JP2017079432A - 半導体装置 - Google Patents

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洋一 芦田
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Abstract

【課題】MOSFETなどのスイッチング素子の温度検出を行う感温ダイオードを備える半導体装置において、チップ面積の減少を図る。
【解決手段】MOSFET2が形成される半導体装置に感温ダイオードとされる第1ダイオード3とクランプ用とされる第2ダイオード4を一体化して備える。そして、第1ダイオード3をMOSFET2のゲート−ドレイン間に備えるようにし、MOSFET2と同系統の回路によって第1ダイオード3による温度検出回路を構成する。これにより、第1ダイオード3の電源回路をMOSFET2の動作系と同系統にすることが可能となり、第1ダイオード3のための回路を別に備える必要がなくなる。したがって、半導体装置のチップ面積の減少を図ることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷の駆動などを行うMOSFET等のスイッチング素子と、スイッチング素子の温度検出を行う感温ダイオードとを備えた半導体装置に関するものである。
従来より、LDMOSなどのMOSFETを負荷駆動用のスイッチング素子として用いている。負荷に対してMOSFETを直列接続し、ゲートへの電圧印加に基づいてMOSFETをオンさせることで負荷への電源供給が行われる(例えば、特許文献1参照)。
このような負荷駆動を行う場合、負荷のインダクタンス成分(以下、L成分という)に起因した自己発熱が生じる。このため、自己発熱に対して耐圧を持たせることが必要であり、保護温度を超える場合にはMOSFETをオフするなど、スイッチング素子の破損を抑制することが必要になる。具体的には、MOSFETのゲート−ドレイン間にクランプ用のツェナーダイオードを備えると共に、MOSFETの近傍に感温ダイオードを備えている。このように、ゲート−ドレイン間にクランプ用のツェナーダイオードを備えることで、MOSFETをオフしたときに負荷のL成分に起因する過電圧がMOSFETに印加されることを抑制している。また、感温ダイオードによってMOSFETの温度を検出し、高温時にはゲートへの電圧印加をオフし、MOSFETが高温にならないようにしている。
特開2013−258524号公報
しかしながら、上記した従来の半導体装置では、MOSFETとは別系統の回路によって感温ダイオードによる温度検出回路を構成している。このため、MOSFETの動作系とは別系統の電源回路が必要になるなど、感温ダイオードのための回路が別に必要になり、半導体装置のチップ面積の増大などを招くという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、MOSFETなどのスイッチング素子の温度検出を行う感温ダイオードを備える半導体装置において、チップ面積の減少を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、制御端子(19)への電圧印加に基づいて第1端子(23)と第2端子(22)との間の電流をオンオフすることで負荷(1)への電源供給経路のオンオフを切り替えるスイッチング素子(2)と、制御端子と第1端子との間に接続され、スイッチング素子の温度検出を行う第1ダイオード(3)と、制御端子と第1端子との間に接続され、第1端子と制御端子との間の電位差の上限を所定電圧に制限するクランプ用の第2ダイオード(4)と、を備え、スイッチング素子、第1ダイオードおよび第2ダイオードが1チップに形成されている。
このように、スイッチング素子が形成される半導体装置に感温ダイオードとされる第1ダイオードとクランプ用とされる第2ダイオードを一体化して備えている。そして、第1ダイオードをスイッチング素子の制御端子と第1端子との間に備えるようにし、スイッチング素子と同系統の回路によって第1ダイオードによる温度検出回路を構成している。このため、第1ダイオードの電源回路をスイッチング素子の動作系と同系統にすることが可能となり、第1ダイオードのための回路を別に備える必要がなくなる。したがって、半導体装置のチップ面積の減少を図ることが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる半導体装置が適用される負荷駆動回路の回路構成を示す図である。 第1実施形態にかかる半導体装置の断面図である。 図2に示す半導体装置の上面レイアウト図である。 半導体装置を構成するチップ内におけるMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4のレイアウト図である。 負荷駆動回路の動作を示したタイムチャートである。 第2実施形態にかかる半導体装置の断面図である。 第3実施形態にかかる半導体装置の断面図である。 第4実施形態にかかる半導体装置の断面図である。 第5実施形態にかかる半導体装置を構成するチップ内におけるMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4のレイアウト図である。 第6実施形態にかかる半導体装置を構成するチップ内におけるMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4のレイアウト図である。 第7実施形態にかかる半導体装置が適用される負荷駆動回路の回路構成を示す図である。 第7実施形態にかかる半導体装置を構成するチップ内におけるMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4のレイアウト図である。 第8実施形態にかかる半導体装置が適用される負荷駆動回路の回路構成を示す図である。 第8実施形態にかかる半導体装置を構成するチップ内におけるMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4のレイアウト図である。 第9実施形態にかかる半導体装置の上面レイアウト図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる半導体装置について、図1〜図5を参照して説明する。まず、図1を参照して、半導体装置が適用される負荷駆動回路の回路構成について説明する。
負荷駆動装置は、図1に示すように、負荷1に接続されたMOSFET2、第1ダイオード3および第2ダイオード4、入力抵抗5、ドライバ回路6などを有し、電源7を用いて負荷1への電力供給を行う。本実施形態では、これらのうちのMOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4などを半導体装置によって構成している。
負荷1は、L成分を有し、例えばモータなどが挙げられる。ここでは負荷駆動回路としてMOSFET2を1つのみ駆動する回路を説明するが、負荷1が3相モータなどである場合、MOSFET2が複数備えられた回路とされる。
MOSFET2は、スイッチング素子に相当し、LDMOS(laterally diffused metal oxide semiconductor)などによって構成されている。MOSFET2は、ドライバ回路6から制御端子となるゲートに印加される電圧に基づいて駆動され、第1端子となるドレインと第2端子となるソースとの間に電流を流すオン状態になる。そして、ゲートへの電圧印加に基づいてMOSFET2がオンさせられると、負荷1への電源供給経路が導通させられ、負荷1への電源供給が行われる。本実施形態の場合、MOSFET2をNチャネル型のパワーMOSとして構成しているが、Pチャネル型であっても構わない。
第1ダイオード3および第2ダイオード4は、例えばPNダイオードによって構成されている。第1ダイオード3および第2ダイオード4は、共に、MOSFET2のゲート−ドレイン間に接続されており、本実施形態では、第1ダイオード3と第2ダイオード4とが並列接続されている。
第1ダイオード3は、感温ダイオードとなるものであり、MOSFET2の温度検出に用いられる。第1ダイオード3は、MOSFET2のドレイン側にカソード、ゲート側にアノードが接続されている。この第1ダイオード3には検出抵抗3aが直列接続されており、第1ダイオード3に流れる電流が検出抵抗3aにも流れる。そして、第1ダイオード3の温度特性により、MOSFET2の温度に応じて第1ダイオード3に流れるリーク電流が変化することから、検出抵抗3aの両端電圧がMOSFET2の温度に応じて変化する。この検出抵抗3aの両端電圧が、ドライバ回路6を駆動する図示しない制御装置に入力されることで、制御装置にMOSFET2の温度が伝えられている。そして、制御装置にて、MOSFET2が高温になっていることが検知されると、それに基づいてドライバ回路6が制御され、例えばMOSFET2がオフされることで、高温によってMOSFET2が破損することを抑制している。
一方、第2ダイオード4は、クランプ用のツェナーダイオードを構成するものであり、MOSFET2のドレイン側にカソード、ゲート側にアノードが接続されている。この第2ダイオード4により、ゲート−ドレイン間の電位差の上限を所定電圧に制限する。
第1ダイオード3と第2ダイオード4は、耐圧が異なる値に設定されており、第1ダイオード3の方が第2ダイオード4よりも高い耐圧設計とされている。また、第1ダイオード3の方がMOSFET2よりも低い耐圧設計とされている。
このため、ゲート−ドレイン間の電位差が大きくなろうとすると第2ダイオード4がブレークし、当該電位差が高くなり過ぎることが抑制されて、MOSFET2の破損が防止されるようになっている。そして、第2ダイオード4がブレークしても、第1ダイオード3についてはブレークしないため、第1ダイオード3のリーク電流に基づいてMOSFET2の温度検出を継続することができる。また、MOSFET2が破損する前に、第1ダイオード3がブレークすることで、MOSFET2の破損が防止されるようにしている。
これら第1ダイオード3および第2ダイオード4は、共に、MOSFET2と同じチップ、つまり1チップに形成されることで一体化されている。
例えば、本実施形態の場合、MOSFET2と第1ダイオード3は、図2に示す断面構造によって構成されている。
図2に示すように、半導体装置は、シリコン等の半導体からなる支持基板11aの上に埋込酸化膜11bを介して活性層11cが備えられたSOI(Silicon On Insulator)構造の半導体基板11を用いて形成されている。活性層11cは、例えばN-型半導体によって構成されており、所定の不純物濃度で構成されている。この活性層11cの表層部には、N-型ドリフト層12が形成されていると共に、N-型ドリフト層12と接するようにP-型チャネル層13が形成されている。
また、P-型チャネル層13の表層部にはN+型ソース領域14が形成されている。N-型ドリフト層12の内部にはN型ボディ層15が形成されており、N型ボディ層15の表層部にはN+型ドレイン領域16が形成されている。P-型チャネル層13とN+型ドレイン領域16との間において、N-型ドリフト層12とN型ボディ層15内には絶縁分離部としてSTI(Shallow Trench Isolation)層17が形成されている。
さらに、N+型ソース領域14とN+型ドレイン領域16との間において、N-型ドリフト層12およびP-型チャネル層13の表面、より詳しくは、少なくともP-型チャネル層13の表面に、ゲート絶縁膜18を介して制御端子となるゲート電極19が形成されている。ゲート電極19は、不純物がドープされたポリシリコン(Poly−Si)によって構成されている。
本実施形態の場合、ゲート電極19を第1ダイオード3としても機能させている。具体的には、ゲート電極19を構成するポリシリコンをN型不純物がドープされたN型領域20とP型不純物がドープされたP型領域21とすることでPN接合を形成し、このPN接合によって第1ダイオード3が構成されるようにしている。N型領域20がN-型ドリフト層12およびP-型チャネル層13の上に形成されるようにし、P型領域21がSTI層17の上に形成されるようにしている。
さらに、N+型ソース領域14の表面には、N+型ソース領域14に対してオーミック接触させられた第2端子となるソース電極22が形成されている。ここでは図示していないが、P-型チャネル層13の表層部に高不純物濃度としたP型コンタクト領域を備えるようにし、ソース電極22を電気的に接続するようにしている。また、N+型ドレイン領域16の表面には、N+型ドレイン領域16にオーミック接触させられた第1端子となるドレイン電極23が形成されている。
このような構造により、Nチャネル型のパワーMOSによるMOSFET2と、ポリシリコンゲートとされたゲート電極19による第1ダイオード3とが構成されている。
そして、図3に示す上面レイアウトのように、P型領域21側は、MOSFET2のゲートや半導体装置の外部に備えられる入力抵抗5に接続される配線24に繋げられ、N型領域20側は、ドレイン電極23に接続される配線25に繋げられる。このようにして、MOSFET2と第1ダイオード3とが一体的に形成され、かつ、MOSFET2のゲート−ドレイン間に第1ダイオード3が接続された構造が構成されている。なお、図3は断面図ではないが、レイアウトを見易くするために部分的にハッチングを示してある。
また、本実施形態の場合、MOSFET2と第1ダイオード3および第2ダイオード4は、図4に示すレイアウトとされている。なお、図4は、半導体装置のレイアウトを示しているが、半導体装置のうちのMOSFET2が備えられるセル領域30の近傍のみを示してあり、実際には、半導体装置には、外周領域31などの他の領域も含まれている。
図4に示すセル領域30に上記構造のMOSFET2が備えられている。例えば、セル領域30は、半導体装置の中央位置に配置されており、その周囲に図示しない外周耐圧構造などが形成された外周領域31が備えられている。セル領域30は、トレンチ分離部32によって囲まれている。トレンチ分離部32の詳細構造については図示しないが、本実施形態の場合、活性層11cを貫通して埋込酸化膜11bに達するように形成したトレンチの内壁面を絶縁膜で覆い、さらにポリシリコンによって埋め込むことでトレンチ分離部32を構成している。
第1ダイオード3は、セル領域30の中央部に配置されており、第2ダイオード4は、セル領域30の外部に配置されている。なお、第2ダイオード4については、活性層11cに対してN型不純物やP型不純物をイオン注入して設けたN型拡散層とP型拡散層とによるPN接合によって構成することができる。また、活性層11cの上に第1ダイオード3と同様にP型領域とN型領域とを有するポリシリコンを配置し、これらによるPN接合によって第2ダイオード4を構成しても良い。
入力抵抗5は、ドライバ回路6とMOSFET2のゲートとの間に配置され、入力保護用に設けられている。
ドライバ回路6は、図示しない制御装置によって駆動され、制御装置からの指示に基づいてMOSFET2のゲートに所望の電圧を印加することでMOSFET2を駆動する。
以上のようにして、本実施形態にかかる半導体装置が適用される負荷駆動回路が構成されている。
続いて、本実施形態のように構成された負荷駆動回路の動作について、図5を参照して説明する。
本実施形態の負荷駆動回路は、制御装置によるドライバ回路6の駆動に基づいてMOSFET2のゲートへの電圧印加をオンし、負荷1への電源供給を行う。また、負荷駆動回路は、MOSFET2のゲートへの電圧印加をオフすることで負荷1への電源供給をオフする。図5は、MOSFET2のゲートへの電圧印加をオン(以下、ゲートオンという)したときや電圧印加をオフ(以下、ゲートオフという)したときのドレイン電流IDやドレイン−ソース間電圧VDSの変化を評価したときの波形を示している。
この図に示されるように、時点t0以前のとき、すなわちゲートオン以前のときには、ドレインに対して電源7の電圧VDDが印加され、ソースは接地電位とされていることから、ドレイン−ソース間電圧VDSは電圧VDDとなる。
次に、時点t0においてゲートオンすると、ドレイン−ソース間電圧VDSはMOSFET2のオン時の電圧VDS(on)となり、ドレイン電流IDは負荷1のL成分に応じた勾配dI/dt=VL/Lで上昇していく。なお、ここでいうVLとは、負荷1に印加される電位差、つまり電源7の電圧VDDからMOSFET2のオン抵抗による電圧降下分を差引いた負荷1の両端間の電位差のことである。また、Lは、負荷1のインダクタンスのことである。
そして、時点t1において、ゲートオンからゲートオフに切り替えられると、ターンオフ動作を行う。具体的には、ターンオフ時には、負荷1のL成分に起因する過電圧が発生し、ドレイン−ソース間電圧VDSが大幅に増加する。しかしながら、MOSFET2のゲート−ドレイン間にクランプ用の第2ダイオード4を備えてあることから、過電圧が第2ダイオード4のクランプ電圧Vclamp、つまりアバランシェブレークダウン電圧よりも低い電圧にてクランプされる。また、ターンオフ時には、ゲートオンからゲートオフに切り替わろうとすると負荷1のL成分によって直ぐにドレイン電流IDが遮断されない。ドレイン電流IDは、傾きdI/dt=−(Vclamp−VDD)/Lに従って減少し、遮断される。
そして、この間、ドレイン電圧VD=Vclampとなり、ドレイン電流IDが遮断されるまでの間、電流Iと電圧Vの積の時間積分値で表されるエネルギーがL負荷エネルギーEとして定義される。このL負荷エネルギーEは、次式で表される。
Figure 2017079432
なお、図5中において、Ipeakは、ターンオフ時におけるドレイン電流IDの最大値であり、Vgはゲート電圧であり、Vgmaxは、ゲートオン時におけるゲート電圧の最大値である。
このように、ターンオフ時にドレイン電流IDが低下するまでの期間をオン耐圧期間taとして、このオン耐圧期間taが経過する時点t2までの間に、L負荷エネルギーEに基づく自己発熱が生じ、MOSFET2の温度が上昇する。このときの温度が第1ダイオード3を含む温度検出回路によって検出される。これにより、MOSFET2の温度を的確に検出することが可能となっている。
以上のような負荷駆動回路では、MOSFET2が形成される半導体装置に感温ダイオードとされる第1ダイオード3とクランプ用とされる第2ダイオード4を一体化して備えている。そして、第1ダイオード3をMOSFET2のゲート−ドレイン間に備えるようにし、MOSFET2と同系統の回路によって第1ダイオード3による温度検出回路を構成している。このため、第1ダイオード3の電源回路をMOSFET2の動作系と同系統にすることが可能となり、第1ダイオード3のための回路を別に備える必要がなくなる。したがって、半導体装置のチップ面積の減少を図ることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してMOSFET2および第1ダイオード3の構造を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態でも、MOSFET2のゲート電極19によって第1ダイオード3を構成しているが、N型領域20とP型領域21の配置場所を第1実施形態に対して逆にしている。すなわち、P型領域21がN-型ドリフト層12およびP-型チャネル層13の上に形成されるようにし、N型領域20がSTI層17の上に形成されるようにしている。
そして、図示しないが、P型領域21側は、MOSFET2のゲートや半導体装置の外部に備えられる入力抵抗5に接続される配線に繋げられ、N型領域20側は、ドレイン電極23に接続される配線に繋げられる。このようにして、MOSFET2と第1ダイオード3とが一体的に形成されている。
このように、第1実施形態に対してMOSFET2および第1ダイオード3の構造を変更しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態も、第1実施形態に対してMOSFET2および第1ダイオード3の構造を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、MOSFET2をNチャネル型ではなくPチャネル型のパワーMOSによって構成している。具体的には、MOSFET2および第1ダイオード3を図7に示す構造としている。
第1実施形態と同様に、本実施形態でも、支持基板41a、埋込酸化膜41bおよび活性層41cを有するSOI構造の半導体基板41を用いており、この半導体基板41にPチャネル型のMOSFET2と第1ダイオード3を形成している。
活性層41cの表層部には、P-型ドリフト層42が形成されていると共に、P-型ドリフト層42と接するようにN-型チャネル層43が形成されている。
また、N-型チャネル層43の表層部にはP+型ソース領域44が形成されている。P-型ドリフト層42の内部にはP型ボディ層45が形成されており、P型ボディ層45の表層部にはP+型ドレイン領域46が形成されている。N-型チャネル層43とP+型ドレイン領域46との間において、P-型ドリフト層42とP型ボディ層45内には絶縁分離部としてSTI層47が形成されている。
さらに、P+型ソース領域44とN+型ドレイン領域46との間において、P-型ドリフト層42およびN-型チャネル層43の表面、より詳しくは、少なくともN-型チャネル層43の表面に、ゲート絶縁膜48を介してゲート電極49が形成されている。ゲート電極49は、不純物がドープされたポリシリコン(Poly−Si)によって構成されている。
本実施形態の場合、ゲート電極49を第1ダイオード3としても機能させている。具体的には、ゲート電極49を構成するポリシリコンをN型不純物がドープされたN型領域50とP型不純物がドープされたP型領域51とすることでPN接合を形成し、このPN接合によって第1ダイオード3が構成されるようにしている。P型領域51がP-型ドリフト層42およびN-型チャネル層43の上に形成されるようにし、N型領域50がSTI層47の上に形成されるようにしている。
さらに、P+型ソース領域44の表面には、P+型ソース領域44に対してオーミック接触させられたソース電極52が形成されている。ここでは図示していないが、N-型チャネル層43の表層部に高不純物濃度としたP型コンタクト領域を備えるようにし、ソース電極52を電気的に接続するようにしている。また、P+型ドレイン領域46の表面には、P+型ドレイン領域46にオーミック接触させられたドレイン電極53が形成されている。
このような構造により、Nチャネル型のパワーMOSによるMOSFET2と、ポリシリコンゲートとされたゲート電極49による第1ダイオード3とが構成されている。
このように、MOSFET2をPチャネル型のパワーMOSによって構成したとしても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第3実施形態に対してMOSFET2および第1ダイオード3の構造を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態でも、MOSFET2のゲート電極49によって第1ダイオード3を構成しているが、N型領域50とP型領域51の配置場所を第3実施形態に対して逆にしている。すなわち、N型領域50がN-型ドリフト層42およびP-型チャネル層43の上に形成されるようにし、P型領域51がSTI層47の上に形成されるようにしている。
そして、図示しないが、P型領域51側は、MOSFET2のゲートや半導体装置の外部に備えられる入力抵抗5に接続される配線に繋げられ、N型領域50側は、ドレイン電極53に接続される配線に繋げられる。このようにして、MOSFET2と第1ダイオード3とが一体的に形成されている。
このように、第3実施形態に対してMOSFET2および第1ダイオード3の構造を変更しても、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第1ダイオード3の配置場所を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態では、第1ダイオード3を第2ダイオード4と同様にセル領域30の外側に配置している。このように、第1ダイオード3をセル領域30の外側に配置することもできる。この場合、例えば、第1ダイオード3を、活性層11cに対してN型不純物やP型不純物をイオン注入して設けたN型拡散層とP型拡散層とによるPN接合によって構成することができる。また、活性層11cの上にP型領域とN型領域とを有するポリシリコンを配置し、これらによるPN接合によって第1ダイオード3を構成しても良い。なお、第1ダイオード3と第2ダイオード4を共にセル領域30の外側に配置する場合、第1ダイオード3と第2ダイオード4を同じ構造とすれば、これら同時に形成することができ、製造工程簡略化を図ることができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第2ダイオード4の配置場所を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態では、第2ダイオード4を第1ダイオード3と同様にセル領域30の内側に配置している。このように、第2ダイオード4をセル領域30の内側に配置することもできる。例えば、ゲート電極19と同様に、活性層11cの上にP型領域とN型領域とを有するポリシリコンを配置し、これらによるPN接合によって第2ダイオード4を構成することができる。この場合、第1ダイオード3と第2ダイオード4とが同じ構造となるため、これら同時に形成することができ、製造工程簡略化を図ることができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第1ダイオード3と第2ダイオード4の回路構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図11に示すように、本実施形態では、第1ダイオード3と第2ダイオード4を直列接続してMOSFET2のゲート−ドレイン間に接続している。具体的には、第1ダイオード3と第2ダイオード4とを互いのカソードが向かい合うように逆接続しており、第1ダイオード3のアノードがMOSFET2のドレインに接続され、第2ダイオード4のアノードがMOSFET2のゲートに接続されている。
このような回路構成によって、負荷駆動回路を構成することもできる。このような回路構成の場合、第1ダイオード3の順方向電圧、具体的には第1ダイオード3に流れる順方向電流による検出抵抗3aでの電圧降下分に基づいて、MOSFET2の温度検出を行うことができる。
このような回路構成とされる場合、例えば図12に示すように第1ダイオード3および第2ダイオード4をセル領域30の外側に配置する構造とすることができる。勿論、図示しないが、第1ダイオード3および第2ダイオード4をセル領域30の内側に配置する構造とすることもできるし、第1ダイオード3のみをセル領域30の内側に配置し、第2ダイオード4をセル領域30の外側に配置することもできる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第1ダイオード3の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図13に示すように、本実施形態では、第1ダイオード3を互いのカソードが向かい合うように逆接続された2つのダイオード3b、3cによって構成している。ダイオード3bのアノードがMOSFET2のドレインに接続され、ダイオード3cのアノードがMOSFET2のゲートに接続されている。
このような回路構成によって、負荷駆動回路を構成することもできる。このような回路構成の場合、ダイオード3bの順方向電圧、具体的にはダイオード3bに流れる順方向電流による検出抵抗3aでの電圧降下分に基づいて、MOSFET2の温度検出を行うことができる。
また、このような回路構成とする場合、第1ダイオード3を構成する各ダイオード3b、3cと第2ダイオード4をすべて同じ耐圧のダイオードで構成することができる。その場合、ダイオード3bの順方向電圧とダイオード3cのアバランシェブレークダウン電圧との和は、必ず第2ダイオード4のアバランシェブレークダウン電圧よりも高い。このため、第1ダイオード3の方が第2ダイオード4よりも高い耐圧設計になる。
さらに、このような回路構成とされる場合、例えば図14に示すように第1ダイオード3を構成するダイオード3b、3cおよび第2ダイオード4をセル領域30の外側に配置する構造とすることができる。勿論、図示しないが、ダイオード3b、3cおよび第2ダイオード4をセル領域30の内側に配置する構造とすることもできる。また、ダイオード3b、3cのみをセル領域30の内側に配置し、第2ダイオード4をセル領域30の外側に配置することもできる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜第8実施形態に対して第1ダイオード3の構成を変更したものであり、その他については第1〜第8実施形態と同様であるため、第1〜第8実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図15に示すように、第1ダイオード3をMOSFET2のN+型ドレイン領域16の間に配置している。具体的には、セル領域30において、MOSFET2は複数セル備えられており、そのうちの少なくとも1部において、N+型ドレイン領域16を分断して第1ダイオード3を形成するダイオード形成領域を設け、そこに第1ダイオード3を形成している。
例えば、分割されたN+型ドレイン領域16の間にもSTI層17を形成して素子分離し、STI層17の間において、図15に示すようにN型領域20とP型領域21とを形成することでPN接合を構成して第1ダイオード3とすることができる。例えば、N型領域20やP型領域21については、活性層11cの表層部にN型不純物やP型不純物のイオン注入を行うことなどによって形成することができる。そして、P型領域21側をMOSFET2のゲートや半導体装置の外部に備えられる入力抵抗5に接続される配線24に繋げ、N型領域20側をドレイン電極23に接続される配線25に繋げている。
このように、セル領域30の一部にダイオード形成領域を設け、そこに第1ダイオード3を形成するようにしても良い。この場合、MOSFET2については、ゲート電極19によって第1ダイオード3を構成する必要がなくなるため、ゲート電極19については単なるN型もしくはP型いずれかの不純物がドープされたポリシリコンなどによって構成すればよい。
また、ここではN型領域20およびP型領域21を活性層11c内に形成する場合について説明したが、ダイオード形成領域の全域にSTI層17を形成しておき、STI層17の上に第1ダイオード3を形成するようにしても良い。例えば、P型領域21とN型領域20とを有するポリシリコンを配置し、これらによるPN接合によって第1ダイオード3を構成しても良い。
なお、ここでは第1ダイオード3のレイアウト例の一例を示したが、第2ダイオード4をセル領域30に形成する場合には、セル領域30についても、第1ダイオード3と同様の構造とすることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
上記各実施形態では、第1ダイオード3や第2ダイオード4をポリシリコンにて構成されるものとしたり、拡散層で構成されるものとしたりする例を示した。上記各実施形態で示した例は一例であり、第1ダイオード3と第2ダイオード4の両方をポリシリコンもしくは拡散層のいずれかで構成しても良いし、一方のみをポリシリコンで構成し、他方を拡散層で構成しても良い。
また、上記各実施形態において、温度検出を行うための検出抵抗3aに対して、抵抗値の調整用にメモリやトリミング用の素子が接続されていても良い。
また、半導体装置を構成するチップ内において、セル領域30をトレンチ分離部32によって絶縁分離しているが、トレンチ分離に限らず、PN分離などの他の素子分離構造とされていても良い。また、第1ダイオード3をセル領域30の外側に配置し、第2ダイオード4をセル領域30の内側に配置する構造とすることも可能である。ただし、感温ダイオードとなる第1ダイオード3をよりMOSFET2に近づけた方が、より的確な温度検出が可能となることから、第1ダイオード3をセル領域30の内側に配置するのが好ましい。
また、上記各実施形態では、スイッチング素子としてMOSFET2を例に挙げて説明した。しかしながら、これはスイッチング素子の一例を示したに過ぎない。すなわち、ゲート電極19等の制御端子への電圧印加に基づいて、ドレイン電極23等の第1端子とソース電極22等の第2端子との間に流す電流をオンオフし、負荷1への電源供給経路のオンオフを切り替えるスイッチング素子であれば良い。例えば、スイッチング素子としてIGBTやバイポーラ素子を適用することもできる。IGBTの場合には、ゲートを制御端子、コレクタ電極を第1端子、エミッタ電極を第2端子とするスイッチング素子となる。また、バイポーラ素子の場合、ベースを制御端子、コレクタ電極を第1端子、エミッタ電極を第2端子とするスイッチング素子となる。
1 負荷
2 MOSFET
3 第1ダイオード
4 第2ダイオード
5 入力抵抗
6 ドライバ回路
7 電源
30 セル領域
32 トレンチ分離部

Claims (9)

  1. 制御端子(19)への電圧印加に基づいて第1端子(23)と第2端子(22)との間の電流をオンオフすることで負荷(1)への電源供給経路のオンオフを切り替えるスイッチング素子(2)と、
    前記制御端子と前記第1端子との間に接続され、前記スイッチング素子の温度検出を行う第1ダイオード(3)と、
    前記制御端子と前記第1端子との間に接続され、前記第1端子と前記制御端子との間の電位差の上限を所定電圧に制限するクランプ用の第2ダイオード(4)と、を備え、
    前記スイッチング素子、前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードが1チップに形成されている半導体装置。
  2. 前記第1ダイオードと前記第2ダイオードは、前記制御端子と前記第1端子との間において並列接続されており、前記第1ダイオードの方が前記第2ダイオードよりも高い耐圧とされている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1ダイオードは、互いに逆接続された2つの同じダイオード(3b、3c)によって構成され、
    前記第2ダイオードは、1つのダイオードで構成され、
    前記第1ダイオードを構成する2つのダイオードと前記第2ダイオードを構成する1つのダイオードがすべて同じ耐圧のダイオードとされている請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1ダイオードと前記第2ダイオードは、前記制御端子と前記第1端子との間において直接接続されており、互いに逆接続されている請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記MOSFETと前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードが形成されたチップ内において、前記MOSFETは素子分離構造(32)によって囲まれたセル領域(30)に配置されており、前記第1ダイオードが前記セル領域に配置され、前記第2ダイオードが前記セル領域の外側に配置された請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 前記MOSFETと前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードが形成されたチップ内において、前記MOSFETは素子分離構造(32)によって囲まれたセル領域(30)に配置されており、前記第1ダイオードと前記第2ダイオードの両方が前記セル領域に配置された請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 前記MOSFETと前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードが形成されたチップ内において、前記MOSFETは素子分離構造(32)によって囲まれたセル領域(30)に配置されており、前記第1ダイオードと前記第2ダイオードの両方が前記セル領域の外側に配置された請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 前記第1ダイオードと前記第2ダイオードは、少なくとも一方が、不純物がドープされたポリシリコンによるP型領域(21)とN型領域(20)とのPN接合を有する構造とされている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の半導体装置。
  9. 前記第1ダイオードと前記第2ダイオードは、少なくとも一方が、不純物拡散によるP型領域(21)とN型領域(20)とのPN接合を有する構造とされている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023281969A1 (ja) * 2021-07-08 2023-01-12 ローム株式会社 半導体装置

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