうち、最も短い流路長に設定される。また、図5(d)に示すように、取込口604から流路構造体400内に取り込まれた遊技球が第3の流路を通過して排出口に到達するまでの時間(流下時間)は、0.2秒であり、第1の流路の流下時間よりも1.2秒(遊技球2個の発射間隔分)短縮され、第2の流路の流下時間よりも0.6秒短縮される。
As shown in FIG. 5 (c), when the game ball that has entered the third ball is distributed to the third flow path by the sorting
ここで、第1の流路の流路長及び第2の流路の流路長は、第1の流路〜第3の流路のうち、その長さが最も短い第3の流路を通過するときの流下時間(0.2秒)と、発射機構の駆動が継続して行われた場合に一定の間隔で連続して発射される遊技球の発射間隔(0.6秒)とに基づき、当該一定の間隔で連続して入球した遊技球の排出時期が実質的に同一となるように設定される。
より具体的には、第1の流路の流下時間は、第3の流路を遊技球が通過したときの流下時間である0.2秒に、2個分の遊技球の発射間隔である1.2秒(0.6秒×2個)を加算した1.4秒となる。そして、第1の流路は、当該第1の流路内を1.4秒間流下するのに必要な流路長に設定される。
また、第2の流路の流下時間は、第3の流路を遊技球が通過したときの流下時間である0.2秒に、1個分の遊技球の発射間隔である0.6秒を加算した0.8秒となる。そして、第2の流路は、当該第2の流路内を0.8秒間流下するのに必要な流路長に設定される。
Here, the channel length of the first channel and the channel length of the second channel are the third channel having the shortest length among the first channel to the third channel. The flow-down time when passing (0.2 seconds) and the firing interval (0.6 seconds) of game balls that are continuously fired at constant intervals when the launch mechanism is driven continuously Based on this, the discharge timings of the game balls continuously entered at the predetermined interval are set to be substantially the same.
More specifically, the flow-down time of the first flow path is the firing interval of two game balls in 0.2 seconds, which is the flow-down time when the game ball passes through the third flow path. It is 1.4 seconds obtained by adding 1.2 seconds (0.6 seconds × 2). The first flow path is set to a flow path length necessary for flowing down the first flow path for 1.4 seconds.
In addition, the flow time of the second flow path is 0.2 seconds, which is the flow time when the game ball passes through the third flow path, and 0.6 seconds, which is the firing interval of one game ball. Is 0.8 seconds. Then, the second flow path is set to a flow path length necessary for flowing down within the second flow path for 0.8 seconds.
各流路の流路長が上記のように設定された場合に、大当り遊技中に右側領域ERに0.6秒間隔で連続的に打ち出された遊技球は、右側通路32を経由して、流路構造体400へと到達し、取込口604から流路構造体400の内部に取り込まれる。1個目の遊技球が流路構造体400内に取り込まれると、振分回転体700により第1の流路に振り分けられ、第1の流路を流下することとなるが、取込口604から第1の流路の排出口まで流下するのに1.4秒必要であるため、1個目の遊技球が第1の流路を流下中に2個目の遊技球及び3個目の遊技球が流路構造体400に取り込まれることとなる。
また、2個目の遊技球が流路構造体400内に取り込まれると、振分回転体700により第2の流路に振り分けられ、第2の流路を流下することとなるが、取込口604から第2の流路の排出口まで流下するのに0.8秒必要であるため、2個目の遊技球が第2の流路を流下中に3個目の遊技球が流路構造体400に取り込まれることとなる。
また、3個目の遊技球が流路構造体400内に取り込まれると、振分回転体700により第3の流路に振り分けられ、第3の流路を流下することとなるが、取込口604から第3の流路の排出口まで流下するのに0.2秒であるため、流路構造体400内に取り込まれた後、すぐに排出されることとなる。そして、3個目に取り込まれた遊技球が流路構造体400内から排出されるタイミングと略同期して、1個目の遊技球及び2個目の遊技球も流路構造体400内から排出される。つまり、流路構造体400に断続的に入球した遊技球の排出時期が、第1の流下〜第3の流路を通過することにより、実質的に同一となる。
When the channel length of each channel is set as described above, the game balls that are continuously launched into the right region ER during the big hit game at intervals of 0.6 seconds pass through the
Further, when the second game ball is taken into the
Further, when the third game ball is taken into the
即ち、流路構造体400は、1個目に取り込まれた遊技球が流路構造体400内で1.4秒間滞留することにより、2個目の遊技球が発射されるまでの0.6秒間と第2の流路を流下する0.8秒間との時間差を吸収し、3個目の遊技球が発射されるまでの1.2秒間と第3の流路を流下する0.2秒間との時間差を吸収する。また、流路構造体400は、2個目に取り込まれた遊技球が流路構造体400内で0.8秒滞留することにより、3個目の遊技球が発射されるまでの0.6秒間と第3の流路を流下する0.2秒間との時間差を吸収する。
つまり、本実施形態に係る流路構造体400は、一定の時間間隔を有して発射され、1個ずつ断続的に入球した遊技球を流路長の異なる第1の流路〜第3の流路をそれぞれ通過させることにより、その排出時期を実質的に同一とするものである。このような流路構造体400により、一定の間隔で個別に入球した遊技球を大入賞部品64の大入賞口に向けて一斉に排出させることによって、遊技領域内を流下する遊技球の流下の態様により遊技者に対して強いインパクトを与えることができ、興趣性の高い遊技機を提供することが可能となる。
That is, the
That is, the
また、右側通路32には遊技球の流下を阻害する遊技部品が存在しないことから、右側領域ERに連続的に打ち出された遊技球は、釘や風車等の流下を阻害する遊技部品によって不規則に誘導されることなく真っすぐに流下するので、遊技球の発射間隔である0.6秒毎に規則的に流路構造体400内に取り込まれることとなり、流路構造体400から排出されるタイミングにズレが生じることを防止可能である。
Further, since there are no gaming parts that hinder the flow of game balls in the
以下、図2を参照し、遊技盤30に配設された他の部品について説明する。
遊技盤30の遊技領域30Aの外方には、第1特別図柄表示装置35A、第2特別図柄表示装置35B、第1特別図柄保留表示装置36A、第2特別図柄保留表示装置36B、普通図柄表示装置37、及び普通図柄保留表示装置38が設けられている。各表示装置は、遊技の進行状況に応じて主制御装置200によって制御され、その表示の変化によって遊技状況を遊技者に報知する。
Hereinafter, with reference to FIG. 2, other components arranged on the
Outside the
[パチンコ機の内部構成について]
図6は、パチンコ機1の制御を担う制御手段の構成を示すブロック図である。同図に示すように、パチンコ機1は、主として遊技全般に係る基本動作を制御する主制御装置200と、主として賞球の払出動作を制御する払出制御装置250と、主として遊技球の発射を制御する発射制御装置260と、前述の演出表示装置500やその他の演出機器を制御する演出制御装置300とを備える。
[Internal configuration of pachinko machine]
FIG. 6 is a block diagram illustrating a configuration of a control unit that controls the
主制御装置200は、(メイン)CPU200a、(メイン)ROM200b、及び(メイン)RAM200cを備えてなる。主制御装置200は、CPU200aが、各検出スイッチやタイマからの入力に対応してROM200bに予め格納されたプログラムを読み出して、当該プログラムに従った演算処理を行ったり、主制御装置200に接続された上述の各装置を直接的に制御したり、他の制御装置に対して多様な制御コマンドを送信する。また、このときRAM200cは、CPU200aの演算処理時におけるワークエリアとして機能し、演算に必要な各種のデータやコマンドを一時的に保持する。
The
図6に示すように、主制御装置200には、第1始動部品60への遊技球の入球を検出する第1始動口検出スイッチSW1、第2始動部品62への遊技球の入球を検出する第2始動口検出スイッチSW2、大入賞部品64への遊技球の入球を検出する大入賞口検出スイッチSW3、複数の一般入賞部品66への遊技球の入球を検出する一般入賞口検出スイッチSW4、及び通過ゲート68への遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチSW5が接続されており、各検出スイッチから出力される検出信号が主制御装置200側に入力する。
As shown in FIG. 6, the
また、主制御装置200には、前述の第2始動部品62に設けられた開閉体63を開閉動作させるためのソレノイドSOL1、及び大入賞部品64に設けられた開閉体65を開閉動作させるためのソレノイドSOL2が接続され、これらのソレノイドSOL1,SOL2が主制御装置200によって直接的に制御される。また、主制御装置200には、第1特別図柄表示装置35A、第2特別図柄表示装置35B、第1特別図柄保留表示装置36A、第2特別図柄保留表示装置36B、普通図柄表示装置37、及び普通図柄保留表示装置38が接続されており、これらの表示装置が主制御装置200によって直接的に制御される。
The
主制御装置200には、払出制御装置250、及び演出制御装置300が接続されている。払出制御装置250は、主制御装置200と同様に不図示のCPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータであって、主制御装置200と一方向通信可能に接続されている。また、払出制御装置250には、外部情報出力端子板251が接続されている。外部情報出力端子板251は、主制御装置200(CPU200a)及び払出制御装置250(払出CPU)から出力された遊技の進行に関する種々の情報をパチンコ機1の設置店等に設けられたホストコンピュータ側に送信する。
A
また、払出制御装置250には、遊技者に対して賞球を払い出すための払出モータ252、及び賞球数計数スイッチ253が接続されている。払出制御装置250は、主制御装置200から送信される払出コマンドに含まれる賞球数情報に基づいて所定の賞球数が払い出されるように払出モータ252を制御する。当該払出モータ252の駆動により払い出された賞球は、賞球数計数スイッチ253により検出され、払出制御装置250側において、適正な賞球数が払い出されたかが把握される。また、払出制御装置250には、この他、受皿6に許容数以上の遊技球が貯留されていることを検知する皿満タン検出スイッチ254や、本体枠3の扉が開放していることを検知する扉開放検出スイッチ255等の各種のスイッチが接続される。
Further, the
発射制御装置260には、ハンドルユニット7内に搭載されたタッチセンサ261、発射ボリューム262、図外の発射機構内に受皿6に貯留された遊技球を送り込む球送りモータ263、及び発射機構内に格納された球発射モータ264が接続されている。発射制御装置260は、主制御装置200から払出制御装置250を経由した発射許可信号の入力及びタッチセンサ261からの入力などに基づいて、遊技者によるハンドルユニット7の操作量に応じて変化する発射ボリューム262からの入力信号に基づいて、球発射モータ264を制御し、受皿6に貯留された遊技球を所定の発射力により遊技領域30A内に打ち出す。なお、上述の通り、球発射モータ264の駆動により打ち出される遊技球の発射間隔は、約0.6秒に設定されている。従って、遊技者によるハンドルユニット7の操作が継続的に行われている場合、遊技領域30A内には、0.6秒の間隔で遊技球が順次進入し、1分間当たり約100球の遊技球が流下することとなる。
The
演出制御装置300は、遊技進行中や待機中における各種の演出を制御する。
演出制御装置300は、(サブ)CPU300a、(サブ)ROM300b、(サブ)RAM300cを備えてなり、主制御装置200に対して、主制御装置200から演出制御装置300に対してのみ通信(一方向通信)が可能なように接続されている。当該演出制御装置300は、主制御装置200から送信される演出に関する各種の制御コマンドや内部タイマからの入力信号に基づいて、ROM300bに予め格納されたプログラムを読み出して、当該プログラムに従った演算処理を行い、演出制御装置300に接続された演出表示装置500の演出表示部500A、遊技進行中における楽曲や効果音などの音声をスピーカユニット8から出力させる音声出力制御、或いは遊技盤30及びパネル扉4等の各所に配設された発光体(LED)57を多様なパターンにより発光させる発光制御等を実行する。このときRAM300cは、CPU300aの演算処理時におけるワークエリアとして機能し、演算に必要な各種のデータや、コマンド等を一時的に保持する。
The
The
また、演出制御装置300は、CPU300aと接続され、当該CPU300aより送信される画像表示に係る各種の内部コマンドを受信して演出表示部500Aに多様な画像を表示するためのVDP、及び上記画像表示処理中に必要な各種のデータ等を一時的に保存するVRAM、音声制御のための音声合成LSI等、各種制御に必要なハードウェアを備えている。また、演出制御装置300には、遊技者の任意に操作可能な前述の操作機構10が接続されており、例えば当該操作機構10の操作タイミングに合せて前述の各制御を実行し、操作機構10の操作タイミングに従った所定の演出を表現することが可能である。
In addition, the
また、図示は省略するが、上述の各制御装置には電源供給装置が接続されており、当該電源供給装置に設けられた電源スイッチの操作により、遊技設置店側の外部電源から電源が供給され、該外部電源を各制御装置の動作に必要な電源として生成し、各制御装置に生成した電源を供給することで各制御装置が起動する。また、電源供給装置には、コンデンサ等のバックアップ用電源が搭載されており、断電時においては当該バックアップ用電源から主制御装置200及び払出制御装置250に対して電力が供給され、これら2つの制御装置のRAMに格納された各種のデータやコマンドが保持される。また、電源供給装置には、演出制御装置300に対する専用のバックアップ用電源も搭載されており、断電時においては当該専用のバックアップ用電源からの電力供給によりRAMに格納された各種のデータやコマンドの一部が別途搭載されたバックアップ用RAMに格納される。
Although not shown, a power supply device is connected to each of the above-described control devices, and power is supplied from an external power source on the game installation store side by operating a power switch provided in the power supply device. The external power source is generated as a power source necessary for the operation of each control device, and each control device is activated by supplying the generated power source to each control device. Further, the power supply device is equipped with a backup power source such as a capacitor, and when the power is cut off, power is supplied from the backup power source to the
以下、上記構成からなるパチンコ機1の遊技の流れと主要な制御処理について概説する。
遊技者のハンドルユニット7の操作により遊技球が前述の第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、主制御装置200では特別遊技(いわゆる大当り遊技)の実行可否に関する抽選(以下、特図当否抽選という)、特別図柄の種類を決定する抽選(以下、特図種別決定抽選という)、特別図柄の変動パターン(変動時間)を決定する抽選(以下、特図変動パターン決定抽選という)等の種々の抽選を実行する。
Hereinafter, an outline of the game flow and main control processing of the
When a game ball enters the
そして、上記抽選のうち、特図当否抽選の結果が「大当り」又は「小当り」である場合には、前述の大入賞部品64の開閉体65を開放動作させ、遊技球の入球を容易とする特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を実行する。以下、各抽選の概要について説明する。
When the result of the lottery drawing is “big hit” or “small hit”, the opening /
まず、遊技球が第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、特図当否抽選において参照される特図当否判定乱数や、特図種別決定抽選において参照される特図種別決定乱数、特図変動パターン決定抽選において参照される変動パターン決定乱数等の種々の乱数が同時に取得され、当該取得された乱数がRAM200cの保留記憶領域に格納される。なお、以下の説明においては、第1始動部品60への入球を契機として取得される上記種々の乱数を特1保留といい、第2始動部品62への入球を契機として取得される上記種々の乱数を総称して特2保留という場合がある。また、特1保留及び特2保留を総称して始動情報という。
First, when a game ball enters the first starting
上記保留記憶領域は、特1保留、及び特2保留をそれぞれ独立して記憶可能な第1特図保留記憶領域と第2特図保留記憶領域とを備えている。第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1記憶部〜第4記憶部)を有している。 The reserved storage area includes a first special figure reserved storage area and a second special figure reserved storage area in which special 1 reserved and special 2 reserved can be stored independently. Each of the first special figure reservation storage area and the second special figure reservation storage area has four storage units (first storage unit to fourth storage unit).
そして、第1始動部品60に遊技球が入球すると、特1保留を第1特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶し、第2始動部品62に遊技球が入球すると、特2保留を第2特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。ただし、第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域に記憶可能な特1保留数および特2保留数は、それぞれ4つに設定されており、各保留記憶領域の上限を超えて保留数が増加することはない。
When a game ball enters the
[特図当否抽選について]
図7は、特図当否抽選に係る処理において参照される特図当否判定テーブルTBの概要を示す図である。遊技球が第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、0〜65535の範囲から1つの特図当否判定乱数が取得される。
[About the special drawing lottery]
FIG. 7 is a diagram showing an outline of the special figure success / failure determination table TB referred to in the processing related to the special figure success / failure lottery. When the game ball enters the first starting
図7に示すように、特図当否判定テーブルTBは、遊技状態が特図低確率であり、特図当否判定乱数が第1始動部品60の入球に基づいて取得された場合に参照される低確率用特図当否判定テーブルTB1Aと、遊技状態が特図低確率であり、特図当否判定乱数が第2始動部品62の入球に基づいて取得された場合に参照される低確率用特図当否判定テーブルTB1Bと、遊技状態が特図高確率であり、特図当否判定乱数が第1始動部品60の入球に基づいて取得された場合に参照される高確率用特図当否判定テーブルTB2Aと、遊技状態が特図高確率であり、特図当否判定乱数が第2始動部品62の入球に基づいて取得された場合に参照される高確率用特図当否判定テーブルTB2Bとに細分化されている。
As shown in FIG. 7, the special figure success / failure determination table TB is referred to when the gaming state has a special figure low probability and the special figure success / failure determination random number is acquired based on the entrance of the
各特図当否判定テーブルTBには、0〜65535までの特図当否判定乱数に対応する判定結果(「大当り」、「小当り」、「ハズレ」)が規定されている。例えば、低確率用特図当否判定テーブルTB1A;TB1Bが参照された場合に判定結果が「大当り」となる確率は、約199分の1であり、「小当り」となる確率は約100分の1である。
これに対して、高確率用特図当否判定テーブルTB2A;TB2Bが参照された場合に判定結果が「大当り」となる確率は、低確率用特図当否判定テーブルTB1A;TB1Bの10倍の約19.9分の1であり、「小当り」となる確率は約100分の1である。そして、上記取得された特図当否判定乱数が、「大当り」と対応する乱数である場合は判定結果が大当りとなり、「小当り」と対応する乱数である場合は判定結果が小当りとなり、「ハズレ」と対応する乱数である場合は判定結果がハズレと判定される。なお、判定結果が「小当り」である場合に実行される小当り遊技では、判定結果が「大当り」である場合に実行される大当り遊技と同様に、大入賞部品64の大入賞口64Aを開放する小当り遊技が実行されるものの、その開放パターンが「大当り遊技」における開放パターンよりも得られる賞球が少ないパターンとなる。
In each special figure success / failure determination table TB, determination results (“big hit”, “small hit”, “lost”) corresponding to special figure success / failure random numbers from 0 to 65535 are defined. For example, when the low-probability special chart success / failure determination table TB1A; TB1B is referenced, the probability that the determination result is “big hit” is about 1/199, and the probability of “small hit” is about 100 minutes. 1.
On the other hand, when the high-probability special figure success / failure determination table TB2A; TB2B is referred to, the probability that the determination result is “big hit” is about 19
以上のとおり、特図低確率状態とは、上記特図当否抽選において低確率用特図当否判定テーブルTB1A;TB2Aを参照して抽選結果を判定する遊技状態である。一方、特図高確率状態とは、特図当否抽選において高確率用特図当否判定テーブルTB1B;TB2Bを参照して抽選結果を判定する遊技状態であり、特図低確率状態と比べて判定結果が「大当り」となり易く、前述の特別遊技(大当り遊技)を獲得し易い状態であると言える。
そして、上記特図当否判定乱数及び特図当否判定テーブルTBに基づいて、特別遊技の可否に関する所定の抽選結果(「大当り」、「小当り」、「ハズレ」)を決定する特図当否抽選に係る処理を実行するCPU200aが、本実施形態における当否抽選手段に相当する。
As described above, the special figure low probability state is a gaming state in which the lottery result is determined with reference to the low probability special figure success / failure determination table TB1A; On the other hand, the special figure high probability state is a gaming state in which the lottery result is determined with reference to the high probability special figure success / failure determination table TB1B; TB2B in the special figure success / failure lottery. Can easily become “big hit”, and it can be said that the above-mentioned special game (big hit game) is easily obtained.
Then, based on the special figure success / failure determination random number and the special figure success / failure determination table TB, a special lottery determination lottery for determining a predetermined lottery result (“big hit”, “small hit”, “losing”) regarding whether special games are possible or not is performed. The
[特図種別決定抽選について]
図8は、特図種別決定抽選に係る処理において参照される特図種別決定テーブルTBの概要を示す図である。同図に示すように、特図種別決定テーブルTBは、特図種別決定乱数が第1始動部品60への入球を契機として取得され、前述の特図当否抽選の結果が「大当り」である場合に参照される特図種別決定テーブルTB1と、特図種別決定乱数が第2始動部品62への入球を契機として取得され、前述の特図当否抽選の結果が「大当り」である場合に参照される特図種別決定テーブルTB2と、前述の特図当否抽選の結果が「小当り」である場合に参照される特図種別決定テーブルTB3と、特図当否抽選の結果がハズレである場合に参照される特図種別決定テーブルTB4とに細分化される。
[Special drawing type determination lottery]
FIG. 8 is a diagram showing an outline of the special figure type determination table TB referred to in the process related to the special figure type determination lottery. As shown in the figure, in the special figure type determination table TB, a special figure type determination random number is acquired when the
第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、例えば0〜99の範囲から1つの特図種別決定乱数が取得される。図8に示すように、特図種別決定テーブルTB1又は特図種別決定テーブルTB2には、0〜99までの特図種別決定乱数に対応する特別図柄種別が所定の割合(選択率)で規定されている。例えば、特図種別決定テーブルTB1が参照され、取得された特図種別決定乱数が0〜59の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Aとして決定され、60〜89の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Bとして決定され、90〜99の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Cとして決定される。つまり、第1始動部品60への入球を契機とする特図当否抽選の判定結果が「大当り」となり、特図種別決定テーブルTB1が参照された場合の大当り図柄A、大当り図柄B、大当り図柄Cの選択率は、それぞれ60%、30%、10%となる。
When entering the
また、例えば、特図種別決定テーブルTB2が参照され、取得された特図種別決定乱数が0〜29の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Aとして決定され、30〜59の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Bとして決定され、60〜99の範囲である場合には、特図種別が大当り図柄Cとして決定される。つまり、第2始動部品62への入球を契機とする特図当否抽選の判定結果が「大当り」となり、特図種別決定テーブルTB2が参照された場合の大当り図柄A、大当り図柄B、大当り図柄Cの選択率は、それぞれ30%、30%、40%となる。
Also, for example, when the special figure type determination table TB2 is referred and the acquired special figure type determination random number is in the range of 0 to 29, the special figure type is determined as the jackpot symbol A and the range of 30 to 59 If it is, the special figure type is determined as a jackpot symbol B, and if it is in the range of 60 to 99, the special figure type is determined as a jackpot symbol C. In other words, the determination result of the special figure winning / losing lottery triggered by entering the second starting
また、特図当否抽選の結果が「小当り」である場合に特図種別決定テーブルTB3が参照されると、特図種別決定乱数の範囲に関わらず特図種別が無条件に、特図種別が小当り図柄Zとして決定される。 If the special figure type determination table TB3 is referred to when the result of the special figure win / loss lottery is “small hit”, the special figure type is unconditionally regardless of the range of the special figure type determination random number. Is determined as the small hit symbol Z.
また、特図当否抽選の結果が「ハズレ」である場合に特図種別決定テーブルTB4が参照されると、特図種別決定乱数の範囲に関わらず特図種別が無条件に、ハズレ図柄X(特別図柄X)に決定される。 If the special figure type determination table TB4 is referred to when the result of the special figure win / loss lottery is “losing”, the special figure type is unconditionally regardless of the range of the special figure type determining random number, and the lost symbol X ( Special symbol X).
[特図変動パターン決定抽選について]
図9(a)は、上記特図変動パターン決定抽選において参照される変動パターン決定テーブルTBの一例を示す図である。第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、例えば0〜99の範囲から1つの変動パターン決定乱数が取得され、変動パターン決定テーブルTB1〜変動パターン決定テーブルTB3の中から取得した変動パターン決定乱数に対応する変動パターン番号が決定される。
[Special drawing variation pattern determination lottery]
FIG. 9A shows an example of the variation pattern determination table TB referred to in the special figure variation pattern determination lottery. When entering the
本実施形態において変動パターン決定テーブルは、現在の遊技状態が「普図低確率」である場合に参照される変動パターン決定テーブルTB1と、現在の遊技状態が「普図高確率」である場合に参照される変動パターン決定テーブルTB2と、現在の遊技状態に関わらず、特図当否抽選の結果が「小当り」である場合に参照される変動パターン決定テーブルTB3とに細分化される。第1始動部品60又は第2始動部品62に入球すると、例えば0〜99の範囲から1つの変動パターン決定乱数が取得され、上記いずれかの変動パターン決定テーブルTBから変動パターン決定乱数に対応する1の変動パターン番号が決定される。
In the present embodiment, the variation pattern determination table includes a variation pattern determination table TB1 that is referred to when the current gaming state is “ordinary low probability”, and a case where the current gaming state is “ordinary probability high”. The variation pattern determination table TB2 to be referred to is subdivided into the variation pattern determination table TB3 to be referred to when the result of the special figure winning / not-lotting lottery is “small hit” regardless of the current gaming state. When entering the
同図に示すように、変動パターン決定テーブルTB1,TB2には、前述の抽選により決定された特図当否抽選の結果(特図判定結果)、及び保留記憶数に応じて、変動パターン決定乱数に対応する変動パターン番号(例えば「01H」)が規定されている。
また、変動パターン決定テーブルTB3は、前述の抽選により決定された特図当否抽選の結果が「小当り」であるに参照されるテーブルであって、変動パターン決定乱数に関わらず、特図種別(小当り図柄Z)に対応するように1の変動パターン番号(図示の例では「09H)が規定されている。なお、特に変動パターン決定テーブルTB1,TB2は例示であり、例えば、特図当否抽選の結果、及び保留記憶数に加えて特図種別によって異なる変動パターン番号が決定される構成としてもよい。
As shown in the figure, in the variation pattern determination tables TB1 and TB2, the variation pattern determination random numbers are stored in accordance with the result of the special figure success / failure lottery determined by the lottery (the special figure determination result) and the number of reserved memories. A corresponding variation pattern number (for example, “01H”) is defined.
The variation pattern determination table TB3 is a table that is referred to when the result of the special figure determination lottery determined by the above-mentioned lottery is “small hit”, and the special pattern type ( A variation pattern number of 1 (“09H in the illustrated example) is defined so as to correspond to the small hit symbol Z. In particular, the variation pattern determination tables TB1 and TB2 are only examples, for example, a special-design lottery lottery. In addition to the result and the number of reserved memories, a different variation pattern number may be determined depending on the special figure type.
図9(b)に示すように、変動パターン決定テーブルTB1,TB2,TB3に規定された各変動パターン番号には、変動時間(秒)が対応付けられている。同図に示す変動時間は、第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35B上で表示される特別図柄の変動表示時間、及び演出表示部500A上で特別図柄の変動表示と略同期して変動表示される演出図柄Sの変動時間、及び当該演出図柄Sの変動に伴って表示される変動演出の時間となる。本実施形態において、変動パターン決定テーブルTB1〜TB3に規定された変動パターン番号に対応する変動時間は、例えば最短で1.5秒、最長で150秒に設定されている。また、遊技状態が普図高確率である場合には、変動パターン決定テーブルTB2が参照されることにより、特別図柄の1回の変動時間(平均変動時間)が普図低確率である場合よりも大幅に短縮(例えば3分の1)され、遊技効率が向上する。
As shown in FIG. 9B, the variation time (seconds) is associated with each variation pattern number defined in the variation pattern determination tables TB1, TB2, and TB3. The variation time shown in the figure is substantially synchronized with the variation display time of the special symbol displayed on the first special
上記いずれかの変動パターン決定テーブルTB1〜変動パターン決定テーブルTB3から、変動パターン番号が決定されると、変動パターン番号、及び変動時間に関する情報(変動時間情報)を含む変動パターンコマンドが演出制御装置300側に送信され、演出図柄Sの変動表示とともに、各変動パターン番号に従った種々の演出を表現する変動演出が演出表示部500A上に表示されることとなる。
When the variation pattern number is determined from any one of the variation pattern determination table TB1 to the variation pattern determination table TB3, the variation pattern command including the variation pattern number and information about the variation time (variation time information) is output to the
主制御装置200は、変動パターンコマンドの送信と同時に第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bを制御し、いずれかの表示装置上において特別図柄の変動表示を開始させる。その後、主制御装置200は、上記変動表示時間が経過したことに基づいて、第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bを制御して特別図柄の変動を停止させるとともに、演出制御装置300側に後述する特図停止指定コマンドを送信し、演出表示部500A上において変動表示される演出図柄Sの変動を停止させる。
The
以上説明したとおり、主制御装置200は、特別図柄の変動開始時に上述の特図当否抽選、特図種別決定抽選、及び特図変動パターン決定抽選を実行し、特別図柄及び演出図柄Sの最終的な停止の態様によって、特別遊技実行の可否と関連する特図当否抽選の結果を報知する。また、以下、これら特別遊技の実行に関わる各種の抽選処理を総称して特図遊技という場合がある。なお、一般的に遊技者は、特別図柄の変動表示と同期して変動表示される演出図柄Sの停止態様によって特図当否抽選の結果を認識することとなる。
As described above, the
[特別遊技について]
図10は、前述の特図当否抽選の判定結果が「大当り」又は「小当り」となり、遊技者にとって有利な特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)が実行される場合に参照される特別遊技制御テーブルTBの概要を示す図である。この特別遊技制御テーブルTBには、特別遊技を制御するための各種データが記憶されており、特別遊技中は、当該テーブルを参照して開閉体65を開閉動作させるソレノイドSOL2が駆動制御される。なお、特別遊技制御テーブルTBは、特図種別ごとに複数設けられており、決定された特図種別に応じて、対応するテーブルが特別遊技の開始時にセットされるが、ここでは1つのテーブルに全ての特図種別に対応する制御データを示す。
[About special games]
FIG. 10 shows a special game that is referred to when a special game advantageous to the player (a big game or a small game) is executed when the determination result of the special figure winning / losing lottery is “big hit” or “small hit”. It is a figure which shows the outline | summary of control table TB. Various data for controlling the special game is stored in the special game control table TB. During the special game, the solenoid SOL2 that opens and closes the opening /
特別遊技は、大入賞口64Aが所定回数(本例では1回)開閉される複数回のラウンド遊技で構成されている。特別遊技制御テーブルTBには、オープニング時間(最初のラウンド遊技が開始されるまでの待機時間)、特別電動役物最大作動回数(1回の特別遊技中に実行されるラウンド遊技の回数)、特別電動役物開閉切替回数(1ラウンド(R)中の大入賞口64Aの開放回数)、ソレノイド通電時間(大入賞口64Aの開放回数ごとのソレノイドSOL2の通電時間、すなわち、1回の大入賞口64Aの開放時間)、規定数(1回のラウンド遊技における大入賞口64Aへの最大入賞可能数)、大入賞口閉鎖有効時間(ラウンド遊技間の大入賞口64Aの閉鎖時間、すなわち、インターバル時間)、エンディング時間(最後のラウンド遊技が終了してから、通常の特別遊技(特別図柄の変動表示)が再開されるまでの待機時間)が、特別遊技の制御データとして、特図種別ごとに図示のように予め記憶されている。
The special game is composed of a plurality of round games in which the special winning
例えば、特図種別が大当り図柄Aである場合に特別遊技(大当り遊技)が実行されると、特別遊技の態様としては、ソレノイドSOL2への通電による開閉体65の開放動作によって大入賞口64Aが29秒間開放すること、又は、大入賞口64A内に遊技球が10個(カウントC=10)入球することのいずれかの条件が成立するまでラウンドが継続し、当該ラウンドが5回繰り返される。
また、特図種別が大当り図柄Bである場合に特別遊技(大当り遊技)が実行されると、特別遊技の態様として開閉体65の開放動作によって大入賞口64Aが29秒間開放すること、又は、大入賞口64A内に遊技球が10個(カウントC=10)入球することのいずれかの条件が成立するまでラウンドが継続し、当該ラウンドが10回繰り返される。
また、特図種別が大当り図柄Cである場合に特別遊技(大当り遊技)が実行されると、特別遊技の態様として開閉体65の開放動作によって大入賞口64Aが29秒間開放すること、又は、大入賞口64A内に遊技球が15個(カウントC=15)入球することのいずれかの条件が成立するまでラウンドが継続し、当該ラウンドが15回繰り返される。
つまり、特図種別が大当り図柄Aである場合に開始される特別遊技(5R)よりも、特図種別が大当り図柄Bである場合に開始される特別遊技(10R)の方が、ラウンド遊技の数が5回分増加するため、遊技者が獲得可能な賞球数が多くなる。さらに、特図種別が大当り図柄Bである場合に開始される特別遊技(10R)よりも、特図種別が大当り図柄Cである場合に開始される特別遊技(15R)の方が、ラウンド遊技の数がさらに5回分増加するため遊技者が獲得可能な賞球数が最も多くなる。
For example, when the special game type is a jackpot symbol A and a special game (a jackpot game) is executed, the special game mode is such that the opening /
Also, when the special figure type is a jackpot symbol B and a special game (big hit game) is executed, the special winning
Also, when a special game (hit game) is executed when the special figure type is a jackpot symbol C, the special winning
In other words, the special game (10R) started when the special figure type is the jackpot symbol B is better than the special game (5R) started when the special figure type is the jackpot symbol A. Since the number increases by five times, the number of prize balls that a player can acquire increases. Furthermore, the special game (15R) started when the special figure type is the jackpot symbol C is more effective than the special game (10R) started when the special figure type is the jackpot symbol B. Since the number is further increased by five times, the number of prize balls that can be obtained by the player is the largest.
そして、本実施形態に係る流路構造体400にあっては、下記のような用途にも応用可能である。例えば、上記いずれの特図種別であっても、規定数が10に設定されているので、大入賞口内に10個目の遊技球が入球したことを大入賞口検出スイッチSW3が検出することにより開閉体65が閉鎖することとなるが、上記複数の流路を有する流路構造体400は、一定の間隔で連続して入球した遊技球を3個ずつ(1〜3個目の遊技球、4〜6個目の遊技球、7〜9個目の遊技球、10〜12個目の遊技球)一斉に排出するので、大入賞口に10個目の遊技球を入球させると略同時に11個目及び12個目の遊技球も入球させることができるため、開閉体65の開放動作1回当りの遊技球の入賞個数(規定数)よりも多くの遊技球が入賞する、いわゆるオーバー入賞を高い確率で発生させることが可能である。その一方で、上記規定数を例えば9個に設定すれば、流路構造体400を流下した遊技球は3個ずつ排出されるため、大入賞口への入球をきっちり9個とすることができ、オーバー入賞を極めて高い確率で防止することが可能となる。
And in the
また、特図種別が「小当り図柄Z」である場合に特別遊技(小当り遊技)が実行されると、特別遊技の態様として開閉体65の開放動作によって大入賞口64Aが1秒間開放すること、又は、大入賞口64A内に遊技球が10個(カウントC=10)入球することのいずれかの条件が成立するまでラウンドが継続し、当該ラウンドが2回実行される。
When a special game (small hit game) is executed when the special figure type is “small hit symbol Z”, the special winning
また、流路構造体400は、大当り遊技時のオーバー入賞だけでなく、小当り遊技に対しても適用可能である。例えば、合計2秒間という極めて短い開放時間の間に、一般的に1個〜2個入球すれば幸運とされる小当り遊技の場合でも、上記複数の流路を有する流路構造体400であれば、個別に入球した遊技球が3個ずつ略同時に大入賞口に向けて排出されるので、通常よりも多くの遊技球を入球させることができる。
Further, the
[遊技状態について]
図11は、上述の特別遊技(大当り遊技)が実行された場合に、当該特別遊技後の遊技状態を設定するために参照される遊技状態設定テーブルTBの概要を示す図である。なお、小当り遊技が実行された場合、特別遊技後の遊技状態が変化することはない。つまり、大当りと小当りとでは、特別遊技中において獲得可能な賞球数に差が設けられているのみならず、特別遊技後の遊技状態の変化有無についても相違が設けられている。同図に示すように、遊技状態設定テーブルTBには、特図種別(大当り図柄)に対応して特別遊技後の遊技状態と、当該遊技状態が継続する遊技回数(特図高確回数,普図高確回数)が規定されている。
[About gaming state]
FIG. 11 is a diagram showing an outline of the game state setting table TB referred to for setting the game state after the special game when the above-mentioned special game (big hit game) is executed. When a small hit game is executed, the game state after the special game does not change. In other words, not only is there a difference in the number of prize balls that can be acquired during a special game, but there is also a difference in whether or not the game state changes after a special game. As shown in the figure, in the game state setting table TB, the game state after the special game corresponding to the special figure type (big hit symbol) and the number of games in which the game state continues (the special figure high-accuracy number, the general game number) The number of times shown in the figure is specified.
遊技状態設定テーブルTBに示すように、本実施形態においては特図種別が大当り図柄Aである場合、特別遊技後の遊技状態は、特図低確率かつ普図高確率の状態となる。また、当該遊技状態は特別図柄が100回変動するまで継続する。
また、特図種別が大当り図柄Bである場合、特別遊技後の遊技状態は、特図高確率かつ普図高確率の状態となる。また、当該遊技状態は特別図柄が100回変動するまで継続する。
また、特図種別が大当り図柄Cである場合、特別遊技後の遊技状態は、特図高確率かつ普図高確率の状態となる。また、当該遊技状態は特別図柄が10000回変動するまで継続する。
As shown in the gaming state setting table TB, in the present embodiment, when the special figure type is the jackpot symbol A, the gaming state after the special game is in a state with a special figure low probability and a normal figure high probability. The gaming state continues until the special symbol changes 100 times.
When the special figure type is the jackpot symbol B, the gaming state after the special game is a special figure high probability and a normal figure high probability state. The gaming state continues until the special symbol changes 100 times.
When the special figure type is the jackpot symbol C, the gaming state after the special game is a special figure high probability and a normal figure high probability state. The gaming state continues until the special symbol fluctuates 10,000 times.
上記遊技回数は、それぞれ後述の特図高確回数切りカウンタ及び普図高確回数切りカウンタのカウント値(特図高確回数,普図高確回数)としてセットされ、上記特図遊技が実行される度に減算される。そして、カウント値が0になった場合に遊技状態が特図低確率かつ普図低確率に移行する。なお、特図種別の数、及び遊技状態の組み合わせは、パチンコ機1の仕様によって適宜変更可能であり、特図種別をさらに細分化して設定することにより、特別遊技の態様や、特別遊技後の遊技状態をさらに細分化して設定することも可能である。
The above-mentioned number of games is set as a count value (special figure high-precision count, universal figure high-precision count) of a special figure high-accuracy number cut counter, which will be described later, respectively, and the above-mentioned special figure game is executed. It is subtracted every time. When the count value becomes 0, the gaming state shifts to a special figure low probability and a normal figure low probability. The combination of the number of special figure types and the gaming state can be changed as appropriate according to the specifications of the
ここで、「特図低確率」とは、前述の特図当否抽選において、図7に示す低確率用特図当否判定テーブルTB1A又はTB1Bが参照される状態(大当り確率=199分の1)である。また、特図高確率とは、図7に示す高確率用特図当否判定テーブルTB2A又はTB2Bが参照される状態(大当り確率=19.9分の1)である。
また、「普図低確率」とは、前述の特図変動パターン決定抽選において、図9に示す変動パターン決定テーブルTB1が参照され、後述の普図当否抽選において、図12に示す低確率用普図当否判定テーブルTB1が参照され、判定結果が「当り」の場合に図13に示す低確率用普図変動パターン決定テーブルTB1が参照される状態である。また、「普図高確率」とは、前述の特図変動パターン決定抽選において、変動パターン決定テーブルTB2が参照され、後述の普図当否抽選において、図12に示す高確率用普図当否判定テーブルTB2が参照され、判定結果が「当り」の場合に図13に示す高確率用普図変動パターン決定テーブルTB2が参照される状態である。
Here, the “special figure low probability” refers to a state in which the low-probability special figure success / failure determination table TB1A or TB1B shown in FIG. is there. Further, the special figure high probability is a state in which the high probability special figure success / failure determination table TB2A or TB2B shown in FIG. 7 is referred to (big hit probability = 1 / 19.9).
In addition, the “ordinary low probability” refers to the fluctuation pattern determination table TB1 shown in FIG. 9 in the above-mentioned special figure fluctuation pattern determination lottery. FIG. 13 is a state in which the low-probability normal variation pattern determination table TB1 shown in FIG. 13 is referred to when the figure win / fail determination table TB1 is referred to and the determination result is “win”. Further, the “normal figure high probability” refers to the fluctuation pattern determination table TB2 in the above-mentioned special figure fluctuation pattern determination lottery. This is a state in which TB2 is referred to, and when the determination result is “winning”, the high probability common figure variation pattern determination table TB2 shown in FIG. 13 is referred to.
以上説明したとおり、パチンコ機1においては、第1始動部品60又は第2始動部品62への入球を契機とする各種の抽選が実行され、上記各種抽選の結果が所定の結果である場合に、遊技者にとって有利な特別遊技が実行され、さらに当該特別遊技後の遊技状態が切り替わる構成である。一方、パチンコ機1においては、上記特別遊技の実行等に関する種々の抽選とは独立して、第2始動部品62に設けられた開閉体63の開放動作させる普通遊技実行の可否等に関する抽選(普図当否抽選,普図変動時間パターン決定抽選等)も実行される。以下、普通遊技実行の可否等に関する種々の抽選処理(普図遊技)の概要について説明する。
As described above, in the
遊技球が遊技領域30Aを流下中に通過ゲート68を通過すると、後述の普図当否抽選において参照される普図当否判定乱数が取得され、当該取得された乱数がRAM100cの保留記憶領域に格納される。ここで、保留記憶領域は、上記普図当否判定乱数を記憶可能な普図記憶領域を有しており、当該普図記憶領域は4つの記憶部(第1記憶部〜第4記憶部)を有している。そして、遊技球が通過ゲート68を通過すると、普図当否判定乱数を第1記憶部から順に記憶する。但し、普図保留記憶領域に記憶可能な普図保留数は4つに設定されており、当該上限を超えて普図保留数が増加することはない。
When the game ball passes through the passing
図12は、普図当否抽選において参照される普図当否判定テーブルTBの概要を示す図である。遊技球が、通過ゲート68を通過すると、例えば0〜99の範囲から1つの普図当否判定乱数が取得される。同図に示すように普図当否判定テーブルTBは、遊技状態が前述の「普図低確率」である場合に参照される低確率用普図当否判定テーブルTB1と、遊技状態が「普図高確率」である場合に参照される高確率用普図当否判定テーブルTB2とに細分化されている。
FIG. 12 is a diagram showing an outline of the normal / failure determination table TB that is referred to in the normal / failure lottery. When the game ball passes through the
各テーブルには、0〜99までの普図当否判定乱数に対応する判定結果(「当り」、「ハズレ」)が規定されており、上記取得された普図当否判定乱数が、「当り」と対応する乱数である場合は判定結果が当りとなり、「ハズレ」と対応する乱数である場合は判定結果がハズレとなる。また、各テーブルから明らかなように、通過ゲート68の通過を契機として開閉体63の開閉に関する普図当否抽選の判定結果が「当り」となる確率(当選確率)は、普図低確率の場合よりも普図高確率の場合の方が高く設定されている。
Each table defines a determination result (“winning”, “losing”) corresponding to a normal-winning random number from 0 to 99, and the acquired normal-winning random number is “winning”. If it is a corresponding random number, the determination result is a win, and if it is a random number corresponding to “lost”, the determination result is lost. In addition, as is apparent from each table, the probability that the determination result of the winning / unsuccessful lottery decision regarding opening / closing of the opening /
図13は、普図変動パターン決定抽選において参照される普図変動パターン決定テーブルTBを説明する図である。上述の普図当否抽選が行われると、普図変動パターン決定テーブルTBに基づいて普通図柄の変動時間が決定される。同図に示すように、普図変動パターン決定テーブルTBは、遊技状態が「普図低確率」である場合に参照される低確率用普図変動パターン決定テーブルTB1と、遊技状態が「普図高確率」である場合に参照される高確率用普図変動パターン決定テーブルTB2とに細分化されており、それぞれのテーブルに普図変動パターン決定乱数と対応する変動時間が規定されている。 FIG. 13 is a diagram for explaining a general-purpose variation pattern determination table TB referred to in a general-purpose variation pattern determination lottery. When the above-mentioned common figure win / fail lottery is performed, the fluctuation time of the normal symbol is determined based on the common figure fluctuation pattern determination table TB. As shown in the figure, the normal variation pattern determination table TB includes a low-probability general variation pattern determination table TB1 that is referred to when the gaming state is “ordinary low probability”, and the gaming state is “normal”. It is subdivided into a high probability common figure variation pattern determination table TB2 referred to in the case of “high probability”, and a variation time corresponding to a common variation pattern determination random number is defined in each table.
遊技球が、通過ゲート68を通過すると、例えば0〜99の範囲から1つの普図変動パターン決定乱数が取得される。同図に示すように、各テーブルには、0〜99までの普図変動パターン決定乱数に対応する変動時間が所定の割合(選択率)で規定されており、取得された普図変動パターン決定乱数に対応する1の変動時間が決定される。
When the game ball passes through the passing
低確率用普図変動パターン決定テーブルTB1と高確率用普図変動パターン決定テーブルTB2を比較すると、高確率用普図変動パターン決定テーブルTB2には、低確率用普図変動パターン決定テーブルTB1よりも短い変動時間が規定されており、普図高確率である場合は、普図低確率である場合よりも普図当否抽選の結果が導出されるまでの時間が短縮化されることとなる。普通図柄の変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に渡って、普通図柄表示装置37上で表示される普通図柄の変動表示が開始され、変動時間経過後に上記普図当否抽選の結果を示す態様で停止表示される。
Comparing the low probability common figure variation pattern determination table TB1 and the high probability common figure variation pattern determination table TB2, the high probability common figure variation pattern determination table TB2 is more than the low probability common figure variation pattern determination table TB1. A short fluctuation time is defined, and when the usual figure has a high probability, the time until the result of the usual figure winning lottery is derived is shortened compared to the case where the usual figure has a low probability. When the variation time of the normal symbol is determined, the variation display of the normal symbol displayed on the normal
ここで、普通図柄表示装置37は、例えば複数のLEDランプを配列した形態として構成されており、変動表示中においては複数のランプが点滅し、上記普図当否抽選の結果が当りである場合には、複数のランプのうち、いずれかLEDのランプが点灯して停止した状態となり、ハズレである場合には、例えば全てのLEDランプ又は一部のランプが消灯した状態となる。
Here, the normal
[普通遊技について]
図14は、前述の普図当否抽選の結果が当りとなり、普通図柄が当りであることを示す態様で停止した場合に実行される普通遊技において参照される開閉体作動テーブルTBの概要を示す図である。同図に示すように、開閉体作動テーブルTBには、開閉体63の開閉回数、1回の開放動作当りの開放時間が規定され、遊技状態が「普図低確率」である場合に参照される低確率用開閉体作動テーブルTB1と、遊技状態が「普図高確率」である場合に参照される高確率用開閉体作動テーブルTB2とに細分化されている。
[Regarding normal games]
FIG. 14 is a diagram showing an outline of the opening / closing body operation table TB referred to in a normal game executed when the result of the above-mentioned lottery for lottery win is a win and the game is stopped in a mode indicating that the normal symbol is a win. It is. As shown in the figure, the opening / closing body operation table TB defines the number of opening / closing of the opening /
遊技球が、通過ゲート68を通過すると、例えば0〜99の範囲から1つの開閉体作動パターン決定乱数が取得される。同図に示すように、各テーブルには、0〜99までの開閉体作動パターン決定乱数に対応する開閉体63の開閉回数及び開放時間が所定の割合(選択率)で規定され、開閉体作動パターン決定乱数に対応する開閉体63の1回の開放時間が決定される。
When the game ball passes through the
両テーブルを比較すると、「普図低確率」の場合には、開閉体63の開放時間が「0.3秒」又は「1.5秒」かつ、その開放回数が「1回」であるのに対し、「普図高確率」の場合には、開放時間が「1.2秒」、かつその開放回数が3回であるため、普図高確率である場合の方が、遊技球を効率的に第2始動部品62に入球させることができる。
When both tables are compared, in the case of “ordinary low probability”, the opening time of the opening /
このように、遊技状態が「普図高確率」である場合、「普図低確率」の場合と比較して普図当否抽選の結果が「当り」となる確率が高くなるとともに、普通図柄の変動時間が大幅に短縮され、かつ開閉体63の開放時間の合計が長くなることから、遊技球が第2始動部品62に入球し易くなり、遊技球の消費を抑えながら第2始動部品62への入球を契機とする上述の特図遊技を効率的に行うことが可能となる。
In this way, when the gaming state is “high probability of ordinary figure”, the probability that the lottery result is “hit” is higher than in the case of “low probability of ordinary figure”, and Since the fluctuation time is greatly shortened and the total opening time of the opening /
なお、本実施形態においては、普図当否抽選の結果が「当り」となる確率、普通図柄の変動時間、及び開閉体63の合計開放時間(開放回数,開放時間)の3つの要素を組み合わせることにより、「普図低確率」及び「普図高確率」を醸成するようにしたが、これに限られるものではなく、上記3つの要素のうちの1つ以上の要素により複数の遊技状態を醸成することも可能である。 In the present embodiment, the combination of the three factors of the probability that the lottery result is “winning”, the variation time of the normal symbol, and the total opening time of the opening / closing body 63 (number of opening times, opening time). However, the present invention is not limited to this, and a plurality of game states are created by one or more of the above three elements. It is also possible to do.
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、流路構造体400をいわゆる擬似遊技領域内に配設し、当該流路構造体400に入球する球を擬似球(アウト球)とすれば、オーバー入賞が発生しているかのような演出が可能となる。また、擬似遊技領域内の流路構造体400から排出された擬似球を循環させることにより、あたかもたくさんの遊技球を流路構造体400に入球しているかのように錯覚させるような演出も可能である。
The present invention has been described based on the embodiments. However, the technical scope of the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications and improvements can be made by combining the embodiments. Obviously in the trader. Further, it is apparent from the scope of the claims that the embodiments added with such various changes and improvements can be included in the technical scope of the present invention.
For example, if the
1 パチンコ機,27 外ガイドレール,28 内ガイドレール,30 遊技盤,
30A 遊技領域,60 第1始動部品,62 第2始動部品,
64 大入賞部品,64a 大入賞口,65 開閉体,200 主制御装置,
300 演出制御装置,400 流路構造体,600 基体,700 振分回転体,
770 回転規制板,800 中間体,850 後体。
1 pachinko machine, 27 outer guide rails, 28 inner guide rails, 30 game board,
30A gaming area, 60 first starting part, 62 second starting part,
64 prize winning parts, 64a prize winning opening, 65 opening and closing body, 200 main controller,
300 production control device, 400 flow path structure, 600 base, 700 sorting rotating body,
770 Rotation restricting plate, 800 intermediate body, 850 rear body.
Claims (3)
前記流路構造体は、
当該流路構造体の内部に配設され、前記流路構造体内に入球した遊技球を振り分ける振分機構と、
前記流路構造体の内部に形成され、前記振分機構により振り分けられた遊技球を流下させる複数の流路と、
を備え、
前記複数の流路の流路長が、所定の長さ異なることを特徴とする遊技機。 A gaming machine including a flow path structure that is continuously fired at a predetermined interval in a game area of a game board and discharges a game ball flowing down the game area toward a winning component provided on the downstream side. There,
The channel structure is
A distribution mechanism that is arranged inside the flow channel structure and distributes game balls that have entered the flow channel structure;
A plurality of flow paths that are formed inside the flow path structure and flow down the game balls distributed by the distribution mechanism;
With
A gaming machine, wherein the plurality of channels have different channel lengths by a predetermined length.
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