JP2014121689A5 - - Google Patents

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JP2014121689A5
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Claims (18)

  1. 既設の温水供給配管の末端に後付けする形態で使用され、温水受入口及び温水吐出口と、それら温水受入口及び温水吐出口をつなぐ温水流通経路が内部に形成されたユニット本体と、
    前記ユニット本体内にて前記温水流通経路の途上に形成され、前記温水受入口から流入する温水と接触して溶解しつつ炭酸ガスを発生させる固形発泡剤を収容する固形発泡剤収容部と、
    前記固形発泡剤収容部よりも下流側であって前記温水吐出口よりも上流側となるように前記温水流通経路の途上に配置され、前記固形発泡剤が発生する炭酸ガス気泡とともに前記温水を受け入れて前記炭酸ガス気泡を微細化し、その微細化された炭酸ガス気泡である炭酸ガス微細気泡を含んだ温水を前記温水吐出口に向けて送出する気泡微細化機構と、
    前記ユニット本体の前記水流入口を前記温水供給配管の末端に着脱可能に取り付けるための着脱部と、
    を備えたことを特徴とする炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  2. 前記気泡微細化機構は、温水流入側となる流入端と温水流出側となる流出端とが定められた部材本体に対し、前記流入端に開口する流入口と前記流出端に開口する流出口とをつなぐ流路が貫通形態に形成されるとともに、前記流路の途中位置に前記流入口よりも流通断面積が小さい絞り部が形成され、該絞り部にて前記流路の軸断面を3以上のセグメント領域に区画する形態で、当該絞り部の流路断面積をさらに減少させる衝突部が配置され、
    前記部材本体の前記流入端に供給された前記温水の流れを前記衝突部に衝突させて前記炭酸ガス気泡を剪断粉砕する一方、前記温水を前記セグメント領域に分配しつつ増速して通過させ、その減圧効果により前記温水に溶解した空気ないし炭酸ガスを析出させて析出気泡となし、
    前記絞り部の断面中心部に向けて突出する複数の前記衝突部の2つ以上のものの先端部同士の間に、断面周囲流に対し相対的に高速となる断面中心流を通過させるための高速流ギャップが形成され、
    前記衝突部の先端部には先端に向かうほど軸断面を縮小させる錐状部が形成されてなり、前記セグメント領域を挟んで互いに隣接する2つの前記衝突部において前記錐状部の外周面間に、前記高速流ギャップを構成するスリット部が形成されている炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  3. 複数の前記衝突部の少なくとも1対のものが、前記絞り部の断面中心を挟んで内径方向に対向する形で配置され、それら衝突部の先端間に中心ギャップが形成され、該中心ギャップに前記スリット部が連通して前記高速流ギャップが構成される請求項2に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  4. 前記衝突部は、各々その突出方向が前記絞り部の軸断面にて互いに直交する十字形態に設けられ、それら衝突部により前記絞り部が4つの前記絞りセグメント領域に分割されてなる請求項2又は請求項3に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  5. 前記気泡微細化機構は、温水流入側となる流入端と温水流出側となる流出端とが定められた部材本体に対し、前記流入端に開口する流入口と前記流出端に開口する流出口とをつなぐ流路が貫通形態に形成されるとともに、前記流路の途中位置に前記流入口よりも流通断面積が小さい絞り部が形成され、該絞り部にて前記流路の軸断面を3以上のセグメント領域に区画する形態で、当該絞り部の流路断面積をさらに減少させる4つの衝突部が配置され、
    前記絞り部の断面中心部に向けて突出する前記4つの衝突部の先端部同士の間に、断面周囲流に対し相対的に高速となる断面中心流を通過させるための高速流ギャップが形成され、
    4つの前記衝突部が前記流路の内周面から該流路の中心部に向けて突出する形で設けられ、
    各前記衝突部の先端部には先端に向かうほど軸断面を縮小させる錐状部が形成されてなり、
    前記セグメント領域を挟んで互いに隣接する前記衝突部において前記錐状部の外周面間に、前記高速流ギャップの一部を構成するスリット部が形成され、
    前記絞り部の断面中心を挟んで内径方向に対向して配置される前記衝突部の先端間に、前記高速流ギャップの一部を構成する中心ギャップが形成され、
    前記高速流ギャップは、4つの前記スリット部が前記中心ギャップを介して一体化された十字形態に形成されてなる請求項1に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  6. 前記衝突部の先端が先鋭に形成されてなる請求項5記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  7. 前記衝突部の先端が平坦に形成されてなる請求項5記載の気泡発生機構。
  8. 前記気泡微細化機構は、温水流入側となる流入端と温水流出側となる流出端とが定められた部材本体に対し、前記流入端に開口する流入口と前記流出端に開口する流出口とをつなぐ流路が貫通形態に形成されるとともに、前記流路の途中位置に前記流入口よりも流通断面積が小さい絞り部が形成され、該絞り部にて前記流路の軸断面を3以上のセグメント領域に区画する形態で、当該絞り部の流路断面積をさらに減少させる衝突部が配置され、
    前記衝突部は、各々その突出方向が前記絞り部の軸断面にて互いに直交する十字形態に設けられ、それら衝突部により前記絞り部が4つの前記絞りセグメント領域に分割され、
    前記衝突部は、前記絞り部の断面を内径に沿って横切るように配置される主衝突部と、該主衝突部と直交する形で、前記絞り部の断面中心を挟んで内径方向に対向して配置されるとともに、各々先端面と前記主衝突部の外周面との間に断面周囲流に対し相対的に高速となる断面中心流を通過させるための高速流ギャップを構成する外周ギャップを形成する1対の対向衝突部とを備える請求項1に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  9. 前記対向衝突部の先端が平坦に形成されてなる請求項8記載の気泡発生機構。
  10. 前記主衝突部は、各々平坦な先端面を有する1対の衝突部が、それら先端面間に前記絞り部の断面中心を包含する中心ギャップを形成する形で、前記絞り部の内径方向に対向して配置されて形成されたものである請求項8又は請求項9に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  11. 前記対向衝突部の先端が先鋭に形成されてなる請求項8記載の気泡発生機構。
  12. 前記主衝突部は、各々平坦な先端面を有するとともに該先端面の外周に沿って面取り部が形成された1対の衝突部が、該先端面にて互いに接するように前記絞り部の内径方向に対向して配置されて形成されたものであり、
    前記対向衝突部の先端が、前記主衝突部をなす2つの衝突部の前記面取り部が作るV字状断面の溝部と対向する形で前記外周ギャップを形成してなる請求項8記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  13. 前記セグメント領域を挟んで互いに隣接する2つの前記衝突部の少なくともいずれかの外周面に、周方向の絞りリブが複数巻形成されている請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  14. 前記絞りリブは頂部が鋭角に形成されてなる請求項13記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  15. 複数巻の前記絞りリブがらせん状に一体形成されている請求項13又は請求項14に記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  16. 前記衝突部はねじ部材にて形成され、該ねじ部材の前記脚部の外周面に形成されるねじ山が前記絞りリブを形成する請求項15記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  17. 前記温水供給配管は末端が温水供給蛇口を形成するものであり、前記ユニット本体は前記温水供給蛇口の吐出口に前記着脱部を介して直結される蛇口アダプタとして構成されている請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
  18. 前記前記温水供給配管はシャワーホースであり、
    前記ユニット本体は前記シャワーホースの末端に前記着脱部を介して取り付けられるとともに、前記温水吐出口が散水板にて形成されたシャワーヘッドとして構成されてなる請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の炭酸ガス微細気泡発生ユニット。
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