JP2017075372A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱炉内でワークを支持体により支持し、その支持体を加熱炉の壁に台座により固定する加熱装置において、台座の変形に対する強度を高めることにより、台座が加熱炉内で長時間高温に曝されても、台座がクリープ現象により変形するのを抑制する。
【解決手段】ワークを加熱するため、断熱材によって囲まれた状態で外部空間から遮蔽された閉空間を形成している加熱炉10と、該加熱炉10内に設けられてワークを加熱するヒータと、加熱炉10内でワークを支持する支持体30と、加熱炉10の壁に支持体30を固定する台座40とを備える加熱装置である。台座40は、重力方向に直交する平面内で、加熱炉10の壁に対する固定位置となる柱状部43と支持体30を保持する支持体保持部42とが互いに離間されている。台座40において、その離間に伴う変形応力を受ける部位に台座40の変形に対する強度を高めるリブ44及び/又は支柱45を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱間プレス工法にて使用される加熱装置に関する。
車両等の高強度プレス部品の製法として、熱間プレス工法が知られている。熱間プレス工法は、高張力鋼板を約900度の温度まで加熱し、その鋼板を相対的に低温のプレス金型にてプレス成形すると同時に急速冷却して製品に焼き入れを行うものである(下記特許文献1参照)。
一般的に熱間プレス工法では、熱効率向上の観点から一つの加熱炉にて複数枚の鋼板を連続的に加熱する連続加熱が行われている。
特開2008−291284号公報
しかし、連続加熱の場合、加熱炉内部の部品は長時間高温に曝されるため、耐熱性の低い部品はクリープ現象により変形してしまうことがある。鋼板(以下、ワークという)を加熱炉内で支持する支持体の台座がクリープ現象を起したとき、ワーク等の重力により台座が変形すると、各種問題が生ずる。例えば、搬送機により搬送された加熱前のワークを支持体上に載せる場合、台座の変形により支持体の位置が低くなっているため、支持体の高さまで搬送機上のワークを下げることができず、搬送機から支持体にワークを移し変えることができなくなる。また、加熱されたワークを支持体上から搬送機により取り出す場合も、ワークの下面に搬送機のマニピュレータを挿入することができなくなる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、加熱炉内でワークを支持体により支持し、その支持体を加熱炉の壁に台座により固定する加熱装置において、台座の変形に対する強度を高めることにより、台座が加熱炉内で長時間高温に曝されても、台座がクリープ現象により変形するのを抑制することにある。
第1発明は、ワークを加熱するため、断熱材によって囲まれた状態で外部空間から遮蔽された閉空間を形成している加熱炉と、該加熱炉内に設けられてワークを加熱するヒータと、前記加熱炉内でワークを支持する支持体と、前記支持体を保持して前記加熱炉の壁に固定する台座とを備える加熱装置であって、前記台座は、重力方向に直交する平面内で、加熱炉の壁に対する固定位置と前記支持体を保持する位置とが互いに離間されており、その離間に伴う変形応力を受ける部位に前記台座の変形に対する強度を高める補強部材を備える。
第1発明において、台座は加熱炉の壁に直接固定されてもよいし、介在物を介して間接的に固定されてもよい。
台座は、重力方向に直交する平面内で、加熱炉の壁に対する固定位置と支持体を保持する位置とが互いに離間しているため、その離間に伴う変形応力を受ける。第1発明によれば、その応力を受ける部位に補強部材を備えるため、台座が加熱炉内で長時間高温に曝されて、変形し易い状態となっても、その変形は抑制される。
第2発明は、上記第1発明において、前記補強部材は、前記台座において前記支持体を保持して支持する支持面の面剛性を高める構成である。
第2発明によれば、補強部材により台座における支持体用支持面の面剛性を高められる。そのため、台座が加熱炉内で長時間高温に曝されて、変形し易い状態となっても変形は抑制される。
第3発明は、上記第2発明において、前記支持体は、前記加熱炉内で水平方向に2本並べて、且つ互いに離間して設けられた棒状体であり、前記台座は、前記2本の棒状体の各一端部又は各他端部を一つの連続した支持面で各端部をそれぞれ重力方向の下側から支持している水平方向に沿って平らな平板部と、該平板部において前記2本の棒状体に挟まれた部位を重力方向の下側で前記加熱炉の壁に固定している柱形状の柱状部とを備えて成り、前記補強部材は、前記平板部における前記柱状部を挟む両側位置で前記2本の棒状体が対向する方向に沿って連続した状態で、前記平板部から重力方向に突出した一対のリブである。
台座は、その平板部において柱状部を挟む両側で支持体を支持している。そのため、台座の平板部には、柱状部を中心として支持体を支持する両側部位が下方に撓む方向のモーメントが働く。第3発明によれば、補強部材としてのリブにより、特に2本の棒状体同士が対向する方向における平板部の面剛性が高められている。そのため、加熱装置が長時間に渡って使用された場合でも、上記モーメントを受けた台座の平板部がクリープ現象により変形するのを抑制することができる。
第4発明は、上記第3発明において、前記リブは、前記平板部において重力方向の下側に突出している。
リブが連続して形成された方向と2本の棒状体が延びる方向とが平板部上で交叉する関係にある。第4発明によれば、リブは平板部において重力方向の下側に突出しているため、重力方向の上側にある2本の棒状体と交叉することはない。そのため、リブ及び棒状体は、設計の自由度を高めることができる。
第5発明は、上記第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記支持体は、前記加熱炉内で水平方向に2本並べて、且つ互いに離間して設けられた棒状体であり、前記台座は、前記2本の棒状体の各一端部又は各他端部を一つの連続した支持面で各端部をそれぞれ重力方向の下側から支持している水平方向に沿って平らな平板部と、該平板部において前記2本の棒状体に挟まれた部位を重力方向の下側で前記加熱炉の壁に固定している柱形状の柱状部とを備えて成り、前記台座の平板部上で、前記2本の棒状体の各端部を支持する位置と、前記柱状部の位置とは、前記2本の棒状体の長手方向で互いに離間して配置されており、前記各平板部における前記2本の棒状体の各端部に対応する位置で重力方向の下側に前記加熱炉の壁に当接した支柱が設けられている。
第5発明において、支柱は加熱炉の壁に直接当接してもよいし、介在物を介して間接的に当接してもよい。
第5発明によれば、平板部上で、2本の棒状体の各端部を支持する位置と、柱状部の位置とは、2本の棒状体の長手方向で互いに離間して配置されている。そのため、平板部には、柱状部を支点として2本の棒状体の各端部を支持する側の部位が下方に撓む方向のモーメントが働く。しかし、各平板部における2本の棒状体の各端部に対応する位置が支柱を介して加熱炉の壁に当接している。そのため、加熱装置が長時間に渡って使用された場合でも、上記モーメントを受けた台座の平板部がクリープ現象により変形するのを抑制することができる。
第6発明は、上記第5発明において、前記支柱は、前記台座よりも耐熱性の高い材料にて形成されている。
第6発明によれば、台座の平板部が変形するのを抑制する機能を持った支柱が加熱炉内で長時間高温に曝されてもその機能を維持することができる。
本発明の一実施形態である多段加熱炉を持った加熱装置の側面断面図である。 上記実施形態の平面断面図である。 上記実施形態におけるワークの支持体及びヒータの拡大正面図である。 上記実施形態の投入側及び抽出側における台座部分の拡大側面図である。 上記台座部分の拡大正面図である。 上記実施形態における台座の単品側面図である。 上記実施形態における台座の単品斜視図である。
各図は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、熱間プレス工法にて使用される加熱炉を持った加熱装置に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により加熱装置を基盤上に設置した状態における各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。なお、説明の都合上、方向を示す際の「投入側」を「前」、「抽出側」を「後」ともいう。
図1、2に示すように、加熱炉10は、上部フレーム11と下部フレーム12との間に、単段ユニットが複数段積み重ねられて一体化されて構成されている。加熱炉10は、ワークWを上下方向に単段ユニットの段数と同数、また、前後方向に2枚収納して同時に加熱可能とされている。上下方向に収納するワークWの枚数によって単段ユニットの積み重ね段数が決定され、前後方向に収納するワークWの枚数及び大きさによって加熱炉10の前後、左右方向の大きさが決定される。下部フレーム12の下部には支持フレーム10aが設けられ、支持フレーム10aによって加熱炉10が基盤上に支持されている。
各単段ユニットは、投入側プレート13a、抽出側プレート13b、左側面フレーム14a及び右側面フレーム14bを井桁状に組み合わせてなり、投入側プレート13aと抽出側プレート13bとの間には、複数枚のヒータ受けプレート15が前後方向に並べられた状態で介挿されている。図2では、ヒータ受けプレート15はワークWを支持する支持体30の真下に位置して隠れている。
図3に示すように、各ヒータ受けプレート15の上には、各ヒータ受けプレート15に跨って板状のヒータ20が載せられている。このとき、ヒータ受けプレート15とヒータ20との当接部は電気的に絶縁されている。ヒータ20は、電気コイル式ヒータ、ラジアントチューブなどであり、その電気接続が左側面フレーム14a及び右側面フレーム14bを介して行われている。
図3、4に示すように、各ヒータ受けプレート15の更に上方には、ワークWを支持するため、耐熱金属製(例えば、SUS310S)の棒状体である支持体30が複数本左右方向に並べて前後方向に沿って設けられている。
各支持体30は、四角筒体であり、各ヒータ受けプレート15と同様に、投入側プレート13aと抽出側プレート13bとの間に介挿されている。具体的には、図4に示すように、各支持体30の端部は、台座40を介して投入側プレート13a及び抽出側プレート13bに固定されている。
図6、7は、台座40を示す。台座40は平板部41を備え、平板部41は、水平方向に沿って平らに形成され、2本の支持体30の各一端部を一つの連続した支持面で重力方向の下側から支持している。そのため、平板部41上には、支持体30の各一端部を保持するための支持体保持部42が2個設けられている。ここでは、2本の支持体30の各一端部を保持する台座40について説明したが、2本の支持体30の各他端部を保持する台座についても全く同様の構成であり、詳しい説明は省略する。このように、2本の支持体30が1セットとされて、2本の支持体30の各両端部が1個ずつの台座40によって保持されている。
図4、5に示すように、平板部41には柱状部43が一体に備えられており、柱状部43は、平板部41における2個の支持体保持部42に挟まれた部位を重力方向の下側で、先端部プレート16上に固定している。先端部プレート16は、投入側プレート13aの壁面に固定されている。従って、台座40は、加熱炉10の壁(投入側プレート13a)に固定されていることになる。支持体30の他端部も同様の構造で、台座40を介して抽出側プレート13bに固定されている。
平板部41の重力方向の下側には、一対のリブ44(本発明の補強部材に相当)が一体に形成されている。これらのリブ44は、柱状部43を挟む両側位置に、2個の支持体保持部42が対向する方向に沿って連続した状態で形成されている。平板部41にリブ44が設けられることによって、平板部41は、その面剛性を高められている。その結果、2個の支持体保持部42が2本の支持体30の重量を受けて、柱状部43を中心として平板部41の左右両側が下方に撓まされる変形応力(モーメント)に対して平板部41の強度を高められている。そのため、加熱装置が長時間に渡って使用された場合でも、上記モーメントを受けた台座40の平板部41がクリープ現象により変形するのを抑制することができる。
ここでは、リブ44を平板部41の下側に形成したが、リブ44は平板部41の上側に形成することもできる。但し、リブ44を平板部41の上側に形成すると、平板部41の上側には、2個の支持体保持部42が設けられているため、リブ44と2個の支持体保持部42とが互いに干渉し合わないように設計上の考慮が必要となる。それに対し、リブ44を平板部41の下側に形成した場合は、そういう考慮を必要とせず、リブ44及び2個の支持体保持部42の設計の自由度を高められるメリットがある。
平板部41の重力方向の下側で、2個の支持体保持部42に対応する位置には、それぞれ金属よりも耐熱性の高いセラミックス製の円柱形状の支柱45が設けられている。支柱45は、平板部41の下側に一体化して形成された支持パイプ46に嵌合して固定されている。一方、支柱45の下端は、ヒータ受けプレート15の上端に載せられて支持されている。上述のように、平板部41が柱状部43を中心として2個の支持体保持部42に対応する両側が下方に撓む力に対してはリブ44によって補強されている。しかし、平板部41の2個の支持体保持部42に対応する位置は、支持体30が延びる方向(支持体30の長手方向)においても柱状部43に対して離間しているため、平板部41は、柱状部43を支点として2個の支持体保持部42に対応する側が下方に撓む力を受ける。その力に対して、2個の支持体保持部42に対応する位置は、支柱45を介してヒータ受けプレート15に支持されているため、平板部41が高温に曝された結果、クリープ現象により変形し易い状態となってもその変形を抑制することができる。なお、平板部41の2個の支持体保持部42に対応する位置は、ヒータ受けプレート15に支持されているが、ヒータ受けプレート15は、上述のように投入側プレート13a又は抽出側プレート13bの壁面に固定されているので、平板部41の2個の支持体保持部42に対応する位置は、加熱炉10の壁に当接していることになる。
図1にてハッチングを施して示されるように、各単段ユニットの周り、上部フレーム11の下面及び下部フレーム12の上面には、断熱材が設けられている。そのため、加熱炉10内は断熱材によって囲まれた状態で外部空間から遮蔽された一つの閉空間とされている。
図1、2に示すように、単段ユニット間及び上部フレーム11と単段ユニットとの間、並びに下部フレーム12と単段ユニットとの間には、加熱炉10を外部空間に対して開閉するためのシャッタ18が各単段ユニットに対応して投入側と抽出側にそれぞれ設けられている。具体的には、シャッタ18は、各単段ユニットにおける左側面フレーム14a及び右側面フレーム14bの上側及び下側に開閉可能にそれぞれ設けられている。また、シャッタ18の内壁側にも断熱材10bが設けられている。
以上の加熱装置が熱間プレス工法にて使用される場合、ヒータ20が発熱するように通電された状態で、ワーク投入側のシャッタ18が一つずつ順次開けられてワークWが各単段ユニットの支持体30上に図2、3に示すように置かれ、その後シャッタ18が閉じられる。支持体30上のワークWがヒータ20によって所定の約900度まで加熱されると、ワーク抽出側のシャッタ18が一つずつ順次開けられてワークWが各単段ユニットの支持体30上から抽出される。抽出されたワークWは、次工程にてプレス成形されると同時に焼き入れされる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、上記実施形態では、台座40の平板部41にリブ44を設けると共に、支柱45を設けたが、リブ44か支柱45のいずれか一方を設ける構成としてもよい。
上記実施形態では、台座40の平板部41に一対のリブ44を設けたが、リブ44は1つのみでもよいし、3つ以上としてもよい。また、上記実施形態では、リブ44を一方向に沿ってのみ設けたが、互いに交叉する2方向、若しくは3方向に設けてもよい。
上記実施形態では、1つの台座40で2本の支持体30を保持する構成としたが、1つの台座40で1本の支持体30を保持する構成としてもよい。
10 加熱炉
10a 支持フレーム
10b 断熱材
11 上部フレーム
12 下部フレーム
13a 投入側プレート(加熱炉の壁)
13b 抽出側プレート(加熱炉の壁)
14a 左側面フレーム
14b 右側面フレーム
15 ヒータ受けプレート
16 先端部プレート
18 シャッタ
20 ヒータ
30 支持体(棒状体)
40 台座
41 平板部
42 支持体保持部
43 柱状部
44 リブ(補強部材)
45 支柱
46 支持パイプ

Claims (6)

  1. ワークを加熱するため、断熱材によって囲まれた状態で外部空間から遮蔽された閉空間を形成している加熱炉と、
    該加熱炉内に設けられてワークを加熱するヒータと、
    前記加熱炉内でワークを支持する支持体と、
    前記支持体を保持して前記加熱炉の壁に固定する台座と
    を備える加熱装置であって、
    前記台座は、重力方向に直交する平面内で、加熱炉の壁に対する固定位置と前記支持体を保持する位置とが互いに離間されており、その離間に伴う変形応力を受ける部位に前記台座の変形に対する強度を高める補強部材を備える加熱装置。
  2. 請求項1において、
    前記補強部材は、前記台座において前記支持体を保持して支持する支持面の面剛性を高める構成である加熱装置。
  3. 請求項2において、
    前記支持体は、前記加熱炉内で水平方向に2本並べて、且つ互いに離間して設けられた棒状体であり、
    前記台座は、前記2本の棒状体の各一端部又は各他端部を一つの連続した支持面で各端部をそれぞれ重力方向の下側から支持している水平方向に沿って平らな平板部と、該平板部において前記2本の棒状体に挟まれた部位を重力方向の下側で前記加熱炉の壁に固定している柱形状の柱状部とを備えて成り、
    前記補強部材は、前記平板部における前記柱状部を挟む両側位置で前記2本の棒状体が対向する方向に沿って連続した状態で、前記平板部から重力方向に突出した一対のリブである加熱装置。
  4. 請求項3において、
    前記リブは、前記平板部において重力方向の下側に突出している加熱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記支持体は、前記加熱炉内で水平方向に2本並べて、且つ互いに離間して設けられた棒状体であり、
    前記台座は、前記2本の棒状体の各一端部又は各他端部を一つの連続した支持面で各端部をそれぞれ重力方向の下側から支持している水平方向に沿って平らな平板部と、該平板部において前記2本の棒状体に挟まれた部位を重力方向の下側で前記加熱炉の壁に固定している柱形状の柱状部とを備えて成り、
    前記台座の平板部上で、前記2本の棒状体の各端部を支持する位置と、前記柱状部の位置とは、前記2本の棒状体の長手方向で互いに離間して配置されており、
    前記各平板部における前記2本の棒状体の各端部に対応する位置で重力方向の下側に前記加熱炉の壁に当接した支柱が設けられている加熱装置。
  6. 請求項5において、
    前記支柱は、前記台座よりも耐熱性の高い材料にて形成されている加熱装置。
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