JP2017063405A - 標準準拠無線信号を修正するデータ送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】RF送受信機と追加的な省エネルギーRF受信機とを有し、アクティブな無線接続がない場合にRF送受信機を無効化することによりエネルギー消費を低減するデータ受信機に対応する、標準準拠データ送信機を提供する。【解決手段】本発明の実施形態は、無線信号を送信するためのデータ送信機を提供するものであり、データ送信機は、修正無線信号を送信するために標準準拠無線信号を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、データ送信機に関し、詳細には、追加情報を送信するために標準準拠無線信号を修正するデータ送信機に関する。さらなる実施形態は、標準無線システムによるウェイクアップパターン発生器に関する。
RF送受信機と追加的な省エネルギーRF受信機とを有するデータ受信機であって、アクティブな無線接続が無い場合にRF送受信機を無効化することにより、データ受信機のエネルギー消費を低減するデータ受信機が知られている。RF送受信機が無効化されている中で、データ送信機の発する接続形成無線信号を認識するために、代わりに省エネルギーRF受信機が、無線信号の送受信用にRF送受信機が使う周波数範囲を監視し、接続形成無線信号を認識すると、RF送受信機が再び有効化される。
しかしながら、従来の標準準拠データ送信機は、省エネルギーRF受信機が認識し得る接続形成無線信号を発するのに適さない。
本発明の基礎となる目的は、上述のデータ受信機に対応する標準準拠データ送信機を作るというコンセプトを提供することである。
本目的は、独立請求項によって達成される。
従属請求項は、有利なさらなる発展を主題としている。
本発明の実施形態は、無線信号を送信するためのデータ送信機を提供するものであり、データ送信機は、修正標準準拠無線信号を送信するために標準準拠無線信号を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列を修正標準準拠無線信号の振幅に追加的にマッピングする。
本発明は、追加的なビット列を標準準拠無線信号の振幅にマッピングするというアイデアに基づくものである。この標準準拠無線信号が、追加的なビット列を修正標準準拠無線信号の振幅にマッピングするように送信前に修正される。修正標準準拠無線信号は、例えば、データ受信機の実際の標準準拠RF送受信機が無効化されている場合、データ受信機の省エネルギーRF受信機によって、ビット列を用いて認識されるのであってもよい。
そのような省エネルギーRF受信機をアドレスする/ウェイクアップさせることができるようにするために、適切なウェイクアップパターン(例えば、振幅変調された信号)を発しなければならない。
実施形態によれば、標準無線システムを用いて、これらを基本的に変えなくても、プロプライエタリな信号(ウェイクアップ信号)を発することができる。これらの標準システムを操作して、試験信号やアドバタイジングチャネルだけでなく伝送規格で許容される閾値等の標準において規定された特別な機能において、所望のウェイクアップパターンを同様に発するように送信振幅に影響を与えるようにする。
よって、実施形態には、ウェイクアップに適する無線信号をエミュレートするために、既存の無線システムを(例えば、適切な装置、方法および/またはコンピュータプロクラムによって)修正するという、柔軟性の面での利点がある。一部の実施形態では、送信機側にも受信機側にもハードウェアが介在する必要が無い。
さらなる実施形態は、データ送信機とデータ受信機とを備えるシステムを提供する。データ送信機は、修正無線信号を送信するために標準準拠無線信号を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする。データ受信機は、RF送受信機とRF受信機とを備える。RF送受信機は、データ送信機との無線接続を形成するために、少なくとも上記周波数帯域において標準準拠無線信号を送受信するように構成され、データ受信機は、データ受信機とデータ送信機との間においてアクティブな無線接続が無い場合に、RF送受信機を無効化するように構成される。RF受信機は、ビット列を用いて、データ送信機からの修正無線信号を認識するために、周波数帯域を監視するように構成され、データ受信機は、データ送信機の修正無線信号を認識すると、RF送受信機を有効化するように構成される。
さらなる実施形態は、無線信号を送信するための方法を提供する。本方法は、以下のステップを含む。
−修正無線信号を得るために、標準準拠無線信号を修正するステップであって、ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、標準準拠無線信号を修正するステップ、および
−修正無線信号を送信するステップ。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態をより詳細に説明する。
本発明の一実施形態による、無線信号を送信するためのデータ送信機の概略的なブロック回路図である。 別の実施形態による、RF送信機と制御手段とを有するデータ送信機の概略的なブロック回路図である。 データ送信機とデータ受信機とを有するシステムの概略的なブロック回路図である。 ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、修正無線信号の図、および修正無線信号の包絡線の図であり、いずれも時間に対してプロットしたものである。 ある周波数帯域において、同期系列を含むテレグラムを形成するビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、修正無線信号の図である。 ある周波数帯域において、同期系列と送信機識別情報とを含むテレグラムを形成するビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、修正無線信号の図である。 ある周波数帯域において、同期系列と受信機識別情報とを含むテレグラムを形成するビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、修正無線信号の図である。 一実施形態による、無線信号を送信するための方法の流れ図である。
以下の本発明の実施形態の説明では、図面における同じ要素または同じ効果の要素には、同じ参照番号を付与して、それらの説明が、異なる実施形態においても相互に交換可能となるようにしている。
図1は、本発明の一実施形態による、無線信号102を送信するためのデータ送信機100の概略的なブロック回路図である。データ送信機100は、修正無線信号(修正標準準拠無線信号)106を送信するために標準準拠無線信号104を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列108を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする。
標準準拠無線信号104は、ある無線規格に対応する無線信号であってもよい。換言すると、標準準拠無線信号104は、ある規格に準拠する無線信号であってもよい。このことは、標準準拠無線信号104が、任意の従来の標準準拠データ受信機によって受信および評価(例えば、復号)され得る無線信号であることを意味している。
実施形態では、データ送信機100は、第1の動作モード(例えば、通常の動作モードまたは標準準拠の動作モード)で標準準拠無線信号104を送信するように、また、修正無線信号106を送信するために、第2の動作モード(例えば、接続形成動作モード)で標準準拠無線信号104を修正するように構成されてもよい。
このように、データ送信機100は、標準準拠無線信号104または修正無線信号106(のいずれか)を無線信号102として送信するように構成されてもよい。
このデータ送信機100は、第2の動作モードで標準準拠無線信号104をさらに発生させる(または生成または供給する)ように構成されるが、標準準拠無線信号104を修正して、ある周波数帯域において、ビット列108を修正標準準拠無線信号106の振幅に追加的にマッピングするように構成されてもよい。
実施形態では、データ送信機100は、修正標準準拠無線信号106を得るために、標準準拠無線信号104の振幅を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列108を修正標準準拠無線信号106の振幅に追加的にマッピングしてもよい。例示的には、データ送信機100は、例えば、ASK(振幅偏移変調)変調またはOOK変調(OOK=オンオフ変調。単純な形態の振幅偏移変調であり、搬送波のオンオフを切替える)などの振幅変調に対応してビット列をマッピングするように構成されてもよい。
データ送信機100は、修正標準準拠無線信号106を得るために、標準準拠無線信号104の送信電力を変更するように構成されてもよい。データ送信機100は、例えば、ビット列の第1の論理値をマッピングするために、第1の送信電力で標準準拠無線信号104を送信するように、また、ビット列の第2の論理値をマッピングするために、第2の送信電力で標準準拠無線信号104を送信するように構成されてもよく、第1の送信電力は、第2の送信電力とは異なる。
加えて、データ送信機100は、修正標準準拠無線信号106を得るために、標準準拠無線信号104をバーストで送信するように構成されてもよく、ビット列の第1の論理値を標準準拠無線信号104が送信される期間にマッピングし、ビット列の第2の論理値を標準準拠無線信号104が送信されていない期間、または標準準拠無線信号104の送信が停止されている期間にマッピングする。
加えて、データ送信機100は、修正標準準拠無線信号106を得るために、標準準拠無線信号104を送信する周波数帯域(またはチャネル)を変更するように構成されてもよい。例示的には、データ送信機100は、上記周波数帯域(例えば、第1の周波数帯域)においてビット列108の第1の論理値をマッピングするために、上記周波数帯域(例えば、第1の周波数帯域または第1のチャネル)で標準準拠無線信号104を送信するように、また、上記周波数帯域(例えば、第1の周波数帯域)においてビット列の第2の論理値をマッピングするために、別の周波数帯域(例えば、第2の周波数帯域または第2のチャネル)で標準準拠無線信号104を送信するように構成されてもよく、上記周波数帯域(例えば、第1の周波数帯域)は、別の周波数帯域(例えば、第2の周波数帯域)とは異なる。
このように、修正標準準拠無線信号106は、本質的に、標準準拠無線信号104に対応するが、ビット列108が修正標準準拠無線信号106の振幅に追加的にマッピングされることに違いがある。よって、修正標準準拠無線信号106は、標準準拠無線信号104(または標準準拠情報)に含まれる情報とは別に、ビット列108を用いてマッピングされた追加情報を含んでもよい。
図2は、本発明の一実施形態による、データ送信機100の概略的なブロック回路図である。図1と比べると、図2に示すデータ送信機100は、標準準拠送信手段110と、場合により、制御手段112とを追加的に備える。
標準準拠送信手段110は、標準準拠無線信号106を(第1の動作モードで)供給および送信するように構成されてもよい。標準準拠送信手段110は、例えば、標準準拠の無線チップであってもよい。
データ送信機100または制御手段112は、修正無線信号106を得て送信するために、標準準拠送信手段110を(第2の動作モードで)駆動するように構成されて、標準準拠無線信号104を修正してもよく、ある周波数帯域において、ビット列108を修正無線信号106の振幅に追加的にマッピングする。
代替的に、データ送信機100は、増幅器またはミキサなどの装置を標準準拠送信手段110の下流に追加的に備えてもよく、データ送信機100または制御手段112は、下流の装置を駆動して、修正無線信号106を得て送信するために、標準準拠送信手段が供給する標準準拠信号を修正するように構成されてもよい。
図3は、データ送信機100とデータ受信機150とを有するシステムの概略的なブロック回路図である。
図1および図2を参照して既に説明したように、データ受信機150は、修正無線信号を送信するために、標準準拠無線信号を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングしてもよい。
データ受信機150は、標準準拠RF送受信機152と追加的なRF受信機154とを備えてもよい。
データ受信機150のRF送受信機152は、データ送信機100との無線接続を形成するために、少なくとも上記周波数帯域において標準準拠無線信号104を送受信するように構成されてもよく、データ受信機150は、データ受信機150とデータ送信機100との間においてアクティブな無線接続が無い場合、RF送受信機152を無効化するように構成されてもよい。RF送受信機152は、例えば、(従来型の)標準準拠の無線チップであってもよい。
追加的なRF受信機154は、ビット列108を用いて、データ送信機100からの修正無線信号106(例えば、ウェイクアップ信号またはイネーブル信号)を認識するために、周波数帯域を監視するように構成されてもよく、データ受信機150は、データ送信機100の修正無線信号106を認識すると、RF送受信機152を有効化するように構成されてもよい。
このように、データ受信機100は、ビット列が既定の基準を満たす場合(に限り)、RF送受信機152を有効化するように構成されてもよい。例示的には、既定の基準は、ビット列と既定のビット列とが、またはビット列の一部と既定のビット列の一部とが十分に一致することであってもよい。加えて、既定の基準は、ビット列が有する、または含む情報と、既定の、または期待される情報とが一致することであってもよい。
データ送信機100およびデータ受信機150のさらなる実施形態について以下により詳細に説明する。
既に述べたように、データ受信機150は、RF送受信機152と追加的なRF受信機154とを備えてもよく、RF受信機154は、修正無線信号106を認識すると、RF送受信機152を有効化すること、すなわちウェイクアップさせることができる。そのため、RF受信機154をウェイクアップ受信機と呼び、また修正無線信号106をウェイクアップ信号と呼ぶ。
このように、(データ受信機150の)使用されるウェイクアップ受信機技術は、本質的に固定として既定されたプロプライエタリな規格外の無線プロトコルを用いる。この技術を、Bluetooth(登録商標、以下同じ)、Bluetooth Low Energy、ZigBee(データ量の少ない無線ネットワークのための仕様)またはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)などの標準に準拠して動作する全世界で利用可能な無線技術に使えるようにするために、既に利用されているこれらの規格化されたシステムは、省電流ウェイクアップ受信機技術によってプロプライエタリなウェイクアップ信号として解釈される無線信号を生成(またはエミュレート)しなければならない。無線規格によっては、ビット転送層(すなわち物理層(PHY層))付近の下位のOSI層に直接アクセスできるとは限らないため、エミュレーション信号の生成は難しい。
よって、標準準拠無線信号104を整形(修正)して、これが、OOK変調されたウェイクアップ信号(OOK=オンオフ変調。信号強度「オン」および「オフ」による高周波の搬送波の振幅変調)と解釈され得るようにする。目標は、ウェイクアップ系列を再生するのに有用なデータに関して、8ビットから32ビット、必要であればそれ以上の長さのビット列のOOK変調されたビット列を発することである(例えば、31ビットのビット列)。一般的に、データレートの範囲は、32ビット/秒から64kビット/秒である。搬送波周波数は、HF(短波)、VHF(超短波)およびUHF(極超短波)の周波数帯域であってもよい。変調は、100%の変調度の振幅変調として実行してもよい(この場合「OOK」)。しかしながら、少なくとも、OOK「0」レベルからOOK「1」レベルまでのレベルの差が、例えば、少なくとも10dBであるほど低いような、低い変調度もまた用いることができる。OOK変調された搬送波信号の利点は、省電流無線受信機154を用いて(最も簡単な場合、検波器、サンプリングまたは超再生受信機も用いる)OOK変調された搬送波信号を検波および受信することである(注:この場合、電流消費は、20μA未満であることが多い)。
OOK「1」として標準準拠バースト信号を用いてもよい。OOK「0」については、瞬断があってもよい。バーストとは、例えば、FSK(周波数偏移変調)またはQPSK(四位相偏移変調)または様々な位相および周波数の変調におけるものなど、いかなる振幅変調もすることなく行われる、搬送波におけるHF(短波)アクティビティを表す。図4を参照されたい。
詳細には、図4は、ある周波数帯域において、ビット列108を修正無線信号106の振幅に追加的にマッピングする、修正無線信号106の図170、および修正無線信号106の包絡線174の図172であり、いずれも時間に対してプロットしたものである。
バースト内の変調レートは、所望のOOKデータレートよりも一桁大きくなるようにすることが好ましい。例えば、16‐QAM(直角位相振幅変調)など、より複雑な変調もまた想定される。ここで肝心なのは、無線信号が、ウェイクアップ受信機154によって、OOK「1」および「0」信号として解釈され得るということである。バーストはまた、無線問い合わせ(例えば、問い合わせスキャン(inquiry scan))または特定の長さの無線データパッケージであってもよい。ここで重要なのは、所望のOOKビット持続時間に関してアクティビティ時間を保つことである。本方法は、低OOKデータレート(例えば、ビット持続時間>10ms)では実現が容易であり、また、例えば、対応する無線アクティビティと互いに関係するソフトウェア手順を単に有効化することによって、ビット転送層(PHY層)へのアクセスが難しい無線規格にも適用される。1つの取り得る実装は、無線規格の機能(例えば、問い合わせスキャン)にトリガをかける、または中断する場合の非常に遅いOOK変調であり得る。
OOK「0」はまた、周波数から十分に離れた異なる周波数へのチャネルの変化によって実現されてもよい。よって、例えば(2MHzから10MHzの伝送帯域幅の範囲にある)SAW(表面弾性波)フィルタの対応するHFフィルタ帯域幅も考えられる。本方法は、より高いOOKデータレート(例えば、ビット持続時間<1ms)を実現しようとする場合に適している。チャネル選択へのアクセスには、通常、特定のソフトウェア由来の遅延を必然的に伴う。よって、より短いOOKビット持続時間が実現されてもよい。
上述のようなASKまたはOOK変調されたウェイクアップ信号106の生成とは別に、ウェイクアップテレグラムの整形のために、以下の方法を用いてもよい。このウェイクアップテレグラムは、ビット列108によってマッピングされてもよい。換言すると、ビット列108は、ウェイクアップテレグラムを形成してもよい。
図5は、ある周波数帯域において、プリアンブルまたは同期系列112を含むテレグラムを形成するビット列108をウェイクアップ信号106の振幅に追加的にマッピングする、ウェイクアップ信号106の図である。ここでデータ受信機150は、プリアンブルまたは同期系列112を用いてウェイクアップ信号106を認識するように構成されてもよい。換言すると、上述の方法を用いてエミュレートされ得るウェイクアップテレグラムは、特別に変調されたプリアンブル(例えば、鋭い自己相関関数を有する2値ビット列)を含んでもよい(図5参照)。よって、このメッセージに起因して、オブジェクトのすべてが、適切な省電流ウェイクアップ受信機154と作用し、さらなる動作(例えば、二次的な電子機器を有効化し、無線テレグラムまたは光学シグナリングもしくは音響シグナリングとして応答する)のトリガとなり得る。
図6は、ある周波数帯域において、プリアンブル112および送信機識別情報114を含むテレグラムを形成するビット列108をウェイクアップ信号106の振幅に追加的にマッピングする、ウェイクアップ信号106の図である。ここでデータ受信機150は、送信機識別情報が期待される送信機識別情報と一致する場合(に限り)、RF送受信機152を有効化するように構成されてもよい。換言すると、上述の方法を用いてエミュレートされ得るウェイクアップテレグラムは、特別に変調されたプリアンブル(例えば、鋭い自己相関関数を有する2値ビット列)と、送信機識別情報(ID)に対応する2値系列とを含んでもよい(図6参照)。よって、省電流ウェイクアップ受信機のすべては、ブロードキャストメッセージを受信でき、必要であれば、二次的な電子機器の動作のトリガをかけることができる。適用例:例えば、特定のSSID(サービスセット識別情報。すなわち自由に選択可能なサービスセット(すなわちWLAN内の装置)名称)の特定のWLANネットワークの省電流の認識。認識は、モバイル端末(携帯電話、PDA、スマートフォンなど)において省電流で行われる。ブロードキャストメッセージでブロードキャストされたSSIDが、端末において期待されるSSIDと一致する場合に限り、モバイル端末の無線送受信機(RF送受信機)152がWLAN通信用に有効化され、接続設定が開始される。
図7は、ある周波数帯域において、プリアンブル112および受信機識別情報116を含むテレグラムを形成するビット列108をウェイクアップ信号106の振幅に追加的にマッピングする、ウェイクアップ信号106の図である。ここでデータ受信機150は、受信機識別情報116が期待される受信機識別情報と一致する場合(に限り)、RF送受信機152を有効化するように構成されてもよい。換言すると、上述の方法を用いてエミュレートされ得るウェイクアップテレグラムは、特別に変調されたプリアンブル(例えば、鋭い自己相関関数を有する2値ビット列)と、特定のオブジェクトまたはオブジェクトクラスをアドレスするための受信機識別情報(RX−ID)とを含んでもよい(図7参照)。例:エミュレートされた変調(3.1参照)に基づいて、省電流ウェイクアップ受信機は、受信機識別情報を含むウェイクアップテレグラムを受信でき、送信された識別情報と、モバイル端末(例えば、GSM(登録商標、以下同じ)(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ)ネットワーク内の携帯電話)の実際の識別情報とが一致する場合、無線送受信機(およびGSMに必要なさらなる電子的構成要素)を有効化し、GSM接続設定を開始する。
図5〜図7を参照して提示される方法はまた、必要であれば、相応に組み合わせてもよい。使用されるプリアンブル112は、それぞれが鋭い自己相関関数を有し、かつ互いに相関が可能な限り少ない(相互に最小限相関した)異なる2値系列であり、その結果、受信状態が不良であっても、混同の可能性の少ない、明確な認識および区別が可能となる。エミュレートされた無線信号の省電流検波は、これらの方法のすべてに共通であるため、例えばモバイル端末において、かなりのエネルギー消費の低減が可能になる。その結果、例えば、無線受信機を含むセンサなどのバッテリ駆動の構成要素の動作時間をより長くすることが可能となる。低エネルギー消費に加えて、決定的な技術的利点は、特に、分単位や時間単位という非常に長い反応時間またはサイクル時間を必要とする従来の無線の解決策と比較した場合、反応時間が短いことである。
上述の方法に適する普及した無線システムの例には、以下のものが挙げられる。
−13.56MHzのHF−RFID=>RFID(無線自動識別。すなわち電磁波による識別情報)リーダ
−868MHz/915MHzの範囲にあるUHF−RFID=>RFIDリーダ
−2.4GHzのBluetoothおよびBluetooth Low Energy
−868MHz/915MHzおよび2.4GHzのZigBee
−2.4GHおよび5GHzの無線LAN
−1.89GHzの無線電話DECT規格(DECT=digital enhanced coreless telecommunications。無線技術による通信のための国際規格)
−400MHzから3GHzのモバイル無線システムGSM/LTE/UMTSなど(LTE=ロングタームエボリューション。第4世代モバイル無線規格をいう。UMTS=ユニバーサル移動体通信システム。第3世代モバイル無線規格)
データ送信機100およびデータ受信機150のさらなる実施形態について以下に説明する。
RF受信機またはウェイクアップ受信機154は、振幅変調された信号パターンに反応してもよい。極めて省電流である受信機は、対応する信号によってアドレスされ、他の構成要素を有効化するために機能してもよい。
よって、省電流システムは、ウェイクアップ受信機154を有するデータ受信機150と、データ送信機(ウェイクアップパターン送信機)100とを含み、これらがなければシステムは機能しない。いかなる特別なデータ送信機もなく、ウェイクアップ受信機154を有するデータ受信機150を利用するためには、実施形態では、標準無線システムを用いて、そのようなウェイクアップパターンを生成する。これには様々な方法がある。標準無線システムによってウェイクアップパターンを生成するための自由度は異なる。
無線システムが、ハードウェアを介在させずに、ウェイクアップパターンを発する直接的な方法を備える場合、これにトリガをかけるには、ソフトウェアを用いてもよい。よって、無線規格によって使われる搬送波信号またはアドバタイジングチャネルは、例えば、無線接続を設定する際に使われてもよい。
無線システムが振幅変調された信号を直接発することができない場合、そのような信号はまた、異なる発し方でエミュレートされてもよい。ここでは、無線信号が、ウェイクアップ受信機によってウェイクアップパターンであると認識されることは決まっている。よって、ウェイクアップ受信機の入力フィルタはまた、受信した信号からウェイクアップパターンをエミュレートするように寄与することができる。ここで、周波数変調された信号は、対応する周波数選択性受信ブランチによって受信された場合、振幅変調を実際に行わなくても振幅変調に類似することが分かる。よって、実際の周波数変調された送信の周波数変化が、このために最適化されていない受信ブランチにおいて、振幅変調と解釈され得る振幅変化を生じる。
図8は、無線信号を送信するための方法200の流れ図である。方法200は、修正無線信号を得るために、標準準拠無線信号を修正するステップ202であって、ある周波数帯域において、ビット列を修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、標準準拠無線信号を修正するステップ202と、修正無線信号を送信するステップ204とを含む。
装置の観点から一部の実施態様を説明してきたが、これらの実施態様もまた、装置のブロックまたは要素が対応する方法ステップまたは方法ステップの特徴にも対応するように、対応する方法の説明を表すことは明らかである。同様に、方法ステップの観点または方法ステップとして説明される実施態様もまた、対応する装置の対応するブロックまたは細部または特徴の説明を表す。方法ステップの一部またはすべては、例えば、マイクロプロセッサ、プログラマブルコンピュータまたは電子回路などのハードウェア装置によって(または、用いて)実行されてもよい。一部の実施形態では、そのような装置によって最も重要な方法ステップの一部またはいくつかが実行されてもよい。
特定の実施要件に応じて、本発明の実施形態は、ハードウェアで実施されてもよいし、ソフトウェアで実施されてもよい。実施は、デジタル記憶媒体、例えば、フロッピーディスク、DVD、ブルーレイディスク、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROMもしくはフラッシュメモリ、ハードドライブまたはそこに保管された電子的に可読な制御信号を有する別の磁気もしくは光学メモリを用いて行うことができ、これは、それぞれの方法を行うようにプログラマブルコンピュータシステムと連携する、または連携できる。したがって、デジタル記憶媒体は、コンピュータ可読であってもよい。
本発明による一部の実施形態は、電子的に可読な制御信号を含むデータ担体を含み、これは、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うようにプログラマブルコンピュータシステムと連携できる。
一般に、本発明の実施形態は、プログラムコードによるコンピュータプロクラム製品として実施でき、プログラムコードは、コンピュータプロクラム製品がコンピュータ上で実行される場合、方法のうちの1つを行うために作動可能である。
プログラムコードは、例えば、機械可読担体上に記録されてもよい。
他の実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うためのコンピュータプロクラムを含み、コンピュータプロクラムは、機械可読担体上に記録される。
したがって、換言すると、本発明の方法の実施形態は、コンピュータプロクラムがコンピュータ上で実行される場合に本明細書に説明される方法のうちの1つを行うためのプログラムコードを含むコンピュータプロクラムである。
したがって、本発明の方法のさらなる実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うための、その上に記録されたコンピュータプロクラムを含むデータ担体(またはデジタル記憶媒体またはコンピュータ可読媒体)である。
したがって、本発明の方法のさらなる実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うためのコンピュータプロクラムを表すデータストリームまたは信号系列である。データストリームまたは信号系列は、例えば、データ通信接続、例えばインターネットを介して転送されるように構成されてもよい。
さらなる実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うように構成または適合される、処理手段、例えばコンピュータ、またはプログラマブルロジックデバイスを備える。
さらなる実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うためのコンピュータプロクラムをそこにインストールしたコンピュータを備える。
本発明によるさらなる実施形態は、本明細書に説明される方法のうちの少なくとも1つを行うためのコンピュータプロクラムを受信機に転送するように構成される装置またはシステムを備える。送信は、電子的に行われてもよいし、光学的に行われてもよい。受信機は、例えば、コンピュータ、モバイルデバイス、メモリデバイスなどであってもよい。装置またはシステムは、例えば、コンピュータプロクラムを受信機に転送するためのファイルサーバを備えてもよい。
一部の実施形態では、プログラマブルロジックデバイス(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ、FPGA)を用いて、本明細書に説明される方法の機能の一部またはすべてを行ってもよい。一部の実施形態では、フィールドプログラマブルゲートアレイは、本明細書に説明される方法のうちの1つを行うために、マイクロプロセッサと連携してもよい。一般に、一部の実施形態では、本方法は、任意のハードウェア装置によって行われる。これは、コンピュータプロセッサ(CPU)などの普遍的に適用できるハードウェアであってもよいし、ASICなどの本方法に特化したハードウェアであってもよい。
上述の実施形態は、単に本発明の原理の説明のためのものである。本明細書に説明される構成および細部の修正および変形は、当業者には明らかであることが理解される。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、本明細書において実施形態の記述および説明のために提示された具体的な詳細には限定されないことが意図されている。
100 データ送信機
102 無線信号
104 標準準拠無線信号
106 修正無線信号
108 ビット列
110 標準準拠送信手段
112 プリアンブル、同期系列
112 制御手段
114 送信機識別情報
116 受信機識別情報
150 データ受信機
152 RF送受信機
154 RF受信機
200 方法

Claims (21)

  1. 無線信号(102)を送信するためのデータ送信機(100)であって、前記データ送信機(100)が、修正無線信号(106)を送信するために標準準拠無線信号(104)を修正するように構成され、ある周波数帯域において、ビット列(108)を前記修正無線信号(106)の振幅に追加的にマッピングする、データ送信機(100)。
  2. 前記データ送信機(100)が、前記修正無線信号(106)を送信するために、前記標準準拠無線信号(104)の振幅を修正するように構成される、請求項1に記載のデータ送信機(100)。
  3. 前記データ送信機(100)が、振幅変調に対応して前記ビット列(108)をマッピングするように構成される、請求項1または2に記載のデータ送信機(100)。
  4. 前記データ送信機(100)が、OOK変調に対応して前記ビット列(108)をマッピングするように構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  5. 前記データ送信機(100)が、前記ビット列(108)の第1の論理値をマッピングするために、第1の送信電力で前記標準準拠無線信号(104)を送信するように構成され、
    前記データ送信機(100)が、前記ビット列(108)の第2の論理値をマッピングするために、第2の送信電力で前記標準準拠無線信号(104)を送信するように構成され、
    前記第1の送信電力が、前記第2の送信電力とは異なる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  6. 前記データ送信機(100)が、前記標準準拠無線信号(104)をバーストで送信するように構成され、
    前記ビット列の第1の論理値を前記標準準拠無線信号(104)が送信される期間にマッピングし、
    前記ビット列の第2の論理値を前記標準準拠無線信号(104)が送信されていない期間、または前記標準準拠無線信号(104)の送信が停止されている期間にマッピングする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  7. 前記データ送信機(100)が、前記周波数帯域において前記ビット列(108)の第1の論理値をマッピングするために、前記周波数帯域で前記標準準拠無線信号(104)を送信するように構成され、
    前記データ送信機(100)が、前記周波数帯域において前記ビット列(108)の第2の論理値をマッピングするために、別の周波数帯域で前記標準準拠無線信号(104)を送信するように構成され、
    前記周波数帯域が、前記別の周波数帯域とは異なる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  8. 前記データ送信機(100)が、
    前記標準準拠無線信号(104)を供給または送信するように構成される送信手段(110)と、
    前記送信手段(110)または前記送信手段(110)の下流にあるデバイスを駆動して、前記標準準拠無線信号(104)を修正するように構成される制御手段(112)と、
    を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  9. 前記データ送信機(100)が、第1の動作モードで前記標準準拠無線信号(104)を送信するように構成され、
    前記データ送信機(100)が、前記修正無線信号(106)を送信するために、第2の動作モードで前記標準準拠無線信号(104)を修正するように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  10. 前記データ送信機(100)が、前記第2の動作モードで前記標準準拠無線信号(104)をさらに生成し、前記標準準拠無線信号(104)を修正するように構成されて、前記修正無線信号(106)が、前記標準準拠無線信号(104)に含まれる情報とは別に、前記ビット列(108)を用いてマッピングされた追加情報を含むようにする、請求項9に記載のデータ送信機(100)。
  11. 前記標準準拠無線信号(104)が、WLAN、DECT、BluetoothまたはZigBee信号である、請求項1〜10のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  12. 前記データ送信機(100)が、テレグラムをデータ受信機に送信するように構成され、前記ビット列(108)が、前記テレグラムを形成する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  13. 前記テレグラムが、プリアンブルまたは同期系列(112)を含む、請求項12に記載のデータ送信機(100)。
  14. 前記テレグラムが、前記データ送信機(100)の送信機識別情報(114)を含む、請求項12または13に記載のデータ送信機(100)。
  15. 前記テレグラムが、前記データ受信機の受信機識別情報(116)を含む、請求項12〜14のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のデータ送信機(100)と、
    データ受信機(150)であって、前記データ受信機(150)が、RF送受信機(152)と追加的なRF受信機(154)とを備える、データ受信機(150)と、
    を備え、
    前記RF送受信機(152)が、前記データ送信機(100)との無線接続を形成するために、少なくとも前記周波数帯域で標準準拠無線信号(104)を送受信するように構成され、前記データ受信機(150)が、前記データ受信機(150)と前記データ送信機(100)との間においてアクティブな無線接続が無い場合に、前記RF送受信機(152)を無効化するように構成され、
    前記RF受信機(154)が、前記ビット列(108)を用いて前記データ送信機(100)からの前記修正無線信号(106)を認識するために、前記周波数帯域を監視するように構成され、前記データ受信機(150)が、前記データ送信機(100)の前記修正無線信号(106)を認識すると、前記RF送受信機(152)を有効化するように構成される、システム。
  17. 前記データ受信機(150)が、前記ビット列(108)が既定の基準を満たした場合に、前記RF送受信機(152)を有効化するように構成される、請求項16に記載のシステム。
  18. 請求項13に記載のデータ送信機(100)を備え、前記データ受信機(152)が、前記プリアンブルまたは同期系列(112)を用いて前記修正無線信号(106)を認識するように構成される、請求項16または17に記載のシステム。
  19. 請求項14に記載のデータ送信機(100)を備え、前記データ受信機(150)が、前記送信機識別情報(114)が期待される送信機識別情報と一致した場合に、前記RF送受信機(152)を有効化するように構成される、請求項16〜18のいずれか1項に記載のシステム。
  20. 請求項15に記載のデータ送信機(100)を備え、前記データ受信機(150)が、前記受信機識別情報(116)が期待される受信機識別情報と一致した場合に前記RF送受信機(152)を有効化するように構成される、請求項16〜19のいずれか1項に記載のシステム。
  21. 無線信号を送信するための方法(200)であって、
    修正無線信号を得るために標準準拠無線信号を修正するステップ(202)であって、ある周波数帯域において、ビット列を前記修正無線信号の振幅に追加的にマッピングする、修正するステップ(202)と、
    前記修正無線信号を送信するステップ(204)と、
    を含む、無線信号を送信するための方法(200)。
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