JP2017059601A - ゲルマニウム受光器 - Google Patents

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Abstract

【課題】Lバンドの光吸収係数を上昇させて、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することができるゲルマニウム受光器を提供する。【解決手段】n型Si層11と、n型Si層11に接して形成されたi型Si層12と、i型Si層12のn型Si層11と接する面とは異なる面に接して形成されたp型Si層13と、p型Si層13のi型Si層12と接する面とは異なる面に接して形成されたi型Ge層14と、i型Ge層14のp型Si層13と接する面とは異なる面に接して形成されたp型Ge層15と、n型Si層11からp型Ge層15の間に電圧を印加して、i型Ge層14に印加される電界を3kV/mm以上、9kV/mm以下とする電極とを有するゲルマニウム受光器。【選択図】図1

Description

本発明は、ゲルマニウムを受光層に、シリコン又はシリコンゲルマニウム又はゲルマニウムを増幅層に用いたゲルマニウム受光器に関する。
アバランシェフォトダイオード(以下、APD)は電子雪崩による増幅を利用したフォトダイオードであり、通常のフォトダイオードより高い感度を示すことが知られている。特にゲルマニウム(以下、Ge)を受光層に、シリコン(以下、Si)を増幅層に用いたAPD(以下、GeAPD)は、Ge、Siの両材料がSi基板上にエピタキシャル成長可能であるため、Si基板上で電子回路と光回路を集積する技術であるSiフォトニクスにおいて注目されている(非特許文献1)。
N. Duan, et al., "High Speed Waveguide-Integrated Ge/Si Avalanche Photodetector", in Proc. IEEE int. conf. The Opt. Fiber Comm. Conf. and Expo., no OM3K.3, 2013 C. T. DeRose, et al., "Ultra compact 45 GHz CMOS compatible Germanium waveguide photodiode with low dark current", Opt. Exp., vol. 19, no. 25, pp 24897-24904, 2011
Siフォトニクスによるデバイスは通信で用いられることも期待されているため、上記GeAPDは広い波長帯の信号を受信できなければならない。GeAPDの受信可能波長は、受光層であるGeの各波長における光吸収係数によって決まる。通信波長帯にはOバンド(1260−1360nm)、Cバンド(1530−1565nm)、Lバンド(1565−1625nm)などがある。GeはO、Cバンドでは高い光吸収係数を示すが、Lバンドでは光吸収係数を落とす(非特許文献2)ため、GeAPDを全通信波長帯で受信機として用いることは困難である。
図8に従来のGeAPDの基本構造を示し、図9に従来のGeAPDの光吸収層周りの構造を示す。図8及び図9に示すように、従来のGeAPDは、n型Si層71と、n型Si層71の上面に形成されたi型Si層72と、i型Si層72の上面に形成されたp型Si層73と、p型Si層73の上面に形成されたi型Ge層74と、i型Ge層74の上面に形成されたp型Ge層75とを有する積層構造となっている。そして、n型Si層71における積層構造がない部分の上面に電極76が形成され、p型Ge層75の上面に電極77が形成され、n型Si層71におけるi型Ge層74の真下部分の端面に、光が入力されるSi導波路78が接続されている。なお、図9に示した断面図は、図8に示したGeAPDの積層部分の断面に該当する。
図8及び図9に示したGeAPDにおいて、i型Ge層74が光吸収層にあたり、i型Si層72が増幅層に相当する。p型Si層73/i型Si層72/n型Si層71の部分がpin構造を持ち、電界を掛けるとi型Si層72を中心に空乏層が広がる。このとき、p型Si層73のドーピング濃度を調整することで、空乏層の一部をi型Ge層74にまで入り込ませている。すなわち、電界はi型Si層72に集中する一方で、一部はi型Ge層74にも掛かるように設計されている(図9中の左側のグラフ参照)。
そして、i型Ge層74で光吸収によって発生したキャリアは電界によって引っ張られ、i型Si層72に流れ込み、ここで雪崩増幅を受ける。i型Ge層74に掛かる電界はp型Si層73のドーピング濃度とGeAPDに印加するバイアス電圧の値で決定され、従来は、i型Ge層74には0〜2kV/mm程度の電界が掛かるように設計されている。例えば、図9に示すように、n型Si層71のドーピング濃度を1018cm-3〜1021cm-3の高濃度ドーピングとし、p型Si層73のドーピング濃度を1018cm-3〜1019cm-3の中濃度ドーピングとし、p型Ge層75のドーピング濃度を1018cm-3〜1021cm-3の高濃度ドーピングとしている。また、ドーパントはn型ならばリンやアンチモン、p型ならばボロンやヒ素を用いている。
以上のような構成において、GeAPDの光吸収特性は、i型Ge層74が決定しており、i型Ge層74に0〜2kV/mm程度の電界が掛かる従来のGeAPD構造では、後述の図2に示すように、Lバンドの光信号を受信することは困難である。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、Lバンドの光吸収係数を上昇させて、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することができるゲルマニウム受光器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るゲルマニウム受光器は、
n型又はp型のいずれか一方のSi又はSiGe又はGeからなる第1層と、
前記第1層に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層と、
前記第2層の前記第1層と接する面とは異なる面に接して形成されたn型又はp型のいずれか他方のSi又はSiGe又はGeからなる第3層と、
前記第3層の前記第2層と接する面とは異なる面に接して形成されたi型の第1Ge層と、
前記第1Ge層の前記第3層と接する面とは異なる面に接して形成されたn型又はp型のいずれか他方の第2Ge層と、
前記第1層から前記第2Ge層の間に電圧を印加して、前記第1Ge層に印加される電界を3kV/mm以上、9kV/mm以下とする電極とを有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るゲルマニウム受光器は、
上記第1の発明に記載のゲルマニウム受光器において、
前記第2層は、前記第1層の上面に接して形成され、
前記第3層は、前記第2層の上面に接して形成され、
前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
端面に光が入力される前記第1層と共に、前記第2層、前記第3層、前記第1Ge層、前記第2Ge層及び前記電極は、前記光の光導波方向に延在されている
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るゲルマニウム受光器は、
上記第1の発明に記載のゲルマニウム受光器において、
前記第1層は、前記第2層の側面に接して形成され、
前記第2層は、前記第3層の側面に接して形成され、
前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
端面に光が入力される前記第3層と共に、前記第1層、前記第2層、前記第1Ge層、前記第2Ge層及び前記電極は、前記光の光導波方向に延在されている
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るゲルマニウム受光器は、
前記第2層は、前記第1層の上面に接して形成され、
前記第3層は、前記第2層の上面に接して形成され、
前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
前記第2Ge層の上面に光が入力される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るゲルマニウム受光器は、
上記第1の発明に記載のゲルマニウム受光器において、
前記第1層は、前記第2層の側面に接して形成され、
前記第2層は、前記第3層の側面に接して形成され、
前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
前記第2Ge層の上面に光が入力される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るゲルマニウム受光器は、
上記第1〜第5のいずれか1つの発明に記載のゲルマニウム受光器において、
前記第3層のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、前記第1層及び前記第2Ge層のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、前記電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択して、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を前記第1Ge層に印加する
ことを特徴とする。
本発明によれば、光吸収層である第1Ge層に印加される電界を3kV/mm以上、9kV/mm以下とするので、第1Ge層でのLバンドの光吸収係数を上昇させることができる。その結果、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することができ、その応用先を拡大することができる。また、Lバンド通信のデバイスにSiフォトニクスを適用できるようになり、Siフォトニクスの適用により、Lバンド通信のデバイスにおける消費電力の減少が可能となる。
本発明に係るゲルマニウム受光器の構造を説明する図である。 Geに掛かる電界とGeの光吸収係数との関係を示すグラフである。 本発明に係るゲルマニウム受光器の実施形態の一例(実施例1)を示す斜視図である。 本発明に係るゲルマニウム受光器の実施形態の他の一例(実施例2)を示す斜視図である。 本発明に係るゲルマニウム受光器の実施形態の他の一例(実施例3)を示す斜視図である。 本発明に係るゲルマニウム受光器の実施形態の他の一例(実施例4)を示す斜視図である。 本発明に係るゲルマニウム受光器の実施形態の他の一例(実施例5)を示す斜視図である。 従来のゲルマニウム受光器の基本構造を示す斜視図である。 従来のゲルマニウム受光器の構造を説明する図である。
本発明に係るゲルマニウム受光器(以下、GeAPD)は、ゲルマニウム(Ge)を受光層に、シリコン(Si)又はシリコンゲルマニウム(以下、SiGe)又はゲルマニウム(Ge)を増幅層に用いたAPDである。Ge、Si、SiGeの材料がSi基板上にエピタキシャル成長可能であるため、Siフォトニクス技術が適用可能である。
本発明に係るGeAPDは、図1に示すように、n型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、n型Si層11)と、n型Si層11に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層12)と、i型Si層12のn型Si層11と接する面とは異なる面に接して形成されたp型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、p型Si層13)と、p型Si層13のi型Si層12と接する面とは異なる面に接して形成されたi型Ge層14(第1Ge層)と、i型Ge層14のp型Si層13と接する面とは異なる面に接して形成されたp型Ge層15(第2Ge層)とを有する積層構造となっている。図1においては、図示を省略しているが、n型Si層11からp型Ge層15の間にバイアス電圧を印加する電極が設けられている。
つまり、図1に示す本発明に係るGeAPDは、基本的には、図8及び図9に示した従来のGeAPDの構造と略同等であるが、従来のGeAPDとは異なり、i型Ge層14に3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加する構造としている。
具体的には、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層14に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、p型Si層13のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の低濃度ドーピングの範囲から、n型Si層11及びp型Ge層15のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の高濃度ドーピングの範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。このように、p型Si層13のドーピング濃度を従来よりも低い低濃度ドーピングとしている。
一例として、p型Si層13のドーピング濃度を3×1017cm-3とし、p型Ge層15及びn型Si層11のドーピング濃度を1020cm-3とし、15Vのバイアス電圧をかけると、i型Ge層14に約9kV/mmの電界が掛かることになる。なお、ドーパントはn型ならばリンやアンチモン、p型ならばボロンを用いる。
i型Ge層14に3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加すると、フランツケルディッシュ効果が起こり、図2に示すように、GeのLバンドにおける光吸収係数を上昇させることができる。例えば、波長1625nmに着目してみると、電界0kV/mm及び1kV/mmでは、光吸収係数が百未満であるのに対して、電界3kV/mm、6kV/mm及び9kV/mmでは、光吸収係数が数百〜千数百まで上昇している。このように、GeのLバンドにおける光吸収係数が上昇するため、本発明に係るGeAPDは、O〜Lバンドまでの受信機として用いることが可能となる。
なお、i型Ge層14に9kV/mmより大きい電界が印加されると、暗電流が増え、雑音の発生源となるので、i型Ge層14に印加する電界の上限としては、9kV/mm以下とすることが望ましい。
上述した構造とすることにより、本発明に係るGeAPDを用いて、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することができ、その応用先を拡大することができる。また、Lバンド通信のデバイスにSiフォトニクスを適用できるようになり、Siフォトニクスの適用により、Lバンド通信のデバイスにおける消費電力の減少が可能となる。
上述した構造を有する本発明に係るGeAPDの実施形態について、図3〜図7を参照して、以下に具体的な説明を行う。
[実施例1]
図3は、本実施例のGeAPDの構造を示す斜視図である。本実施例のGeAPDは、図3に示すように、n型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、n型Si層21)と、n型Si層21の上面に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層22)と、i型Si層22の上面に接して形成されたp型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、p型Si層23)と、p型Si層23の上面に接して形成されたi型Ge層24(第1Ge層)と、i型Ge層24の上面に接して形成されたp型Ge層25(第2Ge層)とを有する積層構造となっている。そして、n型Si層21における積層構造がない部分の上面に電極26が形成され、p型Ge層25の上面に電極27が形成され、n型Si層21におけるi型Ge層24の真下部分の端面に、光が入力されるSi導波路28が接続されている。電極26及び電極27を用いて、n型Si層21からp型Ge層25の間にバイアス電圧が印加される構成である。
また、光が入力されるn型Si層21と共に、i型Si層22、p型Si層23、i型Ge層24、p型Ge層25及び電極26、27は、光の光導波方向に延在されている。
そして、本実施例においても、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層24に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、p型Si層23のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、n型Si層21及びp型Ge層25のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。
このように、電極26及び電極27にバイアス電圧を印加することで、i型Si層22とi型Ge層24に電界を印加しており、i型Ge層24については、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加するようにしている。その結果、Si導波路28から入力された光が、n型Si層21〜p型Si層23を伝搬して、i型Ge層24で吸収されることになるが、i型Ge層24におけるLバンドの光吸収係数を上昇させているので、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することが可能となる。
[実施例2]
図4は、本実施例のGeAPDの構造を示す斜視図である。本実施例のGeAPDは、図4に示すように、n型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、n型Si層31)と、n型Si層31の側面に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層32)と、i型Si層32の側面に接して形成されたp型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、p型Si層33)と、p型Si層33の上面に接して形成されたi型Ge層34(第1Ge層)と、i型Ge層34の上面に接して形成されたp型Ge層35(第2Ge層)とを有する層構造となっている。そして、n型Si層31の上面に電極36が形成され、p型Ge層35の上面に電極37が形成され、p型Si層33におけるi型Ge層34の真下部分の端面に、光が入力されるSi導波路38が接続されている。電極36及び電極37を用いて、n型Si層31からp型Ge層35の間にバイアス電圧が印加される構成である。
また、光が入力されるp型Si層33と共に、n型Si層31、i型Si層32、i型Ge層34、p型Ge層35及び電極36、37は、光の光導波方向に延在されている。
本実施例においても、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層34に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、p型Si層33のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、n型Si層31及びp型Ge層35のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。
このように、電極36及び電極37にバイアス電圧を印加することで、i型Si層32とi型Ge層34に電界を印加しており、i型Ge層34については、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加するようにしている。その結果、Si導波路38から入力された光が、p型Si層33を伝搬して、i型Ge層34で吸収されることになるが、i型Ge層34におけるLバンドの光吸収係数を上昇させているので、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することが可能となる。
本実施例では、n型Si層31、i型Si層32及びp型Si層33の部分が、Si導波路38と同じ高さであるため、図3に示したGeAPDの構造と比べて、Si層の積層プロセスを減らすことができる。これは、n型Si層31、i型Si層32及びp型Si層33の材料を、全てSiGeに、又は、全てGeに変更した場合も同様である。
[実施例3]
図5は、本実施例のGeAPDの構造を示す斜視図である。本実施例のGeAPDは、図5に示すように、p型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、p型Si層41)と、p型Si層41の上面に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層42)と、i型Si層42の上面に接して形成されたn型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、n型Si層43)と、n型Si層43の上面に接して形成されたi型Ge層44(第1Ge層)と、i型Ge層44の上面に接して形成されたn型Ge層45(第2Ge層)とを有する積層構造となっている。そして、p型Si層41における積層構造がない部分の上面に電極46が形成され、n型Ge層45の上面に電極47が形成され、p型Si層41におけるi型Ge層44の真下部分の端面に、光が入力されるSi導波路48が接続されている。電極46及び電極47を用いて、p型Si層41からn型Ge層45の間にバイアス電圧が印加される構成である。
つまり、図5に示す本実施例のGeAPDの構造は、図3に示したGeAPDの構造におけるp型及びn型の導電型を反転させたものである。図3に示したGeAPDは、メジャーキャリアが電子であったのに対し、本実施例のGeAPDは、pin接合を反転させたため、メジャーキャリアが正孔(ホール)になっている。従って、本実施例のGeAPDは、ホール増幅型のGeAPDとして用いることができる。
また、光が入力されるp型Si層41と共に、i型Si層42、n型Si層43、i型Ge層44、n型Ge層45及び電極46、47は、光の光導波方向に延在されている。
本実施例においても、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層44に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、n型Si層43のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、p型Si層41及びn型Ge層45のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。
このように、電極46及び電極47にバイアス電圧を印加することで、i型Si層42とi型Ge層44に電界を印加しており、i型Ge層44については、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加するようにしている。その結果、Si導波路48から入力された光が、p型Si層41〜n型Si層43を伝搬して、i型Ge層44で吸収されることになるが、i型Ge層44におけるLバンドの光吸収係数を上昇させているので、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することが可能となる。
[実施例4]
図6は、本実施例のGeAPDの構造を示す斜視図である。本実施例のGeAPDは、図6に示すように、n型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、n型Si層51)と、n型Si層51の上面に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層52)と、i型Si層52の上面に接して形成されたp型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、p型Si層53)と、p型Si層53の上面に接して形成されたi型Ge層54(第1Ge層)と、i型Ge層54の上面に接して形成されたp型Ge層55(第2Ge層)とを有する積層構造となっている。そして、n型Si層51における積層構造がない部分の上面に電極56が形成され、p型Ge層55の上面に電極57が形成されている。電極56及び電極57を用いて、n型Si層51からp型Ge層55の間にバイアス電圧が印加される。また、p型Ge層55の上面に上方からの光が入力される構成である。
つまり、図6に示す本実施例のGeAPDは、図3に示したGeAPDとは、光の入力方向が相違し、本実施例では、p型Ge層55の上面に上方からの光が入力される構成であるため、図3に示したSi導波路28が不要な構造となっている。入力される光は、p型Ge層55の上面に垂直に入力されることが望ましいが、p型Ge層55の上面と平行でなければ、垂直でなくても良い。
本実施例においても、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層54に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、p型Si層53のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、n型Si層51及びp型Ge層55のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。
このように、電極56及び電極57にバイアス電圧を印加することで、i型Si層52とi型Ge層54に電界を印加しており、i型Ge層54については、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加するようにしている。その結果、p型Ge層55の上方から入力された光が、p型Ge層55を伝搬して、i型Ge層54で吸収されることになるが、i型Ge層54におけるLバンドの光吸収係数を上昇させているので、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することが可能となる。
[実施例5]
図7は、本実施例のGeAPDの構造を示す斜視図である。本実施例のGeAPDは、図7に示すように、n型のSi又はSiGe又はGeからなる第1層(ここでは、一例として、n型Si層61)と、n型Si層61の側面に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層(増幅層;ここでは、一例として、i型Si層62)と、i型Si層62の側面に接して形成されたp型のSi又はSiGe又はGeからなる第3層(調整層;ここでは、一例として、p型Si層63)と、p型Si層63の上面に接して形成されたi型Ge層64(第1Ge層)と、i型Ge層64の上面に接して形成されたp型Ge層65(第2Ge層)とを有する層構造となっている。そして、n型Si層61の上面に電極66が形成され、p型Ge層65の上面に電極67が形成されている。電極66及び電極67を用いて、n型Si層61からp型Ge層65の間にバイアス電圧が印加される。また、p型Ge層65の上面に上方からの光が入力される構成である。
つまり、図7に示す本実施例のGeAPDは、図4に示したGeAPDとは、光の入力方向が相違し、本実施例では、p型Ge層65の上面に上方からの光が入力される構成であるため、図4に示したSi導波路38が不要な構造となっている。入力される光は、p型Ge層65の上面に垂直に入力されることが望ましいが、p型Ge層65の上面と平行でなければ、垂直でなくても良い。
本実施例においても、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界をi型Ge層64に印加するため、この条件を満たす組み合わせを、p型Si層63のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、n型Si層61及びp型Ge層65のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、バイアス電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択している。
このように、電極66及び電極67にバイアス電圧を印加することで、iSi層62とi型Ge層64に電界を印加しており、i型Ge層64については、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を印加するようにしている。その結果、p型Ge層65の上方から入力された光が、p型Ge層65を伝搬して、i型Ge層64で吸収されることになるが、i型Ge層64におけるLバンドの光吸収係数を上昇させているので、OバンドからLバンドまでの光信号を受信することが可能となる。
本実施例では、n型Si層61、i型Si層62及びp型Si層63の部分が同じ高さであるため、図6に示したGeAPDの構造と比べて、Si層の積層プロセスを減らすことができる。これは、n型Si層31、i型Si層32及びp型Si層33の材料を、全てSiGeに、又は、全てGeに変更した場合も同様である。
本発明は、ゲルマニウムを受光層に、シリコンを増幅層に用いたゲルマニウム受光器に好適なものである。
11、21、31、51、61 n型Si層
12、22、32、52、62 i型Si層
13、23、33、53、63 p型Si層
14、24、34、54、64 i型Ge層
15、25、35、55、65 p型Ge層
26、27、36、37、46、47、56、57、66、67 電極
41 p型Si層
42 i型Si層
43 n型Si層
44 i型Ge層
45 n型Ge層

Claims (6)

  1. n型又はp型のいずれか一方のSi又はSiGe又はGeからなる第1層と、
    前記第1層に接して形成されたi型のSi又はSiGe又はGeからなる第2層と、
    前記第2層の前記第1層と接する面とは異なる面に接して形成されたn型又はp型のいずれか他方のSi又はSiGe又はGeからなる第3層と、
    前記第3層の前記第2層と接する面とは異なる面に接して形成されたi型の第1Ge層と、
    前記第1Ge層の前記第3層と接する面とは異なる面に接して形成されたn型又はp型のいずれか他方の第2Ge層と、
    前記第1層から前記第2Ge層の間に電圧を印加して、前記第1Ge層に印加される電界を3kV/mm以上、9kV/mm以下とする電極とを有する
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
  2. 請求項1に記載のゲルマニウム受光器において、
    前記第2層は、前記第1層の上面に接して形成され、
    前記第3層は、前記第2層の上面に接して形成され、
    前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
    前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
    前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
    端面に光が入力される前記第1層と共に、前記第2層、前記第3層、前記第1Ge層、前記第2Ge層及び前記電極は、前記光の光導波方向に延在されている
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
  3. 請求項1に記載のゲルマニウム受光器において、
    前記第1層は、前記第2層の側面に接して形成され、
    前記第2層は、前記第3層の側面に接して形成され、
    前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
    前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
    前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
    端面に光が入力される前記第3層と共に、前記第1層、前記第2層、前記第1Ge層、前記第2Ge層及び前記電極は、前記光の光導波方向に延在されている
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
  4. 請求項1に記載のゲルマニウム受光器において、
    前記第2層は、前記第1層の上面に接して形成され、
    前記第3層は、前記第2層の上面に接して形成され、
    前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
    前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
    前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
    前記第2Ge層の上面に光が入力される
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
  5. 請求項1に記載のゲルマニウム受光器において、
    前記第1層は、前記第2層の側面に接して形成され、
    前記第2層は、前記第3層の側面に接して形成され、
    前記第1Ge層は、前記第3層の上面に接して形成され、
    前記第2Ge層は、前記第1Ge層の上面に接して形成され、
    前記電極は、前記第1層と前記第2Ge層の上面に接して各々形成され、
    前記第2Ge層の上面に光が入力される
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のゲルマニウム受光器において、
    前記第3層のドーピング濃度を1016cm-3以上、1018cm-3以下の範囲から、前記第1層及び前記第2Ge層のドーピング濃度を1018cm-3以上、1021cm-3以下の範囲から、前記電圧を10V以上、30V以下の範囲から、各々選択して、3kV/mm以上、9kV/mm以下の電界を前記第1Ge層に印加する
    ことを特徴とするゲルマニウム受光器。
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