JP2017064579A - ボトル選別システム - Google Patents

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【課題】廃棄されたボトルの中からリサイクルするための透明なペットボトルを確実に選別する。【解決手段】廃棄されたボトルPの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段2を備えている。光学的識別手段2の制御部22には、画像処理工程22aと識別領域特定工程22bと判定工程22cとがプログラミングされている。画像処理工程22aは、ボトルPの画像データから外形輪郭線を描出する。識別領域特定工程22bは、描出された外形輪郭線の口部の中央を通過して首部に平行となる基準直線を想定し基準直線に沿って肩部と胴部と底部とを特定する。判定工程22cは、特定された肩部,胴部,底部の認識からペットボトルであるか否かを判定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、廃棄されたボトルの中からリサイクルするためのペット(PET)ボトルを選別するボトル選別システムに係る技術分野に属する。
最近、PET(polyethylene terephthalate)について、リサイクル技術が完成され事業化されるようになってきている。リサイクル対象となるPETとしては、量的な面から廃棄された飲料用等のボトルが好適とされている。このため、廃棄された飲料用等のボトルの中からペットボトルを簡単,確実に選別する技術が必要とされている。
従来、廃棄されたボトルの中からペットボトルを選別する技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、廃棄されたボトルを光学的手段でスキャニングして画像データから口部付近の形状を抽出して計測した数値と、事前に設定しておいた口部付近の形状,寸法の数値とを比較して、ペットボトルであるか否かを判定するボトル選別システムが記載されている。
特許文献1に係るボトル選別システムは、ペットボトルの固有の形状である口部付近の形状,寸法からペットボトルであるか否かを判定することで、ペットボトルを確実に選別することができるようにするものである。
特開2012−88082号公報
しかし、特許文献1に係るボトル選別システムでは、廃棄されたボトルの色を識別することができないため、リサイクルに好適とされている透明なペットボトルを選別することができないという問題点がある。また、事前に設定しておいた口部付近の形状,寸法の数値から比較して選別するため、多様な形状のボトルが提供されている現状では限界があり選別の確実性が低いという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、廃棄されたボトルの中から透明なペットボトルを確実に選別することのできるボトル選別システムを提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係るボトル選別システムは、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、廃棄されたボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を備え、光学的識別手段の制御部には、a)画像処理工程と、b)識別領域特定工程と、c)判定工程とがプログラミングされ、a)画像処理工程は、ボトルの画像データから外形輪郭線を描出するものであり、b)識別領域特定工程は、描出された外形輪郭線の口部の中央を通過して首部に平行となる基準直線を想定し基準直線に沿って肩部と胴部と底部とを特定するものであり、c)判定工程は、特定された首部が透明または白色でPETと認識された第1ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と胴部と底部とが透明なPETと認識された第2ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と底部とのみが透明なPETと認識された第3ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部のみが透明なPETと認識された第4ケースと、特定された首部がPETでなく特定された底部のみが透明なPETと認識された第5ケースとについて、ペットボトルと判定するものであることを特徴とする。
この手段では、廃棄されボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を用いて、ボトルの識別領域を画像処理工程と識別領域特定工程とによって特定してペットボトルであるか否かを判定することで、押潰され変形したボトルであっても材質と色とから透明なペットボトルを識別することができる。
また、請求項2では、廃棄されたボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を備え、光学的識別手段の制御部には、a)画像処理工程と、b)識別領域特定工程と、c)判定工程とがプログラミングされ、a)画像処理工程は、ボトルの画像データから外形輪郭線を描出するものであり、b)識別領域特定工程は、描出された外形輪郭線の口部の中央を通過して首部に平行となる基準直線を想定し基準直線に沿って肩部と胴部と底部とを特定するものであり、c)判定工程は、特定された首部が透明または白色でPETと認識された第1ケースについてペットボトルと判定し、特定された首部がPETでなく特定された肩部と胴部と底部とが透明なPETと認識された第2ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と底部とのみが透明なPETと認識された第3ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部のみが透明なPETと認識された第4ケースと、特定された首部がPETでなく特定された底部のみが透明なPETと認識された第5ケースとについて、判定を保留してボトルを反転させた再度の識別作業を指示することを特徴とする。
この手段では、廃棄されボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を用いて、ボトルの識別領域を画像処理工程と識別領域特定工程とによって特定してペットボトルであるか否かを判定することで、押潰され変形したボトルであっても材質と色とから透明なペットボトルを識別することができ、判定の信頼性が低くなる可能性のあるケースについてボトルを反転して再度の識別作業を行うことにしている。
また、請求項3では、請求項2のボトル選別システムにおいて、光学的識別手段の制御部の判定工程は再度の識別作業によって第2ケースから第5ケースのいずれかとされた際にペットボトルと判定することを特徴とする。
この手段では、再度の識別作業の結果も同様のケースとなった際には信頼できるものとしてペットボトルとして判定する。
本発明に係るボトル選別システムは、廃棄されボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を用いて、ボトルの識別領域を画像処理工程と識別領域特定工程とによって特定し、押潰され変形したボトルとそこに商品表示用等のフィルムが巻かれた場合等を含めて、材質と色とから透明なペットボトルであるか否かを判定することができ、廃棄されたボトルの中から透明なペットボトルをより適格に選別することができる効果がある。
さらに、請求項2として、廃棄されボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を用いて、ボトルの識別領域を画像処理工程と識別領域特定工程とによって特定してペットボトルであるか否かを判定することで、押潰され変形したボトルであっても材質と色とから透明なペットボトルを識別することができ、判定により高い精度が求められる場合にボトルを反転して再度の識別作業を行うことにしているため、廃棄されたボトルの中から透明なペットボトルを高精度で選別することができる効果がある。
さらに、請求項3として、再度の識別作業の結果も同様のケースとなった際には信頼できるものとしてペットボトルとして判定するため、廃棄されたボトルの中から透明なペットボトルをかなり確実に選別することができる効果がある。
本発明に係るボトル選別システムを実施するための形態の第1例の側面図である。 図1の選別のための一工程を示す出力図である。 図2に続く工程を示す出力図であり、(A),(B)に処理順が示されている。 図3の変形例を示す出力図であり、(A),(B)に処理順が示されている。 図1の選別のための各工程のフローチャートである。 図1の選別による良否の判定の表である。 本発明に係るボトル選別システムを実施するための形態の第2例の選別のための各工程のフローチャートである。
以下、本発明に係るボトル選別システムを実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明に係るボトル選別システムを実施するための形態の第1例を示すものである。
第1例では、廃棄後に減容化されて選別工場等に輸送されるボトルPを選別対象としている。即ち、押潰されて不規則的に変形した状態のボトルPを選別対象としている。
第1例は、図1に示すように、搬送台1,光学的識別手段2,選別機3で構成されている。
搬送台1は、エンドレスのベルトコンベアからなるもので、廃棄されたボトルPを載せて順送式に水平方向へ移動させることができるようになっている。
光学的識別手段2は、センサ部21,制御部22からなる。
光学的識別手段2のセンサ部21は、搬送台1の上に門型に設置されてなるもので、スキャニングしたボトルPからの反射光によってボトルPの色と材質とを識別する発光部,受光部,カメラ等を内蔵している。具体的には、近赤外線ソータ,可視光線ソータからなる。近赤外線ソータは、照射された近赤外線(波長域1100〜2300nm)の光吸収スペクトルを検知してボトルPの材質を識別するものである。可視光線ソータは、照射された可視光線(波長域400〜700)の反射光を検知してボトルPの色さらには形状を識別するものである。
光学的識別手段2の制御部22は、センサ部21に接続されてなるもので、センサ部21のスキャンデータを分光したり他の処理を行うマイクロプロセッサを備えている。制御部22には、画像処理工程22aと識別領域特定工程22bと判定工程22cとがプログラミングされている。
制御部22の画像処理工程22aは、スキャニングされたボトルPの高精細なドットで構成される画像データX(図2(A)参照)から、線図である外形輪郭線Y(図2(B)参照)を描出する。
制御部22の識別領域特定工程22bは、描出された外形輪郭線Yの変形がし難く認識しやすい口部Yaの中央を通過して首部Ybに平行となる基準直線L1(図3(A)参照)を想定し、基準直線L1に沿って肩部Ycと胴部Ydと底部Yeとを特定する。
この特定については、方向を座部(フランジ部)Yf側として一定の長さを介するごと肩部Yc,胴部Yd,底部Yeとする。
さらに、口部Yaを通る分割直線L2と、座部Yfと肩部Ycとの境界を通る分割直線L3と、肩部Ycと胴部Ydとの境界を通る分割直線L4と、胴部Ydと底部Yeとの境界を通る分割直線L5と、底部Yeの端部を通る分割直線L6とを基準直線L1と直交するように想定する。そして、外形輪郭線Yの内部において、分割直線L2,L3で囲まれる部分を首部Ybの識別領域Aとし、分割直線L3,L4で囲まれる部分を肩部Ycの識別領域Bとし、分割直線L4,L5で囲まれる部分を胴部Ydの識別領域Cとし、分割直線L5,L6で囲まれる部分を底部Yeの識別領域Dとする。これ等の基準直線L1と分割直線L1,L2,L3,L4,L5,L6とによる領域A,B,C,Dの特定手法を採ると、図4に示すような肩部Yc,胴部Yd,底部Yeが大きく変形している場合にも対応することができる。
制御部22の判定工程22cは、図6に示すように、特定された首部Yb(領域A)が透明または白色でPETと認識された第1ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された肩部Yc(領域B)と胴部Yd(領域C)と底部Ye(領域D)とが透明なPETと認識された第2ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された肩部Yc(領域B)と底部Ye(領域D)とのみが透明なPETと認識された第3ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された肩部Yc(領域B)のみが透明なPETと認識された第4ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された底部Ye(領域D)のみが透明なPETと認識された第5ケースとについて、ペットボトル(良)と判定する。
一方、この判定工程22cは、図6に示すように、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された肩部Yc(領域B)と胴部Yd(領域C)とのみが透明なPETと認識された第6ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された胴部Yd(領域C)と底部Ye(領域D)とのみが透明なPETと認識された第7ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された胴部Yd(領域C)のみが透明なPETと認識された第8ケースと、特定された首部Yb(領域A)がPETでなく特定された肩部Yc(領域B)と胴部Yd(領域C)と底部Ye(領域D)とがいずれも透明なPETでないと認識された第9ケースについて、ペットボトルでない(否)と判定する。
前述の制御部22の判定工程22cの判定基準については、首部Yb(領域A)が透明なPETであれば全体が透明なPETであること、
首部Yb(領域A)を除く全体が透明なPETであっても首部Yb(領域A)のみが熱処理で白色となっているボトルPが存在するということ、
まれに透明なPETが胴部Yd(領域C)に巻かれる商品表示用等のフィルム(ラベル)として使用されるということ、胴部Yd(領域C)に巻かれていた商品表示用等のフィルム(PETであるか否かにかかわらず)が押潰しの変形で他の部分まで被ってきてしまうことがあることを前提にしている。
これを前提としたとき、第3ケースから第5ケースについては、肩部Yc(領域B)または底部Ye(領域D)が透明なPETと認識され、且つ、胴部Yd(領域C)が透明なPETと認識されない場合には、選択すべきペットボトルとして判定する。しかし、第6ケースから第8ケースにあっては、同じく肩部Yc(領域B)または底部Ye(領域D)が透明なPETと認識された場合であっても、胴部Yd(領域C)が透明なPETと認識された場合には、商品表示用等のフィルムが領域B又は領域Dに被さっており、これを透明なPETと認識した可能性があり、選択の対象から外すものとする。
肩部Yc(領域B)と底部Ye(領域D)及び胴部Yd(領域C)がすべて透明なPETと認識された場合の第2ケースにおいては、選択すべきペットボトルとして判定し、逆に、すべてが透明なPETと認識されなかった場合の第9ケースにおいては、当然に選択の対象から外すものとする。
尚、透明なPETを選別するのは、本発明は廃棄PETからのPETの再生を目的とするものであり、それ以外のPE、PP、PV等を除外する為であり、また、透明とするのは、着色されたPETは混色の原因となるからである。
選別機3は、搬送台1の終端部に設置されエアー手段等によってボトルを選別するもので、光学的識別手段2の制御部22のペットボトルの良否の判定に基づいて駆動される。
第1例によると、図5に示すように、廃棄されたボトルPが搬送台1に載せられて移動される間に光学的識別手段2のセンサ部21によってスキャニングされる。光学的識別手段2のセンサ部21によってスキャニングされたスキャンデータは、制御部22に送信される。スキャンデータを受信した光学的識別手段2の制御部22は、画像データXを抽出して前述の画像処理工程22aと識別領域特定工程22bと判定工程22cとが順次実行して、選別機3に選別を指示する。
即ち、廃棄されボトルPの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段2を用いて、ボトルPの識別領域を画像処理工程と識別領域特定工程とによって特定してペットボトルであるか否かを判定する。このため、押潰され変形したボトルPであっても材質と色とから透明なペットボトルを識別することができ、廃棄されたボトルPの中から透明なペットボトルを確実に選別することができる。
図7は、本発明に係るボトル選別システムを実施するための形態の第2例を示すものである。
第2例は、前述の第2ケースから第5ケースの場合には、制御部22の判定工程22cが判定を保留してボトルを反転させた後に再度識別作業を実行するように指示する。
そして、再度前述の第2ケースから第5ケースのいずれかの認識になった際に、ペットボトルとして判定する。もちろん、第6ケースから第9ケースのいずれかの認識になった際には、ペットボトルでない(否)と判定する。
この反転による再度識別により、近赤外線ソータ,可視光線ソータからなる光学的識別手段2のセンサ部21のボトルPの色と材質とを識別する角度が全く別のものとなり、前回で欠けていた新たな視点からの判別が可能となる。
なお、再度の識別作業を実行するに際しては、各ボトルに保留番号を付して画像データXとケースを記憶しておき、対称形となっている画像データXから再度の識別作業に供されたものであることを確認する。また、選別機3にボトルPのリターン機構を備えたり、光学的識別手段2の第2のセンサ部21を備えることで、装置を構成することができる。
第2例によると、胴部Yd(領域C)に巻かれていた商品表示用等のフィルム(透明なPET)が押潰しの変形で他の部分まで被ってきてしまうことに対して、これに基づく誤りを避け、より選別精度を高めることができる。
以上、図示した各例の外に、第2例の再度の識別作業に別の識別手段を採用することも可能である。
2 光学的識別手段
21 センサ部
22 制御部
22a 画像処理工程
22b 識別領域特定工程
22c 判定工程
P ボトル
X 画像データ
Y 外形輪郭線
Ya 口部
Yb 首部(領域A)
Yc 肩部(領域B)
Yd 胴部(領域C)
Ye 底部(領域D)

Claims (3)

  1. 廃棄されたボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を備え、
    光学的識別手段の制御部には、a)画像処理工程と、b)識別領域特定工程と、c)判定工程とがプログラミングされ、
    a)画像処理工程は、ボトルの画像データから外形輪郭線を描出するものであり、
    b)識別領域特定工程は、描出された外形輪郭線の口部の中央を通過して首部に平行となる基準直線を想定し基準直線に沿って肩部と胴部と底部とを特定するものであり、
    c)判定工程は、特定された首部が透明または白色でPETと認識された第1ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と胴部と底部とが透明なPETと認識された第2ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と底部とのみが透明なPETと認識された第3ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部のみが透明なPETと認識された第4ケースと、特定された首部がPETでなく特定された底部のみが透明なPETと認識された第5ケースとについて、ペットボトルと判定するものである、
    ことを特徴とするボトル選別システム。
  2. 廃棄されたボトルの材質と色とをスキャニングにより識別する機能を有した光学的識別手段を備え、
    光学的識別手段の制御部には、a)画像処理工程と、b)識別領域特定工程と、c)判定工程とがプログラミングされ、
    a)画像処理工程は、ボトルの画像データから外形輪郭線を描出するものであり、
    b)識別領域特定工程は、描出された外形輪郭線の口部の中央を通過して首部に平行となる基準直線を想定し基準直線に沿って肩部と胴部と底部とを特定するものであり、
    c)判定工程は、特定された首部が透明または白色でPETと認識された第1ケースについてペットボトルと判定し、特定された首部がPETでなく特定された肩部と胴部と底部とが透明なPETと認識された第2ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部と底部とのみが透明なPETと認識された第3ケースと、特定された首部がPETでなく特定された肩部のみが透明なPETと認識された第4ケースと、特定された首部がPETでなく特定された底部のみが透明なPETと認識された第5ケースとについて、判定を保留してボトルを反転させた再度の識別作業を指示する、
    ことを特徴とするボトル選別システム。
  3. 請求項2のボトル選別システムにおいて、光学的識別手段の制御部の判定工程は再度の識別作業によって第2ケースから第5ケースのいずれかとされた際にペットボトルと判定することを特徴とするボトル選別システム。
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