JP2017063772A - 除草も可能なハンドスコップ - Google Patents

Abstract

【課題】移植等に用いられるハンドスコップに対し、除草も可能とする方法を提供する。【解決手段】ハンドスコップ１の刃部の縁に沿い、所定の部分に連続した複数個の鋸刃状の切欠き部1ｃを設ける。刃部に鋸刃状の切り欠き部１ｃを設けたことにより従来の移植作業や土の形成作業に加え、除草作業も可能となる。除草作業では雑草を挟持し、小型の雑草の土中より根こそぎ除去も可能とした。さらに、必要であれば、本来のハンドスコップの機能である土の掘り起しによる除草も可能にした。【選択図】図１

Description

本発明は、従来移植等に使用されるハンドスコップに対し除草も可能になる方法に関するものである。

従来、ハンドスコップは、移植作業や土の形成作業に使用されており、雑草の除去に関しては、鎌等の農作業用具によって行われていた。

実開平４−２２０８

従来、小規模の範囲に於ける小型の雑草の除去には、鎌や草薙等の農作業用具によって行われていた。
こうした農作業用具による場合、主に雑草に対し刈り払う方法であり、雑草根部は、土中に残留される場合が多い。

そこで本発明は、従来移植作業や土の形成が用途であるハンドスコップに対し、小型の雑草を根こそぎ除去も可能な機能の付加を提供することを目的とする。

本発明によるハンドスコップは、雑草を狭持し、土中より離脱もしくは切離すべくハンドスコップの刃部の縁に沿い、連続した鋸刃状の切欠部を所定の部分に設ける。

本発明によるハンドスコップは、従来の使用目的である移植作業や土の形成作業に加え、除草作業も可能となる。

本発明によるハンドスコップでの除草は、その多くを土中より根こそぎ離脱を可能とする。
更に、必要であれば、本来の機能である土の掘り起こしによる除草も可能である。

除草後の草寄せや整地作業も容易である

本発明による除草手段を有したハンドスコップの平面図である。 本発明によるハンドスコップを使用する作業者の様子である。 本発明によるハンドスコップによる除草時の様子を示した図である。

以下、本発明の実施の形態１を図面に基付いて説明する。
図１は、本発明による除草手段を有したハンドスコップ１の全体図である。
図２は、本発明によるハンドスコップ１を使用する作業者Ｍの様子を示す。
図２に示すように、作業者Ｍは、本発明によるハンドスコップ１の把持部１ａを握持し雑草Ｓの根元部に向けて、矢印Ａの方向に地上Ｒ上を回動及び摺動動作を行う。

図３に示すように、本発明によるハンドスコップ１により除草される際は、刈り払いもされるが、その大半が根元部を狭持され、土中より根こそぎ離脱される。
また、ハンドスコップ本来の機能である土の掘り起こし作業による除草も可能。

除草後の雑草Ｓは、本発明によるハンドスコップの切欠部１ｃを熊手様に使用し、まとめることが可能。
除草後の地上Ｒは、ハンドスコップ本来の機能により整地する。

１ ハンドスコップ
Ｍ 作業者
Ｒ 地上

Claims (2)

1. ハンドスコップの刃部の縁所定の部分に対し、連続した複数個の鋸刃状の切欠部を設ける。
2. 切欠きの量は、ハンドスコップの幅方向に対し、１／４程度とし、広角は３０度前後とする。

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