JP2017062173A - ステレオカメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行環境状況を考慮した左右撮像素子の輝度レベルの補正を行い、高精度な視差画像を生成するステレオカメラを提供する。【解決手段】本発明のステレオカメラ装置は、2つの撮像部15、25から2つの画像を取得する画像取得部と、その2つの撮像部15、25の温度情報を取得する温度情報取得部と、取得した温度情報に基づいて、画像を補正する画像補正部63と、画像補正部63で補正された画像に基づいて、視差画像を生成する視差画算出部66と、を有する。【選択図】図5

Description

複数の撮像素子を実装するステレオカメラ装置に関する。
近年、車載安全装置の1つとして、外界認識センサである車載カメラ装置を用いた技術開発が進んでいる。特に、2つの撮像部を持つステレオカメラ技術の開発が進んでいる。
ステレオカメラの特徴は、左右カメラの撮像画像を用いて写し出した1対の画像を用いて、対象物までの距離を測距する。正確な測距をするためには、左右の撮像素子やレンズの特性ばらつきを調整・補正する必要がある。調整・補正の種類は主に、『光軸・ピント調整』、『感度補正』、『幾何補正』の3種類に分けられる。
『光軸・ピント調整』や『幾何補正』については、単眼カメラでも実施されており、特にステレオカメラという理由で、これらの調整・補正が複雑になるということは少ない。
しかし、感度補正に関してはステレオカメラ特有の問題が発生しやすい。その中でも、撮像素子の暗電流による影響は無視することはできない。撮像素子は本来、受光して生成された電荷に基づき電気信号を発生するが、実際に光を受光していないにも関わらず電荷が生成されてしまう。このような電荷は暗電流と呼ばれ、暗電流分の誤差を含んだ撮像画像によって、右カメラと左カメラで得られる撮像画像の輝度(明るさ)に違いが生じる。この結果、ステレオ視する際の左右の撮像画像にミスマッチが生じやすくなり、対象物までの距離をうまく算出できないことがある。
このような撮像素子の暗電流の影響を除去するため、出荷前に左右撮像素子の黒レベルの補正を実施し、その補正値をカメラ内部のROMに保存し、この補正データを使用して左右撮像画像の補正を行う。
上記方法の欠点として、補正データが出荷前の測定環境で算出されたデータであるという点である。出荷後の走行環境下では出荷前と比べて左右撮像素子の温度も変化しており、出荷前の黒レベル補正値と走行環境下に適合した本来あるべき黒レベル補正値にずれが生じ、左右カメラの撮像画像の黒レベルがずれて、右カメラと左カメラで得られる撮像画像の明るさに違いが生じてしまう。例えば、特許文献1では、撮像素子のコンディションにマッチした画像処理を行うことを目的に、撮像素子のオプティカルブラック部分から読み出した電気信号に基づいて暗電流を求め、暗電流に基づいて内部温度を推定し、画像処理を変更することが開示されている。
特開2005−130045号公報
特許文献1のように、1つの撮像素子について温度変化を考慮しているだけでは、撮像部を2つ備え、その撮像素子から取得した画像から視差を算出するステレオカメラでは、左右カメラの黒レベルのズレにより生じる左右カメラの感度差が視差に影響してしまう。
本発明は、走行環境状況を考慮した左右撮像素子の輝度レベルの補正を行い、高精度な視差画像を生成するステレオカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のステレオカメラ装置は、複数の撮像部から複数の画像を取得する画像取得部と、複数の撮像部から複数の温度情報を取得する温度情報取得部と、温度情報に基づいて、複数の画像のうち、少なくとも1つの画像を補正する画像補正部と、画像補正部で補正された画像に基づいて、視差画像を生成する視差画像生成部と、を有する構成とする。
本発明は、左右撮像素子の温度差に基づく黒レベルの補正を行い、高精度な視差画像を生成するステレオカメラ装置を提供できる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係るステレオカメラの基本的な装置構成を説明するための図。 一般的な撮像素子の暗電流特性を示す図。 ステレオカメラの感度特性の一例を示す図。 出荷前後の左右撮像素子の温度差による暗電流への影響を説明するための図。 本実施形態のステレオカメラ装置の左右撮像部10、20の温度差によって画像補正するための装置構成の特徴部分を抽出した模式的概念図。 画像処理部50の処理フローチャート。 画像補正処理のタイミングチャート。 環境温度変化による補正有無の左右感度特性を説明する図。 本実施形態に係るステレオカメラの一例を示した模式的概念図。 本実施形態に係るステレオカメラの一例を示した模式的概念図。 撮像素子の暗電流特性ばらつきを補正する手段としてステレオカメラの一例を示した模式的概念図。
図1は、本実施形態に係るステレオカメラの基本的な装置構成を説明するための図である。図1に示すように、ステレオカメラは、左撮像部10と右撮像部20からなる左右の撮像部を有している。
左撮像部10と右撮像部20とはステレオカメラ筐体30に取り付けられている。左撮像部10は左撮像部筐体11内に、左光学フィルタ12、左レンズフード13、左レンズ14、左撮像素子15を備えている。左撮像部10は、左光学フィルタ12を通過した光を左レンズ14で集光し、この集光された光が左撮像素子15に照射される構造となっている。このような構造とすることにより、左撮像素子15において、車両前方の物体の撮像画像を取得している(画像取得部)。
同様に右撮像部20は、右撮像部筐体21内に、右光学フィルタ22、右レンズフード23、右レンズ24、右撮像素子25を備え、上述した左撮像部10と同様の構造で、車両前方の物体の撮像画像を取得している(画像取得部)。
ステレオカメラ内の画像処理部50は、左右撮像部10、20で取得された撮像画像の画像処理を行うCPU51と、記憶装置であるROM52及び、RAM53を備えている。
また、画像処理部50で算出された結果を元に処理を実施する認識処理部54を備えている。左右撮像部10、20で取得された撮像画像はCPU51で画像処理され、撮像画像から視差(左右の見え方の違い)画像を生成し、撮像された物体の座標情報や距離情報を算出している。そして、その情報を元に認識処理部54で認識処理を実施する。
ここで、正確な距離を算出するためには、左右撮像部10、20の撮像特性を同一にすることが好ましい。左右の撮像画像の撮像特性が異なると、ミスマッチングが発生し、正確な距離を計算できなくなる。
通常、ステレオカメラは図1のような構成を組み立てただけでは、左右撮像部10、20の撮像特性は一致しない。それは、撮像部を構成する光学フィルタ、レンズ、撮像素子の個体ばらつきがあるためである。このばらつきの具体的な原因は、感度特性のばらつき、レンズのシェーディング(周辺光量落ち)、レンズ歪み、光軸・ピント等が挙げられる。
ここで、感度特性のばらつきの中には撮像素子の暗電流による黒レベルばらつきがある。図2は撮像素子の暗電流特性を説明するための図である。暗電流は撮像素子ごとにばらついている上に、温度が上昇すると増加し、一般に温度が7〜10℃上昇すると2倍になるとも言われている。
図3はステレオカメラの感度特性の一例を示したグラフである。横軸は露光時間、縦軸は撮像素子の出力である輝度を示し、露光時間が長くなると撮像素子の輝度が増加する。図2で示した撮像素子の暗電流の増加は、図3の黒レベルの増加に等しい。黒レベルすなわち、ノイズレベルが増加すると、撮像素子の飽和電荷量とノイズレベルで決まるダイナミックレンジの低下につながる。また、このような暗電流特性が異なる撮像素子を、ステレオカメラの左右の撮像部に用い、一定の明るさで対象物を撮像した場合に、同じ露光時間で左右の撮像画像を見ると輝度が異なるため、マッチング処理においてミスマッチングが発生し、このミスマッチングにより正確な距離を算出できなくなる。
上述したミスマッチングを解消するため、出荷前に左右撮像素子の黒レベルの補正を実施する。その補正値をキャリブレーション時に左右撮像素子から取得した補正値としてカメラ内部のROMに保存し、この補正データを元に左右撮像画像の補正を行う。補正方法として、外光の影響を受けない環境下(遮光環境下)で、撮像素子の感光部から得られる出力(遮光出力)から黒レベル補正値を算出し、撮像画像から減算することで黒レベルを補正する。この方法の場合、完全な遮光環境で撮像する必要があり、出荷後は補正できず、出荷前の補正が必須だが、全画素を使用して黒レベル補正値を算出しているので、ランダムノイズや画素ごとのばらつきを十分に取り除くことができ、より精度の高い黒レベル補正値を算出できる。ここでいう黒レベル補正値とは、撮像素子の暗電流やノイズによる影響を除去し、黒レベルを遮光出力基準に固定(クランプ)するための補正値である。
その他、撮像素子の一部に設けられたオプティカルブラック部(光学的遮光部分)から得られる遮光出力から黒レベル補正値を算出し、撮像画像から減算して黒レベルを補正する方法もある。この方法の場合、撮像環境を選ばないため、出荷後での補正も可能だが、感光部の占める領域に対してオプティカルブラック部の領域が圧倒的に小さいため、ランダムノイズや画素ごとのばらつきが十分に取り除かれているとは言い難い。ステレオカメラのように、左右の感度特性を高精度に合わせる必要がある場合は、前者の補正方法が性能的に有利である。
上記方法の欠点として、出荷前に黒レベル補正値を算出した時の左右撮像素子の温度差と、出荷後の走行環境下で実際にカメラが使用されている時の左右撮像素子の温度差が異なるという点である。実際、出荷前の黒レベル補正値を算出する環境は温度管理された生産設備であり、左右撮像素子の温度差はつきにくい。一方、出荷後の走行環境下では以下のようなケースで特に顕著に左右撮像素子の温度差が生じることが想定される。例えば右カメラは日陰、左カメラは日なたのような環境や運転席と助手席でエアコンが独立制御されているような環境などが挙げられる。
図4に出荷前後の左右撮像素子の温度差による暗電流への影響を示す。撮像素子を選別して使用することで、図4のように左右撮像素子の暗電流特性(図4の特性カーブ)を揃えることはできる。しかし、左右撮像素子の暗電流特性を揃えても、前述の通り、出荷前と比較して出荷後に左右撮像素子の温度差が大きくなると左右撮像素子の暗電流に差が生じ、左右感度差となってステレオカメラの性能に影響を与えてしまう。
このような課題に対して、出荷後の左右撮像素子の温度差に基づいて実際の使用環境に合わせた黒レベルの補正を動的に行い、高精度な距離算出を実現することを目的としている。
[実施例1]
このような点を鑑みて本実施形態に係るステレオカメラ装置は、以下のように構成されている。図5は、本実施形態のステレオカメラ装置の出荷後の左右撮像素子の温度差によって画像補正をするための装置構成の特徴部分を抽出した模式的概念図である。
本実施形態では、左撮像素子15に左感光部71、左オプティカルブラック部72、左温度センサ部73を備えており、左感光部71からは左撮像画像P1が出力され、左オプティカルブラック部72からは左黒レベル補正値C3が出力され、左温度センサ部73からは左撮像素子15の左温度データS1が出力される。右撮像素子25は右感光部74、右オプティカルブラック部75、右温度センサ部76を備えており、右感光部74からは右撮像画像P2が出力され、右オプティカルブラック部75からは右黒レベル補正値C4が出力され、右温度センサ部76からは右撮像素子25の右温度データS2が出力される。黒レベル補正値C3、C4は一般的に知られているオプティカルブラック部72、75を使用した公知の手法で算出する。左撮像素子15の左黒レベル補正値C3、左温度データS1、右撮像素子25の右黒レベル補正値C4、右温度データS2の出力タイミングは、画像処理部50が制御するタイミングジェネレータ81によって管理されている。なお、タイミングジェネレータ81の出力タイミングは、左右撮像素子15、25の温度差をチェックするタイミングであり、出力タイミングを自在に変更することができる。
画像処理部50は左右温度差算出部61、補正値選択信号発生部62、画像補正部63、視差画算出部66を備えている。また、画像補正部63は左画像補正部64、右画像補正部65を備えている。
画像処理部50の処理フローチャートを図6に示す。画像処理部50内部の画像補正部63は左右の撮像素子15、25の左右感光部71、74から左右撮像画像P1、P2を取得する。また、カメラの電源起動時にメモリ82にアクセスし、メモリに格納されている出荷前の左右黒レベル補正値(以降、出荷前補正値と記載)C1、C2を取得し、画像補正部63内部のレジスタにその値を記憶させる。一方、上述の通り、タイミングジェネレータ81の出力タイミングで、画像補正部63は左右の撮像素子15、25の左右オプティカルブラック部72、75から左右黒レベル補正値(以降、出荷後補正値と記載)C3、C4を取得する(左右黒レベル補正値取得部)。また、画像処理部50内部の左右温度差算出部61は左右の撮像素子15、25の左右温度センサ部73、76から左右の撮像素子15、25の温度情報である左右温度データS1、S2を取得する(温度情報取得部)。
左右温度差算出部61は入力された左右温度データS1、S2の差を算出する。補正値選択信号発生部62では、左右温度差算出部61から出力される差分データを取得し、許容値と比較する。その比較結果を元に、出荷前補正値C1、C2もしくは出荷後補正値C3、C4のどちらを選択するかを決定し、画像補正部63に補正値選択信号S3出力する。補正値選択信号S3が“0”の場合は出荷前補正値C1、C2を使用する。一方、補正値選択信号S3が“1”の場合は出荷後補正値C3、C4を使用する。
例えば、差分データが3℃(許容値)以下の場合、左右撮像素子15、25の温度差が小さいと判断し、出荷前補正値C1、C2を使用するので、補正値選択信号S3は“0”となる。一方、差分データが3℃より大きい場合、左右撮像素子15、25の温度差が大きいと判断し、出荷後補正値C3、C4を使用するので補正値選択信号は“1”となる。
画像補正部63内部の左画像補正部64と右画像補正部65は上述の補正値選択信号S3を受け取ると、選択された黒レベル補正値を取得する。左右ともに選択された黒レベル補正値取得に成功した場合、左右同期信号S4が出力される。左右撮像画像P1、P2の画像補正は、前述の左右同期信号S4によって同フレームで実行される。視差画算出部66は左画像補正部64で画像補正された左撮像画像P3(補正画像)と右画像補正部65で画像補正された右撮像画像P4(補正画像)から視差画像を生成する(視差画像生成部)。
図7に画像補正部63で画像補正する際のタイミングチャートを示す。画像補正部63内部で左右の補正値取得に成功し、同期信号S4が出力されると、左右撮像画像P1、P2の現在転送中のフレームは飛ばして次のフレームから左右同時に補正値を切り替える。
これにより、左右撮像素子15、25の温度差が大きくなっても、同じ露光時間で左右撮像画像15、25の明るさが一致するため、高精度にマッチング処理することができ、正確な距離を算出することが可能となる。
図8は左右撮像素子15、25に温度差が生じた時に補正しなかった場合と補正した場合の左右感度特性を説明する図である。補正しなかった場合は、左右撮像素子15、25の温度差による黒レベルのずれがそのまま左右の感度差となっている。一方、補正した場合は、左右撮像素子15、25の温度差による黒レベルのずれが解消され、左右の感度差がなくなる。
[実施例2]
図9は、本実施形態に係るステレオカメラの一例を示した模式的概念図である。図9に示すように、画像処理部50は出荷前後データ比較部91を備えている。出荷前後データ比較部91はメモリ(記憶部)82から出荷前の左右撮像素子の温度差データS11を取得する。メモリ82には、出荷前のキャリブレーション時における左撮像素子と右撮像素子との間の温度差が温度差データS11として記憶されている。また、左右温度差算出部61から出力される出荷後の左右撮像素子15、25の温度差データS12を取得する。それらの出荷前後の左右撮像素子15、25の左右温度差データS11、S12の差分を算出し、その結果を補正値選択信号発生部62に出力する。それ以降の画像処理部50の処理は実施例1と同じである。左右温度差算出部61では、左温度センサ部73と右温度センサ部76から取得した左温度データS1と右温度データS2との差を算出し、出荷後の左右撮像素子15、25の温度差データS12として出力する。
出荷前後の左右撮像素子15、25の温度差を比較するメリットは、出荷前の黒レベル補正値を算出した測定環境(出荷前の左右撮像素子の温度差)に対応して、より適切な黒レベル補正を実施することができる点である。
例えば、出荷前の黒レベル補正値算出時の左撮像素子15の温度を25℃、右撮像素子25の温度を26℃とする。一方、出荷後の左撮像素子15の左温度データS1を28℃、右撮像素子25の右温度データS2を32℃とする。この場合、実施例1では出荷後のS1とS2の差分が4℃(=32℃−28℃)となり、実施例1で例として挙げた許容値の3℃より大きくなるので、出荷後補正値C3、C4で補正される。
しかし、実際には出荷前補正値C1、C2は左右撮像素子15、25の温度差が1℃(=26℃−25℃)の環境で算出された補正値である。そのため、出荷前補正値を取得した際の左右撮像素子15、25の左右温度差1℃を基準として考えると、出荷後の左右撮像素子15、25の左右温度差と出荷前の左右撮像素子15、25の左右温度差の変化は3℃(=4℃−1℃)となり、許容値の3℃以下となるため、より適切な出荷前補正値C1、C2で補正が可能となる。
[実施例3]
図10は、本実施形態に係るステレオカメラの一例を示した模式的概念図である。本実施例において特徴的なことは、輝度情報(黒レベル補正値)に基づいて左右温度差を推定することである。本実施例では、上述の実施例1、2とは異なり、左右の撮像素子15、25は、左温度センサ部73と右温度センサ部76を備えていない。
図10に示すように、画像処理部50は左右黒レベル補正値差算出部101を備えている。左右黒レベル補正値差算出部101は、左撮像素子15の左オプティカルブラック部72から出力される左黒レベル補正値C3と右撮像素子25の右オプティカルブラック部75から出力される右黒レベル補正値C4の差分(左右黒レベル補正値差)を算出する。その結果を元に、補正値選択信号発生部62で許容値と比較を行い、適切な補正値を選択して左右撮像画像P1、P2の画像補正を実施する。
補正値選択信号発生部62の許容値に関しては、例えば、撮像素子の出力(輝度)が4096階調(12bit)の分解能をもつ場合は、許容値を5階調とする。この場合、左右撮像素子15、25の黒レベル補正値差が5階調よりも大きい場合は左右温度差が大きいと判断し、出荷後補正値C3、C4を使用する。その時の補正値選択信号は“1”となる。一方、左右撮像素子15、25の黒レベル補正値差が5階調以下の場合は左右温度差が小さいと判断し、出荷前補正値C1、C2を使用する。その時の補正値選択信号は“0”となる。それ以降の画像処理部50の処理は実施例1と同じである。
出荷前後の左右撮像素子15、25の黒レベル補正値差を比較することのメリットは、撮像素子の温度を直接測定する手段がない場合や撮像素子内部の温度センサの精度が悪い場合に別手段で出荷後の左右撮像素子15,25の温度差変化を判定し、画像補正を実施できる点である。
[実施例4]
そもそも、これまでの実施例では、図2に示すような撮像素子の暗電流特性の個体ばらつきに関しては、撮像素子を選別するという前提で触れていなかった。図11は撮像素子の暗電流特性ばらつきを補正する手段としてステレオカメラの一例を示した模式的概念図である。図11に示すように、画像処理部50は左温度差算出部111、右温度差算出部112、左補正値選択信号発生部113、右補正値選択信号発生部114を備えている。
左温度差算出部111は左撮像素子15の左温度センサ部73から出力された左温度データS1とメモリ82から取得した出荷前の左温度データS21の差を算出する。そして、左補正値選択信号発生部113で許容値と比較を行い、適切な補正値を選択して左撮像画像P1の画像補正を実施する。また、右温度差算出部112は右撮像素子25の右温度センサ部76から出力された右温度データS2とメモリ82から取得した出荷前の右温度データS22の差を算出する。そして、右補正値選択信号発生部114で許容値と比較を行い、適切な補正値を選択して右撮像画像P2の画像補正を実施する。
左補正値選択信号発生部113と右補正値選択信号発生部114の許容値に関しては、例えば、出荷前後の左右それぞれの撮像素子の温度差が5℃よりも大きい場合は出荷前後の撮像素子の温度差が大きいと判断し、出荷後補正値C3、C4を使用する。その時の左右補正値選択信号は“1”となる。すなわち、出荷前後の左の撮像素子の温度差が5℃よりも大きい場合は、出荷前後の左の撮像素子の温度差が大きいと判断し、出荷後補正値C3を使用し、出荷前後の右の撮像素子の温度差が5℃よりも大きい場合は、出荷前後の右の撮像素子の温度差が大きいと判断し、出荷後補正値C4を使用する。そのときに、左補正値選択信号発生部113から出力される左補正値選択信号は“1”となり、右補正値選択信号発生部114から出力される右補正値選択信号も“1”となる。
一方、出荷前後の左右それぞれの撮像素子の温度差が5℃以下の場合は出荷前後の撮像素子の温度差が小さいと判断し、出荷前補正値C1、C2を使用する。その時の左右補正値選択信号は“0”となる。すなわち、出荷前後の左の撮像素子の温度差が5℃以下の場合は、出荷前後の左の撮像素子の温度差が小さいと判断し、出荷前補正値C1を使用し、出荷前後の右の撮像素子の温度差が5℃以下の場合は、出荷前後の右の撮像素子の温度差が小さいと判断し、出荷前補正値C2を使用する。そのときに、左補正値選択信号発生部113から出力される左補正値選択信号は“0”となり、右補正値選択信号発生部114から出力される右補正値選択信号も“0”となる。補正値選択信号は左右それぞれ独立してはいるが、それ以降の画像処理部50の処理は実施例1と同じである。
左右ごとに出荷前後で温度差を算出して補正値を選択するメリットは、左右撮像素子ごとに独立して出荷前後の温度変化を把握することができ、左右撮像素子の温度差だけではなく、前述の通り、撮像素子の暗電流特性ばらつきを考慮した補正が可能になるという点である。これにより、左右撮像素子の個体差を選別して揃える必要がなくなる。また、左右撮像素子ごとに独立して補正値を選択するため、例えば、左撮像画像は出荷前の黒レベル補正値、右撮像画像は出荷後の黒レベル補正値のように、左右撮像素子で独立して最適な補正値を選択することが可能となる。
さらに、出荷前に撮像素子ごとに温度と黒レベル補正値のテーブルを取得して、メモリに用意しておくことで、左右撮像素子ごとに出荷後の温度に適応した黒レベル補正を実施することができる。
その場合、撮像素子の黒レベル補正値の精度を気にする必要がなくなる。というのも、製造プロセス上の問題から撮像素子のオプティカルブラック部の遮光性が十分でなく、僅かながら光が漏れてブラックレベル補正値の精度が悪化するといったことも考えられる。また、出荷前後の温度変化をチェックする度に撮像素子からブラックレベル補正値を読み出す必要がなくなり、撮像素子と画像処理部50の通信負荷を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10:左撮像部、11:左撮像部筐体、12:左光学フィルタ、13:左レンズフード、14:左レンズ、15:左撮像素子、20:右撮像部、21:右撮像部筐体、22:右光学フィルタ、23:右レンズフード、24:右レンズ、25:右撮像素子、30:ステレオカメラ筐体、50:画像処理部、51:CPU、52:ROM、53:RAM、54:認識処理部、61:左右温度差算出部、62:補正値選択信号発生部、63:画像補正部、64:左画像補正部、65:右画像補正部、66:視差画算出部、71:左感光部、72:左オプティカルブラック部、73:左温度センサ部、74:右感光部、75:右オプティカルブラック部、76:右温度センサ部、81:タイミングジェネレータ、82:メモリ、91:出荷前後データ比較部、101:左右黒レベル補正値差算出部、111:左温度差算出部、112:右温度差算出部、113:左補正値選択信号発生部、114:右補正値選択信号発生部

Claims (12)

  1. 複数の撮像部から複数の画像を取得する画像取得部と、
    前記複数の撮像部の温度情報を取得する温度情報取得部と、
    前記温度情報と前記複数の画像に基づいて、視差画像を生成する視差画像生成部と、を有するステレオカメラ装置。
  2. 請求項1記載のステレオカメラ装置において、
    前記温度情報に基づいて、前記画像を補正する画像補正部を有し、
    前記視差画像生成部は、前記画像補正部で補正された前記画像に基づいて、視差画像を生成するステレオカメラ装置。
  3. 請求項2記載のステレオカメラ装置において、
    予め複数の温度情報の差が記憶された記憶部を有し、
    前記画像補正部は、前記記憶部に記憶された複数の温度情報の差と、前記温度情報取得部で現在取得した前記複数の温度情報の差と、に基づいて、前記画像を補正するステレオカメラ装置。
  4. 請求項3記載のステレオカメラ装置において、
    前記記憶部に記憶された複数の温度情報の差は、出荷前に前記複数の撮像部から検知した複数の温度情報の差であるステレオカメラ装置。
  5. 請求項2記載のステレオカメラ装置において、
    前記温度情報取得部で取得した前記複数の温度情報の差を求め、前記差が予め定めた許容値以上の場合、前記複数の温度情報の差から算出した補正値を選択し、前記差が前記許容値より小さい場合、予め記憶された複数の温度情報の差、又は輝度レベルの差に基づいて算出された補正値を選択する補正値選択信号発生部を有し、
    前記画像補正部は、前記補正値に基づいて前記画像を補正するステレオカメラ装置。
  6. 請求項2記載のステレオカメラ装置において、
    前記複数の撮像部として左撮像部と右撮像部とを有し、
    前記画像取得部は、左撮像部で撮像された左画像と右撮像部で撮像された右画像を取得し、
    前記温度情報取得部は、前記左撮像部から該左撮像部の温度情報と前記右撮像部から該右撮像部の温度情報とを取得し、
    前記画像補正部は、前記左撮像部の温度情報と前記右撮像部の温度情報とに基づいて、前記左画像と前記右画像とを補正し、
    前記視差画像生成部は、前記画像補正部により補正された前記左画像の補正画像と前記右画像の補正画像を用いて視差画像を生成する、ステレオカメラ装置。
  7. 請求項6記載のステレオカメラ装置において、
    前記左撮像部の温度情報と前記右撮像部の温度情報に基づいて前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差を算出する左右温度差算出部を有し、
    前記画像補正部は、前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差に基づいて前記左画像と前記右画像を補正する、ステレオカメラ装置。
  8. 請求項7記載のステレオカメラ装置において、
    前記左撮像部から該左撮像部の左黒レベル補正値を取得しかつ前記右撮像部から該右撮像部の右黒レベル補正値を取得する左右黒レベル補正値取得部を有し、
    前記画像補正部は、前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差と予め設定されている許容値とを比較し、前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差が前記許容値よりも大きい場合には、前記左右黒レベル補正値取得部により取得した前記左撮像部の左黒レベル補正値と前記右撮像部の右黒レベル補正値とを用いて前記左画像と前記右画像を補正するステレオカメラ装置。
  9. 請求項8記載のステレオカメラ装置において、
    キャリブレーション時に前記左撮像部から取得した前記左撮像部の左黒レベル補正値と前記右撮像部から取得した前記右撮像部の右黒レベル補正値とを記憶する記憶部を有し、
    前記画像補正部は、前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差が前記許容値以下の場合には、前記記憶部に記憶されている前記キャリブレーション時における前記左撮像部の左黒レベル補正値と前記右撮像部の右黒レベル補正値を用いて前記左画像と前記右画像を補正するステレオカメラ装置。
  10. 請求項6記載のステレオカメラ装置において、
    前記左撮像部の温度情報と前記右撮像部の温度情報に基づいて前記左撮像部と前記右撮像部の間の温度差を算出する左右温度差算出部と、
    キャリブレーション時における前記左撮像部と前記右撮像部との間の温度差を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶されている前記キャリブレーション時の温度差と前記左右温度差算出部で算出された温度差とを比較して差分を算出する出荷前後データ比較部と、
    を有しており、
    前記画像補正部は、前記出荷前後データ比較部により算出された差分に基づいて前記右画像と前記左画像を補正するステレオカメラ装置。
  11. 請求項6記載のステレオカメラ装置において、
    キャリブレーション時における前記左撮像部の温度と前記右撮像部の温度を記憶する記憶部と、
    前記左撮像部の温度情報と前記キャリブレーション時における前記左撮像部の温度との温度差を算出する左温度差算出部と、
    前記右撮像部の温度情報と前記キャリブレーション時における前記右撮像部の温度との温度差を算出する右温度差算出部と、を有し、
    前記画像補正部は、前記左温度差算出部により算出された温度差に基づいて前記左画像を補正する左画像補正部と、前記右温度差算出部により算出された温度差に基づいて前記右画像を補正する右画像補正部と、を有するステレオカメラ装置。
  12. 左撮像部で撮像された左画像と右撮像部で撮像された右画像を取得する画像取得部と、
    前記左撮像部から該左撮像部の左黒レベル補正値を取得しかつ前記右撮像部から該右撮像部の右黒レベル補正値を取得する左右黒レベル補正値取得部と、
    該左右黒レベル補正値取得部により取得した前記左撮像部の左黒レベル補正値と前記右撮像部の右黒レベル補正値から差分である左右黒レベル補正値差を算出する左右黒レベル補正値差算出部と、
    前記左右黒レベル補正値差に基づいて前記右画像と前記左画像を補正する画像補正部と、
    該画像補正部により補正された前記右画像の補正画像と前記左画像の補正画像を用いて視差画像を生成する視差画像生成部と、を有するステレオカメラ装置。
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