JP2017059253A - 機能共有システム、クライアント、機能共有方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

機能共有システム、クライアント、機能共有方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク内の装置に備わっている機能を、この装置を主に使用するユーザにとっての利便性を損なうことを抑制しつつ他の装置によって共有する【解決手段】画像形成装置1Bに備えられた暗号化機能を、画像形成装置1Aによって次のように使用する。過去の期間ごとに、当該過去の期間における画像形成装置1Bのリソースの使用の集中の度合(例えば、セッション数)を記憶する、記憶手段を、画像形成装置1Bに設けておく。そして、画像形成装置1Aは、暗号化機能を使用する使用時点が該当する期間と曜日および時間帯が同じである過去の期間のセッション数が所定の値未満である場合に、暗号化機能による暗号化処理を画像形成装置1Bに対して依頼する。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク内の装置に備わる機能を共有する技術に関する。
従来、コピー、スキャン、およびファックスなどの機能が備わった画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれる。
さらに、近年、このような画像形成装置がネットワークのノードとして用いられるようになった(特許文献1)。そのほか、パーソナルコンピュータおよびストレージ専用機などがネットワークのノードとして用いられるようになった。
画像形成装置に備えられた機能をネットワーク内の他の装置によって使用する技術も、普及している。
例えば、画像処理装置は、次の処理を行う。他の画像処理装置からUI設定データを受信し、受信したUI画面設定データに含まれる機能を実行可能かどうかを判定し、その機能が実行可能でないと判定すると、当該機能を実行可能な画像処理装置を検索し、その検索された画像処理装置に、その機能を代行させるよう設定を変更する(特許文献2)。
または、画像形成装置を、次のように構成する。画像形成装置に、ネットワークに含まれる複数の画像形成装置の電源の状態を示す電源オン/オフ識別子を記憶し管理するシステム情報管理部と、画像形成システムにおいて以前に実行された共有機能の記録をジョブ履歴として記憶し、管理するジョブ履歴管理部と、利用者に対して情報を提示する表示部と、利用者から、情報を受ける入力部と、を設ける。そして、画像形成装置が、利用者に関するジョブ履歴および電源オン/オフ識別子とに基づいて、利用可能な共有機能を列挙する(特許文献3)。
特開2008−97253号公報 特開2010−193311号公報 特開2008−225611号公報
特許文献2、3に記載されるように、ある装置の機能を他の装置でも使用できるようにすれば、つまり、機能を共有すれば、ネットワーク全体として機能を有効的に活用することができる。
しかし、機能を有する装置への負荷が増えすぎると、この装置を主として使用するユーザにとっての利便性を損なうおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、ネットワーク内の装置に備わっている機能を、この装置を主に使用するユーザにとっての利便性を損なうことを抑制しつつ他の装置によって共有することを、目的とする。
本発明の一形態に係る機能共有システムは、第一の装置に備えられた特定の機能を、通信回線を介して共有する機能共有システムであって、過去の期間ごとに、当該過去の期間における前記第一の装置のリソースの使用の集中の度合を記憶する、記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている、前記過去の期間のうちの前記特定の機能を使用する使用時点が該当する期間と属性が同じである過去の期間の前記度合が所定の値未満である場合に、前記特定の機能を使用する機能使用処理を実行する、第二の装置と、を有することを特徴とする機能共有システム。
好ましくは、前記記憶手段は、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に最も多く確立されていたセッションの数である最多同時セッション数を前記度合として記憶し、前記所定の値は、前記第一の装置に設定されている、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に確立しておくことのできるセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第二の所定の値を引いた値である。
または、前記記憶手段は、同時に最も多く確立されていた前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数である最多同時セッション数を前記度合として記憶し、前記所定の値は、前記第一の装置に設定されている、同時に確立しておくことのできる前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第三の所定の値を引いた値である。
または、前記記憶手段は、前記第一の装置に備えられた表示装置の単位時間当たりの使用率を記憶し、前記所定の値は、100%未満の値である。
前記属性の一例は、各曜日の各時間帯である。前記特定の機能の一例は、データを暗号化する機能である。
本発明によると、ネットワーク内の装置に備わっている機能を、この装置を主に使用するユーザにとっての利便性を損なうことを抑制しつつ他の装置によって共有することができる。
イントラネットの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置にインストールされているソフトウェアの例を示す図である。 サーバおよびクライアントそれぞれの機能的構成の例を示す図である。 セッション履歴記憶部に記憶されるウェブブラウザセッション最大数の例を示す図である。 履歴更新処理の流れの例を説明するフローチャートである。 使用可否判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。 依頼用ウェブページの例を示す図である。 クライアントとして用いられる場合の画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 サーバとして用いられる場合の画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 サーバおよびクライアントそれぞれの機能的構成の変形例を示す図である。 セッション履歴記憶部に記憶される、実績に関する情報の例を示す図である。 使用可否判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。 暗号化画面の例を示す図である。 クライアントとして用いられる場合の画像形成装置の全体的な処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。 サーバとして用いられる場合の画像形成装置の全体的な処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。
〔第一の実施形態〕
図1は、イントラネット4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、画像形成装置1にインストールされているソフトウェアの例を示す図である。
図1に示すように、イントラネット4は、複数台の画像形成装置1、1台または複数台の端末装置2、および通信回線3などによって構成される。各画像形成装置1および各端末装置2は、通信回線3を介して通信を行うことができる。通信回線3として、公衆回線、専用線、インターネット、またはいわゆるLAN(Local Area Network)回線などが用いられる。
画像処理装置1は、一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる装置であって、コピー、ネットワークプリンティング、スキャン、ファックス、およびボックスなどの機能を集約した装置である。
「ネットワークプリンティング機能」は、端末装置2から画像データを受信し、この画像データに基づいて画像を用紙に印刷する機能である。「ネットワークプリント」または「PCプリント」と呼ばれることもある。
「ボックス機能」は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどのデータを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
以下、各画像形成装置1を「画像形成装置1A」、「画像形成装置1B」、「画像形成装置1C」、…と区別して記載することがある。
画像処理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、NIC(Network Interface Card)10e、モデム10f、操作パネル10g、タッチパネルディスプレイ10h、スキャンユニット10i、プリントユニット10jなどによって構成される。
NIC10eは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって端末装置2または他の画像形成装置1と通信を行うための装置である。
モデム10fは、G3などのプロトコルでファックス端末と画像データをやり取りするための装置である。
操作パネル10gは、テンキー、スタートキー、およびストップキーなど、操作用のキーによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10hは、ユーザに対するメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが画像処理装置1に対して指示を入力するための画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10hは、タッチされた位置を検知し、CPU10aへその位置を通知する。
ユーザは、操作パネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hを操作することによって、画像処理装置1に対してコマンドを与えたりデータを入力したりすることができる。
スキャンユニット10iは、用紙に記されている文書、写真、絵、図表などの画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、端末装置2またはファックス端末から送信されてきた画像データに示される画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、上述の機能を実現するためのオペレーティングシステム、ミドルウェア、およびアプリケーションなどのソフトウェアが記憶されている。
さらに、図3に示すように、ウェブブラウザ10WBおよびウェブサーバソフトウェア10WSが記憶されている。
ウェブブラウザ10WBは、ウェブサーバからHTML(Hypertext Markup Language)またはJavaScript(登録商標)などで記述されたデータをダウンロードし、ウェブページを表示するためのソフトウェアである。
ウェブサーバソフトウェア10WSは、ウェブブラウザからの要求に基づいてウェブページ用のデータを提供するソフトウェアである。つまり、画像形成装置1をウェブサーバとして機能させるためのソフトウェアである。
また、一部の画像形成装置1のROM10cまたは大容量記憶装置10dには、暗号化ソフトウェア10CRが記憶されている。暗号化ソフトウェア10CRは、データを暗号化するためのソフトウェアである。以下、暗号化ソフトウェア10CRが、画像形成装置1Aおよび1Eには記憶されていないが、画像形成装置1B、1C、および1Dには記憶されている場合を例に説明する。
これらのソフトウェアは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
画像形成装置1は、他の画像形成装置1に備わっている機能を使用することができる。第一の実施形態では、特に、他の画像形成装置1に備わっている、データを暗号化する機能(以下、「暗号化機能」と記載する。)を使用することができる。
以下、この仕組みを、画像形成装置1Aが画像形成装置1B、1C、および1Dのいずれかに備わっている暗号化機能を使用する場合を例に説明する。
図4は、サーバおよびクライアントそれぞれの機能的構成の例を示す図である。図5は、セッション履歴記憶部131に記憶されるウェブブラウザセッション最大数Smaxの例を示す図である。図6は、履歴更新処理の流れの例を説明するフローチャートである。図7は、使用可否判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。図8は、依頼用ウェブページ81の例を示す図である。
画像形成装置1AのROM10cまたは大容量記憶装置10dには、暗号化機能使用スクリプト12が記憶されている。画像形成装置1B〜1DのROM10cまたは大容量記憶装置10dには、暗号化機能提供スクリプト13が記憶されている。なお、画像形成装置1A以外の画像形成装置1のROM10cまたは大容量記憶装置10dにも、暗号化機能使用スクリプト12を記憶させておいてもよい。
暗号化機能使用スクリプト12は、他の画像形成装置1の暗号化機能を使用するためのスクリプトであって、ウェブブラウザ10WBによって実行される。暗号化機能使用スクリプト12によると、図4に示す暗号化対応装置検索部121、セッション情報取得部122、使用可否判別部123、依頼先装置決定部124、依頼用ページアクセス部125、および暗号化処理依頼部126などが実現される。
暗号化機能提供スクリプト13は、他の画像形成装置1へ暗号化機能を提供するためのスクリプトであって、ウェブサーバソフトウェア10WSによって実行される。暗号化機能提供スクリプト13によると、図4に示すセッション履歴記憶部131、セッション履歴更新部132、暗号化対応可否回答部133、セッション情報提供部134、依頼用ページ提供部135、および暗号化処理部136などが実現される。
画像形成装置1Bにおいて、セッション履歴記憶部131は、図5に示すように、各曜日の各時間帯におけるウェブブラウザセッション最大数Smaxを記憶する。「ウェブブラウザセッション最大数Smax」は、画像形成装置1B自身と他の装置のウェブブラウザとの間で同時に保持していた(有効であった)セッションの最大数(最も多い数)である。つまり、ウェブブラウザセッション最大数Smaxは、いわゆる同時セッション数の実績(履歴)を表わす。
暗号化機能を有する他の画像形成装置1(つまり、画像形成装置1C、1D)においても同様に、セッション履歴記憶部131には、各曜日の各時間帯におけるウェブブラウザセッション最大数Smaxが記憶される。
各曜日の各時間帯のウェブブラウザセッション最大数Smaxの初期値は、0である。そして、セッション履歴更新部132によって、ウェブブラウザセッション最大数Smaxが図6に示す手順で更新される。
セッション履歴更新部132は、最大値カウンタCTを0にリセットする(#701)。他の装置へのウェブのサービスの提供中(#702でYes)、画像形成装置1B自身と他の装置のウェブブラウザとの間で保持されているセッションを、常時、監視し、その個数を計数する(#703)。計数した個数が最大値カウンタCTに現在示される値を超えるごとに(#704でYes)、計数した個数が示されるように最大値カウンタCTを更新する(#705)。
そして、毎時0分になったら(#706でYes)。セッション履歴更新部132は、セッション履歴記憶部131に記憶されている、直前の時間帯のウェブブラウザセッション最大数Smaxを、最大値カウンタCTに現在示される値に書き換える(#707)。例えば、月曜日の16時0分になったら、月曜日の15:00−16:00のウェブブラウザセッション最大数Smaxを、最大値カウンタCTに現在示される値に書き換える。
なお、各ウェブブラウザセッション最大数Smaxは、最近の2週間以上の期間における最大値または平均値であってもよい。例えば、ある曜日の、ある時間帯のウェブブラウザセッション最大数Smaxを、今週のその曜日のその時間帯のウェブブラウザセッション最大数、先週のその曜日のその時間帯のウェブブラウザセッション最大数、および先々週のその曜日のその時間帯のウェブブラウザセッション最大数の最大値または平均値であってもよい。
図4に戻って、画像形成装置1Aにおいて、暗号化対応装置検索部121は、暗号化機能を備える装置を例えば次の方法によって検索する。
ユーザが操作パネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hを操作して所定のコマンドを入力すると、暗号化対応装置検索部121は、イントラネット4の中の各装置へ質問データ51をブロードキャストまたはマルチキャストによって送信することによって、暗号化機能を備えているか否かを問い合わせる。
画像形成装置1Bにおいて、暗号化対応可否回答部133は、質問データ51を受信すると、画像形成装置1Bに暗号化機能が備わっている場合は、画像形成装置1Aへ第一の回答データ52Aを送信することによって、暗号化機能が備わっている旨を回答する。一方、備わっていない場合は、画像形成装置1Aへ第二の回答データ52Nを送信することによって、暗号化機能が備わっていない旨を回答する。なお、暗号化機能が備わっているが障害の発生が原因で使用が不能である場合は、第二の回答データ52Nを送信してもよい。
画像形成装置1Cおよび1Dにおいても同様に、暗号化対応可否回答部133は、第一の回答データ52Aまたは第二の回答データ52Nを送信する。
画像形成装置1Aにおいて、暗号化対応装置検索部121は、質問データ51の送信後、所定の時間(例えば、1分間)、質問データ51に対する返信を待つ。そして、所定の時間の経過後、第一の回答データ52Aの送信元である装置を、暗号化機能が備わっている装置であると判別する。このようにして、暗号化機能が備わっている装置が検索される。
以下、暗号化機能が備わっている装置として、画像形成装置1B、1C、および1Dが見つかった場合を例に説明する。
セッション情報取得部122は、暗号化対応装置検索部121による検索結果に基づいて、暗号化機能が備わっている装置つまり画像形成装置1B、1C、および1Dから、セッションに関する情報を、例えば次のように取得する。
セッション情報取得部122は、画像形成装置1B、1C、および1Dへセッション情報要求データ53を送信する。
画像形成装置1Bにおいて、セッション情報提供部134は、セッション情報要求データ53を受信すると、現在の曜日および時間帯に対応するウェブブラウザセッション最大数Smaxをセッション履歴記憶部131から読み出す。例えば、現在、月曜日の14時20分である場合は、月曜日の14:00−15:00のウェブブラウザセッション最大数Smaxを読み出す。
そして、セッション情報提供部134は、読み出したウェブブラウザセッション最大数Smaxおよび画像形成装置1B自身に予め設定されているウェブブラウザセッション上限数Dmaxを示すセッション状況データ54を画像形成装置1Aへ送信する。「ウェブブラウザセッション上限数Dmax」は、画像形成装置1B自身と他の装置のウェブブラウザとの間で同時に保持しておくことが可能なセッションの上限の数である。つまり、ウェブブラウザセッション上限数Dmaxは、いわゆる同時セッションの設定値である。
画像形成装置1Cおよび1Dにおいても同様に、セッション情報提供部134は、自らのウェブブラウザセッション最大数Smaxおよびウェブブラウザセッション上限数Dmaxを示すデータをセッション状況データ54として画像形成装置1Aへ送信する。
そして、画像形成装置1Aにおいて、セッション情報取得部122は、画像形成装置1B、1C、および1Dのそれぞれからセッション状況データ54を受信することによって、セッションに関する情報を取得する。
使用可否判別部123は、画像形成装置1B、1C、および1Dそれぞれの暗号化機能をユーザに使用させてもよいか否かを、それぞれから送信されてきたセッション状況データ54に基づいて判別する。ここで、使用可否判別部123の処理の手順を、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させてもよいか否かを判別する場合を例に、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
使用可否判別部123は、画像形成装置1Bからのセッション状況データ54に示されるウェブブラウザセッション上限数Dmaxからウェブブラウザセッション最大数Smaxを引くことによって、空セッション数Eを算出する(図7の#711)。
そして、空セッション数Eが閾値α以下である場合は(#712でYes)、使用可否判別部123は、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができないと判別する(#713)。一方、空セッション数Eが閾値αよりも大きい場合は(#712でNo)、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができると判別する(#714)。
なお、閾値αは、1以上の整数であって、端末装置2の台数またはイントラネット4のユーザ数に応じて任意に設定しておくことができる。端末装置2のウェブブラウザとのセッションを優先させるのであれば、台数またはユーザ数が多いほど、閾値αに大きい値に設定しておけばよい。優先させる必要がなければ、閾値αは小さい値(例えば、「1」)であってもよい。
画像形成装置1Cおよび1Dそれぞれの暗号化機能の使用の可否の判別も同様に、使用可否判別部123は、それぞれのセッション状況データ54に基づいて判別する。
図4に戻って、依頼先装置決定部124は、使用可否判別部123による判別の結果に基づいて、画像形成装置1B、1C、および1Dの中から暗号化の処理を依頼する画像形成装置1を次のように決定する。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が1台のみである場合は、依頼先装置決定部124は、依頼先を、この画像形成装置1に決定する。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が複数台ある場合は、依頼先装置決定部124は、依頼先を、空セッション数Eが最も多い画像形成装置1に決定する。空セッション数Eが最も多い画像形成装置1が複数台ある場合は、乱数に基づいて、いずれかの1台に決定すればよい。または、スペックが最も高い1台に決定してもよい。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が1台もない場合は、依頼先装置決定部124は、依頼先を、いずれの画像形成装置1にも決定しない。この場合は、後述の依頼用ページアクセス部125および暗号化処理依頼部126による処理を中止するとともに、暗号化機能を現在使用することができない旨をユーザに対して通知する。
依頼用ページアクセス部125および暗号化処理依頼部126は、依頼先装置決定部124によって依頼先として決定された画像形成装置1の暗号化機能を使用するための処理を実行する。以下、依頼先として画像形成装置1Bに決定した場合を例に、説明する。
依頼用ページアクセス部125は、暗号化を画像形成装置1Bへ依頼するためのウェブページ(以下、「依頼用ウェブページ81」と記載する。)へ、例えば次の方法によってアクセスする。依頼用ページアクセス部125は、画像形成装置1Bへウェブページ要求データ55を送信することによって、依頼用ウェブページ81を表示するためのデータを要求する。
画像形成装置1Bにおいて、依頼用ページ提供部135は、ウェブページ要求データ55を受信すると、依頼用ウェブページ81を表示するためのウェブページデータ56を画像形成装置1Aへ送信する。
そして、依頼用ページアクセス部125は、図8のような、ウェブページデータ56に基づいて依頼用ウェブページ81の画像を、タッチパネルディスプレイ10hに表示させる。
ここで、ユーザは、暗号化したいデータ(以下、「暗号化対象データ57」と記載する。)を、その保存場所およびデータ名をテキストボックス81t1に入力することによって指定する。さらに、暗号鍵として用いるパスワードをテキストボックス81t2に入力する。そして、暗号化ボタン81bを押す。例えば画像形成装置1Aのボックスに保存されているデータを、暗号化対象データ57として指定することができる。
暗号化処理依頼部126は、指定された暗号化対象データ57および入力されたパスワードを示すパスワードデータ58を画像形成装置1Bへ送信することによって、暗号化を実行するように依頼する。
画像形成装置1Bにおいて、暗号化処理部136は、画像形成装置1Aから暗号化対象データ57およびパスワードデータ58を受信すると、パスワードデータ58に示されるパスワードを暗号鍵として用いて暗号化対象データ57を暗号化し、暗号化された暗号化対象データ57(以下、「暗号化データ59」と記載する。)を画像形成装置1Aへ送信する。
このように、ユーザは、画像形成装置1Aのウェブブラウザ10WBを操作することによって、他の画像形成装置1の暗号化機能を使用することができる。
図9は、クライアントとして用いられる場合の画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図10は、サーバとして用いられる場合の画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ウェブブラウザ10WBによる画像形成装置1の全体的な処理の流れおよびウェブサーバソフトウェア10WSによる画像形成装置1の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、クライアントとして用いられる場合は、図9に示す手順で処理を実行する。
所定のコマンドが入力されると、画像形成装置1は、質問データ51をブロードキャストまたはマルチキャストすることによって、暗号化機能を有する他の画像形成装置1(以下、「機能有画像形成装置」と記載する。)を検索する(#721)。
検索に成功した場合は(#722でYes)、画像形成装置1は、セッション情報要求データ53を送信することによって、見つかった機能有画像形成装置それぞれからセッション状況データ54を取得する(#723)。そして、セッション状況データ54に基づいて、それぞれの暗号化機能を現在使用してもよいか否かを判別する(#724)。判別の方法は、前に図7で説明した通りである。
暗号化機能を使用してもよい機能有画像形成装置がある場合は(#725でYes)、画像形成装置1は、いずれか1台の機能有画像形成装置を依頼先に決定し(#726)、決定した機能有画像形成装置の依頼用ウェブページ81(図8参照)へ、ウェブページ要求データ55を送信することによってアクセスする(#727)。ここで、ユーザは、暗号化したいデータ(暗号化対象データ57)および暗号鍵として用いるパスワードを指定する。そして、画像形成装置1は、指定された暗号化対象データ57および指定されたパスワードを示すデータ(パスワードデータ58)を、この機能有画像形成装置へ送信し、暗号化の処理を依頼する(#728)。その後、暗号化されたデータ(暗号化データ59)を受信する(#729)。
一方、画像形成装置1は、サーバとして用いられる場合は、図10に示すように、他の画像形成装置1(以下、「依頼元画像形成装置」と記載する。)からデータを受信するごとに、そのデータに応じた処理を実行する。
依頼元画像形成装置から質問データ51を受信した場合は(#731でYes)、画像形成装置1は、暗号化機能の有無に応じて第一の回答データ52Aまたは第二の回答データ52Nを返信する(#732)。
または、依頼元画像形成装置からセッション情報要求データ53を受信した場合は(#733でYes)、画像形成装置1は、セッション状況データ54を返信する(#734)。
または、依頼元画像形成装置からウェブページ要求データ55を受信した場合は(#735でYes)、画像形成装置1は、ウェブページデータ56を送信する(#736)。そして、暗号化対象データ57およびパスワードデータ58を受信したら(#737でYes)、パスワードデータ58に基づいて暗号化対象データ57を暗号化することによって暗号化データ59を生成し、依頼元画像形成装置へ送信する(#738)。
また、画像形成装置1は、図6に示した履歴更新処理を、図10に示した処理と並行して実行する。
第一の実施形態によると、画像形成装置1に備わっている暗号化機能を、この画像形成装置1のユーザの利便性を損なうことを抑えつつ、他の画像形成装置1のウェブブラウザによって共有することができる。
第一の実施形態では、図4に示したクライアントの各部を、ウェブブラウザ10WBによって暗号化機能使用スクリプト12を実行することによって実現したが、専用のソフトウェアによって実現してもよい。サーバの各部も同様に、専用のソフトウェアによって実現してもよい。
第一の実施形態では、依頼元の画像形成装置1のボックスの保存されているデータを暗号化対象データ57として依頼先の画像形成装置1へ送信したが、依頼元の画像形成装置1が用紙をスキャンすることによって取得したデータを暗号化対象データ57として送信してもよい。または、インターネット上のウェブサイトなどから取得したデータを暗号化対象データ57として送信してもよい。または、依頼先の画像形成装置1のボックスに保存されているデータを暗号化対象データ57として暗号化してもよい。次に説明する第二の実施形態においても、同様である。
〔第二の実施形態〕
図11は、サーバおよびクライアントそれぞれの機能的構成の変形例を示す図である。図12は、セッション履歴記憶部161に記憶される、実績に関する情報の例を示す図である。図13は、使用可否判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。図14は、暗号化画面82の例を示す図である。
第一の実施形態では、ユーザは、暗号化するデータおよび暗号鍵として使用するパスワードを、ウェブページを介して、依頼先の画像形成装置1に対して指定した。
第二の実施形態では、ユーザは、依頼先の画像形成装置1へリモートアクセスし、この画像形成装置1を目の前で直接操作する場合と同様に、これらの情報を指定する。
第二の実施形態におけるイントラネット4の全体的な構成は、第一の実施形態の場合と同様であり、図1に示した通りである。画像形成装置1のハードウェアの構成も、第一の実施形態の場合と同様であり、図2に示した通りである。
画像形成装置1のROM10cまたは大容量記憶装置10dには、リモートアクセスクライアントソフトウェア10RCが記憶されている。さらに、暗号化機能を有する画像形成装置1のROM10cまたは大容量記憶装置10dには、リモートアクセスサーバソフトウェア10RSが記憶されている。
リモートアクセスクライアントソフトウェア10RCは、他の画像形成装置1へリモートアクセスするためのソフトウェアである。リモートアクセスクライアントソフトウェア10RCによると、図11に示す暗号化対応装置検索部151、セッション情報取得部152、使用可否判別部153、依頼先装置決定部154、およびリモートアクセス処理部155などが実現される。
リモートアクセスサーバソフトウェア10RSは、他の画像形成装置1からのリモートアクセスを受け付けるためのソフトウェアである。リモートアクセスサーバソフトウェア10RSによると、図11に示すセッション履歴記憶部161、セッション履歴更新部162、暗号化対応可否回答部163、セッション情報提供部164、およびリモートアクセスサービス提供部165などが実現される。
以下、図11に示す各部の処理を、画像形成装置1Aが画像形成装置1B、1C、および1Dのいずれかに備わっている暗号化機能を使用する場合を例に説明する。第一の実施形態と重複する点については、説明を省略する。
画像形成装置1Bにおいて、セッション履歴記憶部161は、図12に示すように、各曜日の各時間帯におけるウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prを記憶する。ウェブブラウザセッション最大数Smaxは、第一の実施形態で説明した通りである。
「リモートアクセスセッション最大数Rmax」は、同時に保持していた(有効であった)、他の装置から画像形成装置1B自身へのリモートアクセスのセッションの最大数である。つまり、画像形成装置1B自身へのリモートアクセスによる、いわゆる同時セッション数の実績(履歴)を表わす。
「本体パネル操作率Pr」は、この時間帯における、画像形成装置1Bをリモートアクセスではなく画像形成装置1Bの操作パネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hによってユーザが操作した時間(以下、「パネル操作時間」と記載する。)の割合である。操作パネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hを触った時間のみを積算することは、面倒である。そこで、画像形成装置1Bの操作パネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hによってユーザが画像形成装置1Bにログインしてからログアウトするまでの時間を、パネル操作時間として用いてもよい。
各曜日の各時間帯のウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prの初期値は、いずれも、0である。
セッション履歴更新部162は、ウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prを更新する。ウェブブラウザセッション最大数Smaxの更新の方法は、第一の実施形態と同様であり、図6に示した通りである。
リモートアクセスセッション最大数Rmaxの更新も、ウェブブラウザセッション最大数Smaxの更新と同様の方法によって行えばよい。つまり、ウェブブラウザからのアクセスの代わりにリモートアクセスを監視し、監視の結果に基づいてリモートアクセスセッション最大数Rmaxを更新すればよい。
セッション履歴更新部162は、本体パネル操作率Prを、パネル操作時間を記録し、その時間帯の長さで割ることによって求めることができる。第一の実施形態と同様に、最近の2週間以上の期間における割合の最大値または平均値を、本体パネル操作率Prとしてセッション履歴記憶部161に記憶させてもよい。
画像形成装置1Cおよび1Dにおいても、セッション履歴記憶部161およびセッション履歴更新部162は、画像形成装置1Aのそれらと同様に機能する。
画像形成装置1Aにおいて、暗号化対応装置検索部151は、第一の実施形態の暗号化対応装置検索部121と同様に、質問データ51をブロードキャストしまたはマルチキャストすることによって、暗号化機能を備える装置を検索する。
画像形成装置1B、1C、および1Dそれぞれにおいて、暗号化対応可否回答部163は、質問データ51を受信すると、第一の実施形態の暗号化対応可否回答部133と同様に、第一の回答データ52Aまたは第二の回答データ52Nを返信する。
セッション情報取得部152は、暗号化対応装置検索部151によって見つかった、暗号化機能を有する画像形成装置1へセッション情報要求データ61を送信することによって、セッションに関する情報を取得する。
画像形成装置1Bにおいて、セッション情報提供部164は、セッション情報要求データ61を受信すると、現在の曜日および時間帯に対応するウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prをセッション履歴記憶部161から読み出す。
そして、セッション情報提供部164は、セッション状況データ62を画像形成装置1Aへ送信する。セッション状況データ62には、読み出したウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prのほか、画像形成装置1B自身に予め設定されているウェブブラウザセッション上限数Dmaxおよびリモートアクセスセッション上限数Hmaxが示される。
ウェブブラウザセッション上限数Dmaxは、第一の実施形態で説明した通りである。リモートアクセスセッション上限数Hmaxは、画像形成装置1B自身へのリモートアクセスによるセッションの上限の数である。
画像形成装置1Cおよび1Dにおいても同様に、セッション情報提供部134は、自らのウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、本体パネル操作率Pr、ウェブブラウザセッション上限数Dmax、およびリモートアクセスセッション上限数Hmaxを示すデータをセッション状況データ62として画像形成装置1Aへ送信する。
そして、画像形成装置1Aにおいて、セッション情報取得部152は、画像形成装置1B、1C、および1Dのそれぞれからセッション状況データ62を受信することによって、セッションに関する情報を取得する。
使用可否判別部153は、画像形成装置1B、1C、および1Dそれぞれの暗号化機能をユーザに使用させてもよいか否かを、それぞれから送信されてきたセッション状況データ62に基づいて判別する。ここで、使用可否判別部153の処理の手順を、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させてもよいか否かを判別する場合を例に、図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
使用可否判別部153は、画像形成装置1Bからのセッション状況データ62に示されるウェブブラウザセッション上限数Dmaxからウェブブラウザセッション最大数Smaxを引くことによって、空セッション数Ewを算出する(図13の#751)。
空セッション数Ewが閾値α以下である場合は(#752でYes)、使用可否判別部153は、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができないと判別する(#757)。
一方、空セッション数Ewが閾値αよりも大きい場合は(#752でNo)、画像形成装置1Bからのセッション状況データ62に示される本体パネル操作率Prが閾値β以下であれば(#753でYes)、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができると判別する(#756)。閾値βよりも大きければ(#753でNo)、画像形成装置1Bからのセッション状況データ62に示されるリモートアクセスセッション上限数Hmaxからリモートアクセスセッション最大数Rmaxを引くことによって、空セッション数Emを算出する(#754)。
なお、閾値βは、0%以上100%以下の値であって、画像形成装置1Bの表示の機能の高さに応じて任意に設定しておくことができる。CPU10aの処理能力が高いほど、または、タッチパネルディスプレイ10h用のV−RAMの容量が大きいほど、タッチパネルディスプレイ10hを直接操作するユーザ(いわゆるローカルユーザ)のために画面を表示する余力があるので、閾値βを大きく設定することができる。ローカルユーザを最優先にするのであれば、閾値βを0に設定してもよい。
空セッション数Emが閾値γ以下である場合は(#755でYes)、使用可否判別部153は、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができないと判別する(#757)。
一方、空セッション数Emが閾値γよりも大きい場合は(#755でNo)、画像形成装置1Bの暗号化機能をユーザに使用させることができると判別する(#756)。
閾値γは、1以上の整数であって、閾値αと同様、端末装置2の台数またはイントラネット4のユーザ数に応じて任意に設定しておくことができる。ローカルユーザによる操作を優先させるのであれば、ローカルユーザによる操作の排除(ロック)がされないようにリソースが残るように、閾値γを設定するのが好ましい。
画像形成装置1Cおよび1Dそれぞれの暗号化機能の使用の可否の判別も同様に、使用可否判別部153は、それぞれのセッション状況データ62に基づいて判別する。
図11に戻って、依頼先装置決定部154は、使用可否判別部153による判別の結果に基づいて、画像形成装置1B、1C、および1Dの中から暗号化の処理を依頼する画像形成装置1を次のように決定する。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が1台のみである場合は、依頼先装置決定部154は、依頼先を、この画像形成装置1に決定する。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が複数台ある場合は、依頼先装置決定部154は、依頼先を、空セッション数Emが最も多い画像形成装置1に決定する。または、空セッション数Ewが最も多い画像形成装置1に決定してもよいし、空セッション数Emと空セッション数Ewとの和が最も多い画像形成装置1に決定してもよい。最も多い画像形成装置1が複数台ある場合は、乱数に基づいて、いずれかの1台に決定すればよい。または、スペックが最も高い1台に決定してもよい。
暗号化機能の使用が可能であると判別された画像形成装置1が1台もない場合は、依頼先装置決定部154は、依頼先を、いずれの画像形成装置1にも決定しない。この場合は、次に説明するリモートアクセス処理部155による処理を中止するとともに、暗号化機能を現在使用することができない旨をユーザに対して通知する。
リモートアクセス処理部155は、依頼先装置決定部154によって依頼先として決定された画像形成装置1へリモートアクセスするための処理を行う。以下、依頼先として画像形成装置1Bに決定した場合を例に、説明する。
画像形成装置1Bにおいて、リモートアクセスサービス提供部165は、画像形成装置1Aにリモートアクセスさせるための処理を行う。
画像形成装置1Aが画像形成装置1Bへリモートアクセスすると、画像形成装置1Aのタッチパネルディスプレイ10hには、画像形成装置1Bのタッチパネルディスプレイ10hに通常表示される画面が表示される。そして、ユーザは、この画面を見ながらデータまたはコマンドを入力することによって、画像形成装置1Bを操作することができる。
さらに、リモートアクセス処理部155は、リモートアクセスが確立された後、ユーザが入力したデータまたはコマンドを示す入力データ63を画像形成装置1Bへ送信する。また、リモートアクセスサービス提供部165は、入力データ63に基づいて種々の処理を実行する。
リモートアクセス処理部155およびリモートアクセスサービス提供部165による処理は、リモートアクセスのための公知の手順(プロトコル)に基づいて行えばよい。または、既存のアプリケーションを用いて行ってもよい。
ユーザは、暗号化対象データ57の暗号化を画像形成装置1Bに次のように行わせることができる。
ユーザは、所定のコマンドを入力することによって、図14のような暗号化画面82を画像形成装置1Aのタッチパネルディスプレイ10hに表示させる。そして、暗号化対象データ57を、その保存場所およびデータ名をテキストボックス82t1に入力することによって指定する。さらに、暗号鍵として用いるパスワードをテキストボックス82t2に入力する。そして、暗号化ボタン82bを押す。これにより、暗号化の依頼が画像形成装置1Bに対して行われる。
すると、入力された内容を示すデータが、リモートアクセス処理部155によって入力データ63として画像形成装置1Bへ送信される。そして、画像形成装置1Bにおいて、入力データ63に示される暗号化対象データ57が、入力データ63に示されるパスワードでリモートアクセスサービス提供部165によって暗号化される。これにより、暗号化データ59が生成される。
図15は、クライアントとして用いられる場合の画像形成装置1の全体的な処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。図16は、サーバとして用いられる場合の画像形成装置1の全体的な処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。
次に、リモートアクセスクライアントソフトウェア10RCによる画像形成装置1の全体的な処理の流れおよびリモートアクセスサーバソフトウェア10RSによる画像形成装置1の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、クライアントとして用いられる場合は、図15に示す手順で処理を実行する。
所定のコマンドが入力されると、画像形成装置1は、質問データ51をブロードキャストまたはマルチキャストすることによって、機能有画像形成装置を検索する(#761)。
検索に成功した場合は(#762でYes)、画像形成装置1は、セッション情報要求データ61を送信することによって、見つかった機能有画像形成装置それぞれからセッション状況データ62を取得する(#763)。そして、セッション状況データ62に基づいて、それぞれの暗号化機能を現在使用してもよいか否かを判別する(#764)。判別の方法は、前に図13で説明した通りである。
暗号化機能を使用してもよい機能有画像形成装置がある場合は(#765でYes)、画像形成装置1は、いずれか1台の機能有画像形成装置を依頼先に決定し(#766)、決定した機能有画像形成装置に対してリモートアクセスを要求する。(#767)。
機能有画像形成装置へのリモートアクセスが確立されたら、ユーザは、画像形成装置1に、この機能有画像形成装置の暗号化画面82(図14参照)を表示させる。そして、暗号化したいデータ(暗号化対象データ57)および暗号鍵として用いるパスワードを指定する。
すると、画像形成装置1は、ユーザが指定した内容を示すデータ(入力データ63)を、この機能有画像形成装置へ送信し、暗号化の処理を依頼する(#768)。その後、暗号化されたデータ(暗号化データ59)を受信する(#769)。
一方、画像形成装置1は、サーバとして用いられる場合は、図16に示すように、依頼元画像形成装置からデータを受信するごとに、そのデータに応じた処理を実行する。
依頼元画像形成装置から質問データ51を受信した場合は(#771でYes)、画像形成装置1は、暗号化機能の有無に応じて第一の回答データ52Aまたは第二の回答データ52Nを返信する(#772)。
または、依頼元画像形成装置からセッション情報要求データ61を受信した場合は(#773でYes)、画像形成装置1は、セッション状況データ62を返信する(#774)。
または、依頼元画像形成装置からリモートアクセスの要求があった場合は(#775でYes)、画像形成装置1は、依頼元画像形成装置を画像形成装置1にリモートアクセスさせる(#776)。
そして、入力データ63を受信したら(#777でYes)、入力データ63に基づいて暗号化対象データ57を暗号化することによって暗号化データ59を生成し、依頼元画像形成装置へ送信する(#778)。
また、画像形成装置1は、ウェブブラウザセッション最大数Smax、リモートアクセスセッション最大数Rmax、および本体パネル操作率Prを更新する処理を、図10に示した処理と並行して実行する。
第二の実施形態によると、画像形成装置1に備わっている暗号化機能を、この画像形成装置1のユーザの利便性を損なうことを抑えつつ、他の画像形成装置1からリモートアクセスして共有することができる。
第二の実施形態では、図13で説明したように、空セッション数Ewと閾値αとの比較(ステップ#752)、本体パネル操作率Prと閾値βとの比較(ステップ#753)、および空セッション数Emと閾値βとの比較(ステップ#755)を行ったが、3つの比較のうち1つまたは2つの比較のみを行ってもよい。
つまり、ステップ#751〜#753を省略し、空セッション数Emが閾値γよりも大きい場合にのみ、暗号化機能の使用が可能であると判別してもよい。
または、ステップ#751、#752、#754、#755を省略し、本体パネル操作率Prがβ以下である場合にのみ、暗号化機能の使用が可能であると判別してもよい。
または、ステップ#754、#755を省略し、空セッション数Ewが閾値αよりも大きくかつ本体パネル操作率Prがβ以下である場合にのみ、暗号化機能の使用が可能であると判別してもよい。
または、ステップ#753を省略し、空セッション数Ewが閾値αよりも大きくかつ空セッション数Emが閾値γよりも大きい場合にのみ、暗号化機能の使用が可能であると判別してもよい。
または、ステップ#751、#752を省略し、本体パネル操作率Prがβ以下でありかつ空セッション数Emが閾値γよりも大きい場合にのみ、暗号化機能の使用が可能であると判別してもよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、暗号化機能を共有する場合を例に説明したが、他の機能を共有する場合にも、本発明を適用することができる。例えば、天地補正、下地の汚れの除去、および解像度変換などの画像処理の機能を共有する場合にも、本発明を適用することができる。または、データの圧縮または復号の機能を共有する場合にも、本発明を適用することができる。
第一の実施形態および第二の実施形態では、各曜日の各時間帯のリソースの使用の実績(ウェブブラウザセッション最大数Smaxなど)を記録したが、期間の区切りは、これに限らない。例えば、各月の各日付の各時間帯のリソースの使用の実績を記録してもよい。または、平日、土曜日、および日曜日それぞれの各時間帯のリソースの使用の実績を記録してもよい。時間帯の長さも、1時間でなくてもよい。例えば、2時間または30分であってもよい。または、午前の就業時間帯、昼休みの時間帯、午後の就業時間帯、およびそれ以外の時間帯に区切ってもよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、閾値αを各画像形成装置1で共通に用いたが、画像形成装置1のスペックに応じて異なる値を閾値αとして用いてもよい。閾値βおよび閾値γについても、同様である。
第一の実施形態および第二の実施形態では、依頼元の画像形成装置1は、ユーザが暗号化機能を使用しようとしたタイミングでセッション状況データ54または62を取得したが、前もって取得しておいてもよい。例えば、セッション履歴更新部132または162によって更新されたタイミングで取得してもよい。ウェブブラウザセッション上限数Dmaxおよびリモートアクセスセッション上限数Hmaxは滅多に変更されないので、これらを示すデータについては、一度取得したら、変更があった際にのみ改めて取得してもよい。
第一の実施形態では、画像形成装置1のリソースの使用の集中の度合として、ウェブブラウザとの間で同時に確立されているセッションの数を用いたが、他の指標を用いてもよい。例えば、画像形成装置1における各時刻における通信量のうち最大の通信量を用いてもよい。または、各時刻における、ウェブサーバソフトウェア10WSによる処理をCPU10aが行った時間(いわゆるCPU時間)のうち最長の時間を用いてもよい。または、各時刻における、ウェブサーバソフトウェア10WSによる処理のために使用されるRAM10bの領域のサイズのうち最大のサイズを用いてもよい。第二の実施形態においても、同様である。つまり、リモートアクセスサーバソフトウェア10RSによる処理のために使用されたCPU10aまたはRAM10bの量(CPU時間など)を用いてもよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、画像形成装置1に備わっている機能を共有する場合を例に説明したが、パーソナルコンピュータまたはスマートフォンなどに備わっている機能を共有する場合にも、本発明を適用することができる。
第一の実施形態および第二の実施形態では、ユーザは画像形成装置1を操作することによって他の画像形成装置1の暗号化機能を使用したが、端末装置2を操作することによって使用する場合にも、本発明を適用することができる。
その他、イントラネット4、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、画面の構成、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
4 イントラネット(機能共有システム)
1 画像形成装置
1A 画像形成装置(第二の装置)
1B、1C、1D 画像形成装置(第一の装置)
131 セッション履歴記憶部(記憶手段)
161 セッション履歴記憶部(記憶手段)
2 端末装置(第二の装置)

Claims (13)

  1. 第一の装置に備えられた特定の機能を、通信回線を介して共有する機能共有システムであって、
    過去の期間ごとに、当該過去の期間における前記第一の装置のリソースの使用の集中の度合を記憶する、記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記過去の期間のうちの前記特定の機能を使用する使用時点が該当する期間と属性が同じである過去の期間の前記度合が所定の値未満である場合に、前記特定の機能を使用する機能使用処理を実行する、第二の装置と、
    を有することを特徴とする機能共有システム。
  2. 前記記憶手段は、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に最も多く確立されていたセッションの数である最多同時セッション数を前記度合として記憶し、
    前記所定の値は、前記第一の装置に設定されている、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に確立しておくことのできるセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第二の所定の値を引いた値である、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  3. 前記記憶手段は、同時に最も多く確立されていた前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数である最多同時セッション数を前記度合として記憶し、
    前記所定の値は、前記第一の装置に設定されている、同時に確立しておくことのできる前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第三の所定の値を引いた値である、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  4. 前記記憶手段は、前記第一の装置に備えられた表示装置の単位時間当たりの使用率を記憶し、
    前記所定の値は、100%未満の値である、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  5. 前記記憶手段は、前記度合として、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に最も多く確立されていたセッションの数である第一の最多同時セッション数と、同時に最も多く確立されていた前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数である第二の最多同時セッション数と、を記憶し、
    前記第二の装置は、前記第一の最多同時セッション数が、前記第一の装置に設定されている、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に確立しておくことのできるセッションの数の上限の数である第一の上限同時セッション数から、当該第一の上限同時セッション数よりも小さい第二の所定の値を引いた値未満であり、かつ、前記第二の最多同時セッション数が、前記第一の装置に設定されている、同時に確立しておくことのできる前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数の上限の数である第二の上限同時セッション数から、当該第二の上限同時セッション数よりも小さい第三の所定の値を引いた値未満である場合に、前記機能使用処理を実行する、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  6. 前記記憶手段は、前記度合として、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に最も多く確立されていたセッションの数である最多同時セッション数と、前記第一の装置に備えられた表示装置の単位時間当たりの使用率と、を記憶し、
    前記第二の装置は、前記最多同時セッション数が、前記第一の装置に設定されている、前記第一の装置とブラウザとの間で同時に確立しておくことのできるセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第二の
    所定の値を引いた値未満であり、かつ、前記使用率が100%未満の第四の所定の値未満である場合に、前記機能使用処理を実行する、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  7. 前記記憶手段は、前記度合として、同時に最も多く確立されていた前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数である最多同時セッション数と、前記第一の装置に備えられた表示装置の単位時間当たりの使用率と、を記憶し、
    前記第二の装置は、前記最多同時セッション数が、前記第一の装置に設定されている、同時に確立しておくことのできる前記第一の装置へのリモートアクセスのセッションの数の上限の数である上限同時セッション数から、当該上限同時セッション数よりも小さい第三の所定の値を引いた値未満であり、かつ、前記使用率が100%未満の第四の所定の値未満である場合に、前記機能使用処理を実行する、
    請求項1に記載の機能共有システム。
  8. 前記属性は、各曜日の各時間帯である、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の機能共有システム。
  9. 前記特定の機能は、データを暗号化する機能である、
    請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の機能共有システム。
  10. 前記第一の装置が複数台ある場合に、前記記憶手段は、前記第一の装置ごとに前記度合を記憶し、
    前記第二の装置は、前記機能使用処理として、前記第一の装置のうちの前記所定の値と前記度合との差が最も大きい第一の装置の前記特定の機能を使用する処理を実行する、
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の機能共有システム。
  11. サーバに備えられた特定の機能を、通信回線を介して使用するクライアントであって、
    過去の期間ごとに当該過去の期間における前記サーバのリソースの使用の集中の度合を記憶する記憶手段から、前記特定の機能を使用する使用時点が該当する期間と属性が同じである過去の期間の前記度合を取得する、取得手段と、
    取得した前記度合が所定の値未満である場合に、前記特定の機能を使用する機能使用処理を実行する、使用処理実行手段と、
    を有することを特徴とするクライアント。
  12. 第一の装置に備えられた特定の機能を、通信回線を介して共有する機能共有方法であって、
    過去の期間ごとに、当該過去の期間における前記第一の装置のリソースの使用の集中の度合を記憶手段に記憶させておき、
    前記記憶手段に記憶されている、前記過去の期間のうちの前記特定の機能を使用する使用時点が該当する期間と属性が同じである過去の期間の前記度合が所定の値未満である場合に、前記特定の機能を使用する機能使用処理を第二の装置によって実行する、
    ことを特徴とする機能共有方法。
  13. サーバに備えられた特定の機能を、通信回線を介して使用するコンピュータに用いられる、コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    過去の期間ごとに当該過去の期間における前記サーバのリソースの使用の集中の度合を記憶する記憶手段から、前記特定の機能を使用する使用時点が該当する期間と属性が同じである過去の期間の前記度合を取得する、取得処理を実行させ、
    取得した前記度合が所定の値未満である場合に、前記特定の機能を使用する機能使用処
    理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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