JP2017077928A - 媒体搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体搬送経路における媒体のジャムを低減できる媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】媒体搬送装置は、媒体を下流側へ送る給紙ローラーと、前記給紙ローラーとの間で媒体をニップして分離する分離手段と、前記分離手段より搬送方向上流側に延びる媒体搬送面と、前記媒体搬送面に対向し、前記給紙ローラーと前記分離手段とのニップ位置に進入する媒体の入口となる間口を形成する間口形成部材とを備え、前記媒体搬送面と交差する方向において、前記間口形成部材の上流側から送られる媒体の搬送面の位置と前記間口の位置とがずれている。前記媒体搬送面において前記間口形成部材と対向する部位には凹状部が形成され、前記凹状部は前記間口形成部材の少なくとも一部を受け入れている。
【選択図】図8

Description

本発明は、媒体を搬送する媒体搬送装置、並びにこれを備えた画像読取装置に関する。
媒体を傾斜姿勢で支持する媒体載置部から給紙ローラーとリタードローラーとのニップ点に媒体を送る構成において、傾斜姿勢を取る媒体の束が分離手段に雪崩れ込むことを防止すべく、媒体の搬送方向において分離手段の上流側には、媒体をニップ点に送る間口を規制する規制手段が設けられている媒体搬送装置がある(特許文献1)。特許文献1に記載の媒体搬送装置において、規制手段はフラップとして構成され、このフラップにより間口のサイズが規制されることにより、分離手段としてのリタードローラーに向けて送り込まれる媒体の枚数が制限されている。
特開2014−51338号公報
しかしながら、リタードローラーに向けて送り込まれた複数枚の媒体が給紙ローラーにより搬送方向下流側に搬送されるに伴って、間口内の媒体の枚数が減少する。これにより、間口においてフラップと媒体との間に隙間が生じる。そして、この隙間にフラップが堰き止めていた媒体の束が雪崩れ込む虞がある。
隙間に媒体の束が雪崩れ込むと、先にリタードローラーに向けて送り込まれた媒体と雪崩れ込んだ媒体との間に摩擦力が生じる。そして、リタードローラーに向けて送り込まれた媒体は、搬送方向下流側へ押圧される。ここで、リタードローラーに向けて送り込まれた媒体の先端は、リタードローラーにより搬送方向下流側への変位を規制されている。
このため、リタードローラーに向けて送り込まれた媒体において搬送方向先端側に撓みが生じる。その結果、リタードローラーに向けて送り込まれた媒体の先端が撓みにより給紙ローラーとリタードローラーとのニップ点に入り込まず、媒体がジャムを起こす虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、媒体搬送経路における媒体のジャムを低減できる媒体搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の媒体搬送装置は、媒体を下流側へ送る送りローラーと、前記送りローラーとの間で媒体をニップして分離する分離手段と、前記分離手段より搬送方向上流側に延びる媒体搬送面と、前記媒体搬送面に対向し、前記送りローラーと前記分離手段とのニップ位置に進入する媒体の入口となる間口を形成する間口形成部材と、を備え、前記媒体搬送面と交差する方向において、前記間口形成部材の上流側から送られる媒体の搬送面の位置と前記間口の位置とがずれていることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体搬送面と交差する方向において、前記間口形成部材の上流側から送られる媒体の搬送面の位置と前記間口の位置とがずれているので、前記間口に隙間が生じても前記媒体の束の前記間口内への雪崩れ込みを抑制でき、前記媒体の搬送経路におけるジャムを低減できる。
本発明の第2の態様の媒体搬送装置は、第1の態様において、前記媒体搬送面において前記間口形成部材と対向する部位には凹状部が形成され、前記凹状部は前記間口形成部材の少なくとも一部を受け入れていることを特徴とする。
本態様によれば、前記凹状部は前記間口形成部材の少なくとも一部を受け入れているので、前記間口への前記媒体の束の入り込みをより確実に抑制できる。
本発明の第3の態様の媒体搬送装置は、第2の態様において、前記媒体の搬送方向における前記凹状部の前記送りローラー側の端部には前記媒体の先端を搬送方向下流側に向けて案内する案内部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記凹状部において前記送りローラー側の端部には前記媒体を前記媒体の先端を搬送方向下流側に向けて案内する案内部が設けられているので、前記媒体を前記間口から搬送方向下流側に円滑に案内でき、前記凹状部におけるジャムを低減できる。
本発明の第4の態様の媒体搬送装置は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記分離手段は前記送りローラーに対して前記媒体の搬送方向上流側にずれて配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記分離手段は前記送りローラーに対して前記媒体の搬送方向上流側にずれて配置されているので、前記間口から搬送されてきた複数の媒体の先端が前記送りローラーより先に前記分離手段と接触し、前記媒体の先端が捌かれる。その結果、前記分離手段の前記媒体に対する分離性を向上させることができる。
本発明の第5の態様の媒体搬送装置は、第2または第3の態様において、前記凹状部には、前記媒体を搬送方向下流側に向けて送る搬送ローラーが設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記凹状部には、前記媒体を搬送方向下流側に向けて送る搬送ローラーが設けられているので、前記凹状部内に送り込まれた媒体を搬送方向下流側により確実に送ることができ、前記凹状部におけるジャムを抑制できる。
本発明の第6の態様の媒体搬送装置は、第1から第5のいずれか一の態様において、前記間口形成部材は前記媒体搬送面と交差する方向に変位可能であることを特徴とする。
本態様によれば、前記間口形成部材は前記媒体搬送面と交差する方向に変位可能であるので、前記媒体の先端が前記間口に入り込むために湾曲する際、前記媒体と接触する前記間口形成部材が前記交差する方向に変位して前記媒体の変形を抑制し、前記搬送経路における前記媒体のジャムを抑制できる。
本発明の第7の態様の媒体搬送装置は、第6の態様において、前記間口形成部材は、該間口形成部材の下流側に前記媒体を案内する、媒体搬送方向に対して傾斜角αを成す案内面と、前記案内面と接続する面であって、媒体搬送方向に対する角度が前記傾斜角αより大きい角度βを成し、前記ニップ位置への前記媒体の進入を止めるストッパー面と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記ストッパー面によって、複数枚の媒体の前記間口への入り込みをより確実に回避することができる。
本発明の第8の態様の画像読取装置は、第1から第7のいずれか一の態様における媒体搬送装置と、前記送りローラーにより搬送される媒体を読取可能な画像読取手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置を示す外観斜視図。 本発明に係る画像読取装置における給送状態を示す斜視図。 本発明に係る画像読取装置において上部ユニットを下部ユニットに対して開状態とした場合の斜視図。 本発明に係る画像読取装置における給送経路を示す側断面図。 下部ユニットにおける搬送経路側を示す平面図。 間口周辺部を搬送方向下流側から見た斜視図。 間口周辺部を搬送方向上流側から見た斜視図。 間口周辺部を示す側断面図。 間口を示す側断面図。 間口形成部材における案内面とストッパー面とを示す側断面図。 第2の実施例における間口周辺部を示す側断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係る画像読取装置を示す外観斜視図であり、図2は本発明に係る画像読取装置における給送状態を示す斜視図であり、図3は本発明に係る画像読取装置において上部ユニットを下部ユニットに対して開状態とした場合の斜視図であり、図4は本発明に係る画像読取装置における給送経路を示す側断面図であり、図5は下部ユニットにおける搬送経路側を示す平面図であり、図6は間口周辺部を搬送方向下流側から見た斜視図である。
また、図7は間口周辺部を搬送方向上流側から見た斜視図であり、図8は間口周辺部を示す側断面図であり、図9は間口を示す側断面図であり、図10は間口形成部材における案内面とストッパー面とを示す側断面図であり、図11は第2の実施例における間口周辺部を示す側断面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が装置幅方向であるとともに用紙幅方向、Y方向が画像読取装置における用紙搬送方向、Z方向がY方向と直交する方向であり、概ね搬送される用紙の面と直交する方向を示している。尚、各図において−Y方向側を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
■■■第1の実施例■■■■
<<<画像読取装置の概要>>>
図1ないし図3を参照して「媒体搬送装置」の一例である画像読取装置10について説明する。本実施例において画像読取装置10は、用紙Pの表面及び裏面の少なくとも一面を読み取り可能なドキュメントスキャナーとして構成されている。画像読取装置10は、下部ユニット12と、上部ユニット14と、カバー部16と、排紙トレイ18とを備えている。
上部ユニット14は下部ユニット12に対して用紙搬送方向下流側を回動支点として回動可能に下部ユニット12に取り付けられている。上部ユニット14は、下部ユニット12に対して閉じて下部ユニット12とともに用紙Pの搬送経路を構成する閉状態(図2参照)と、下部ユニット12に対して装置前面側に回動して用紙Pの搬送経路を露呈させて用紙Pの紙詰まりの処理を容易に行うことができる開状態(図3参照)とを取り得る。
下部ユニット12の背面側の上部にはカバー部16が設けられている。カバー部16は、下部ユニット12に対して回動可能に下部ユニット12に取り付けられている。カバー部16は、図1に示すように上部ユニット14の上部及び給送口20(図2及び図4参照)を覆う非給送状態と、図2に示すように非給送状態から装置背面側に回動し、給送口20を開放するとともにカバー部16の裏面16aが「媒体」としての用紙Pの載置部22を構成する給送状態とを取り得る。
また、下部ユニット12の装置前面側には用紙Pを排出する排出口24が設けられている。また、下部ユニット12は、排出口24から装置前方側に向けて引き出し可能な排紙トレイ18を備えている。排紙トレイ18は、下部ユニット12の底部に収納された状態(図1参照)と、装置前面側に引き出された状態(図2参照)とを取り得る。また、本実施例において排紙トレイ18は複数のトレイ部材を連結して構成されており、排出される用紙Pの長さに応じて、排出口24からの引き出し長さを調整可能である。
<<<画像読取装置における給送経路について>>>
次いで、図4を参照して、画像読取装置10における用紙搬送経路26について説明する。下部ユニット12に対して装置背面側に回動した姿勢にあるカバー部16の裏面16aに設けられた載置部22に用紙Pが載置される。載置部22に載置された用紙Pは、下部ユニット12に対して回転可能に設けられた第1給送ローラー28により給送方向下流側に給送される。尚、図示しないが第1給送ローラー28が設けられた位置には用紙戻しレバーが設けられ、用紙Pの重送を防止している。
第1給送ローラー28の給送方向下流側には、下部ユニット12に「送りローラー」としての第2給送ローラー30が回転可能に設けられ、上部ユニット14に「分離手段」としての分離ローラー32が回転可能に設けられている。尚、本実施例において分離ローラー32には所定の回転抵抗が与えられている。そして、第1給送ローラー28により給送された複数の用紙Pは、分離ローラー32により分離され、第2給送ローラー30と接している用紙Pのみが第2給送ローラー30と分離ローラー32とにニップされて給送方向下流側に給送される。
第2給送ローラー30の給送方向下流側には搬送ローラー対34、「画像読取手段」としての画像読取部36及び排出ローラー対38が設けられている。第2給送ローラー30及び分離ローラー32によりニップされて給送方向下流側に給送された用紙Pは搬送ローラー対34にニップされて、搬送ローラー対34の下流側に位置する画像読取部36に搬送される。
尚、搬送ローラー対34は下部ユニット12に設けられた搬送駆動ローラー34aと、上部ユニット14に設けられ、搬送駆動ローラー34aに対して従動回転する搬送従動ローラー34bを備えている。
ここで、画像読取部36は、上部ユニット14側に設けられた上部画像読取センサー40と、下部ユニット12側に設けられた下部画像読取センサー42とを備えている。本実施例において、上部画像読取センサー40及び下部画像読取センサー42は一例として密着型イメージセンサーモジュール(CISM)として構成されている。
用紙Pは、画像読取部36において用紙Pの表面及び裏面の少なくとも一方の面の画像を読み取られた後、画像読取部36の搬送方向下流側に位置する排出ローラー対38にニップされて排出口24から排紙トレイ18に向けて排出される。尚、図4における一点鎖線は用紙Pの給送経路を示している。
また、本実施例において排出ローラー対38は下部ユニット12に設けられた排出駆動ローラー38aと、上部ユニット14に設けられ、排出駆動ローラー38aに対して従動回転する排出従動ローラー38bを備えている。
また、本実施例において第1給送ローラー28、第2給送ローラー30、搬送駆動ローラー34a及び排出駆動ローラー38aは、下部ユニット12内に設けられた少なくとも1つの駆動源(不図示)により回転駆動させられる。
また、本実施例において下部ユニット12内には制御部46が設けられている。本実施例において制御部46は、複数の電子部品を備える電気回路として構成されている。制御部46は、上部画像読取センサー40、下部画像読取センサー42及び前記駆動源を制御している。
また、制御部46は画像読取装置10における用紙Pの搬送及び画像読取動作を制御するように構成されている。また、制御部46は外部(PCなど)からの指示で画像読取装置10における原稿読取動作の実行に必要な動作を制御してもよい。
<<<搬送路及び間口形成部材の構成について>>>
次いで、図5ないし図10を参照して経路形成部材48及び間口形成部材50の構成について説明する。図5を参照するに下部ユニット12には「媒体搬送面」の一部を形成する経路形成部材48が設けられている。経路形成部材48は、下部ユニット12に対して上部ユニット14が閉状態である場合、媒体搬送路の一部を構成する。
また、経路形成部材48において用紙幅方向の略中央部には「媒体搬送面」の一部を構成する固定部材52が取り付けられている。固定部材52も下部ユニット12に対して上部ユニット14が閉状態である場合、媒体搬送路の一部を構成する。
本実施例において固定部材52には、第1給送ローラー28及び第2給送ローラー30が配置されている。本実施例において、第1給送ローラー28及び第2給送ローラー30は用紙搬送経路26、すなわち、固定部材52に対して第1給送ローラー28及び第2給送ローラー30の一部が突出するように配置されている。
また、固定部材52における用紙搬送方向上流側には第1給送ローラー28が配置されている。また、本実施例において、第1給送ローラー28は、固定部材52において用紙幅方向に所定の間隔をおいて2つ設けられている。
また、固定部材52において第1給送ローラー28の搬送方向下流側には凹状部54が形成されている。凹状部54については後述する。
また、固定部材52における用紙搬送方向において凹状部54の下流側には、第2給送ローラー30が配置されている。本実施例において、第2給送ローラー30も固定部材52における用紙幅方向に所定の間隔をおいて2つ設けられている。
また、経路形成部材48において、第2給送ローラー30の用紙搬送方向下流側には、搬送駆動ローラー34aが回転可能に配置されている。本実施例において搬送駆動ローラー34aは、用紙幅方向に所定の間隔をおいて2つ設けられている。さらに、搬送駆動ローラー34aの用紙搬送方向下流側には、画像読取部36の下部画像読取センサー42が配置されている。また、経路形成部材48において下部画像読取センサー42の用紙搬送方向下流側には、排出駆動ローラー38aが回転可能に配置されている。本実施例において排出駆動ローラー38aは、用紙幅方向に所定の間隔をおいて2つ設けられている。
次いで図5ないし図10を参照して間口形成部材50について説明する。間口形成部材50は、経路形成部材48及び固定部材52に対して接離する方向に変位可能にフレーム部材56に取り付けられている。フレーム部材56は、用紙搬送経路26に対して進退可能に上部ユニット14に取り付けられている。
フレーム部材56は用紙幅方向に延設されており、用紙搬送方向に沿った面で切断した断面が略コの字状を成している。フレーム部材56の用紙幅方向における両端部には掛止部材58、58が取り付けられている。2つの掛止部材58、58は、図示しないが上部ユニット14にそれぞれ取り付けられている。そして、フレーム部材56は上部ユニット14から吊り下げられている。
また、フレーム部材56の用紙幅方向における両端部には、付勢部材60、60(図5及び図7参照)が設けられている。本実施例において付勢部材60はばねとして構成されている。付勢部材60の付勢力は、フレーム部材56を押圧し、フレーム部材56を上部ユニット14から離間する方向に作用している。
本実施例において、フレーム部材56の用紙幅方向における中央領域には、間口形成部材50と紙押さえレバー62とが設けられている(図6及び図7参照)。本実施例においてフレーム部材56の用紙搬送方向上流側の面には間口形成部材50が取り付けられ、下流側の面に紙押さえレバー62が取り付けられている。本実施例において紙押さえレバー62はフレーム部材56に対して揺動可能に取り付けられ、不図示の付勢手段により固定部材52側に付勢されている。尚、図8及び図9において紙押さえレバー62の図示は省略している。
また、間口形成部材50は付勢部材64を介してフレーム部材56に取り付けられている。付勢部材64は、間口形成部材50を用紙搬送経路26側、つまり固定部材52側に向けて付勢している。本実施例において付勢部材64は、ばねとして構成されている。
ここで、図8及び図9を参照して、凹状部54と間口形成部材50との関係について説明する。固定部材52における凹状部54は、用紙搬送方向において第1給送ローラー28と第2給送ローラー30との間で間口形成部材50と対向する位置に設けられている。そして、間口形成部材50の少なくとも一部、すなわち下端部が凹状部54に受け入れられている。そして、間口形成部材50の下端50aは、対向する凹状部54との間に間口66を形成する。間口66は、第2給送ローラー30と分離ローラー32とのニップ位置に進入する用紙Pの入口となるように構成されている。尚、本実施例において、図5及び図7に示すように凹状部54は用紙幅方向において間口形成部材50に対応する位置に設けられている。
また、本実施例では図8及び図9におけるZ軸方向において凹状部54の底面54aの位置は、凹状部54よりも搬送方向上流側に位置する部位、すなわち「間口形成部材の上流側から送られる媒体の搬送面」としての用紙支持面52aの位置に対して−Z軸方向側、つまり下方に位置している。つまり、固定部材52に設けられた凹状部54は、固定部材52の用紙搬送面においてZ軸方向に段差を形成している。また、本実施例では、凹状部54において搬送方向下流側、すなわち第2給送ローラー30寄りの位置には案内部54b(図8及び図9参照)が形成されている。案内部54bについては後述する。
図9におけるZ軸方向において、間口形成部材50の下端50aは、間口形成部材50の上流側部位における用紙支持面52aの位置よりも距離L1の分だけ、下方に位置している。さらに図10を参照して、間口形成部材50は、案内面50bと、ストッパー面50cとを備えている。本実施例において案内面50bは、間口形成部材50の下部に設けられている。案内面50bは用紙搬送方向に対して傾斜角αを成す傾斜面として構成されている(図10参照)。本実施例において案内面50bの傾斜角αは、一例として45度で設定されている。ここで、案内面50bの傾斜角αは搬送される用紙Pの厚さや紙種に応じて60度までの角度で設定される。
また、ストッパー面50cは、案内面50bに接続される面として構成されている。ストッパー面50cは用紙搬送方向に対して傾斜角βを成し、用紙支持面52aに沿って送られてきた用紙Pの先端を堰き止めるように構成されている(図10参照)。本実施例においてストッパー面50cの傾斜角βは、一例として75度に設定されている。尚、傾斜角βは傾斜角αよりも大きく設定されている(図10参照)。
尚、本実施例において、間口形成部材50における案内面50b及びストッパー面50cは、用紙幅方向において2箇所設けられている。具体的には、案内面50b及びストッパー面50cは、用紙幅方向において凹状部54、第2給送ローラー30及び分離ローラー32が設けられた位置に対応して設けられている。
ここで、再度図8を参照するに、用紙Pを載置する載置部22から用紙搬送経路26に沿って給送されてきた複数の用紙Pは用紙支持面52aに支持されながら、搬送方向下流側に位置している凹状部54に向かう。ここで、凹状部54には間口形成部材50が受け入れられている。そして、送られてきた複数の用紙Pの先端は、案内面50b及びストッパー面50cのいずれかと接触する。
ここで、用紙Pの先端が案内面50bと接触した場合、用紙Pの先端は案内面50bにより下方に案内されて用紙Pの先端が湾曲して、間口形成部材50の下方に潜り込む。つまり、用紙Pの先端は間口66内に送り込まれる。そして、用紙Pは凹状部54の底面54aに沿って送られ、案内部54bにより搬送方向下流側に位置する分離ローラー32に向けて送られる。尚、図8における太い実線は、間口66を通って分離ローラー32に向けて送られる用紙Pを示している。
尚、本実施例において、分離ローラー32は第2給送ローラー30に対して搬送方向上流側にずれて配置されている。これにより、案内部54bにより搬送方向下流側に複数の用紙Pが送られた場合、複数の用紙Pの先端が分離ローラー32と最初に接触し、複数の用紙Pの先端が捌かれて最も下位に位置する用紙の先端が第2給送ローラー30と分離ローラー32とのニップ点へと導かれる。つまり、用紙Pに対する分離ローラー32の分離性を向上させる。
一方、用紙Pの先端がストッパー面50cと接触した場合、複数の用紙Pの先端は、搬送方向下流側への移動をストッパー面50cにより遮られる。つまり、ストッパー面50cにより用紙Pの束がせき止められる。
本実施例において、間口66と用紙支持面52aとは図8及び図9におけるZ軸方向においてずれているので、用紙Pの先端が間口66に入り込むには、案内面50bにより用紙Pの先端を間口形成部材50の下方に潜り込ませる必要がある。これに対し、ストッパー面50cと接触している用紙Pの束において、用紙Pの先端はストッパー面50cにより動きを規制されているので、先端が下方に湾曲し難く、先端の間口66への入り込みが抑制される。
尚、本実施例において図9に示すように、案内面50bとストッパー面50cとの境目50dは、Z軸方向において用紙支持面52aに対する距離がL2となる位置に設定されている。すなわち、境目50dはZ軸方向において用紙支持面52aよりもZ軸方向上方に位置している。本実施例において、距離L2は所定枚数の用紙Pの厚さ寸法に設定されている。つまり、案内面50bにおいてZ軸方向における距離L2に相当する部分が、用紙支持面52aよりも上方に位置している。したがって、用紙支持面52aに沿って送られてきた複数枚の用紙Pにおいて所定枚数の用紙Pのみが案内面50bにより間口に案内される。
尚、本実施例において、用紙支持面52aに対する境目50dの距離L2を、所定枚数の用紙Pの厚さとしたが、距離L2を大きくすると間口66に案内される用紙Pの枚数が増加し、距離L2を小さくする、あるいは用紙支持面52aよりもZ軸方向において下方に位置させると間口66に案内される用紙Pの枚数を減少させることができる。つまり、用紙支持面52aに対する境目50dの位置により間口66に案内可能な用紙Pの枚数を制御できる。
<<<第1の実施例の変更例>>>
(1)本実施例において分離手段を分離ローラー32として構成したが、この構成に代えて、パッドやレバー等により構成してもよい。
(2)本実施例において、図8に示すように凹状部54を設ける構成としたが、この構成に代えて、Z軸方向において第2給送ローラー30と分離ローラー32とのニップ点を用紙支持面52aよりもZ軸方向下方側に位置させて段差を構成してもよい。
(3)本実施例において、分離ローラー32は第2給送ローラー30に対して搬送方向上流側にずらした配置としたが、この構成に代えて、搬送方向において分離ローラー32を第2給送ローラー30と略同じ位置に配置する構成としてもよい。
■■■第2の実施例■■■■
図11を参照して、第2の実施例について説明する。第2の実施例は、搬送ローラーを凹状部54に設けた点で第1の実施例と相違する。その他の構成については第1の実施例と同様の構成となっている。
本実施例において、凹状部54には、搬送ローラー対68が設けられている。より具体的には、間口66を通って、凹状部54の底面54aに沿って送られてきた用紙Pを搬送ローラー対68によりニップして、案内部54bに送る様に構成されている。尚、図11において太い実線は、間口66を通って分離ローラー32に向けて送られる用紙Pを示している。
本実施例において、搬送ローラー対68は搬送駆動ローラー68aと、搬送駆動ローラー68aに対して従動回転する搬送従動ローラー68bを備えている。尚、搬送駆動ローラー68aは、制御部46により制御される図示しない駆動源により回転駆動させられる。
<<<第2の実施例の変更例>>>
本実施例において、凹状部54の底面54aに搬送ローラー対68を設ける構成としたが、この構成に代えて、搬送駆動ローラー68aのみを設け、用紙Pを搬送駆動ローラー68aと底面54aとでニップして搬送するように構成してもよい。
上記説明をまとめると媒体搬送装置の一例である画像読取装置10は、用紙Pを下流側へ送る第2給送ローラー30と、第2給送ローラー30との間で用紙Pをニップして分離する分離ローラー32と、分離ローラー32より搬送方向上流側に延びる固定部材52と、固定部材52に対向し、第2給送ローラー30と分離ローラー32とのニップ位置に進入する用紙Pの入口となる間口66を形成する間口形成部材50とを備えている。固定部材52と交差する方向、すなわちZ軸方向において間口形成部材50の上流側から送られる用紙Pの用紙支持面52aの位置と間口66の位置とがずれている。
上記構成によれば、固定部材52と交差する方向、すなわちZ軸方向において間口形成部材50の上流側から送られる用紙Pの用紙支持面52aの位置と間口66の位置とがずれているので、用紙Pの束の間口66内への雪崩れ込みを抑制でき、用紙搬送経路26におけるジャムを低減できる。
また、画像読取装置10における固定部材52において間口形成部材50と対向する部位には凹状部54が形成されている。凹状部54は間口形成部材50の少なくとも一部を受け入れている。この構成によれば、凹状部54は間口形成部材50の少なくとも一部を受け入れているので、間口66への用紙Pの束の入り込みをより確実に抑制できる。
また、画像読取装置10において、用紙Pの搬送方向における凹状部54の第2給送ローラー30側の端部には用紙Pの先端を搬送方向下流側に向けて案内する案内部54bが設けられている。この構成によれば、用紙Pを間口66から搬送方向下流側に円滑に案内でき、凹状部54におけるジャムを低減できる。
また、画像読取装置10において、分離ローラー32は第2給送ローラー30に対して用紙Pの搬送方向上流側にずれて配置されている。この構成によれば、間口66から搬送されてきた複数の用紙Pの先端が第2給送ローラー30より先に分離ローラー32と接触し、用紙Pの先端が捌かれる。その結果、分離ローラー32の用紙Pに対する分離性を向上させることができる。
また、画像読取装置10において、凹状部54には用紙Pを搬送方向下流側に向けて送る搬送ローラー対68が設けられている。この構成によれば、凹状部54内に送り込まれた用紙Pを搬送方向下流側により確実に送ることができ、凹状部54におけるジャムを抑制できる。
また、画像読取装置10において、間口形成部材50は固定部材52と交差する方向、すなわちZ軸方向に変位可能である。この構成によれば、用紙Pの先端が間口66に入り込むために湾曲する際、用紙Pと接触する間口形成部材50がZ軸方向に変位して用紙Pの変形を抑制し、用紙搬送経路26における用紙Pのジャムを抑制できる。
また、画像読取装置10において、間口形成部材50は、該間口形成部材50の下流側に用紙Pを案内する、用紙搬送方向に対して傾斜角αを成す案内面50bと、案内面50bと接続する面であって、用紙搬送方向に対する角度が傾斜角αより大きい角度βを成し、ニップ位置への用紙Pの進入を止めるストッパー面50cとを備えている。この構成によれば、前記ストッパー面50cによって、複数枚の用紙Pの間口66への入り込みをより確実に回避することができる。
媒体搬送装置の一例である画像読取装置10は、第2給送ローラー30により搬送される用紙Pを読取可能な画像読取部36を備えている。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…画像読取装置、12…下部ユニット、14…上部ユニット、16…カバー部、
16a…裏面、18…排紙トレイ、20…給送口、22…載置部、24…排出口、
26…用紙搬送経路、28…第1給送ローラー、30…第2給送ローラー、
32…分離ローラー、34、68…搬送ローラー対、34a、68a…搬送駆動ローラー、
34b、68b…搬送従動ローラー、36…画像読取部、38…排出ローラー対、
38a…排出駆動ローラー、38b…排出従動ローラー、40…上部画像読取センサー、
42…下部画像読取センサー、46…制御部、48…経路形成部材、50…間口形成部材、
50a…下端、50b…案内面、50c…ストッパー面、50d…境目、52…固定部材、
52a…用紙支持面、54…凹状部、54a…底面、54b…案内部、
56…フレーム部材、58…掛止部材、60、64…付勢部材、62…紙押さえレバー、
66…間口、L1、L2…距離、P…用紙、α、β…傾斜角

Claims (8)

  1. 媒体を下流側へ送る給紙ローラーと、
    前記給紙ローラーとの間で媒体をニップして分離する分離手段と、
    前記分離手段より搬送方向上流側に延びる媒体搬送面と、
    前記媒体搬送面に対向し、前記給紙ローラーと前記分離手段とのニップ位置に進入する媒体の入口となる間口を形成する間口形成部材と、
    を備え、
    前記媒体搬送面と交差する方向において、前記間口形成部材の上流側から送られる媒体の搬送面の位置と前記間口の位置とがずれている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置において、前記媒体搬送面において前記間口形成部材と対向する部位には凹状部が形成され、
    前記凹状部は前記間口形成部材の少なくとも一部を受け入れている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 請求項2に記載の媒体搬送装置において、前記媒体の搬送方向における前記凹状部の前記給紙ローラー側の端部には前記媒体の先端を搬送方向下流側に向けて案内する案内部が設けられている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の媒体搬送装置において、前記分離手段は前記給紙ローラーに対して前記媒体の搬送方向上流側にずれて配置されている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の媒体搬送装置において、前記凹状部には、前記媒体を搬送方向下流側に向けて送る搬送ローラーが設けられている、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の媒体搬送装置において、前記間口形成部材は前記媒体搬送面と交差する方向に変位可能である、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 請求項6に記載の媒体搬送装置において、前記間口形成部材は、該間口形成部材の下流側に前記媒体を案内する、媒体搬送方向に対して傾斜角αを成す案内面と、前記案内面と接続する面であって、媒体搬送方向に対する角度が前記傾斜角αより大きい角度βを成し、前記ニップ位置への前記媒体の進入を止めるストッパー面と、を備える、
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の媒体搬送装置と、
    前記給紙ローラーにより搬送される媒体を読取可能な画像読取手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
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