JP2017066280A - 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017066280A JP2017066280A JP2015193653A JP2015193653A JP2017066280A JP 2017066280 A JP2017066280 A JP 2017066280A JP 2015193653 A JP2015193653 A JP 2015193653A JP 2015193653 A JP2015193653 A JP 2015193653A JP 2017066280 A JP2017066280 A JP 2017066280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- resin composition
- thermosetting resin
- carbon atoms
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 *=C(C=C1)N(*N(C(C=C2)=O)C2=O)C1=O Chemical compound *=C(C=C1)N(*N(C(C=C2)=O)C2=O)C1=O 0.000 description 1
- GDOPTJXRTPNYNR-UHFFFAOYSA-N CC1CCCC1 Chemical compound CC1CCCC1 GDOPTJXRTPNYNR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
また、近年の環境問題から、鉛フリーはんだによる電子部品の実装及びハロゲンフリーによる難燃化が要求されるようになってきたため、プリント配線板用材料にはこれまでよりも高い耐熱性及び難燃性が必要とされている。
すなわち、本発明は、以下に記すポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体と特定の熱硬化性樹脂とを含有する熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板に関するものである。
示すものと同様である。)
2.前記(B)成分のマレイミド化合物が、分子中に少なくとも2個のN−置換マレイミド基を有するビスマレイミド化合物(a)又は下記一般式(II)で表されるポリアミノビスマレイミド化合物(b)である前記1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
3.前記(A)成分と(B)成分の含有割合が、(A):(B)=5〜80質量%:95〜20質量%の範囲である前記1又は2に記載の熱硬化性樹脂組成物。
4.更に、無機充填剤(C)を含有する前記1〜3のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物。
5.更に、難燃剤(D)を含有する前記1〜4のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物。
6.前記1〜5のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物の製造方法であって、下記一般式(VIII)で表される分子中に少なくとも1つの一級アミノ基を有するフェノール化合物(c)と、下記一般式(IX)で表される構造を有するポリフェニレンエーテル(d)とを、有機溶媒中で反応させることにより主鎖にポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体(A)を得る工程を有する、熱硬化性樹脂組成物の製造方法。
なお、本明細書において、分子中に前記一般式(I)で表されるポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体(A)を単に「芳香族ジアミン誘導体(A)」又は「(A)成分」ということがある。
また、これらの中でも、有機溶媒への溶解性が高く、合成時の反応率が高く、かつ耐熱性を高くできる点で、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチル−ジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタン、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリン、4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリンが好ましい。上記の溶解性、反応率、耐熱性に優れるのに加えて、安価であるという点からは、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチル−ジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタンがより好ましい。また、上記の溶解性、反応率、耐熱性に優れるのに加えて、導体との高接着性を発現できる点からは、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリン、4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリンがより好ましい。上記の溶解性、反応率、耐熱性、導体との高接着性に優れるのに加えて、優れた高周波特性と低吸湿性を発現できる点からは、4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリン、4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリンを用いることが更に好ましい。これらは目的、用途等に合わせて、1種類を単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
本発明の樹脂ワニスは、本発明の熱硬化性樹脂組成物を有機溶媒に溶解又は分散させて得られるものである。また、樹脂ワニスとする場合、プリプレグを製造する際の適した塗工作業性(ワニス粘度、ワニス濃度)に合わせて、必要に応じて有機溶媒を除去又は追加することができる。樹脂ワニスを製造する際又は追加する際に必要に応じて使用される有機溶媒としては、特に限定するものではないが、例えば、上記の芳香族ジアミン誘導体(A)の製造時に例示された有機溶媒が適用できる。これらは1種類を単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
なお、本明細書において「樹脂ワニス」は「樹脂組成物」に包含され、組成的には「有機溶媒を含有する樹脂組成物」と同義である。
また、本発明の多層プリント配線板は、本発明の熱硬化性樹脂組成物の硬化物と3層以上の回路層とを有する。本発明の多層プリント配線板は、例えば、本発明のプリプレグ及び金属張積層板の少なくともいずれかを用いて形成されるものである。本発明の多層プリント配線板は、本発明のプリプレグ及び金属張積層板の少なくともいずれかを用いて、公知の方法によって、穴開け加工、金属めっき加工、金属箔のエッチング等による回路形成加工及び多層化接着加工を行うことによって製造することができる。
ント配線板は、1GHz以上の高周波信号を扱う電子機器の製造に好適に用いることができ、特に10GHz以上の高周波信号を扱う電子機器の製造に好適に用いることができる。
り、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
下記手順、表1の配合量に従って、分子中にポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体(A)を製造した。
温度計、還流冷却管、撹拌装置を備えた加熱及び冷却可能な容積2リットルのガラス製フラスコ容器に、トルエン、数平均分子量が約16000のポリフェニレンエーテル、p−アミノフェノールを投入し、フラスコ内の温度を90℃に設定、保温して撹拌しながら溶解した。溶解を確認後、t−ブチルペルオキシイソプロピルモノカーボネートとナフテン酸マンガンとを添加し、溶液温度90℃で4時間反応させた後、70℃に冷却して主鎖にポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体(A)を得た。この反応溶液を少量取り出し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、測定を行ったところ、p−アミノフェノールに由来するピークが消失し、かつ芳香族ジアミン誘導体(A)の数平均分子量は約9200であった。また少量取り出した反応溶液をメタノール/ベンゼン混合溶媒(混合質量比:1:1)に滴下、再沈殿させて精製した固形分(反応生成物)のFT−IR測定を行ったところ、3400cm-1付近の一級アミノ基由来ピークの出現が確認された。
数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、標準ポリスチレンを用いた検量線から換算した。検量線は、標準ポリスチレン:TSKstandard POLYSTYRENE(Type;A−2500、A−5000、F−1、F−2、F−4、F−10、F−20、F−40)[東ソー株式会社製、商品名])を用いて3次式で近似した。GPCの条件は、以下に示す。
装置:(ポンプ:L−6200型[株式会社日立ハイテクノロジーズ製])、
(検出器:L−3300型RI[株式会社日立ハイテクノロジーズ製])、
(カラムオーブン:L−655A−52[株式会社日立ハイテクノロジーズ製])
カラム:ガードカラム;TSKgel Guardcolumn HHR−L
+カラム;TSKgel−G4000HHR
+TSKgel−G2000HHR(すべて東ソー株式会社製、商品名)
カラムサイズ:6.0×40mm(ガードカラム)、7.8×300mm(カラム)
溶離液:テトラヒドロフラン
試料濃度:30mg/5mL
注入量:20μL
流量:1.00mL/分
測定温度:40℃
製造例A−1において、p−アミノフェノールの代わりに、m−アミノフェノールを用いたこと以外は、製造例A−1と同様にして製造例A−2の芳香族ジアミン誘導体(A−2)を製造した。芳香族ジアミン誘導体(A−2)の数平均分子量は約9400であった。
前記特許文献7及び8の実施例を参考にして、下記手順に従い、下記表1の配合量に基づいて、比較材料である低分子量ポリフェニレンエーテル(R−1〜R−2)を製造した。
温度計、還流冷却管、撹拌装置を備えた加熱及び冷却可能な容積2リットルのガラス製フラスコ容器に、トルエン、数平均分子量が約16000のポリフェニレンエーテル、ビスフェノールAを投入した。液温を80℃に保温して撹拌、溶解した。溶解確認後、t−ブチルペルオキシイソプロピルモノカーボネート、及びナフテン酸コバルトを配合し、1時間反応させることによって低分子量ポリフェニレンエーテル(R−1)を得た。この低分子量ポリフェニレンエーテル(R−1)のGPC(ポリスチレン換算、溶離液:テトラヒドロフラン)を測定したところ約8000であった。
前記製造例R−1において、ビスフェノールAを下記表1(R−2’)に示す配合量で用いたこと以外は比較製造例R−1と同様にして低分子量ポリフェニレンエーテル溶液を得た。この溶液に多量のメタノールを加えて低分子量ポリフェニレンエーテルを再沈殿させた後、減圧下80℃/3時間で乾燥して有機溶媒を除去して固形の低分子量ポリフェニレンエーテル(R−2’)を得た。次いで、この得られた低分子量ポリフェニレンエーテル(R−2’)、クロロメチルスチレン、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、トルエンを温度計、還流冷却管、撹拌装置及び滴下ロートを備えた加熱及び冷却可能な容積2リットルのガラス製フラスコ容器に投入した。液温を75℃に保温して撹拌、溶解した後、この溶液に水酸化ナトリウム水溶液を20分間で滴下し、75℃で更に4時間撹拌し、反応させた。次に、10%塩酸水溶液でフラスコ内容物を中和した後、多量のメタノールを追加して再沈殿させた後、ろ過した。ろ過物をメタノール:水=80:20の比率の混合液300mlで3回洗浄した後、減圧下80℃/3時間乾燥して、末端をエテニルベンジル化した低分子量ポリフェニレンエーテル(R−2)を得た。この低分子量ポリフェニレンエーテル(R−2)のGPC(ポリスチレン換算、溶離液:テトラヒドロフラン)を測定したところ約3000であった。
下記手順に従い、下記表1の配合量に基づいて、比較材料であるポリフェニレンエーテル変性ブタジエンプレポリマー(R−3)を製造した。
温度計、還流冷却管、減圧濃縮装置、撹拌装置を備えた加熱及び冷却可能な容積2リットルのガラス製フラスコ容器に、トルエン、数平均分子量が約16000のポリフェニレンエーテルを投入し、フラスコ内の温度を90℃に設定して撹拌溶解した。次いで、ポリブタジエン樹脂、ビス(4−マレイミドフェニル)メタンを入れ、撹拌、溶解させた。液温を110℃にした後、反応開始剤として、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンを配合し、撹拌しながら1時間反応させて、ポリフェニレンエーテルの存在下でブタジエン樹脂とビスマレイミドを予備反応させた。更に液温を80℃に設定後、撹拌しながら溶液の固形分濃度が45質量%となるように減圧濃縮後、冷却して比較製造例R−3のポリフェニレンエーテル変性ブタジエンプレポリマー溶液を得た。このポリフェニレンエーテル変性ブタジエンプレポリマー(R−3)溶液中のビス(4−マレイミドフェニル)メタンの転化率(100からビス(4−マレイミドフェニル)メタンの未転化分(測定値)を引いた値)は、GPC(ポリスチレン換算、溶離液:テトラヒドロフラン)により測定したところ30%であった。
下記手順に従い、下記表2の配合量に基づいて、ポリアミノビスマレイミド化合物(B−1〜4)及びフェノール変性シアネートプレポリマー(B−5)を製造した。
温度計、還流冷却管、撹拌装置を備えた加熱及び冷却可能な容積1リットルのガラス製フラスコ容器に、ビス(4−マレイミドフェニル)メタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタン及びプロピレングリコールモノメチルエーテルを投入し、液温を120℃に保ったまま、撹拌しながら3時間反応させた後、冷却及び200メッシュ濾過して製造例B−1のポリアミノビスマレイミド化合物(B−1)を製造した。
製造例B−1において、ビス(4−マレイミドフェニル)メタンと4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタンの代わりに、2,2−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル)プロパンと2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパンを下記表2に示す配合量で用いたこと以外は、製造例B−1と同様にして製造例B−2のポリアミノビスマレイミド化合物(B−2)を製造した。
製造例B−1において、ビス(4−マレイミドフェニル)メタンと4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタンの代わりに、2,2−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル)プロパンと4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリンを下記表2に示す配合量で用いたこと以外は、製造例B−1と同様にして製造例B−3のポリアミノビスマレイミド化合物(B−3)を製造した。
製造例B−1において、ビス(4−マレイミドフェニル)メタンと4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタンの代わりに、2,2−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル)プロパン、3,3’−ジメチル−5,5’−ジエチル−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド及び4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリンを下記表2に示す配合量で用いたこと以外は、製造例B−1と同様にして製造例B−4のポリアミノビスマレイミド化合物(B−4)を製造した。
温度計、還流冷却管、撹拌装置を備えた加熱及び冷却可能な容積1リットルのガラス製フラスコ容器に、トルエン、2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパン、p−(α−クミル)フェノールを投入し、溶解確認後に液温を110℃に保ったまま、攪拌しながら反応触媒としてナフテン酸亜鉛を投入して3時間反応させた後、冷却及び200メッシュ濾過して、製造例B−5のフェノール変性シアネートプレポリマー溶液(B−5)を製造した。
上記で得られた製造例A−1〜A−2の芳香族ジアミン誘導体、製造例B−1〜B−4のポリアミノビスマレイミド化合物、製造例B−5のフェノール変性シアネートプレポリマー、比較製造例R−1〜R−2の低分子量ポリフェニレンエーテル及び比較製造例R−3のポリフェニレンエーテル変性ブタジエンプレポリマー、並びに前記数平均分子量が約16000の一般的なポリフェニレンエーテル、エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、ビスマレイミド化合物及びトリアリルイソシアヌレートの各種熱硬化性樹脂、無機充填剤、難燃剤、硬化促進剤、有機溶媒等を用いて、これらの材料を下記の表3及び表4の配合量に従って60℃で加熱しながら攪拌、混合して、固形分(不揮発分)濃度約40〜60質量%の熱硬化性樹脂組成物(樹脂ワニス)を調製した。
ここで、無機充填剤の配合量としては、通常、樹脂組成物(無機充填材を除く)の密度が1.20〜1.25g/cm3であり、用いた無機充填剤の密度が2.2〜3.01g/cm3であることから、無機充填剤を樹脂組成物100質量部に対して80質量部配合した場合、30〜34体積%程度となる。
(1)ポリフェニレンエーテル
・PPO640(数平均分子量:約16000、SABICイノベーティブプラスチックス社製)
(2)フェノール化合物
・p−アミノフェノール:イハラケミカル工業株式会社製
・m−アミノフェノール:イハラケミカル工業株式会社製
・ビスフェノールA:2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、三菱化学株式会社製
・p−(α−クミル)フェノール:三井化学ファイン株式会社製
(3)ビスマレイミド化合物
・BMI−1000:ビス(4−マレイミドフェニル)メタン(大和化成工業株式会社製)
・BMI−5100:3,3’−ジメチル−5,5’−ジエチル−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド(大和化成工業株式会社製)
・BMI−4000:2,2−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル)プロパン(大和化成工業株式会社製)
(4)ポリブタジエン樹脂
・B−3000:ブタジエンホモポリマー(数平均分子量:約3000、日本曹達株式会社製)
(5)反応触媒及び硬化促進剤
・パーブチル(登録商標)−I:t−ブチルペルオキシイソプロピルモノカーボネート(日油株式会社製)
・パーヘキサTMH:1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(日油株式会社製)
・ナフテン酸マンガン:和光純薬工業株式会社製
・ナフテン酸コバルト:和光純薬工業株式会社製
・ナフテン酸亜鉛:和光純薬工業株式会社製
・パーブチル(登録商標)P:α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、商品名(日油株式会社製)
・G−8009L:イソシアネートマスクイミダゾール(ヘキサメチレンジイソシアネート樹脂と2−エチル−4−メチルイミダゾールの付加反応物)、商品名(第一工業製薬株式会社製)
(6)有機溶媒
・トルエン:関東化学株式会社製
・プロピレングリコールモノメチルエーテル:関東化学株式会社製
・メチルエチルケトン:三協化学株式会社製
・シクロヘキサノン:三協化学株式会社製
(7)ビニルベンジル化合物
・CMS:クロロメチルスチレン、p−クロロメチルスチレン/m−クロロメチルスチレン比=50/50(東京化成工業株式会社製)
(8)相間移動触媒
・テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド:東京化成工業株式会社製
(9)金属水酸化物
・50%NaOH水溶液:和光純薬工業株式会社製
(10)ジアミン化合物
・KAYAHARD−AA:4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−ジフェニルメタン(日本化薬株式会社製)
・BAPP:2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパン(和歌山精化工業株式会社製)
・ビスアニリン−P:4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリン(三井化学株式会社製)
・ビスアニリン−M:4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスアニリン(三井化学株式会社製)
(11)シアネートエステル樹脂
・BADCy:Primaset(登録商標)BADCy、2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパン、商品名(ロンザ社製)
(12)熱硬化性樹脂
・BMI−4000:上記と同様
・NC−3000H:ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製)
・NC−7000L:ナフトールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製)
・BA−230S:2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパンのプレポリマー、商品名(固形分濃度75質量%、ロンザ社製)
・TAIC:トリアリルイソシアヌレート(日本化成株式会社製)
(13)無機充填剤
・SC−2050KNG:球状溶融シリカ(平均粒子径:0.5μm、表面処理:ビニルシランカップリング剤(1質量%/固形分)、分散媒:メチルイソブチルケトン(MIBK)、固形分濃度70質量%、密度2.2g/cm3、株式会社アドマテックス製)
・AlOOH:ベーマイト型水酸化アルミニウム、密度3.0g/cm3(河合石灰工業株式会社製)
(14)難燃剤(D)
・OP−935:ジアルキルホスフィン酸アルミニウム塩(リン含有量:23.5質量%、クラリアント社製)
・HCA−HQ:10−(2,5−ジヒドロキシフェニル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、環状有機リン化合物、リン含有量9.6質量%、商品名(三光株式会社製)
・PX−200:1,3−フェニレンビス(ジ−2,6−キシレニルホスフェート)(芳香族縮合型リン酸エステル、リン含有量:9質量%、大八化学工業株式会社製)
(15)相溶化剤
・タフプレンA:スチレン−ブタジエンブロック共重合体、商品名(旭化成ケミカルズ株式会社製)
上記で得られた樹脂ワニス及びこれを160℃で10分間乾燥して有機溶媒を揮発させた後の外観を目視で観察して、それぞれの相容性(巨視的(マクロ)な相分離やムラの有無)を以下の基準に従い評価した。その評価結果を下記のプリプレグ及び銅張積層板の特性評価結果と共に下記の表5〜表7に示す。
○:巨視的(マクロ)な相分離又は不均一なムラがない。
×:巨視的(マクロ)な相分離又は不均一なムラがある。
前記樹脂ワニスを、厚さ0.1mmのガラス布(Eガラス、日東紡績株式会社製)に塗工した後、160℃で7分間加熱乾燥して、樹脂含有量(樹脂分)約54質量%のプリプレグを作製した。これらのプリプレグ6枚を重ね、その上下に、厚さ18μmのロープロファイル銅箔(FV−WS、M面Rz:1.5μm、古河電気工業株式会社製)をM面が接するように配置し、温度230℃(ただし、比較例調製例5〜6は200℃)、圧力3.9MPa、時間180分間の条件で加熱加圧成形して、両面銅張積層板(厚さ:0.8mm)を作製した。なお、調製例1〜11の樹脂ワニスを用いて作製したプリプレグ及び銅張積層板が実施例1〜11に、比較調製例1〜7の樹脂ワニスを用いて作製したプリプレグ及び銅張積層板が比較例1〜7にそれぞれ相当する。
上記で得られたプリプレグの外観を観察した。外観は目視により評価し、プリプレグ表面に多少なりともムラ、スジ、発泡、相分離等があり、不均一又は表面平滑性に欠けるものを×とし、前記のような外観上の異常がないものを○とした。その評価結果を下記の表5及び表6に示す。
上記で得られた銅張積層板について、成形性、誘電特性、銅箔引きはがし強さ、ガラス転移温度、熱膨張係数、はんだ耐熱性及び難燃性を評価した。その評価結果を下記の表5及び表6に示す。銅張積層板の特性評価方法は、以下の通りである。
両面の銅箔をエッチングした積層板の外観を観察して成形性を評価した。成形性は目視により評価し、多少なりともムラ、スジ、カスレ、ボイド等があり、均一性又は表面平滑性に欠けるものを×、前記のような外観上の異常がないものを○とした。
(2)誘電特性
誘電特性(比誘電率、誘電正接)は、JPCA−TM001(トリプレート共振器法)に準拠して、3GHz帯及び10GHz帯で測定した。
(3)銅箔引きはがし強さ
銅箔引きはがし強さは、JIS−C−6481に準拠して測定した。
(4)はんだ耐熱性
はんだ耐熱性は、両面の銅箔をエッチングした50mm角の試験片を用いて、常態及びプレッシャークッカーテスト(PCT)用装置(条件:121℃、2.2気圧)中に所定時間(1、3及び5時間)処理した後のものを、288℃の溶融はんだ中に20秒間浸漬した後の試験片の外観を目視観察した。なお、表中の数字は、はんだ浸漬後の試験片3枚のうち、積層板内に膨れやミーズリングの発生等の異常が認められなかったものの枚数を意味する。
(5)ガラス転移温度(Tg)及び熱膨張係数
Tgと熱膨張係数(板厚方向、温度範囲:30〜150℃)は、両面の銅箔をエッチングした5mm角の試験片を用いて、TMA(TAインスツルメント社製、Q400)により、IPC法に準拠して測定した。
(6)難燃性
難燃性は、UL−94垂直試験法に準拠して測定した。
Claims (9)
- 前記(B)成分のマレイミド化合物が、分子中に少なくとも2個のN−置換マレイミド基を有するビスマレイミド化合物(a)又は下記一般式(II)で表されるポリアミノビスマレイミド化合物(b)である請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 前記(A)成分と(B)成分の含有割合が、(A):(B)=5〜80質量%:95〜20質量%の範囲である請求項1又は2に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 更に、無機充填剤(C)を含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 更に、難燃剤(D)を含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物の製造方法であって、下記一般式(VIII)で表される分子中に少なくとも1つの一級アミノ基を有するフェノール化合物(c)と、下記一般式(IX)で表される構造を有するポリフェニレンエーテル(d)とを、有機溶媒中で反応させることにより主鎖にポリフェニレンエーテル構造を有する芳香族ジアミン誘導体(A)を得る工程を有する、熱硬化性樹脂組成物の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物とシート状繊維補強基材とを有するプリプレグ。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物の硬化物を有する金属張積層板。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂組成物の硬化物と3層以上の回路層とを有する多層プリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015193653A JP2017066280A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015193653A JP2017066280A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017066280A true JP2017066280A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58493978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015193653A Pending JP2017066280A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017066280A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020100314A1 (ja) * | 2018-11-16 | 2020-05-22 | 利昌工業株式会社 | 樹脂組成物、プリプレグ、および、積層板 |
CN115537023A (zh) * | 2021-06-30 | 2022-12-30 | 南亚塑胶工业股份有限公司 | 热固性树脂材料、预浸片及金属基板 |
WO2024075629A1 (ja) * | 2022-10-03 | 2024-04-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 樹脂組成物、並びに、それを用いたプリプレグ、樹脂付きフィルム、樹脂付き金属箔、金属張積層板及び配線基板 |
US12037491B2 (en) | 2018-11-23 | 2024-07-16 | Lg Chem, Ltd. | Resin composition, prepreg including the same, laminated plate including the same, resin-coated metal foil including the same |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008095061A (ja) * | 2006-02-17 | 2008-04-24 | Hitachi Chem Co Ltd | セミipn型複合体の熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたワニス、プリプレグ及び金属張積層板 |
JP2009062530A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-26 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 芳香族ジアミン化合物および芳香族ジニトロ化合物 |
JP2010018791A (ja) * | 2008-06-09 | 2010-01-28 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ビスマレアミック酸、ビスマレイミドおよびその硬化物 |
JP2011219504A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 回路基板用熱硬化性組成物 |
JP2013035925A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板 |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015193653A patent/JP2017066280A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008095061A (ja) * | 2006-02-17 | 2008-04-24 | Hitachi Chem Co Ltd | セミipn型複合体の熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたワニス、プリプレグ及び金属張積層板 |
JP2009062530A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-26 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 芳香族ジアミン化合物および芳香族ジニトロ化合物 |
JP2010018791A (ja) * | 2008-06-09 | 2010-01-28 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ビスマレアミック酸、ビスマレイミドおよびその硬化物 |
JP2011219504A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 回路基板用熱硬化性組成物 |
JP2013035925A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020100314A1 (ja) * | 2018-11-16 | 2020-05-22 | 利昌工業株式会社 | 樹脂組成物、プリプレグ、および、積層板 |
JP2020083931A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | 利昌工業株式会社 | 樹脂組成物、プリプレグ、および、積層板 |
CN111448258A (zh) * | 2018-11-16 | 2020-07-24 | 利昌工业株式会社 | 树脂组合物、预浸料以及层叠板 |
US12037491B2 (en) | 2018-11-23 | 2024-07-16 | Lg Chem, Ltd. | Resin composition, prepreg including the same, laminated plate including the same, resin-coated metal foil including the same |
CN115537023A (zh) * | 2021-06-30 | 2022-12-30 | 南亚塑胶工业股份有限公司 | 热固性树脂材料、预浸片及金属基板 |
JP2023007313A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 | 熱硬化性樹脂材料、プリプレグ及び金属基板 |
JP7258982B2 (ja) | 2021-06-30 | 2023-04-17 | 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 | 熱硬化性樹脂材料、プリプレグ及び金属基板 |
WO2024075629A1 (ja) * | 2022-10-03 | 2024-04-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 樹脂組成物、並びに、それを用いたプリプレグ、樹脂付きフィルム、樹脂付き金属箔、金属張積層板及び配線基板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6079930B2 (ja) | N−置換マレイミド基を有するポリフェニレンエーテル誘導体、並びにそれを用いた熱硬化性樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 | |
JP6705447B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 | |
JP6705446B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 | |
TW202142603A (zh) | 印刷配線板用的樹脂組成物、帶樹脂層支撐體、預浸體、積層板、多層印刷配線板及其應用、毫米波雷達用印刷配線板 | |
JP6896993B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 | |
JP6863126B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板、多層プリント配線板及び半導体パッケージ | |
WO2020096036A1 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板、樹脂フィルム、多層プリント配線板及びミリ波レーダー用多層プリント配線板 | |
JP2017071689A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板、多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法 | |
JP2023134512A (ja) | プリプレグ、積層板、多層プリント配線板、半導体パッケージ及び樹脂組成物、並びに、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板の製造方法 | |
TW201809143A (zh) | 樹脂組成物、樹脂膜、積層板、多層印刷配線板及多層印刷配線板的製造方法 | |
JP7106819B2 (ja) | 樹脂ワニス、樹脂組成物、プリプレグ、積層板、多層プリント配線板及び樹脂ワニスの保存方法 | |
JP2017066280A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物とその製造方法、並びに前記熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグ、金属張積層板、及び多層プリント配線板 | |
JP7298623B2 (ja) | 樹脂組成物、樹脂組成物の硬化物、プリプレグ、積層板、樹脂フィルム、多層プリント配線板、ミリ波レーダー用多層プリント配線板及びポリフェニレンエーテル誘導体 | |
JPWO2018016530A1 (ja) | 樹脂組成物、樹脂層付き支持体、プリプレグ、積層板、多層プリント配線板及びミリ波レーダー用プリント配線板 | |
JP2021080459A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 | |
JP2017057347A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 | |
JP2018012764A (ja) | 樹脂組成物、樹脂層付き支持体、プリプレグ、積層板、多層プリント配線板及びミリ波レーダー用プリント配線板 | |
JP2021075729A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180806 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190705 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190705 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190827 |