JP2017059832A - 太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、隣接するセル間の短絡を防止するようにした太陽電池を提供する。【解決手段】本発明は、一方の基板2に成膜された一方の導電膜6Aの端部6hと、一方の基板2に対向して配置された他方の基板3に成膜された他方の導電膜7Bの端部7kとの間に配置された導電材10を介して、一方の導電膜6Aと他方の導電膜7Bとを電気的に接続して、隣接するセルC1,C2間を電気的に直列に接続した太陽電池1であって、導電材10が接している端部6h,7kの端縁6y,7y側には、突起20が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池に関する。
近年、化石燃料に代わるクリーンエネルギーの発電装置として太陽電池が注目され、シリコーン(Si)系太陽電池、および色素増感型太陽電池の開発が進められている。
とりわけ色素増感型太陽電池は、安価で量産しやすいものとして、その構造及び製造方法が広く研究開発されている。このような分野に関連する技術として下記特許文献に開示されたものがある。
この公報に記載された太陽電池は、対向して配置された絶縁性透明支持体と絶縁性支持体とを有している。対向して配置された絶縁性透明支持体と絶縁性支持体の間に光電変換素子(セル)が複数並列に設けられている。光電変換素子は、絶縁性透明支持体の表面に設けられた透明導電性部材と、その表面に設けられた光半導体電極と、絶縁性支持体の表面に設けられた対極部材と、対極部材と光半導体電極との間に封入された酸化還元媒体と、からなる。
また、光電変換素子の周囲は、封止手段により封止および絶縁されている。隣接する一方の光電変換素子の透明導電性部材と、他方の光電変換素子の対極部材とを架け渡すように導通手段(導電材)が配置されている。この導通手段は、隣接する一方の光電変換素子を包囲する一方の封止手段と、他方の光電変換素子を包囲する他方の封止手段とで挟持されている。
そして、一方の封止手段は、絶縁性支持体上に並置された対極部材間の電気絶縁を図るために、対極部材間に配置されている。また、他方の封止手段は、絶縁性透明支持体上に並置された透明導電性部材間の電気絶縁を図るために、透明導電性部材間に配置されている。
特開2001−357897号公報
前述した太陽電池を製造する際には、対向して配置された絶縁性透明支持体と絶縁性支持体の間を狭める方向に、絶縁性透明支持体と絶縁性支持体に十分なプレス圧を加える必要がある。しかしながら、前述した従来の太陽電池は、隣接する封止手段の間に導通手段(導電材)が配置されているので、絶縁性透明支持体と絶縁性支持体にプレス圧を加えると、導通手段が潰れて横方向に広がる。そして、潰された導通手段が封止手段を押すと、封止手段がズレて、絶縁性支持体上に並置された対極部材間の離間部に導通手段が入り込む虞があった。その結果として、並置された対極部材間の通電及び/又は並置された透明導電性部材間の通電が発生し、隣接する光電変換素子(セル)の間に短絡が発生したり、電気がリークしたりし易くなるという問題点があった。
本発明は、隣接するセル間の短絡を防止するようにした太陽電池を提供する。
本発明は、一方の基板に成膜された一方の導電膜の端部と、前記一方の基板に対向して配置された他方の基板に成膜された他方の導電膜の端部との間に配置された導電材を介して、前記一方の導電膜と前記他方の導電膜とを電気的に接続して、隣接するセル間を電気的に直列に接続した太陽電池であって、前記導電材が接している前記端部の端縁側には、突起が設けられている。
この太陽電池は、製造するに際して、基板間を狭める方向で基板に十分なプレス圧を加える必要があるが、このプレスの際に導電材が潰れて横方向に広がる。このとき、導電材の近傍に突起が配置されているので、突起が障害物になることで導電材が必要以上に横方向に広がるのが防止される。従って、突起を採用すると、導電材は、導電膜の端部を超えて移動し難くなる。導電材が導電膜の端部を超えて移動すると、導電材が隣の導電膜に接触してセル間に短絡が発生することがあるが、突起を採用することで、このような短絡が発生し難くなる。
また、前記突起は、前記基板から突出していてもよい。
隣接するセル間の短絡を防止するために、導電膜間には離間部が設けられている。この離間部では基材が露出しているので、この離間部を利用して、基材から突起を突出させる。
また、前記突起は、前記導電膜をカット成形する際に形成されるのが好ましい。
ロータリー刃等の刃を利用した場合は、導電膜は、刃の押圧により基材から突起を形成するように突出する。加えて、基材部分にも刃の押し圧が加わり、基材の変形と相まって、導電膜は、基材から突起を形成するように突出する。
導電膜の端部をカット成形する際にレーザ加工を利用した場合は、導電膜が溶融し、表面張力により変形するので、突起の成形が容易になる。
また、前記突起は、前記導電膜から突出していてもよい。
このような構成を採用すると、突起による導電材の広がりを導電膜上で防止することができる。
また、前記突起の高さは、前記一方の導電膜と前記他方の導電膜との間の間隔より小さいことが好ましい。
このような構成を採用すると、基板間の間隔を狭めるようなプレスを行っても、突起が導電膜に当接するのが回避される。
また、前記突起は、前記一方の導電膜の前記端部と前記他方の一方の導電膜の前記端部との間に配置された封止材に埋設されていてもよい。
このような構成を採用すると、突起によって封止材のズレを確実に防止することができる。
前記突起は、前記端縁側において前記端縁に沿って2列以上形成されていてもよい。
このような構成を採用すると、封止材及び導電材の移動をより確実に防止することができる。
前記突起の一方の導電膜又は他方の導電膜からの突出高さは、光電極と対極との間隔に対し3%以上60%以下の範囲で形成されていてもよい。
このような構成を採用すると、突起によりこの突起に対向する電極との短絡を防止しつつ有効に封止材及び導電材の移動を阻止することができる。
また、前記導電材は、導電粒子又は導電性の金属粉末であることが好ましい。
また、前記導電材は、粒子径をなしており、アスペクト比が1.0以上1.1以下であってもよい。
このような構成を採用すると、導電材が突起とこの突起に対向する電極との間をすり抜けるのを防止し易くなる。
また、本発明の太陽電池は、色素増感型であってもよい。
本発明によれば、電気的に接続した隣接するセル間の短絡又は電気のリークを容易に防止することができる。
本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池の変形例を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池の変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る太陽電池の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図はあくまで太陽電池1の模式図であり、各構成の寸法比等は図に示されたものに限定されるものではない。
図1に示すように、色素増感型太陽電池1は、第1の基板(一方の基板)2と、第1の基板2に対向して平行に配置された第2の基板(他方の基板)3との間に複数のセルC1,C2・・が並置されている。各セルC1,C2は、第1の基板2側に配置された光電極4と第2の基板3側に配置された対極5とを備えている。
光電極4は、第1の基板2に成膜された第1の導電膜(一方の導電膜)6と、この第1の導電膜6に固着された半導体層8とを備えている。対極5は、第2の基板3に成膜された第2の導電膜(他方の導電膜)7を備えている。
詳細には、第1の基板2の表面には、第1の導電膜6として、第1の導電膜6Aと第1の導電膜6Bとが間隔を空けて成膜されている。第1の導電膜6Aと第1の導電膜6Bとの間は離間部R2を構成している。
第1の導電膜6A及び第1の導電膜6Bにはそれぞれ色素を担持した多孔質半導体が成膜され、半導体層8を形成している。
第2の基板3の表面には、第2の導電膜7として、第2の導電膜7Aと第2の導電膜7Bとが間隔を空けて成膜されている。第2の導電膜7Aと第2の導電膜7Bとの間は離間部R1を構成している。第2の導電膜7A,7Bには、不図示の触媒層が形成されている。
光電極4と対極5とは、第1の導電膜6A及び第2の導電膜7A並びに第1の導電膜6B及び第2の導電膜7Bの対向位置を配列方向にずらして配置されている。すなわち第1の導電膜6と第2の導電膜7とは離間部R1,R2の平面視した位置を第1の導電膜6A,6B及び第2の導電膜7A,7Bの配列方向にずらし、かつ、離間部R1と離間部R2との間に隙間を設けて対向配置されている。
このように対向配置された光電極4と対極5とは、封止材9A,9Bによって貼り合わされている。
封止材9A,9Bは、第1の導電膜6A,6Bに形成された半導体層8の周囲を取り囲むように配されて光電極4と対極5との間に内部空間Sを形成している。
封止材9A,9Bのそれぞれに囲まれた内部空間S内には、不図示の電解液が充填され液密に封止されている。
このようにして封止材9A,9Bにより囲まれた部分が互いに隣り合って配置され、セルC1,C2を構成している。
なお、封止材9Aは、離間部R1を埋めるように第2の導電膜7Aと第2の導電膜7Bとの間に密に配置されており、第2の導電膜7Aと第2の導電膜7Bとの間を絶縁している。
また、封止材9Bは、離間部R2を埋めるように第1の導電膜6Aと第1の導電膜6Bとの間に密に配置されており、第1の導電膜6Aと第1の導電膜6Bとの間を絶縁している。
セルC1において、第1の導電膜6Aの端部6hは、内部空間Sから封止材9Aを超えてセルC1とセルC2との配列方向に延出しており、第2の導電膜7Aの端部7kは、内部空間Sから封止材9Aを超えて端部6hと反対方向に延出している。
セルC2においては、第1の導電膜6Bの端部6hは、内部空間Sから封止材9Bを超えてセルC1とセルC2との配列方向に延出しており、第2の導電膜7Bの端部7kは、内部空間Sから封止材9Bを超えて端部6hの反対側に延出している。
封止材9Aと封止材9Bとの間では第1の導電膜6Aの端部6hと第2の導電膜7Bの端部7kとが互いに対向配置されている。これらの端部6hと端部7kとの間には、導電材10が配置されている。この導電材10により、セルC1とセルC2との電気的導通が図られ、セルC1,C2が直列に接続されている。
導電材10は、一方の封止材9Aと他方の封止材9Bとの隙間をできる限り埋めるように充填されている。
セルC1,C2を平面視した際の離間部R1と導電材10との間並びに導電材10と離間部R2との間には、突起20が設けられている。
突起20は、導電材10に対して、導電材10に接している第2の導電膜7Bの端部7kの端縁7y側であって離間部R1の導電材10寄りの位置において端縁7yに沿って条状に形成されている。この突起20は、第2の基板3から第2の導電膜7Aの表面を超えて突出している。
また、突起20は、導電材10に対して、導電材10に接している第1の導電膜6Aの端部6hの端縁6y側であって離間部R2の導電材10寄りの位置において端縁6yに沿って条状に形成されている。この突起20は、第1の基板2から第1の導電膜6Aの表面を超えて突出している。
いずれの突起20も、導電材10の近傍、すなわち第1の基板2又は第2の基板3に厚さ方向に十分なプレス圧を加えた際に、導電材10が横方向に潰れて突起20自身に当接し得る近さであって、第1の導電膜6A,6B間の離間部R2及び第2の導電膜7A,7B間の離間部R1を確保する位置に設けられている。又は、突起20は、導電材10の近傍すなわち第1の基板2又は第2の基板3に厚さ方向にプレス圧を加える前に、導電材10が突起20自身に当接するほどの近さで離間部R1,R2を確保する位置に設けられている。
突起20の第1の導電膜6又は第2の導電膜7からの突出高さH(以下単に「突出高さH」と称する)は、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間隔Wより小さい。
カッター等により端縁6y,7yに沿って条状に形成された突起20は、端縁6y,7y方向に多少の高低差が生じている。このような突起20の突出高さHは、条の形成方向のいずれの部分においても、導電材10の平均粒子径の3%以上60%以下の範囲内で設けられている。すなわち条状の平均突出高さHは少なくとも3%以上60%以下の範囲で設けられている。なお、平均突出高さHは、7%以上60%以下であることがより好ましく、10%以上60%以下であることが更に好ましい。
導電材10の平均粒子径に対して平均突出高さHが3%以上であることが好ましい理由は、平均突出高さHが粒子径の3%よりも小さいと、導電材10を食い止め難くなると考えられるからである。
また、導電材10の平均粒子径に対して突起20の平均突出高さHが60%以下であることが好ましい理由は、平均突出高さHが60%以上となると、突起20が、対向する電極と接触して短絡してしまうことがあるからである。すなわち、光電極4と対極5との貼り合わせの際のプレスは、導電材10の電極への密着のために粒子径が本来の径の70%〜90%程度に圧縮される(潰される)ように行われる。また、第1の基板2及び第2の基板3が可撓性のあるフィルム状の材質により形成されている。したがって、突起20が、これに対向する電極(第1の導電膜6又は第2の導電膜7)に接しやすくなり、対向する電極と接触して短絡する可能性があるのである。
なお、突起20を上記の範囲で形成したとしても、光電極4と対極5とのプレス時に封止材9A,9Bが突起20を超えて導電材10側に流れることがある。そして、導電材10側に流れた封止材9A,9Bは導電材10の下方に回って導電材10を第1の導電膜6又は第2の導電膜7から浮かせ、導電材10に突起20を乗り越えさせて短絡を起こす元になる可能性がある。したがって、プレスをする前の突起20の先端と、この突起20に対向している電極(すなわち第1の導電膜6又は第2の導電膜7)との隙間(=プレスをする前の間隙W−突起20の平均高さ寸法H)は、導電材10の粒子径よりも小さく設定されていることが好ましい。
本実施形態において、突起20は、レーザ等を用いたカット成形により第1の導電膜6及び第2の導電膜7をパターニングして離間部R1,R2を形成するにあたり、第1の基板2及び第2の基板3がそれぞれ変形したバリにより形成されている。
なお、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間の間隔Wは、30μm以上300μm以であることが好ましい。間隔Wの下限として30μmが好ましいとする理由は、突起20の作成の容易性からであり、間隔Wの上限として300μmが好ましいとする理由は、太陽電池1の可撓性又は柔軟性を担保し易くなることからである。
第1の基板2及び第2の基板3の材料としては、それぞれ例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の透明の熱可塑性樹脂材料を主材料とする樹脂材料、又はガラス基板等が好適に用いられる。なお、第1の基板2及び第2の基板3は、可撓性のあるフィルム状に形成されたものであってもよい。第1の基板2及び第2の基板3の少なくとも一方は、透明基板とされている。
第1の導電膜6と第2の導電膜7の材料には、例えば、スズドープ酸化インジウム(ITO)、酸化亜鉛、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、アルミドープ酸化亜鉛(AZO)、酸化スズ(SnO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、酸化インジウム/酸化亜鉛(IZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)等が用いられている。第1の導電膜6と第2の導電膜7の少なくとも一方は、透明な材料により形成されている。
また、第2の導電膜7に形成された不図示の触媒層を構成する材料は、特に限定されず、公知の材料が適用可能であり、例えば、白金、カーボンナノチューブ等のカーボン類、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)−ポリ(スチレンスルホン酸)(PEDOT/PSS)等の導電性ポリマー等が挙げられる。
半導体層8は、増感色素から電子を受け取り輸送する機能を有するものであり、金属酸化物からなる半導体が導電膜の表面に成膜されている。金属酸化物としては、例えば、酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等が用いられる。
半導体層8は、増感色素を担持している。増感色素は、有機色素または金属錯体色素で構成されている。有機色素としては、例えば、クマリン系、ポリエン系、シアニン系、ヘミシアニン系、チオフェン系等の各種有機色素を用いることができる。金属錯体色素としては、例えば、ルテニウム錯体等が好適に用いられる。
封止材9A,9Bとしては、第1の導電膜6及び第2の導電膜7の機能を害さない材質の接着剤、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂またはポリイソブチレン系樹脂であっても良く、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、またはアイオノマー樹脂などのホットメルト樹脂等が好適に用いられる。
不図示の電解液は、半導体層8の内部を含めて内部空間S内に充填されている。電解液としては、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル等の非水系溶剤;ヨウ化ジメチルプロピルイミダゾリウム又はヨウ化ブチルメチルイミダゾリウム等のイオン液体などの液体成分に、ヨウ化リチウム等の支持電解液とヨウ素とが混合された溶液等が用いられている。また、電解液は、逆電子移動反応を防止するため、t−ブチルピリジンを含むものでもよい。
導電材10は、導電粒子又は導電性の金属粉末である。導電材10は、例えば、金、銀、銅、鉄、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属粉末や、金属粒子、金属酸化物粒子、表面或いは全体に導電処理を施した樹脂粒子やガラス粒子、導電性ゴム粒子などの導電粒子が好ましい。導電材10は、確実に電気的な導通を図る観点から、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間隔W以上の平均径を有する導電材料が好ましい。なお、本実施形態では球形の粒子を好適に用いているが、導電材10は、線状体であってもよい。
導電材10が球形である場合は、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間を接続するよう配された全粒子の95%以上のアスペクト比が1.0以上1.1以下であることが好ましい。電極間のギャップは、突起20の高さHと、導電材10の粒子のアスペクト比が1.0であると仮定した径とを考慮し、光電極4と対極5との貼り合せ時に導電材10が両電極に密着するように一定の圧力をかけて形成される。したがって、導電材10の粒子のアスペクト比が1.1以上の偏平形状等になると、導電材10による導通性が悪くなったり、導電材10が突起20と対向する第1の導電膜6又は第2の導電膜7との間をすり抜けたりしてしまうことがあるからである。
以上の構成の太陽電池1によれば、第1の基板2又は第2の基板3をプレスし、封止材9A,9Bにより光電極4と対極5とを貼り合わせかつ端部6hと端部7kとの間を導電材10により電気的に接続させようとすると、導電材10が潰れて横方向に広がる。また、封止材9A,9Bも面方向に広がろうとする。このとき、突起20が、封止材9A,9Bと導電材10との間に畝を成すように条状に広がっているとともに、導電材10を挟み込むように離間部R1,R2との間に配置されているので、突起20が導電材10の移動規制部となって、導電材10の横方向の広がりが防止される。従って、導電材10が、離間部R1,R2内に移動することによるセルC1,C2間の短絡を防止することができるという効果が得られる。
また、突起20の一部又は全部は、封止材9A,9Bのそれぞれに埋設されている。従って、太陽電池1は、突起20によって封止材9A,9Bのズレを防止することができるという効果を奏する。
また、突起20の第1の導電膜6又は第2の導電膜7からの突出寸法Hは、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間の間隔Wより小さくしている。したがって、第1の基板2及び第2の基板3間の間隔を狭くするようにプレスを行う際に、突起20の頂部が第1の導電膜6又は第2の導電膜7に当たるのを回避させることができる。プレスの際に突起20が第1の導電膜6又は第2の導電膜7に接触すると、短絡が起きる虞がある。しかし、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間隔Wよりも突起20の高さHが小さいと、このような事態を回避することができる。
突起20の突出寸法Hの下限値は、導電材10の粒子径や量などによって決定されるが、突起20の突出寸法Hのいかんに拘わらず、突起20は、導電材10の移動を阻止することができる。
また、導電材10の平均粒子径に対する突起20の平均高さHが3%以上60%以下、好ましくは7%以上60%以下、より好ましくは10%以上60%以下又はこれにより近い寸法に設定されていると、突起20の作製がより容易となるとともに、第1の導電膜6及び第2の導電膜7に接触して短絡することなくかつ突起20による導電材10の移動を効果的に防止することができる。
次に、上記で説明した本発明の実施形態について、実施例1−10及び比較例1,2を用いて説明する。
(実施例1)
第1の基板2として、ITOが成膜されたPETフィルムからなる導電性フィルムを使用した。導電性フィルムの大きさは、縦寸法10cm、横寸法8cm、厚み寸法は150μmとした。
半導体層8は、エアロゾルでポジション法を用いて、幅2cm長さ9cmの長さで、第1の基板2のITO膜上に3本形成した。
アセトニトリルとt−ブタノールの混合溶媒(和光純薬製、体積比1:1)のN719色素溶液0.3mMに24時間浸漬し、色素染色した。
半導体層8から1mm離間した位置において、カッターでITO面をなぞることにより、第1の基板2を第1の導電膜6と共にカットし、離間部R2を形成して第1の導電膜6Aと第1の導電膜6B間との絶縁性を確保するとともに、突起20を形成した。
表面粗さ測定器(サーフコム130A、ACCRETECH社)で計測すると、第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても突起20の平均突出高さHは、20μmであった。
なお、突起20の平均突出高さHは突起20の形成方向(すなわち、条状の突起20の延在方向)に視て一定ではなく若干の高低差があるが、高低いずれの箇所においても、突起20の平均突出高さHは導電材10の平均粒子径の3%以上60%以下の範囲内に形成された(以降の全ての実施例について同様)。
アクリル系の封止材9A,9Bを、ディスペンサ(武蔵エンジニアリング社製)を用いて、塗布した。
導電材10は、表面に金めっきを施したミクロパール3g(登録商標)を導電粒子として、これをアクリル系封止材7gに混合したもの(以下、AuMPと称する)を用いた。導電材10の平均粒子径は100μmとした。
ディスペンサを用いて、封止材9A,9B間に上記導電材10を塗布した。
第2の基板3として、PEDOT/PSSが表面に形成されたITO−PENフィルム(縦寸法10cm、横寸法8cm)を使用した。
カッターでITO面をなぞる(切断してしまわないように厚さ方向に切り込みを入れる)ことで、第2の基板3を第2の導電膜7と共にカットした。突起20の突出寸法は、20μmであった。
第1の基板2と第2の基板3とを貼り合せ、これらの間隔Wが80μmになるようにプレスを行い、UVを照射し、封止材9A,9Bを硬化させた。このプレス及び硬化により、導電材10は、80μmに圧縮された状態で電極間に保持された状態となっている。
電解液として0.005Mのヨウ素と、1.0Mの1,3−ジメチル−イミダゾリウムヨージドを含む、アセトニトリル溶液を注液し、突起20のある直列構造色素増感太陽電池1を5つ作製した。
(実施例2)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7をカットする方法を、レーザ加工機を用いる方法にし、第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを10μmとした。レーザ加工の器具としては、UNIVERSAL LASER SYSTEMS社製のVLS3.50を用いた。更に、導電材10(AuMP)の平均粒子径を、50μm、間隔Wを45μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。
(実施例3)
導電材10として平均粒子径が75μmの銅粉末を用い、間隔Wを70μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。
(実施例4)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7をカットする方法を、レーザ加工機を用いる方法にし、第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを10μmとした。レーザ加工の器具としては、UNIVERSAL LASER SYSTEMS社製のVLS3.50を用いた。導電材10(AuMP)の平均粒子径を300μmとし、間隔Wを300μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した状態で光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(実施例5)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを19μmとした。導電材10(AuMP)の平均粒子径を300μmとし、間隔Wを300μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した際に光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(実施例6)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを27μmとした。導電材10(AuMP)の平均粒子径を50μmとし、間隔Wを50μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した際に光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(実施例7)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを7μmとした。導電材10(AuMP)の平均粒子径を100μmとし、間隔Wを100μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した際に光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(実施例8)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを23μmとした。導電材10(AuMP)の平均粒子径を50μmとし、間隔Wを50μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した際に光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(実施例9)
第1の導電膜6及び第2の導電膜7のいずれの側においても、突起20の突出平均高さHを10μmとした。導電材10(AuMP)の平均粒子径を30μmとし、間隔Wを30μmとした以外は、実施例1と同様にして太陽電池1を5つ作製した。なお、本実施例においても実施例1と同様導電材10の径が70%から90%程度に弾性変形して扁平となるように光電極4と対極5とをプレスしたが、本実施例では導電材10が略100%弾性復帰した際に光電極4と対極5とを封止材で固定し、間隔Wを形成した。
(比較例1)
実施例1で第1の導電膜6及び第2の導電膜7をカットした位置に突起20が形成されないように第1の導電膜6A,6B及び第2の導電膜7A,7Bを成膜した基材(第1の基板2及び第2の基板3)を使用した。間隔Wを120μmとした以外は、実施例1と同じ太陽電池を5つ作製した。
(比較例2)
間隔Wを80μmとした以外は、比較例1と同じ太陽電池を5つ作製した。
(色素増感型太陽電池の評価)
室内光(230ルクス)の条件下で、作成した実施例1−9及び比較例1,2の太陽電池の発電性能を評価し、FFを確認した。なお、FFとは、太陽電池の出力特性を表す指標の一つで、フィルファクターの略である。FFは、太陽電池の出力測定から算出される値(定義式:FF=最大出力÷(解放電圧×短絡電流))により算出される。また、FF>0.65である場合に発電を良好(○)と評価した。
歩留りは、作製した5つの太陽電池のうち、短絡した太陽電池の数が0(ゼロ)であった場合に、良好(○)とし、短絡した太陽電池の数が1以上あった場合は、不良(×)と評価した。以下、評価結果を表1及び表2に示す。
なお、表1,表2に示された導電材10の平均粒子径は、光電極4と対極5とをプレスする前の寸法を示したものであり、第1の導電膜6と第2の導電膜7との間隔Wは、プレス後、封止材9A,9Bで固定された状態の寸法を示している。すなわち、間隔Wよりも導電材10の平均粒子径の方が大きい場合、プレス後、導電材10は、光電極4及び対極5により、表1,表2に示した間隔Wと同寸法まで圧縮されていることを意味している。
表1及び表2に記載する実施例1−9の太陽電池1は、導電材10及び封止材9A,9Bの移動を規制する条状の突起20が設けられておりかつ導電材10の平均粒子径が第1の導電膜6と第2の導電膜7との間隔Wと同等又は間隔Wよりも大きく設定されている。したがって、実施例1−9の太陽電池1は、導電材10が第1の導電膜6及び第2の導電膜7に適切に圧着することで導電材10がセルC1,C2間の離間部R1,R2に入り込んで電気がリークすることを防止することができ、発電性能が良好であった。
また、突起20により、導電材10がセルC1,C2間の離間部R1,R2に入り込むことによる短絡を良好に防止して歩留まり良く製造することができた。特に、導電材10の平均粒子径と間隔Wとが同等である実施例4−9の場合は、平均粒子径が間隔Wよりも大きい実施例1−3に比べて導電材10と第1の導電膜6若しくは第2の導電膜7との密着率が低くなるが、発電性能と歩留りを良好に保つことができた。
ただし、導電材10の平均粒子径に対する突起20の平均高さHの割合(%)が小さ過ぎると、突起20の高さHが不十分となることにより導電材10の移動を適切に止めおくことが困難になると推測される。したがって、(突起20の平均突出高さH)/(導電材10の平均粒子径)×100(%)の値は、3%以上とすることが好ましいと考えられる。また、突起20による導電材10の移動防止の確実性及び突起20作製の容易性の観点に鑑みると、突起20の平均高さは、各実施例で示されたように7%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。
また、導電材10の平均粒子径に対する突起20の平均高さHの割合(%)は、第1の基板2及び第1の導電膜6並びに第2の基板3及び第2の導電膜7をカッター等により機械的に削る深さを適度にとどめておくことを考慮すると、10%以上60%以下の範囲により近く設定することが好ましい。
突起20が無い比較例1では、間隔Wが導電材10の粒子径より大きいので、直列抵抗が増加し、発電性能が良くなかった。
比較例2の太陽電池では、導電材10の粒子径が間隔Wより大きいが、導電材10が広がることにより電気がリークし、発電性能が悪かった。また、比較例2の太陽電池には、突起20が存在しないので、短絡が発生した。
以上のとおり、本発明の太陽電池1は、従来の太陽電池に比べ発電性能よくかつ短絡を発生させにくいことが分かった。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、下記のような種々の変形が可能である。
太陽電池1の突起20は、導電材10と封止材9A,9Bとの間において2列以上で形成されていることが好ましい。このような構成とすることで、封止材9A,9B及び導電材10の移動をより確実に防止することができる。また、突起20は、カッターやレーザによる機械的な手段により容易に2列形成することができる。
太陽電池1の突起20は、図2に示すように、導電材10と離間部R2との間において第1の導電膜6Aから突出するように形成されているとともに、導電材10と離間部R1との間において第2の導電膜7Bから突出するように形成されていてもよい。
具体的には、図2の突起20は、絶縁性を有する材料を塗布することにより形成してもよい。材料としては、ガラス、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、酸化アルミニウムなどの無機材料や、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂またはポリイソブチレン系樹脂などの有機材料などが挙げられる。
突起20の形成方法は特に限定されず、公知の方法が挙げられる。具体的には、スクリーン印刷法またはディスペンス法などで塗工した後に、熱や紫外線で硬化する方法や、事前に形成した突起を転写する方法などが挙げられる。
太陽電池1は、このような構成としても、突起20による導電材10の広がりの防止を第1の導電膜6A上又は第2の導電膜7B上で行うことができる。この突起20は第1の導電膜6A又は第2の導電膜7Bと一体成形してもよい。
又は、太陽電池1の突起20は、図3に示すように、第1の基板2と第2の基板3とに形成され又は予め第1の基板2と第2の基板3に一体成形されていてもよい。
図3に示す突起20は、第1の基板2及び第2の基板3の形成後に作成する場合には、前述したように、絶縁性を有する材料を塗布することによって形成することができる。太陽電池1は、このような構成としても、突起20による導電材10の広がりを防止することができる。
上記で例示した太陽電池1は、セルC1,C2の2つを配列した構成としたが、セルCは、上記実施形態と同じ要領で3つ以上配列されていてもよい。
1…太陽電池
2…第1の基板(一方の基板)
3…第2の基板(他方の基板)
4…光電極
5…対極
6,6A,6B…第1の導電膜(一方の導電膜)
7,7A,7B…第2の導電膜(他方の導電膜)
6y,7y…端縁
8…半導体層
9,9A,9B…封止材
10…導電材
20…突起
C1,C2…セル
S…内部空間
H…突出高さ
W…間隔

Claims (11)

  1. 一方の基板に成膜された一方の導電膜の端部と、前記一方の基板に対向して配置された他方の基板に成膜された他方の導電膜の端部との間に配置された導電材を介して、前記一方の導電膜と前記他方の導電膜とを電気的に接続して、隣接するセル間を電気的に直列に接続した太陽電池であって、
    前記導電材が接している前記端部の端縁側には、突起が設けられている太陽電池。
  2. 前記突起は、前記基板から突出している請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記突起は、前記導電膜をカット成形する際に形成される請求項1又は2に記載の太陽電池。
  4. 前記突起は、前記導電膜から突出している請求項1に記載の太陽電池。
  5. 前記突起の高さは、前記一方の導電膜と前記他方の導電膜との間の間隔より小さい請求項1から4の何れか一項に記載の太陽電池。
  6. 前記突起は、前記一方の導電膜の前記端部と前記他方の一方の導電膜の前記端部との間に配置された封止材に埋設されている請求項1から5の何れか一項に記載の太陽電池。
  7. 前記突起は、前記端縁側において前記端縁に沿って2列以上形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の太陽電池。
  8. 前記突起の一方の導電膜又は他方の導電膜からの突出高さは、光電極と対極との間隔に対し3%以上60%以下の範囲で形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の太陽電池。
  9. 前記導電材は、導電粒子又は導電性の金属粉末である請求項1から8の何れか一項に記載の太陽電池。
  10. 前記導電材は、粒子径をなしており、アスペクト比が1.0以上1.1以下であることを特徴とする請求項9に記載の太陽電池。
  11. 色素増感型である請求項1から10の何れか一項に記載の太陽電池。
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