JP2017077166A - コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置{Coil Device Of Wireless Power Transfer System} - Google Patents

コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置{Coil Device Of Wireless Power Transfer System} Download PDF

Info

Publication number
JP2017077166A
JP2017077166A JP2016200786A JP2016200786A JP2017077166A JP 2017077166 A JP2017077166 A JP 2017077166A JP 2016200786 A JP2016200786 A JP 2016200786A JP 2016200786 A JP2016200786 A JP 2016200786A JP 2017077166 A JP2017077166 A JP 2017077166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
transmission
substrate
wireless power
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2016200786A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒュン イム、スン
Sung Hyun Leem
ヒュン イム、スン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Innotek Co Ltd
Original Assignee
LG Innotek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Innotek Co Ltd filed Critical LG Innotek Co Ltd
Publication of JP2017077166A publication Critical patent/JP2017077166A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2823Wires
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2871Pancake coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/10Connecting leads to windings
    • H02J5/005
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Abstract

【課題】インダクタンスは増加し、抵抗は減少して良好度を増加させることができる、無電電力伝送システムのコイル装置を提供する。
【解決手段】コイル装置は、第1及び第2端子を含む基板120と、基板の一面に少なくとも一回り巻かれて配置された第1コイル110とを含む。前記第1コイルは、基板上に積層されるようにセルフボンディングされた複数のワイヤー111(112、113)を含み、複数のワイヤーの一側は第1端子に共通に連結され、他側は第2端子に共通に連結される
【選択図】図6

Description

本発明は、コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置に関する。
一般的に、各種電子機器にはバッテリーが備えられ、バッテリーに充電された電力によって駆動される。この際、電子機器からバッテリーを交替したり、再充電させることができる。このために、電子機器は、外部の充電装置と接触するための接触端子を備えている。すなわち電子機器は、接触端子を介して、充電装置と電気的に連結される。ところが、電子機器から接触端子が外部に露出されているので、異質物によって汚染されたり湿気によって短絡(short)する虞がある。そのような場合、接触端子と充電装置との間に接触不良が発生し、電子機器においてバッテリーが充電されない問題点がある。
上記した問題点を解決するために、無線で電子機器を充電するための無線電力伝送(Wireless Power Transfer:WPT)が提案されている。
無線電力伝送システムは、空間を介して無線で電力を伝達する技術として、モバイル(Mobile)機器及びデジタル家電機器に対する電力供給の便宜性を最大化した技術である。
無線電力伝送システムは、リアルタイム電力使用制御を通じたエネルギー節約、電力供給空間の制約の克服及びバッテリーの再充電を利用した廃乾電池排出量の削減などのメリットを有する。
無線電力伝送システムの具現方法として、代表的に磁気誘導方式と磁界共振方式がある。磁気誘導方式は、2つのコイルを近接させ、一方のコイルに電流を流し、それによって発生した磁束を媒介として、他方のコイルにも起電力が発生する非接触エネルギー伝送技術として、数百kHzの周波数を使用することができる。磁界共振方式は、電磁波や電流を利用せず、電場または磁場のみを利用する磁気共鳴技術として、電力伝送可能な距離が数メートル以上で、数MHz帯域を利用することができる。
無線電力伝送システムは、無線で電力を伝送する送信装置と、電力を受信してバッテリーなど負荷を充電する受信装置を含む。この際、受信装置の充電方式、すなわち磁気誘導方式と磁界共振方式のいずれか1つの充電方式を選択することができ、受信装置の充電方式に対応して、無線で電力を伝達できる送信装置が開発されている。
このような無線電力伝送システムは、コイル上に誘導される起電力を無線で伝達する方式で電力を伝送することができる。
最近、無線電力伝送システムの小型化傾向に伴い、コイルを配置できる空間上の制約の問題があり、コイルの巻数を増加させるためにコイルを薄くする場合、抵抗が増加して充電効率が落ちる問題があった。
実施例は、インダクタンスは増加し、抵抗は減少して良好度を増加させることができる、無電電力伝送システムのコイル装置を提供することを目的とする。
また、実施例は、基板上のコイルの実装面積を減らしてコイルの巻数を増加させることができる、無電電力伝送システムのコイル装置を提供することを目的とする。
実施例に係るコイル装置は、基板と、前記基板の一面に少なくとも一回り巻かれて配置されたコイルとを含み、前記基板の一面と垂直な前記コイルの断面の高さは、前記基板の一面と平行な前記コイルの断面の幅より長いコイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記コイルは、前記基板上の第1と第2端子との間に連結され、セルフボンディング(self-bonding)された複数のワイヤーを含む、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記複数のワイヤーのそれぞれは、単線(Solid Wire)である、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記コイルは、平角銅線である、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記複数のワイヤーのそれぞれは、リッツ(Litz)ワイヤーである、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記コイルは、誘導コイルまたは共振コイルである、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置は、第1及び第2端子を含む基板と、前記基板の一面に少なくとも一回り巻かれて配置された第1コイルとを含み、前記第1コイルは、前記基板上に積層されるようにセルフボンディングされた複数のワイヤーを含み、前記複数のワイヤーの一側は第1端子に共通に連結され、他側は第2端子に共通に連結されるコイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記複数のワイヤーのそれぞれは、単線(Solid Wire)である、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記複数のワイヤーのそれぞれは、リッツ(Litz)ワイヤーである、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記複数のワイヤーのそれぞれは、平角銅線である、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記第1コイルは、誘導コイルである、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の前記基板上に積層されるようにセルフボンディングされた複数のワイヤーを含む第2コイルをさらに含み、前記第2コイルは共振コイルである、コイル装置及びこれを含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の製造方法は、第1及び第2端子を備えた基板を用意するステップと、複数のワイヤーが相互前記基板上に積層されるように前記複数のワイヤーをセルフボンディングするステップと、前記複数のワイヤーを前記基板上に配置して前記第1及び第2端子に連結するステップとを含む、コイル装置の製造方法を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の製造方法の前記複数のワイヤーのそれぞれは単線(Solid Wire)である、コイル装置の製造方法を提供することができる。
また、実施例に係るコイル装置の製造方法の前記複数のワイヤーのそれぞれはリッツ(Litz)ワイヤーである、コイル装置の製造方法を提供することができる。
実施例は、基板上に垂直方向に積層されるように複数のワイヤーをセルフボンディングし、セルフボンディングされたコイルを基板上に配置することで、インダクタンスを増加させ、抵抗を減少させて良好度を増加させることができ、基板上に占めるコイルの面積を減らすことができる、無電電力伝送システムのコイル装置を提供する。
磁気誘導方式の等価回路である。 磁界共振方式の等価回路である。 無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、送信装置を示したブロック図である。 無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、送信装置を示したブロック図である。 無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、受信部を示したブロック図である。 無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、受信部を示したブロック図である。 第1及び第2実施例に係るコイル装置の上面図である。 第1実施例に係るコイル装置として、図5のA-B線断面図である。 第2実施例に係るコイル装置として、図5のA-B線断面図である。 セルフボンディングされるワイヤーを概略的に示した図面である。 セルフボンディングされるワイヤーを概略的に示した図面である。 第3及び第4実施例に係るコイル部の上面図である。 第3実施例に係るコイル部として、図10のC-D線断面図である。 第4実施例に係るコイル部として、図10のC-D線断面図である。 NFCコイルをさらに含むコイル部を示した断面図である。 比較例に係るコイル部の断面図である。 比較例に係るコイル部の断面図である。 コイル上の電流に応じた充電効率を示したグラフである。
以下、本発明の実施例に係るコイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置を図面を参考にして詳しく説明する。以下に開示される実施例は、当業者に本発明の思想が十分に伝達されるようにするための例であり、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、他の形態で具体化することができる。そして、図面における装置の大きさ及び厚さなどは、説明の便宜を図って誇張表現されることもある。明細書全体にわたり、同じ参照番号は同じ構成要素を示す。
実施例は、無線電力を伝送するために、低周波(50kHz)から高周波(15MHz)までの多様な種類の周波数帯域を選択的に使用し、システムを制御するために、データ及び制御信号を交換できる通信システムを含むことができる。
実施例は、バッテリーを使用または必要とする電子機器を用いる携帯端末産業、スマート時計産業、コンピュータ及びノートブック産業、家電機器産業、電気自動車産業、医療機器産業、ロボット産業など多様な産業分野に適用可能である。
実施例は、1つまたは複数個の伝送コイルを用いて、1つ以上の多数の機器に電力伝送が可能なシステムを考慮することができる。
実施例によれば、スマートフォン、ノートブックなどモバイル機器におけるバッテリー不足問題を解決でき、一例としてテーブルに無線充電パッドを置き、その上でスマートフォン、ノートブックを使用すると、自動的にバッテリーが充電され長時間使用できることになる。また、カフェ、空港、タクシー、事務室、食堂など公の場所に無線充電パッドを設置すれば、モバイル機器のメーカー別に異なる充電端子に関係なく、多様なモバイル機器を充電することができる。また、無線電力伝送技術が掃除機、扇風機などの生活家電製品に適用されると、電源ケーブルを探し回る必要がなくなり、家庭内で複雑な電線が消えることで建物内の配線が減り、空間活用の幅も広くなる。また、現在の家庭用電源で電気自動車を充電する場合多くの時間が必要とされるが、無線電力伝送技術を介して高電力を伝送すれば、充電時間を減らすことができ、駐車場の底に無線充電施設を設置すれば、電気自動車の周辺に電源ケーブルを用意しなければならないという不都合を解消することができる。
実施例で使用される用語と略語は、次のようである。
無線電力伝送システム(Wireless Power Transfer System):磁場領域内で無線電力伝送を提供するシステム。
送信装置(Wireless Power Transfer System-Charger;Power Transfer Unit:PTU):磁場領域内で電力受信機に無線電力伝送を提供し、システム全体を管理する装置として、送信装置または送信機と称することができる。
受信装置(Wireless Power Receiver System-Device;Power Receiver Unit:PRU):磁場領域内で電力送信機から無線電力伝送を受ける装置として、受信装置または受信機と称することができる。
充電領域(Charging Area):磁場領域内で実際の無線電力伝送が行われる地域であり、応用製品の大きさ、要求電力、動作周波数によって変わる。
Sパラメータ(Scattering parameter):Sパラメータは、周波数の分布上で入力電圧:出力電圧の比として、入力ポート:出力ポートの比(Transmission;S21)またはそれぞれの入/出力ポート自体の反射値、すなわち自体の入力によって反射して帰ってくる出力値(Reflection;S11、S22)を意味することができる。
品質指数Q(Quality factor):共振において、Q値は周波数選択の品質を意味し、Q値が高いほど共振特性がよく、Q値は共振器において貯蔵されるエネルギーと失われるエネルギーの比で表すことができる。
無線で電力を伝送する原理としては、磁気誘導方式と磁界共振方式に大別することができる。
磁気誘導方式は、ソースインダクタ(Ls)と負荷インダクタ(Ll)を相互近接させ、一方のソースインダクタ(Ls)に電流を流すと、発生する磁束を媒介に負荷インダクタ(Ll)にも起電力が発生する非接触エネルギー伝送技術である。そして、磁界共振方式は、2つの共振器を結合することで2つの共振器間の固有周波数による磁界共振が発生し、同一周波数で振動しながら同一波長範囲で電場及び磁場を形成させる共鳴技法を活用して、エネルギーを無線で伝送する技術である。
図1は、磁気誘導方式の等価回路である。
図1に示すように、磁気誘導方式の等価回路において、送信装置は、電源を供給する装置によるソース電圧(Vs)、ソース抵抗(Rs)、インピーダンスマッチングのためのソースキャパシタ(Cs)、そして受信部との磁気的結合のためのソースコイル(Ls)から具現され、受信部は、受信部の等価抵抗である負荷抵抗(Rl)、インピーダンスマッチングのための負荷キャパシタ(Cl)、そして送信装置との磁気的結合のための負荷コイル(Ll)から具現され、ソースコイル(Ls)と負荷コイル(Ll)の磁気的結合程度は、相互インダクタンス(Msl)で表すことができる。
図1で、インピーダンスマッチングのためのソースキャパシタ(Cs)と負荷キャパシタ(Cl)がない、コイルロのみからなる磁気誘導等価回路から入力電圧:出力電圧の比(S21)を求め、これから最大電力伝送条件を探せば最大電力伝送条件は、以下の数式1を満たす。
Ls/Rs=Ll/Rl (数式1)
前記数式1から、送信コイル(Ls)のインダクタンスとソース抵抗(Rs)の比と負荷コイル(Ll)のインダクタンスと負荷抵抗(Rl)の比が同一であるとき、最大電力伝送が可能である。インダクタンスのみが存在するシステムでは、リアクタンスを補償できるキャパシタが存在しないため、最大電力伝達が行われる地点で入/出力ポート自体の反射値(S11)は0になれず、相互インダクタンス(Msl)値によって電力伝達効率が大きく変化することがある。そして、インピーダンスマッチングのための補償キャパシタとして、送信装置にソースキャパシタ(Cs)が付加され、受信部に負荷キャパシタ(Cl)が付加される。前記補償キャパシタ(Cs、Cl)は、例えば受信コイル(Ls)及び負荷コイル(Ll)のそれぞれに直列または並列に連結される。また、インピーダンスマッチングのために送信装置及び受信部のそれぞれには、補償キャパシタだけでなく、キャパシタ及びインダクタのような受動素子がさらに付加されてもよい。
図2は、磁界共振方式の等価回路である。
図2に示すように、磁界共振方式の等価回路において、送信装置は、ソース電圧(Vs)、ソース抵抗(Rs)、そしてソースインダクタ(Ls)の直列連結で閉回路を構成するソースコイル(Source coil)と、送信側共振インダクタ(L1)と送信側共振キャパシタ(C1)の直列連結で閉回路を構成する送信側共振コイル(Resonant coil)から具現され、受信部は、負荷抵抗(Rl)と負荷インダクタ(Ll)の直列連結で閉回路を構成する負荷コイル(Load coil)と、受信側共振インダクタ(L2)と受信側共振キャパシタ(C2)の直列連結で閉回路を構成する受信側共振コイルから具現され、ソースインダクタ(Ls)と送信側インダクタ(L1)は、K01の結合係数で磁気的に結合され、負荷インダクタ(Ll)と負荷側共振インダクタ(L2)は、K23の結合係数で磁気的に結合され、送信側共振インダクタ(L1)と受信側共振インダクタ(L2)は、K12の結合係数で磁気的に結合される。別の実施例の等価回路では、ソースコイル及び/または負荷コイルを省略し、送信側共振コイルと受信側共振コイルから構成されてもよい。
磁界共振方式は、2つの共振器の共振周波数が同一である時には、送信装置の共振器のエネルギーの殆どが受信部の共振器に伝達され、電力伝達効率が向上し、磁界共振方式における効率は、以下の数式2を満たすときよくなる。
k/Γ>>1(kは結合係数、Γは減衰率) (数式2)
磁界共振方式において、効率を増加させるためにインピーダンスマッチングのための素子を付加することができ、インピーダンスマッチング素子はインダクタ及びキャパシタのような受動素子からなることができる。
このような無線電力伝送の原理を基に、磁気誘導方式または磁界共振方式で電力を伝達するための無線電力伝送システムを説明する。
<送信装置>
図3a及び図3bは、無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、送信装置を示したブロック図である。
図3aに示すように、実施例に係る無線電力伝送システムは、送信装置1000と、前記送信装置1000から無線で電力を受信する受信部2000を含むことができる。前記送信装置1000は、入力される交流信号を電力変換して交流信号として出力する送信側電力変換部101と、前記送信側電力変換部101から出力される交流信号に基づいて磁場を生成して充電領域内の受信部2000に電力を提供する送信側共振回路部102及び前記送信側電力変換部101の電力変換を制御し、前記送信側電力変換部101の出力信号の振幅と周波数を調節し、前記送信側共振回路部102のインピーダンスマッチング行い、前記送信側電力変換部101及び前記送信側共振回路部102からインピーダンス、電圧、電流情報をセンシングし、前記受信部2000と無線通信できる送信側制御部103を含むことができる。前記送信側電力変換部101は、交流信号を直流に変換する電力変換部、直流のレベルを可変して直流を出力する電力変換部、直流を交流に変換する電力変換部の少なくとも1つを含むことができる。そして、前記送信側共振回路部102は、コイルと、前記コイルと共振できるインピーダンスマッチング部を含むことができる。また、前記送信側制御部103は、インピーダンス、電圧、電流情報をセンシングするためのセンシング部と、無線通信部を含むことができる。
また、図3bに示すように、前記送信装置1000は、送信側交流/直流変換部1100、送信側直流/交流変換部1200、送信側インピーダンスマッチング部1300、送信コイル部1400、そして送信側通信及び制御部1500を含むことができる。
送信側交流/直流変換部1100は、送信側通信及び制御部1500の制御下で、外部から提供される交流信号を直流信号に変換する電力変換部として、前記送信側交流/直流変換部1100は、サブシステムとして整流器1110と送信側直流/直流変換部1120を含むことができる。前記整流器1110は、提供される交流信号を直流信号に変換するシステムとして、これを具現する実施例として、高周波数動作時に相対的に高い効率を持つダイオード整流器、ワンチップ(one-chip)化が可能な同期整流器またはコスト及び空間節約が可能でデッドタイム(Dead time)の自由度が高いハイブリッド整流器を挙げることができが、これに限定されるものではなく、交流を直流に変換するシステムあれば適用可能である。また、前記送信側直流/直流変換部1120は、送信側通信及び制御部1500の制御下で前記整流器1110から提供される直流信号のレベルを調節するものとして、これを具現する例として、入力信号のレベルを低下させる降圧型コンバータ(Buck converter)、入力信号のレベルを高める昇圧型コンバータ(Boost converter)、入力信号のレベルを低下または高めることができる昇降圧型コンバータ(Buck Boost converter)またはCukコンバータ(Cuk converter)を挙げることができる。また、前記送信側直流/直流変換部1120は、電力変換制御機能をするスイッチ素子と、電力変換媒介の役割または出力電圧平滑機能をするインダクタ及びキャパシタ、電圧利得を調節または電気的な分離機能(絶縁機能)をするトランスなどを含むことができ、入力される直流信号に含まれたリップル成分または脈動成分(直流信号に含まれた交流成分)を除去する機能をすることができる。そして、前記送信側直流/直流変換部1120の出力信号の指令値と実際出力地との誤差は、フィードバック方式を介して調節することができ、これは前記送信側通信及び制御部1500によって行われる。
送信側直流/交流変換部1200は、送信側通信及び制御部1500の制御下で送信側交流/直流変換部1100から出力される直流信号を交流信号に変換し、変換された交流信号の周波数を調節できるシステムとして、これを具現する例として、ハーフブリッジインバータ(Half bridge inverter)またはフルブリッジインバータ(Full bridge inverter)がある。そして、無線電力伝送システムは、直流を交流に変換する多様な増幅器が適用され、例えばA級、B級、AB級、C級、E級F級増幅器がある。また、前記送信側直流/交流変換部1200は、出力信号の周波数を生成するオシレーター(Ocillator)と、出力信号を増幅するパワー増幅部を含むことができる。
前記交流/直流変換部(1100)及び送信側直流/交流変換部1200の構成は、交流電力供給機にて代替することができ、省略また他の構成にて代替することもできる。
送信側インピーダンスマッチング部1300は、相互異なるインピーダンスを持った地点で反射波を最小化して信号の流れをよくする。送信装置1000と受信部2000の両コイルは、空間的に分離しており磁場の漏洩が多いので、前記送信装置1000と受信部2000の両連結端との間のインピーダンス差を補正して電力伝達効率を向上させることができる。前記送信側インピーダンスマッチング部1300は、インダクタ、キャパシタ、そして抵抗素子のうち少なくとも1つからなることができ、通信及び制御部1500の制御下で前記インダクタのインダクタンスとキャパシタのキャパシタンスそして抵抗の抵抗値を可変してインピーダンスマッチングのためのインピーダンス値を調整することができる。そして、無線電力伝送システムが磁気誘導方式で電力を伝送する場合、送信側インピーダンスマッチング部1300は、直列共振構造または並列共振構造を有することができ、送信装置1000と受信部2000との間の誘導結合係数を増加させてエネルギー損失を最小化することができる。そして、無線電力伝送システムが磁界共振方式で電力を伝送する場合、送信側インピーダンスマッチング部1300は、送信装置1000と受信部2000との間の離隔距離の変化、金属性異質物(FO;Foreign Object)、多数のデバイスによる相互影響などによって、コイルの特性の変化でエネルギー伝送線上のマッチングインピーダンス変化によるインピーダンスマッチングのリアルタイム補正を可能とすることができ、その補正方式として、キャパシタを利用したマルチマッチング方式、マルチアンテナを利用したマッチング方式、マルチループを利用した方式などをあげられる。
送信側コイル1400は、複数個のコイルまたは単一コイルで具現することができ、送信側コイル1400が複数個からなる場合、これらは相互離隔または相互重なるように配置することができ、これらが重なって配置される場合、重なる面積は磁束密度の偏差を考慮して決めることができる。また、送信側コイル1400を製作する際に、内部抵抗及び放射抵抗を考慮して製作することができ、この際抵抗成分が小さいと品質指数(Quality factor)が高まり伝送効率が上昇することになる。
通信及び制御部1500は、送信側制御部1510と送信側通信部1520を含むことができる。前記送信側制御部1510は、受信部2000の電力要求量、現在の充電量、受信部の整流器出力端の電圧(Vrect)、複数受信部の各充電効率、そして無線電力方式の少なくとも1つ以上を考慮して、前記送信側交流/直流変換部1100の出力電圧(または送信コイルに流れる電流(Itx_coil))を調節する役割をすることができる。そして、最大電力伝送効率を考慮して、前記送信側直流/交流変換部1200を駆動するための周波数及びスイッチング波形を生成し、伝送される電力を制御することができる。また、受信部2000の貯蔵部(図示されない)から読み出した制御に要求されるアルゴリズム、プログラムまたはアプリケーションを利用して、受信部2000の動作全般を制御することができる。一方、前記送信側制御部1510は、マイクロプロセッサ、マイクロコントロールユニット(Micro Controller Unit)またはマイコン(Micom)と称することができる。前記送信側通信部1520は、受信側通信部2620と通信を行うことができ、通信方式の一例として、ブルートゥース(登録商標)、NFC、Zigbee(登録商標)などの近距離通信方式を利用することができる。前記送信側通信部1520と受信側通信部2620は、相互充電状況情報及び充電制御指令などの送受信を行うことができる。そして、前記充電状況情報としては、受信部2000の個数、バッテリーの残量、充電回数、使用量、バッテリーの容量、バッテリーの比率、そして送信装置1000の伝送電力量などを含むことができる。また、送信側通信部1520は、受信部2000の充電機能を制御する充電機能制御信号を送信することができ、前記充電機能制御信号は、受信部2000を制御して充電機能をイネーブル(enabled)またはディセーブル (disabled)させる制御信号からなることができる。
このように、送信側通信部1520は、別途のモジュールで構成されるアウトオブバンド(out-of-band)形式で通信できるが、これに限定されるものではなく、送信装置が伝送する電力信号を利用して受信部が送信装置に伝達するフィードバック信号を利用し、送信装置が伝送する電力信号の周波数シフト(Frequency shift)を利用して、送信装置が受信部に信号を伝送するインバンド(in-band)形式で通信を行うこともできる。例えば、受信部は、フィードバック信号を変調して、充電開始、充電終了、バッテリー状態などの情報を、フィードバック信号を介して送信機に伝達することもできる。また、前記送信側通信部1520は、前記送信側制御部1510と別途に構成することができ、前記受信部2000も、受信側通信部2620が受信装置の制御部2610に含まれたり別途に構成されてもよい。
また、実施例に係る無線電力伝送システムの送信装置1000は、検出部1600をさらに備えることができる。
前記検出部1600は、送信側交流/直流変換部1100の入力信号、送信側交流/直流変換部1100の出力信号、送信側直流/交流変換部1200の入力信号、送信側直流/交流変換部1200の出力信号、送信側インピーダンスマッチング部1300の入力信号、送信側インピーダンスマッチング部1300の出力信号、送信側コイル1400の入力信号または送信側コイル1400上の信号のうち少なくとも1つを検出することができる。一例として、前記信号は、電流に対する情報、電圧に対する情報またはインピーダンスに対する情報のうち少なくともいずれか1つを含むことができる。検出された信号は、通信及び制御部1500にフィードバックされ、これを基に前記通信及び制御部1500は、送信側交流/直流変換部1100、送信側直流/交流変換部1200、送信側インピーダンスマッチング部1300を制御することができる。また、前記検出部1600の検出結果を基づいて、前記通信及び制御部1500はFOD(Foreign object detection)を行うことができる。そして、前記検出される信号は、電圧及び電流のうち少なくとも1つである。一方、前記検出部1600は、通信及び制御部1500と異なるハードウェアで構成されてもよく、1つのハードウェアから具現されてもよい。
<受信部>
図4a及び図4bは、無線電力伝送システムを構成するサブシステムの1つとして、受信部(または受信装置)を示したブロック図である。
図4aに示すように、実施例に係る無線電力伝送システムは、送信装置1000と、前記送信装置1000から無線で電力を受信する受信部2000を含むことができる。前記受信装置2000は、前記送信装置1000から伝送される交流信号を受信する受信側共振回路部201と;前記受信側共振回路部201からの交流電力を電力変換して直流信号として出力する受信側電力変換部202と;前記受信側電力変換部202から出力される直流信号を受信して充電される負荷2500、そして前記受信側共振回路部201の電流電圧をセンシングしたり、前記受信側共振回路部201のインピーダンスマッチングを行ったり、前記受信側電力変換部202の電力変換を制御して前記受信側電力変換部202の出力信号のレベルを調節したり、前記受信側電力変換部202の入力または出力電圧や電流をセンシングしたり、前記受信側電力変換部202の出力信号の前記負荷2500への供給を制御したり、前記送信装置1000と通信できる受信側制御部203と;を含むことができる。そして、前記受信側電力変換部202は、交流信号を直流に変換する電力変換部、直流のレベルを可変して直流を出力する電力変換部、直流を交流に変換する電力変換部を含むことができる。
また、図4bに示すように、実施例に係る無線電力伝送システムは、送信装置1000と、前記送信装置1000から無線で電力を受信する受信部(または受信装置)2000を含むことができ、前記受信部2000は、受信側コイル部2100及び受信側インピーダンスマッチング部2200から構成された受信側共振回路部2120、受信側交流/直流変換部2300、直流/直流変換部2400、負荷2500及び受信側通信及び制御部2600を含むことができる。そして、前記受信側交流/直流変換部2300は、交流信号を直流信号に整流する整流部と称することができる。
受信側コイル部2100は、磁気誘導方式または磁界共振方式を介して電力を受信することができる。このように電力受信方式に応じて、誘導コイルまたは共振コイルのうち少なくとも1つ以上を含むことができる。
一実施例として、受信側コイル部2100は、NFC(Near Field Communication)と一緒に携帯端末に配置することができる。そして、前記受信側コイル部2100は、送信側コイル部1400と同一であってもよく、受信アンテナのサイズは、受信部200の電気的特性によって可変できる。
受信側インピーダンスマッチング部2200は、送信機1000と受信機2000との間のインピーダンスマッチングを行う。
前記受信側交流/直流変換部2300は、受信側コイル部2100から出力される交流信号を整流して直流信号を生成する。そして、前記受信側交流/直流変換部2300の出力電圧は、整流電圧(Vrect)と称することができ、受信側通信及び制御部2600は、前記受信側交流/直流変換部2300の出力電圧を検出したり変更することができ、前記受信側交流/直流変換部2300の出力電圧の最小値である最小整流電圧(Vrect_min)(または最小出力電圧(Vrect_min))、最大値である最大整流電圧(Vrect_max)(または最大出力電圧(Vrect_max))、前記最小値と最大値の間のいずれか1つの電圧値を持つ最適整流電圧(Vrect_set)(または最適出力電圧(Vrect_set))に対する情報のような状態パラメータ情報を送信装置1000に伝送することができる。
受信側直流/直流変換部2400は、受信側交流/直流変換部2300から出力される直流信号のレベルを負荷2500の容量に合うように調整することができる。
前記負荷2500は、バッテリー、ディスプレイ、音声出力回路、メインプロセッサ、バッテリー管理部、そして各種センサーを含むことができる。そして前記負荷2500は、図4aのように、少なくともバッテリー2510及びバッテリー管理部2520を含むことができる。前記バッテリー管理部2520は、前記バッテリー2510の充電状態を感知して前記バッテリー2510に印加される電圧と電流を調節することができる。
受信側通信及び制御部2600は、送信側通信及び制御部1500からウェイクアップ電力によって活性化され、前記送信側通信及び制御部1500と通信を行い、受信部2000のサブシステムの動作を制御することができる。
前記受信部2000は、単一または複数個に構成され、送信装置1000から同時にエネルギーを無線で受信することができる。すなわち、磁界共振方式の無線電力伝送システムでは、1つの送信装置1000から複数のターゲット受信部2000に電力を供給することができる。このとき、前記送信装置1000の送信側マッチング部1300は、複数個の受信部2000の間のインピーダンスマッチングを適応的に行うことができる。これは、磁気誘導方式において、相互独立的な受信側コイル部を複数個備える場合にも、同様に適用可能である。
また、前記受信部2000が複数個から構成された場合、電力受信方式は、同一または相互異なる種類のシステムであってもよい。この場合、送信装置1000は、磁気誘導方式または磁界共振方式で電力を伝送するシステムであってもよく、両方式を混用したシステムであってもよい。
一方、無線電力伝送システムの信号の大きさと周波数の関係において、磁気誘導方式の無線電力伝送の場合、送信装置1000において、送信側交流/直流変換部1100は、数十または数百V(例えば110V〜220V)の数十または数百Hz(例えば60Hz)の交流信号を受信して、数V〜数十V、数百V(例えば10V〜20V)の直流信号に変換して出力することができ、送信側直流/交流変換部1200は、直流信号を受信してKHz(例えば125KHz)の交流信号を出力することができる。そして、受信部2000の受信側交流/直流変換部2300は、KHz(例えば125KHz)の交流信号を受信して、数V〜数十V、数百V(例えば10V〜20V)の直流信号に変換して出力することができ、受信側直流/直流変換部2400は、負荷2500に適合した、例えば5Vの直流信号を出力して前記負荷2500に伝達することができる。
そして、磁界共振方式の無線電力伝送の場合、送信装置1000において、送信側交流/直流変換部1100は、数十または数百V(例えば110V〜220V)の数十または数百Hz(例えば60Hz)の交流信号を受信して、数V〜数十V、数百V(例えば10V〜20V)の直流信号に変換して出力することができ、送信側直流/交流変換部1200は、直流信号を受信してMHz(例えば6.78MHz)の交流信号を出力することができる。そして、受信部2000の受信側交流/直流変換部2300は、MHz(例えば6.78MHz)の交流信号を受信して、数V〜数十V、数百V(例えば10V〜20V)の受信側直流信号に変換して出力することができ、直流/直流変換部2400は、負荷2500に適合した、例えば5Vの直流信号を出力して前記負荷2500に伝達することができる。
<コイル装置>
図5は第1及び第2実施例に係るコイル装置の上面図であり、図6は第1実施例に係るコイル装置として、図5のA-B線断面図であり、図7は第2実施例に係るコイル装置として、図5のA-B線断面図であり、図8及び図9はセルフボンディングされるワイヤーを概略的に示した図面である。
図5に示すように、第1実施例に係るコイル装置100は、送信側コイル部1400または受信側コイル部2100の少なくともいずれか1つのコイル部である。
コイル装置100は、コイル110と、前記コイル110が実装される基板120を含むことができる。
前記コイル110は、誘導コイルまたは共振コイルからなることができる。また、前記コイル110は、第1及び第2コイルを含むことができ、前記第1コイルは誘導コイルで、前記第2コイルは共振コイルであってもよい。
そして、前記コイル110は、前記基板120の一面と垂直な方向への前記コイル110の断面の長さ、すなわち前記コイル110の断面の幅は、前記基板120の一面と平行な方向への前記コイル110の断面の長さ、すなわち前記コイル110の高さより長い。また、前記コイル110は、基板120上に形成された第1と第2端子115、116の間に連結されたワイヤー111を含むことができる。
前記ワイヤー111は、基板120の一面に少なくとも一回り巻かれて(ターン(turn)しながら)前記基板120に配置される。
また、前記ワイヤー111は、第1端子115から延長され、基板120の外側領域から前記基板120の内側領域方向に複数回ターンし、前記基板120の内側領域から第2端子116まで延長される。従って、前記コイル110は、1つの層、すなわち単一層で前記基板120上に配置される。この場合、ワイヤー111が前記内側領域から前記第2端子116まで延長されるとき、複数回巻かれてワイヤー上部方向に引き出されるか、複数回巻かれてワイヤー下部方向、すなわち前記基板120に面接触しながら延長される。
また、前記コイル110は、円形形状、楕円形状、レーストラック(racetrack)形状、四角形形状、三角(triangular)形状にて基板120上に少なくとも一回ターン(turn)しながら配置される。
前記基板120は、磁性シートからなることができる。そして、前記コイル装置100が送信側コイル部1400である場合、送信側直流/交流変換部1200の出力端子に連結された第1及び第2端子115、116には、前記送信側直流/交流変換部1200の交流信号が印加される。そして、前記第1端子115に入力された信号は、ワイヤー111を経由して前記第2端子116に出力され、前記第2端子116に入力された信号は、ワイヤー111を経由して前記第1端子115に出力される。また、前記コイル装置100が受信側コイル部2100である場合、コイル110に誘導された電力は、第1及び第2端子115、116を介して前記第1及び第2端子115、116に入力端子が連結された受信側交流/直流変換部2300に伝達される。
図8及び図9に示すように、前記コイル110は、前記第1と第2端子115、116の間に2本のワイヤーが連結される。すなわち、図8のように、第1ワイヤー112と第2ワイヤー113のそれぞれは、第1と第2端子115、116の間に連結される。すなわち第1及び第2ワイヤー112、113の一側は共通で前記第1端子115に連結され、第1及び第2ワイヤー112、113の他側は共通で前記第2端子116に連結される。そして図9のように、前記第1及び第2ワイヤー112、113は、セルフボンディング(self-bonding)されてもよい。前記コイル110は、2本のワイヤー112、113から形成されているが、これに限定されるものではなく、2本のワイヤーより多い数のワイヤーからなってもよく、3本以上のワイヤーは、相互セルフボンディングされて、一側が第1端子115に共通連結され、他側が第2端子116に共通連結される。
図6に示すように、ワイヤー111が2本のワイヤー、すなわちセルフボンディングされた第1及び第2ワイヤー112、113である場合、前記第1及び第2ワイヤー112、113は、基板120の一面と垂直な方向に積層される。従って、ワイヤー111は、高さ(h)方向の長さは、厚さ(t)(即ち、基板120と平行な方向へのワイヤー111の幅(t))方向の長さより長い。
また、前記ワイヤー111がセルフボンディングされた3本以上のワイヤーからなっている場合、すべてのワイヤーは、基板120の一面と垂直な方向に積層される。この場合、ワイヤー111の高さ(h)方向の長さは増加するが、厚さ(t)(即ち、基板120と平行な方向へのワイヤー111の幅(t))は近似的にほぼ同じく維持される。
図7に示すように、第2実施例に係るコイル装置100のワイヤー111は、平角銅線からなることができる。前記平角銅線は四角形形状、具体的には一面と前記一面と垂直な面の幅が異なる長方形形状を有することができる。
前記平角銅線111の高さ(h)方向の長さは、厚さ(t)(即ち、基板120と平行な方向への平角銅線111の幅(t))方向の長さより長い。すなわち、前記平角銅線111の断面の長軸は基板120の一面と垂直であり、前記平角銅線111の断面の短軸は前記基板120の一面と平行である。
図10は第3及び第4実施例に係るコイル部の上面図であり、図11は第3実施例に係るコイル部として、図10のC-D線断面図であり、図12は第4実施例に係るコイル部として、図10のC-D線断面図である。
図10に示すように、ワイヤー111は、第1端子115から延長され、基板120の外側領域から前記基板120の内側領域方向に複数回ターンし、前記基板120の内側領域から再び前記基板120の外側領域方向に複数回ターンして、第2端子116まで延長される。従って、前記コイル110は、2層にて前記基板120上に配置される。また、前記ワイヤー111は、2層ではなく、3層以上で前記基板120上に配置されてもよい。
図11に示すように、第3実施例に係るコイル装置100は、少なくとも2本のワイヤー112、113がセルフボンディングされ、2層にて基板120上に配置される。
また、図12に示すように、第4実施例に係るコイル装置100のワイヤー111は、平角銅線からなることができ、2層にて基板120上に配置される。
一方、第1及び第3実施例に係る第1及び第2ワイヤー112、113のそれぞれは、単線(Solid Wire)のエナメル銅線からなることができ、エナメル銅線である第1及び第2ワイヤー112、113が、基板120上に積層される形態で配置されるようにセルフボンディングされてもよい。また、前記第1及び第3実施例に係る第1及び第2ワイヤー112、113のそれぞれは、リッツ(litz)ワイヤーからなることができる。前記リッツワイヤーは、極細の複数のエナメル銅線を一定ピーチで捩った銅線を意味する。前記リッツワイヤーの2つは、基板120の一面で積層されるようにセルフボンディングされる。
図13は、NFCコイルをさらに含むコイル部を示した断面図である。
図13に示すように、実施例に係るコイル装置100は、コイル110を囲んで基板120上に配置されるNFCコイル130をさらに含むことがある。
一方、実施例に係るコイル装置100の製造方法は、第1及び第2端子115、116を備えた基板120を用意するステップと、複数のワイヤー112、113が相互前記基板120上に積層されるように、具体的には前記基板120の一面と垂直な方向に配置されるように前記複数のワイヤー112、113をセルフボンディングするステップと、前記複数のワイヤー112、113を前記基板120上に配置して前記第1及び第2端子115、116に連結するステップとを含むことができる。また、前記コイル装置100は、無線電力伝送装置1000の送信コイル部1400であってもよく、無線電力受信装置2000の受信コイル部2100であってもよい。
図14及び図15は比較例に係るコイル部の断面図であり、図16はコイル上の電流に応じた充電効率を示したグラフである。
図6及び図14に示すように、比較例である図14におけるワイヤー111のように、セルフボンディングされた第1及び第2ワイヤー112、113を基板120の一面と水平な方向に配置した場合、ワイヤー111の高さ(h)方向の長さは厚さ(t)方向の長さより短い。従って、図6の第1実施例に係るコイル装置100は、基板120の内側領域で対向する内側ワイヤー111の間の距離L1は、図14の対応する距離L3より長い。従って、基板120の内側領域の面積が増えるので、同一基板120の面積において、実施例はより多くのコイルを巻くことができる長所がある。
同様に、図7及び図15に示すように、比較例である図15における平角銅線111の短軸方向が基板120の一面と垂直であり、長軸方向が基板120の一面と平行である場合、平角銅線111の高さ(h)方向の長さは、厚さ(t)方向の長さより短い。従って、図7の第2実施例に係るコイル装置100は、基板120の内側領域で対向する内側ワイヤー111の間の距離L2は、図15の対応する距離L4より長い。従って、基板120の内側領域の面積が増えるので、同一基板120の面積において、実施例はより多くのコイルを巻くことができる。
Figure 2017077166
また、表1に示すように、図6及び図7による本発明の実施例は、図14及び図15のような比較例に比べて、インダクタンス(L)値が大きく現れ、抵抗(R)値がより減ることがわかる。従って、実施例は、比較例に比べて、品質指数である良好度(Q)が増加することがわかる。また、図16によれば、実施例は比較例に比べて、コイル110上に流れる同一電流下で、より高い充電効率を見せるということがわかる。従って、実施例と比較例が同一量の金属物質、例えば同じ量の銅を利用してワイヤーを製作してコイル部を構成する場合、実施例は比較例に比べて、少ない抵抗値を持つので、電力損失が少なく、ワイヤーをさらに薄くすることができ、基板120の空間上の制約を克服することができる。そして、充電効率を1%上昇させることが技術的にかなり困難であることを考慮した場合、実施例は比較例に比べて、同一電流下で1%に近い充電効率を向上させることができる著しい効果がある。
以上で説明した本発明の詳細な説明では、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、当業者であれば、後述される特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域を逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正及び変更して実施できるはずである。従って、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって決定されるべきである。
101:電力変換部
102:送信側共振回路部
103:制御部
1100:送信側交流/直流変換部
1110:整流器
1120:送信側直流/直流変換部
1200:送信側直流/交流変換部
1300:送信側インピーダンスマッチング部
1400:送信コイル部
1500:送信側通信及び制御部
1510:送信側制御部
1520:送信側通信部
1600:検出部
2000:受信装置
2100:受信側コイル部
201、2120:受信側共振回路部
2200:受信側インピーダンスマッチング部
202:受信側電力変換部
2300:受信側交流/直流変換部
2400:受信側直流/直流変換部
2500:負荷部
2510:バッテリー
2520:バッテリー管理部
2600:受信側通信及び制御部
203、2610:受信側制御部
2620:受信側通信部
100:コイル装置
110:コイル
111:ワイヤー、平角銅線
112:第1ワイヤー
113:第2ワイヤー
115:第1端子
116:第2端子
120:基板
130:NFCコイル

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板の一面に少なくとも一回り巻かれて配置されたコイルと、
    を含み、
    前記基板の一面と垂直な前記コイルの断面の高さは、前記基板の一面と平行な前記コイルの断面の幅より長いことを特徴とするコイル装置。
  2. 前記コイルは、前記基板上の第1と第2端子との間に連結され、セルフボンディング(self-bonding)された複数のワイヤーを含むことを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記複数のワイヤーのそれぞれは単線(Solid Wire)であることを特徴とする請求項2に記載のコイル装置。
  4. 前記コイルは平角銅線であることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  5. 前記複数のワイヤーのそれぞれはリッツ(Litz)ワイヤーであることを特徴とする請求項2に記載のコイル装置。
  6. 前記コイルは誘導コイルまたは共振コイルであることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  7. 第1及び第2端子を含む基板と、
    前記基板の一面に少なくとも一回り巻かれて配置された第1コイルと、
    を含み、
    前記第1コイルは、前記基板上に積層されるようにセルフボンディングされた複数のワイヤーを含み、
    前記複数のワイヤーの一側は第1端子に共通に連結され、他側は第2端子に共通に連結されることを特徴とするコイル装置。
  8. 前記複数のワイヤーのそれぞれは単線(Solid Wire)であることを特徴とする請求項7に記載のコイル装置。
  9. 前記複数のワイヤーのそれぞれはリッツ(Litz)ワイヤーであることを特徴とする請求項7に記載のコイル装置。
  10. 前記複数のワイヤーのそれぞれは平角銅線であることを特徴とする請求項7に記載のコイル装置。
  11. 前記第1コイルは誘導コイルであることを特徴とする請求項7に記載のコイル装置。
  12. 前記基板上に積層されるようにセルフボンディングされた複数のワイヤーを含む第2コイルをさらに含み、
    前記第2コイルは共振コイルであることを特徴とする請求項11に記載のコイル装置。
  13. 第1及び第2端子を備えた基板を用意するステップと、
    複数のワイヤーが相互前記基板上に積層されるように前記複数のワイヤーをセルフボンディングするステップと、
    前記複数のワイヤーを前記基板上に配置して前記第1及び第2端子に連結するステップと、
    を含むことを特徴とするコイル装置の製造方法。
  14. 前記複数のワイヤーのそれぞれは単線(Solid Wire)であることを特徴とする請求項13に記載のコイル装置の製造方法。
  15. 前記複数のワイヤーのそれぞれはリッツ(Litz)ワイヤーであることを特徴とする請求項13に記載のコイル装置の製造方法。
JP2016200786A 2015-10-13 2016-10-12 コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置{Coil Device Of Wireless Power Transfer System} Ceased JP2017077166A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2015-0143103 2015-10-13
KR1020150143103A KR20170043393A (ko) 2015-10-13 2015-10-13 코일 장치와 코일 장치의 제조 방법 및 코일 장치를 포함하는 무선전력전송장치 그리고 무선전력수신장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017077166A true JP2017077166A (ja) 2017-04-20

Family

ID=58499764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016200786A Ceased JP2017077166A (ja) 2015-10-13 2016-10-12 コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置{Coil Device Of Wireless Power Transfer System}

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10529484B2 (ja)
JP (1) JP2017077166A (ja)
KR (1) KR20170043393A (ja)
CN (1) CN106920657B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017103335A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 株式会社Ihi コイル装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015213981A1 (de) * 2015-07-24 2017-01-26 Conti Temic Microelectronic Gmbh Detektion eines Fremdkörpers in einem elektromagnetischen Feld, insbesondere mit Hilfe eines NFC Chips
EP3346581B1 (en) * 2017-01-04 2023-06-14 LG Electronics Inc. Wireless charger for mobile terminal in vehicle
WO2018184230A1 (zh) * 2017-04-07 2018-10-11 Oppo广东移动通信有限公司 无线充电系统、装置、方法及待充电设备
KR102222153B1 (ko) 2017-04-07 2021-03-03 광동 오포 모바일 텔레커뮤니케이션즈 코포레이션 리미티드 무선 충전 장치, 무선 충전 방법, 및 충전 대기 설비
KR102154240B1 (ko) * 2017-07-06 2020-09-09 한국전자통신연구원 일정한 피치를 가지는 수신 코일을 포함하는 무선 전력 전송 시스템
WO2019009639A1 (ko) * 2017-07-06 2019-01-10 한국전자통신연구원 일정한 피치를 가지는 수신 코일을 포함하는 무선 전력 전송 시스템
KR102519193B1 (ko) 2017-09-29 2023-04-06 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 무선 전력 송신 장치와 이를 포함하는 무선 전력 시스템
KR102521724B1 (ko) 2017-09-29 2023-04-17 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 무선 전력 수신 장치와 이를 포함하는 무선 전력 시스템 및 포터블 디바이스
US10756695B2 (en) 2018-02-23 2020-08-25 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-sided electromagnetic coil access assembly
KR101884414B1 (ko) 2018-03-05 2018-08-01 글로비 주식회사 드론의 무선전력 전송장치
WO2020055710A1 (en) * 2018-09-12 2020-03-19 Multi-Fineline Electronix, Inc. Balanced, symmetrical coil
KR102625272B1 (ko) * 2019-01-14 2024-01-12 엘지전자 주식회사 무선 전력 전송 장치
KR102167688B1 (ko) * 2019-03-21 2020-10-20 에스케이씨 주식회사 이동수단의 무선충전용 수신코일 및 이를 이용한 이동수단의 무선충전용 전력수신장치
TWM607514U (zh) * 2020-09-26 2021-02-11 台灣禾邦電子有限公司 無線充電的發射及接收感應線圈裝置
CN112491160A (zh) * 2020-11-17 2021-03-12 哈尔滨工业大学 一种双股并绕的无线电能传输线圈股间电流均衡的电路结构与参数设计方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282424A (ja) * 1985-11-27 1987-12-08 Meiji Natl Ind Co Ltd コイルの製造方法
JPH09129470A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 点火コイルにおける1次側コイル及びその形成方法
JPH11185537A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Hitachi Cable Ltd 低歪・耐熱変形型自己融着エナメル線及び低歪・耐熱変形型リッツ線
JP2003330161A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Tama Electric Co Ltd 電子部品の製造方法およびその製造方法を用いた電子部品
JP2012034445A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Sanyo Electric Co Ltd 動力機付き二輪車および電力受信装置
JP2013168385A (ja) * 2013-05-15 2013-08-29 Totoku Electric Co Ltd 電線およびコイル
WO2014171140A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 コモンモードノイズフィルタおよびその製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005150329A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Canon Inc 配線構造及びその作製方法
JP5049018B2 (ja) * 2007-01-09 2012-10-17 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 非接触充電装置
JP4752879B2 (ja) * 2008-07-04 2011-08-17 パナソニック電工株式会社 平面コイル
US8179221B2 (en) * 2010-05-20 2012-05-15 Harris Corporation High Q vertical ribbon inductor on semiconducting substrate
JP2012230972A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Sumida Corporation コイル部品、圧粉インダクタおよびコイル部品の巻回方法
KR101181816B1 (ko) 2011-06-20 2012-09-11 유노시스템 주식회사 무접점 충전 시스템의 다층 코일 구조
CN103782483A (zh) 2011-06-30 2014-05-07 矢崎总业株式会社 设计电力馈送系统的方法和电力馈送系统
JP5280500B2 (ja) * 2011-08-25 2013-09-04 太陽誘電株式会社 巻線型インダクタ
KR20140111554A (ko) 2013-03-11 2014-09-19 누커런트, 인코포레이티드 고효율 무선 통신을 위한 복수 턴의 다층 구조
US20150130577A1 (en) * 2013-09-10 2015-05-14 Pulse Electronics, Inc. Insulation planar inductive device and methods of manufacture and use
KR102166881B1 (ko) * 2014-04-03 2020-10-16 엘지이노텍 주식회사 무선 전력 송신 장치

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282424A (ja) * 1985-11-27 1987-12-08 Meiji Natl Ind Co Ltd コイルの製造方法
JPH09129470A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 点火コイルにおける1次側コイル及びその形成方法
JPH11185537A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Hitachi Cable Ltd 低歪・耐熱変形型自己融着エナメル線及び低歪・耐熱変形型リッツ線
JP2003330161A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Tama Electric Co Ltd 電子部品の製造方法およびその製造方法を用いた電子部品
JP2012034445A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Sanyo Electric Co Ltd 動力機付き二輪車および電力受信装置
WO2014171140A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 コモンモードノイズフィルタおよびその製造方法
JP2013168385A (ja) * 2013-05-15 2013-08-29 Totoku Electric Co Ltd 電線およびコイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017103335A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 株式会社Ihi コイル装置
US10726989B2 (en) 2015-12-01 2020-07-28 Ihi Corporation Coil device

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170043393A (ko) 2017-04-21
US20170103849A1 (en) 2017-04-13
CN106920657B (zh) 2019-11-05
CN106920657A (zh) 2017-07-04
US10529484B2 (en) 2020-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017077166A (ja) コイル装置とコイル装置の製造方法及びコイル装置を含む無線電力伝送装置、そして無線電力受信装置{Coil Device Of Wireless Power Transfer System}
US10396599B2 (en) Wireless power transmission apparatus and wireless power transmission method
US9979233B2 (en) Apparatus and method for changing magnetic flux density and receiving wireless power
US10141769B2 (en) Wireless power transfer system
US10326315B2 (en) Wireless power transmission apparatus
KR101950369B1 (ko) 무선 전력 수신 장치 및 이를 포함하는 무선 전력 전송 시스템
US20180205268A1 (en) Method for operating wireless power transmission device
KR20170016626A (ko) 무선전력전송 시스템 및 이의 구동 방법.
US20190222060A1 (en) Wireless power transmitter and receiver
US20190027968A1 (en) Wireless power transmitter and receiver
KR101779747B1 (ko) 무선전력 송신장치 및 송신방법
KR101792936B1 (ko) 무선 전력 수신기 및 그의 동작 방법
KR20170139319A (ko) 무선 전력 송신기 및 수신기
KR20180021559A (ko) 무선 전력 송신기
KR102124901B1 (ko) 무선 전력 수신 장치 및 이를 포함하는 무선 전력 전송 시스템
KR20170005589A (ko) 무선 전력 송신 장치 및 무선 전력 송신 시스템
KR20160070540A (ko) 무선전력 송신부
KR20170082309A (ko) 무선 전력 전송 시스템에서 무선 전력 송신기 및 수신기
KR20170082281A (ko) 무선 전력 전송 시스템에서 무선 전력 송신기 및 수신기
KR20160148239A (ko) 무선 전력 수신 장치 및 무선 전력 전송 시스템
KR20180020796A (ko) 무선 전력 송신기 및 그의 동작 방법
KR20170086978A (ko) 무선전력 수신장치 및 제조 방법
KR20160070539A (ko) 무선전력 송신부
KR20170137494A (ko) 무선 전력 송신기
KR20170006394A (ko) 무선 전력 송신 장치의 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180322

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180330

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180420

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180718

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190220

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20190703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190904

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20200707