JP2017079018A - ジェスチャ検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジェスチャ操作の検出パターンを多様化することが可能なジェスチャ検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】各々光を出力する一対の赤外線LEDと、 赤外線LEDから出力され、操作者のジェスチャ操作により反射された反射光を受光する赤外線センサと、赤外線センサの受光結果に基づいて、予め定めたジェスチャ操作方向へのジェスチャ動作及び予め定めたかざし動作の各々を区別してジェスチャ操作を検出するコントローラと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ジェスチャ操作を検出するジェスチャ検出装置に関する。
ジェスチャ操作などの非接触で操作を行う技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術などが提案されている。
特許文献1に記載の技術では、一対の赤外線LED、及び一対の赤外線LEDの間に配置された赤外線センサによってジェスチャ操作を検出する。そして、赤外線LEDの配列方向及び当該配列方向と直交する方向に沿った2軸のジェスチャ操作のうち赤外線LEDの配列方向と直交する軸に沿った2方向のうちの一方向へ一方の赤外線LEDから出力される光を減光する減光壁を備えている。これにより、一対の赤外線LEDと赤外線センサによって2軸のジェスチャ操作を検出することが可能としている。
特開2015−060512号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、2軸のジェスチャ操作の検出が可能とされ、各軸それぞれ2方向の4種の検出パターンが検出可能であるが、これ以上の検出パターンの多様化を図るためには改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、ジェスチャ操作の検出パターンを多様化することが可能なジェスチャ検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、各々光を出力する複数の光源と、前記光源から出力され、操作者のジェスチャ操作により反射された反射光を受光する受光部と、前記受光部の受光結果に基づいて、予め定めたジェスチャ操作方向へのジェスチャ動作及び予め定めたかざし動作の各々を区別して前記ジェスチャ操作を検出する検出部と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、複数の光源の各々は光を出力し、受光部では、光源から出力され、操作者のジェスチャ操作により反射された反射光が受光される。
そして、検出部では、受光部の受光結果に基づいて、予め定めたジェスチャ操作方向へのジェスチャ動作及び予め定めたかざし動作の各々を区別して操作者のジェスチャ操作が検出される。
すなわち、ジェスチャ動作とかざし動作の各々を区別してジェスチャ操作が検出されるので、ジェスチャ動作のみをジェスチャ操作として検出する場合よりも、ジェスチャ操作の検出パターンを多様化できる。
なお、請求項2に記載の発明のように、複数の光源の何れから出力された光かを区別可能なように複数の光源を駆動する駆動部を更に備えてもよい。これにより、検出パターンの更なる多様化を図ることができる。
また、検出部は、請求項3に記載の発明のように、受光部の反射光の受光時間が予め定めた閾値以上か否かを判定することによりかざし動作とジェスチャ動作とを区別して検出してもよい。これにより、受光部の受光時間が閾値以上の場合にかざし動作として検出し、閾値より短い場合にはジェスチャ動作として検出することができる。この場合、検出部は、請求項4に記載の発明のように、閾値を複数設けて、かざし動作を更に複数種類に区別して検出してもよい。
なお、複数の光源は、請求項5に記載の発明のように、予め定めた2軸の各々のジェスチャ操作方向に対して、2軸によって形成される面内で2軸のそれぞれに交わる方向に沿って配列され、かつジェスチャ操作方向の各々の間隔が異なる位置に配置された一対の光源を適用してもよい。
また、請求項6に記載の発明のように、複数の光源が一対の光源とされ、一対の光源のうち少なくとも一方の光源から予め定めた方向へ出力される光を減光する減光壁を更に備えてもよい。
以上説明したように本発明によれば、ジェスチャ操作の検出パターンを多様化することが可能なジェスチャ検出装置を提供することができる、という効果がある。
(A)は本発明の実施形態に係るジェスチャ検出装置の概略構成を示す図であり、(B)はジェスチャ検出装置のジェスチャ操作の検出を説明するための図である。 (A)は本発明の実施形態に係るジェスチャ検出装置に対して左から右方向にジェスチャ操作した様子とそのときの赤外線センサの出力を示す図であり、(B)は本発明の実施形態に係るジェスチャ検出装置に対して右から左方向にジェスチャ操作した様子とそのときの赤外線センサの出力を示す図である。 (A)はかざし動作の一例を示す図であり、(B)はジェスチャ動作、かざし動作、及びかざし確定動作の区別する検出時間の閾値を示す図である。 (A)は一対の赤外線LEDへのかざし動作を示す図であり、(B)は(A)の状態から右方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(C)はかざし動作から右方向へのジェスチャ動作を行った場合の赤外線センサの出力を示す図であり、(D)は(A)の状態から左方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(E)はかざし動作から左方向へのジェスチャ動作を行った場合の赤外線センサの出力を示す図である。 本実施形態に係るジェスチャ検出装置の検出パターン例を示す図である。 (A)は一対の赤外線LED及び赤外線センサを階段状に配置したジェスチャ検出装置において左から右方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(B)は(A)の場合の赤外線センサの出力を示す図であり、(C)は一対の赤外線LED及び赤外線センサを階段状に配置したジェスチャ検出装置において右から左方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(D)は(C)の場合の赤外線センサの出力を示す図であり、(E)は一対の赤外線LED及び赤外線センサを階段状に配置したジェスチャ検出装置において上から下方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(F)は(E)の場合の赤外線センサの出力を示す図であり、(G)は一対の赤外線LED及び赤外線センサを階段状に配置したジェスチャ検出装置において下から上方向へのジェスチャ動作を示す図であり、(H)は(G)の場合の赤外線センサの出力を示す図である。 (A)は一対の光源のうち少なくとも一方の赤外線LEDから予め定めた方向へ出力される光を減光する減光壁を設けたジェスチャ検出装置の一例を示す図であり、(B)は本実施形態に対して、一対の赤外線LEDに直交する方向に一対の赤外線LEDを更に設けたジェスチャ検出装置を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1(A)は、本実施の形態に係るジェスチャ検出装置の概略構成を示す図であり、図1(B)はジェスチャ検出装置のジェスチャ操作の検出を説明するための図である。
本実施形態に係るジェスチャ検出装置10は、各々赤外光を発光する第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bの一対の赤外線LED12を備えている。
また、一対の赤外線LED12の間には、赤外光を検出する赤外線センサ14が設けられている。本実施形態では、図1(A)に示すように、赤外線LED12A、12Bと赤外線センサ14とが交互に一列に配列されている。
一対の赤外線LED12及び赤外線センサ14は、コントローラ16に接続されており、コントローラ16によって一対の赤外線LED12の駆動が制御され、赤外線センサ14の検出結果がコントローラ16に入力される。
コントローラ16は、赤外線センサ14が一対の赤外線LED12のそれぞれから発光された赤外光を受光したときに、何れの赤外線LED12から出力された光かを区別可能なように一対の赤外線LED12を駆動するようになっている。コントローラ16は、例えば、第1赤外線LED12Aと第2赤外線LED12Bとをそれぞれパルス駆動すると共に、駆動パルスの位相を反転して駆動するようにしてもよいし、各駆動周波数を異なる周波数で駆動するようにしてもよい。
本実施形態に係るジェスチャ検出装置10は、図1(B)に示すように、一対の赤外線LED12から発光された赤外光がジェスチャ操作を行う手に反射して赤外線センサ14に反射光が入射される。コントローラ16は、赤外線センサ14に入射された赤外光に基づいてジェスチャ操作を検出する。なお、本実施形態では、操作者の手の反射光を検出する例を説明するが、手以外に操作棒等の操作物等によってジェスチャ操作を行って、操作物による反射光を検出してもよい。
このように構成された本実施形態に係るジェスチャ検出装置10では、左右方向(図1(A)の一対の赤外線LED12と赤外線センサ14の配列方向)の操作者のジェスチャ操作については左右何れの方向へのジェスチャ操作(手の移動)であるかを区別して検出することができるが、上下方向(一対の赤外線LED12と赤外線センサ14の配列方向と直交する方向)のジェスチャ操作については、一対の赤外線LED12の各検出波形が一致してしまうので、上下何れの方向へのジェスチャ操作であるかを区別して検出することができない。
詳細には、図2(A)、(B)に示すように、図2(A)、(B)の左右方向のジェスチャ操作(手の移動)は、各赤外線LED12から発光された光が赤外線センサ14で受光するタイミングが異なると共に、それぞれの赤外線LEDを区別可能なように駆動されるので、異なるタイミングの波形として検出することができる。そのため、右から左の方向からのジェスチャ操作と、左から右へのジェスチャ操作を区別して検出することができる。
しかしながら、上下方向のジェスチャ操作(手の移動)は、一対の赤外線LED12の各々から発光された光が赤外線センサ14で受光するタイミングが重なり、且つ波形の形状も同じとなる。従って、上から下へのジェスチャ操作なのか、下から上へのジェスチャ操作なのかを区別して検出することができない。そのため、1軸(一対の赤外線LED12の配列方向に沿った軸)のジェスチャ操作しか検出することができない。
そこで、本実施の形態では、左右へのジェスチャ動作以外に、所定時間の間、手をかざした状態で移動させない、かざし動作を検出し、かざし動作とジェスチャ動作の少なくとも2種類の動作を区別してジェスチャ操作として検出する。そして、かざし動作とジェスチャ動作の組み合わせにより、検出パターンの多様化を図っている。
具体的には、図3(A)に示すように、ジェスチャ検出装置10に対して手をかざして予め定めた時間経過するまで手を移動させない状態のかざし動作を検出する。図3(A)の例では、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bの各々の反射光を赤外線センサ14が検出する例を示す。本実施形態では、手をかざして赤外線センサ14が反射光を検出している時間に閾値を設け、反射光の検出時間が閾値以上か否かを判定することによりかざし動作とジェスチャ動作とを区別して検出する。さらに、本実施形態では、閾値が2つ設けられており、ジェスチャ動作、かざし動作、及びかざし確定動作の3種類の動作を検出するようになっている。詳細には、図3(B)に示すように、手をかざして赤外線センサ14が反射光を検出している時間が時間t1まではジェスチャ動作検出範囲として、手を左右へ移動させるジェスチャ動作を検出する。また、赤外線センサ14が反射光を検出している時間が時間t1以上から時間t2までは手をかざした状態のかざし動作の検出範囲としてかざし動作を検出する。そして、赤外線センサ14が反射光を検出している時間が時間t2以上では、かざし動作の後にジェスチャ動作が行われたのか、かざし動作でジェスチャ操作が終了したのかを区別するためのかざし動作を確定する範囲として、かざし確定動作を検出する。なお、本実施形態では、閾値が2つの例を説明するが、閾値は1つとして、ジェスチャ動作とかざし動作の2種類を検出する構成でもよい。
続いて、本発明の第1実施形態に係るジェスチャ検出装置10の作用について説明する。
まず、図2(A)に示すように、ジェスチャ検出装置10に対して左右方向、かつ左から右方向(図2の左右方向かつ第1赤外線LED12Aから第2赤外線LED12Bへの方向)にジェスチャ操作した場合、各赤外線LED12から発光されて手で反射した赤外光が赤外線センサ14によって受光される。この場合の赤外線センサ14の受光結果は、図2(A)の下段に示すように、第1赤外線LED12Aから発光された赤外光を受光し、続いて、第2赤外線LED12Bから発光された赤外光を受光する。従って、コントローラ16は、赤外線センサ14の検出結果から左から右方向へのジェスチャ操作を検出することができる。
また、図2(B)に示すように、ジェスチャ検出装置10に対して左右方向、かつ右から左方向(図2の左右方向かつ第2赤外線LED12Bから第1赤外線LED12Aへの方向)にジェスチャ操作した場合、各赤外線LED12から発光されて手で反射した赤外光が赤外線センサ14によって受光される。この場合の赤外線センサ14の受光結果は、図2(B)の下段に示すように、第2赤外線LED12Bから発光された赤外光を受光し、続いて、第1赤外線LED12Aから発光された赤外光を受光する。従って、コントローラ16は、赤外線センサ14の検出結果から右から左方向へのジェスチャ操作を検出することができる。
さらに、本実施形態では、上述したように、かざし動作とジェスチャ動作とを組み合わせたジェスチャ操作が検出可能である。すなわち、コントローラ16は、一対の赤外線LED12の反射光の検出時間tが時間t1より短い場合をジェスチャ動作として検出し、時間t1から時間t2をかざし動作として検出する。そして、時間t2以上の場合には、かざし確定動作として検出する。
例えば、図4(A)に示すように、一対の赤外線LED12に手をかざしてかざし動作を行った後に、右方向(赤外線LED12B方向)へのジェスチャ動作(図4(B))や、左方向(赤外線LED12A方向)へのジェスチャ動作(図4(D))を行う。これにより、赤外線センサ14は、赤外線LED12A及び赤外線LED12Bの双方向の反射光を時間t1以上検出することでかざし動作を検出する。その後、右方向へのジェスチャ動作の場合は、赤外線LED12Aからの反射光が減光後に、赤外線LED12Bからの反射光が減光する。一方、左方向へのジェスチャ動作の場合は、赤外線LED12Bからの反射光が減光後に、赤外線LED12Aからの反射光が減光するので、これらの検出パターンを赤外線センサ14が検出する。そして、コントローラ16がかざし動作とジェスチャ動作とを区別して検出することにより、ジェスチャ操作として多様化した検出パターンを検出することができる。
例えば、本実施形態では、一例として、図5に示す種類の検出パターンが検出可能である。
図5の例では、検出パターンNo.1は、上述した検出パターンで、第1動作として、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行った後に、第2動作として、右方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.2は、上述した検出パターンで、第1動作として、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行った後に、第2動作として、左方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.3は、第1動作として、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を行った後に、第2動作として、右方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.4は、第1動作として、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を行った後に、第2動作として、左方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.5は、第1動作として、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行った後に、第2動作として、右方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.6は、第1動作として、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行った後に、第2動作として、左方向へジェスチャ動作を行う。
検出パターンNo.7は、第1動作として、左から右方向へのジェスチャ動作を行った後に、第2動作として、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行う。
検出パターンNo.8は、第1動作として、左から右方向へのジェスチャ動作を行った後に、第2動作として、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行う。
検出パターンNo.9は、第1動作として、右から左方向へのジェスチャ動作を行った後に、第2動作として、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を行う。
検出パターンNO.10は、第1動作として、右から左方向へのジェスチャ動作を行った後に、第2動作として、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行う。
検出パターンNo.11は、第1動作として、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を行った後に、第2動作として、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行う。
検出パターンNo.12は、第1動作として、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を行った後に、第2動作として、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を行う。
検出パターンNo.13は、第1赤外線LED12A及び第2赤外線LED12Bへのかざし動作を時間t2以上行うことで、かざし確定動作を行う。
検出パターンNo.14は、第1赤外線LED12Aへのかざし動作を時間t2以上行うことで、かざし確定動作を行う。
検出パターンNo.15は、第2赤外線LED12Bへのかざし動作を時間t2以上行うことで、かざし確定動作を行う。
検出パターンNo.16は、かざし動作は行わずに、右から左方向へのジェスチャ動作のみを行う。
検出パターンNo.17は、かざし動作は行わずに、左から右方向へのジェスチャ動作のみを行う。
このように、本実施形態では、かざし動作とジェスチャ動作を組み合わせたジェスチャ操作を検出することで、ジェスチャ動作のみをジェスチャ操作として検出する場合に比べて、検出パターンを多様化することができる。
また、検出パターン毎に対応する操作内容を予め定めてコントローラ14等に記憶しておくことで、コントローラ14が検出した検出パターンに対応する操作を指示することができる。
なお、上記の実施形態では、一対の赤外線LED12間に赤外線センサ14を設けて一列に配列した例を説明したが、ジェスチャ検出装置の構成はこれに限るものではない。
例えば、上記の実施形態の一対の赤外線LED12が、予め定めた2軸の各々のジェスチャ操作方向に対し、2軸によって形成される面内で2軸それぞれに交わる方向に沿って配列され、かつジェスチャ操作方向の各々の間隔が異なる位置に配置されたジェスチャ検出装置を適用してもよい。具体的には、図6(A)に示すように、一対の赤外線LED12及び赤外線センサ14を階段状に配置し、かつ紙面の左右方向と上下方向の一対の赤外線LED12の間隔の長さを極端に異なるようにすることで、2軸のジェスチャ操作を検出可能な構成に適用してもよい。すなわち、一対の赤外線LED12を各々区別可能に駆動した場合には、図6(A)に示すように、左から右方向へのジェスチャ動作では、赤外線センサ14は、第1赤外線LED12Aの光を検出した後に、第2赤外線LED12Bの光を検出するので(図6(B))、左から右方向へのジェスチャ動作を検出できる。この時、下から上方向へのジェスチャ動作(図6(G))も、第1赤外線LED12Aの反射光を検出した後に、第2赤外線LED12Bの反射光を検出するが(図6(H))、一方の光を検出してから他方の光を検出するまでの時間が異なるので各々を区別できる。また、同様に、図6(C)に示すように、右から左方向へのジェスチャ動作では、赤外線センサ14は、第2赤外線LED12Bの光を検出した後に、第1赤外線LED12Aの光を検出するので(図6(D))、右から左方向へのジェスチャ動作を検出できる。この時、上から下方向へのジェスチャ動作(図6(E))も、第2赤外線LED12Bの反射光を検出した後に、第1赤外線LED12Aの反射光を検出するが(図6(F))、一方の光を検出してから他方の光を検出するまでの時間が異なるので各々を区別できる。このような構成のジェスチャ検出装置においても、上記の実施形態のように、かざし動作とジェスチャ動作を組み合わせたジェスチャ操作を検出することで、検出パターンを更に多様化することができる。
或いは、ジェスチャ検出装置の構成として、図7(A)に示すように、特開2015−060512号公報に記載されたジェスチャ検出装置を適用してもよい。すなわち、上記の実施形態に対して、一対の光源のうち少なくとも一方の赤外線LED12から予め定めた方向へ出力される光を減光する減光壁18を設けてもよい。
或いは、ジェスチャ検出装置の構成として、図7(B)に示すように、上記の実施の形態に対して、一対の赤外線LED12に直交する方向に一対の赤外線LED12C、12Dを更に設けたジェスチャ検出装置に適用してもよい。
また、上記の実施形態では、コントローラ16は、赤外線センサ14が一対の赤外線LED12の各々の赤外光を受光したときに、何れから出力された光かを区別可能なように一対の赤外線LED12を駆動する例を説明したが、これに限るものではない。例えば、それぞれ同じように駆動してもよい。これにより、右から左方向へのジェスチャ動作と、左から右へのジェスチャ動作を区別できなくなるが、かざし動作とジェスチャ動作とを区別して検出することで、ジェスチャ動作のみをジェスチャ操作として検出する場合より、検出パターンを多様化できる。
また、上記の実施形態では、時間t1、t2を閾値として、かざし動作、ジェスチャ動作、及びかざし確定動作を検出するようにしたが、閾値はこれに限るものではない。例えば、時間t1のみとして、かざし動作及びジェスチャ動作を検出してもよい。或いは、3つ以上の閾値を適用して、複数種類のかざし動作を区別して更に検出パターンを多様化してもよい。
また、上記の実施形態では、一対の赤外線LED12及び赤外線センサ14の配列が、横長な構成として説明したが、これに限るものではない。例えば、90°回転させて縦長の構成としてもよい。
また、上記の各実施形態では、一対の赤外線LED12間に赤外線センサ14を配置した例を示すが、一対の赤外線LED12間以外の位置に設けるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、赤外線LED12を光源として用いる例を説明したが、赤外光以外に可視光を出力するLEDを光源として用いるようにしてもよい。
さらに、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 ジェスチャ検出装置
12 赤外線LED
12A 第1赤外線LED
12B 第2赤外線LED
14 赤外線センサ
16 コントローラ

Claims (6)

  1. 各々光を出力する複数の光源と、
    前記光源から出力され、操作者のジェスチャ操作により反射された反射光を受光する受光部と、
    前記受光部の受光結果に基づいて、予め定めたジェスチャ操作方向へのジェスチャ動作及び予め定めたかざし動作の各々を区別して前記ジェスチャ操作を検出する検出部と、
    を備えたジェスチャ検出装置。
  2. 前記複数の光源の何れから出力された光かを区別可能なように前記複数の光源を駆動する駆動部を更に備えた請求項1に記載のジェスチャ検出装置。
  3. 前記検出部は、前記受光部の前記反射光の受光時間が予め定めた閾値以上か否かを判定することにより前記かざし動作と前記ジェスチャ動作とを区別して検出する請求項1又は請求項2に記載のジェスチャ検出装置。
  4. 前記検出部は、前記閾値を複数設けて、前記かざし動作を更に複数種類に区別して検出する請求項3に記載のジェスチャ検出装置。
  5. 前記複数の光源は、予め定めた2軸の各々のジェスチャ操作方向に対して、前記2軸によって形成される面内で前記2軸のそれぞれに交わる方向に沿って配列され、かつ前記ジェスチャ操作方向の各々の間隔が異なる位置に配置された一対の光源である請求項1〜4の何れか1項に記載のジェスチャ検出装置。
  6. 前記複数の光源が一対の光源とされ、
    前記一対の光源のうち少なくとも一方の光源から予め定めた方向へ出力される光を減光する減光壁を更に備えた請求項1〜4の何れか1項に記載のジェスチャ検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107422853A (zh) * 2017-06-29 2017-12-01 努比亚技术有限公司 一种手势识别方法、移动终端及计算机可读存储介质

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