JP2017078461A - バルブ - Google Patents

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花田 敏広
Toshihiro Hanada
敏広 花田
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Abstract

【課題】耐薬品性及び耐圧性に優れた弁体を備え、圧力損失が抑制されて、十分な流量を確保することができるバルブを提供する。
【解決手段】可撓性材料から形成されている管形状の弁体を備えるバルブ1は、弁体11を長手方向軸線回りに捩る捩り装置21を備えており、管形状の両端が開放されており、弁体の内部空間には弁体とは別の物体が存在せず、内部空間の全体が流路として用いられ、弁体の壁部13に複数の溝15が形成されており、捩り装置により弁体を捩ると、壁部に複数の溝に沿って折り目17が形成されて、壁部が流路に向かって突出することによって、流路の開口面積が小さくなって、バルブの開度が絞られる。
【選択図】図4

Description

本発明は、可撓性材料から形成されている管形状の弁体を備えるバルブに関する。
両端が開放されている管形状の弁体の開口面積を小さくすることによって開度を絞ることのできる、一般的に使用されているバルブの一形態として、特許文献1等に示されるようなピンチバルブがある。このようなピンチバルブでは、内部空間が流路となっている、弾性を有する管形状の弁体を押圧して潰すことによって、開口面積を小さくすることができ、ひいてはバルブの開度を調節することができる。
その一方で、特許文献2には、複数の溝(複数条の縦皺)が形成された弁体(直管状外殻)と、弁体の内部空間に配置された紡錘形状の中子とを備えるバルブが開示されている。このバルブでは、当該中子は弁座として作用するものであり、弁体を捩ることによって弁体と中子との間の隙間面積を変化させることにより、バルブの開度を調節することができる。
特開2013−104440号公報 特開平4−83994号公報
しかしながら、特許文献1等に記載されているようなピンチバルブでは、弁体を押圧変形させるため、弁体の材質は主にゴム等の軟質の弾性材料である。こうしたピンチバルブにおいて、弁体に対して硬質材料である樹脂や金属を使用すると、弁体を潰しづらくまた押圧解除したときに断面形状が復元し難いので、硬質材料を弁体の材料に使用することは困難である。しかしながら、弁体がゴム等であると、耐圧性や耐薬品性の観点から、こうしたバルブの利用分野が限定されることになる。
また、特許文献2に記載のバルブでは、開度調節のための中子や、弁体内部に設けられたスペーサ等が必須の構成要素である。そのため、中子やスペーサ等が流路内に介在することになり、その結果、流路として使用できる弁体の開口面積が小さくなってしまうためバルブの流量が制限され、かつ圧力損失も生じることになる。
そこで、本発明の目的は、耐圧性や耐薬品性に優れた硬質材料を弁体に使用可能であり、圧力損失が抑制されて、十分な流量を確保することができるバルブを提供することにある。
請求項1の発明によれば、可撓性材料から形成されている管形状の弁体を備えるバルブであって、前記弁体を長手方向軸線回りに捩る捩り装置を備えており、前記管形状の両端が開放されており、前記弁体の内部空間には前記弁体とは別の物体が存在せず、前記内部空間の全体が流路として用いられ、前記弁体の壁部に複数の溝が形成されており、前記捩り装置により前記弁体を捩ると、前記壁部に前記複数の溝に沿って折り目が形成されて、前記壁部が前記流路に向かって突出することによって、前記流路の開口面積が小さくなって、前記バルブの開度が絞られる、バルブが提供される。
すなわち、請求項1の発明では、特許文献1に記載のピンチバルブのように弁体を押圧して潰すのではなく、弁体を捩ることによってバルブの開度を調節するので、耐圧性や耐薬品性に優れた硬質材料を弁体に使用可能である。また、弁体の内部空間に対して、特許文献2に記載の発明のように中子等の弁体とは別の物体を介在させることなく、弁の開度を小さくすることができる。その結果、第一の実施形態に係るバルブでは、大きな流量を確保することができ、さらに圧力損失を抑制することができる。さらに、請求項1の発明では、弁体の壁部に薄肉部である複数の溝が形成されており、弁体を捩ったときに、折り目が各溝に沿って形成される。その結果、弁体の変形が比較的容易な溝部分において起こるので、弁体が破損することが抑制される。
請求項2の発明によれば、前記複数の溝が、前記弁体の周方向にジグザグに配置されている、請求項1に記載のバルブが提供される。さらに、請求項3の発明によれば、前記弁体を長手方向軸線回りに捩ることによって前記壁部に前記折り目が形成されたときに、前記折り目において、前記弁体の内側に向かって突出する谷折り部分と、前記弁体の外側に向かって突出する山折り部分とが前記弁体の周方向に交互に形成されるように、前記複数の溝が構成されている、請求項1又は2に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項2及び3の発明では、比較的小さな力で弁体を捩ることができ、さらに弁体の捩った後の形状が想定し易いので、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
請求項4の発明によれば、前記複数の溝が、前記弁体の周方向に所定のピッチで繰り返し形成されている、請求項1〜3のいずれか1項にバルブが提供される。
すなわち、請求項4の発明では、弁体を捩ったときの形状も弁体の周方向に周期的なものとなり、ひいては弁体の捩ったときの弁体の形状が想定し易くなる。その結果、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
請求項5の発明によれば、前記弁体に形成されている全ての前記複数の溝の一端及び他端がそれぞれ、前記弁体の同一の周上に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項5の発明では、弁体の長手方向において各折り目の始点及び終点が揃うため、弁体の捩った後の形状が想定し易くなる。その結果、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
請求項6の発明によれば、前記複数の溝の1つの溝の端部が別の溝の端部と接続している、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブが提供される。請求項7の発明によれば、前記複数の溝の全てが接続しており、1つの溝を形成している、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項6及び7の発明では、溝の端部において壁部が変形し易くなることによって、弁体を容易に捩ることができる。
請求項8の発明によれば、前記複数の溝が、前記壁部の外周面のみに形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項8の発明では、弁体の壁部に溝を形成することが容易になる。また、壁部の内周面に溝がないことから溝による隙間が形成されず、閉弁時に当該隙間から流体が流通することもないので、バルブの流路を遮断することが容易になる。さらに、当該溝による隙間に汚れが溜まることもないので、流路内の清潔さを維持することができる。
請求項9の発明によれば、前記複数の溝はそれぞれ、直線状に形成されており、前記弁体の長手方向に延びている複数の縦溝と、2つの前記縦溝同士の間において、一方の縦溝の一方の端部から他方の縦溝の他方の端部まで、前記弁体の長手方向に対して傾斜して延びている傾斜溝とを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項9の発明では、比較的小さな力で弁体を捩ることができ、さらに弁体の捩った後の形状が想定し易いので、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
請求項10の発明によれば、前記弁体の周方向において、互いに隣接する前記縦溝同士の間隔が一定である、請求項9に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項10の発明では、縦溝に沿って形成される折り目が、弁体の周方向に周期的に形成され、ひいては弁体11を捩ったときの弁体11の形状が想定し易くなる。その結果、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
請求項11の発明によれば、前記弁体の周方向において、互いに隣接する前記縦溝同士が、それぞれが所定の長さである2つの間隔を交互に空けて配置されている、請求項9に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項11の発明では、大きい間隔によって隔てられている縦溝同士の間に形成されている傾斜溝に沿って形成された谷折り部分が、より流路の内側まで突出する。その結果、弁体を捩ったときに、流路の開口面積をより小さくすることができ、ひいてはバルブの開度をより絞ることができる。
請求項12の発明によれば、前記壁部の内周面であって、前記弁体を長手方向軸線回りに捩ったときに前記流路の開口面積が最小になる箇所にエラストマーが被覆されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載のバルブが提供される。さらに、請求項13の発明によれば、前記壁部の内周面であって、前記複数の溝が形成されている領域にエラストマーが被覆されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項12及び13の発明では、弁体を捩ってバルブを閉弁させたときに、エラストマー同士が当接して変形することによって、閉弁時に流路の開口面積をより小さくすることができ、さらに流路を遮断することもできる。
請求項14の発明によれば、前記弁体が硬質材料から形成されている、請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
すなわち、請求項14の発明では、弁体がゴム等の軟質の弾性材料よりも硬質である硬質材料から形成されていることから耐圧性に優れるため、弁体の内部空間により高圧で流体を流通させることができる。
請求項15の発明によれば、前記弁体がフッ素樹脂製である、請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
請求項15の発明によれば、硬質材料製の場合と同様に耐圧性に優れ、さらに、ゴム等の軟質の弾性材料と比較すると耐薬品性に優れるため、より多くの種類の流体に対してバルブを利用することができる。
請求項16の発明によれば、前記弁体が超弾性合金製である、請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブが提供される。
請求項16の発明によれば、弁体11をより小さな力で捩ることができ、さらに弁体11を捩ったときに元の形状に復元する力が働くので、バルブ1を閉弁及び開弁するための駆動力を小さく設定することができる。
本発明によるバルブは、弁体を捩ることによってバルブの開度を調節するので、耐圧性や耐薬品性に優れた硬質材料を弁体に使用可能である。また、本発明によるバルブは、弁体の内部空間に弁体とは別の物体が存在せず、内部空間の全体が流路として用いられることにより、圧力損失が抑制されて、十分な流量を確保することができる。
本発明の第一の実施形態に係るバルブの概略図。 図1に記載のバルブの弁体の斜視図。 開弁時における、図1に記載のバルブの弁体の正面図及び側面図。 閉弁時における、図1に記載のバルブの弁体の正面図及び側面図。 図1に記載のバルブの弁体の周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 ジグザグに配置された複数の溝の例を示す概略的な周方向展開図。 本発明の第一の実施形態の変形例に係るバルブの弁体の周方向展開図。 本発明の第一の実施形態の別の変形例に係るバルブの弁体の周方向展開図。 開弁時における、本発明の第二の実施形態に係るバルブの弁体の正面図及び側面図。 閉弁時における、本発明の第二の実施形態に係るバルブの弁体の正面図及び側面図。 本発明の第二の実施形態に係るバルブの弁体の周方向展開図。 本発明の第三の実施形態に係るバルブの弁体の縦断面図及び側面図。 本発明の第三の実施形態の変形例に係るバルブの縦断面図。 本発明の第三の実施形態の変形例に係るバルブの縦断面図。 本発明の第三の実施形態の変形例に係るバルブの縦断面図。
これより、図1〜5を参照しつつ、本発明の第一の実施形態に係るバルブについて説明する。第一の実施形態に係るバルブ1は、上流側配管UPから下流側配管DPに対して内部を流れる流体の流量を調節するためのものであり、可撓性材料から形成されている管形状の弁体11と、弁体11を長手方向軸線回りに捩る捩り装置21とを備える。
第一の実施形態では、弁体11は、図2に示されているように円筒管形状であり、フッ素樹脂から形成されている。弁体11は、管形状の両端が開放されており、一端がバルブの上流側配管UPと、他端がバルブの下流側配管DPと、内部空間において流体が流通可能であるように、継手Jを介して接続されている。
第一の実施形態では、継手Jは弁体11の端部と一体的に形成されている。しかしながら、弁体11とは別体の継手Jが、弁体11の端部の形状が変形しないような形で弁体11に取り付けられていてもよい。
弁体11の内部は中空になっており、弁体11の内部空間には、中子やスペーサ、ストレーナ、撹拌部材等の、弁体11とは別の物体が存在しない。したがって、弁体11の内部空間の全体がバルブ1の流路として用いられる。
図2〜5に記載されているように、弁体11の壁部13には、弁体11の一端から他端に向かって延びる複数の溝15が形成されている。特に図5から視認できるように、溝15は、それぞれ直線状に形成されている。また、これら複数の溝15は、弁体11の長手方向に対して平行に延びている複数の縦溝15Lと、2つの縦溝15L同士の間において、一方の縦溝15Lの一方の端部から他方の縦溝15Lの他方の端部まで、弁体11の長手方向に対して傾斜して延びている傾斜溝15Iとを含む。つまり、複数の溝15は、弁体11の周方向にジグザグに配置されている。
ここで、「溝」とは一端から他端まで一定の長さを有する、弁体11の薄肉部分をいい、直線状であっても、曲線状であってもよいし、二又以上に分岐するものであってもよい。また、「弁体の周方向にジグザグに配置」とは、図6A〜6Hに具体例を示すように、弁体11の周方向に隣接する溝15の延在方向が互い違いに傾斜している状態をいい、例えばZ字形状、鋸刃形状、波型形状等をなすものである。なお、図6A〜6Hでは、溝15は、一本線によって概略的に図5と同様の周方向展開図として示されている。また、溝15の端部15Eは、第一の実施形態と同様に図6A等に示すように接続されていてもよいし、図6Bに示すように接続されていなくてもよい。さらに、端部15Eは、図6Cに示すように湾曲して滑らかに接続してもよいし、図6Dに示すように接続溝15Jを追加的に形成して溝15同士を接続してもよい。また、溝15は、図6Eに示すように、全てが弁体11の長手方向に対して傾斜するように設けられていてもよい。さらに、それぞれの溝15は、図6Fに示すように途中で折れ曲がっていてもよいし、図6G及び図6Hに示すように湾曲していてもよい。
さらに、第一の実施形態では、図5に示されているように、複数の溝15は、弁体11の周方向に所定のピッチLpで繰り返し形成されており、かつ、弁体11の周方向に隣接する溝15と端部15Eで接続して、全体として1つの溝を形成している。これら複数の溝15の一端15E1及び他端15E2はそれぞれ、図5に破線Lbで示すように、弁体11の同一の周上に配置されている。また、第一の実施形態では、複数の溝15は、弁体11の壁部13の外周面のみに形成されている。
第一の実施形態では、弁体11は、フッ素樹脂の棒材をくり抜いて円筒管形状に加工した上で、外周面に複数の溝15を切削して形成することによって作製されたものである。これにより、所望の壁部13の厚さ及び溝15の形状を有する弁体を作製することができる。
捩り装置21は、第一の実施形態では、サーボモータである回転駆動装置23と回転駆動装置23の駆動シャフト25に取り付けられた歯車27とを備える。歯車27は、弁体11と上流側配管UPとを接続する継手Jの外周面に設けられた歯Tと噛み合うように形成されている。これにより、回転駆動装置23を駆動して歯車27を回転させることによって、弁体11を所望の回転方向に任意の回転量だけ捩ることができる。
また、第一の実施形態では、下流側配管DPにベローズ等の配管長さを調節することができる伸縮手段29が接続されている。これは、弁体11が捩ることによって若干短くなることによる、長手方向長さの変化を吸収するためである。この伸縮手段は、上流側配管UPに設けられていてもよい。
弁体11は、開弁状態である図3の状態から、捩り装置21により弁体11を捩ると、複数の溝15に沿って折り目17が形成される。図4には、流路の開口面積が最も小さくなった状態である閉弁状態にある弁体11が示されている。第一の実施形態では、これら折り目17は、複数の溝15が上述のように配置されていることにより、傾斜溝15Iに沿って形成される、弁体11の内側に向かって突出する谷折り部分17Vと、縦溝15Lに沿って形成される、弁体11の外側に向かって突出する山折り部分17Mとによって構成されることになる。したがって、この場合では、折り目17において、谷折り部分17Vと山折り部分17Mが弁体11の周方向に交互に形成される。なお、第一の実施形態では弁体11は図4に示すように、閉弁状態にあっても流路が遮断されていないが、複数の溝15の数や配置等を調節することによって、閉弁時に流路を完全に遮断することもできる。
このように、弁体11の壁部13、特に図4の側面図に現れているように折り目17の谷折り部分17Vが、弁体11の内部空間、つまりバルブ1の流路に向かって突出することによって、流路の開口面積が小さくなって、バルブ1の開度が絞られる。そして、弁体11が限度まで捩じられて、流路の開口面積が最小になり、これによりバルブ1が閉弁される。第一の実施形態のバルブ1では、特許文献2に記載の発明のように、弁体11の内部に弁体11とは異なる物体が存在していないので、少なくともバルブ1が閉弁しているときに、隣接及び/又は対向する壁部13同士が接触するまで、壁部13が流路に向かって突出することができる。
なお、バルブ1を開弁する場合には、捩り装置21を閉弁させたときと逆方向に駆動させて、捩り位置を元に戻せばよい。
なお、弁体11は、捩りの回転量が大きくなると、壁部13の厚さ、材料等や、溝15の配置、断面形状等の条件によって、弁体11を捩る力を解放した場合においても閉弁状態を維持することができる場合がある。これは、閉弁状態にある弁体11において、開弁状態に戻ろうとする復元力よりも、閉弁状態を維持しようとする慣性力が大きくなることに起因する。その結果、弁体11を閉弁状態に維持するために、捩り装置21によって弁体11に対して恒常的に力を作用させる必要がなくなるので、捩り装置21のエネルギー消費を低減させることができる。
これより、第一の実施形態に係るバルブ1の作用効果について説明する。
(1) 第一の実施形態に係るバルブ1では、弁体11を上記特許文献1に記載のピンチバルブのように押圧して潰すためにゴム等の軟質の弾性材料を使用する必要がなく、弁体11は、こうした弾性材料よりも硬質であるフッ素樹脂から形成されている。その結果、フッ素樹脂は、ゴム等と比較すると、耐薬品性に優れるため、より多くの種類の流体に対してバルブ1を利用することができる。さらに、フッ素樹脂は、ゴム等の軟質の弾性材料よりも硬質であることから耐圧性に優れるため、弁体11の内部空間により高圧で流体を流通させることができる。
(2) また、第一の実施形態では、弁体11を捩ると、弁体11の壁部13、特に折り目17の谷折り部分17Vが、弁体11の内部空間、つまり流路に向かって突出することによって、流路の開口面積を小さくすることができる。これにより、開弁時には大きな開口面積を確保しつつ、弁体11の内部空間に対して、特許文献2に記載の発明のように中子やスペーサ等の弁体11とは別の物体を介在させることなく、弁の開度を小さくすることができる。その結果、第一の実施形態に係るバルブでは、大きな流量を確保することができ、さらに圧力損失を抑制することができる。
(3) さらに、第一の実施形態では、弁体11の壁部13に薄肉部である複数の溝15が形成されており、弁体11を捩ったときに、折り目17が各溝15に沿って形成される。その結果、弁体11の変形が比較的容易な薄肉部分において起こるので、弁体11が破損することが抑制される。
(4) また、第一の実施形態では、弁体11の周方向に縦溝15L及び傾斜溝15Iが交互にジグザグ状に配置されている。これにより、上述のように、弁体11を捩ったときに、各溝15に沿って折り目17が形成されて、傾斜溝15Iに沿って谷折り部分17Vと、縦溝15Lに沿って山折り部分17Mとが、弁体11の周方向に交互に形成される。その結果、比較的小さな力で弁体11を捩ることができ、さらに弁体11の捩った後の形状が想定し易いので、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
(5) さらに、第一の実施形態では、壁部13に形成されている複数の溝15は、図5に示されているように、弁体11の周方向に所定のピッチLpで繰り返し形成されている。それにより、弁体11を捩ったときの形状も弁体11の周方向に周期的なものとなり、ひいては弁体11の捩ったときの形状が想定し易くなる。その結果、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
(6) また、第一の実施形態では、複数の溝15の一端15E1及び他端15E2はそれぞれ、弁体11の同一の周上に配置されている。これにより、弁体11の長手方向において各折り目17の始点及び終点が揃うため、弁体11の捩った後の形状が想定し易くなる。その結果、閉弁時の流路の開口面積を所望の大きさに容易に調節することができる。
(7)さらに、第一の実施形態では、複数の溝15は、弁体11の周方向に隣接する溝と端部で接続して、全体として1つの溝を形成している。つまり、複数の溝15の溝の1つの溝の端部15Eが、隣接する溝15の端部15Eと接続している。その結果、溝15の端部15Eにおいて壁部13が変形し易くなることによって、弁体11を容易に捩ることができる。
(8)また、第一の実施形態では、複数の溝15は、壁部13の外周面のみに形成されている。その結果、弁体11の壁部13に溝15を形成することが容易になる。特に、壁部13に溝15を切削加工で形成する場合は、外周面は内周面よりも加工し易く、複雑な形状についても容易に形成することができる。また、壁部13の内周面に溝15を形成すると、弁体11を捩ったときに、溝15によって隙間が形成されることにより、バルブ1の流路を完全に遮断にすることが困難となる。しかしながら、第一の実施形態では、壁部13の内周面に溝がないことから溝による隙間が形成されず、閉弁時に当該隙間から流体が流通することもないので、バルブ1の流路を遮断することが容易になる。さらに、当該溝による隙間に汚れが溜まり流路内で微生物が発生することも抑制されるので、流路内の清潔さを維持することができる。
第一の実施形態では、弁体11はフッ素樹脂から形成されているが、本発明はこれに限定されない。弁体11の材料は、捩り装置21による繰り返しの変形に耐えることができ、かつ複数の溝15以外の部分で一定の形状を保持できるものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、弁体11の材料には、ゴムやホース、チューブなどの軟質の配管部材に用いられる軟質ポリ塩化ビニル等の弾性を有する軟質の樹脂、パイプやバルブなどの硬質の配管部材に用いられる硬質ポリ塩化ビニル等の硬質の樹脂、金属、形状記憶材料等を使用することができる。また、ゴムや軟質ポリ塩化ビニル等の軟質な弾性材料よりも硬質である、硬質ポリ塩化ビニルなどの硬質の樹脂、金属等の硬質材料から弁体11が形成されていると、耐圧性に優れるため、弁体の内部空間により高圧で流体を流通させることができるので好ましい。弁体11に使用する樹脂材料の具体的な例としては、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオロライドなどのフッ素樹脂等が挙げられる。また、弁体11に使用する金属材料の具体的な例としては、鉄、ステンレス、チタン、形状記憶合金等が挙げられる。さらに、金属に関しては、通常の金属の弾性域を越えて伸長させた場合においても塑性変形しない、Ni−Ti系合金、Ni−Ti−Fe系合金、Ni−Ti−Cu系合金、Ni−Ti−Cr系合金等の超弾性合金を使用することができる。超弾性合金製の弁体11は、より小さな力で捩ることができ、さらに弁体11を捩ったときに元の形状に復元する力が働くので、バルブ1を閉弁及び開弁するための駆動力を小さく設定することができるので好ましい。
また、第一の実施形態では、弁体11は円筒管形状であるが、弁体11の断面形状は、弁体11を所望の回転量だけ捩ることができるものであれば、六角形や八角形等の多角形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
第一の実施形態では、複数の溝15は、弁体11の周方向にジグザグに配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、溝15はそれぞれ、平行に延在するものであってもよい。
また、第一の実施形態では、弁体11を捩ったときに、弁体11の壁部13に形成される折り目17について、谷折り部分17Vと山折り部分17Mとが周方向に交互に形成されるが、本発明はこれに限定されない。折り目17について、谷折り部分17V及び/又は山折り部分17Mが、弁体11の周方向に2つ以上続けて形成されるように、複数の溝15が構成されていてもよい。
さらに、第一の実施形態では、複数の溝15は、弁体11の周方向に所定のピッチLpで繰り返し形成されているが、本発明はこれに限定されない。各溝15の配置位置や形状、長さ及び溝15同士の間隔等は、バルブ1の開度が所望のように設定されるように、弁体11を適切な回転量だけ捩ることができるのであればどのように構成してもよい。
さらに、各溝15の断面形状、深さ、幅等の断面形状についても、本発明の課題を解決できるように、弁体11の強度や壁部13の変形し易さ等を考慮して、任意に設計することができる。ここで、各溝15の断面形状については、具体的には、コの字型、U字形、V字形等の形状にしてもよく、単なる切り込みにしてもよい。しかしながら、弁体11を捩って壁部13に折り目17を形成するときに、壁部13の肉厚が最小になる箇所が断面において1箇所に限定されると、弁体11に折り目17を付け易いことから、当該断面形状はV字形及びU字形が好ましい。さらに、折り目17の谷折り部分17Vにおいて、溝15の壁面同士が干渉しないように、各溝15の幅を設定することが好ましく、この理由から、当該断面形状はV字形であることがさらに好ましい。また、各溝15は、弁体11を捩ったときに壁部13が弁体11のより内側に突出する部分に向かって漸次深くなるように形成されると、変形の大きい壁部13の部分が肉薄になることによって、より変形し易くなるので好ましい。
さらに、第一の実施形態では、複数の溝15は全てが端部15Eにおいて接続しており、1つの溝を形成しているが、本発明はこれに限定されない。弁体11を所望の回転量だけ捩ることができるのであれば、一部の溝が接続されていなくてもよいし、全ての溝が接続されておらず、独立して形成されていてもよい。
また、第一の実施形態では、弁体11は、フッ素樹脂の棒材を円筒管に加工した上で、外周面に複数の溝15を切削して形成することによって作製されたものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、弁体11は、射出成形やブロー成形等の公知の方法によって、所望の形状に作製することができる。
さらに、捩り装置21には、公知の駆動機構を使用することができ、例えば、継手Jにレバーを取り付けて、当該レバーを弁体11の長手方向軸線回りに、手動で、あるいはマニピュレータ等の装置によって駆動させる等の機構を用いてもよい。
(第一の実施形態の変形例)
図7Aは、第一の実施形態の変形例に係るバルブ1の弁体11の周方向展開図を示す。当該変形例では、第一の実施形態に係るバルブ1の弁体11に形成されている複数の溝15に加えて、弁体11の長手方向中心部に、弁体11の周方向に連続的に延びる周方向溝15Cが形成されている。この変形例では、捩ることによって最も変形する弁体11の長手方向中心部が、周方向溝15Cによって肉薄になっているので、より小さな力で弁体11を捩ることができるので好ましい。
図7Bは、第一の実施形態の別の変形例に係るバルブ1の弁体11の周方向展開図を示す。当該別の変形例では、溝15が弁体11の長手方向中心線Lc対称に配置されているので、弁体11を時計回り及び反時計回りのどちらに捩っても同じ変形をする。その結果、弁体11の取り付け方向に制限がないので、バルブ1の施工性が向上する。
(第二の実施形態)
これより、図8〜10を参照しつつ、本発明の第二の実施形態に係るバルブについて説明する。なお、第二の実施形態については、第一の実施形態との差異点を主に説明する。また、第一の実施形態における第二の実施形態との差異点以外の構成要素は、第二の実施形態に適用可能であり、当業者は自明の範囲内でこれら構成要素を任意に組み合わせることができる。
第二の実施形態では、図10に示すように、弁体11の壁部13に形成されている縦溝15L同士の間隔が一定ではなく、弁体11の周方向に隣接する縦溝15Lは、2つの間隔L1、L2(L1<L2)を交互に空けて配置されている。
第一の実施形態と同様に、弁体11は、開弁状態である図8の状態から、捩り装置21により弁体11を捩じることによって、図9に示す閉弁状態にすることができ、このとき、壁部13には、第一の実施形態と同様に、傾斜溝15Iに沿って形成される谷折り部分17Vと、縦溝15Lに沿って形成される山折り部分17Mとによって構成される折り目17が形成される。図9に示されているように、第二の実施形態に係るバルブ1の閉弁状態では、流路の開口面積が第一の実施形態よりも小さくなり、ひいてはバルブ1の開度をより絞ることができる。これは、大きい間隔L2によって隔てられている縦溝15L同士の間に形成されている傾斜溝15Iに沿って形成された谷折り部分17Vが、より流路の内側まで突出することに起因する。
(第三の実施形態)
これより、図11を参照しつつ、本発明の第三の実施形態に係るバルブについて説明する。なお、第三の実施形態については、第一の実施形態との差異点を主に説明する。また、第一の実施形態における第三の実施形態との差異点以外の構成要素は、第一の実施形態に適用可能であり、当業者は自明の範囲内でこれら構成要素を任意に組み合わせることができる。
第三の実施形態では、図11に示すように、弁体11の壁部13の内周面であって、弁体11の長手方向略中央部分に、エラストマー31が被覆されている。弁体11の長手方向略中央部分は、弁体11を捩ったときに、流路の開口面積が最小になる箇所である(図4)。また、図11の断面図に記載されているように、エラストマー31は、弁体11の周方向に間欠的に、折り目17の谷折り部分17Vに相当する位置に設けられている。
第一の実施形態に係るバルブ1では、図4の側面図に示されているように閉弁時でも流路には一定の開口面積が維持されており、流路は完全に遮断されていない。これに対して、第三の実施形態に係るバルブ1では、弁体11を捩ってバルブ1を閉弁させたときに、エラストマー31同士が当接して変形することによって、閉弁時に流路の開口面積をより小さくすることができ、さらに流路を遮断することも可能である。
なお上述のように、エラストマー31が被覆されていなくても、溝15の間隔等を調整することによって、閉弁時に流路を遮断することもできる。しかしながら、弁体11の材料がフッ素樹脂等の一定の硬さを有するなどバルブ1の構成条件によっては、壁部13同士の隙間から流体が流通してしまい、流路における液体の流通を遮断できない場合がある。このように、弁体11の材質に一定の硬さを有する材料を使用している場合は、第三の実施形態に係るバルブ1のように、エラストマー31を弁体11の内周面に被覆することによって、流路を遮断し易くなるので特に好ましい。
エラストマー31の材料には、パーフロロエラストマー、フッ素ゴム、シリコンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム等を用いることができる。
(第三の実施形態の変形例)
図12〜14は、第三の実施形態の変形例に係るバルブ1の弁体11を示す。これらのバルブ1では、図12及び13に示すように弁体11の内周面の全体に、あるいは図14に示すように壁部13の内周面の全体ではなく、少なくとも複数の溝15が形成されている領域に、エラストマー31が被覆されている。第三の実施形態の変形例では、開口面積が最小になる箇所に関わらず、確実に流路における開口面積を小さくすることができ、さらに液体の流通を遮断することも可能になるので好ましい。
なお、エラストマー31を弁体11の壁部13の内周面に被覆する方法としては、図11及び図12に示すバルブ1のように接着してもよいし、図13及び図14に示すバルブ1のように、嵌合部33において、継手J又は壁部13の内周面に対して嵌合させて固定してもよい。
なお、上記実施形態の構成要素を任意に組み合わせてバルブを構成してもよい。すなわち、本発明の特徴および機能を実現できる限り、本発明は上記実施形態のバルブに限定されない。
1 バルブ
11 弁体
13 壁部
15 溝
17 折り目
21 捩り装置
31 エラストマー

Claims (16)

  1. 可撓性材料から形成されている管形状の弁体を備えるバルブであって、
    前記弁体を長手方向軸線回りに捩る捩り装置を備えており、
    前記管形状の両端が開放されており、前記弁体の内部空間には前記弁体とは別の物体が存在せず、前記内部空間の全体が流路として用いられ、
    前記弁体の壁部に複数の溝が形成されており、
    前記捩り装置により前記弁体を捩ると、前記壁部に前記複数の溝に沿って折り目が形成されて、前記壁部が前記流路に向かって突出することによって、前記流路の開口面積が小さくなって、前記バルブの開度が絞られる、
    バルブ。
  2. 前記複数の溝が、前記弁体の周方向にジグザグに配置されている、
    請求項1に記載のバルブ。
  3. 前記弁体を長手方向軸線回りに捩ることによって前記壁部に前記折り目が形成されたときに、前記折り目において、前記弁体の内側に向かって突出する谷折り部分と、前記弁体の外側に向かって突出する山折り部分とが前記弁体の周方向に交互に形成されるように、前記複数の溝が構成されている、
    請求項1又は2に記載のバルブ。
  4. 前記複数の溝が、前記弁体の周方向に所定のピッチで繰り返し形成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルブ。
  5. 前記弁体に形成されている全ての前記複数の溝の一端及び他端がそれぞれ、前記弁体の同一の周上に配置されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブ。
  6. 前記複数の溝の1つの溝の端部が別の溝の端部と接続している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブ。
  7. 前記複数の溝の全てが接続しており、1つの溝を形成している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブ。
  8. 前記複数の溝が、前記壁部の外周面のみに形成されている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のバルブ。
  9. 前記複数の溝はそれぞれ、直線状に形成されており、前記弁体の長手方向に延びている複数の縦溝と、2つの前記縦溝同士の間において、一方の縦溝の一方の端部から他方の縦溝の他方の端部まで、前記弁体の長手方向に対して傾斜して延びている傾斜溝とを含む、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のバルブ。
  10. 前記弁体の周方向において、互いに隣接する前記縦溝同士の間隔が一定である、
    請求項9に記載のバルブ。
  11. 前記弁体の周方向において、互いに隣接する前記縦溝同士が、それぞれが所定の長さである2つの間隔を交互に空けて配置されている、
    請求項9に記載のバルブ。
  12. 前記壁部の内周面であって、前記弁体を長手方向軸線回りに捩ったときに前記流路の開口面積が最小になる箇所にエラストマーが被覆されている、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のバルブ。
  13. 前記壁部の内周面であって、前記複数の溝が形成されている領域にエラストマーが被覆されている、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のバルブ。
  14. 前記弁体が硬質材料から形成されている、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブ。
  15. 前記弁体がフッ素樹脂製である、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブ。
  16. 前記弁体が超弾性合金製である、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載のバルブ。
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