JP2017068528A - 電子レシートシステム、電子レシート管理サーバ、装置、方法およびプログラム - Google Patents

電子レシートシステム、電子レシート管理サーバ、装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品ごとに電子レシートおよび紙レシートのどちらを出力するか判定可能な電子レシートシステム、電子レシート管理サーバ、装置、方法およびプログラムを提供する【解決手段】本発明の一実施形態に係る電子レシートシステム10は、取引に含まれる各商品の情報に基づいて紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、判定部により紙レシートが必要であると判定される場合に、紙レシートを出力する紙レシート出力部と、判定部により紙レシートが必要でないと判定される場合に、電子レシートを出力する電子レシート出力部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電子レシートを出力するシステム、電子レシート管理サーバ、装置、方法およびプログラムに関する。
近年、商品(サービスを含む)を取引する際に、紙媒体のレシート(以下、紙レシートという)に代えて又は加えて、電子データのレシート(以下、電子レシートという)を出力するシステムが開発されている。電子レシートは、紙資源を必要とせず、また容易に管理や集計を行うことができるという利点がある。顧客によって電子レシートおよび紙レシートのどちらを希望するかが異なるため、レシート出力の際に電子レシート又は紙レシートのどちらを出力するかを選択できることが望ましい。
特許文献1に記載のシステムは、取引の相手が予め設定した店舗である場合に、又は会計の合計金額が予め設定した金額以上の場合に紙レシートを出力し、そうでない場合に電子レシートを出力する。該システムにおいて、顧客は予め自身の携帯端末に設定を行うことによって、店舗ごと又は合計金額ごとに電子レシート又は紙レシートのどちらを受け取るかを選択することができる。これにより、顧客が取引の度に店員に対して紙レシートの要否を申告する手間を省略することができる。
特開2009−42931号公報
ところで、日本において確定申告の際に医療費控除の申請を行う場合に、紙レシートが必要となる。例えば医療や医薬品等の特定の種類の商品は、医療費控除の対象である。このような商品を含む取引に対して一旦電子レシートを出力した場合には、申請のために紙レシートが必要となり、改めて店舗において電子レシートに基づいて紙レシートを出力してもらう必要がある。そのため、顧客と店員の双方に大きな手間が掛かる。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、顧客が予め設定した店舗および合計金額に基づいて紙レシートの要否を判定することはできるが、商品ごとに紙レシートの要否を判定することはできない。
本発明は、上述の問題に鑑みて行われたものであって、商品ごとに電子レシートおよび紙レシートのどちらを出力するか判定可能な電子レシートシステム、装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力可能な電子レシートシステムであって、前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する電子レシート出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様は、取引の内容を含む印刷物である紙レシートを出力する紙レシート出力部、および前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部を有する電子レシートシステムに含まれる装置であって、前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に前記紙レシート出力部に前記紙レシートを出力させるデータを送信し、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に前記電子レシート出力部に前記電子レシートを出力させるデータを送信する通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部、および前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記取引の内容を含む印刷物である紙レシートの印刷の要否を判定する判定部を有する電子レシートシステムにおいて店舗に設置される装置であって、前記情報を前記判定部に送信し、前記判定部から判定の結果を受信する通信部と、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、電子レシート管理サーバであって、取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記取引の内容を含む印刷物である紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートの印刷を行わせるための印刷指示を店舗端末に送信する通信部と、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記取引の内容を含む電子データである電子レシートの出力を行う電子レシート出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するための方法であって、前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するためのプログラムであって、コンピュータに、前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明に係る電子レシートシステム、電子レシート管理サーバ、装置、方法およびプログラムによれば、商品ごとに電子レシートおよび紙レシートのどちらを出力するか判定することができる。
第1の実施形態に係る電子レシートシステムの模式図である。 第1の実施形態に係る電子レシート管理サーバおよびPOS端末の概略構成図である。 第1の実施形態に係る携帯端末の概略構成図である。 第1の実施形態に係る電子レシートおよび紙レシートの前面図である。 第1の実施形態に係る印刷対象データベースに含まれる例示的なテーブルを示す図である。 第1の実施形態に係る電子レシート出力処理のフローチャートを示す図である。 第1の実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る電子レシート管理サーバの概略構成図である。 第1の実施形態に係るPOS端末の概略構成図である。 第2の実施形態に係る電子レシート出力処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。 第3の実施形態に係る携帯端末の前面図である。 第3の実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。 第3の実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電子レシートシステム10の模式図である。本実施形態において、電子レシートシステム10は、POS(Point Of Sale)システム(販売時点情報管理システム)の一部として構成される。電子レシートシステム10は、電子レシートの管理を行う電子レシート管理サーバ100と、商品情報の読取および会計を行うPOS端末200と、電子レシートの表示を行う携帯端末300とを備える。電子レシート管理サーバ100、POS端末200および携帯端末300は、インターネット等のネットワーク400を介して、有線接続又は無線接続によって接続される。電子レシートシステム10は、その他のサーバ、端末等の機器を含んでよい。
電子レシート管理サーバ100は、POS端末200から送信された商品情報に基づいて電子レシートを作成および記録するサーバである。POS端末200は、店舗に設置され、商品情報の読み取りおよび会計を行う店舗端末である。携帯端末300は、顧客に持ち運ばれ、電子レシート管理サーバ100から電子レシートを取得する機能を有する端末である。
図2は、本実施形態に係る電子レシート管理サーバ100およびPOS端末200の概略構成図である。電子レシート管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、記憶装置130と、通信インターフェース140とを備える。電子レシート管理サーバ100は、図2に示す構成に限定されず、ディスプレイや入力装置をさらに備えてよい。電子レシート管理サーバ100は独立したサーバでよく、又はPOSサーバのような他のサーバと一体に構成されてよい。
通信インターフェース140は、データの送受信を行う通信部であり、有線通信および無線通信の少なくとも一方の通信方式を実行可能に構成される。通信インターフェース140は、該通信方式に必要なプロセッサ、電気回路、アンテナ、接続端子等を含む。通信インターフェース140は、CPU110からの信号に従って、該通信方式を用いてネットワーク400に接続され、通信を行う。
記憶装置130は、電子レシート管理サーバ100が実行するプログラムや、プログラムによる処理結果のデータ等を記憶する。記憶装置130は、読み取り専用のROM(Read Only Memory)や、読み書き可能のハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等を含む。また、記憶装置130は、CD−ROM等のコンピュータ読取可能な可搬記憶媒体を含んでもよい。メモリ120は、CPU110が処理中のデータや記憶装置130から読み出されたデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を含む。
CPU110は、処理に用いる一時的なデータをメモリ120に一時的に記録し、記憶装置130に記録されたプログラムを読み出し、該プログラムに従って該一時的なデータに対して種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するプロセッサである。また、CPU110は、記憶装置130に処理結果のデータを記録し、また通信インターフェース140を介して処理結果のデータを外部に送信する。
POS端末200は、CPU210と、メモリ220と、記憶装置230と、通信インターフェース240とを備える。さらに、POS端末200は、ディスプレイ250と、入力装置260と、商品情報読取部270と、プリンタ280と、非接触IC(Integrated Circuit)通信部290とを備える。POS端末200は、図2に示す構成に限定されず、商品に付されたバーコード等の情報を読み取るための商品情報読取装置や、会計の際に入出金を行うための入出金装置をさらに備えてよい。
通信インターフェース240は、データの送受信を行う通信部であり、有線通信および無線通信の少なくとも一方の通信方式を実行可能に構成される。通信インターフェース240は、該通信方式に必要なプロセッサ、電気回路、アンテナ、接続端子等を含む。通信インターフェース240は、CPU210からの信号に従って、該通信方式を用いてネットワーク400に接続され、通信を行う。
記憶装置230は、POS端末200が実行するプログラムや、プログラムによる処理結果のデータ等を記憶する。記憶装置230は、読み取り専用のROMや、読み書き可能のハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等を含む。また、記憶装置230は、CD−ROM等のコンピュータ読取可能な可搬記憶媒体を含んでもよい。メモリ220は、CPU210が処理中のデータや記憶装置230から読み出されたデータを一時的に記憶するRAM等を含む。
CPU210は、処理に用いる一時的なデータをメモリ220に一時的に記録し、記憶装置230に記録されたプログラムを読み出し、該プログラムに従って該一時的なデータに対して種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するプロセッサである。また、CPU210は、記憶装置230に処理結果のデータを記録し、また通信インターフェース240を介して処理結果のデータを外部に送信する。
ディスプレイ250は、店員又は顧客に対して情報を表示する表示部である。ディスプレイ250として、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の任意の表示装置を用いてよい。ディスプレイ250は、CPU210からの信号に従って、商品名、合計金額等の所定の情報を表示する。入力装置260は、合計や入出金の実行を指示するキーボード等を含み、店員からの入力を受け付け、入力された内容を信号としてCPU210に送信する。
商品情報読取部270は、商品情報を読み取る読取部であり、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等の任意の撮像装置を含む。本実施形態において、商品情報は商品の識別子(例えばJANコード)を含み、バーコードを用いて表される。商品情報読取部270は、POS端末200とは別の端末として設けられてよい。その場合には、該別の端末は、商品情報読取部270により商品情報を読み取り、該商品情報をPOS端末200に送信する。
プリンタ280は、CPU210からの信号に従って、紙レシート、領収書、クーポン券等を印刷する。プリンタ280としては、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等の任意の印刷装置を用いてよい。
非接触IC通信部290は、携帯端末300と通信を行うための通信部である。本実施形態において、非接触IC通信部290はNFCを用いて通信を行うように構成されており、信号や電力の授受を行うアンテナ、および通信を制御する電気回路を含む。非接触IC通信部290が実行する通信方式として、店舗に設置されたPOS端末200と顧客の有する携帯端末300とが通信可能な任意の方式を用いてよい。例えば非接触IC通信の代わりに、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を用いてもよい。
図3は、本実施形態に係る携帯端末300の概略構成図である。携帯端末300は、CPU310と、メモリ320と、記憶装置330と、移動体通信部340とを備える。さらに、携帯端末300は、ディスプレイ350と、入力装置360と、非接触IC通信部370とを備える。携帯端末300は、図3に示す構成に限定されず、さらにマイクやスピーカを備えてよい。
移動体通信部340は、データの送受信を行う通信部であり、移動体通信を実行可能に構成される。移動体通信部340は、移動体通信に必要なプロセッサ、電気回路、アンテナ等を含む。移動体通信部340は、CPU310からの信号に従って、移動体通信を用いてネットワーク400に接続され、通信を行う。携帯端末300は、移動体通信の代わりに又は加えて、無線LAN等の無線通信によってネットワーク400に接続され、通信を行ってもよい。
記憶装置330は、携帯端末300が実行するプログラムや、プログラムによる処理結果のデータ等を記憶する。記憶装置330は、読み取り専用のROMや、読み書き可能のハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等を含む。また、記憶装置330は、CD−ROM等のコンピュータ読取可能な可搬記憶媒体を含んでもよい。メモリ320は、CPU310が処理中のデータや記憶装置330から読み出されたデータを一時的に記憶するRAM等を含む。
CPU310は、処理に用いる一時的なデータをメモリ320に一時的に記録し、記憶装置330に記録されたプログラムを読み出し、該プログラムに従って該一時的なデータに対して種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するプロセッサである。また、CPU310は、記憶装置330に処理結果のデータを記録し、また移動体通信部340を介して処理結果のデータを外部に送信する。
ディスプレイ350は、ユーザ(顧客)に対して情報を表示する表示部である。ディスプレイ350として、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ等の任意の表示装置を用いてよい。ディスプレイ350は、CPU310からの信号に従って、電子レシート等の所定の情報を表示する。入力装置360は、ボタンやタッチパネル等を含み、ユーザからの入力を受け付け、入力された内容を信号としてCPU310に送信する。
非接触IC通信部370は、POS端末200と通信を行うための通信部である。非接触IC通信部370は、POS端末200の非接触IC通信部290と同じ通信方式を実行可能に構成される。
図4(a)は、本実施形態に係る電子レシートシステム10により出力される例示的な電子レシートAの前面図である。電子レシートAは、携帯端末300のディスプレイ350上に表示される。電子レシートAに表示される情報は、電子レシート管理サーバ100の記憶装置130に記録される。それぞれの電子レシートAは電子レシートの識別子又はユーザ(顧客)の識別子に関連付けられる。電子レシート管理サーバ100は、携帯端末300から電子レシートの識別子又はユーザの識別子を受信し、該識別子に基づいて電子レシートAに含まれる情報を記憶装置130から読み出して携帯端末300に送信する。
電子レシートAは、店舗名、商品名、価格、税額、合計金額等、取引に係る任意の種類の情報を含む。電子レシートAに含まれる情報の種類はユーザにより任意に選択されてよい。その場合には、電子レシート管理サーバ100は、携帯端末300からユーザによる選択を示すデータを受信し、該選択に従って携帯端末300に電子レシートの表示に必要な情報を含むデータを送信する。
図4(b)は、本実施形態に係る電子レシートシステム10により出力される例示的な紙レシートBの前面図である。紙レシートBは、POS端末200のプリンタ280により印刷される。紙レシートBに表示される情報は、POS端末200の記憶装置230に記録され、読み出される。紙レシートBは、店舗名、商品名、価格、税額、合計金額等、取引に係る任意の種類の情報を含む。紙レシートBに含まれる情報の種類は、予めPOS端末200に設定される。
本実施形態に係る電子レシートシステム10は、商品の会計の完了後にレシートを出力する際に、取引に所定の商品種別の商品が含まれている場合には紙レシートを印刷し、そうでない場合には電子レシートを出力する。図5(a)、5(b)は、各商品について紙レシートの印刷要否を決定するための印刷対象データベースに含まれる例示的なテーブルを示す図である。本実施形態において、印刷対象データベースは電子レシート管理サーバ100の記憶装置130に予め記録される。
図5(a)は、商品コードと商品種別とを関連付けて記録する商品種別テーブルCを示す。商品種別テーブルCは、商品コード欄C1と、商品名欄C2と、商品種別欄C3とを含む。商品コード欄C1には、商品に付される商品情報としての商品コードが記録される。商品コードとして、JANコード等の任意の識別子を用いてよい。商品名欄C2には、商品名が記録される。商品種別欄C3には、商品種別が記録される。商品種別テーブルCには、商品コード欄C1をキーとして、商品名欄C2および商品種別欄C3が関連付けられて記録される。そのため、指定された商品コードに基づいて、商品種別テーブルCから商品名および商品種別を一意に取得することができる。
図5(b)は、各商品種別が印刷対象であるか否かを記録する印刷対象テーブルDを示す。印刷対象テーブルDは、商品種別欄D1と、医療費控除対象欄D2と、免税対象欄D3とを含む。商品種別欄D1には、商品種別テーブルCの商品種別欄C3と共通の商品種別が記録される。医療費控除対象欄D2には、医療費控除の対象である商品種別の場合には「○」が記録され、そうでない場合には「×」が記録される。免税対象欄D3には、免税の対象である商品種別の場合には「○」が記録され、そうでない場合には「×」が記録される。印刷対象テーブルDには、商品種別欄D1をキーとして、医療費控除対象欄D2および免税対象欄D3が関連付けられて記録される。そのため、指定された商品種別に基づいて、印刷対象テーブルDから医療費控除対象の値および免税対象の値を一意に取得することができる。
本実施形態において、電子レシートシステム10は商品種別ごとに紙レシートを要するものであるか否かを判定するが、商品ごと(すなわち商品コードごと)に紙レシートを要するものであるか否かを判定してもよい。その場合には、印刷対象データベースは、商品コード欄C1に医療費控除対象欄D2および免税対象欄D3を直接関連付けて記録する。
図5(a)、5(b)には例示的なテーブル構成が示されているが、印刷対象データベースはこのテーブル構成に限定されない。例えば図5(a)および図5(b)のテーブルが結合されて1つのテーブルとして記録されてよく、又は各テーブルがさらに分割されて記録されてよい。また、例えば商品名および商品種別の欄は、その内容を示す文字列を直接記録せず、その代わりに該文字列に関連付けられたコード値を記録してよい。その場合には、商品名および商品種別の文字列が必要な時に、コード値に基づいて該文字列を取得する。
本実施形態に係る電子レシートシステム10は、医療費控除又は免税の対象であるか否かに基づいて、紙レシートの要否を判定する。すなわち、電子レシートシステム10は、取引に含まれる各商品の商品種別について、印刷対象データベースから商品種別が医療費控除又は免税の対象であるか否かを取得し、該取引に医療費控除又は免税の対象である商品種別の商品が少なくとも1個含まれる場合に、紙レシートが必要であることを判定する。一方、該取引に医療費控除又は免税の対象である商品種別の商品が含まれない場合に、電子レシートシステム10は紙レシートが必要でないこと(すなわち、電子レシートを出力すること)を判定する。
医療費控除の制度は、医療や医薬品に対して支払った金額を所得から控除するものであり、申請時に紙レシートを提出することが必要であることが想定される。また、免税の制度は、例えば買い物を行う際に特定の商品種別の商品(酒類を除く食料品)について消費税の全額または一部金額を後で還付するものが考えられ、申請時に紙レシートを提出することが必要であることが想定される。あるいは、免税の制度として、特定の商品種別の商品を購入した顧客から税金(所得税や住民税等)を控除するものが考えられ、やはり申請時に紙レシートを提出することが必要であることが想定される。本明細書で説明した医療費控除および免税の制度は、本発明を説明するための例示的なものであり、必ずしも現実の制度には対応しない。
例えば、医療や医薬品等の商品種別は医療費控除の対象であるため、印刷対象テーブルDの医療費控除対象欄D2に「○」が記録され、紙レシートの印刷対象として判定される。また、例えば、食料品等の商品種別は免税の対象であるため、印刷対象テーブルDの免税対象欄D3に「○」が記録され、紙レシートの印刷対象として判定される。このような医療費控除対象又は免税対象の商品種別の商品を含む取引については、顧客が電子レシートを希望している場合であっても紙レシートを印刷する。このような場合に、紙レシートに電子レシートではなく紙レシートが出力された理由がわかる情報(例えば「医療費控除対象品」、「免税対象品」といった文字列等)を印字してよい。また、紙レシートに、顧客が該紙レシートをどのように用いることができるのかを説明する文字列(例えば「還付金申請手続きは“URL“を参照ください」等)を印字してよい。また、紙レシートに、印刷対象と判定された商品について免税額(例えば消費税分)、還付額(例えば食料品の消費税分の一部)、控除額(例えば医療費控除対応の商品金額の全額又は一部金額)等を印字してよい。
以上のように、本実施形態に係る電子レシートシステム10は、医療費控除又は免税の対象である商品種別の商品が含まれる場合には、紙レシートを要すると判定し、顧客が電子レシートを希望する場合であっても紙レシートを印刷する。このような構成により、取引の中に紙レシートが必要となり得る商品が含まれることを顧客通知することができ、また後で申請のために紙レシートが必要になった場合に改めて来店して紙レシートを印刷する手間を削減することができる。
本実施形態では、印刷対象データベースにおいて、紙レシートの要否を判定するために医療費控除対象又は免税対象であるか否かを示す欄が設けられているが、それらに代えて直接的に紙レシートの要否を示す欄が設けられてもよい。すなわち、電子レシートシステム10は、取引に含まれる各商品の商品種別が印刷対象であるか否か、すなわち紙レシートを要するものであるか否かを判定できればよい。
図6は、本実施形態に係る電子レシート出力処理のフローチャートを示す図である。図7は、紙レシートの印刷が不要と判定される場合の本実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。図8は、紙レシートの印刷が必要と判定される場合の本実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。なお、本実施形態に係る電子レシート出力処理は、顧客が電子レシートの出力を希望していることを前提としている。顧客が紙レシートの出力を希望している場合には、図6のフローチャートに関わらず、紙レシートを印刷してよい。また、顧客が商品の種別によらず必ず電子レシートの出力を希望している場合には、図6のフローチャートに関わらず、電子レシートを印刷してよい。
電子レシート出力処理は、電子レシート管理サーバ100、POS端末200および携帯端末300により協同して行われる。電子レシート出力処理は、例えば店員がPOS端末200上で取引開始の操作を行うことによって開始される。
まず、POS端末200は、取引に含まれる全ての商品の商品情報を読み取るとともに(ステップS11)、携帯端末300からユーザ情報を読み取る(ステップS12)。ステップS11とステップS12とは任意の順序で行われてよく、あるいは並行して行われてよい。具体的には、ステップS11において、POS端末200の商品情報読取部270は、商品に付されたバーコードを読み取り、該バーコードから商品情報(JANコード等の商品の識別子)を取得し、記憶装置230に記録する。また、ステップS12において、携帯端末300の非接触IC通信部370は、POS端末200に携帯端末300を識別するためのユーザ情報(メールアドレスや会員番号等のユーザの識別子)を送信する。そしてPOS端末200の非接触IC通信部290は、携帯端末300から送信されたユーザ情報を取得し、記憶装置230に記録する。
ステップS11の商品情報の取得およびステップS12のユーザ情報の取得が終了した後に、店員は顧客から金を受け取り、POS端末200上で会計を実行する操作を行う(ステップS13)。ステップS13の会計の完了後、POS端末200は、電子レシート管理サーバ100に、取引に含まれる全ての商品の商品情報を含むデータを送信するとともに(ステップS14)、紙レシートの印刷の要否を問い合わせるデータを送信する(ステップS15)。
電子レシート管理サーバ100は、POS端末200から受信した商品情報に基づいて、取引に含まれる各商品について紙レシートの印刷対象か否かを判定する(ステップS16)。ステップS16において取引に含まれる全ての商品が印刷対象でないと判定された場合に(ステップS17のNO)、電子レシート管理サーバ100はPOS端末200に印刷を要しないことを示すデータを送信する(ステップS18)。
電子レシート管理サーバ100は、ステップS14でPOS端末200から受信した商品情報に基づいて、電子レシートのデータ(又は電子レシートの元となるデータ)を記憶装置130に登録する(ステップS19)。最後に電子レシート管理サーバ100は、通信インターフェース140を介して電子レシート情報(電子レシートの識別子)をPOS端末200に送信し、さらにPOS端末200は非接触IC通信部290を介して該電子レシート情報を携帯端末300に送信する(ステップS20)。電子レシート管理サーバ100は、POS端末200を介さず、ネットワーク400を介して携帯端末300に直接電子レシート情報を送信してもよい。
本実施形態では携帯端末300に電子レシートの識別子が記録され、電子レシートを表示する際に携帯端末300は電子レシートの識別子を電子レシート管理サーバ100に送信する。そして、電子レシート管理サーバ100は携帯端末300から受信した電子レシートの識別子に基づいて記憶装置130から電子レシートのデータを読み出し、該識別子に関連付けられた電子レシートを携帯端末300に送信する。別の方法としては、携帯端末300はユーザ(顧客)の識別子を電子レシート管理サーバ100に送信する。そして、電子レシート管理サーバ100は携帯端末300から受信したユーザの識別子に基づいて記憶装置130から電子レシートのデータを読み出し、該識別子に関連付けられた電子レシートを携帯端末300に送信する。
ステップS16において取引の中に印刷対象と判定された商品が含まれる場合に(ステップS17のYES)、電子レシート管理サーバ100はPOS端末200に印刷を要することを示すデータを送信する(ステップS21)。最後にPOS端末200は、ステップS11で取得した商品情報に基づいて、プリンタ280を用いて紙レシートを印刷する(ステップS22)。
本実施形態において電子レシート管理サーバ100のCPU110は、図6〜8に示す処理のプログラムを実行することにより、各商品について紙レシート要否を判定する判定部として機能するとともに、電子レシートを出力する電子レシート出力部として機能する。また、POS端末200のCPU210は、図6〜8に示す処理のプログラムを実行することにより、プリンタ280から紙レシートを出力する紙レシート出力部として機能する。各処理をどの装置で行うかは本発明において本質的ではなく、取引に含まれる各商品についてその商品情報に基づいて紙レシートの印刷の要否を判定し、該判定の結果に基づいて紙レシート又は電子レシートの出力を切り替えることができれば、どの装置でどの処理を行うかを任意に変更可能である。
本実施形態に係る電子レシートシステム10は、取引に含まれる商品ごとに紙レシートの印刷の要否を判定し、紙レシートが必要な場合には紙レシートを印刷し、そうでない場合には電子レシートを出力する。そのため、顧客は取引に紙レシートが必要となり得る商品が含まれることを容易に知ることができる。また、一旦電子レシートを出力してしまった後に医療費控除や免税の申請等のために改めて紙レシートを印刷する手間を削減することができる。
図9は、電子レシート管理サーバ100の概略構成図である。図9には、電子レシート管理サーバ100が紙レシートの印刷の要否を判定する装置として機能するための構成例が示されている。電子レシート管理サーバ100は、取引に含まれる各商品の情報に基づいて紙レシートの印刷の要否を判定する判定部としてのCPU110と、判定部により紙レシートが必要であると判定される場合に紙レシート出力部に紙レシートを出力させ、判定部により紙レシートが必要でないと判定される場合に電子レシート出力部に電子レシートを出力させるデータを送信する通信部としての通信インターフェース140とを備える。また、CPU110は、判定部により紙レシートが必要でないと判定される場合に、取引の内容を含む電子データである電子レシートの出力を行う電子レシート出力部としても機能する。また、携帯端末300が紙レシートの印刷の要否を判定する装置として機能してもよい。その場合には、携帯端末300のCPU310が判定部であり、移動体通信部340が通信部である。
図10は、POS端末200の概略構成図である。図10には、POS端末200が商品の情報に基づく判定結果に従って紙レシートを出力する装置として機能するための構成例が示されている。POS端末200は、取引に含まれる各商品の情報を紙レシートの印刷の要否を判定する判定部に送信し、判定部から判定の結果を受信する通信部としての通信インターフェース240と、判定部により紙レシートが必要であると判定される場合に紙レシートを出力する紙レシート出力部としてのプリンタ280と、を備える。
(第2の実施形態)
第1の実施形態に係る電子レシート出力処理は、紙レシートの印刷を要する商品が取引の中に1個でも含まれている場合に、該取引に含まれる全ての商品の紙レシートを印刷する。それに対して、本実施形態に係る電子レシート出力処理は、紙レシートの印刷を要する商品については紙レシートを印刷し、紙レシートの印刷を要しない商品については紙レシートを出力する。本実施形態は、第1の実施形態と同様の電子レシートシステム10を用いる。以下では、第1の実施形態と異なる処理の部分を説明する。
図11は、本実施形態に係る電子レシート出力処理のフローチャートを示す図である。図12は、本実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。ステップS11〜S16は、第1の実施形態と同様である。
ステップS16において取引に含まれる各商品について紙レシートの印刷対象か否かを判定した後、電子レシート管理サーバ100は紙レシートの印刷対象である商品のリストと、印刷対象でない商品のリストとを作成する。
電子レシート管理サーバ100は、紙レシートの印刷対象でない商品について、ステップS14でPOS端末200から受信した商品情報に基づいて、電子レシートのデータ(又は電子レシートの元となるデータ)を記憶装置130に登録する(ステップS23)。そして、電子レシート管理サーバ100は、通信インターフェース140を介して電子レシート情報(電子レシートの識別子)をPOS端末200に送信し、さらにPOS端末200は非接触IC通信部290を介して該電子レシート情報を携帯端末300に送信する(ステップS24)。電子レシート管理サーバ100は、POS端末200を介さず、ネットワーク400を介して携帯端末300に直接電子レシート情報を送信してもよい。
電子レシート管理サーバ100は、紙レシートの印刷対象である商品のリストを示すデータを、POS端末200に送信する(ステップS25)。POS端末200は、紙レシートの印刷対象である商品について、ステップS11で取得した商品情報に基づいて、プリンタ280を用いて紙レシートを印刷する(ステップS26)。ステップS23〜S24とステップS25〜26とは任意の順序で行われてよく、あるいは並行して行われてよい。
本実施形態に係る電子レシートシステム10は、商品ごとに紙レシート又は電子レシートのどちらに出力するかを切り替えることができる。このような構成により、紙レシートが必要となり得る商品のみを紙レシートとして出力できるため、紙レシートが不要な商品が紙レシートとして出力されることを抑えることができる。また、本実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
(第3の実施形態)
第1の実施形態に係る電子レシート出力処理では、電子レシート管理サーバ100において印刷対象の判定が行われる。それに対して、本実施形態に係る電子レシート出力処理では、携帯端末300において印刷対象の判定が行われる。すなわち、第1の実施形態とは異なり、本実施形態では携帯端末300のCPU310は、図14〜15に示す処理のプログラムを実行することにより、各商品について紙レシート要否を判定する判定部として機能する。一方、第1の実施形態と同様に、電子レシート管理サーバ100のCPU110は、図14〜15に示す処理のプログラムを実行することにより、電子レシートを出力する電子レシート出力部として機能し、POS端末200のCPU210は、図14〜15に示す処理のプログラムを実行することにより、プリンタ280に紙レシートを出力させる紙レシート出力部として機能する。本実施形態は、第1の実施形態と同様の電子レシートシステム10を用いる。以下では、第1の実施形態と異なる部分を説明する。
本実施形態において、各商品種別について紙レシートの印刷要否を決定するための印刷対象データベースは、ユーザ(顧客)によって任意に設定可能である。図13は、印刷対象データベースの設定画面Eを表示している携帯端末300の前面図である。設定画面Eは、携帯端末300のディスプレイ350上に表示される。ディスプレイ350はタッチパネルとして構成されており、タッチ操作によって各欄を設定することができる。
設定画面Eは、商品種別欄E1と、紙レシート要否欄E2と、金額条件欄E3とを含む。商品種別欄E1には、各商品種別が表示される。紙レシート要否欄E2には、「要」又は「不要」を指定するための選択ボックスが表示される。金額条件欄E3には、紙レシート要否欄E2で「要」が選択されている場合に、金額を指定するための選択ボックスが表示される。携帯端末300は、設定画面E内の指定内容を随時取得し、印刷対象データベースとして記憶装置330に記録する。
携帯端末300は、取引に含まれる各商品の商品種別について紙レシート要否欄E2に「要」が指定され、かつ該商品の金額が紙レシート要否欄E2に指定された金額以上の場合には、該商品が紙レシートの印刷対象であることを判定する。そうでない場合には、携帯端末300は該商品が紙レシートの印刷対象でないことを判定する。このような構成により、例えば紙レシートが必要な商品種別であっても少額であれば紙レシートが不要であるというように、より細かくユーザの希望を印刷対象の判定に反映することができる。
各商品種別について、店舗(店名)ごとの紙レシート要否欄を設けてもよい。これにより、ある店舗ではある商品種別について紙レシートを印刷し、別の店舗では該商品種別について紙レシートを印刷しないように設定を行うことができる。
本実施形態に係る電子レシート出力処理の全体の処理は図6のフローチャートと同様である。そのため、本実施形態ではシーケンス図のみを示す。図14は、紙レシートの印刷が不要と判定される場合の本実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。図15は、紙レシートの印刷が必要と判定される場合の本実施形態に係る電子レシート出力処理のシーケンス図である。
ステップS11〜S13は、第1の実施形態と同様である。ステップS13の会計の完了後、POS端末200は、携帯端末300に、取引に含まれる全ての商品の商品情報を含むデータを送信する(ステップS14)。そして、POS端末200は、携帯端末300に紙レシートの印刷の要否を問い合わせるデータを送信する(ステップS15)。
携帯端末300は、POS端末200から受信した商品情報に基づいて、取引に含まれる各商品について紙レシートの印刷対象か否かを判定する(ステップS16)。ステップS16において取引に含まる全ての商品が印刷対象でないと判定された場合に(ステップS17のNO)、携帯端末300はPOS端末200に印刷を要しないことを示すデータを送信する(ステップS18)。POS端末200は、電子レシート管理サーバ100に、取引に含まれる全ての商品の商品情報を含むデータを送信する(ステップS14’)。
電子レシート管理サーバ100は、ステップS14’においてPOS端末200から受信した商品情報に基づいて、電子レシートのデータ(又は電子レシートの元となるデータ)を記憶装置130に登録する(ステップS19)。最後に電子レシート管理サーバ100は、通信インターフェース140を介して電子レシート情報(電子レシートの識別子)をPOS端末200に送信し、さらにPOS端末200は非接触IC通信部290を介して該電子レシート情報を携帯端末300に送信する(ステップS20)。電子レシート管理サーバ100は、POS端末200を介さず、ネットワーク400を介して携帯端末300に直接電子レシート情報を送信してもよい。
ステップS16において取引の中に印刷対象と判定された商品が含まれる場合に(ステップS17のYES)、携帯端末300はPOS端末200に印刷を要することを示すデータを送信する(ステップS21)。最後にPOS端末200は、ステップS11で取得した商品情報に基づいて、プリンタ280を用いて紙レシートを印刷する(ステップS22)。
本実施形態に係る電子レシートシステム10は、ユーザにより商品種別ごとに紙レシートの要否を設定することができるため、各ユーザの希望に従って紙レシートの印刷対象の判定をすることができる。また、本実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
本実施形態においても、第2の実施形態のように、紙レシートの印刷対象である商品について紙レシートを出力し、そうでない商品について電子レシートを出力してよい。
第1の実施形態および第3の実施形態を組み合わせることによって、電子レシート管理サーバ100と携帯端末300との両方で印刷対象の判定が行われてもよい。その場合には、POS端末200から電子レシート管理サーバ100と携帯端末300との両方に商品情報が送られ、電子レシート管理サーバ100および携帯端末300が各商品について印刷対象の判定を行う。そして、電子レシート管理サーバ100および携帯端末300の少なくとも一方が印刷対象であると判定した商品については、POS端末200は紙レシートを印刷する。あるいは、電子レシート管理サーバ100および携帯端末300のどちらか一方の判定を優先して用いてもよい。例えば携帯端末300における判定を優先する場合には、電子レシート管理サーバ100が印刷対象であると判定し、かつ携帯端末300が印刷対象でないと判定した商品については、POS端末200は紙レシートの印刷を行わない。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラム(例えば、図6および9に示す処理を電子レシート管理サーバ100、POS端末200および携帯端末300に実行させるプログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータである受信局において実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力可能な電子レシートシステムであって、
前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する電子レシート出力部と、
を備えることを特徴とする電子レシートシステム。
(付記2)
前記情報は前記各商品の種別であり、
前記判定部は、前記種別が所定の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定する
ことを特徴とする付記1に記載の電子レシートシステム。
(付記3)
前記判定部は、前記種別が医療費控除の対象の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定することを特徴とする付記2に記載の電子レシートシステム。
(付記4)
前記判定部は、前記種別が免税の対象の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定することを特徴とする付記2に記載の電子レシートシステム。
(付記5)
前記紙レシート出力部は、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品が前記取引に含まれる場合に前記紙レシートを出力し、
前記電子レシート出力部は、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品が前記取引に含まれない場合に前記電子レシートを出力する
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一項に記載の電子レシートシステム。
(付記6)
前記紙レシート出力部は、前記取引に含まれる商品のうち、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品について前記紙レシートを出力し、
前記電子レシート出力部は、前記取引に含まれる商品のうち、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品について前記電子レシートを出力する
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一項に記載の電子レシートシステム。
(付記7)
取引の内容を含む印刷物である紙レシートを出力する紙レシート出力部、および前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部を有する電子レシートシステムに含まれる装置であって、
前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に前記紙レシート出力部に前記紙レシートを出力させるデータを送信し、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシート出力部に前記電子レシートを出力させるデータを送信する通信部と、
を備えることを特徴とする装置。
(付記8)
取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部、および前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて紙レシートの印刷の要否を判定する判定部を有する電子レシートシステムにおいて店舗に設置される装置であって、
前記情報を前記判定部に送信し、前記判定部から判定の結果を受信する通信部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
を備えることを特徴とする装置。
(付記9)
取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記取引の内容を含む印刷物である紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートの印刷を行わせるための印刷指示を店舗端末に送信する通信部と、
前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部と、
を備えることを特徴とする電子レシート管理サーバ。
(付記10)
付記9に記載の電子レシート管理サーバと通信可能な店舗端末であって、
前記情報を前記電子レシート管理サーバに送信し、前記電子レシート管理サーバから前記印刷指示を受信する通信部と、
前記印刷指示を受信した場合に前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
を備えることを特徴とする店舗端末。
(付記11)
取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するための方法であって、
前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、
前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、
前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、
を備えることを特徴とする方法。
(付記12)
取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、
前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、
前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、
を実行させるプログラム。
10 電子レシートシステム
100 電子レシート管理サーバ
200 POS端末
300 携帯端末

Claims (12)

  1. 取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力可能な電子レシートシステムであって、
    前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する電子レシート出力部と、
    を備えることを特徴とする電子レシートシステム。
  2. 前記情報は前記各商品の種別であり、
    前記判定部は、前記種別が所定の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子レシートシステム。
  3. 前記判定部は、前記種別が医療費控除の対象の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定することを特徴とする請求項2に記載の電子レシートシステム。
  4. 前記判定部は、前記種別が免税の対象の種別である場合に前記紙レシートの印刷が必要であると判定することを特徴とする請求項2に記載の電子レシートシステム。
  5. 前記紙レシート出力部は、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品が前記取引に含まれる場合に前記紙レシートを出力し、
    前記電子レシート出力部は、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品が前記取引に含まれない場合に前記電子レシートを出力する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子レシートシステム。
  6. 前記紙レシート出力部は、前記取引に含まれる商品のうち、前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定された商品について前記紙レシートを出力し、
    前記電子レシート出力部は、前記取引に含まれる商品のうち、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定された商品について前記電子レシートを出力する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子レシートシステム。
  7. 取引の内容を含む印刷物である紙レシートを出力する紙レシート出力部、および前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部を有する電子レシートシステムに含まれる装置であって、
    前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に前記紙レシート出力部に前記紙レシートを出力させるデータを送信し、前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に前記電子レシート出力部に前記電子レシートを出力させるデータを送信する通信部と、
    を備えることを特徴とする装置。
  8. 取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部、および前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記取引の内容を含む印刷物である紙レシートの印刷の要否を判定する判定部を有する電子レシートシステムにおいて店舗に設置される装置であって、
    前記情報を前記判定部に送信し、前記判定部から判定の結果を受信する通信部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
    を備えることを特徴とする装置。
  9. 取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記取引の内容を含む印刷物である紙レシートの印刷の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートの印刷を行わせるための印刷指示を店舗端末に送信する通信部と、
    前記判定部により前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力する電子レシート出力部と、
    を備えることを特徴とする電子レシート管理サーバ。
  10. 請求項9に記載の電子レシート管理サーバと通信可能な店舗端末であって、
    前記情報を前記電子レシート管理サーバに送信し、前記電子レシート管理サーバから前記印刷指示を受信する通信部と、
    前記印刷指示を受信した場合に前記紙レシートを出力する紙レシート出力部と、
    を備えることを特徴とする店舗端末。
  11. 取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するための方法であって、
    前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、
    前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、
    前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 取引の内容を含む印刷物である紙レシートおよび前記取引の内容を含む電子データである電子レシートを出力するためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記取引に含まれる各商品の情報に基づいて前記紙レシートの印刷の要否を判定する第1の工程と、
    前記第1の工程において前記紙レシートが必要であると判定される場合に、前記紙レシートを出力する第2の工程と、
    前記第1の工程において前記紙レシートが必要でないと判定される場合に、前記電子レシートを出力する第3の工程と、
    を実行させるプログラム。
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