JP2017067168A - 遠心振子ダンパ付き動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力軸(9)に連絡された遠心振子ダンパ(13)と、入力軸(9)から遠心振子ダンパ(13)への動力伝達を断接可能なクラッチ機構(14)と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置(10)であって、クラッチ機構(14)によって入力軸(9)からの動力伝達が断接可能な回転要素であるサンギヤ(21)の回転数を検出する回転数センサ(15)を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構によって前記動力伝達軸からの動力伝達が断接可能な回転要素の回転数を検出する回転数検出手段を備える
ことを特徴とする。
前記遠心振子ダンパは、前記動力伝達軸に連絡された支持部材と、該支持部材に対して揺動可能に支持された遠心質量部と、を有し、
前記回転数検出手段は、前記支持部材の回転数を検出する
ことを特徴とする。
前記回転数検出手段は、前記支持部材の外周部で回転数を検出する
ことを特徴とする。
前記断接機構と前記支持部材の間には、動力伝達軸の回転を増速する増速機構として、サンギヤ、ピニオンキャリヤ及びリングギヤを有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパとの径方向間に亘って配設され、前記リングギヤとケース部材を連結する連結部材を備える
ことを特徴とする。
前記遊星歯車セットは、シングルピニオンタイプであり、
前記ピニオンキャリヤは、前記断接機構を介して前記動力伝達軸に連絡され、
前記サンギヤは、前記支持部材に連絡される
ことを特徴とする。
前記断接機構は、前記動力伝達軸側の要素と前記遠心振子ダンパ側の要素とを断接するクラッチ機構であり、
前記回転数検出手段は、前記遠心振子ダンパ側の要素の回転数を検出する
ことを特徴とする。
動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ、ピニオンキャリヤ及びリングギヤを有するシングルピニオンタイプの遊星歯車セットが介設され、
前記ピニオンキャリヤは、前記断接機構に連絡され、
前記リングギヤは、ケース部材に固定され、
前記サンギヤは、前記遠心振子ダンパに連絡されており、
前記遠心振子ダンパの回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする。
動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ要素、ピニオンキャリヤ要素及びリングギヤ要素の3要素を有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構は、前記動力伝達軸から前記3要素のうちのいずれか1つの第1要素への動力伝達を断接可能に構成され、
前記3要素のうちで前記第1要素を除くいずれか一方の第2要素は、前記動力伝達軸に連絡されており、
前記第1要素及び前記3要素のうちの少なくとも一方の要素、若しくは該要素に連絡された部材の回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする。
動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ要素、ピニオンキャリヤ要素及びリングギヤ要素の3要素を有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構は、前記3要素のうちのいずれか1つの第1要素の回転を制動可能なブレーキ機構であり、
前記3要素のうちで前記第1要素を除くいずれか一方の第2要素は、前記動力伝達軸に連絡されており、
前記第1要素及び前記3要素のうちの少なくとも一方の要素、若しくは該要素に連絡された部材の回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする。
エンジン1側の空間Aには、ねじりダンパ機構として、入力プレート4、第1コイルばね5(図1の「第1ばね部材5」に対応)、保持プレート6、第2コイルばね7(図1の「第2ばね部材7」に対応)及び出力プレート8が配設されている。
遊星歯車セット12は、前述のように、キャリヤ24に支持されたピニオン22がサンギヤ21とリングギヤ23とに直接噛み合ったシングルピニオン型遊星歯車セットで構成されている。
遠心振子ダンパ13は、円環板状の支持部材31と、該支持部材31に支持された質量体である複数の振子32と、を備える。支持部材31及び振子32には、軸方向に貫通する長穴31a、32aがそれぞれ形成され、これらの長穴31a、32a内に周方向の前後に移動可能に挿通された複数の支持ピン33によって、各振子32は、支持部材31に対して軸心から所定半径の円周上の点を中心として揺動可能に支持されている。
クラッチ機構14は、図3に示すように、同心状に配置されたクラッチハブ41及びクラッチドラム42と、該クラッチハブ41とクラッチドラム42との間に配設され、これらに交互に係合された複数の摩擦板44と、複数の摩擦板44を押圧するピストン43と、を備える。
回転数センサ15は、遠心振子ダンパ13の回転速度に基づいた検出信号を出力するものであり、例えば、ピックアップコイル型、ホール素子型、磁気抵抗素子型等の磁気センサを用いることができる。
次に、以上のような構成を備えた動力伝達装置10の作用について説明する。
9 入力軸(動力伝達軸)
10 動力伝達装置
12 遊星歯車セット(増速機構)
13 遠心振子ダンパ
14 クラッチ機構(断接機構)
15 回転数センサ(回転数検出手段)
21 サンギヤ(回転要素、サンギヤ要素)
23 リングギヤ(リングギヤ要素)
24 キャリヤ(ピニオンキャリヤ要素)
31 支持部材
32 振子(遠心質量部)
Claims (9)
- 動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構によって前記動力伝達軸からの動力伝達が断接可能な回転要素の回転数を検出する回転数検出手段を備える
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 前記遠心振子ダンパは、前記動力伝達軸に連絡された支持部材と、該支持部材に対して揺動可能に支持された遠心質量部と、を有し、
前記回転数検出手段は、前記支持部材の回転数を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 前記回転数検出手段は、前記支持部材の外周部で回転数を検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 前記断接機構と前記支持部材の間には、動力伝達軸の回転を増速する増速機構として、サンギヤ、ピニオンキャリヤ及びリングギヤを有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパとの径方向間に亘って配設され、前記リングギヤとケース部材を連結する連結部材を備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 前記遊星歯車セットは、シングルピニオンタイプであり、
前記ピニオンキャリヤは、前記断接機構を介して前記動力伝達軸に連絡され、
前記サンギヤは、前記支持部材に連絡される
ことを特徴とする請求項4に記載の遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 前記断接機構は、前記動力伝達軸側の要素と前記遠心振子ダンパ側の要素とを断接するクラッチ機構であり、
前記回転数検出手段は、前記遠心振子ダンパ側の要素の回転数を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ、ピニオンキャリヤ及びリングギヤを有するシングルピニオンタイプの遊星歯車セットが介設され、
前記ピニオンキャリヤは、前記断接機構に連絡され、
前記リングギヤは、ケース部材に固定され、
前記サンギヤは、前記遠心振子ダンパに連絡されており、
前記遠心振子ダンパの回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ要素、ピニオンキャリヤ要素及びリングギヤ要素の3要素を有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構は、前記動力伝達軸から前記3要素のうちのいずれか1つの第1要素への動力伝達を断接可能に構成され、
前記3要素のうちで前記第1要素を除くいずれか一方の第2要素は、前記動力伝達軸に連絡されており、
前記第1要素及び前記3要素のうちの少なくとも一方の要素、若しくは該要素に連絡された部材の回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。 - 動力伝達軸に連絡された遠心振子ダンパと、前記動力伝達軸から前記遠心振子ダンパへの動力伝達を断接可能な断接機構と、を有する遠心振子ダンパ付き動力伝達装置であって、
前記断接機構と前記遠心振子ダンパの間の動力伝達経路上には、前記増速機構として、サンギヤ要素、ピニオンキャリヤ要素及びリングギヤ要素の3要素を有する遊星歯車セットが介設され、
前記断接機構は、前記3要素のうちのいずれか1つの第1要素の回転を制動可能なブレーキ機構であり、
前記3要素のうちで前記第1要素を除くいずれか一方の第2要素は、前記動力伝達軸に連絡されており、
前記第1要素及び前記3要素のうちの少なくとも一方の要素、若しくは該要素に連絡された部材の回転数を検出する回転数検出手段を更に備える
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付き動力伝達装置。
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