JP2017058304A - 酸化窒素濃度検査装置、酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバーおよび酸化窒素濃度検査端末装置 - Google Patents

酸化窒素濃度検査装置、酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバーおよび酸化窒素濃度検査端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置、酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバーおよび酸化窒素濃度検査端末装置等を提供する。【解決手段】酸化窒素濃度検査装置1は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部11と、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部12と、酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である時刻情報と、使用履歴情報と、を記憶する記憶部13と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、酸化窒素濃度検査装置、酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバーおよび酸化窒素濃度検査端末装置に関する。
近年喘息は、根本的には気道炎症性反応とみなすようになり始めた。したがって、喘息治療法として、吸入ステロイド薬に代表される薬物治療が推奨されている。気道炎症状態の指標として、呼気中の酸化窒素が着目されている。呼気中の酸化窒素(NO)量は気道炎症度と相関し、一定期間内の酸化窒素量を監視することにより気道炎症度の程度を監視することができる。例えば、特許文献1には、呼気中の酸化窒素の量を検出する装置が開示されている。
特開2012−18182号公報
しかし、吸入ステロイド薬などの薬剤を吸入した直後には、気道炎症度が一時的に改善してしまう可能性がある。このため、吸入ステロイド薬などの薬剤を吸入した直後に呼気中の酸化窒素濃度を計測すると、本来の気道炎症度を正しく反映した酸化窒素濃度が計測できないので、信頼性の高い情報が得られない可能性がある。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置、酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバーおよび酸化窒素濃度検査端末装置等を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査装置は、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を記憶する記憶部と、
を含む、酸化窒素濃度検査装置である。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例2]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記使用履歴情報から得られる前記薬剤吸入デバイスの使用時刻に関する情報と、前記計測時刻情報と、に基づいて、前記酸化窒素濃度情報の有効性を判定する判定部を含んでもよい。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻とに基づいて、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判定するので、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例3]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記使用履歴情報に基づいて、前記薬剤吸入デバイスの使用時刻を判定する時刻判定部を含んでもよい。
本適用例によれば、簡易な構成の薬剤吸入デバイスでも信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例4]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記使用履歴情報は、前記薬剤吸入デバイスの動きに関する情報を含んでもよい。
薬剤吸入デバイスの動きに関する情報は、例えば、時刻と加速度に関する情報であってもよい。
本適用例によれば、簡易な構成の薬剤吸入デバイスでも信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例5]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記使用履歴情報は、前記薬剤吸入デバイスの操作に関する情報を含んでもよい。
薬剤吸入デバイスの操作に関する情報は、例えば、薬剤吸入デバイスの特定の操作部が操作されたか否かに関する情報と、操作された時刻に関する情報とを含んでいてもよい。
本適用例によれば、簡易な構成の薬剤吸入デバイスでも信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例6]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記検出部は、分光法を用いて前記酸化窒素濃度を検出してもよい。
本適用例によれば、分光法を用いて酸化窒素濃度を検出するので、計測値信頼性に優れる酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例7]
上述の酸化窒素濃度検査装置において、
前記検出部は、表面増強ラマン散乱法を用いて前記酸化窒素濃度を検出してもよい。
本適用例によれば、表面増強ラマン散乱法を用いて酸化窒素濃度を検出するので、環境の影響を受けにくく、高感度で小型の酸化窒素濃度検査装置を実現できる。
[適用例8]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査システムは、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部と、
を含む、酸化窒素濃度検査システムである。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査システムを実現できる。
[適用例9]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査サーバーは、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、を有する酸化窒素濃度検査端末から、前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を受信する受信部と、
前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を記憶する記憶部と、
を含む、酸化窒素濃度検査サーバーである。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査サーバーを実現できる。
[適用例10]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査端末装置は、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有する酸化窒素濃度検査サーバーに、前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を送信する送信部と、
を含む、酸化窒素濃度検査端末装置である。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査端末装置を実現できる。
[適用例11]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査サーバーは、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部を有する酸化窒素濃度検査端末から、前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を受信する受信部と、
薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を記憶する記憶部と、
を含む、酸化窒素濃度検査サーバーである。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査サーバーを実現できる。
[適用例12]
本適用例に係る酸化窒素濃度検査端末装置は、
被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有する酸化窒素濃度検査サーバーに、前記酸化窒素濃度情報および前記計測時刻情報を送信する送信部と、
を含む、酸化窒素濃度検査端末装置である。
本適用例によれば、薬剤吸入デバイスの使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査端末装置を実現できる。
本実施形態に係る酸化窒素濃度検査装置1の使用態様を模式的に示す図である。 本実施形態に係る酸化窒素濃度検査装置1の機能ブロック図である。 記憶部13に記憶される情報の例を示す表である。 第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査システム2の全体構成を示す図である。 第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査端末装置3の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査サーバー4の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査システム2aの全体構成を示す図である。 第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査端末装置3aの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査サーバー4aの機能ブロック図である。 センサーチップ300を模式的に示す平面図である。 センサーチップ300を模式的に示す図10のV−V線断面図である。 酸化窒素の捕捉原理を概念的に示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.酸化窒素濃度検査装置
1−1.全体構成
図1は、本実施形態に係る酸化窒素濃度検査装置1の使用態様を模式的に示す図である。
本実施形態に係る酸化窒素濃度検査装置1は、薬剤吸入デバイス500から、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報501を取得する。
薬剤吸入デバイス500は、喘息やCOPD(慢性閉塞肺疾患)などの治療に用いられる吸入ステロイド薬などの薬剤を、患者が吸入するためのデバイスである。
1−2.酸化窒素濃度検査装置の構成
図2は、本実施形態に係る酸化窒素濃度検査装置1の機能ブロック図である。図2に示される例では、酸化窒素濃度検査装置1は、検出部11、取得部12、記憶部13、判定部14、時刻判定部15、出力部16および受信部17を含んで構成されている。なお、酸化窒素濃度検査装置1に要求される機能に応じて、図2に示される構成の一部を省略してもよく、他の構成を追加してもよい。
検出部11は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する。検出部11の詳細な構成例については、「3.検出部の構成例」の項で後述される。
取得部12は、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501を取得する。本実施形態においては、取得部12は、受信部17を介して使用履歴情報501を取得する。使用履歴情報501としては、例えば、被験者(患者)が薬剤吸入デバイス500を使用した時刻に関する情報が含まれていてもよい。
記憶部13は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501と、を記憶する。本実施形態においては、記憶部13は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を関連付けて記憶している。
図3は、記憶部13に記憶される情報の例を示す表である。図3の1行目は、酸化窒素濃度の計測時刻を表す。この情報は、計測時刻情報に対応する。図3の2行目は、薬剤吸入デバイス500の使用時刻を表す。この情報は、使用履歴情報501に対応する。図3の3行目は、酸化窒素濃度[ppb]を表す。この情報は、酸化窒素濃度情報に対応する。図3に示される例では、同一の日付に対応する情報が同一の列になるように示されている。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。例えば、薬剤吸入デバイス500を使用した後の2時間以外に酸化窒素濃度が計測されている場合には、対応する酸化窒素濃度情報の信頼性が高いもの(有効データ)と医者が判定してもよい。また例えば、薬剤吸入デバイス500を使用した後の2時間以内に酸化窒素濃度が計測されている場合には、対応する酸化窒素濃度情報の信頼性が低いものと医者が判断してもよい。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置1を実現できる。
図2に戻り、判定部14は、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501から得られる薬剤吸入デバイス500の使用時刻に関する情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、に基づいて、被験者の呼気中の酸化窒素濃
度に関する情報である酸化窒素濃度情報の有効性を判定する。例えば、薬剤吸入デバイス500を使用した後の2時間以外に酸化窒素濃度が計測されている場合には、対応する酸化窒素濃度情報の信頼性が高いもの(有効データ)と判定部14が判定してもよい。また例えば、薬剤吸入デバイス500を使用した後の2時間以内に酸化窒素濃度が計測されている場合には、対応する酸化窒素濃度情報の信頼性が低いもの(参考データ)と判定部14が判定してもよい。
判定部14は、判定結果を記憶部13に記憶させてもよい。記憶部13は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501と、判定部14による判定結果と、を関連付けて記憶する。例えば、図3の4行目は、判定部14による判定結果を表す。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻とに基づいて、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判定するので、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置1を実現できる。
時刻判定部15は、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501に基づいて、薬剤吸入デバイス500の使用時刻を判定する。
例えば、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501は、薬剤吸入デバイス500の動きに関する情報を含んでもよい。薬剤吸入デバイス500の動きに関する情報は、例えば、時刻と加速度に関する情報であってもよい。薬剤吸入デバイス500の動きに関する情報は、例えば、薬剤吸入デバイス500に設けられた加速度センサーから得てもよい。
また例えば、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501は、薬剤吸入デバイス500の操作に関する情報を含んでもよい。薬剤吸入デバイス500の操作に関する情報は、例えば、薬剤吸入デバイス500の特定の操作部(例えば、薬剤を吸入するための操作ボタン)が操作されたか否かに関する情報と、操作された時刻に関する情報とを含んでいてもよい。
本実施形態によれば、簡易な構成の薬剤吸入デバイス500でも信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査装置1を実現できる。
出力部16は、記憶部13に記憶された情報を出力する。出力部16は、例えば、持ち運び可能な外部記憶装置に、記憶部13に記憶された情報を出力してもよい。また例えば、出力部16は、酸化窒素濃度検査装置1に設けられた表示部(不図示)に、記憶部13に記憶された情報を出力してもよい。また例えば、出力部16は、通信ネットワーク(不図示)を介して、外部のサーバーに記憶部13に記憶された情報を出力してもよい。
受信部17は、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501を受信する。受信部17は、有線通信および無線通信の少なくとも一方を用いて薬剤吸入デバイス500から使用履歴情報501を受信する。
2.酸化窒素濃度検査システム、酸化窒素濃度検査サーバー、酸化窒素濃度検査端末装置2−1.第1実施形態
2−1−1.全体構成
図4は、第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査システム2の全体構成を示す図である。図1と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4に示される酸化窒素濃度検査システム2は、酸化窒素濃度検査端末装置3と、酸化窒素濃度検査サーバー4と、を含んで構成されている。
酸化窒素濃度検査端末装置3は、薬剤吸入デバイス500から、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報501を取得する。酸化窒素濃度検査端末装置3は、通信ネットワーク5を介して、酸化窒素濃度検査サーバー4に情報502(情報502の内容は後述される)を送信する。
後述されるように、本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査システム2を実現できる。
2−1−2.酸化窒素濃度検査端末装置の構成
図5は、第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査端末装置3の機能ブロック図である。図2と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5に示される例では、酸化窒素濃度検査端末装置3は、検出部11、取得部12、記憶部31、時刻判定部15、受信部17および送信部32を含んで構成されている。なお、酸化窒素濃度検査端末装置3に要求される機能に応じて、図5に示される構成の一部を省略してもよく、他の構成を追加してもよい。
記憶部31は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501と、を関連付けて記憶する。記憶部31に記憶される情報の例は、図3を用いて説明したとおりである。
送信部32は、記憶部31に記憶されている情報502を、通信ネットワーク5を介して酸化窒素濃度検査サーバー4に送信する。すなわち、送信部32は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501と、を関連付けて記憶する記憶部13を有する酸化窒素濃度検査サーバー4に、酸化窒素濃度情報、計測時刻情報および使用履歴情報を送信する。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査端末装置3を実現できる。
また、酸化窒素濃度検査端末装置3は、図2に示される酸化窒素濃度検査装置1と同様の構成に起因して、酸化窒素濃度検査装置1と同様の効果を奏する。
2−1−3.酸化窒素濃度検査サーバーの構成
図6は、第1実施形態に係る酸化窒素濃度検査サーバー4の機能ブロック図である。図2と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図6に示される例では、酸化窒素濃度検査サーバー4は、記憶部13、判定部14、出力部16および受信部42を含んで構成されている。なお、酸化窒素濃度検査サーバー4に要求される機能に応じて、図6に示される構成の一部を省略してもよく、他の構成を追加してもよい。
受信部42は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501と、を、酸化窒素濃度検査端末装置3から通信ネットワーク5を介して受信する。
記憶部13は、受信部42が受信した、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501と、を記憶する。本実施形態においては、記憶部13は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を関連付けて記憶している。記憶部13に記憶される情報の例は、図3を用いて説明したとおりである。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査サーバー4を実現できる。
また、酸化窒素濃度検査サーバー4は、図2に示される酸化窒素濃度検査装置1と同様の構成に起因して、酸化窒素濃度検査装置1と同様の効果を奏する。
2−2.第2実施形態
2−2−1.全体構成
図7は、第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査システム2aの全体構成を示す図である。図4と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示される酸化窒素濃度検査システム2aは、酸化窒素濃度検査端末装置3aと、酸化窒素濃度検査サーバー4aと、を含んで構成されている。
酸化窒素濃度検査サーバー4aは、通信ネットワーク5を介して、薬剤吸入デバイス500から、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報501を取得する。酸化窒素濃度検査端末装置3は、通信ネットワーク5を介して、酸化窒素濃度検査サーバーに情報502(情報502の内容は後述される)を送信する。
後述されるように、本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査システム2aを実現できる。
2−2−2.酸化窒素濃度検査端末装置の構成
図8は、第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査端末装置3aの機能ブロック図である。図5と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8に示される例では、酸化窒素濃度検査端末装置3aは、検出部11、記憶部31および送信部32を含んで構成されている。なお、酸化窒素濃度検査端末装置3aに要求される機能に応じて、図8に示される構成の一部を省略してもよく、他の構成を追加してもよい。
記憶部31は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と
、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を関連付けて記憶する。記憶部31に記憶される情報の例は、図3を用いて説明したとおりである。
送信部32は、記憶部31に記憶されている情報502を、通信ネットワーク5を介して酸化窒素濃度検査サーバー4aに送信する。すなわち、送信部32は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501と、を関連付けて記憶する記憶部13を有する酸化窒素濃度検査サーバー4aに、酸化窒素濃度情報および計測時刻情報を送信する。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査端末装置3aを実現できる。
また、酸化窒素濃度検査端末装置3aは、図2に示される酸化窒素濃度検査装置1と同様の構成に起因して、酸化窒素濃度検査装置1と同様の効果を奏する。
2−2−3.酸化窒素濃度検査サーバーの構成
図9は、第2実施形態に係る酸化窒素濃度検査サーバー4aの機能ブロック図である。図6と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9に示される例では、酸化窒素濃度検査サーバー4aは、取得部12、記憶部13、判定部14、時刻判定部15、出力部16および受信部42aを含んで構成されている。なお、酸化窒素濃度検査サーバー4aに要求される機能に応じて、図9に示される構成の一部を省略してもよく、他の構成を追加してもよい。
受信部42aは、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を、酸化窒素濃度検査端末装置3aから通信ネットワーク5を介して情報502として受信する。また、受信部42aは、薬剤吸入デバイス500の使用履歴情報501を、薬剤吸入デバイス500から通信ネットワーク5を介して受信する。
記憶部13は、受信部42aが受信した、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイス500の使用履歴に関する情報である使用履歴情報501と、を記憶する。本実施形態においては、記憶部13は、被験者の呼気中の酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、被験者の呼気中の酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を関連付けて記憶している。記憶部13に記憶される情報の例は、図3を用いて説明したとおりである。
本実施形態によれば、薬剤吸入デバイス500の使用時刻と、酸化窒素濃度の計測時刻との前後関係を把握できるので、どの情報が信頼性の高い酸化窒素濃度情報であるかを判断しやすくなる。したがって、信頼性の高い情報が得られる酸化窒素濃度検査サーバー4aを実現できる。
また、酸化窒素濃度検査サーバー4aは、図2に示される酸化窒素濃度検査装置1と同様の構成に起因して、酸化窒素濃度検査装置1と同様の効果を奏する。
3.検出部の構成例
本実施形態に係る検出部11は、分光法を用いて酸化窒素濃度を検出する。より具体的には、検出部11は、表面増強ラマン散乱法を用いて酸化窒素濃度を検出する。
次に、検出部11の一部を構成するセンサーチップ300の詳細について説明する。図10は、センサーチップ300を模式的に示す平面図である。図11は、センサーチップ300を模式的に示す図10のV−V線断面図である。図12は、酸化窒素の捕捉原理を概念的に示す図である。
センサーチップ300は、図10および図11に示すように、基板130と、金属微細構造体132と、有機分子修飾膜134と、を有している。なお、便宜上、図10では、有機分子修飾膜134を省略している。
基板130は、例えば、ガラス基板、シリコン基板、樹脂基板である。
金属微細構造体132は、基板130上に設けられている。金属微細構造体132の形状は、特に限定されず、例えば、円柱状、粒子状、角柱、球、回転楕円体である。金属微細構造体132の大きさ(例えば直径)は、センサーチップ300に照射される光の波長以下である。具体的には、金属微細構造体132の大きさは、40nm以上700nm以下である。図示の例では、金属微細構造体132は、複数設けられている。金属微細構造体132の材質は、例えば、金、銀、アルミニウム、銅である。金属微細構造体132は、例えば、真空蒸着法などにより形成される。
金属微細構造体132は、光が照射されると表面プラズモン共鳴(SPR)を生じる。具体的には、金属微細構造体132は、局在型プラズモン共鳴(LSPR)を生じる。LSPRとは、光の波長以下の金属構造体に光を入射させると、金属内に存在する自由電子が光の電場成分により集団的に振動し、外部に局在電場を誘起する現象である。この局在電場により、ラマン散乱光を増強することができる。このように、SPRにより誘起される電場によって、ラマン散乱光が増強されることを電場増強効果という。SPRによって増強されるラマン散乱光(SERS光)の強度は、SPRにより増強された電場の4乗に比例する。
有機分子修飾膜134は、金属微細構造体132上に設けられている。有機分子修飾膜134は、本実施形態に係る修飾分子(以下、単に「修飾分子」ともいう)を含む。修飾分子は、金属微細構造体132の表面に配置されている。有機分子修飾膜134は、例えば、修飾分子を希釈させた溶液(例えば濃度1mM)中に、金属微細構造体132が形成された基板130を、長時間(例えば24時間)浸漬させ、その後、溶液から取り出して水分を飛ばすことで形成される。
修飾分子は、例えば、アミン系の官能基を有する化合物に由来する。具体的には、修飾分子は、アミン基を有したベンゼン環であるアニリン(下記式(1)参照)に由来する。この場合、修飾分子は、図12に示すように、アミン基において、金属微細構造体132に結合する。NO(一酸化窒素)は、大気中の酸素と反応してN23という反応体になり、電子吸引性であるN23がベンゼン環の電子局在部(図12に示すδ−の部分)で反応すると考えられる。これにより、センサーチップ300は、NOを捕捉することができる。
Figure 2017058304
なお、修飾分子は、アミン系の官能基ではなく、硫黄系の官能基を有する化合物に由来していてもよい。具体的には、修飾分子は、メタンチオール(CH3SH)に由来してもよい。ここで、「所定の化合物(例えばアニリンやメタンチオール)に由来する」とは、化合物が、そのままの形で、または置換基の一部が脱離して、配位結合、共有結合、イオン結合、または水素結合等の結合によって、金属微細構造体132に結合し、修飾分子が得られることをいう。
本実施形態によれば、分光法を用いて酸化窒素濃度を検出するので、計測値信頼性に優れる酸化窒素濃度検査装置1、酸化窒素濃度検査システム2、酸化窒素濃度検査端末装置3、酸化窒素濃度検査システム2a、酸化窒素濃度検査端末装置3aを実現できる。
また、本実施形態によれば、表面増強ラマン散乱法を用いて酸化窒素濃度を検出するので、環境の影響を受けにくく、高感度で小型の酸化窒素濃度検査装置1、酸化窒素濃度検査システム2、酸化窒素濃度検査端末装置3、酸化窒素濃度検査システム2a、酸化窒素濃度検査端末装置3aを実現できる。
以上、本実施形態あるいは変形例について説明したが、本発明はこれら本実施形態あるいは変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…酸化窒素濃度検査装置、2,2a…酸化窒素濃度検査システム、3,3a…酸化窒素濃度検査端末装置、4,4a…酸化窒素濃度検査サーバー、5…通信ネットワーク、11…検出部、12…取得部、13…記憶部、14…判定部、15…時刻判定部、16…出力部、17…受信部、31…送信部、41…記憶部、42,42a…受信部、130…基板、132…金属微細構造体、134…有機修飾分子膜、300…センサーチップ、500…薬剤吸入デバイス、501…使用履歴情報、502…情報

Claims (12)

  1. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
    薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
    前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を記憶する記憶部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査装置。
  2. 請求項1に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記使用履歴情報から得られる前記薬剤吸入デバイスの使用時刻に関する情報と、前記計測時刻情報と、に基づいて、前記酸化窒素濃度情報の有効性を判定する判定部を含む、酸化窒素濃度検査装置。
  3. 請求項1または2に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記使用履歴情報に基づいて、前記薬剤吸入デバイスの使用時刻を判定する時刻判定部を含む、酸化窒素濃度検査装置。
  4. 請求項3に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記使用履歴情報は、前記薬剤吸入デバイスの動きに関する情報を含む、酸化窒素濃度検査装置。
  5. 請求項3に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記使用履歴情報は、前記薬剤吸入デバイスの操作に関する情報を含む、酸化窒素濃度検査装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記検出部は、分光法を用いて前記酸化窒素濃度を検出する、酸化窒素濃度検査装置。
  7. 請求項6に記載の酸化窒素濃度検査装置において、
    前記検出部は、表面増強ラマン散乱法を用いて前記酸化窒素濃度を検出する、酸化窒素濃度検査装置。
  8. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
    薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
    前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査システム。
  9. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、を有する酸化窒素濃度検査端末から、前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を受信する受信部と、
    前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を記憶する記憶部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査サーバー。
  10. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
    薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
    前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時
    刻に関する情報である計測時刻情報と、前記使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有する酸化窒素濃度検査サーバーに、前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を送信する送信部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査端末装置。
  11. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部を有する酸化窒素濃度検査端末から、前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、を受信する受信部と、
    薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する取得部と、
    前記酸化窒素濃度情報、前記計測時刻情報および前記使用履歴情報を記憶する記憶部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査サーバー。
  12. 被験者の呼気中の酸化窒素濃度を検出する検出部と、
    前記酸化窒素濃度に関する情報である酸化窒素濃度情報と、前記酸化窒素濃度の計測時刻に関する情報である計測時刻情報と、薬剤吸入デバイスの使用履歴に関する情報である使用履歴情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有する酸化窒素濃度検査サーバーに、前記酸化窒素濃度情報および前記計測時刻情報を送信する送信部と、
    を含む、酸化窒素濃度検査端末装置。
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