JP2017074852A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1には本発明の一実施例に係るサイドエアバッグ装置を備えたシート(エアバッグ展開)の側面視、図2には展開状態にあるエアバッグの外観を説明する側面視、図3には弁部材の詳細状況(図2中の矢印III部の詳細状況)、図4にはエアバッグの断面平面視の状況(図2中のIV-IV線矢視の状況)を示してある。
図3に示すように、筒部材18の下端の第2開口23の周囲には、サブチャンバ24の入口の筒部24aが縫合され、筒部材18の下端にサブチャンバ24が取り付けられている。筒部材18の第1開口22と第2開口23の間には、円盤状の弁体27の端部が縫合され、弁体27は第1開口22側、第2開口23側に揺動自在になっている。
まず、図5から図8に基づいてサイドドア3と乗員5との隙間が狭い場合(所定幅よりも狭い幅の場合)のエアバッグ6の展開状態を説明する。
図5(a)にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い場合のエアバッグ6の展開状態、図6にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の側面視状態、図7にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態での弁体27を説明する弁部材26の詳細状況、図8にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の平断面視状態を示してある。
サイドドア3と乗員5との隙間の幅hが所定幅より狭くなると、エアバッグ6の車幅方向への展開が規制され内チャンバ15の基布があまり開かないため、ひも部材31が弛んだ状態のままなので、弁体27はひも部材31で引っ張られることがない。そのため、弁体27は移動されず第1の状態に維持され、第2開口23が弁体27により塞がれ、第1開口22が開放される(図7、図8参照)。
図5(b)にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い場合のエアバッグ6の展開状態、図9にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の側面視状態、図10にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態での弁体27を説明する弁部材26の詳細状況、図11にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の平断面視状態を示してある。
サイドドア3と乗員5との隙間の幅Hが所定幅以上に広くなると、内チャンバ15の基布が大きく開き、ひも部材31が幅方向に引っ張られて張った状態とされる。これにより弁体27が第1開口22側に引っ張られて移動することで第1の状態から第2の状態とされ、第1開口22が弁体27により塞がれるとともに第2開口23が開放される。(図10、図11参照)。
図12にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態(所定幅よりも狭い状態)でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ36の側面視状態、図13にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態(所定幅の状態)でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ36の側面視状態を示してある。
2 シートバック
3 サイドドア
4 サイドエアバッグ装置
5 乗員
6、36 エアバッグ
7 インフレーター
11 外チャンバ
12 穴
13 外部ベント
15 内チャンバ
16 排出ベント
17 内ベント
18 筒部材
21 主開口
22 第1開口
23 第2開口
24 サブチャンバ
25 第2内ベント
26 弁部材
27 弁体
31 ひも部材
Claims (5)
- 車両の側面からの側面衝突時に乗員と側面車体部材との間にエアバッグが展開するサイドエアバッグ装置において、
前記エアバッグは、
当該エアバッグの外周面を形成し、乗員の側面の所望部位を覆う外チャンバと、
前記外チャンバの内側に配され、インフレーターからのガスが供給される内チャンバと、
前記内チャンバと前記外チャンバとを連通する内ベントと、
前記内チャンバに設けられ、前記内チャンバ内のガスを前記エアバッグの外部に排出する排出ベントと、
前記インフレーターからのガスが供給されることで前記内チャンバの前記排出ベントを塞ぐサブチャンバと、
前記インフレーターを収容する筒状を成して前記内チャンバの内側に配され、前記内チャンバの内部にガスを供給可能な主開口と、主開口とは異なる位置で前記内チャンバにガスを供給可能な第1開口と、前記サブチャンバに連通されて前記サブチャンバにガスを供給可能な第2開口とを有する筒部と、
前記エアバッグの展開幅に応じて、前記第1開口と前記第2開口のいずれかを選択的に閉じる弁部材を備えた
ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、
前記サブチャンバは、前記内チャンバの下方に配され、
前記弁部材は、
前記エアバッグの展開幅が所定幅以上のときに前記第1開口を閉じて前記第2開口から前記サブチャンバにガスを送り、前記エアバッグの展開幅が前記所定幅よりも狭い幅のときに前記第2開口を閉じて前記第1開口から前記内チャンバにガスを送る
ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項2に記載のサイドエアバッグ装置において、
前記弁部材は、
前記第2開口を閉じる第1の状態から前記第1開口を閉じる第2の状態に切り換え可能な弁体と、
前記エアバッグの基布に一端が取り付けられると共に前記弁体に他端が取り付けられ、前記エアバッグの展開幅が前記所定幅よりも狭い幅のときに前記弁体を第1の状態に維持して前記第2開口を閉じ、前記エアバッグの展開幅が所定幅以上のときに前記エアバッグの展開による基布の開きにより引っ張られることで前記弁体を第1の状態から第2の状態に切り換えて第1開口を閉じるひも部材とを有する
ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、
前記サブチャンバは、前記内チャンバの下方の外側に配されている
ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、
前記サブチャンバは、前記内チャンバの内部の下方に配されている
ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015203204A JP6575758B2 (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | サイドエアバッグ装置 |
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JP2015203204A JP6575758B2 (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | サイドエアバッグ装置 |
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JP2017074852A true JP2017074852A (ja) | 2017-04-20 |
JP6575758B2 JP6575758B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
ID=58549832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015203204A Active JP6575758B2 (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | サイドエアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6575758B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11383670B2 (en) * | 2019-09-30 | 2022-07-12 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Side airbag apparatus |
WO2024095697A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | オートリブ ディベロップメント エービー | 乗員拘束装置 |
Citations (6)
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JPH11170955A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Toyota Motor Corp | 助手席用エアバッグ装置 |
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-
2015
- 2015-10-14 JP JP2015203204A patent/JP6575758B2/ja active Active
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6575758B2 (ja) | 2019-09-18 |
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