JP2017072395A - 微細藻類生成物含有量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した測定結果を得ることができる微細藻類生成物含有量測定装置を提供すること。【解決手段】微細藻類を含む培養液3に対し、上方から照明光を照射する光照射ユニット7と、培養液3の上方において、培養液3からの光を検出する光検出ユニット9と、光検出ユニット9で検出した光の強度に基づき、培養液3に含まれる微細藻類生成物の含有量を算出する含有量算出ユニットと、光検出ユニットと培養液3との間に設けられ、光検出ユニットに入射する光の入射方向を制限する入射光制限ユニット13と、を備える微細藻類生成物含有量測定装置1。【選択図】図1

Description

本発明は微細藻類生成物含有量測定装置に関する。
近年、微細藻類を培養し、その体内に産生される油を燃料等に利用する技術が注目されている。微細藻類を適切に培養するためには、単位量の培養液に含まれる、油等の微細藻類生成物の量を測定する必要がある。微細藻類生成物が例えば油である場合、油の含有量の測定方法として、特許文献1記載の方法が提案されている。この方法では、培養液に対し発光部から光を照射し、培養液を透過した光を受光部で受光する。そして、受光した光における青色光、緑色光、及び赤色光の光強度の比に基づいて油の含有量を推定する。
特開2014−174034号公報
特許文献1記載の測定方法には、発光部と受光部に微細藻類が付着し、測定精度が低下してしまうという問題がある。そこで、その問題を解決するために、反射式の測定方法が考えられる。反射式の測定方法では、光照射ユニットにより、微細藻類を含む培養液に対し、上方から照明光を照射する。そして、培養液中の微細藻類で反射した光を、培養液の上方に設けられた光検出ユニットにより検出する。光検出ユニットで検出した光の強度と、油の含有量との間には相関関係があるので、光検出ユニットで検出した光の強度をその相関関係に当てはめて、油の含有量を推定する。
しかしながら、反射式の測定方法には、培養液の液面で反射した光等の外乱光が光検出ユニットに入射し、測定結果が不安定になるという問題がある。本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、安定した測定結果を得ることができる微細藻類生成物含有量測定装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の微細藻類生成物含有量測定装置は、微細藻類を含む培養液に対し、上方から照明光を照射する光照射ユニットと、培養液の上方において、培養液からの光を検出する光検出ユニットと、光検出ユニットで検出した光の強度に基づき、培養液に含まれる微細藻類生成物の含有量を算出する含有量算出ユニットと、光検出ユニットと培養液との間に設けられ、光検出ユニットに入射する光の入射方向を制限する入射光制限ユニットと備える。
本発明の第1の微細藻類生成物含有量測定装置は、入射光制限ユニットにより、光検出ユニットに外乱光が入射することを抑制できる。その結果、本発明の第1の微細藻類生成物含有量測定装置は、微細藻類生成物の含有量について、安定した測定結果を得ることができる。
本発明の第2の微細藻類生成物含有量測定装置は、微細藻類を含む培養液に対し、上方から照明光を照射する光照射ユニットと、培養液の上方において、培養液からの光を検出する光検出ユニットと、光検出ユニットで検出した光の強度に基づき、培養液に含まれる微細藻類生成物の含有量を算出する含有量算出ユニットと、光照射ユニットと培養液との間に設けられ、培養液の液面において照明光が照射される範囲を制限する照明光制限ユニットとを備える。
本発明の第2の微細藻類生成物含有量測定装置は、照明光制限ユニットを備えることにより、照明光が培養液の液面で反射し、光検出ユニットに入射することを抑制できる。その結果、本発明の第2の微細藻類生成物含有量測定装置は、微細藻類生成物の含有量について、安定した測定結果を得ることができる。
油含有量測定装置1の構成を表す説明図である。 油含有量と光の強度との相関関係を表すグラフである。 測定装置Rの構成を表す説明図である。 油含有量測定装置101の構成を表す説明図である。 油含有量測定装置201の構成を表す説明図である。 光検出ユニット用筒13の別形態を表す側断面図である。 入射光制限ユニット35の構成を表す側断面図である。 カバー14の別形態を表す側断面図である。 カバー14の別形態を表す側断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.油含有量測定装置1の構成
油含有量測定装置1の構成を図1に基づき説明する。油含有量測定装置1は、微細藻類を含む培養液3における油含有量を測定する装置である。油含有量とは、単位量の培養液3に含まれる油の量である。培養液3に含まれる油は、微細藻類が産生したものである。
なお、油は微細藻類生成物に対応する。油は微細藻類生成物の一例である。油含有量測定装置1は微細藻類生成物含有量測定装置に対応する。
微細藻類としては、例えば、シュードコリシスチス エリプソイディア、シュードココミクサsp.KJ株(寄託番号FERM P-22254)等が挙げられる。油とは、脂溶性成分の1種である。培養液3は培養槽5に収容されている。培養槽5の上方は開放されている。
油含有量測定装置1は、光照射ユニット7と、光検出ユニット9と、制御部11と、光検出ユニット用筒13と、カバー14とを備える。
光照射ユニット7は培養液3の上方に設けられている。光照射ユニット7は、培養液3に対し上方から照明光を照射する。光照射ユニット7はLEDであり、波長656nmの光を照射する。なお、LEDが照射する光の波長は656nm以外の値であってもよい。光照射ユニット7の光軸15は鉛直方向に対し傾斜している。照明光の水平方向成分の向きは、光照射ユニット7から光検出ユニット9に向う方向である。
光検出ユニット9は、培養液3の上方に設けられている。光検出ユニット9は、培養液3からの光を検出する。光検出ユニット9は、総ピクセル数が76800のカメラである。光検出ユニット9は、光学フィルタ17を備えている。光学フィルタ17は、照明光の波長域の光を選択的に透過させる。光検出ユニット9は、その波長域の光を検出可能である。
制御部11は、CPU、RAM、ROM等を備える公知のコンピュータであり、ROMに記憶されたプログラムにより後述する処理を実行する。
光検出ユニット用筒13は、光検出ユニット9と培養液3との間に設けられている。光検出ユニット用筒13は、筒状形状を有する部材である。光検出ユニット用筒13は、非透光性の材料から成る。非透光性の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニール等が挙げられる。光検出ユニット用筒13は、その軸方向21における上端13Aから下端13Bまで貫通する孔19を備える。軸方向21に直交する断面での光検出ユニット用筒13の断面形状は円形である。
上端13Aは光検出ユニット9に接しており、下端13Bは培養液3に接している。軸方向21は鉛直方向に対し傾斜している。培養液3の液面から、軸方向21に沿って光検出ユニット9に向うベクトルを想定したとき、そのベクトルの水平方向成分の向きは、照明光における水平方向成分の向きと同じである。光検出ユニット用筒13のうち、培養液3に浸漬されている部分の深さは、下端13Bにおけるどの場所でも一定である。
光検出ユニット9に入射する光は、孔19内を、軸方向21に沿って進む光である。すなわち、光検出ユニット9から見て、軸方向21、又はそれに近い方向から進んでくる光は光検出ユニット9に入射するが、軸方向21とは大きく異なる方向から進んでくる光は、光検出ユニット用筒13によって遮られ、光検出ユニット9に入射しない。よって、光検出ユニット用筒13は、それが無い場合に比べて、光検出ユニット9に入射する光の入射方向を制限する。
カバー14は、下方が開口した箱状部材である。カバー14は、その内部に、光照射ユニット7、光検出ユニット9、制御部11、及び光検出ユニット用筒13を収納している。すなわち、カバー14の側面14Aは、上方から見たとき、光検出ユニット9の周囲を覆っている。また、カバー14の天板14Bは、光検出ユニット9の上方を覆っている。カバー14の下端14Cは、培養液3に接している。カバー14は、非透光性の材料から成る。非透光性の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニール等が挙げられる。
培養液3の液面のうち、カバー14の外側の部分で反射した外乱光は、カバー14により遮られ、光検出ユニット9に入射しない。よって、カバー14は、それが無い場合に比べて、光検出ユニット9に入射する光の入射方向を制限する。上記の外乱光としては、例えば、太陽光等が挙げられる。
制御部11は、含有量算出ユニットに対応する。光検出ユニット用筒13及びカバー14は、入射光制限ユニットに対応する。
2.油含有量測定装置1を用いた油含有量の測定方法
油含有量測定装置1を用いた油含有量の測定方法を説明する。制御部11は、図示しない入力装置を用いて、ユーザの測定開始指示を受け付ける。次に、制御部11は、光照射ユニット7を用いて、照明光を照射する。照明光は培養液3に到達し、その一部は培養液3の液中を進み、微細藻類で反射する。この反射光の一部は、光検出ユニット9に入射する。
このとき、制御部11は、光検出ユニット9を用いて、培養液3からの光を検出する。培養液3からの光には、照明光が微細藻類で反射した光が含まれる。制御部11は、光検出ユニット9で検出した光の強度を取得する。制御部11は、予め、光検出ユニット9で検出した光の強度と、油含有量との関係を規定したマップを備えている。制御部11は、上記のように取得した光の強度をこのマップに入力することで、油含有量を算出する。
なお、図2に示すように、油含有量と、光検出ユニット9で検出した光の強度との間には高い相関がある。図2における横軸は、核磁気共鳴測定(NMR)により正確に測定した油含有量である。図2における縦軸は、核磁気共鳴測定により油含有量を測定したサンプルと同じサンプルについて、光検出ユニット9で検出した光の強度である。
3.油含有量測定装置1が奏する効果
(1A)油含有量測定装置1は、光検出ユニット用筒13及びカバー14を備える。光検出ユニット用筒13及びカバー14は、光検出ユニット9に入射する光の入射方向を制限する。油含有量測定装置1は、そのことにより、光検出ユニット9に外乱光が入射することを抑制できる。外乱光としては、照明光や太陽光が培養液3の液面で反射した反射光が挙げられる。油含有量測定装置1は、外乱光の入射を抑制することにより、安定した測定結果を得ることができる。
上記の効果は、以下の実験により裏付けられる。まず、油含有量測定装置1を用いて、上述した方法で油含有量の測定を行った。このとき、光検出ユニット9の各ピクセルにおけるセンサ出力の平均、標準偏差、及び中心値を取得した。その結果は以下のとおりであった。
平均:143.3
標準偏差:4.5
中心値:143.0
一方、油含有量測定装置1から、光検出ユニット用筒13及びカバー14を取り外した装置(以下では、測定装置Rとする)を用いて、同様の方法で油含有量の測定を2回行った。測定装置Rの構成は図3に示すとおりである。測定装置Rを用いた場合も、光検出ユニット9の各ピクセルにおけるセンサ出力の平均、標準偏差、及び中心値を取得した。その結果は以下のとおりであった。
平均:179.0(1回目の測定)
標準偏差:30.3(1回目の測定)
中心値:169.0(1回目の測定)
平均:199.8(2回目の測定)
標準偏差:39.7(2回目の測定)
中心値:178.0(2回目の測定)
以上のように、油含有量測定装置1を用いた場合は、測定装置Rを用いた場合に比べて、各ピクセルにおけるセンサ出力のばらつきが顕著に小さかった。このことは、光検出ユニット用筒13及びカバー14が、光検出ユニット9に外乱光が入射することを抑制したためであると推測できる。よって、上記の実験結果は、油含有量測定装置1を用いれば、安定した測定結果を得られることを証明している。
(1B)油含有量測定装置1は、筒状形状を有する光検出ユニット用筒13を備える。そして、油含有量測定装置1は、光検出ユニット9に入射する光を、孔19内を進む光に制限する。そのことにより、油含有量測定装置1は、光検出ユニット9への外乱光の入射を一層抑制することができる。
(1C)油含有量測定装置1は、カバー14を備える。カバー14は、光検出ユニット9の周囲のうち、少なくとも一部を覆う不透光性の部材である。油含有量測定装置1は、カバー14を備えることにより、光検出ユニット9への外乱光の入射を一層抑制することができる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
油含有量測定装置101の構成を図4に基づき説明する。油含有量測定装置101は、油含有量測定装置1の各構成に加えて、光照射ユニット用筒23を備えている。
光照射ユニット用筒23は、光照射ユニット7と培養液3との間に設けられている。光照射ユニット用筒23は、筒状形状を有する部材である。光照射ユニット用筒23は、非透光性の材料から成る。光照射ユニット用筒23は、その軸方向25における上端23Aから、下端23Bまで、貫通する孔27を備える。軸方向25に直交する断面での光照射ユニット用筒23の断面形状は円形である。
上端23Aは光照射ユニット7に接しており、下端23Bは培養液3に接している。軸方向25は光軸15と一致する。光照射ユニット用筒23のうち、培養液3に浸漬されている部分の深さは、下端23Bにおけるどの場所でも一定である。
光照射ユニット7が照射する照明光は、孔27内を通過し、光照射ユニット用筒23の外側に広がることはない。そのため、光照射ユニット用筒23は、それがない場合に比べて、培養液3の液面において照明光が照射される範囲を制限する。光照射ユニット用筒23は、照明光制限ユニットに対応する。
2.油含有量測定装置101が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果に加え、以下の効果が得られる。
(2A)油含有量測定装置101は、光照射ユニット用筒23により、培養液3の液面において照明光が照射される範囲を制限する。油含有量測定装置101は、光照射ユニット用筒23を備えることにより、照明光が培養液3の液面で反射し、光検出ユニット9に入射することを抑制できる。
(2B)油含有量測定装置101は、筒状形状を有する光照射ユニット用筒23を備える。油含有量測定装置101は、培養液3の液面に照射する照明光を、孔27内を進む照明光に制限する。そのことにより、照明光が培養液3の液面で反射し、光検出ユニット9に入射することを一層抑制できる。
<第3実施形態>
1.第2実施形態との相違点
第3実施形態は、基本的な構成は第2実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第2実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
油含有量測定装置201の構成を図5に基づき説明する。油含有量測定装置201は、光検出ユニット用筒13を備えない。
2.油含有量測定装置201が奏する効果
以上詳述した第3実施形態によれば、前記第2実施形態における効果(2A)、(2B)が得られる。
<その他の実施形態>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)前記第1、第2実施形態において、光検出ユニット用筒13の形態は、図6Aに示すものであってもよい。図6Aに示す光検出ユニット用筒13は、筒状形状の本体部29と、本体部29の外側に設けられた反射層31と、本体部29の内側に設けられた反射層33とを備える。本体部29の材料は、透光性を有する材料であってもよいし、非透光性の材料であってもよい。反射層31、33は、例えば、金属薄膜層とすることができる。反射層31、33のうち、一方を省略してもよい。
(2)前記第2、第3実施形態において、光照射ユニット用筒23の形態を、図6Aに示す光検出ユニット用筒13と同様のものとしてもよい。
(3)前記第1、第2実施形態において、光検出ユニット用筒13の代わりに、図6Bに示す入射光制限ユニット35を用いてもよい。入射光制限ユニット35は、透光性の材料から成る柱状部37と、その外周面に形成された反射層39とを備える。
入射光制限ユニット35は、光検出ユニット9と培養液3との間に設けられる。入射光制限ユニット35は、その軸方向36における上端35Aにおいて光検出ユニット9に接し、下端35Bにおいて培養液3に接している。
光検出ユニット9に入射する光は、下端35Bから入射し、柱状部37内を、軸方向36に沿って、上端35Aに向って進む光である。すなわち、光検出ユニット9から見て、軸方向36、又はそれに近い方向から進んでくる光は光検出ユニット9に入射するが、軸方向36とは大きく異なる方向から進んでくる光は、反射層39によって遮られ、光検出ユニット9に入射しない。よって、入射光制限ユニット35は、それが無い場合に比べて、光検出ユニット9に入射する光の入射方向を制限する。
柱状部37の材料としては、例えば、ガラス、透明樹脂等が挙げられる。反射層39としては、例えば、金属薄膜等が挙げられる。下端35Bは、培養液3の液面に接していてもよいし、培養液3の液面の上方にあってもよい。
(4)前記第2、第3実施形態において、光照射ユニット用筒23の代わりに、図6Bに示す入射光制限ユニット35と同様のものを用いてもよい。
(5)前記第1、第2実施形態において、軸方向21は鉛直方向であってもよい。また、前記第2、第3実施形態において、軸方向25は鉛直方向であってもよい。
(6)前記第1〜第3実施形態において、カバー14の形態は、図7A、又は図7Bに示すものであってもよい。図7Aに示すカバー14は、透光性の材料から成る底板14Dを備えている。底板14Dを備えることにより、光検出ユニット用筒13や光照射ユニット用筒23への培養液3の付着を抑制できる。底板14Dは、培養液3に接していてもよいし、培養液3の液面より上方にあってもよい。
図7Bに示すカバー14は、カバー14内の空間を区画41、43に分ける隔壁14Eを備えている。光照射ユニット7は区画41に収容され、光検出ユニット9は区画43に収容される。隔壁14Eを備えることにより、光検出ユニット9へ外乱光が入射することを一層抑制できる。隔壁14Eの下端は、培養液3に接していてもよいし、培養液3の液面より上方にあってもよい。
(7)前記第1〜第3実施形態において、光照射ユニット7は、ハロゲンランプであってもよい。また、光検出ユニット9は、フォトダイオード、分光器、及び環境光センサのうちのいずれかであってもよい。
(8)前記第1〜第3実施形態において、光学フィルタ17は省略してもよい。
(9)前記第1、第2実施形態において、下端13Bは培養液3に接していてもよいし、培養液3の液面より上方にあってもよい。また、前記第2、第3実施形態において、下端23Bは培養液3に接していてもよいし、培養液3の液面より上方にあってもよい。
(10)前記第1〜第3実施形態において、カバー14は省略してもよい。また、前記第1実施形態において光検出ユニット用筒13を省略してもよい。
(11)前記第1〜第3実施形態において、油以外の微細藻類生成物の含有量を測定してもよい。
(12)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(13)上述した油含有量測定装置の他、当該油含有量測定装置を構成要素とするシステム、制御部11としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、油含有量測定方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1、101、201…油含有量測定装置、3…培養液、5…培養槽、7…光照射ユニット、9…光検出ユニット、11…制御部、13…光検出ユニット用筒、13A…上端、13B…下端、14…カバー、14A…側面、14B…天板、14C…下端、14D…底板、14E…隔壁、15…光軸、17…光学フィルタ、19…孔、23…光照射ユニット用筒、23A…上端、23B…下端、27…孔、29…本体部、31、33…反射層、35…入射光制限ユニット、35A…上端、35B…下端、37…柱状部、39…反射層、41、43…区画

Claims (7)

  1. 微細藻類を含む培養液に対し、上方から照明光を照射する光照射ユニットと、
    前記培養液の上方において、前記培養液からの光を検出する光検出ユニットと、
    前記光検出ユニットで検出した光の強度に基づき、前記培養液に含まれる微細藻類生成物の含有量を算出する含有量算出ユニットと、
    前記光検出ユニットと前記培養液との間に設けられ、前記光検出ユニットに入射する光の入射方向を制限する入射光制限ユニットと、
    を備える微細藻類生成物含有量測定装置。
  2. 請求項1に記載の微細藻類生成物含有量測定装置であって、
    前記入射光制限ユニットは、筒状形状を有し、その内部を前記養液からの光の一部が通過するように配置されている微細藻類生成物含有量測定装置。
  3. 請求項1に記載の微細藻類生成物含有量測定装置であって、
    前記入射光制限ユニットは、前記光検出ユニットの周囲のうち、少なくとも一部を覆う部材である微細藻類生成物含有量測定装置。
  4. 請求項1又は2に記載の微細藻類生成物含有量測定装置であって、
    前記光照射ユニットと前記培養液との間に設けられ、前記培養液の液面において前記照明光が照射される範囲を制限する照明光制限ユニットをさらに備える微細藻類生成物含有量測定装置。
  5. 請求項4に記載の微細藻類生成物含有量測定装置であって、
    前記照明光制限ユニットは、筒状形状を有し、その内部を前記照明光が通過するように配置されている微細藻類生成物含有量測定装置。
  6. 微細藻類を含む培養液に対し、上方から照明光を照射する光照射ユニットと、
    前記培養液の上方において、前記培養液からの光を検出する光検出ユニットと、
    前記光検出ユニットで検出した光の強度に基づき、前記培養液における微細藻類生成物の含有量を算出する含有量算出ユニットと、
    前記光照射ユニットと前記培養液との間に設けられ、前記培養液の液面において前記照明光が照射される範囲を制限する照明光制限ユニットと、
    を備える微細藻類生成物含有量測定装置。
  7. 請求項6に記載の微細藻類生成物含有量測定装置であって、
    前記照明光制限ユニットは、筒状形状を有し、その内部を前記照明光が通過するように配置されている微細藻類生成物含有量測定装置。
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