JP2017072654A - 反射型表示装置 - Google Patents

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竹 一 義 佐
Kazuyoshi Satake
竹 一 義 佐
本 健 秀 岸
Takehide Kishimoto
本 健 秀 岸
田 陽 介 和
Yosuke Wada
田 陽 介 和
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Abstract

【課題】表示特性を改善する。
【解決手段】反射型表示装置100は、基材10と、基材上に設けられたホワイト層11と、ホワイト層上に設けられた透明電極12と、透明電極上に設けられ、透明電極の電圧に応じて白表示又は黒表示を行う表示素子20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、反射光を利用した反射型表示装置に関する。
近年、電子ペーパーや液晶表示装置等の各種のフラットタイプの表示装置の開発が進められている。このような表示装置として、周囲の照明(以下、「環境光」とも言う)の反射光を制御することで文字や画像等を表示する反射型表示装置が知られている。反射型表示装置は、低消費電力である、目が疲れない、及び、直射日光下での視認性が良い等の優れた特性を有することから応用が進められている。
上述した反射型表示装置において、カラー画像表示を行う場合は、通常、複数色の着色層を有するカラーフィルタと、白表示および黒表示を行うことが可能な反射型表示素子とが組み合わされて用いられる。このような反射型表示装置においては、反射型表示素子を用いて白表示を行うことによって環境光を反射させ、反射光をカラーフィルタに透過させることによって所望のカラー画像表示が行われる。
図10(a)は、従来の内面反射型の反射型表示装置100Xの断面図である。反射型表示装置100Xは、基材10上に設けられた凹凸層18と、凹凸層18上に設けられた金属電極19と、金属電極19上に設けられた液晶表示素子20と、液晶表示素子20上に設けられた対向電極21と、対向電極21上に設けられたカラーフィルタ30Xと、を備える。
凹凸層18は、樹脂等からなり、液晶表示素子20側の表面に不規則な凹凸が形成されている。金属電極19は、画素毎に設けられ、凹凸層18の凹凸に応じた凹凸が表面に形成されている。
液晶表示素子20には、観察者側からカラーフィルタ30X及び対向電極21を介して環境光L1が入射する。液晶表示素子20は、各金属電極19に印加される電圧に応じて画素毎に環境光L1を透過させるか否か制御可能に構成されており、環境光L1を透過させることにより白表示を行い、環境光L1を透過させないことにより黒表示を行う。具体的には、液晶表示素子20が環境光L1を透過させる画素においては、入射した環境光L1は金属電極19で反射されて白表示が行われる。金属電極19の表面の凹凸により、環境光L1は散乱される。即ち、金属電極19は、反射電極として機能する。液晶表示素子20が白表示を行った画素において、金属電極19による反射光がカラーフィルタ30Xの対応する画素を透過することによって所望のカラー画像表示を行うことができる。
図10(b)は、従来の背面反射型の反射型表示装置100Yの断面図である。反射型表示装置100Yは、観察者側とは反対側(以下、背面側と称す)に、凹凸層18Yと、凹凸層18Yの全面上に設けられた金属反射層19Yとから構成される背面反射板が設けられている。
液晶表示素子20が環境光L1を透過させる画素においては、入射した環境光L1は、透明電極12及び透明基材51を透過して、金属反射層19Yで反射及び散乱されて白表示が行われる。
このような反射型表示装置100X,100Yにおいて、白表示を行った場合に、紙に近い質感を表現できる表示特性が望まれている。
特開2003−280044号公報
しかしながら、上記従来の反射型表示装置100X,100Yにおいては、環境光L1は金属電極19又は金属反射層19Yによって反射されるため、白表示を行った場合に、白表示された領域はメタリック調の色及びぎらつきを含んだ白色に視認される。即ち、白い紙のような自然な白色には視認されず、不自然な白色に視認される。従って、紙に近い質感を表現することは困難である。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、表示特性を改善できる反射型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る第1の反射型表示装置は、
基材と、
前記基材上に設けられたホワイト層と、
前記ホワイト層上に設けられた透明電極と、
前記透明電極上に設けられ、前記透明電極の電圧に応じて白表示又は黒表示を行う表示素子と、
を備える。
上記第1の反射型表示装置において、
前記基材と前記ホワイト層との間に設けられた反射層を備えてもよい。
上記第1の反射型表示装置において、
前記基材と前記ホワイト層との間に設けられた色調整層を備えてもよい。
上記第1の反射型表示装置において、
前記表示素子の観察者側に配置され、透明基材上に並ぶ複数の着色層を有するカラーフィルタを備え、
前記ホワイト層は、前記着色層間に対応する位置にも設けられていてもよい。
上記第1の反射型表示装置において、
前記ホワイト層と前記透明電極との間に設けられた着色層を備え、
前記ホワイト層は、前記着色層間に対応する位置にも設けられていてもよい。
本発明の一実施形態に係る第2の反射型表示装置は、
第1ホワイト層と、
前記第1ホワイト層上に設けられた第1透明基材と、
前記第1透明基材上に設けられた透明電極と、
前記透明電極上に設けられ、前記透明電極の電圧に応じて白表示又は黒表示を行う表示素子と、
を備える。
上記第2の反射型表示装置において、
前記第1ホワイト層の前記第1透明基材側とは反対側に設けられた反射層を備えてもよい。
上記第2の反射型表示装置において、
前記第1ホワイト層の前記第1透明基材側とは反対側に設けられた色調整層を備えてもよい。
上記第2の反射型表示装置において、
前記表示素子の観察者側に配置され、第2透明基材上に並ぶ複数の着色層を有するカラーフィルタと、
前記着色層間に対応する位置において前記第1透明基材上に設けられた、第2ホワイト層又はブラックマトリクス層と、
を備えてもよい。
上記第2の反射型表示装置において、
前記第1透明基材と前記透明電極との間に設けられた着色層と、
前記着色層間に対応する位置において前記第1透明基材上に設けられた、第2ホワイト層又はブラックマトリクス層と、
を備えてもよい。
上記第1又は第2の反射型表示装置において、
前記表示素子の観察者側に設けられた反射防止層を備えてもよい。
本発明によれば、表示特性を向上できる。
第1の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第2の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第4の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第5の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第6の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第7の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 (a)は、第9の実施形態に係るホワイト部材の構成を概略的に示す縦断面図であり、(b)は、第9の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図であり、(c)は、他のホワイト部材の構成を概略的に示す縦断面図である。 第10の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 第11の実施形態に係る反射型液晶表示装置の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。 (a)は、従来の内面反射型の反射型表示装置の断面図であり、(b)は、従来の背面反射型の反射型表示装置の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
まず、内面反射型の反射型表示装置に関する第1から第5の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る反射型液晶表示装置100の一部の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、一例として反射型液晶表示装置100について説明するが、液晶表示素子20に代えて各種の表示素子を用いることにより、各種の反射型表示装置、例えば、電子ペーパーや有機EL表示装置を構成することもできる。
図1に示すように、反射型液晶表示装置100は、基材10と、基材10上に設けられた複数のホワイト層11と、各ホワイト層11上に設けられた透明電極12と、液晶表示素子20と、対向電極21と、カラーフィルタ30と、を備える。
ホワイト層11及び透明電極12は、積層され、各画素に対応する位置に設けられている。隣り合う2つの画素に対応する2つのホワイト層11が分離しているので、ホワイト層11が導電性を有する場合であっても、隣り合う2つの画素の制御が干渉しないようにできる。従って、ホワイト層11の材料の選択範囲が広がる。ホワイト層11が導電性を有しない場合には、ホワイト層11は一体的に設けられていてもよい。
液晶表示素子20は、透明電極12上に設けられている。対向電極21は、透明電極であり、液晶表示素子20上に設けられている。液晶表示素子20は、液晶を含み、透明電極12の電圧、具体的には対向電極21と透明電極12との間の電圧に応じて画素毎に白表示又は黒表示を行う。対向電極21が設けられず、他の電極が透明電極12側に設けられていてもよい。
カラーフィルタ30は、表示素子20の観察者側に、表示素子20に向かい合うように配置されている。カラーフィルタ30は、透明基材31と、透明基材31上に設けられ、複数の開口を形成する画素区画用のホワイトマトリクス層(以下、WM層と称す)32と、WM層32の複数の開口内に設けられた複数の着色層33,34,35と、を備える。着色層33,34,35のそれぞれは、1つの画素に対応する。WM層32及び着色層33,34,35を覆うオーバーコート層が設けられていてもよい。
例えば、着色層33は、赤色光を透過させる赤色着色層からなり、着色層34は、緑色光を透過させる緑色着色層からなり、着色層35は、青色光を透過させる青色着色層からなる。このように、各着色層33,34,35は、対応する色の光を透過させるよう構成されている。白色光を透過させる白色着色層が設けられてもよい。
カラーフィルタ30は、着色層33,34,35と表示素子20とが向かい合うように配置されている。従って、観察者は、カラーフィルタ30の透明基材31側から反射型液晶表示装置100を観察する。
次に、反射型液晶表示装置100の各構成要素について説明する。
(基材)
基材10としては、ホワイト層11及び透明電極12等を適切に支持することができる様々な材料が用いられ、例えばガラスやポリマーなどが用いられる。
(ホワイト層)
ホワイト層11は、少なくとも白色顔料を樹脂バインダ中に含み、白色を呈する。ホワイト層11の厚みは、ホワイト層11で表現する色にもよるが、例えば、2〜30μmであってもよい。
〔白色顔料〕
白色顔料としては、例えば、酸化チタン、シリカ、タルク、カオリン、クレイ、硫酸バリウム、水酸化カルシウム、などを用いることができる。
白色顔料の含有量は、ホワイト層11で表現する色にもよるが、白色顔料及び樹脂バインダを含むホワイト層11の全固形分量に対する白色顔料の量の百分率で表した顔料濃度で、例えば、10〜80%である。
〔樹脂バインダ:感光性樹脂など〕
樹脂バインダの樹脂としては、基本的には特に制限はないが、耐久性などの点で、硬化性樹脂を用いることが好ましい。樹脂バインダの樹脂として硬化性樹脂を用いる場合、ホワイト層11は硬化性樹脂の硬化物からなる層として形成される。
硬化性樹脂としては、紫外線、電子線、可視光線などの活性エネルギー線で硬化可能な感光性樹脂を用いることができる。感光性樹脂を用いることで、精細なパターン形成が可能なフォトリソグラフィ法によってホワイト層11を形成することができるため、好ましい。
感光性樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリ桂皮酸ビニル系樹脂、環化ゴム、等の反応性ビニル基などの光反応性基を有する感光性樹脂の1種以上を用いることができる。アクリル系樹脂では、例えば、アルカリ可溶性樹脂、多官能アクリレート系モノマー、光重合開始剤、その他添加剤などからなる感光性樹脂を樹脂バインダの樹脂成分として用いることができる。
アルカリ可溶性樹脂には、ベンジルメタクリレート−メタクリル酸共重合体などのメタクリル酸エステル共重合体、ビスフェノールフルオレン構造を有するエポキシアクリレートなどのカルド樹脂、などを1種以上用いることができる。
多官能アクリレート系モノマーには、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、などを1種以上用いることができる。
なお、本発明において、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート、又は、アクリレートのいずれかであることを意味する。
光重合開始剤には、アルキルフェノン系、オキシムエステル系、トリアジン系、チタネート系などを1種以上用いることができる。例えば、アルキルフェノン系では、(2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モリフォリノプロパン−1−オン(イルガキュア(登録商標)907、BASFジャパン株式会社製))、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モノフォリオフェニル)ブタノン−1(イルガキュア(登録商標)369、BASFジャパン株式会社製))、オキシムエステル系では、1,2−オクタンジオン,1−[4−(フェニルチオ)フェニル]−,2−(O−ベンゾイルオキシム)(イルガキュア(登録商標)OXE01、BASFジャパン株式会社製))などを用いることができる。
樹脂バインダとしては、この他、溶剤、光増感剤、分散剤、界面活性剤、安定剤、レベリング剤などの、公知の各種添加剤を含むことができる。
〔ホワイト層の形成〕
ホワイト層11は、例えば、少なくとも白色顔料と、感光性樹脂の未硬化物とを含む白色系感光性樹脂組成物を用いて、フォトリソグラフィ法によって形成することができる。
白色系感光性樹脂組成物を基材10の面上に塗布する方法は、例えば、スピンコート法、ロールコート法、ダイコート法、スプレーコート法、ビードコート法などの公知の塗工法によることができる。
白色系感光性樹脂組成物を塗布した後は、フォトリソグラフィ技術を用いて露光、現像、ベーク(熱処理)などの所定の工程を経て、パターニングすることにより、基材10の面上の一部に、所定パターンのホワイト層11を形成することができる。
(透明電極、対向電極)
透明電極12及び対向電極21としては、例えば、ITO(インジウム錫オキサイド)、酸化インジウム、IZO(インジウム亜鉛オキサイド)、SnO2、ZnO等の透明導電材料が用いられる。
(透明基材)
透明基材31としては、WM層32及び着色層33,34,35を適切に支持することができ、かつ透明性を有する様々な材料が用いられ、例えばガラスやポリマーなどが用いられる。
(WM層)
WM層32によって画定される複数の領域は、それぞれ、着色層33用の領域、着色層34用の領域、着色層35用の領域の何れかになっている。本実施形態では、WM層32はマトリックス状のパターンを有している。なお、WM層32によって画定される各領域の具体的なパターンは特には限定されない。
WM層32は、ホワイト層11と同様に、少なくとも白色顔料を感光性樹脂の硬化物からなる樹脂バインダ中に含み、白色を呈する。WM層32は、ホワイト層11と同一の材料で形成されてもよい。WM層32は、ホワイト層11と同様に、フォトリソグラフィ技術を用いて形成することができる。
(着色層)
図示は省略するが、着色層33,34,35は、例えばマトリクス状に配置されている。着色層33,34,35は、WM層32によって画定された領域、即ちWM層32間に設けられている。
着色層33,34,35のそれぞれは、感光性を有する着色層用材料を、露光工程および現像工程を含むフォトリソグラフィ法によりパターニングすることによって形成される層である。フォトリソグラフィ法によりパターニングされる着色層用材料としては、ネガ型およびポジ型のいずれの着色層用材料も使用され得る。
〔着色層用材料〕
次に、各着色層33,34,35を構成する第1着色層用材料(以下、第1材料)、第2着色層用材料(以下、第2材料)、及び、第3着色層用材料(以下、第3材料)について説明する。各第1〜第3材料は、各色の顔料や染料および分散剤を含む顔料分散体、光開始剤、ポリマーやモノマーを含むクリア剤、および界面活性剤などを含んでいる。このうち光開始剤は、光を照射されることによりラジカル成分を発生するものである。またクリア剤には、光開始剤によって発生されたラジカルにより重合反応を起こして硬化する成分と、その後の現像により未露光部が溶解可能となる成分とが少なくとも含まれている。
(反射型液晶表示装置の動作)
液晶表示素子20には、観察者側からカラーフィルタ30及び対向電極21を介して環境光L1が入射する。液晶表示素子20は、画素毎に環境光L1を透過させるか否か制御可能に構成されており、環境光L1を透過させることにより白表示を行い、環境光L1を透過させないことにより黒表示を行う。具体的には、液晶表示素子20が環境光L1を透過させる画素においては、入射した環境光L1は透明電極12を透過してホワイト層11に到達し、ホワイト層11で反射及び散乱されて白表示が行われる。液晶表示素子20が白表示を行った画素において、反射光がカラーフィルタ30の対応する画素を透過することによって所望のカラー画像表示を行うことができる。
従って、反射型液晶表示装置100は、バックライトを用いることなく文字や画像を表示することができる。なお、環境光L1が弱い場合に観察者側から反射型液晶表示装置100に光を照射するフロントライトを設けてもよい。
ここで、本実施形態によれば、ホワイト層11が基材10上に設けられ、透明電極12がホワイト層11上に設けられているので、観察者側から入射して透明電極12を透過した環境光L1がホワイト層11で反射され、観察者側に出射する。白色を呈するホワイト層11で反射された光は、メタリック調の色及びぎらつきを含まない白色に視認される。そのため、白表示された領域は、白い紙のような自然な白色に視認される。従って、紙に近い質感を表現することができる。即ち、白表示の品質を改善でき、表示特性を改善できる。
また、画素区画用の白色のWM層32を設けているので、白表示した場合に、観察者は、ホワイト層11で反射されて所定の着色層33,34,35を透過した反射光を白色に視認すると共に、環境光L1がWM層32により反射された白色光も視認することになる。WM層32により反射された白色光も視認されることにより、白表示された領域の輝度を高めることもできる。従って、より紙に近い質感を表現することができる。
なお、カラーフィルタ30において、WM層32に代えて、ブラックマトリクス層(以下、BM層と称す)を設けてもよい。この場合、WM層32を用いた場合よりも白表示の品質は低下する可能性があるものの、コントラストを高めることができる。
このようなBM層の材料としては、所望の遮光性を有するものであれば特に限定されない。例えば、カーボンブラック、チタンブラック等の黒色着色材を含有する樹脂組成物等が挙げられる。この樹脂組成物に用いられる樹脂としては、例えば、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が使用される。BM層は、例えば、フォトリソグラフィ法により形成することができる。
また、カラーフィルタ30の着色層の数は特に限定されず、1色の着色層を備え、単色のカラーフィルタとして構成されても良い。
(第2の実施形態)
ところで、第1の実施形態においては、ホワイト層11の厚みや白色顔料の含有量などによっては、環境光L1の一部がホワイト層11を透過する。ホワイト層11を透過した光は、表示には寄与しない。
そこで第2の実施形態では、反射層13を設けている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図2は、第2の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Aの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図2は、図1に対応する。図2に示すように、反射型液晶表示装置100Aは、第1の実施形態の構成に加え、反射層13をさらに備える。
反射層13は、画素毎に、基材10とホワイト層11との間に設けられている。即ち、反射層13も各画素に対応する位置に設けられ、画素毎に反射層13、ホワイト層11及び透明電極12が積層されている。
反射層13の材料としては、所望の反射特性を有するものであれば特に限定されず、例えば、金属又はメタリック樹脂などでもよい。金属としては、例えば、アルミニウム、クロム、ニッケル等を用いることができる。メタリック樹脂は、金属の粒子が樹脂バインダ中に分散されたものである。
反射層13の厚みは、所望の反射特性を得られれば特に限定されないが、例えば、100nm〜5μmであってもよい。
金属からなる反射層13の形成方法としては、まず、公知の金属薄膜形成方法を用いて、基材10上に金属薄膜を形成する。金属薄膜形成方法としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、CVD法等を挙げることができる。その後、フォトリソグラフィ法を用いてエッチング処理を行い、不要な金属薄膜を除去し、所定パターンの反射層13を形成できる。
本実施形態によれば、ホワイト層11を透過した一部の環境光L2は反射層13で反射されるため、このような光も観察者側に取り出し、表示に寄与させることができる。従って、光を有効に利用することができ、輝度を向上できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、反射層13に代えて色調整層が設けられている点において第2の実施形態と異なる。この点以外は第2の実施形態と同一に構成できるため、図示は省略し、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
色調整層は、基材10とホワイト層11との間に設けられている。色調整層は、ホワイト層11が呈する色とは異なる色を呈する層であり、反射光の色を調整する色調整機能を有している。
色調整層は、例えば、黒色顔料及び有彩色の着色顔料を樹脂バインダ中に含み、黒色系の色であるが色相を有する黒色系の色を呈してもよい。単なる黒色は色調整層の色から除外されるが、同じ無彩色でも灰色は色調整層の範疇である。
こうした色調整層によって、ホワイト層11を介して観察者側から視認される色を、少なくともホワイト層11の色と色調整層の色とが合わさった色とすることができる。そのために、色調整層の観察者側に位置するホワイト層11は、色調整層の色が反映される程度以上の透明性を有する層として形成される。
このように、本実施形態によれば、ホワイト層11を透過した一部の環境光L2は色調整層で反射されるため、白表示した際に、色調整層の色に応じて薄い茶色や薄い水色などに着色された紙の質感を表現することができる。
なお、色調整層は、第2の実施形態の構成における反射層13とホワイト層11との間に設けられてもよい。これにより、以上の効果に加え、色調整層を透過した一部の光を反射層13で反射させ、表示に寄与させることもできる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、ホワイト層11は、着色層間に対応する位置にも設けられている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3は、第4の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Bの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図3は、図1に対応する。図3に示すように、反射型液晶表示装置100Bにおいて、ホワイト層11は、着色層間に対応する位置(領域R1)にも設けられている。即ち、第1の実施形態と異なり、ホワイト層11は、一体的に設けられ、画素毎に分離されていない。
反射型液晶表示装置100Bは、基材10上の着色層間に対応する位置に設けられた金属の電極14と、基材10上に画素毎に設けられた駆動素子15と、を備える。これらの電極14と駆動素子15は、図1においては図示を省略しているが、実際には第1の実施形態においても設けられている。
ホワイト層11は、基材10、電極14及び駆動素子15を覆っている。
透明電極12は、ホワイト層11に形成されたコンタクトホールCHを介して駆動素子15に電気的に接続されている。電極14は、駆動素子15に隣接し、駆動素子15に電気的に接続されている。ある駆動素子15が導通することにより、対応する透明電極12に電圧が印加され、液晶表示素子20の対応する画素が白表示を行う。
また、カラーフィルタ30BにはWM層が設けられておらず、隣り合う着色層同士が接している。
このように、本実施形態によれば、着色層間に対応する位置(領域R1)においてホワイト層11が環境光L1を反射するため、環境光L1は電極14及び駆動素子15に届きにくい。これにより、金属の電極14及び駆動素子15が光って観察者側から視認されることを抑制できる。即ち、着色層間に対応する位置のホワイト層11が、第1の実施形態のWM層32として機能する。そのため、カラーフィルタ30BにWM層又はBM層を設ける必要が無い。従って、反射型液晶表示装置100Bの構造を単純化することができる。
なお、第2又は第3の実施形態のように、基材10とホワイト層11との間に反射層13と色調整層の少なくとも何れかが設けられてもよい。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、着色層33,34,35がホワイト層11上に設けられている。以下、第4の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4は、第5の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Cの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図4は、図3に対応する。図4に示すように、反射型液晶表示装置100Cにおいて、複数の着色層33,34,35は、それぞれ、ホワイト層11と、対応する透明電極12との間に設けられている。即ち、ホワイト層11上に、画素毎に着色層と透明電極12とが積層されている。そのため、第4の実施形態のカラーフィルタ30Bは設けられていない。
コンタクトホールCHは、各着色層及びホワイト層11を貫いて形成されている。透明電極12は、コンタクトホールCHを介して駆動素子15に電気的に接続されている。
また、反射型液晶表示装置100Cは、液晶表示素子20の観察者側に設けられた透明な対向基板40と、対向基板40の液晶表示素子20側とは反対側の面上に設けられた反射防止層41と、を備える。
反射防止層41は、環境光L1に対して反射防止機能を発揮する層であり、例えば、低屈折率の層や、いわゆるモスアイ構造体からなる層であってもよい。
本実施形態によれば、ホワイト層11と着色層33,34,35との距離が第4の実施形態よりも近い。これにより、ホワイト層11で反射された反射光が、第1の実施形態よりも短距離で着色層33,34又は35に入射するので、視差による混色を起こり難くすることができ、所望の画素から所望の色の光を出射させることができる。また、輝度を向上させることもできる。
また、反射防止層41が設けられた対向基板40は観察者側から視認されにくいので、観察者は、紙の上に各色のインキが乗っているように、即ち、実際の紙の印刷物を見ているように感じることができる。従って、表示特性を更に改善できる。
なお、第2又は第3の実施形態のように、基材10とホワイト層11との間に反射層13と色調整層の少なくとも何れかが設けられてもよい。
次に、背面反射型の反射型表示装置に関する第6から第11の実施形態について説明する。
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、第1の実施形態の反射型液晶表示装置100を背面反射型に構成している。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5は、第6の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Dの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図5は、図1に対応する。図5に示すように、反射型液晶表示装置100Dは、第1の実施形態の基材10及びホワイト層11に代えて、ホワイト層(第1ホワイト層)50と、透明基材(第1透明基材)51と、を備える。
透明基材51は、ホワイト層50上に設けられている。ホワイト層50は、反射型液晶表示装置100Dの表示領域の全面に設けられている。透明基材51としては、透明基材31と同様に、透明性を有する様々な材料が用いられ、例えばガラスやポリマーなどが用いられる。
透明電極12は、透明基材51上に設けられている。
ホワイト層50の形成方法は特に限定されないが、フォトリソグラフィ法を用いずに形成することもできる。この場合、塗工液としては、白色顔料、ポリマーやモノマーを含むクリア剤、界面活性剤、及び、溶剤などを含んでいるものを用いればよい。このうちクリア剤には、加熱されることにより重合反応を起こして硬化する成分が少なくとも含まれている。そして、この塗工液を透明基材51の一方の面上に塗布する。その後、塗工液中の溶剤を除去するための乾燥処理を実施し、最後に焼成処理を施せば良い。これによって、上述のホワイト層50が形成される。
このような反射型液晶表示装置100Dにおいて、液晶表示素子20が環境光L1を透過させる画素においては、入射した環境光L1は透明電極12及び透明基材51を透過してホワイト層50に到達し、ホワイト層50で反射及び散乱されて白表示が行われる。
そのため、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、白色を呈するホワイト層50で反射された光は、メタリック調の色及びぎらつきを含まない白色に視認される。そのため、白表示された領域は、白い紙のような自然な白色に視認される。従って、紙に近い質感を表現することができる。
また、その他の第1の実施形態の効果も得られる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、反射層13Eを設けている。以下、第6の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6は、第7の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Eの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図6は、図5に対応する。図6に示すように、反射型液晶表示装置100Eは、第6の実施形態の構成に加え、反射層13Eをさらに備える。
反射層13Eは、ホワイト層50の透明基材51側とは反対側に設けられている。反射層13Eは、反射型液晶表示装置100Dの表示領域の全面に設けられている。反射層13Eの材料は、第2の実施形態の反射層13と同じである。反射層13Eは、フォトリソグラフィ法を用いずに形成できる。
本実施形態によれば、ホワイト層11を透過した一部の環境光L2は反射層13で反射されるため、このような光も観察者側に取り出し、表示に寄与させることができる。従って、光を有効に利用することができ、輝度を向上できる。
(第8の実施形態)
第8の実施形態では、反射層13Eに代えて色調整層が設けられている点において第7の実施形態と異なる。この点以外は第7の実施形態と同一に構成できるため、図示は省略し、第7の実施形態との相違点を中心に説明する。
色調整層は、ホワイト層50の透明基材51側とは反対側に設けられている。色調整層は、第3の実施形態のものと同一である。
本実施形態によれば、ホワイト層11を透過した一部の環境光L2は色調整層で反射されるため、白表示した際に、色調整層の色に応じて薄い茶色や薄い水色などに着色された紙の質感を表現することができる。
なお、色調整層のホワイト層50側とは反対側に反射層13Eが設けられてもよい。これにより、以上の効果に加え、色調整層を透過した一部の光を反射層13Eで反射させ、表示に寄与させることもできる。
(第9の実施形態)
第9の実施形態では、ホワイト層50を設けた別部材を、透明基材51の背面側に配置している。以下、第6の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7(a)は、第9の実施形態に係るホワイト部材60の構成を概略的に示す縦断面図である。図7(b)は、第9の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Fの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図7(b)は、図5に対応するが、説明を明確化するために着色層35の図示を省略している。
図7(a)に示すように、ホワイト部材60は、透明基材52と、透明基材52上に設けられたホワイト層50と、を備える。透明基材52の材料は、透明基材51の材料と同一であってもよい。
図7(b)に示すように、反射型液晶表示装置100Fは、粘着層53によって、ホワイト部材60を透明電極12が設けられた透明基材51に接合することにより製造される。透明基材51の背面側の面に、ホワイト層50が向かい合っている。粘着層53は、透明性を有しており、環境光L1を透過させる。
このように、本実施形態によれば、透明基材51上に透明電極12を形成しておき、これらとは別にホワイト部材60を製造し、最後にこれらを接合することができる。このようなホワイト部材60は、より容易に製造することができる。
また、第6の実施形態の効果も得られる。
図7(c)は、他のホワイト部材60Fの構成を概略的に示す縦断面図である。ホワイト部材60Fは、図7(a)の構成に加え、ホワイト層50と透明基材52との間に設けられた反射層13Eを備える。このようなホワイト部材60Fを透明電極12が設けられた透明基材51に接合することにより、第7の実施形態の効果を得ることができる反射型液晶表示装置を得ることができる。このようなホワイト部材60Fも、より容易に製造することができる。
反射層13Eに代えて、又は、反射層13Eに加えて、色調整層を設けてもよい。
(第10の実施形態)
第10の実施形態では、着色層間に対応する位置において透明基材51上にホワイト層70が設けられている。以下、第6の実施形態との相違点を中心に説明する。
図8は、第10の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Gの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図8は、図3に対応する。図8に示すように、反射型液晶表示装置100Gは、着色層間に対応する位置において透明基材51上に設けられたホワイト層70(第2ホワイト層)を備える。ホワイト層70に代えて、BM層を設けても良い。
ホワイト層70は、透明基材51、電極14及び駆動素子15の一部を覆っている。電極14及び駆動素子15は、第4の実施形態と同様に設けられている。
また、第4の実施形態と同様に、カラーフィルタ30BにはWM層が設けられておらず、隣り合う着色層同士が接している。
このように、本実施形態によれば、着色層間に対応する位置においてホワイト層70が環境光L1を反射するため、環境光L1は電極14及び駆動素子15に届きにくい。これにより、金属の電極14及び駆動素子15が光って観察者側から視認されることを抑制できる。即ち、着色層間に対応する位置のホワイト層70が、第6の実施形態のWM層32として機能する。そのため、カラーフィルタ30BにWM層又はBM層を設ける必要が無い。従って、反射型液晶表示装置100Gの構造を単純化することができる。
なお、第7又は第8の実施形態のように、ホワイト層50の透明基材51側とは反対側に、反射層13Eと色調整層の少なくとも何れかが設けられてもよい。
(第11の実施形態)
第11の実施形態では、着色層33,34,35が透明基材51上に設けられている。以下、第10の実施形態との相違点を中心に説明する。
図9は、第11の実施形態に係る反射型液晶表示装置100Hの一部の構成を概略的に示す縦断面図である。図9は、図8に対応する。図9に示すように、反射型液晶表示装置100Hにおいて、複数の着色層33,34,35は、それぞれ、対応する透明電極12と透明基材51との間に設けられている。即ち、透明基材51上に、画素毎に着色層と透明電極12とが積層されている。そのため、第10の実施形態のカラーフィルタ30Bは設けられていない。
コンタクトホールCHは、各着色層に形成されている。透明電極12は、コンタクトホールCHを介して駆動素子15に電気的に接続されている。
ホワイト層70は、着色層間において透明基材51上に設けられている。ホワイト層70は、電極14と駆動素子15の一部とを覆っている。
対向基板40及び反射防止層41は、第5の実施形態と同様に設けられている。
本実施形態によれば、ホワイト層50と着色層33,34,35との距離が第10の実施形態よりも近い。これにより、ホワイト層50で反射された反射光が、第10の実施形態よりも短距離で着色層33,34又は35に入射するので、視差による混色を起こり難くすることができ、所望の画素から所望の色の光を出射させることができる。また、輝度を向上させることもできる。
また、反射防止層41が設けられた対向基板40は観察者側から視認されにくいので、観察者は、紙の上に各色のインキが乗っているように、即ち、実際の紙の印刷物を見ているように感じることができる。従って、表示特性を更に改善できる。
なお、第7又は第8の実施形態のように、ホワイト層50の透明基材51側とは反対側に、反射層13Eと色調整層の少なくとも何れかが設けられてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 基材
11 ホワイト層
12 透明電極
13,13E 反射層
20 液晶表示素子
21 対向電極
30,30B カラーフィルタ
31 透明基材(第2透明基材)
32 ホワイトマトリクス層
33,34,35 着色層
40 対向基板
41 反射防止層
50 ホワイト層(第1ホワイト層)
51 透明基材(第1透明基材)
52 透明基材
53 粘着層
60,60F ホワイト部材
70 ホワイト層(第2ホワイト層)
100,100A〜100H 反射型液晶表示装置

Claims (11)

  1. 基材と、
    前記基材上に設けられたホワイト層と、
    前記ホワイト層上に設けられた透明電極と、
    前記透明電極上に設けられ、前記透明電極の電圧に応じて白表示又は黒表示を行う表示素子と、
    を備える反射型表示装置。
  2. 前記基材と前記ホワイト層との間に設けられた反射層を備える、請求項1に記載の反射型表示装置。
  3. 前記基材と前記ホワイト層との間に設けられた色調整層を備える、請求項1又は請求項2に記載の反射型表示装置。
  4. 前記表示素子の観察者側に配置され、透明基材上に並ぶ複数の着色層を有するカラーフィルタを備え、
    前記ホワイト層は、前記着色層間に対応する位置にも設けられている、請求項1から請求項3の何れかに記載の反射型表示装置。
  5. それぞれが前記ホワイト層と対応する透明電極との間に設けられた複数の着色層を備え、
    前記ホワイト層は、前記着色層間に対応する位置にも設けられている、請求項1から請求項3の何れかに記載の反射型表示装置。
  6. 第1ホワイト層と、
    前記第1ホワイト層上に設けられた第1透明基材と、
    前記第1透明基材上に設けられた透明電極と、
    前記透明電極上に設けられ、前記透明電極の電圧に応じて白表示又は黒表示を行う表示素子と、
    を備える反射型表示装置。
  7. 前記第1ホワイト層の前記第1透明基材側とは反対側に設けられた反射層を備える、請求項6に記載の反射型表示装置。
  8. 前記第1ホワイト層の前記第1透明基材側とは反対側に設けられた色調整層を備える、請求項6又は請求項7に記載の反射型表示装置。
  9. 前記表示素子の観察者側に配置され、第2透明基材上に並ぶ複数の着色層を有するカラーフィルタと、
    前記着色層間に対応する位置において前記第1透明基材上に設けられた、第2ホワイト層又はブラックマトリクス層と、
    を備える、請求項6から請求項8の何れかに記載の反射型表示装置。
  10. それぞれが前記第1透明基材と対応する透明電極との間に設けられた複数の着色層と、
    前記着色層間において前記第1透明基材上に設けられた、第2ホワイト層又はブラックマトリクス層と、
    を備える、請求項6から請求項8の何れかに記載の反射型表示装置。
  11. 前記表示素子の観察者側に設けられた反射防止層を備える、請求項5又は請求項10に記載の反射型表示装置。
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