JP2017064090A - 吐水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車を内蔵する吐水装置において大水塊を形成する技術を提供する。
【解決手段】通水方向を軸として回転することにより水塊を吐出する羽根車104を内蔵し、羽根車104の底面に大開口122を形成し、大開口122や小開口124は、第1の水塊の末端部が分裂離脱したあと、後続の第2の水塊と合流するよう形成する。大開口122の総面積に対する小開口124の総面積の割合は13.3%未満になるよう設け、望ましくは5.3%以上であるよう設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、水栓等における吐水構造、特に、羽根車を内蔵する吐水構造に関する。
水洗式便器に搭載される局部洗浄装置においては、快適な洗浄感を追求するため、ある程度のボリュームを有する大きな水塊を作る技術が提案されている。特許文献1では、通水路の隣りに水溜室を形成し、空気流路から水溜室に空気を取り込むことで、断続的に水塊を吐出する。水塊中の先端低速部分に後続の高速部分が追いつき、低速部分が高速部分に呑み込まれることで大粒の水塊が形成される(特許文献1の図3参照)。
一方、浴室などに設置される水栓の中には、羽根車を内蔵するものがある。羽根車は、水流によって通水方向を軸として回転し、底面部に形成される開口から断続的に通水する。羽根車は、通水量を制限することで節水に寄与する一方、断続的通水により独特かつ適度な強度の触感を与える(特許文献2参照)。
特開2013−238017号公報 特開2013−162985号公報
特許文献1に記載の吐水装置は、水溜室のスペースを確保する必要があるため、洗面台や台所、浴室などに設置される水栓に応用するのは難しい。本出願人が過去に提案した特許文献2に記載の羽根車は、断続的通水を実現しつつ、回転性を高めることを目的とするものである。本発明者は、羽根車の断続通水機能に着目し、羽根車の構造を更に工夫すれば、特許文献1のような大水塊も形成できるのではないか、と考えた。
本発明は、本発明者の上記課題認識に基づいてなされたものであり、その主たる目的は、羽根車を内蔵する吐水装置において大水塊を形成するための技術、を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の吐水構造は、通水方向を軸方向として回転することにより、底面に形成される開口から水塊を吐出させる羽根車を内蔵する。羽根車の開口は、第1の水塊の末端部が分裂離脱したあと、後続の第2の水塊と合流するように形成される。
本発明の別の態様もまた、吐水構造である。この吐水構造は、通水方向を軸方向として回転することにより、水塊を吐出させる羽根車を内蔵する。羽根車の底面には、水塊を通過させる大開口と通水の一部を逃がす小開口が形成される。第1の水塊から分裂離脱した末端部分が後続の第2の水塊と合流するように、大開口および小開口の面積比と通水速度をバランスさせている。
本発明によれば、羽根車により大水塊を形成しやすくなる。
水栓の分解斜視図である。 水栓の分解側面図である。 羽根車の上面図である。 羽根車から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための第1の模式図である。 羽根車から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための第2の模式図である。 羽根車から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための第3の模式図である。 羽根車から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための第4の模式図である。 羽根車から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための第5の模式図である。 大開口と小開口の面積比と、大水塊効果の関係を示す図である。 面積比が0%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が2.7%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が5.3%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が8.0%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が10.7%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が13.3%の場合の吐水状態を示す図である。 面積比が16.0%の場合の吐水状態を示す図である。 小開口を2つ有する羽根車の第1の外観図である。 小開口を2つ有する羽根車の第2の外観図である。 小開口を3つ有する羽根車の外観図である。 小開口を4つ有する羽根車の外観図である。
図1は、水栓100の分解斜視図である。図2は、水栓100の分解側面図である。
本実施形態における水栓100は、浴室で使用するシャワーである。吐水管102は、給水源に対してホース等(図示せず)により接続される。吐水管102の先端部には複数の通水孔を有するキャップ部材108が取り付けられる。そして、吐水管102とキャップ部材108の間に羽根車104および水流噴射部材106が収容される。
羽根車104は12枚の羽根部を有し、底面部には複数の開口(通水口)が形成される(詳細は図3に関連して後述)。羽根車104は、吐水管102から供給される水を羽根部で受けて、通水方向(図1,2の矢印F)を軸方向として回転する。羽根車104の開口から断続的に通水される。
水流噴射部材106は軸110を有し、この軸110に羽根車104が嵌め込まれる。羽根車104は、水流噴射部材106の軸110に支えられた状態で、キャップ部材108の上で回転する。水流噴射部材106の上面には複数の通水孔112が形成される。水流噴射部材106の通水孔112は、水を羽根車104の羽根部の側面に当てて羽根車104に回転力を付与できるように、斜めに開口している。
キャップ部材108にも複数の通水孔が開口されている。本実施形態のキャップ部材108には、直径0.8ミリメートルの通水孔が48個形成されている。
図3は、羽根車104の上面図である。
本実施形態における羽根車104は、直径約27ミリメートルの円形状を有する。羽根車104の中央には軸孔114が形成され、ここに水流噴射部材106の軸110が挿入される。羽根車104の底面には、12枚の羽根部116が並ぶ。羽根車104の底面は、通水領域118と遮蔽領域120に分かれる。本実施形態においては、一直線上に並ぶ2枚の羽根部116を境界線とし、通水領域118と遮蔽領域120はそれぞれ半円形の領域として形成される。
通水領域118は大開口122を有する。本実施形態の通水領域118においては、羽根部116の形成部分以外はすべて大開口122として開口している。遮蔽領域120は完全遮蔽でもよいが、1以上の小開口124が形成されてもよい。
詳細は後述するが、大開口122は、大水塊を作るための通水口である。一方、小開口124は遮蔽領域120の水の一部を逃がすことで、遮蔽領域120にかかる水圧を緩和するための開口である。通水領域118は側壁126を有するが、遮蔽領域120は側壁126を有さない。このため、通水領域118に流れ込む水は羽根車104の側面から逃げることなく、ほとんどが大開口122を通過する。一方、遮蔽領域120に流れ込んだ水のうち大開口122に流れ込まなかった一部の水は小開口124や羽根車104の側面から逃げる。
通水領域118は大開口122を有するため、通水領域118においては羽根車104にほとんど水圧がかからない。一方、遮蔽領域120は底面に大きな水圧がかかりやすい。そこで、遮蔽領域120に流れ込んだ一部の水を羽根車104の側面や小開口124からも逃がすことで、通水領域118と遮蔽領域120の水圧差を緩和している。これにより、羽根車104が過度に傾き回転バランスが悪くなるのを防いでいる。
図4(a)〜図4(e)は、羽根車104から大水塊が形成されるメカニズムを説明するための模式図である。図4(a)から図4(e)は時系列順である。給水および吐水方向はいずれも、図面右方向である。また、便宜上、中心軸の上側を領域R1,下側を領域R2とする。
まず、羽根車104の大開口122が領域R1にあるとき、大開口122からまとまった水が吐出される(図4(a))。羽根車104の回転により、大開口122は領域R2に移動する。このときも再び大開口122から水が吐出される(図4(b))。一方、領域R1からの吐水は遮断されるため、図4(a)において吐出された水は水塊M1を形成する。水塊M1の先頭部分は後ろから給水圧を受けるため比較的高速になる。一方、水塊M1の末尾部分は給水圧を受けないため比較的低速になる。すなわち、水塊M1は先頭部分ほど高速で末尾部分ほど低速になる。
やがて水塊M1は、各部の速度差により、先頭部分Mh1、中央部分Mm1、末尾部分Mt1に3分裂する(図4(c))。羽根車104の回転により、大開口122は領域R1に移動する。このとき大開口122から再び領域R1に水が吐出される。領域R2からの吐水は遮断されるため、図4(b)において吐出された水は水塊M2を形成する。
3分裂した水塊M1の後方に新たな水塊M3が形成される(図4(d))。水塊M3の先頭部分は高速であるため、先行する水塊M1の低速な末尾部分Mt1は水塊M3の高速な先頭部分に呑み込まれ、大水塊Bが形成される。以下、先行する水塊M1の末尾部分を後続の水塊M3が食いつくことで大水塊Bが形成される効果のことを「大水塊効果」とよぶことにする。水塊M2も先頭部分Mh2、中央部分Mm2、末尾部分Mt2に3分裂する。
水塊M2の末尾部分Mt2も後続の水塊M4に追いつかれ、領域R2においても大水塊効果が発生する(図4(e))。大水塊Bを含む水塊M3は3分裂している。この結果、図4(e)の水塊M3は、大水塊Bと小水塊Cに分かれる。
羽根車104により、従来のように断続的通水により水塊を作るだけではなく、大水塊効果を発生させることでボリュームの異なる複数の水塊を断続的に吐出することが可能となる。図4(e)に示すように、大水塊Bによる強い圧力と、小水塊Cによる穏やかな圧力を交互に発生させることで、限られた給水量でもメリハリの効いた肌刺激を実現できる。
大水塊効果を発生させるためには、水塊Mが分裂し、かつ、後続の水塊Mが先行する水塊Mに追いつく必要がある。そのためには、吐水管102の通水速度(単位時間あたりの給水量)に応じて、大開口122および小開口124のサイズを最適なバランスとなるように設計する必要がある。
たとえば、通水速度が大きいときには大開口122が小さくても大きな水量の水塊を吐出することができる。一方、回転性を考慮すると水圧緩和のために小開口124の総面積を大きくする必要がある。通水速度が小さいときには大開口122を大きくする必要があるが、小開口124を大きくする必要性は薄くなる。このように、通水速度に応じて、大開口122および小開口124のサイズあるいはその面積比を調整することが望ましい。
図5は、大開口122と小開口124の面積比と、大水塊効果の関係を示す図である。 S1は大開口122の総面積(以下、「大開口面積」とよぶ)を示し、S2は小開口124の総面積(以下、「小開口面積」とよぶ)を示す。したがって、S2/S1とは、小開口面積/大開口面積(以下、「面積比」とよぶ)を意味する。本実施形態においては、1つの小開口124の大きさは、大開口面積の約2.7%である。そして、この小開口124を0〜6個の間で変化させることで試験を行っている。
図5は、給水量を6.5(リットル/分)とし、キャップ部材108から150〜200(ミリメートル)離れた地点に3人の被験者が手をかざすことで大水塊効果が発生しているかを触感で判定した結果を示す。150〜200(ミリメートル)は、浴室でシャワーを使うときのシャワーから肌までの一般的な距離である。3人の被験者がいずれも大水塊効果を実感できなくなるのは面積比が13.3%以上となったときである。
図6(a)〜図6(g)は、それぞれ、面積比が0%、2.7%、5.3%、8.0%、10.7%、13.3%および16.0%の場合の吐水状態を示す。
大水塊Bが発生する箇所に印をつけている。図6(a)〜図6(g)に示すように、面積比が13.3%を超えると大水塊効果が発生しなくなる。小開口面積が大きすぎるため、羽根車104の断続通水効果が比較的弱くなってしまうためではないかと考えられる。
なお、上記条件にて実験した場合、面積比が5.3%未満になると羽根車104の回転性が悪くなることも判明した。具体的には、本出願人があらかじめ規定している通水試験において羽根車104に回転停止が発生すれば、「回転性が悪化した」と判定している。したがって、回転の安定性も考慮するならば、面積比は5.3%以上、13.3%未満の範囲に設定されることが好ましい。なお、給水量を6.5(リットル/分)から変化させた場合でも、4.5〜8.5(リットル/分)程度の範囲であれば、大水塊効果および回転性の両面から考査しても、適切な面積比についての変化はなかった。
図7(a)〜図7(d)は、小開口124の数が異なる羽根車104の外観図である。
いずれの図も、左から羽根車104の上面図、側面図および下面図を示す。図7(a)と図7(b)は、小開口124が2つの場合である。図7(a)においては、通水領域118を等分割する分割線Dに対して、2つの小開口124a,124bが線対称となるように配置される。一方、図7(b)の2つの小開口124a,124bは線対称配置になっていない。小開口124を線対称となるように配置することは必須ではないが、図7(a)のように2以上の小開口124を分割線Dに対して線対称となるように配置にする方が、回転が安定する。
図7(c)は、小開口124が3つ配置されているが、これらの小開口124は分割線Dに対して線対称とはなっていない。回転を安定させる上では、1つの小開口124を分割線D上に配置し、残り2つの小開口124を分割線Dに対して線対称となるように配置することが望ましい。
図7(d)では、4つの小開口124が分割線Dに対してほぼ線対称となるように配置されている。小開口124を1つだけ配置するときには、その1つの小開口124を分割線Dと重なるように配置するのが望ましい。
以上、実施形態に基づいて、水栓100の吐水構造、特に、羽根車104の構造を中心として説明した。
本実施形態の羽根車104は、通水領域118および遮蔽領域120を有する。通水領域118に形成される大開口122と遮蔽領域120に形成される小開口124の面積比を通水速度に応じて調整することで、大水塊効果を発生させることができることが確認された。すなわち、羽根車104のような小さな部品であっても、大水塊Bと小水塊Cの双方を含む水塊列を肌に当てることで単調ではない、ボリューム感のある肌刺激を実現できる。また、羽根車104を利用することで、螺旋状に大水塊を吐出させることができるため、特有の肌刺激が実現される。
水栓100の大きさや通水速度といった所与の使用条件を前提として、それに応じて面積比の最適値を追求することで、羽根車104であっても大水塊効果を実現可能であることがわかった。もちろん、面積比を所与として通水速度を調整してもよい。すなわち、通水速度、大開口面積および小開口面積それぞれの設計値の最適バランスを追求することで羽根車104でも大水塊効果を実現できることが確認された。本実施形態においては、通水速度とを6.5(リットル/分)としているが、4.5〜8.5(リットル/分)の範囲では面積比を変更しなくても大水塊効果を実現できる。この範囲外に通水速度が設定されるときには、そのような通水速度に適応するように面積比を調整することで大水塊効果を同様に実現できる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
本実施形態においては、浴室用の水栓100を対象として説明したが、本発明の吐水構造は、台所や洗面所など多様な水栓や局部洗浄装置等にも応用可能である。なお、特許文献1のように、羽根車104の回転を安定させるため、羽根車104の裏面(キャップ部材108と接触する側の面)に複数の突起を設けてもよい。
本実施形態のキャップ部材108に形成される通水孔の直径は0.8ミリメートルであるが、0.6〜1.0ミリメートルの範囲内であれば、羽根車104については本実施形態と同様の設計値にて大水塊効果を維持できる。
以上の記載から、以下の発明が認識される。
本発明のある態様における吐水構造は、通水方向を軸方向として回転することにより、底面に形成される開口から水塊を吐出させる羽根車を内蔵し、第1の水塊の末端部が分裂離脱したあと、後続の第2の水塊と合流するように前記開口が形成される。
開口から通過した水塊が分裂し、後続の水塊に呑み込まれて大水塊を形成する大水塊効果が生じるように開口を形成することで、羽根車によって大水塊特有の吐水感を実現しやすくなる。
底面には、水塊を吐出させる開口が形成される通水領域と、非形成の遮蔽領域が形成されてもよい。
遮蔽領域は、一切の開口が形成されない完全遮蔽の領域であってもよいし、水圧緩和のために水の逃げ道としての小孔が形成されてもよい。
底面には、水塊を通過させるための大開口とは別に小開口が形成されてもよい。大開口の総面積に対する小開口の総面積の割合は13.3%未満であることが望ましい。また、大開口の総面積に対する小開口の総面積の割合は5.3%以上であるが更に望ましい。
底面には大開口を有する通水領域と小開口を有する遮蔽領域が1つずつ形成されてもよい。そして、遮蔽領域においては、通水領域を等分割する分割線に対して線対称となるように、小開口が配置されてもよい。
このような小開口の配置方法により、羽根車のバランスをとりやすくなる。たとえば、小開口124が1つのときには、分割線の線上に小開口124を配置する。小開口124が3つ以上の奇数個(2n−1個)のときには、1つの小開口124を分割線の線上に配置し、残りを分割線の左右にn個ずつ小開口124を対称配置すればよい。小開口124が偶数個(2n個)のときには、分割線に対して左右にn個ずつ小開口124を対称配置すればよい。
本発明の別の態様における吐水構造も、通水方向を軸方向として回転することにより、水塊を吐出させる羽根車を内蔵する。羽根車の底面には、水塊を通過させる大開口と通水の一部を逃がす小開口が形成される。そして、第1の水塊から分裂離脱した末端部分が後続の第2の水塊と合流するように、大開口および小開口の面積比と通水速度をバランスさせる。
100 水栓、 102 吐水管、 104 羽根車、 106 水流噴射部材、 108 キャップ部材、 110 軸、 112 通水孔、 114 軸孔、 116 羽根部、 118 通水領域、 120 遮蔽領域、 122 大開口、 124 小開口、 126 側壁、 M 水塊、 B 大水塊。

Claims (6)

  1. 通水方向を軸方向として回転することにより、底面に形成される開口から水塊を吐出させる羽根車を内蔵し、
    第1の水塊の末端部が分裂離脱したあと、後続の第2の水塊と合流するように前記開口が形成されることを特徴とする吐水構造。
  2. 前記底面には、水塊を吐出させる前記開口が形成される通水領域と、非形成の遮蔽領域が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吐水構造。
  3. 前記底面には、水塊を通過させるための大開口とは別に小開口が形成され、
    前記大開口の総面積に対する前記小開口の総面積の割合は13.3%未満であることを特徴とする請求項1または2に記載の吐水構造。
  4. 前記大開口の総面積に対する前記小開口の総面積の割合は5.3%以上であることを特徴とする請求項3に記載の吐水構造。
  5. 前記底面には前記大開口を有する通水領域と前記小開口を有する遮蔽領域が1つずつ形成されており、
    前記遮蔽領域においては、前記通水領域を等分割する分割線に対して線対称となるように、前記小開口が配置されることを特徴とする請求項3または4に記載の吐水構造。
  6. 通水方向を軸方向として回転することにより、水塊を吐出させる羽根車を内蔵し、
    前記羽根車の底面には、前記水塊を通過させる大開口と通水の一部を逃がす小開口が形成され、
    第1の水塊から分裂離脱した末端部分が後続の第2の水塊と合流するように、前記大開口および前記小開口の面積比と通水速度をバランスさせたことを特徴とする吐水構造。
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