JP2004003579A - 弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁頭部における隙間形成部を無くし、かつ、軸受とこれにより支持される部分との間の隙間を遮蔽することができる弁装置を提供する。
【解決手段】内部流体通路3の両端に第1接続口3a及び第2接続口3bが設けられた弁枠体2と、弁枠体2の内部にスライド可能に設けられた軸部材5と、軸部材5の先端部に取付けられる弁体10と、軸部材5をスライド自在に支持する軸受6と、軸部材5をスライドさせるスライド機構4とを備え、弁体10は、第1接続口3aへの接近スライドにより周縁部3cに当接して閉弁状態にする弁頭部11、および弁頭部11から軸受6側に延出されて軸受6と軸部材5との摺接する部分を内部流体通路3から区画するように端部が固定され、軸部材5のスライドに伴って変形する円筒状シール部12を有し、シール部12および弁頭部11が合成樹脂で一体に形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば清浄性が要求される食品、薬品等の流体を対象とした通路の連結に好適に用いられる弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述した弁装置として、例えばサニタリー用継手が知られている。この継手は、図6(a)及び(b)に示すように、内部流体通路102を有する雌継手101と、内部流体通路112を有する雄継手111とが用いられ、内部流体通路102および112はそれぞれ別の流体通路に接続される。雌継手101は、その上端に突き合わせ面101aを有し、雄継手111はその下端に突き合わせ面111aを有し、これら両突き合わせ面101a、111aは互いに同一軸線上で突き合わされる。突き合わせ後、雌継手101に設けた弁体103を弁座104から離れるようにスライドさせるとともに、雄継手111に設けた弁体113を弁座114から離れるようにスライドさせ、これによりそれぞれの内部流体通路102、112が連通する接続状態(図6(b)の状態)になる。逆に、弁体103を弁座104に、弁体113を弁座114にそれぞれ接触させることで遮断され、かつ両突き合わせ面101a、111aを互いに離すことで、内部流体通路102、112がそれぞれ切離された状態(図6(a)の状態)になる。
【0003】
前記弁体103および113は、それぞれに設けられた軸部105および115と、これら軸部105および115をそれぞれ支持する軸受106および116とによりスライド可能に支持されており、軸部105の途中に設けたフランジ107と軸受106との間が可撓性膜108にて覆われ、かつ軸部115の途中に設けたフランジ117と軸受116との間が可撓性膜118にて覆われている。前記可撓性膜108および118は、内部流体通路102、112が連通する接続状態のとき、軸部105、115と軸受106、116との摺動部分である隙間に、移送される流体が入って残るのを防止するために設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した可撓性膜118は、図6および図7(雄継手111側を示す)に示すように、軸部115を2分割した一方の分割軸部115aとフランジ117との間に、他方の分割軸部115bにて押圧した状態で挟み込まれて設けられており、もう一方の可撓性膜108も同様にして設けられている。この構成を採用するのは、可撓性膜108等の端部を軸部に直接固着することが困難である故に、軸部を分割してその間を固着部として用いるためである。
【0005】
したがって、従来の継手による場合には、分割軸部115a等とフランジ117等との接合部Xが内部流体通路112等に露出しているため、その接合部Xに、移送される流体が入り込んで残る虞があり、改善の余地があった。
【0006】
また、弁体103、113は、先端の弁頭部103a、113aの周囲に、弁座104、114に当接するリング状の当接部材103b、113bが別部材により取付けられているため、弁頭部103a、113aに当接部材103b、113bとの間で生じる隙間形成部が存在し、その隙間形成部でも移送される流体が入り込んで残る虞があり、改善の余地があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、弁頭部における隙間形成部を無くし、かつ、軸受とこれにより支持される部分との間の隙間を簡潔な構造で遮蔽することができる弁装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る弁装置は、内部流体通路の一端に第1接続口が、その他端に第2接続口がそれぞれ設けられた弁枠体と、該弁枠体の内部に、該第1接続口に対して接離する方向へスライド可能に設けられた軸部材と、該軸部材の先端部に取付けられる弁体と、該軸部材の途中をスライド自在に支持する軸受と、該軸部材をスライドさせるスライド機構とを備え、上記弁体は、軸部材の第1接続口への接近スライドにより該第1接続口の周縁部に当接して第1接続口を閉弁状態にする弁頭部と、該弁頭部から軸受側に延出されて該軸受と該軸部材との摺接する部分を内部流体通路から区画するように端部が固定されかつ軸部材のスライドに伴って変形する筒状シール部とを有し、該シール部と該弁頭部の少なくとも表層部とが合成樹脂で一体に形成されていることを特徴とする。
【0009】
この弁装置にあっては、弁頭部の表層部から軸受側に延出されて端部が固定された筒状シール部までが一体形成されているので、弁頭部における隙間形成部を無くすことが可能となる。また、筒状シール部が該軸受と該軸部材との摺接する部分を内部流体通路から区画するので、軸受とこれにより支持される部分との摺接する部分が遮蔽される。更に、弁体は、その外側全体が隙間の無い一体構造となっていて、袋状に形成されているので、筒状シール部の開口端部のみを固定すればよく、固定箇所を少なくすることが可能な簡潔な構造となる。
【0010】
請求項2の発明に係る弁装置は、請求項1に記載の弁装置において、前記シール部は、その両端部よりも途中部分が小径であって内側へ湾曲して形成され、軸部材の第1接続口からの離隔スライドに伴ってその途中部分が内側に湾曲変形することを特徴とする。
【0011】
この弁装置にあっては、軸部材のスライドに伴って筒状シール部の湾曲変形する途中部分から一端までの距離が変化すると、当然ながら途中部分から他端までの距離も変化する。つまり、両端間の距離変化に応じて途中部分を挟む両側の傾きが変化するため、軸部材のスライド量を大きく設計することが可能となる。また、離隔スライドに伴って途中部分が小径かつ内側に湾曲するので、開弁状態における内部流体通路の有効断面積を大きくしつつ、弁枠体の外径を小さくすることができる。
【0012】
請求項3の発明に係る弁装置は、請求項1または2に記載の弁装置において、前記弁頭部は、前記合成樹脂からなる表層部の背面側に、該表層部で覆われるように設けられた非可撓性の背面部を有することを特徴とする。
【0013】
この弁装置にあっては、弁体弁頭部が第1接続口の周縁部に当接する閉弁時に、弁頭部の非可撓性背面部が第1接続口の周縁部からの力を受けるので、長時間閉弁状態にあっても弁頭部における合成樹脂製表層部の周縁部が第1接続口の周縁部により背面側に押されて背面側に垂れるように変形する変形量が低減される。
【0014】
請求項4の発明に係る弁装置は、請求項3に記載の弁装置において、前記弁頭部の表層部よりも背面側であって、この弁頭部が第1接続口の周縁部に当接する箇所に、該周縁部への当接により該表層部が押圧を受ける方向に変形するのを許容する変形許容部が設けられていることを特徴とする。
【0015】
ここで、変形許容部として、空洞、或いはシール部よりも軟質な材料からなる部材などが該当する。
【0016】
この弁装置にあっては、第1接続口の周縁部に当接する箇所に変形許容部が設けられているので、弁体弁頭部の表層部が変形し易くなり、弁体の第1接続口周縁部への当接力を小さくしても閉弁状態の確保が可能であるため、スライド機構を小型化できる。
【0017】
請求項5の発明に係る弁装置は、請求項3または4に記載の弁装置において、前記表層部は前記シール部よりも内径の大きい部分を有し、前記背面部は軸方向と直交する方向に分割されていて上記表層部の内側で組立可能な構造となっていることを特徴とする。
【0018】
この弁装置にあっては、表層部の内側よりもシール部が狭いので、表層部の内側に非可撓性の背面部を入れることは困難であるものの、その背面部が軸方向と直交する方向に分割されていれば、各分割部分を表層部の内側に入れることができ、しかも背面部が組立可能に構成されていれば、表層部の内側で組立られるので、弁体弁頭部の表層部内に非可撓性の背面部を取付けることが可能となる。
【0019】
ここで、分割方向としての軸方向と直交する方向とは、軸方向と直交する方向は勿論のこと、軸心回りの方向も含んでいる。よって、軸心回りに放射状に分割してもよい。
【0020】
請求項6の発明に係る弁装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の弁装置において、前記シール部は、軸部材の離隔スライドに伴って弁体が第1接続口を開弁状態とする後退限位置にあるとき、前記弁頭部に繋がる部分より軸受側が連続して軸受側寄りに位置する構成となっていることを特徴とする。
【0021】
この弁装置にあっては、軸部材の離隔スライドに伴って弁体が後退限位置にあるとき、シール部は弁頭部に繋がる部分より軸受側が連続して軸受側寄りに位置し、つまり弁頭部側への折り返しが無いので、流体が溜まり難くなって残留することを防止でき、また洗浄性に優れる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき具体的に説明する。
【0023】
(第1実施形態)
図1は、本発明の弁装置を適用したサニタリー用の継手を示す縦断面図であり、閉弁状態を示す。図2はその継手が開弁状態となっているときを示す縦断面図である。
【0024】
この継手1は、内部流体通路3を有する弁枠体2と、スライド機構4によりスライドされる軸部材5と、その軸部材5の途中を支持する軸受6と、軸部材5の先端部に取付けられた弁体10とを備える。
【0025】
弁枠体2には、内部流体通路3の一端(上側)に第1接続口3aが、その他端(右側)に第2接続口3bがそれぞれ設けられている。第1接続口3aは、例えば移送先(または移送元)に繋がった別の継手(図示せず)に、着脱可能な状態で連結され、第2接続口3bは、例えば移送元(または移送先)に繋がったホース等の配管(図示せず)に連結される。
【0026】
上記軸部材5は、弁枠体2の内部に設けられ、基端側に設けられたスライド機構4により第1接続口3aに対して接離する方向へスライド可能となっている。軸部材5の途中は、弁枠体2の内部に設けられた軸受6によりスライド自在に支持されている。スライド機構4は、例えば空気アクチュエータ、電磁石或いは手動ハンドル等の公知手段が用いられる。
【0027】
上記弁体10は、上述したように軸部材5の先端部に取付けられ、弁頭部11と、弁頭部11から軸受6側に延出された円筒状のシール部12とを有する袋状のもので、全体が合成樹脂、例えばテフロン(PTFE:四フッ化エチレン樹脂)により一体成形にて形成されている。弁頭部11は、軸部材5の第1接続口3aへの接近スライドにより、第1接続口3aの周縁部3cに当接して第1接続口3aを閉弁状態にし(図1参照)、軸部材5の第1接続口3aからの離隔スライドにより、第1接続口3aの周縁部3cから離隔して第1接続口3aを開弁状態にする(図2参照)。
【0028】
上記弁頭部11の最大径部11aよりも背面側の少し窄まった部分から軸受6側に、シール部12が延出されていて、そのシール部12の基端側は、開口端となっていて、その全周が弁枠体2と軸受6との間で固定(挟持)されて、軸受6と軸部材5との摺接する部分を内部流体通路3から区画しており、軸部材5のスライドに伴って変形する。そのシール部12の変形は、本実施形態では、軸部材5の離隔スライドに伴って弁体10が第1接続口3aを開弁状態とする後退限位置(図2に示す位置)にあるときに、内側になだらかに湾曲変形するようになっている。より詳細には、シール部12は、閉弁状態においてはその上端および下端(基端)よりも途中部分が小径であって内側になだらかに湾曲しており、その状態から開弁状態になっても、途中部分の湾曲状態が大きくなるものの、上下端よりも内側になだらかに湾曲変形するようになっている。また、弁体10が後退限位置にあるとき、シール部12は弁頭部11aと繋がる部分より軸受6側が連続して軸受6側寄りに位置し、弁頭部11a側へ折り返しされることがないように設計されている。
【0029】
したがって、第1実施形態の継手1にあっては、弁体10が、弁頭部11から軸受6側に延出されて軸受6に固定された筒状シール部12までが一体形成されているので、従来のようにリング状の当接部材(103b、113b)を使用することなく、弁頭部11における隙間形成部を無くすことが可能となる。また、シール部12が軸受6と軸部材5との摺接する部分を内部流体通路3から区画するので、軸受6とこれにより支持される軸部材5との摺接する部分を遮蔽することができる。更に、弁体10は、その外側全体が隙間の無い一体構造となっていて、袋状に形成されているので、シール部12の基端側の開口端部のみを固定すればよく、固定箇所を少なくすることが可能な簡潔な構造にすることができる。
【0030】
また、シール部12は、軸部材5の離隔スライドに伴って弁体10が第1接続口3aを開弁状態とする後退限位置(図2に示す位置)にあるとき、内側になだらかに湾曲変形し、シール部12は弁頭部11aと繋がる部分より軸受6側が連続して軸受6側寄りに位置し、弁頭部11a側へ折り返しされることがないように設計されているので、流体が溜まり難くなって残留することを防止でき、また洗浄性に優れるものとなる。
【0031】
また、軸部材5のスライドに伴って筒状シール部12の湾曲変形する途中部分から一端(上端または下端(基端))までの距離が変化すると、当然ながら途中部分から他端(下端(基端)または上端)までの距離も変化する。つまり、両端間の距離変化に応じて途中部分を挟む両側の傾きが変化するため、軸部材5のスライド量を大きく設計することが可能となる。また、途中部分が両端よりも小径でかつ内側に湾曲するので、開弁状態における内部流体通路3の有効断面積を大きくしつつ、弁枠体2の外径を小さくすることができる。
【0032】
ところで、上記テフロンは、伸び率がゴムなどに比べて非常に低い。このような合成樹脂を用い、筒状シール部に代えて、円錐状のダイアフラムをシール部として形成した場合は、軸部材5のスライド量が、例えば配管径の25%に相当する寸法となるようにするには、配管径よりも遙かに大きい径のダイアフラムを要する。
【0033】
そこで、本発明のように筒状シール部とすると、同径のダイアフラムに比べて伸縮長を長くすることができる。すなわち、筒状シール部を軸方向に伸ばすことで、伸縮する部分の距離が長くなり、テフロンのように伸び率が非常に低い樹脂等を用いても伸縮長が長くなる。よって、ダイアフラムよりも小径に形成することができる。また、両端よりも途中部分が内側に湾曲した鼓状にすると、より伸縮長が長くなる。
【0034】
なお、自然流下のパイプラインを組み替える工場設備の場合には、上述のような弁装置が数十個まとめて同一平面上に設置される。このような工場設備において、本発明のように筒状シール部にすることで、ダイアフラムにする場合よりも小径とすることができるため、工場設備の設置面積を小さくすることが可能となる。
【0035】
更に、シール部を筒状に形成することにより、筒状シール部の径を配管径とほぼ同径寸法にすることが可能となる。なお、ダイアフラムを折り曲げて使用することにより、ダイアフラム径を小さくすることが考えられるが、ダイアフラムの折り曲げ部が凹状になって、その部分に内部流体が残存して好ましくない。
【0036】
第1実施形態の弁装置は、筒状シール部を用いるので、折り曲げた状態にすることなく開弁・閉弁状態にすることができ、前記凹状になる部分の発生を抑制して内部流体の残存を防止し、これにより洗浄性能、つまり内部流体を簡単に洗い流す性能および洗浄用流体の残留を減らす性能を向上させ得る。
【0037】
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る弁装置の一部を示す縦断面図である。この弁装置は、弁体20が第1実施形態と異なっていて、他の部分は第1実施形態と同一構造となっている。
【0038】
上記弁体20は、その弁頭部21の表層部21aの背面側に、表層部21aで覆われて、例えばステンレス製等からなる非可撓性の背面部22が設けられた構成となっており、表層部21aと円筒状のシール部23とは一体の合成樹脂、例えばテフロンで形成されている。ここで、表層部21aとは、シール部23と繋がった括れ部分よりも上の部分を言う。なお、本実施形態では背面部22の背面まで合成樹脂からなる部分を設けているが、その部分は省略してもよい。
【0039】
また、弁頭部21の表層部21aよりも背面側であって、第1接続口3aの周縁部3cに当接する箇所には、周縁部3cへの当接により表層部21aが押圧を受ける方向に変形するのを許容する変形許容部24がリング状に設けられている。図3中の22aは、背面部22に設けられた、リング状の変形許容部24を入れる窪みである。上記変形許容部24としては、シール部23よりも軟質な材料、例えばゴム等からなる部材などが該当する。
【0040】
なお、この弁体20の作製は、例えばゴム等からなる変形許容部24を取付けた非可撓性背面部22を、成形用の金型の内部にセットし、その後で射出成形を実行することなどにより行われる。また、シール部23は、第1実施形態のシール部12と同一の形態で変形するように設計されている。
【0041】
したがって、この第2実施形態の弁装置にあっては、第1実施形態と同様の効果が得られることに加えて、弁体弁頭部21が第1接続口3aの周縁部3cに当接する閉弁時に、弁頭部21の非可撓性背面部22が第1接続口3aの周縁部3cからの力を受けるので、長時間閉弁状態にあっても弁頭部21における合成樹脂部分である弁頭部21aの周縁部が、第1接続口3aの周縁部3cにより下側に押されて垂れ下がるように変形する変形量を低減させ得る。換言すれば、図1に示すものでは、弁頭部11aの全体が樹脂で形成されているため、弁頭部11aの周縁部が長時間閉弁状態にあると垂れ下がる虞があるが、第2実施形態のように非可撓性背面部22が弁頭部21の背面側に設けられていると、上記合成樹脂部分の垂れ下がりを抑制することができる。更に、第1接続口3aの周縁部3cに当接する箇所に変形許容部24が設けられているので、弁体弁頭部21の表層部21aが変形し易くなり、弁体20の第1接続口3aの周縁部3cへの当接力を小さくしても閉弁状態の確保が可能であるため、スライド機構(4)を小型化できる。
【0042】
なお、上記変形許容部24は、第1実施形態の弁体10に対して設けるようにしてもよい。
【0043】
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る弁装置の一部を示す縦断面図である。この弁装置は、弁体30が第1実施形態と異なっていて、他の部分は第1実施形態と同一構造となっている。
【0044】
上記弁体30は、その弁頭部31の表層部31aの背面側に、表層部31aで覆われて、例えばステンレス製等からなる非可撓性の背面部32が設けられた構成となっており、表層部31aと円筒状のシール部33とは一体の合成樹脂、例えばテフロンで形成されている。ここで、表層部31aとは、シール部33と繋がった括れ部分よりも上の部分を言う。
【0045】
表層部31aには、シール部33よりも内径が大きい収納部34が形成され、その収納部34内に背面部32が取付けられ、その背面部32に軸部材5の先端が固定されている。また、弁頭部31の表層部31aよりも背面側であって、第1接続口3aの周縁部3cに当接する箇所には、周縁部3cへの当接により表層部31aが押圧を受ける方向に変形するのを許容する変形許容部42がリング状に設けられている。その変形許容部42としては、シール部33よりも軟質な材料、例えばゴム等からなる部材などが該当する。また、シール部33は、第1実施形態のシール部12と同一の形態で変形するように設計されている。
【0046】
図5は、非可撓性背面部32を示す分解図である。背面部32は、上述した軸部材5の先端に固定される基端部35と、基端部35の先端側に環状に取付けられ、軸心回りに分割される複数、本実施形態では4つの先端部36、37、38、39とを有する。4つの先端部36〜39は、これら全てを組み合わせると内側に上側が下側よりも直径が小さい円形空洞40が形成される円環状となり、離すと断面がほぼ扇形となる形状であり、各先端部36〜39は、円形空洞40側(内周側)の上部に、下側に向けて折れ曲がった鉤状の係止部36a〜39aが設けられている。また、各先端部36〜39における外表面であって、第1接続口3aの周縁部3cに当接する箇所に対応する部分には、前記変形許容部42を入れる窪み36c〜39cが形成され、また各先端部36〜39における円形空洞40側の下端部には、C形止め輪41を挿入固定する凹溝36b〜39bが形成されている。
【0047】
一方、基端部35は、上記円形空洞40に下側から挿入され、上側よりも下側が直径が大きい断面円形に形成されたもので、先端側(上側)の外周縁部に4つの凹部35aが形成され、その凹部35aは軸心側の内奥が深く、外側が浅くなっており、各凹部35aには、上記各先端部36〜39の係止部36a〜39aが係止されるようになっている。
【0048】
よって、図5に示すように4つの先端部36〜39の全てを、内側に円形空洞40が形成されるように組み合わせ、上記窪み36c〜39cにリング状の変形許容部42を入れ、その状態を保持して表層部31aの収納部34に入れる。そして、その下側から基端部35を上向きに挿入して、基端部35の各凹部35aに各先端部36〜39の係止部36a〜39aを入れて係止させ、その後に、C形止め輪41を両端が狭くなるように押し付けて凹溝36b〜39bに挿入固定する。なお、凹溝36b〜39bの位置は、各凹部35aに各係止部36a〜39aが係止された状態のとき、基端部35の背面とほぼ同じ位置となるように設定されている。よって、凹溝36b〜39bに挿入固定されたC形止め輪41により、基端部35と各先端部36〜39とが、一体に収納部34内で組立てられる。このような組立構造とした理由は、収納部34の背面側(開口)が先端側(内奥)よりも狭くても、収納部34内に非可撓性背面部32を所定状態に設けることができるようにするためである。
【0049】
したがって、第3実施形態による場合には、第1実施形態と同様の効果が得られることに加えて、少量生産のときのように金型を用いずに、合成樹脂を切削等して表層部31aおよびシール部33を形成し、その表層部31aの収納部34の内部に非可撓性背面部32を設置するときに有効である。更に、第3実施形態による場合には、表層部31aおよびシール部33と、背面部32とを別々に作製し、収納部34内に背面部32を取付けるので、変形許容部42として上記ゴム等からなる部材に代えて空洞を用いることが可能となる。
【0050】
なお、この第3実施形態では、非可撓性背面部を、基端部と、軸心回りに分割された4つの先端部とを有する構成としているが、本発明はこれに限らない。例えば、軸心方向と直交する方向に2以上で分割する等してもよい。
【0051】
また、上述した第1〜第3実施形態では筒状のシール部12、23、33は、軸部材5の離隔スライドに伴って弁体が第1接続口3aを開弁状態とする後退限位置にあるとき、内側になだらかに湾曲変形するよう設計されているが、本発明はこれに限らない。例えば、シール部12、23、33の軸心方向の一部が内側または外側に断面「く」の字状に屈伸変形するように設計してもよい。但し、その場合にあっても、流体が溜まり難くなって残留することを防止でき、また洗浄性に優れるものとなるように、屈伸変形する部分より軸受6側が連続して軸受6側寄りに位置するように設計しておくことが好ましい。
【0052】
また、シール部が断面「く」の字状に屈伸変形する場合、そのシール部は、弁体が第1接続口3aを開弁状態とする後退限位置にあるとき、つまり折れ曲がり部分の内角が最小となるときに、各部寸法を定め、その寸法で金型の設計或いは切削時の寸法を決定し、作製するのが好ましい。このようにすると、シール部の折れ曲がり部分は、弁体が後退限位置にあるときに、内部応力が発生せず、繰り返し変形を受けても応力集中に伴って亀裂或いは破損が発生するのを防止できるからである。
【0053】
或いは、弁体が後退限位置にある、つまり折れ曲がり部分の内角が最小となるときと、弁体が第1接続口3aを閉弁状態とする前進限位置にある、つまり折れ曲がり部分の内角が最大となるときとの間の角度のときに、各部寸法を定め、その寸法で金型の設計或いは切削時の寸法を決定し、シール部を作製するのが好ましい。このようにすると、シール部の折れ曲がり部分は、弁体が後退限位置にあるときに圧縮力が軽減され、しかも弁体が前進限位置にあるときに引っ張り力が軽減されるので、繰り返し変形を受けても応力集中に伴って亀裂或いは破損が発生するのを、より効果的に防止できるからである。なお、この場合において、各部寸法を定める角度は、経験的に決めればよい。
【0054】
また、上述した実施形態では弁体の合成樹脂としてテフロンを用いているが、本発明はこれに限らず、可撓性を有する一般の合成樹脂を用いることもできる。特に食品、薬品等の流体である場合には、耐薬品性に優れるテフロン、PFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)或いはFEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂)などを用いるのが好ましい。
【0055】
また、上述した実施形態では弁体の背面側に設ける非可撓性背面部としてステンレスを用いているが、本発明はこれに限らず、他の金属或いは金属以外の他の非可撓性材料を用いることもできる。
【0056】
また、上述した実施形態ではサニタリー用継手に適用しているが、本発明はこれに限らず、その他の各種継手或いは開閉動作を行わせる弁に広く適用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明による場合には、弁頭部の表層部から軸受側に延出されて端部が固定された筒状シール部までが一体形成されているので、弁頭部における隙間形成部を無くすことが可能となる。また、筒状シール部が該軸受と該軸部材との摺接する部分を内部流体通路から区画するので、軸受とこれにより支持される部分との摺接する部分を遮蔽することができる。更に、弁体は、その外側全体が隙間の無い一体構造となっていて、袋状に形成されているので、筒状シール部の開口端部のみを固定すればよく、固定箇所を少なくすることが可能な簡潔な構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁装置を適用したサニタリー用の継手を示す縦断面図であり、閉弁状態を示す。
【図2】図1の継手が開弁状態となっているときを示す縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る弁装置の一部を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る弁装置の一部を示す縦断面図である。
【図5】図4の弁装置に設けた非可撓性背面部を示す分解図である。
【図6】従来例のサニタリー用継手を示す縦断面図であり、(a)は両継手が離間された状態を示し、(b)は両継手が接続された状態を示す。
【図7】従来例のサニタリー用継手の問題点の説明図である。
【符号の説明】
1 継手
2 弁枠体
3 内部流体通路
3a 第1接続口
3b 第2接続口
4 スライド機構
5 軸部材
6 軸受
10、20、30 弁体
11、21、31 弁頭部
12、23、33 シール部
21a、31a 表層部
22、32 背面部
24、42 変形許容部
34 収納部
35 基端部
35a 凹部
36、37、38、39 先端部
36a、37a、38a、39a 係止部
36b、37b、38b、39b 凹溝
41 C形止め輪

Claims (6)

  1. 内部流体通路の一端に第1接続口が、その他端に第2接続口がそれぞれ設けられた弁枠体と、
    該弁枠体の内部に、該第1接続口に対して接離する方向へスライド可能に設けられた軸部材と、
    該軸部材の先端部に取付けられる弁体と、
    該軸部材の途中をスライド自在に支持する軸受と、
    該軸部材をスライドさせるスライド機構とを備え、
    上記弁体は、軸部材の第1接続口への接近スライドにより該第1接続口の周縁部に当接して第1接続口を閉弁状態にする弁頭部と、該弁頭部から軸受側に延出されて該軸受と該軸部材との摺接する部分を内部流体通路から区画するように端部が固定されかつ軸部材のスライドに伴って変形する筒状シール部とを有し、該シール部と該弁頭部の少なくとも表層部とが合成樹脂で一体に形成されていることを特徴とする弁装置。
  2. 請求項1に記載の弁装置において、前記シール部は、その両端部よりも途中部分が小径であって内側へ湾曲して形成され、軸部材の第1接続口からの離隔スライドに伴ってその途中部分が内側に湾曲変形することを特徴とする弁装置。
  3. 請求項1または2に記載の弁装置において、前記弁頭部は、前記合成樹脂からなる表層部の背面側に、該表層部で覆われるように設けられた非可撓性の背面部を有することを特徴とする弁装置。
  4. 請求項3に記載の弁装置において、前記弁頭部の表層部よりも背面側であって、この弁頭部が第1接続口の周縁部に当接する箇所に、該周縁部への当接により該表層部が押圧を受ける方向に変形するのを許容する変形許容部が設けられていることを特徴とする弁装置。
  5. 請求項3または4に記載の弁装置において、前記表層部は前記シール部よりも内径の大きい部分を有し、前記背面部は軸方向と直交する方向に分割されていて上記表層部の内側で組立可能な構造となっていることを特徴とする弁装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の弁装置において、前記シール部は、軸部材の離隔スライドに伴って弁体が第1接続口を開弁状態とする後退限位置にあるとき、前記弁頭部に繋がる部分より軸受側が連続して軸受側寄りに位置する構成となっていることを特徴とする弁装置。
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