JP2017072598A - 中心ディスクと外側リムとを含むエンジンのためのトルクセンサアセンブリ - Google Patents

中心ディスクと外側リムとを含むエンジンのためのトルクセンサアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンのためのトルクセンサアセンブリを提供すること。
【解決手段】エンジンのためのトルクセンサアセンブリは、中心ディスク1110と、中心ディスク1110に連結される外側リム1160と、を含む変換器1100と、変換器1110から離間されるとともに、中心ディスク1110を通過する磁束を検出することによって中心ディスク1110に与えられるトルクの量を決定するように構成されている少なくとも1つの検出要素1210と、を含む。また、検出要素1210を含むハウジング1200も含む。中心ディスク1110と外側リム1160は、中心ディスク1110への磁気に関連した応力を回避するように組み立てられている。
【選択図】 図12

Description

本発明は、任意の種類のエネルギーにより駆動されるエンジンによって生成されたトルクを測定するトルクセンサ及びトルクセンサシステムに関する。
本発明はまた、エンジンに連結され、生成されたトルクを伝達するドライブトレインにも関する。本発明はまた、動力伝達のための方法及び検出装置に関する。より詳細には、本発明は、変速機の駆動板または同様のディスク状部材において径方向に伝達されるトルクの測定値を提供するための非接触型磁気弾性トルクセンサに関する。更に、本発明は、エンジンとギアボックスとの間に配置されるドライブトレイン内のトルクを測定する方法に関する。本発明は更に、検出装置を製造する方法に関する。
変速機の最適な変則点は、エンジンにより生成される変動する全トルクとともに変動することは従来から知られている。
特許文献1に従う最新の技術から、入力軸と出力軸とを含む車両の自動変速機を提供できることが知られている。入力軸は、動力源から入力トルクを受承する。そのような動力源は、同文献によれば、内燃機関または電気モータである。次に、変速機は、入力トルクを出力トルクに変換する一方で、出力軸は、車両を進ませるために出力トルクを車両の車輪に伝達する。変速機は、典型的には、入力軸と出力軸との間のギア比を調整することによって入力トルクを出力トルクに変換する。同文献によれば、センサはオイルシールハウジングに連結され、同オイルシールハウジングはエンジンに連結される。センサ及びオイルシールハウジングの各々が、その内部に形成される取り付け穴を備えている。また、センサ及びオイルシールハウジングの両方の取り付け穴に1つの固定要素を挿入することにより、センサがオイルシールハウジングに連結され、同オイルシールハウジングはエンジンに連結されることが記載されている。同文献は更に、センサが変速機の駆動板にかかるトルクの量を測定するように構成されていることを開示している。駆動板は、磁化可能な材料から形成される中心ディスクと、中心ディスクに連結される外側リムとを含む。中心ディスク及び外側ディスクは、圧入により互いに組み立てられている。
特許文献2は、変速機コンバータ駆動板のための磁気トルクセンサを示唆している。磁気トルク検出装置は、相対向する円形状の表面と中心回転軸とを有するほぼディスク状の部材を含む。ディスクにトルクが付与されると、磁気弾性的に活性な領域の磁気モーメントがせん断応力の方向に沿って傾く。傾きが磁気弾性的に活性な領域の磁化を引き起こし、最初の方向における成分の減少とせん断応力の方向における成分の増加とを示す。
変速機コンバータ駆動板のための磁気トルクセンサは、ディスクを軸に強固に取り付けるハブを備えている。ハブに付与されるトルクがディスクに伝達されるように、ディスクと軸とが機械的なユニットとして動作することを可能にするために、ピン、スプライン、キー、溶接部、接着剤、圧入の組み合わせ、焼きばめの組み合わせ等を含む固定手段が設けられている。
特許文献3は、自動車のためのトルクセンサアセンブリ及びトルクを測定するための方法を開示している。同文献は、駆動板の磁化部分とリング部分とを示しており、両者は圧入により互いに連結されている。磁化部分とリング部分の各々には、圧入において必要とされる所望の圧力レベルにて、円筒状の表面対表面の接触を可能にするように設計された合せ面が設けられている。
しかしながら、この全体の構成は、その構造が複雑であり、高価であり、かつその適用における確実性に欠ける。開示されている中心ディスクと外側ディスクとの圧入による組み立ては磁化状態に影響を与える。圧入は、両方のディスクについての磁化と磁場に応力を与えることになる。圧入は通常、部品の両方を互いに嵌合させるのにかなりの力の使用を必要とする結果を伴うので、大部分の場合において製造時における製造のばらつきを考慮する必要がある。
このような結果から、トルクを測定する方法は、もはや必要とされる程度までに確実なものではない。複数の部品の圧入は、同部品内に応力を与えることになり、それはまた磁場にも影響を与える。
米国特許第9,146,167B2号明細書 米国特許出願公開第2013/0091960A1号明細書 独国特許出願公開第10 2015 203 279A1号明細書
従って、本発明の1つの目的は、プーリー、ギア、スプロケット等のような軸を中心に回転可能な任意のプレート状部材におけるトルクの測定に一般的に適用可能なトルク検出装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、プレート状部材に近接して配置される非接触型磁場センサを有するトルク検出装置であって、軸と同プレート状部材の径方向に離間している部分との間で伝達されるトルクを測定するためのトルク検出装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、磁化可能な材料から形成される中心ディスクと、同中心ディスクに連結される外側リムとを含む駆動板等であって、中心ディスクと外側リムが、好ましくは自身が耐用年限の間においていかなる変化をも生じることなく、改善された回転信号一様性(Rotational Signal Uniformity)(RSU)を得るように組み立てることができる駆動板を提供することにある。本発明の更なる目的は、トルク検出装置であって、土、ほこり、オイル等のような外来物質に対して保護される環境内に同検出装置を配置することが可能なトルク検出装置に関する。
本発明の別の目的は、対に配置された磁場センサであって、同磁場センサは互いに相対向する検出方向を有することによって、コンパシング(compassing)を含む磁気ノイズの悪影響を最小限にする磁場センサを備えるトルク検出装置を提供することにある。本発明の別の目的に従って提供されるトルク検出装置は、トルク検出装置の性能である回転信号一様性(RSU)を高めるべく、環状の磁気弾性的に調整された領域を有する。
本発明の更なる目的は、生産及び維持のためのコストを最小限にすることである。
これら種々の目的は、請求項1乃至21に従う実施形態によって達成される。
本発明が意図していることは、いかなる圧入(press−fitting)の方法若しくは装置も、いかなる焼きばめ(shrink−fitting)の方法若しくは装置を使用することなく、中心ディスクと外側リムとを連結すること、及び/または中心ディスクと中心ディスク内にある磁化可能な材料の領域とを連結すること、である。結果として、中心ディスク及び外側リムのいずれにも応力がかかることを回避できる。
中心ディスクはまた、ディスク、中心磁化ディスク、或いは内側ディスクとして参照され得る。以下において、中心ディスク及びディスクなる用語は、同等なものとして使用されるであろう。
本発明によれば、中心ディスクと外側リムとの連結、及び/または中心ディスクと磁化可能な材料の領域との連結は、圧入及び焼きばめ以外の任意の手段によって実施される。
中心ディスクと外側リムとの連結、及び/または中心ディスクと磁化可能な材料の領域との連結が機械的なユニットとして動作することを可能にするために、例えば、ピン、スプライン、キー、溶接、若しくは接着剤のような任意の固定手段が適用されてもよい。溶接工程は、任意の種類の溶接、例えば、レーザ溶接、摩擦溶接、電気溶接及び点溶接によって実施され得る。その他の連結手段としては、圧入及び焼きばめを除く、リベット打ち、溶接等が含まれる。
しかしながら、中心ディスクと外側リムとの連結、及び/または中心ディスクと磁化可能な材料の領域との連結は、圧入及び焼きばめ等に基づくいかなる方法または装置をも使用しない。
言うまでもないことであるが、連結は上記した手段に制限されるものではない。中心ディスクと外側リムとを形成する及び/または合わせる、及び/または、中心ディスクと磁化可能な材料の領域とを形成する及び/または合わせる、その他任意の技術的手段も、圧入方法、焼きばめ方法、圧入または焼きばめに関連する任意の装置を用いる手段を除けば、適用可能である。
本発明によれば、中心ディスク及び/または磁化可能な材料の領域及び/または外側リムの間の連結は、圧入または焼きばめ以外の任意の手段または方法によって実施される。これら部品の連結は、中心ディスクへの磁気に関連する応力を回避するものである。従って、連結をするために必要とされる応力レベルは存在しない。
中心ディスク及び/または磁化可能な材料の領域及び/または外側リムの組み立てが圧入によって行なわれない場合、圧入のプロセスが、結合された部品の磁化状態に影響することはない。また、中心ディスク及び/または磁化可能な材料の領域及び/または外側リムの両方について、磁化及び磁場の任意の応力が圧入によってもたらされることはない。圧入または焼きばめによる連結がなされていない場合、たとえ圧入が通常は個々の部品を嵌合するためにかなりの量の力を必要とするものであっても、製造におけるばらつきをそれぞれ考慮する必要はない。
適切なトルクセンサのその基本的な構造は、米国特許第8,424,393号明細書に開示されている。米国特許第8,424,393号明細書は、以下に示すようなトルクセンサの基本的な配置を記載している。
本発明に従うディスク状部材の斜視図である。 図1のディスク状部材の側面図であり、本発明の実施形態に従う磁気弾性的に活性な領域の磁化を示している。 図2のディスク状部材の上面図であり、本発明の実施形態に従う磁気弾性的に活性な領域の磁化を示している。 本発明のトルク検出装置が静止状態にある場合の、磁気的に調整された領域における磁場の強度を示すグラフである。 本発明に従うディスク状部材の上面図であり、ディスク状部材と図4Aのグラフとの間の関係を示している。 本発明の別の実施形態に従う、ディスク状部材の上面図であり、磁場センサの例示的な位置を示している。 本発明の別の実施形態に従う、ディスク状部材の上面図であり、磁場センサの例示的な位置を示している。 本発明の別の実施形態に従う、ディスク状部材の上面図であり、磁場センサの例示的な位置を示している。 本発明の別の実施形態に従う、ディスク状部材の上面図であり、磁場センサの例示的な位置を示している。 本発明の別の実施形態に従う、ディスク状部材の上面図であり、磁場センサの例示的な位置を示している。 本発明に従うディスク状部材の斜視図であり、ディスク状部材がトルクにさらされた場合の磁気弾性的に活性な領域の磁化における変化を示している。 自動車のドライブトレインにおいて使用するための、本発明に従い中心ディスクと外側リムとを含む部品を備えて提供される例示的なトルク検出装置を示す斜視図である。 図11に示される部品1350の軸の断面図(cut)である。 センサモジュール、及び/または例えば、プリント回路基板、コントローラまたはトランシーバ(図示しない)のような磁気弾性トルクセンサにおいて典型的に見られるその他の構成を含むハウジングの分解図である。
本発明の幾らかの好ましい実施形態を例示の目的にて記載する。本発明が、図面に特に示されていないその他の形態に具現化できることは理解される。本明細書において、図面は例示のみの目的にて提供されており、寸法どおりに記載されていない。
最初に図1には、本発明のトルク検出装置に従うほぼディスク状部材110の斜視図が示されている。ディスク110は、強磁性材料から形成されているか、或いは少なくとも磁気弾性的に活性な領域140を含んでいる。ディスク110を形成するために選択される材料は、磁気弾性的に活性な領域140に少なくとも残留磁気を形成するための磁区の存在を確実にするべく少なくとも強磁性である必要があり、かつ磁気弾性的に活性な領域140における磁力線の方向が付与されるトルクに関連する応力によって変更され得るように磁歪である(magnetostrictive)必要がある。ディスク110は、完全に中実であってもよいし、或いは部分的に中空であってもよい。ディスク110は、同質の材料で形成されていてもよいし、或いは複数の材料の混合物から形成されていてもよい。ディスク110は任意の厚さであってもよく、好ましくは約2mm〜約1cmの間の厚さである。
磁気弾性的に活性な領域140は好ましくは平坦であり、トルク検出装置の磁気弾性的に活性な領域140を定義する少なくとも2つの径方向に区別される環状の反対の極性を有する磁気的に調整された領域142、144を含む。しかしながら、上面及び底面112、114は図示されるような平坦である必要はなく、その断面がディスク110の中心から外縁に向かって異なる厚さを有していてもよい。トルク検出装置が所望とする用途によっては、磁場センサ152、154をディスク110の両側に配置することは実用的ではないかもしれない。従って、本発明は、磁気弾性的に活性な領域140がディスク110の一方の面のみに存在する場合に機能するように設計されている。しかしながら、磁気弾性的に活性な領域140はディスク110の両側に存在していてもよい。
磁気弾性的に活性な領域140は、磁化がディスク110の両側にて検出可能であるような壁厚を有する。磁気弾性的に活性な領域140の厚さは、必要とされる磁化の強度に応じて選択され得る。少なくとも2つ、好ましくは4つの磁石が磁気弾性的に活性な領域140の内側バンドに適用され、かつ少なくとも2つ、好ましくは4つの磁石が、磁気弾性的に活性な領域140の外側バンドに適用される。磁石は、最良となり得る高い性能を達成するために、好ましくは互いに45度離して配置される。
図2はディスクの側面図を示し、磁気弾性的に活性な領域140がディスク110の環状部に形成され得るプロセスを示す。図示されるように、反対の磁化方向(よって反対の極性)を有する2つの永久磁石202、204がディスク110の表面に近接して、距離d1にて配置される。永久磁石202、204を配置した後に、中心軸Oを中心としてディスク110を回転させると、2つの環状の、相反する極性を有する、磁気的に調整された領域142、144が形成される。代替的に、磁気的に調整された領域142、144は、ディスク110を静止した状態で、中心軸Oを中心として永久磁石を回転させることによっても形成され得る。磁気弾性的に活性な領域140の作製時、中心軸Oを中心とする回転の速度、永久磁石202、204とディスク110の表面との間の距離d1は、磁気弾性的に活性な領域140の一様性を確実にし、トルク検出装置のRSU性能を改善するために、一定の状態に維持されるべきである。好ましくは、磁気弾性的に活性な領域140の作製時、永久磁石202、204は、その間に間隙を備えていない磁気的に調整された領域142、144を形成するために、両者の間に間隙を備えることなく互いに隣接して配置される。磁気的に調整された領域142、144の間に間隙がなければ、改善されたRSU性能を備えたトルク検出装置となることは理解できる。
磁気弾性的に活性な領域140を形成するために、永久磁石202、204の強度及び永久磁石202、204とディスク110との間の距離d1は、トルク検出装置の性能を最適にするために注意深く選択する必要がある。より強い永久磁石202、204を使用することにより、かつ永久磁石202、204をディスク110により近づけて配置することにより、通常、トルク検出装置により使用された場合、より強くより容易に測定可能な信号を提供することになる磁気弾性的に活性な領域140を生成することができる。しかしながら、過度に強い永久磁石202、204を使用することにより、或いは永久磁石202、204をディスク110に過度に近づけて配置することにより、付与されたトルクに応答してトルク検出装置により生成される信号の直線性に負の影響を与えるヒステリシスを示す磁気弾性的に活性な領域140を生成することになる。好ましくは、磁気弾性的に活性な領域140は、ディスク110の表面から約0.1mm〜5mmの距離で配置される、長方形のN42またはN45グレードのネオジム鉄ボロン磁石(NdFeB)を用いて作製される。より好ましくは、磁石は、ディスク110の表面から約3mmの距離で配置される。好ましくは、磁気弾性的に活性な領域140の幅は13mmを超えていない。より好ましくは、磁気弾性的に活性な領域140の幅は約10mmである。
図2は、ディスク110の面と垂直な磁化方向を有する永久磁石202、204を備えた実施形態を示す。この形態は、軸方向(即ち、ディスク面と垂直な方向)に最初は分極される(polarized)磁気的に調整された領域142、144を生じる。この形態において、磁気的に調整された領域142、144は、好ましくは、ディスク110に付与されるトルクが存在しない状態では(即ち、トルク検出装置が静止状態にある場合)、磁気的に調整された領域142、144が、円周方向にも、或いは半径方向にも正味の(net)磁化成分を有さないように分極される。
磁気弾性的に活性な領域140の形成時に、永久磁石202、204は、図2に示されるように、最も内側の磁気的に調整された領域142が上方向に指向される磁石のN極を作製し、最も外側の磁気的に調整された領域144が下方向に指向される磁石のN極を作製するように配置され得る。代替的に、磁気弾性的に活性な領域140の形成時に、永久磁石は、最も内側の磁気的に調整された領域142が下方向に指向される磁石のN極を作製し、最も外側の磁気的に調整された領域144が上方向に指向される磁石のN極を作製するように配置され得る。
図3は、ディスク110の上面図を示し、磁気弾性的に活性な領域140が、ディスク110の面と平行な円周方向に磁化方向を有する永久磁石302、304で作製される実施形態を示す。この形態は、ディスク110の円周方向に最初は分極される磁気的に調整された領域142、144を生じる。この形態において、磁気的に調整された領域142、144は、好ましくは、ディスク110に付与されるトルクが存在しない状態では、磁気的に調整された領域142、144が、軸方向にも、或いは半径方向にも正味の(net)磁化成分を有さないように分極される。
磁気弾性的に活性な領域140の形成時に、永久磁石302、304は、図3に示されるように、最も内側の磁気的に調整された領域142が時計方向へ指向される磁石のN極を作製し、最も外側の磁気的に調整された領域144が反時計方向へ指向される磁石のN極を作製するように配置され得る。代替的に、磁気弾性的に活性な領域140の形成時に、永久磁石302、304は、最も内側の磁気的に調整された領域142が反時計方向へ指向される磁石のN極を作製し、最も外側の磁気的に調整された領域144が時計方向へ指向される磁石のN極を作製するように配置され得る。
図4A及び4Bに移ると、図4Aは、トルク検出装置が静止状態にある場合の磁気的に調整された領域142、144の磁場の強度を示すグラフである。垂直な軸に沿った値は、磁気弾性的に活性な領域140の磁場の強度を示す。ディスク110の表面から発する磁場は、図2のディスク110で示されるように軸方向にその基本的な成分を有し、或いは、図3のディスク110で示されるように円周方向にその基本的な成分を有し得る。水平な軸に沿った値は、ディスク110の中心線Oから外縁までの半径に沿った距離を示す。地点Aは、ディスク110の中心に最も近い、最も内側の磁気的に調整された領域142の縁部に沿った地点に対応する。地点Bは、ディスク110の円周縁に最も近い、最も外側の磁気的に調整された領域144の縁部に沿った地点に対応する。地点Cは、最も内側の磁気的に調整された領域142と最も外側の磁気的に調整された領域144との境界に沿った地点に対応する。地点r1は、最も内側の磁気的に調整された領域142内の地点であって、磁場強度が最大である地点に対応する。地点r2は、最も外側の磁気的に調整された領域144内の地点であって、磁場強度が最大である地点に対応する。図4Bは、図4Aのグラフに示されたこれらの地点に対応する地点A、B、C,r1及びr2を備えたディスク110を示す。ピーク磁場に対応する地点r1及びr2は、外側磁束の方向を最適化し、よってトルク検出装置の性能を最大限にするために磁場センサ152、154が配置されるべき位置であって、ディスク110の中心からの位置を示す。図4にて提供されるユニットは例示のみの目的のものであり、本発明を制限するものではない。
次に、図5には、図2に示される永久磁石202、204によって作製される磁気弾性的に活性な領域140を備えた静止状態にあるディスク110の上面図を示す。磁気弾性的に活性な領域140は、それぞれが正及び負の軸方向に、反対方向に分極された、磁気的に調整された領域142、144を含む。図5における点(dot)は、磁力線546が図の頁から出る方向に指向するように、ディスク110の表面と垂直に指向される磁力線546を示す。図5におけるXは、磁力線548が頁内に向かって指向するように、ディスク110の表面と垂直に指向される磁力線548を示す。
一対の磁場センサ552、554は、同磁場センサ552、554の各々が、磁場の強度が最大になる位置にて磁気的に調整された領域142、144の部分上に配置されるように、磁気弾性的に活性な領域140に近接して配置される。磁場センサ552、554は、それらの感応方向(sensitive direction)が、磁気弾性的に活性な領域140の磁化の方向と垂直になるように、指向される。図5において、矢印は、磁場センサ552、554の感応方向を示す。磁場センサ552、554は、ディスク110の面と平行な感応方向(即ち、円周方向において)を備えて指向されており、かつ磁気的に調整された領域142、144は、ディスク110の面と垂直に(即ち、軸方向に)分極される。この形態は、磁場センサ552、554により出力される代表的な信号が、ディスク110に付与されるトルクの変化に対して線形的に変化することを保証する。
磁場センサ552、554は反対方向に分極されており、対の状態で提供される。この配置技術は、同相分除去(common mode rejection)形態として参照され得る。対になっている磁場センサ552、554の各々からの出力信号は、ディスク110に付与されるトルクを示す信号を提供するために合計されてもよい。外側の磁場は、対になっている磁場センサ552、554の各々において等しい影響を有している。対になっている磁場センサ552、554は反対方向に分極されているので、磁場センサ552、554の合計した出力は、外側磁場に関してゼロである。しかしながら、磁気的に調整された領域142、144は、磁場センサ552、554と同じように反対方向に分極されているので、磁場センサ552、554の合計した出力は、ディスク110に付与されるトルクに関して、個々の磁場センサ552、554の各々の2倍になる。従って、同相分除去形態に磁場センサ552、554を配置することにより、トルク検出装置におけるコンパシングの悪影響を大いに低減できる。
次に図6に示される実施形態では、ディスク110が静止状態にて示されており、図3に示されるように、永久磁石302、304によって作製される磁気弾性的に活性な領域140を備えている。磁気弾性的に活性な領域140は、相反する円周方向に磁力線646、648を備えて、反対方向に分極された、2つの磁気的に調整された領域142、144を含む。一対の磁場センサ652、654が、同磁場センサ652、656の各々が、磁場の強度が最大になる位置にて磁気的に調整された領域142、144の部分上に配置されるように、磁気弾性的に活性な領域140に近接して配置される。磁場センサ652、654は、それらの感応方向が、磁気弾性的に活性な領域140の磁化の方向と垂直になるように、指向される。図6において、点(図の頁から出る方向)及びX(頁内に向かう方向)は、磁場センサ652、654の感応方向を示す。磁場センサ652、654は、ディスク110の面と垂直な感応方向(即ち、軸方向)を備えて指向されており、かつ磁気的に調整された領域142、144は、ディスク110の面と平行に(即ち、円周方向に)分極されており、磁場センサ652、654により出力される代表的な信号が、ディスク110に付与されるトルクの変化に対して線形的に変化することを保証する。磁場センサ652、654は、トルク検出装置におけるコンパシングの影響を低減するために、同相分除去形態にて配置される。
次に、図7は、磁気弾性的に活性な領域140を有するディスク110が示されており、相反する軸方向に分極された、2つの磁気的に調整された領域142、144を備えている。4対の磁場センサ552、554が、磁気的に調整された領域142、144の磁化と垂直な感応方向を備えて、磁気弾性的に活性な領域140に近接して配置されている。4対の磁場センサ552、554は、各対の間がおおよそ90度になるように、磁気弾性的に活性な領域140の周囲に等間隔で離間されている。この形態は、複数の磁場センサ552、554により出力される代表的な信号が平均化されて、ディスク110に付与されるトルクのより正確な測定値が得られるので、改善されたRSU性能を提供することができる。磁気弾性的に活性な領域140における非一様性による単一の磁場センサ対に起因するいかなる不正確性も、複数の磁場センサ552、554からの代表的な信号が平均化される場合、非常に低減できる。高度な一様性を示す(即ち、RSU信号がほぼゼロである)磁気弾性的に活性な領域140を備えたトルク検出装置において、1対の磁場センサ552、554のようなより少ないセンサを使用しても十分なRSU性能を達成することができるであろう。しかしながら、材料調整及び磁化プロセスの制限に起因して、深刻な非ゼロRSU信号は回避することが困難である。RSU性能の向上を望む場合、磁場センサ対の数を増やしてもよい。例えば、8対の磁場センサ552、554を45度の間隔で離間して使用してもよい。
次に図8には、本質的に単一の磁気的に調整された領域を形成するために、単一の軸方向に分極された磁気的に調整された領域142、144を有する磁気弾性的に活性な領域140を備えたディスクが示されている。磁場センサユニット850は、4つの別体の磁場センサ852、854、856、858を含む。第一の磁場センサ852、854は、磁気弾性的に活性な領域140に近接して配置され、半径方向に整列されており、かつ磁気弾性的に活性な領域140の磁化と垂直な方向に同様に分極されている。第二の磁場センサ856、858は、第一の磁場センサ852、854の相対向する側に配置されており、ディスク110に近接しているが、磁気弾性的に活性な領域140とは離間しており、それにより、同第二の磁場センサ856、858は、トルクにより誘導される信号を拾得することはない。第二の磁場センサ856、858は、第一の磁場センサ852、854と反対の方向に同様に分極されている。この形態は、ノイズ源(図示しない)が、リー(Lee)による米国特許出願公開第2009/0230953号明細書(参照により本明細書に組み込まれている)にて議論されているように、第一の磁場センサ852、854の各々において異なる影響を有する局所磁場勾配を生ずる場合には有利である。そのような場合において、ノイズ源は、同ノイズ源に最も近い第二の磁場センサ856、858に最も大きな影響を与え、同ノイズ源から最も遠い第二の磁場センサ856、858に最小の影響を与えるものと予想される。また、第一の磁場センサ852、854におけるノイズ源の影響は、第二の磁場センサ856、858の各々の影響の間の影響であるとも予想される。最後に、第二の磁場センサ856、858により拾得されるノイズ誘導信号の合計は、第一の磁場センサ852、854により拾得されるノイズ誘導信号の合計と値において等しいことが予想される。従って、4つの磁場センサ852、854、856、858の各々により拾得される信号を合計することにより、磁場センサユニット850における磁気ノイズの影響が相殺され、かつ磁場センサユニット850により拾得される複合信号は完全にトルクにより誘導される。
図9は、ディスク110の径方向の空間が制限された場合に有利であり得るディスク110の形態を示す。ディスク110は、単一の軸方向に分極された単一の磁気的に調整された領域143を有する磁気弾性的に活性な領域140を備えている。磁場センサユニット950は、4つの別体の磁場センサ952、954、956、958を含む。第一の磁場センサ952、954は、磁気弾性的に活性な領域140に近接して配置され、円周方向に整列されており、かつ磁気弾性的に活性な領域140の磁化と垂直な方向に同様に分極されている。第二の磁場センサ956、958は、第一の磁場センサ952、954の相対向する側に配置されており、ディスク110に近接しているが、磁気弾性的に活性な領域140とは離間しており、それにより、同第二の磁場センサ956、958は、トルクにより誘導される信号を拾得することはない。第二の磁場センサ956、958は、第一の磁場センサ952、954と反対の方向に同様に分極されている。この形態は、ノイズ源(図示しない)が、リーによる米国特許出願公開第2009/0230953号明細書(参照により本明細書に組み込まれている)にて議論されているように、第一の磁場センサ952、954の各々において異なる影響を有する局所磁場勾配を生ずる場合には有利である。そのような場合において、ノイズ源は、同ノイズ源に最も近い第二の磁場センサ956、958に最も大きな影響を与え、同ノイズ源から最も遠い第二の磁場センサ956、958に最小の影響を与えるものと予想される。また、第一の磁場センサ952、954におけるノイズ源の影響は、第二の磁場センサ956、958の各々の影響の間の影響であるとも予想される。最後に、第二の磁場センサ956、958により拾得されるノイズ誘導信号の合計は、第一の磁場センサ952、954により拾得されるノイズ誘導信号の合計と値において等しいことが予想される。従って、4つの磁場センサ952、954、956、958の各々により拾得される信号を合計することにより、磁場センサユニット950における磁気ノイズの影響が相殺され、かつ磁場センサユニット950により拾得される複合信号は完全にトルクにより誘導される。
図10は、ディスク110に付与されるトルクがトルク検出装置によって測定される原理の図を提供する。既に述べたように、静止状態では、磁気弾性的に活性な領域140の磁場は、図5に示されるように、実質的に軸方向に専ら整列されているか、或いは、図6に示されるように、実質的に円周方向に専ら整列されている。ディスク110にトルクが付与されると、磁気弾性的に活性な領域140の磁気モーメントがせん断応力の方向に沿って傾く傾向にあり、それは、図10の矢印Aにより示されるように、ディスク110の表面に対して約45度の角度を形成する。この傾きが磁気弾性的に活性な領域140の磁化を引き起こし、最初の方向における成分の減少とせん断応力の方向における成分の増加とを示す。傾きの程度は、ディスク110に付与されるトルクの強度に比例する。磁場センサ152、154は、同磁場センサ152、154の感応方向に沿って磁場成分の強度における変化を検出することが可能である。従って、ディスク110にトルクが付与される場合、磁場センサ152、154は、付与されたトルクに比例する代表的な信号を出力する。
磁場センサ152、154は当該技術分野において周知であり、フラックスゲートインダクタ、ホール効果センサ等のような磁場ベクトルセンサ装置を含む。好ましくは、本発明に従う磁場センサは、ソレノイド形を有するフラックスゲートインダクタである。別の実施形態において、磁場センサ152、154は、集積回路ホール効果センサであってもよい。図10に示される導体156は、磁場センサを直流電源と接続し、磁場センサ152、154の出力信号を、制御回路または監視回路のような受信装置(図示しない)に送信する。
次に図11には、本発明に従うトルク変換器(torque transducer)1100の分解斜視図が示されている。図示された例示的な実施形態において、トルク変換器1100は、中心ディスク1110と、ハブ1120と、軸1130(図示しない)とを含む。中心ディスク1110と、ハブ1120と、軸1130とは別個の要素であり得るが、必ずしもそうである必要はない。中心ディスク1110は、完全に平坦な、或いは曲線(contours)を含み得る、軸方向に薄いほぼディスク状の部材であってもよい。ハブ1120は、中心ディスク1110を軸1130に強固に取り付けることにより機能する。
取り付けは、例えば、軸1130に付与されるトルクがハブ1120に比例的に伝達される(或いはその逆もまた同様)ように、ハブ1120と軸1130とを機械的なユニットとして動作可能とする周知の手段によって直接的に、或いは間接的に完成される。
取り付け手段の例は、ピン、スプライン、キー、溶接部、接着剤等を含むが、圧入及び焼きばめの方法または装置は除外される。
好ましくは、中心ディスク1110及びハブ1120には穴1380が設けられており、それにより同中心ディスク1110の穴がハブ1120の穴に対応する。ボルトのような固定手段(図示しない)が、中心ディスク1110の穴1380及びハブ1120の対応する穴1190を貫通して挿入され、それにより、中心ディスク1110とハブ1120との強固な取り付けが形成される。
取り付けの代替的な手段の例は、圧入及び焼きばめを除く、リベット打ち、溶接等が含まれる。
中心ディスク1110は、外側リム1160に取り付けられてもよく、それにより外側リム1160に取り付けられる中心ディスク1110の部分が、ハブ1120に取り付けられる中心ディスク1110の部分から径方向に分離される。外側リム1160は、中心ディスクの周縁を包囲していてもよく、あるいは中心ディスク1110の表面に取り付けられていてもよい。外側リム1160は、中心ディスク1110の一体的な部分であってもよい。中心ディスク1110及び外側リム1160は機械的なユニットとして動作し、それにより、中心ディスク1110に付与されたトルクが、外側リム1160に比例的に伝達され得る(或いはその逆もまた同様)。外側リム1160は、駆動部材または駆動される部材へ主として接線力を伝達するための力伝達特徴部1162を含み得る。
本発明の例示的な実施形態は、自動車のエンジンに連結して使用するためのトルク検出装置であり、中心ディスク1110は駆動板を含み、軸1130はクランクシャフトを含み、外側リム1160はトルクコンバータを含む。しかしながら、本発明は、任意の特定の種類の自動車の形態に制限されるものでもなく、或いは一般に自動車への適用に制限されるものでもないことは当業者に理解されるであろう。
外側リム1160及びハブ1120は、好ましくは非強磁性体材料から形成されるか、或いは、ハブ1120と中心ディスク1110の間に挿入される、そして中心ディスク1110と外側リム1160との間に挿入される、低透磁性リング(図示しない)のような非強磁性体スペーサにより、中心ディスク1110から磁気的に隔離されている。
図11は、中心ディスク1110及び外側リム1160を含む部品1350が固定されたドライブトレイン1300の一部を示す。
部品1350は、ネジ1370によりドライブトレイン1300に固定されている。ネジ1370は、ハブ1120の周囲に配置されている。
図11に示されるネジ1370の方向を見ると、外側リム1160の背部1410が中心ディスク1110の前部1420と隣接した状態にて、外側リム1160は中心ディスク1110に固定されている。
部品1350の外側リム1160には複数の穴1380が設けられており、中心ディスク1110の外側部分1180に配置される穴1190と整列している。
外側リム1160は、固定要素手段(図示しない)によって中心ディスク1110に固定されている。
固定要素は、ネジ、ピン、スプライン、ねじ山を有する若しくは有していないボルト等のような任意の固定手段であってもよい。固定要素は、圧入及び焼きばめの方法または装置を除く、任意の技術的な本体(body)または方法であってもよい。
図11において、外側リム1160の穴1380は、凹部1390に配置されている。
中心ディスク1110及び外側リム1160を含む部品1350は、後の段階にてネジ1370によってドライブトレイン1300に固定されるべく、予め組み立てられていてもよい。
中心ディスク1110は、磁化可能な材料の領域1400を含む。磁化可能な材料の領域1400は、付与されたトルクがゼロに減少した場合、磁化から静止方向または最初の方向に戻すのに十分な異方性を保有していなければならない。磁気異方性は、中心ディスク1110の材料の物理的作用或いはその他の方法によって誘導されてもよい。磁気異方性を誘導するための例示的な方法は、米国特許第5,520,059号明細書に開示されており、同文献は参照により本明細書にて援用される。
好ましくは、中心ディスク1110は、X46Cr13材料から形成される。中心ディスク1110を形成できる代替的な材料の例は、米国特許第5,520,059号明細書及び米国特許第6,513,395号明細書に記載されており、これらは参照により本明細書にて援用される。中心ディスク1110は、特に望ましい結晶構造を有する材料から形成されてもよい。
本発明の別の実施形態において、磁気弾性的に活性な領域1400は、中心ディスク1110とは別に形成されていてもよく、その後、中心ディスクに誘導されるトルクが磁気弾性的に活性な領域1400に誘導されるトルクに比例して伝達されるように、圧入及び焼きばめの手段を除く接着剤、溶接、固定具等のような手段により中心ディスク1110に適用されてもよい。活性領域1400の中心ディスク1110への適用は、圧入及び焼きばめを除く任意の様式または方法により達成され得る。
本発明の運転時に、磁場が磁気弾性的に活性な領域1400から発生し、これらの磁場は、磁場センサ1152、1154(図示しない)が配置される空間に広がるのみならず、中心ディスク1110自体に占有される空間にも広がる。中心ディスク1110の非活性部分内にて起こる磁化の変化は、磁場センサ1152、1154(図示しない)が配置される空間の領域に広がる寄生磁場の形成を生じ得る。ハブ1120及び外側リム1160は、寄生磁場を低減または排除するために、非強磁性材料から形成され得る。従って、磁気弾性的に活性な領域1400の移行機能(transfer function)を悪化させないという点において、寄生磁場は、磁気弾性的に活性な領域1400から生ずる磁場と比較して、非常に小さいか、理想的にはゼロであること、或いはかなりの強度において、それらは付与されるトルクと線形的かつアンヒステレシスに(unhysteretically)変化すること(或いは全く変化しない)、及びそれらは、時間とともに、かつ軸1130(図示しない)、中心ディスク1110及び磁気弾性的に活性な領域1400が受けるかもしれない動作条件及び環境条件のいずれかの下で、安定であること、は重要である。上記に述べた以外に、起こりうるいかなる寄生磁場も、磁場センサ1152、1154(図示しない)により検出される正味の磁場が、トルク検出の目的のために有用であるように、磁気弾性的に活性な領域1400から生ずる磁場と比較して十分に小さいものである必要がある。従って、寄生磁場の悪影響を最小限にするために、磁気弾性的に活性な領域1400から生ずる磁場が、磁場センサ1152、1154(図示しない)により検出される正味の磁場のトルク検出の目的のための有用性を破壊するのに十分に強い寄生磁場が生ずる磁気弾性的に活性な領域1400に近接する中心ディスク1110の領域の磁化が起こらないように十分に高い飽和保磁力を有する中心ディスク材料を使用することが重要である。これは、例えば、中心ディスク1110の飽和保磁力が、15Oe(1193.66A/m)を超える、好ましくは20Oe(1591.55A/m)を超える、最も望ましくは35Oe(2785.21A/m)を超える材料を使用することによって達成され得る。
トルクに加え、本発明は、出力、エネルギーまたは回転速度を測定することが可能であり、ここで、
出力=トルク×2n×回転速度であり、かつ
エネルギー=出力/時間、である。
図11において、外側リム1160が、磁化可能な材料の領域1400を含む中心ディスク1110の一体的な部分であり得る実施形態が示されている。外側リム1160は磁化可能な材料の領域1400と連結されており、それにより、連結及び組み立てが、システム内部において、特に駆動板等の内部において、磁石に関連した応力の原因となることはない。
これは、ドライブトレイン1300等が、中心ディスク1110と外側リム1160との間の手動による圧入プロセスによって組み立てられることを回避することにより達成される。
図11において磁化可能な材料の領域1400は円形である。領域1400がハブ1120を包囲するように配置されていてもよい。
磁化可能な材料の領域1400は、第一及び第二の同心円状の磁化部分(図示しない)からなり、それにより、磁束は、第一の同心円状の磁化部分1400が時計方向に、また第二の同心円状の磁化部分が反時計方向に作用する(またはその逆、図示しない)ように構成されてもよい。
更なる実施形態において、磁化可能な材料の領域1400を含む中心ディスク1110は、外側リム1160よりもかなり薄くてもよく、よって、製造工程が容易になる。
また、中心ディスク1110及び外側リム1160の両方を製造するために異なる材料が使用されることも推奨される。
外側リム1160に穴1380を設ける代わりに、及び/または、中心ディスク1110の外側部分1180に穴1190を設ける代わりに、中心ディスク1110及び外側リム1160は一緒に溶接されてもよい。溶接工程は、任意の溶接法、例えば、レーザ溶接、摩擦溶接、電気溶接及び点溶接によって実施され得る。言うまでもないことであるが、中心ディスク1110及び外側リム1160は、代替的に、リベット打ち及び/または接着の手段により互いに連結されてもよい。リベット打ち及び/または接着の手段は、圧入または焼きばめが関与する手段を含んでいない。
本発明が意図していることは、いかなる圧入方法若しくは装置も、いかなる焼きばめの方法若しくは装置を使用することなく、中心ディスク1110と外側リム1160とを連結すること、或いは中心ディスク1110と磁化可能な材料の領域1400とを連結することである。従って、中心ディスク1110にも、外側リム1160にも、いかなる応力がかかることが回避できる。
好ましい実施形態において、磁化された部分を含む内側ディスク1110は、外側リム1160よりもかなり薄いかもしれない。これは製造工程をより容易にすることを可能にする。また、中心ディスク1110は、使用する分野に応じて、外側リム1160と異なる材料とすることも許容される。図11では、複数の穴1190が内側ディスク1110の外側部分1180に配置されている状態が示されている。中心ディスク1110のこの外側部分1180は、外側リム1160との連結のための土台(basis)である。これは、外側リム1160との連結を確実にすべく貫通穴1190に到達するネジ(図示しない)を使用することにより達成される。
ネジと穴1190による連結に代えて、中心ディスク1110の外側部分1180は、中心ディスク1110と外側リム1160とをレーザ溶接により連結するための土台であってもよい。任意の種類の溶接、例えば、レーザ溶接、摩擦溶接、電気溶接及び点溶接が使用され得る。
代替的に、或いは付随的に、連結は2つの部品を共にリベット打ちすることによって行なわれてもよい。
代替的に、連結は接着によって行なわれてもよい。
一般に、部分の両方の連結であって中心ディスク1110への任意の応力を回避する連結を使用することが好ましい。
2つの部品を形成する、及び/または2つの部品を合せる任意の種類は、圧入を除いて適切である。
図12は、図11に示される、ドライブトレイン1300と中心ディスク1110と外側リム1160とを含む部品1350の軸方向断面図である。
外側リム1160の背部1410は、中心ディスク1110の前部1420と並行して配置されている。
中心ディスク1110と外側リム1160とを含む部品1350は、固定要素(図示しない)によって互いに固定して連結されて保持されている。部品1350は、ネジ1370によってドライブトレイン1300に固定される。
図12において、ネジ1370は、ドライブトレイン1300のハブ1120の周囲に円形に配置されている。
中心ディスク1110及び/または外側リム1160及び/または変換器1100の少なくとも1つを収容するためにケーシング1430が配置されている。ケーシング1430は、損傷に対して、及び/または外からの任意の汚染に対して、中心ディスク1110、及び/または外側リム1160及び/または変換器1100を保護するためにシールされている。
ケーシング1430は、任意の非磁気材料から製造されている。
図13において、上述の駆動板等は、その機能において、少なくとも1つの磁束検出要素1210、例えば、フラックスゲート(図示しない)を含むトルクセンサと相互関係にある。このセンサモジュール(図示しない)は、ハウジング1200内に実装される。ハウジング1200は、少なくとも1つの磁束検出要素を含み、同磁束検出要素は、成形され得るか、あるいはハウジング1200内に埋め込まれる任意の形態であり得る。ハウジング1200はまた、センサモジュールを、例えば、土、ほこり、オイルのような外側の外来物質から同センサモジュールをシールし、かつ保護するためのシール機能を有する。これにより、磁束検出要素の耐用年数が延長される。好ましくはシールハウジング1200に固定して埋め込まれるセンサモジュールは、検出要素がトルク誘導磁場を検出可能とするために、磁化部分1400に隣接する正確な位置を可能にする。ハウジング1200に埋め込まれるセンサモジュールと磁化部分1400との間には、僅かな距離しか存在していないことが好ましい。従って、駆動板の形態の場合、同駆動板はトルクセンサに対して容易に回転できる。
図13のこの形態において、自動変速機の分野にて本発明を使用する場合において、エンジンのシールとセンサのための2つの分離した部品は、追加の部品を回避するべく、エンジンシール内に完全に一体化されると有利である。
開示された本発明の現在好ましい特定の実施形態について本明細書においては詳細に記載してきたが、本明細書に図示され、かつ記載された種々の実施形態の変更及び修正が、本発明の精神及び範囲を逸脱することなくなされることが本発明が関連する当業者にとっては明らかであろう。

Claims (21)

  1. エンジンのためのトルクセンサアセンブリであって、前記トルクセンサアセンブリは、
    中心ディスク(1110)と、
    前記中心ディスク(1110)に連結される外側リム(1160)と、を含む変換器(1100)と、
    前記変換器(1110)から離間されるとともに、前記中心ディスク(1110)を通過する磁束を検出することによって前記中心ディスク(1110)に与えられるトルクの量を決定するように構成されている少なくとも1つの検出要素(1210)と、
    前記検出要素(1210)を含むハウジング(1200)と、を含み、それにより前記中心ディスク(1110)への応力を回避する様式にて前記中心ディスク(1110)及び前記外側リム(1160)が組み立てられている、トルクセンサアセンブリ。
  2. 前記中心ディスク(1110)及び前記外側リム(1160)は、溶接、ネジ、リベット打ち、及び接着のうちの少なくとも1つにより組み立てられていること、及びケーシング(1430)内に配置されていること、のうちの少なくとも一方である、請求項1に記載のトルクセンサアセンブリ。
  3. 前記ハウジング(1200)はシール要素である、請求項1に記載のトルクセンサアセンブリ。
  4. 前記中心ディスク(1110)は、磁化される第一の磁化可能な材料を含み、前記外側リム(1160)は、第一の材料とは異なる第二の材料を含む、請求項1に記載のトルクセンサアセンブリ。
  5. 前記中心ディスク(1110)は、前記外側リム(1160)よりも薄い、請求項4に記載のトルクセンサアセンブリ。
  6. 前記検出要素(1210)は、磁気弾性的なトルクセンサである、請求項1に記載のトルクセンサアセンブリ。
  7. 前記磁気トルクセンサは磁束検出要素を含む、請求項6に記載のトルクセンサアセンブリ。
  8. 前記磁気トルクセンサは、磁束検出要素を介して、前記中心ディスク(1110)から放射される磁束を測定することにより、前記中心ディスク(1110)に付与されるトルクの量を決定するように構成されている、請求項1に記載のトルクセンサアセンブリ。
  9. 動力源を有するドライブトレイン(1300)を含むエンジンであって、前記自動車は、
    中心ディスク(1110)と、
    前記中心ディスク(1110)に連結される外側リム(1160)と、を含む変換器(1100)と、
    前記変換器(1110)から離間されるとともに、前記中心ディスク(1110)から放射される磁束を検出することによって前記中心ディスク(1110)に与えられるトルクの量を決定するように構成されている少なくとも1つの検出要素(1210)と、
    前記検出要素(1210)を含むハウジング(1200)と、を含み、それにより前記中心ディスク(1110)への磁力に関連する応力を回避する様式にて前記中心ディスク(1110)及び前記外側リム(1160)が組み立てられている、エンジン。
  10. 前記中心ディスク(1110)及び前記外側リム(1160)は、溶接、ネジ、リベット打ち、及び接着のうちの少なくとも1つにより組み立てられている、請求項9に記載のドライブトレイン(1300)。
  11. 前記中心ディスク(1110)は、磁化される第一の磁化可能な材料を含み、前記外側リム(1160)は、第一の材料とは異なる第二の材料を含む、請求項9に記載のドライブトレイン(1300)。
  12. 前記変換器(1110)の前記中心ディスク(1110)は、前記外側リム(1160)よりも薄い、請求項11に記載のドライブトレイン(1300)。
  13. 前記磁気トルクセンサは、磁気弾性的なトルクセンサである、請求項9に記載のドライブトレイン(1300)。
  14. 前記磁気トルクセンサは磁束検出要素(1210)を含む、請求項9に記載のドライブトレイン(1300)。
  15. 前記磁束検出要素(1210)はフラックスゲートセンサである、請求項14に記載のドライブトレイン(1300)。
  16. 前記磁気トルクセンサは、検出要素(1210)を介して、前記中心ディスク(1110)から延びる磁束を測定することにより、前記中心ディスク(1110)に付与されるトルクの量を決定するように構成されている、請求項14に記載のドライブトレイン(1300)。
  17. 請求項14に記載のドライブトレイン(1300)は動力源をさらに含む、前記動力源は、同動力源に連結されるオイルシールハウジングを含み、前記センサは前記オイルシールハウジングに連結されている、ドライブトレイン(1300)。
  18. 前記ハウジング(1200)はシール要素である、請求項9に記載のドライブトレイン(1300)。
  19. エンジンのドライブトレイン(1300)におけるトルクを測定するための方法であって、前記ドライブトレイン(1300)は変換器(1100)とセンサとを含み、前記方法は、前記センサを用いて、前記変換器(1100)を通過する磁束を測定する工程を含む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法は、中心磁化ディスク(1110)を外側リム(1160)に連結して変換器(1100)を形成する工程を更に含み、前記磁束を測定する工程は、前記中心磁化ディスク(1110)を通過する磁束を測定する工程を含む、方法。
  21. 請求項20に記載の方法は、オイルシールハウジングを動力源に連結する工程と、前記センサを前記オイルシールハウジングに連結する工程と、を更に含む、方法。
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