JP2017077346A - 輸液ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を変えても煩雑な作業を要することなく、フリーフローを防止できるようにする。【解決手段】ドア20の外面にローラークランプ105が装着されるようになっている。制御装置は、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にないことを検出した場合には、ロック装置23をロック状態にする。制御装置は、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にあることを検出した場合には、ロック装置23をロック解除状態とする。【選択図】図11
Description
本発明は、薬液を所定流量で送る輸液ポンプに関するものであり、特にフリーフローを防止する構造の技術分野に属する。
一般に、薬液を患者に投与する輸液治療を行う際には、薬液を予め設定した所定流量となるように送る輸液ポンプが使用されることがある。輸液ポンプは、チューブを押圧することによって薬液を送るように構成されたポンプ機構を備えた本体部と、ポンプ機構に配置された輸液チューブを覆うように設けられたドアとを備えている。使用前に、ドアを開放状態にしてから輸液チューブをポンプ機構に配置してドアを閉じ、その後、ポンプ機構を作動させることによって薬液の投与が開始される。一方、薬液の投与が終了したり、投与を中断する場合には、ドアを開放状態にしてから輸液チューブを外すことができるようになっている(特許文献1〜3参照)。
また、輸液セットは、薬液を貯留した輸液バッグ及び輸液バッグから延びる輸液チューブの他、輸液チューブの先端部に設けられた穿刺針を有している。そして、輸液バッグは穿刺針よりも高い所に位置するので、クレンメを開放状態にしていると、輸液バッグ内の薬液が自重によって穿刺針に流れ込み、患者に投与されることになる。輸液ポンプは、この薬液の流量を所定流量にするために使用されるものであるが、不意にドアを開放して輸液チューブをポンプ機構から外すと、輸液チューブを閉塞していない場合には輸液バッグ内の薬液が流量制御されることなく、患者に投与されるフリーフローが起こり得る。
特許文献1〜3の輸液ポンプでは、このような問題に鑑みて、フリーフローを防止するための構造が採用されている。特許文献1の輸液ポンプは、輸液チューブを閉塞状態に維持するためのフリーフロー抑止クリップを当該輸液チューブに設けている。閉塞状態のフリーフロー抑止クリップを装着した状態でドアを閉じると、ドア側に設けられた部材によってフリーフロー抑止クリップが開放状態になり、輸液が可能となるように構成されている。
特許文献2の輸液ポンプは、ローラークランプを保持するためのローラークランプ保持部が本体部に設けられており、ドアを閉じた状態で、ローラークランプ保持部に保持されたローラークランプが外部に露出するようになっている。そして、ローラークランプのローラーの位置が輸液チューブを閉塞する位置にあるときにはフリーフローが起こる恐れがないのでドアの開放を許容する一方、ローラークランプのローラーの位置が輸液チューブを開放する状態にあるときにはフリーフローが起こる恐れがあるのでドアをロックして開かないようにしている。
特許文献3の輸液ポンプは、輸液チューブ及びローラークランプを本体部に保持し、ローラークランプにより輸液チューブが開放されている状態でドアを開けた場合には、その旨が使用者に報知されるようになっている。
また、一般に、輸液ポンプの使用時には、長時間に亘って輸液チューブの同一箇所をポンプ機構によって押圧するのは当該箇所の劣化を招き、好ましくないので、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を定期的に変えることが行われている。
フリーフローを防止するために上述したように様々な構造があるが、それぞれ以下のような問題がある。
特許文献1では、フリーフロー抑止クリップを輸液チューブに設けなければならないので、その分、部品点数が増加するとともに、フリーフロー抑止クリップを輸液チューブに装着する作業が必要になり、作業が煩雑である。
特許文献2では、ローラークランプ保持部とポンプ機構とが上下方向に並ぶように配置されているので、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を定期的に変えようとした場合、ローラークランプの位置も輸液チューブの長手方向にずらして変更する必要がある。ローラークランプの位置を変更する際には、ローラークランプを一旦開放状態にしてから再度閉塞状態にしなければならず、作業が煩雑であるとともに、このときにフリーフローが起こらないように注意する必要もある。
特許文献3では、輸液チューブとローラークランプとを一緒に本体部に保持するようしているので、特許文献2と同様に、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を定期的に変えようとした場合、ローラークランプの位置も輸液チューブの長手方向にずらして変更する必要があるので作業が煩雑であるとともに、このときにフリーフローが起こらないように注意する必要もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を変えても煩雑な作業を要することなく、しかも部品点数を少なくした上で、フリーフローを防止できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ローラークランプを開閉体の外部に装着し、ローラークランプが輸液チューブを閉塞した状態にあるか否かを検出し、輸液チューブを閉塞した状態にあることを検出した場合には、開閉体のロックを解除するようにした。
第1の発明は、
輸液チューブを押圧することによって該輸液チューブ内の薬液を所定流量で送るポンプ機構と、
上記ポンプ機構が配設される本体部と、
上記本体部に取り付けられ、上記輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を覆う閉位置と、該輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を露出させる開位置とに切り替えられる開閉体と、
上記開閉体を閉位置でロックするためのロック装置とを備えた輸液ポンプにおいて、
上記開閉体の外面に設けられ、上記輸液チューブのローラークランプが装着される装着部と、
上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあるか否かを検出する閉塞状態検出部と、
上記ロック装置を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にないことを検出した場合には、上記ロック装置をロック状態にする一方、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあることを検出した場合には、上記ロック装置をロック解除状態にするように構成されていることを特徴とする。
輸液チューブを押圧することによって該輸液チューブ内の薬液を所定流量で送るポンプ機構と、
上記ポンプ機構が配設される本体部と、
上記本体部に取り付けられ、上記輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を覆う閉位置と、該輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を露出させる開位置とに切り替えられる開閉体と、
上記開閉体を閉位置でロックするためのロック装置とを備えた輸液ポンプにおいて、
上記開閉体の外面に設けられ、上記輸液チューブのローラークランプが装着される装着部と、
上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあるか否かを検出する閉塞状態検出部と、
上記ロック装置を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にないことを検出した場合には、上記ロック装置をロック状態にする一方、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあることを検出した場合には、上記ロック装置をロック解除状態にするように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、輸液チューブをポンプ機構に配置して開閉体を閉位置にすると、開閉体によって輸液チューブにおけるポンプ機構に配置された部分が覆われるので、輸液チューブが輸液ポンプから外れることはなく、ポンプ機構によって輸液チューブが押圧されて該輸液チューブ内の薬液を所定流量で送ることが可能になる。
何らかの理由によって開閉体を開位置にしようとしたとき、ローラークランプが輸液チューブを閉塞していない場合には、閉塞状態検出部によってそのことが検出されるので、制御部はロック装置をロック状態にし、開閉体を開位置にすることができなくなる。これにより、輸液チューブが外れないのでフリーフローが防止される。一方、ローラークランプが輸液チューブを閉塞している場合には、制御部はロック装置をロック解除状態にするので、開閉体を開位置にして輸液チューブを外すことが可能になる。
ローラークランプが開閉体の外部の装着部に装着されるものであることから、輸液チューブは、ポンプ機構によって押圧される部分から開閉体の外部に延びた後、その外部において装着部に保持されることになる。つまり、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分と、輸液チューブにおけるローラークランプが配置される部分との間は、輸液ポンプに保持されない部分、いわゆるフリーな部分になる。
したがって、例えば輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を定期的に変えようとする場合に、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分と、輸液チューブにおけるローラークランプが配置される部分との間が長くなっても、その長くなった部分は開閉体の外部でフリーな状態にしておけばよく、ローラークランプの位置をその都度変更する必要はない。また、特許文献1のフリーフロー抑止クリップは不要になる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記装着部は、上記開閉体の外面に形成され、上記ローラークランプが嵌合する嵌合凹部で構成されており、
上記嵌合凹部は、上記ローラークランプが有するローラーが上記輸液チューブを閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプが嵌合するように形成されていることを特徴とする。
上記装着部は、上記開閉体の外面に形成され、上記ローラークランプが嵌合する嵌合凹部で構成されており、
上記嵌合凹部は、上記ローラークランプが有するローラーが上記輸液チューブを閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプが嵌合するように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ローラークランプのローラーが輸液チューブを閉塞しない位置にあるときには、ローラークランプが嵌合凹部に嵌合しないので、輸液チューブが開放状態にあることを使用者に認識させることが可能になる。
第3の発明は、第2の発明において、
上記嵌合凹部は、該嵌合凹部に嵌合した上記ローラークランプの一部を上記開閉体の外面から突出させるように形成されていることを特徴とする。
上記嵌合凹部は、該嵌合凹部に嵌合した上記ローラークランプの一部を上記開閉体の外面から突出させるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、嵌合凹部にローラークランプを嵌合させた状態で、ローラークランプの一部が開閉体の外面から突出しているので、ローラークランプを嵌合凹部から外すときに、その突出した部分を掴むことで容易に外すことが可能になる。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、
上記輸液ポンプには、上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されているか否かを検出するチューブ検出部が設けられ、
上記制御部は、上記チューブ検出部によって上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されていないことを検出した場合には、上記閉塞状態検出部の検出結果に関わらず、上記ロック装置をロック解除状態とするように構成されていることを特徴とする。
上記輸液ポンプには、上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されているか否かを検出するチューブ検出部が設けられ、
上記制御部は、上記チューブ検出部によって上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されていないことを検出した場合には、上記閉塞状態検出部の検出結果に関わらず、上記ロック装置をロック解除状態とするように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、輸液チューブが輸液ポンプに装着されていない場合には、輸液が行われていない状況であると推定でき、このときにはフリーフロー自体が起こらない。この場合に開閉体のロックを解除しておくので、ロック装置が開閉体の開閉動作に支障をきたさないようにすることが可能になる。
第1の発明によれば、輸液チューブに設けられたローラークランプが装着される装着部を開閉体の外部に設け、ローラークランプが輸液チューブを閉塞した状態にないことを検出した場合には開閉体をロックする一方、ローラークランプが輸液チューブを閉塞した状態にある場合には開閉体のロックを解除するようにしたので、輸液チューブにおけるポンプ機構によって押圧される部分を変えても煩雑な作業を要することなく、また、部品点数の増加を招くことなく、フリーフローを防止できる。
第2の発明によれば、ローラークランプのローラーが輸液チューブを閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプが嵌合凹部に嵌合するようになっているので、ローラークランプのローラーが輸液チューブを閉塞しない位置にあることを使用者に認識させることができる。
第3の発明によれば、嵌合凹部に嵌合したローラークランプの一部を開閉体の外面から突出させるようにしたので、ローラークランプを嵌合凹部から容易に外すことができる。
第4の発明によれば、輸液チューブが輸液ポンプに装着されていないことを検出した場合に、閉塞状態検出部の検出結果に関わらず、ロック解除状態にするので、輸液が行われていないときに開閉体の開閉動作を自由に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る輸液ポンプ1を示すものである。輸液ポンプ1は、医療施設で輸液セット100(図2に示す)を用いて輸液治療を行う際に使用されるものであり、本体部10と、ドア(開閉体)20とを備えている。この実施形態の説明では、輸液ポンプ1の説明の前に、輸液セット100について説明する。
図2に示すように、輸液セット100は、患者に投与する各種薬液が貯留された輸液バッグ101と、輸液バッグ101から延びる輸液チューブ102と、輸液チューブ102の中途部に設けられた点滴筒103と、輸液チューブ102の先端部に設けられた穿刺針104とを備えている。輸液チューブ102は、柔軟性を有し、かつ、弾性変形可能な周知の樹脂材で構成されている。輸液チューブ102における点滴筒103と穿刺針104との間には、ローラークランプ105が設けられている。ローラークランプ105は、クレンメとも呼ばれるものであり、従来から周知の構造のものであることから詳細な説明は省略するが、クランプ本体105aと、ローラー105bとを備えている。クランプ本体105aは、輸液チューブ102の長手方向に長い形状の2枚の側板部105cを有しており、これら側板部105cの間にローラー105bが配置されて該側板部105cの長手方向に転動するように該側板部105cに支持されている。図2において仮想線で示す位置にあるローラー105bは、輸液チューブ102を開放状態にしており、一方、実線で示す位置にあるローラー105bは、輸液チューブ102を閉塞状態にしている。閉塞状態では、ローラー105bの外周面が輸液チューブ102を強く押し潰している。
(本体部の構成)
図3に示すように、輸液ポンプ1の本体部10の前面11には、上下方向の略中央部近傍にポンプ機構12が配設されている。ポンプ機構12は、輸液チューブ102を押圧することによって輸液チューブ102内の薬液を所定流量で送ることができるように構成されている。このポンプ機構12としては、例えばフィンガ式ポンプ機構等を用いることができ、具体的には、上記特許文献1〜3等に記載された構造のものを用いることができる。フィンガ式ポンプ機構以外のポンプ機構を本実施形態のポンプ機構12として用いてもよい。
図3に示すように、輸液ポンプ1の本体部10の前面11には、上下方向の略中央部近傍にポンプ機構12が配設されている。ポンプ機構12は、輸液チューブ102を押圧することによって輸液チューブ102内の薬液を所定流量で送ることができるように構成されている。このポンプ機構12としては、例えばフィンガ式ポンプ機構等を用いることができ、具体的には、上記特許文献1〜3等に記載された構造のものを用いることができる。フィンガ式ポンプ機構以外のポンプ機構を本実施形態のポンプ機構12として用いてもよい。
本体部10の前面11には、輸液チューブ102が嵌まるように形成されたチューブ嵌合溝13が形成されている。チューブ嵌合溝13は、本体部10の左右方向の略中央部近傍において上下方向に延びている。チューブ嵌合溝13の上端部は、本体部10の上面において開放され、チューブ嵌合溝13の下端部は、本体部10の下面において開放されている。したがって、チューブ嵌合溝13に嵌まった輸液チューブ102は、本体部10の上面及び下面からそれぞれ延びることになる。チューブ嵌合溝13の上下方向中間部に上記ポンプ機構12が位置しており、従って、チューブ嵌合溝13に嵌まった輸液チューブ102は、ポンプ機構12に配置される。
尚、この実施形態の説明では、輸液ポンプ1の上下方向を図1及び図3の上下方向とし、輸液ポンプ1の左右方向を図1及び図3の左右方向としているが、輸液ポンプ1の使用時における姿勢は図1及び図3に示す姿勢でなくてもよく、例えば前面11が略水平となる姿勢で使用することもできる。その場合、前面11は本体部10の上面となる。
また、本体部10の前面11には、フック14が設けられている。フック14は、図5に示すドア20の開閉レバー21に引っ掛かって係合するように構成されている。フック14は、本体部10の前面11においてチューブ嵌合溝13よりも右側に位置している。
本体部10のチューブ嵌合溝13の内部には、チューブセンサ(チューブ検出部)15が設けられている。チューブセンサ15は、輸液チューブ102がチューブ嵌合溝13に嵌まった状態にあるか否か、即ち、輸液チューブ102が輸液ポンプ1に装着されているか否かを検出するためのセンサであり、具体的には、例えば赤外線等の照射によって対象物を検出するセンサ、近接センサ、リミットスイッチ等で構成することができる。
(ドアの構成)
次にドア20の構成について説明する。ドア20は、本体部10の前面11の略全体を前方から覆うことが可能な大きさに形成されている。ドア20の左縁部は、本体部10に対して上下方向に延びる回動軸を有するヒンジ(図示せず)を介して取り付けられており、該回動軸周りに回動することにより、輸液チューブ102におけるポンプ機構12に配置された部分を覆う閉位置(図1に示す)と、輸液チューブ102におけるポンプ機構12に配置された部分を露出させる開位置(図3に示す)とに切り変えられる。
次にドア20の構成について説明する。ドア20は、本体部10の前面11の略全体を前方から覆うことが可能な大きさに形成されている。ドア20の左縁部は、本体部10に対して上下方向に延びる回動軸を有するヒンジ(図示せず)を介して取り付けられており、該回動軸周りに回動することにより、輸液チューブ102におけるポンプ機構12に配置された部分を覆う閉位置(図1に示す)と、輸液チューブ102におけるポンプ機構12に配置された部分を露出させる開位置(図3に示す)とに切り変えられる。
尚、ドア20は、輸液チューブ102におけるポンプ機構12によって押圧される部分のみを覆う大きさであってもよい。また、ドア20の開閉方向はどの方向であっても構わない。
ドア20が閉位置にあるときに、ドア20の内面は輸液チューブ102におけるポンプ機構12に配置された部分を前方から押すように支持している。これにより、ポンプ機構12の押圧力が逃げることなく輸液チューブ102に伝わって輸液チューブ102を十分に変形させることができる。
ドア20には、開閉レバー21が設けられている。開閉レバー21は、上下方向に長い形状とされており、上端部が左右方向に延びる支軸21aによってドア20に回動可能に支持されている。図5に示すように、開閉レバー21の上下方向中間部には、本体部10のフック14に引っ掛かるように、本体部10側へ突出する突出部21bが設けられている。突出部21bは、開閉レバー21の裏面から本体部10側へ突出した後、上方へ屈曲した形状となっており、図5に示すように、開閉レバー21が上下方向に延びる姿勢とされているときには、開閉レバー21の突出部21bが本体部10のフック14に下方から引っ掛かって係合し、ドア20が開方向に動かなくなる。一方、図7に示すように、開閉レバー21が支軸21aの周りに回動して手前側に揺動した状態となったときには、開閉レバー21の突出部21bが本体部10のフック14から抜け出て、ドア20が開方向に動くことが許容される。また、開閉レバー21には、左右方向に貫通する貫通孔21cが形成されている。
ドア20には、ドア20を閉位置でロックするためのロック装置23が設けられている。ロック装置23は、装置本体23aと、進退動作する可動部23bとを有している。装置本体23aはドア20に固定されている。可動部23bは、装置本体23aにより、図4に示すように右に向けて進出した進出状態と、図6に示すように後退した後退状態とに切り替えられる。進出状態にある可動部23bは、開閉レバー21の貫通孔21cに挿入される。これにより、開閉レバー21を操作することができなくなるので、ドア20が閉位置でロックされる。一方、後退状態にある可動部23bは、開閉レバー21の貫通孔21cから抜けるので、開閉レバー21を操作することが可能になる。尚、ロック装置23は、例えば電磁アクチュエータや直動モーター等で構成することができる。
図1に示すように、ドア20の外面には、輸液チューブ102に設けられたローラークランプ105が装着される装着部としての嵌合凹部24が形成されている。嵌合凹部24は、ドア20の外面の下部において、輸液チューブ102が嵌まるチューブ嵌合溝13から左右方向にずれた位置に配置されている。この実施形態では、嵌合凹部24をチューブ嵌合溝13から左側にずれた位置に配置しているが、右側にずれた位置に配置してもよい。
嵌合凹部24は、ローラークランプ105が有するローラー105bが輸液チューブ102を閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプ105を嵌合させることができるように形成されている(図11参照)。すなわち、嵌合凹部24は、正面視で、ローラークランプ105の側板部105cの形状と略一致するように、上側へ行くに従って幅が広くなるように形成されている。ドア20の下部には、輸液チューブ102が挿入されるチューブ挿入溝25が形成されており、このチューブ挿入溝25は嵌合凹部24と連続している。
嵌合凹部24の下部には、ローラークランプ105を下方から支持する支持板部26が設けられている。この支持板部26によってローラークランプ105が支持されることで、ローラークランプ105の下方への移動が阻止される。
嵌合凹部24の左縁部には、ローラークランプ105に係合する左側凸部24aが形成され、右縁部の上側には、ローラークランプ105に係合する右側凸部24bが形成されている。また、嵌合凹部24の右縁部の下側には、ローラー105bが挿入されるローラー挿入用凹部24cが形成されている。ローラー挿入用凹部24cを下側に形成していることで、ローラー105bが上に位置している状態、即ち、輸液チューブ102を開放状態にしている位置にあるときには、ローラークランプ105を嵌合凹部24に嵌合させることができないようになっている。
また、嵌合凹部24は、該嵌合凹部24に嵌合したローラークランプ105の一部をドア20の外面から突出させるように形成されている。すなわち、嵌合凹部24の上下方向の寸法は、ローラークランプ105の長手方向の寸法よりも短く設定されていて、嵌合凹部24には、ローラークランプ105の長手方向一側(図2に示す状態では下側)のみが嵌合し、ローラークランプ105の長手方向他側(図2に示す状態では上側)が嵌合凹部24の上部から上方へ突出するようになっている。そして、嵌合凹部24は、下に行くほど後に位置するように全体として傾斜しているので、ローラークランプ105の嵌合凹部24から突出した部分は、ドア20の前面から前方へ離れて配置されることになる。尚、嵌合凹部24の形状や位置は変更することができる。
ドア20には、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29が設けられている。上側クランプ検出センサ28は、嵌合凹部24の内面の上側に配置されており、嵌合凹部24にローラークランプ105があるか否かを検出するセンサで構成されている。下側クランプ検出センサ29は、嵌合凹部24の内面の下側に配置されており、嵌合凹部24にローラークランプ105があるか否かを検出するセンサで構成されている。上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29としては、上記チューブセンサ15と同様に各種センサを用いることができる。
嵌合凹部24には、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態になければ嵌合させることができないので、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29によってローラークランプ105が嵌合凹部24にあるか否かを検出するということは、言い換えると、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にあるか否かを検出することである。つまり、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29は、本発明の閉塞状態検出部に相当する。尚、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29の一方を省略してもよい。
(制御装置の構成)
次に制御装置30の構成について説明する。制御装置30は、本発明の制御部に相当するものであり、本体部10に内蔵するのが好ましいが、ドア20に内蔵することもできる。尚、本体部10には、図示しない電源装置が内蔵されており、この電源装置からポンプ機構12や、チューブセンサ15、ロック装置23、上側クランプ検出センサ28、下側クランプ検出センサ29、制御装置30に電力が供給されるようになっている。
次に制御装置30の構成について説明する。制御装置30は、本発明の制御部に相当するものであり、本体部10に内蔵するのが好ましいが、ドア20に内蔵することもできる。尚、本体部10には、図示しない電源装置が内蔵されており、この電源装置からポンプ機構12や、チューブセンサ15、ロック装置23、上側クランプ検出センサ28、下側クランプ検出センサ29、制御装置30に電力が供給されるようになっている。
図8等に示すように、制御装置30には、チューブセンサ15、ロック装置23、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29が信号線を介して接続されており、チューブセンサ15、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29の検出結果に基づいてロック装置23を制御する。尚、図示しないが、ドア20には薬液の流量調整や電源のON/OFF切替等を行うための操作パネルが設けられており、この操作パネルの操作によって制御装置30がポンプ機構12も制御するように構成されている。
制御装置30は、周知のマイクロコンピュータ等で構成されており、以下の制御を行う。図8に示すように、制御装置30は、チューブセンサ15がON、すなわち、輸液チューブ102が輸液ポンプ1に装着されていることが検出され、かつ、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29がOFF、すなわち、嵌合凹部24にローラークランプ105が無いこと(ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にないこと)が検出されると、可動部23bを進出状態(ロック状態)とするようにロック装置23を制御する。
また、制御装置30は、ドア20が開位置にあるときには、そのことを図示しないセンサ等で検出してロック装置23をロック解除状態にしておくので、例えばプライミング作業時にはロック装置23がロック解除状態になっている。そして、ドア20を閉位置にしたときにチューブセンサ15がONであれば、ロック装置23をロック解除状態にする。その後、投与条件等の設定を行うことができる。
また、図10に示すように、制御装置30は、チューブセンサ15がONで、かつ、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29がON、すなわち、嵌合凹部24にローラークランプ105があること(ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にあること)が検出されると、可動部23bを後退状態(ロック解除状態)とするようにロック装置23を制御する。
また、図9に示すように、制御装置30は、チューブセンサ15がOFF、すなわち、輸液チューブ102が輸液ポンプ1に装着されていないことが検出され、かつ、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29がOFFであることが検出されると、可動部23bを後退状態(ロック解除状態)とするようにロック装置23を制御する。
そして、制御装置30は、チューブセンサ15がOFFであることを検出した場合には、上側クランプ検出センサ28及び下側クランプ検出センサ29の検出結果に関わらず、ロック装置23をロック解除状態とするように構成されている。つまり、輸液チューブ102が輸液ポンプ1に装着されていない場合には、輸液が行われていない状況であると推定でき、このときにはフリーフローが起こらない。この場合にドア20のロックを解除しておくので、ドア20の開閉動作に支障をきたさないようにすることが可能になる。
(実施形態の作用効果)
以上のように構成された輸液ポンプ1によれば、ドア20を開位置にした状態で輸液チューブ102を本体部10のチューブ嵌合溝13に嵌めた後、ドア20を閉位置すると、チューブ嵌合溝13に嵌まった輸液チューブ102がドア20の裏面によってポンプ機構12に押し付けられる。そして、ポンプ機構12を作動させると、輸液チューブ102が押圧されて輸液チューブ102内の薬液を所定流量で送ることができる。
以上のように構成された輸液ポンプ1によれば、ドア20を開位置にした状態で輸液チューブ102を本体部10のチューブ嵌合溝13に嵌めた後、ドア20を閉位置すると、チューブ嵌合溝13に嵌まった輸液チューブ102がドア20の裏面によってポンプ機構12に押し付けられる。そして、ポンプ機構12を作動させると、輸液チューブ102が押圧されて輸液チューブ102内の薬液を所定流量で送ることができる。
医療従事者が何らかの理由でドア20を開けようとした際、図8に示すように、嵌合凹部24にローラークランプ105が無い場合には、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にない可能性がある。この場合、制御装置30は、ロック装置23をロック状態にする。これにより、開閉レバー21を操作することができなくなるので、医療従事者はドア20を開けることはできず、フリーフローを防止できる。このとき、特許文献1のようなフリーフロー抑止クリップは不要なので部品点数が削減される。
一方、図11に示すように、嵌合凹部24にローラークランプ105がある場合には、ローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態である。この場合には、図10に示すように、制御装置30は、ロック装置23をロック解除状態にする。これにより、開閉レバー21の操作が可能になるので、医療従事者はドア20を開けて輸液チューブ102を外すことができるのであるが、上述したようにローラークランプ105が輸液チューブ102を閉塞した状態にあるのでフリーフローは起こらない。
輸液チューブ102の同一箇所を長時間に亘ってポンプ機構12によって押圧していると、輸液チューブ102における当該箇所の弾性が次第に失われてくる場合がある。これを回避するために、輸液チューブ102におけるポンプ機構12によって押圧される部分を定期的に変えることが行われる。この実施形態では、図11に示すように、ローラークランプ105がドア20の外部に装着されるものであることから、輸液チューブ102は、ポンプ機構12によって押圧される部分からドア20の外部に延びた後、その外部において嵌合凹部24に保持されることになる。つまり、輸液チューブ102におけるポンプ機構12によって押圧される部分と、輸液チューブ102におけるローラークランプ105が配置される部分との間は、外部で延びており、輸液ポンプ1に保持されない部分、いわゆるフリーな部分となる。
したがって、輸液チューブ102におけるポンプ機構12によって押圧される部分を定期的に変えようとする場合に、輸液チューブ102におけるポンプ機構12によって押圧される部分と、輸液チューブ102におけるローラークランプ105が配置される部分との間が長くなっても、その長くなった部分はドア20の外部でフリーな状態にしておけばよく、ローラークランプ105の位置をその都度変更する必要はない。よって、煩雑な作業を要することなく、フリーフローを防止できる。
また、ローラークランプ105のローラー105bが輸液チューブ102を閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプ105が嵌合凹部24に嵌合するようになっているので、ローラークランプ105のローラー105bが輸液チューブ102を閉塞しない位置にあることを使用者である医療従事者に認識させることができる。
また、嵌合凹部24に嵌合したローラークランプ105の一部をドア20の外面から突出させるようにしたので、ローラークランプ105を嵌合凹部23から容易に外すことができる。
また、輸液チューブ102が輸液ポンプ1に装着されていないことをチューブセンサ15によって検出した場合にはロック解除状態とするので、輸液が行われていないときにドア20の開閉動作を自由に行うことができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る輸液ポンプは、例えば各種薬液を患者に投与する場合に使用することができる。
1 輸液ポンプ
12 ポンプ機構
15 チューブセンサ(チューブセンサ)
20 ドア(開閉体)
23 ロック装置
24 嵌合凹部(装着部)
28 上側クランプ検出センサ(閉塞状態検出部)
29 下側クランプ検出センサ(閉塞状態検出部)
30 制御装置(制御部)
102 輸液チューブ
105 ローラークランプ
12 ポンプ機構
15 チューブセンサ(チューブセンサ)
20 ドア(開閉体)
23 ロック装置
24 嵌合凹部(装着部)
28 上側クランプ検出センサ(閉塞状態検出部)
29 下側クランプ検出センサ(閉塞状態検出部)
30 制御装置(制御部)
102 輸液チューブ
105 ローラークランプ
Claims (4)
- 輸液チューブを押圧することによって該輸液チューブ内の薬液を所定流量で送るポンプ機構と、
上記ポンプ機構が配設される本体部と、
上記本体部に取り付けられ、上記輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を覆う閉位置と、該輸液チューブにおける上記ポンプ機構に配置された部分を露出させる開位置とに切り替えられる開閉体と、
上記開閉体を閉位置でロックするためのロック装置とを備えた輸液ポンプにおいて、
上記開閉体の外面に設けられ、上記輸液チューブのローラークランプが装着される装着部と、
上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあるか否かを検出する閉塞状態検出部と、
上記ロック装置を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にないことを検出した場合には、上記ロック装置をロック状態にする一方、上記閉塞状態検出部により上記ローラークランプが上記輸液チューブを閉塞した状態にあることを検出した場合には、上記ロック装置をロック解除状態にするように構成されていることを特徴とする輸液ポンプ。 - 請求項1に記載の輸液ポンプにおいて、
上記装着部は、上記開閉体の外面に形成され、上記ローラークランプが嵌合する嵌合凹部で構成されており、
上記嵌合凹部は、上記ローラークランプが有するローラーが上記輸液チューブを閉塞する位置にあるときにのみ該ローラークランプが嵌合するように形成されていることを特徴とする輸液ポンプ。 - 請求項2に記載の輸液ポンプにおいて、
上記嵌合凹部は、該嵌合凹部に嵌合した上記ローラークランプの一部を上記開閉体の外面から突出させるように形成されていることを特徴とする輸液ポンプ。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の輸液ポンプにおいて、
上記輸液ポンプには、上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されているか否かを検出するチューブ検出部が設けられ、
上記制御部は、上記チューブ検出部によって上記輸液チューブが上記輸液ポンプに装着されていないことを検出した場合には、上記閉塞状態検出部の検出結果に関わらず、上記ロック装置をロック解除状態とするように構成されていることを特徴とする輸液ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015206490A JP2017077346A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 輸液ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015206490A Pending JP2017077346A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 輸液ポンプ |
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JP (1) | JP2017077346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021092956A1 (zh) * | 2019-11-15 | 2021-05-20 | 深圳迈瑞科技有限公司 | 输液泵 |
-
2015
- 2015-10-20 JP JP2015206490A patent/JP2017077346A/ja active Pending
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