JP2017072210A - 自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
バック圧の上昇が遅れる。このため、スプール121bはポート121f側に移動して、平衡状態よりもポート121eを閉じたオーバーストローク状態になる。結果、フィードバック圧がライン指示圧PLiに達してもすぐには出口ポート121eから油をドレーン
できずに、油圧サージが発生する可能性がある。
図3では、ライン指示圧PLiの上昇指示はあるが、第1オイルポンプ10の回転の立ち
上がりがない場合を示す。図3において、ポンプ流量は第1オイルポンプ10及び第2オイルポンプ11の供給流量の合計流量を示す。
ージによって、ライン実圧PLrがライン指示圧PLiを上回るライン圧PLのオーバー
シュートが引き起こされる。
サージが発生し易くなったり悪化したりする可能性がある。
を判定する。ライン指示圧PLiの上昇指示があったことは、ライン指示圧PLiが大き
く変更されたことを含む。ライン指示圧PLiの上昇指示があったことは、さらにその後
、ライン実圧PLrがライン指示圧PLiに到達するまでの状態を含むことができる。ラ
イン指示圧PLiの上昇指示があったことは例えば、車両の状態に基づき検出することが
できる。
あったか否かを判定する。ライン指示圧PLiの急上昇指示があったことは、ライン指示
圧PLiがステップ的に指示される場合には例えば、ライン指示圧PLiの到達値及び初
期値の差の大きさが所定値よりも大きいこと、とすることができる。ライン指示圧PLi
の急上昇指示中であることは例えばさらに、ライン指示圧上昇率が所定上昇率よりも高いこと、とされてもよい。ライン指示圧PLiがステップ的に上昇指示される場合、ライン
指示圧PLiの初期値は具体的には、上昇指示直前のライン指示圧PLiである。
ュートが発生し得る程度に上昇指示に基づくライン指示圧PLiの上昇が急であることを
規定するための値として、実験等により予め設定することができる。所定上昇率についても同様である。差は、到達値から初期値を引いて得られる値とすることができる。
ときに設定される回転速度であり、後述する第1目標回転速度Nep1よりも高く設定される。
達する前に、第1オイルポンプ10の回転速度Nepが第1目標回転速度Nep1よりも高い値まで上昇するように設定される。第2目標回転速度Nep2は例えば、車両の状態や設定時間Tsに応じて予め設定することができる。第2目標回転速度Nep2は、一定値であってもよい。
ΔPLの大きさが所定値α未満になったか否かを判定する。差ΔPLは具体的には、ライン指示圧PLiからライン実圧PLrを引いて得られる値とすることができる。
値であり、実験等によって予め設定することができる。所定値αによって、ライン実圧PLrがライン指示圧PLiになるタイミングに対し、制御応答性等を考慮した手前のタイ
ミングを検出することができる。このため、所定値αは例えば、ゼロよりも大きな値に設定することができる。所定値αは、ゼロであってもよい。
時間Tsが経過したか否かを判定してもよい。設定時間Tsは、ライン指示圧PLiの上
昇指示をしてから差ΔPLの大きさが所定値α未満になる時間として設定される。設定時間Tsは、実験等により予め設定することができる。設定時間Tsは例えば、生産ラインでワーク毎に測定及び設定されてもよい。
定値α未満になる時間を記憶するとともに、記憶された時間に基づき設定時間Tsを設定してもよい。すなわち、コントローラ13は設定時間Tsを学習してもよい。設定時間Tsは例えば、記憶された時間の最新値や最小値や演算値に設定することができる。設定時間Tsの初期値は予め設定されてもよい。
び上昇指示時のライン指示圧PLiの到達値のうち少なくともいずれかに応じて、時間の
記憶を行うことができる。これらが変化すると、当該時間も変化し得るためである。ステップS4で否定判定であれば、処理はステップS3に戻る。
転速度Nep1よりも高い値まで上昇するように制御される。
示は例えば、次のような場合に行われることがある。
がある。
の大きさは、タイミングT2で所定値α未満になる。したがって、タイミングT1及びタイミングT2間の時間は、設定時間Tsに相当する。
油圧サージが発生すると、ライン圧PLのオーバーシュートが大きく発生する。また、目標回転速度Neptが第1目標回転速度Nep1のままとされるので、実ポンプ流量Qepの変化の傾きは、タイミングT2後も引き続き正となる。
Lrがライン指示圧PLiに到達する前に、回転速度Nepを第1目標回転速度Nep1
よりも高い値まで上昇させる。また、コントローラ13はその後、タイミングT2以降の実ポンプ流量Qepの変化からわかるように、回転速度Nepを第1目標回転速度Nep1まで下げる。
に到達する前に回転速度Nepを第1目標回転速度Nep1よりも高い値まで上昇させることで、回転速度上昇率を高めることができる。このため、ライン圧PLの立ち上がりの遅れを抑制することができる。また、このときにはライン実圧PLrがライン指示圧PLiに到達する前なので、仮にこのような回転速度Nepの制御に起因して、ライン実圧P
Lrの変化に凸状のS部を引き起こすような油圧サージが発生したとしても、ライン実圧PLrをライン指示圧PLiよりも低く抑制することができる。
dP/dt=K(Qin−Qout)/V
式1で、「P」はライン実圧PLrを、「t」は時間を、「K」は体積弾性率を、「Qin」はライン圧油路124へのオイルの供給流量を、「Qout」はライン圧油路124からのオイルの流出流量を、「V」はライン圧油路124の容積をそれぞれ示す。
た後に回転速度Nepを第1目標回転速度Nep1まで下げる構成とすることができる。
短時間で生じる油圧サージに回転速度Nepの制御が間に合わなくなる事態が発生しないようにすることができる(請求項3に対応する効果)。
定値α未満になる時間を記憶するとともに、記憶された時間に基づき設定時間Tsを設定する構成とすることができる。
応じて、時間の記憶を行う構成とすることができる。
3 バリエータ
10 第1オイルポンプ(電動オイルポンプ)
11 第2オイルポンプ
12 油圧制御回路
13 コントローラ(制御部)
15 自動変速機
Claims (6)
- 電動オイルポンプを備える自動変速機の制御装置であって、
前記自動変速機における油圧の指示圧の上昇指示後において、前記油圧の実圧が前記指示圧に到達する前に前記電動オイルポンプの回転速度を設定値よりも高い値まで上昇させた後に、前記電動オイルポンプの回転速度を前記設定値まで下げる制御部、
を有することを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 請求項1に記載の自動変速機の制御装置であって、
前記制御部は、前記実圧と前記指示圧との差の大きさが所定値未満になると前記電動オイルポンプの回転速度を前記設定値まで下げる、
ことを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 請求項1又は2に記載の自動変速機の制御装置であって、
前記制御部は、前記指示圧の上昇指示をしてから設定時間が経過した後に前記電動オイルポンプの回転速度を前記設定値まで下げる、
ことを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 請求項3に記載の自動変速機の制御装置であって、
前記制御部は、前記指示圧の上昇指示をしてから前記実圧と前記指示圧の差の大きさが前記所定値未満になる時間を記憶するとともに、記憶された前記時間に基づき前記設定時間を設定する、
ことを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 請求項4に記載の自動変速機の制御装置であって、
前記制御部は、前記自動変速機を備える車両の駆動源の運転状態、前記自動変速機の油温、前記指示圧が上昇指示された際の初期値、又は前記指示圧が上昇指示された際の到達値に応じて、前記時間の記憶を行う、
ことを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 電動オイルポンプを備える自動変速機の制御方法であって、
前記自動変速機における油圧の指示圧の上昇指示後において、前記油圧の実圧が前記指示圧に到達する前に前記電動オイルポンプの回転速度を設定値よりも高い値まで上昇させることと、
前記電動オイルポンプの回転速度を前記設定値よりも高い値まで上昇させた後、前記電動オイルポンプの回転速度を前記設定値まで下げること、
を含むことを特徴とする自動変速機の制御方法。
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