JP2017070369A - ピアス状イヤリングの装着具 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、本件出願人も以上の従来のイヤリングに優るピアス状イヤリングを提案するとともに、同イヤリングを装着する道具を提案した(特許文献4)。
弾性線材からなり、両端間に所定の隔たりを保つように曲げられた連結部と、
前記素材と同一又は異なる素材からなり、前記連結部よりも幅広で、主面が対向し合うように連結部の両端に各々設けられた一対の耳当て部と
を備える。
超弾性とは、0.5%を超える大きな歪みで変形しても変形力を除くと元の形状に戻る性質をいい、金属線材の場合、一般的にはヤング率40〜90GPa、弾性変形能2.0〜7%の性質を有するものである。所定の隔たりは、イヤリングを身につける人の耳たぶの厚さによって異なり、一般的には耳たぶの最大厚さの30〜50%である。
連結部が超弾性を有する素材からなるときは、挟む力が低下しにくい。超弾性を有する前記素材がTi−Ni形状記憶合金からなるときは、マルテンサイト変態開始温度(Ms点)より低い温度で連結部の両端間隔を自由に調整することができてよい。
また、超弾性を有する前記素材が体心立方構造を有してゴムメタル(登録商標)と称されるβ型チタン合金からなるときは、寒冷地で着用していても耳たぶを挟む力が低下しない点でよい。
前記一対の耳当て部は、好ましくは互いに対向する内面にシリコンゴム、ウレタンゴム等のゴム、スポンジ、繊維塊などからなる中実の緩衝部を有する。イヤリングを装着する際に耳たぶに対して柔らかに当たるし、また、装着中にイヤリングに不測の衝撃が加わってもある程度吸収して怪我を防止するからである。更にまた、耳たぶとの間の摩擦力が増して脱落を防止するからである。緩衝部を有するときは、前記所定の隔たりは、緩衝部同士の間隔を指す。
中間部又は後端縁に支点軸を有し、前端縁が支点軸を中心として開閉可能なように支点軸にて互いに結合された一対のレバーを備え、これらのレバーが前端縁またはその近傍に耳たぶを導入可能な導入部を有し、前端縁もしくはそれと支点軸との間であって導入部と異なる位置に一対の突起を有し、突起が前記連結部に挿入可能であって、前端縁が開いた状態にあるとき突起の外面間隔が導入部の内面間隔よりも小さいことを特徴とする。
この実施形態のイヤリング1は、図1に示すように正面視でU字形の連結部2と、連結部の両端に各々固定された円盤状の耳当て部3、3と、飾り4、4とを備える。
連結部2は、直径0.5mmの高強度ピアノ線を両端間隔が耳たぶの厚さ程度、例えば5mm〜6mmのU字形に曲げ加工したものである。U字の両端と底との距離は、U字の底が耳たぶを押し上げることなくU字の両端が耳たぶの薄肉部分に当たる程度、例えば10mm前後であってよい。
この実施形態では、図17に示すように、軸受け部6a、7aの両側6c、6d、7c、7dが、レバー6、7の主面方向に1.5〜2.5mm凹んでいる。従って、イヤリング1が軸受け部6a、7aだけでなく、その両側に当たって装着具5から脱落したり損傷したりすることも無い。
この実施形態の装着具15は、図18及び19に示すように、V字状をなす一対のレバー16、17と、レバー16、17の対向し合う内面に跨がって取り付けられた金属製鎖からなるストッパー23とを備える。そして、V字の上端において突起19、20がV字のほぼ延長方向に突出し、突起19、20の近くに導入部21、22が形成されている。導入部21、22は、突起19、20の突出方向とほぼ直交するがやや互いに拡がる方向に延びている。突起19、20は、実施形態1と同じくストレート部と、ストレート部に連なるテーパー部とを有する。そして、V字の下端を支点軸とし、V字の上端がレバー16、17の弾性変形によって開閉するとともに、開きの程度がストッパー23にて制限されている。従って、装着具15は、突起19、20、導入部21、22及びストッパー23を除けば公知のピンセットと同様の形状をなす。
なお、このピンセット近似の装着具15において、実施形態1と同様にレバー16、17の前端縁を導入部とし、突起19、20に代えて実施形態1と同様に前端縁と支点軸との間に支点軸と平行に延びる突起を設けても良い。
この実施形態の装着具25は、図20及び21に示すように、V字状部と、V字の上端から各々延びて互いに交差し続いてV字の下端から遠ざかる方向に延びるL字対部とを有する一対のレバー26、27を備える。そして、L字の上端において突起29、30がL字のほぼ延長方向に突出し、突起29、30の近くに導入部31、32が形成されている。導入部31、32は、突起29、30の突出方向とほぼ直交するがやや互いに拡がる方向に延びている。突起29、30は、実施形態1と同じくストレート部と、ストレート部に連なるテーパー部とを有する。そして、V字の下端を支点軸とし、L字対部の先端がV字の弾性変形によって開閉する。従って、装着具25は、突起29、30及び導入部31、32を除けば公知の逆作動ピンセットと同様の形状をなす。
なお、このピンセット近似の装着具25において、実施形態1と同様にレバー26、27の前端縁を導入部とし、突起29、30に代えてL字の中間位置に支点軸と平行に延びる突起を設けても良い。
2 連結部
3 耳当て部
4 飾り
5、15、25 装着具
6、7、16、17、26、27 レバー
8 回転軸
9、10、19、20、29、30 突起
Claims (11)
- 弾性線材からなり両端間に所定の隔たりを保つように曲げられた連結部と、前記連結部よりも幅広で、主面が対向し合うように連結部の両端に各々設けられた一対の耳当て部とを備えるピアス状イヤリングを耳たぶに装着するための道具であって、
中間部又は後端縁に支点軸を有し、前端縁が支点軸を中心として開閉可能なように支点軸にて互いに結合された一対のレバーを備え、これらのレバーが前端縁またはその近傍に耳たぶを導入可能な導入部を有し、前端縁もしくはそれと支点軸との間であって導入部と異なる位置に一対の突起を有し、突起が前記連結部に挿入可能であって、前端縁が開いた状態にあるとき突起の外面間隔が導入部の内面間隔よりも小さいことを特徴とするピアス状イヤリング装着具。 - 前記突起がストレート部とそのストレート部の前記導入部から遠い側に連なるテーパー部とを有し、ストレート部の外側の面は前記レバーの外側の主面と面一に設けられ、テーパー部の外側の面はストレート部から遠ざかるにつれて内側に向かっている、請求項1に記載の装着具。
- 前記前端縁が前記導入部を兼ねており、前記突起が前端縁と支点軸との間の互いに対向する位置で支点軸と平行に延びている、請求項1又は2に記載の装着具。
- 前記突起が前記前端縁に設けられ、前記導入部が前端縁付近において前記突起と直交する方向に突出しているとともに、前端縁から遠ざかるに伴って導入部の間隔が拡がっている、請求項1又は2に記載の装着具。
- 前記突起が、突出方向と直交する断面において、前記テーパー部の外側の面が傾斜している以外は対向し合う面が平行な五角形をなす、請求項2〜4のいずれかに記載の装着具。
- 前記一対のレバーが各々前部と後部とを有し、後端縁が閉じる又は開くときに前端縁が開く又は閉じるように前部と後部との間で前記支点軸を介して結合されている、請求項1〜5のいずれかに記載の装着具。
- 前記各レバーが軸受け部を支点軸方向の両端縁に有し、それらの軸受け部のうち前記突起を有する側の端縁に位置する軸受け部は、前記突起の開始点よりも支点軸方向に突出していない、請求項6に記載の装着具。
- 更に、前記レバーの端縁のうち前記軸受け部に隣接する部分が、前記突起の開始点よりも支点軸方向に凹んでいる、請求項7に記載の装着具。
- 前記一対のレバーがV字状をなし、V字の上端を前記前端縁、下端を前記支点軸とし、前端縁がV字の弾性変形によって開閉するとともに、V字の開き程度を制限するストッパーを備える、請求項1〜5のいずれかに記載の装着具。
- 前記ストッパーが、前記一対のレバーの対向し合う内面に跨がって取り付けられた鎖又は紐である、請求項9に記載の装着具。
- 前記一対のレバーがV字状部と、V字の上端から各々延びて互いに交差し続いてV字の下端から遠ざかる方向に延びるL字対部とを有し、L字対部の先端を前記前端縁、V字の下端を前記支点軸とし、前端縁がV字の弾性変形によって開閉する、請求項1〜5のいずれかに記載の装着具。
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WO2019175938A1 (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 株式会社ジュエリー京都 | サイズ変更可能なイヤリング |
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2015
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