JP2017055623A - 電線束、及び、電線束の製造方法 - Google Patents

電線束、及び、電線束の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電線から延びる芯線が出来る限り高い強度にて超音波溶接された電線束を提供する。【解決手段】電線束(1)は、複数の電線(21A〜21F)と、複数の電線を束ねて相対移動不能に保持するシート状の保持体(31)と、を備える。複数の電線は、互いに隣り合う第1電線(21B)及び第2電線(21C)を含む。保持体(31)は、第1電線(21B)の外周を周方向に覆った状態で第1電線の外周に接着された第1保持部(33B)と、第2電線(21C)の外周を周方向に覆った状態で第2電線に接着された第2保持部(33C)と、が繋がった箇所を折り目(34B)として湾曲した形状を有する。第1電線及び第2電線は、折り目の周辺の保持体を間に挟み且つ折り目に平行であるように、配置される。第1電線から延びる芯線(22B)及び第2電線から延びる芯線(22C)は、超音波溶接によって一体化される。【選択図】図2

Description

本発明は、電線束および電線束の製造方法に関する。
従来から、複数の電線から延びる複数の芯線を超音波溶接するにあたり、溶接の前に複数の電線を束ねて固定する手法が知られている。例えば、従来の電線束の一つ(以下「従来電線束」という。)は、本固定のための専用の形状を有する固定用テープを用いて2本の電線を束ねた後、それら電線から延びる芯線を超音波溶接して一体化することにより、製造されている。具体的には、従来電線束においては、一端が二股に分岐した固定用テープを用い、固定用テープの一方の分岐部分を一方の電線に巻き付ける第1の処理と、固定用テープの他方の分岐部分を他方の電線に巻き付ける第2の処理と、固定用テープの分岐元の共通部分を両方の電線に巻き付ける第3の処理と、を順に行うようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2013−225387号公報
従来電線束では、上述した第3の処理において固定用テープを2本の電線に巻き付けるとき、2本の電線が互いに平行になるように、作業者の手作業にて電線の位置決めをするようになっている。そのため、作業者の熟練度、電線の太さ及びテープの幅などの条件によっては、2本の電線が十分に平行に位置決めされず、それら電線から延びる芯線も十分に平行にならない場合がある。この場合、芯線が十分に平行である場合に比べ、芯線を超音波溶接する際の芯線同士の接触面積が小さくなり、超音波溶接された部分(溶接部)の接合強度(固着力)が低下する可能性がある。溶接部の強度は、電線束が使用される際の耐久性などに関わるため、出来る限り高めることが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の電線から延びる芯線が出来る限り高い強度にて超音波溶接された電線束、及び、複数の電線から延びる芯線を出来る限り高い強度にて超音波溶接することが可能な電線束の製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電線束は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1)
複数の電線と、前記複数の電線を束ねて相対移動不能に保持するシート状の保持体と、を備えた電線束であって、
前記複数の電線は、
互いに隣り合う第1電線及び第2電線を含み、
前記保持体は、
前記第1電線の外周を周方向に覆った状態で前記第1電線の外周に接着された第1保持部と、前記第2電線の外周を周方向に覆った状態で前記第2電線に接着された第2保持部と、が繋がった箇所を折り目として湾曲した形状を有し、
前記第1電線及び前記第2電線は、
前記折り目の周辺の前記保持体を間に挟み且つ前記折り目に平行であるように配置され、
前記第1電線から延びる芯線及び前記第2電線から延びる芯線は、
超音波溶接によって一体化されている、
電線束であること。
(2)
上記(1)に記載の電線束において、
前記保持体が、
前記折り目の山側の該保持体の表面と、該保持体の他の箇所の表面と、を接着するように、前記複数の電線を束ねている、
電線束であること。
(3)
上記(2)に記載の電線束であって、
前記複数の電線が、
前記第1電線及び前記第2電線の双方に隣り合う第3電線を更に含み、
前記保持体が、
前記第3電線の外周を周方向に覆った状態で前記第3電線の外周に接着された第3保持部を更に有すると共に、前記折り目の山側の該保持体の表面と、前記第3保持部の外側面と、を接着するように前記複数の電線を束ねている、
電線束であること。
(4)
上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の電線束において、
前記保持体が、
該保持体のシート端部と、該保持体の他の箇所と、が接着された重複部を有する、
電線束であること。
(5)
上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の電線束において、
前記複数の電線が、
所定の芯線径を有する一の電線の周囲を前記一の電線よりも芯線径が大きい他の電線によって囲むように配置された、
電線束であること。
上記(1)の構成の電線束によれば、第1電線および第2電線は、シート状の保持体に覆われた状態にて、保持体の折り目(直線状の稜線)に沿って折り目に平行であるように配置されている。換言すると、第1電線および第2電線は、保持体の折り目を基準として互いに平行になるように位置決めされ、そのように定められた位置にて相対移動不能であるように、保持体によって覆われて固定されている。よって、従来電線束のように固定テープを巻き付ける際に手作業にて位置決めする場合に比べ、保持体の折り目(即ち、第1電線および第2電線を平行に配列するための拠り所)が存在する分、第1電線および第2電線がより精度良く平行に並ぶことになる。その結果、第1電線および第2電線が平行でない場合に比べ、複数の電線から延びる芯線を超音波溶接したときの接合強度が高まる。したがって、本構成の電線束によれば、複数の電線から延びる芯線が出来る限り高い強度にて超音波溶接されることになる。
ところで、保持体が複数の電線を相対移動不能に保持するとは、複数の電線から延びる芯線を超音波溶接する際に電線同士が平行である状態を維持可能な程度に各電線の位置を固定することを表し、電線および保持体の寸法誤差および経年劣化などによって生じる緩み、並びに、電線および保持体の剛性に起因する微小な変位、を排除しない。
上記(2)の構成の電線束によれば、折り目の山側の保持体の表面が、保持体の他の箇所に接着される。よって、そのような接着がない場合に比べ、電線の位置がより強固に保持される。したがって、本構成の電線束によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
上記(3)の構成の電線束によれば、折り目の山側の保持体の表面が、第3電線を覆う保持体に接着される。よって、そのような接着がない場合に比べ、3つの電線(第1電線、第2電線および第3電線)の位置がより強固に保持される。したがって、本構成の電線束によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
上記(4)の構成の電線束によれば、保持体のシート端部が保持体の他の箇所に接着される(重複部を有する)ことにより、そのような重複部がない場合に比べ、電線の位置がより強固に保持される。したがって、本構成の電線束によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
上記(5)の構成の電線束によれば、電線径が小さい電線(細い電線)が電線径が大きい電線(太い電線)によって囲まれる。そのため、超音波溶接を行う際、細い電線から延びる細い芯線が、太い電線から延びる太い芯線同士の間に入り込むことになる。その結果、細い電線が太い電線に囲まれない場合(細い芯線が太い芯線の外側にある場合)に比べ、芯線同士の接触面積が増大する分、より強固にそれら芯線が接合されることになる。したがって、本構成の電線束によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
更に、上述した目的を達成するために、本発明に係る電線束の製造方法は、下記(6)〜(8)を特徴としている。
(6)
複数の電線が保持体によって相対移動不能に束ねられると共に、前記複数の電線から延びる複数の芯線が超音波溶接によって一体化された電線束、の製造方法であって、
前記複数の電線の各々を、互いに平行に伸びる複数の溝部を有するシート状に形成された前記保持体の前記複数の溝部の各々に配置する工程と、
前記保持体のシート端部に最も近い前記溝部に配置された前記電線の外周を周方向に覆うように、前記溝部を形成する前記保持体を前記電線に巻き付けながら前記保持体と前記電線とを接着する、巻き付け処理を行う工程と、
前記保持体が巻き付いた前記電線に隣接する前記溝部に配置された前記電線に対して前記巻き付け処理を行うことを、前記複数の電線の全てに対して順次に行うことにより、前記複数の電線を束ねる工程と、
前記保持体によって束ねられた前記複数の電線から延びる複数の芯線を、超音波溶接によって一体化する工程と、を備えた、
電線束の製造方法であること。
(7)
上記(6)に記載の電線束の製造方法において、
前記溝部が、
該溝部に配置される前記電線の軸線に直交する断面において、前記電線の外周長さよりも該溝部の表面長さの方が長いように形成された、
電線束の製造方法であること。
(8)
上記(6)又は上記(7)に記載の電線束の製造方法であって、
前記複数の電線を束ねる工程において、前記複数の電線の全てに対して前記巻き付け処理を行った後、前記保持体のシート端部を前記複数の電線を束ねている前記保持体の表面に接着する端部処理を行う、
電線束の製造方法であること。
上記(6)の構成の電線束の製造方法によれば、保持体の互いに平行に延びる複数の溝部に複数の電線を配置することにより、複数の電線が互いに平行になるように容易に位置決めされる。更に、そのように位置決めされた複数の電線を保持体によって巻き取ることにより、複数の電線が互いに平行な状態を維持したまま、複数の電線を束ねられる。よって、従来電線束のように固定テープを巻き付ける際に手作業にて位置決めする場合に比べ、保持体の溝部(即ち、複数の電線を平行に配列するための拠り所)が存在する分、複数の電線がより精度良く平行に並ぶことになる。その結果、複数の電線が平行でない場合に比べ、複数の電線から延びる芯線を超音波溶接したときの接合強度が高まる。したがって、本構成の電線束の製造方法によれば、複数の電線から延びる芯線が出来る限り高い強度にて超音波溶接されることになる。
更に、上記構成の電線束の製造方法によれば、従来電線束のように特殊な形状の固定テープを複数の電線の各々に個別に巻き付ける必要がないため、巻き付け処理が容易となる。その結果、複数の電線を束ねる際の作業性を向上できる。
上記(7)の構成の電線束の製造方法によれば、電線の外周長さよりも溝部の表面長さの方が長いため、電線の外周面の全体を保持体によって覆うことができる。よって、電線の外周面の一部のみを保持体によって覆う場合に比べ、電線の位置がより強固に保持される。したがって、本構成の電線束の製造方法によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
上記(8)の構成の電線束の製造方法によれば、保持体のシート端部を保持体の他の箇所に接着する接着処理により、そのような処理がない場合に比べ、電線の位置がより強固に保持される。したがって、本構成の電線束の製造方法によれば、溶接部の接合強度を更に高められる。
本発明によれば、複数の電線から延びる芯線が出来る限り高い強度にて超音波溶接された電線束、及び、複数の電線から延びる芯線を出来る限り高い強度にて超音波溶接することが可能な電線束の製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る電線束の端部における側面図である。 図2は、図1におけるA−A断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る電線束の製造方法における保持体成形工程を説明する図であって、図3(a)及び図3(b)はそれぞれ保持体の断面図である。 図4は、保持体の斜視図である。 図5は、保持体に配置された複数の電線の端部における斜視図である。 図6は、保持体に配置された複数の電線の端部における平面図である。 図7は、電線束の端部の側面図である。 図8は、保持体の変形例を示す概略断面図である。 図9は、保持体の変形例を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る電線束(以下「電線束1」という。)を説明する。
(電線束の構成)
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電線束1は、複数の電線21、それら電線21から延びる複数の芯線22、複数の芯線22の外周を覆う絶縁被覆23、及び、複数の電線21を束ねて相対移動不能に保持する保持体31を備えている。本例では、電線束1は、6本の電線21A〜21Fを備えている。
電線21A〜21Fは、芯線22A〜22Fと、芯線22A〜22Fの外周を覆う絶縁被覆23A〜23Fとを有する絶縁電線である。芯線22A〜22Fは、銅を主成分とする金属材料からなる導体である。絶縁被覆23A〜23Fは、絶縁性を有する樹脂材料である。芯線22A〜22Fは、それらの先端部が露出するように絶縁被覆23A〜23Fによって覆われている。
電線21A〜21Fは、束ねられて互いに平行に配列されている。これにより、電線21A〜21Fは、芯線22A〜22Fが平行に配列されて束ねられ、超音波溶接によって一体化されている。
電線束1は、所定の芯線径を有する電線21Aを中心に、電線21Aを囲むように電線21B〜21Fが周方向に配列されている。電線21Aの周囲に配置された電線21B〜21Fは、その芯線径が、所定の径を有する電線21Aよりも大きい。
保持体31は、合成樹脂等から形成され、シート状に形成されている。保持体31は、電線21A〜21Fの先端近傍における絶縁被覆23A〜23F部分に巻き付けられている。これにより、電線21A〜21Fは、互いに平行に配列されて束ねられた状態で相対移動不能に固定されている。
保持体31は、電線21A〜21F側の面である一方の面に接着材32が設けられている。保持体31は、互いに繋がる複数の保持部33A〜33Fを有している。保持部33A〜33Fは、電線21A〜21Fの周囲に巻き付けられ、電線21A〜21Fの外周を周方向に覆った状態で絶縁被覆23A〜23Fの外周に接着材32で接着されている。保持体31は、保持部33A〜33Fの隣接するもの同士が繋がった箇所に折り目34A〜34Eを有しており、折り目34A〜34Eにて湾曲した形状を有している。
複数の電線21のうちの電線21A,21Bは、保持体31の折り目34Aの周辺部分を間に挟み、且つ、折り目34Aに平行であるように配置されている。同様に、電線21B,21Cは、保持体31の折り目34Bの周辺部分を間に挟み、且つ、折り目34Bに平行であるように配置されている。電線21C,21Dは、保持体31の折り目34Cの周辺部分を間に挟み、且つ、折り目34Cに平行であるように配置されている。電線21D,21Eは、保持体31の折り目34Dの周辺部分を間に挟み、且つ、折り目34Dに平行であるように配置されている。電線21E,21Fは、保持体31の折り目34Eの周辺部分を間に挟み、且つ、折り目34Eに平行であるように配置されている。
電線21A,21Bの間の折り目34Aの周辺部分(折り目34Aの山側の表面)は、保持体31の他の箇所(シート端部31a)に接着されている。一方、電線21B,21Cの間の折り目34B、電線21C,21Dの間の折り目34C、電線21D,21Eの間の折り目34Dおよび電線21E,21Fの間の折り目34Eのそれぞれの周辺部分(各折り目の山側の表面)も、保持体31の他の箇所(折り目34Aとシート端部31aとの間の箇所)に接着されている。このように、保持体31の折り目34B〜34Eの周辺部分は、電線21Aを覆う保持部33Aの外側面に接着されている。
更に、保持体31の他方側のシート端部31bの内側面と、保持体31の外側面と、は重複した状態にて接着されている。即ち、保持体31は、重複部Pを有している。
次いで、上記構成の電線束1の製造方法について説明する。
(保持体成形工程)
図3(a)に示すように、シート状の保持体31に接着材32および剥離紙41を層状に設ける。そして、図3(b)に示すように、成形ベース42を用意し、成形ベース42に対して保持体31側を向けて保持体31を積層させる。成形ベース42は、合成樹脂、金属または紙等の硬質の板材からなるもので、互いに平行な複数の線状の成形溝43A〜43Fが並列に設けられた断面視波形形状に形成されている。図4に示すように、複数の成形溝43A〜43Fを有する成形ベース42に保持体31を積層させることにより、保持体31は、互いに平行な複数の線状の溝部35A〜35Fを有する断面視波形形状に形成される。なお、成形ベース42として、板状のものに限らず、成形溝43A〜43Fを有する断面視波形形状の成形面が形成された治具を用いても良い。
(電線配置工程)
保持体31から剥離紙41を剥がして接着材32を露出させ、保持体31の接着材32側を上方に向けて配置させる。更に、複数の電線21A〜21Fの先端部分において、絶縁被覆23A〜23Fを除去し、芯線22A〜22Fを露出させる。
図5及び図6に示すように、保持体31の溝部35A〜35Fの各々に、芯線22A〜22Fを露出させた複数の電線21A〜21Fの各々の端部における絶縁被覆23A〜23F部分を配置させる。
このとき、保持体31の一方側のシート端部31aに最も近い溝部35Aに所定の芯線径(他の芯線径に比べて小径の)電線21Aを配置させる。
(巻き付け工程)
保持体31のシート端部31aに最も近い溝部35Aに配置された電線21Aの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Aに巻き付けながら接着材32で接着する巻き付け処理を行う。
(束線工程)
他の電線21B〜21Fに対して、下記のように前述の巻き付け工程で行った巻き付け処理を順次行い、複数の電線21A〜21Fを束ねる。
保持体31が巻き付いた電線21Aに隣接する溝部35Bに配置された電線21Bの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Bに巻き付けながら接着材32で接着させる。次いで、保持体31が巻き付いた電線21Bに隣接する溝部35Cに配置された電線21Cの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Cに巻き付けながら接着材32で接着させる。次いで、保持体31が巻き付いた電線21Cに隣接する溝部35Dに配置された電線21Dの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Dに巻き付けながら接着材32で接着させる。次いで、保持体31が巻き付いた電線21Dに隣接する溝部35Eに配置された電線21Eの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Eに巻き付けながら接着材32で接着させる。次いで、保持体31が巻き付いた電線21Eに隣接する溝部35Fに配置された電線21Fの外周を周方向に覆うように、保持体31を成形ベース42から外して電線21Fに巻き付けながら接着材32で接着させる。
その後、複数の電線21A〜21Fの全てに対して巻き付け処理を行った後、保持体31の他方側のシート端部31bの内側面を、複数の電線21A〜21Fを束ねている保持体31の外側面に接着する端部処理を行う。
(超音波溶接工程)
保持体31によって束ねられた複数の電線21A〜21Fから延びる複数の芯線22A〜22Fを、超音波溶接によって一体化する。
具体的には、図7に示すように、複数の電線21A〜21Fから延びる複数の芯線22A〜22Fを、超音波振動する共鳴体であるホーン51と、このホーン51の上方に昇降可能に配置されたアンビル52との間に配置させる。この状態で、アンビル52を下降させて芯線22A〜22Fをホーン51とアンビル52とで挟持する。その後、超音波発振器でホーン51を超音波振動させ、芯線22A〜22Fを超音波接合させる。
このとき、各電線21A〜21Fが保持体31によって互いに平行に位置決めされ、各電線21A〜21Fの芯線22A〜22Fが揃えられているので、芯線22A〜22F同士の接合面積が十分に得られ、円滑に超音波接合時の超音波エネルギーが伝達される。これにより、芯線22A〜22F同士は、高い接合強度で超音波溶接される。
このように、本実施形態に係る電線束1によれば、保持体31は、保持部33A〜33F同士が繋がった稜線状の折り目34A〜34Eを中心としてそれぞれの電線21A〜21F側に延びる谷状の部分を有する形状とされている。そして、これら谷状の部分に、電線21A〜21Fが、折り目34A〜34Eと平行な状態で密着して格納された状態となり、各電線21A〜21Fが保持体31によって位置決めされる。よって、従来電線束のように手作業で固定テープを巻き付けて位置決めする場合に比べ、精度良く電線21A〜21Fが互いに平行に並べられる。その結果、それぞれの電線21A〜21Fの芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を高められる。
更に、折り目34A〜34Eの周辺の保持体31が、保持体31の他の箇所(シート端部31a、又は、折り目34Aとシート端部31aとの間の箇所)などの他の部分に接着している。具体的には、電線21B〜21Fに挟まれる部分である折り目34B〜34Eの周辺の保持体31が、電線21Aを覆う保持体31に接着されている。したがって、そのような接着がない場合に比べ、電線21A〜21Fがより強固に保持される。これにより、より確実に電線21A〜21F同士を位置決めできる。その結果、芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を更に高められる。
更に、重複部Pによって、電線21A〜21Fがより強固に保持されている。よって、より確実に電線21A〜21F同士を位置決めできる。その結果、芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を更に高められる。
更に、電線径が小さい電線21Aの周囲が、電線径が大きい他の電線21B〜21Fによって囲むように配置されているので、超音波溶接を行う際、細い芯線22Aが太い芯線22B等の間に入り込むことになる。その結果、芯線同士の接触面積が増大する分、より強固にそれら芯線が接合されることになる。したがって、芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を更に高められる。
一方、本実施形態に係る電線束の製造方法によれば、複数の平行な溝部35A〜35Fに複数の電線21A〜21Fを配置することにより、複数の電線21A〜21Fを互いに平行な状態とする位置決めを容易に行うことができる。更に、複数の電線21A〜21Fを順次巻き取ることにより、互いに平行な状態を維持したまま、束ねることが可能である。よって、従来電線束のように手作業で固定テープを巻き付けて位置決めする場合に比べ、超音波溶接の前に、電線21A〜21Fの芯線22A〜22Fを精度良く互いに平行に並べることができる。その結果、芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を高められる。
更に、従来電線束のように特殊な形状の固定テープを各電線に個別に巻き付ける必要がないため、巻き付け処理が容易となる。その結果、複数の電線を束ねる際の作業性を向上できる。
更に、保持体31のシート端部31bの内側面を複数の電線21A〜21Fを束ねている保持体31の外側面に接着して重複部Pとするため、重複部Pによって、電線21A〜21Fをより強固に保持させることができる。よって、より確実に電線21A〜21F同士を位置決めできる。その結果、超音波溶接時の接合強度を更に高められる。
なお、上述した電線束の製造方法において、溝部35A〜35Fが、溝部35A〜35Fに配置される電線21A〜21Fの軸線に直交する断面において、電線21A〜21Fの外周長さよりも溝部35A〜35Fの表面長さの方が長いように形成された保持体31を用いても良い。
このような保持体31を用いれば、電線21A〜21Fの外周面の全体を保持体31によって覆うことができる。よって、電線21A〜21Fの外周面の一部のみを保持体31によって覆う場合に比べ、電線21A〜21Fがより強固に保持される。これにより、電線21A〜21Fをより強固に保持させることができ、したがって、より確実に電線21A〜21F同士を位置決めできる。その結果、超音波溶接時の接合強度を更に高められる。
(他の態様)
本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。
例えば、上記実施形態では、電線21A〜21Fの外面に沿う円弧状に湾曲した溝部35A〜35Fを有する波形形状の保持体31を用いたが、保持体31の溝部35A〜35Fの形状は、円弧状に湾曲したものに限らない。例えば、保持体31としては、図8に示すように、V字状の溝部35A〜35Fを有するものでも良い。更に、図9に示すように、凹状の溝部35A〜35Fを有するものでも良い。このようなV字状または凹状の溝部35A〜35Fを有する保持体31を用いた場合であっても、各電線21A〜21Fを保持体31によって互いに平行となるように位置決めできる。よって、従来電線束のように手作業で固定テープを巻き付けて位置決めする場合に比べ、電線21A〜21Fの芯線22A〜22Fの超音波溶接時の接合強度を高められる。
更に、例えば、上記実施形態では、保持体31に設けた接着材32によって電線21A〜21Fの外周面に保持体31を接着させている。しかし、電線21A〜21Fの外周面に接着材32を塗布しておき、この接着材32によって保持体31を電線21A〜21Fの外周面に接着させても良い。
更に、上記実施形態では、保持体31の外側面に接着する重複部Pを設けている。しかし、重複部Pがなくても超音波溶接工程時に電線21A〜21Fの束が維持されれば、必ずしも重複部Pを設けなくても良い。
更に、上記実施形態では、6本の電線21A〜21Fを束ねた場合を例示している。しかし、本発明は2本以上の電線を束ねた電線束であれば、電線の数にかかわらず適用可能である。
ここで、上述した本発明に係る電線束およびその製造方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(8)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
複数の電線(21A〜21F)と、前記複数の電線を束ねて相対移動不能に保持するシート状の保持体(31)と、を備えた電線束(1)であって、
前記複数の電線(21A〜21F)は、
互いに隣り合う第1電線(21B)及び第2電線(21C)を含み、
前記保持体(31)は、
前記第1電線(21B)の外周を周方向に覆った状態で前記第1電線の外周に接着された第1保持部(33B)と、前記第2電線(21C)の外周を周方向に覆った状態で前記第2電線に接着された第2保持部(33C)と、が繋がった箇所を折り目(34B)として湾曲した形状を有し、
前記第1電線(21B)及び前記第2電線(21C)は、
前記折り目(34B)の周辺の前記保持体を間に挟み且つ前記折り目に平行であるように、配置され、
前記第1電線から延びる芯線(22B)及び前記第2電線から延びる芯線(22C)は、
超音波溶接によって一体化されている、
電線束。
(2)
上記(1)に記載の電線束において、
前記保持体(31)が、
前記折り目(34B)の山側の該保持体の表面と、該保持体の他の箇所(33A)の表面と、を接着するように前記複数の電線を束ねている、
電線束。
(3)
上記(2)に記載の電線束であって、
前記複数の電線(21A〜21F)が、
前記第1電線及び前記第2電線の双方に隣り合う第3電線(21A)を更に含み、
前記保持体(31)が、
前記第3電線(21A)の外周を周方向に覆った状態で前記第3電線の外周に接着された第3保持部(33A)を更に有すると共に、
前記折り目(34B)の山側の該保持体の表面と、前記第3保持部(33A)の外側面と、を接着するように、前記複数の電線を束ねている、
電線束。
(4)
上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の電線束において、
前記保持体(31)が、
該保持体のシート端部(31b)と、該保持体の他の箇所(33B)と、が接着された重複部(P)を有する、
電線束。
(5)
上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の電線束において、
前記複数の電線(21A〜21F)が、
所定の芯線径を有する一の電線(21A)の周囲を前記一の電線よりも芯線径が大きい他の電線(21B〜21F)によって囲むように配置された、
電線束。
(6)
複数の電線(21A〜21F)が保持体(31)によって相対移動不能に束ねられると共に、前記複数の電線から延びる複数の芯線(22A〜22F)が超音波溶接によって一体化された電線束(1)、の製造方法であって、
前記複数の電線(21A〜21F)の各々を、互いに平行に伸びる複数の溝部(35A〜35F)を有するシート状に形成された前記保持体の前記複数の溝部の各々に配置する工程と、
前記保持体(31)のシート端部(31a)に最も近い前記溝部(35A)に配置された前記電線(21A)の外周を周方向に覆うように、前記溝部を形成する前記保持体を前記電線に巻き付けながら前記保持体(31)と前記電線(21A)とを接着する、巻き付け処理を行う工程と、
前記保持体が巻き付いた前記電線(21A)に隣接する前記溝部(35B)に配置された前記電線(21B)に対して前記巻き付け処理を行うことを、前記複数の電線の全てに対して順次に行うことにより、前記複数の電線を束ねる工程と、
前記保持体(31)によって束ねられた前記複数の電線から延びる複数の芯線(22A〜22F)を、超音波溶接によって一体化する工程と、を備えた、
電線束の製造方法。
(7)
上記(6)に記載の電線束の製造方法において、
前記溝部(35A〜35F)が、
該溝部に配置される前記電線の軸線に直交する断面において、前記電線(21A〜21F)の外周長さよりも該溝部(35A〜35F)の表面長さの方が長いように、形成された、
電線束の製造方法。
(8)
上記(6)又は上記(7)に記載の電線束の製造方法であって、
前記複数の電線を束ねる工程において、前記複数の電線の全てに対して前記巻き付け処理を行った後、前記保持体のシート端部(31b)を前記複数の電線を束ねている前記保持体(31)の表面に接着する端部処理を行う、
電線束の製造方法。
1 電線束
21A〜21F 電線
22A〜22F 芯線
31 保持体
33A〜33F 保持部
34A〜34E 折り目
31a,31b シート端部
35A〜35F 溝部
P 重複部

Claims (8)

  1. 複数の電線と、前記複数の電線を束ねて相対移動不能に保持するシート状の保持体と、を備えた電線束であって、
    前記複数の電線は、
    互いに隣り合う第1電線及び第2電線を含み、
    前記保持体は、
    前記第1電線の外周を周方向に覆った状態で前記第1電線の外周に接着された第1保持部と、前記第2電線の外周を周方向に覆った状態で前記第2電線に接着された第2保持部と、が繋がった箇所を折り目として湾曲した形状を有し、
    前記第1電線及び前記第2電線は、
    前記折り目の周辺の前記保持体を間に挟み且つ前記折り目に平行であるように配置され、
    前記第1電線から延びる芯線及び前記第2電線から延びる芯線は、
    超音波溶接によって一体化されている、
    電線束。
  2. 請求項1に記載の電線束において、
    前記保持体が、
    前記折り目の山側の該保持体の表面と、該保持体の他の箇所の表面と、を接着するように、前記複数の電線を束ねている、
    電線束。
  3. 請求項2に記載の電線束であって、
    前記複数の電線が、
    前記第1電線及び前記第2電線の双方に隣り合う第3電線を更に含み、
    前記保持体が、
    前記第3電線の外周を周方向に覆った状態で前記第3電線の外周に接着された第3保持部を更に有すると共に、前記折り目の山側の該保持体の表面と、前記第3保持部の外側面と、を接着するように前記複数の電線を束ねている、
    電線束。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の電線束において、
    前記保持体が、
    該保持体のシート端部と、該保持体の他の箇所と、が接着された重複部を有する、
    電線束。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の電線束において、
    前記複数の電線が、
    所定の芯線径を有する一の電線の周囲を前記一の電線よりも芯線径が大きい他の電線によって囲むように配置された、
    電線束。
  6. 複数の電線が保持体によって相対移動不能に束ねられると共に、前記複数の電線から延びる複数の芯線が超音波溶接によって一体化された電線束、の製造方法であって、
    前記複数の電線の各々を、互いに平行に伸びる複数の溝部を有するシート状に形成された前記保持体の前記複数の溝部の各々に配置する工程と、
    前記保持体のシート端部に最も近い前記溝部に配置された前記電線の外周を周方向に覆うように、前記溝部を形成する前記保持体を前記電線に巻き付けながら前記保持体と前記電線とを接着する、巻き付け処理を行う工程と、
    前記保持体が巻き付いた前記電線に隣接する前記溝部に配置された前記電線に対して前記巻き付け処理を行うことを、前記複数の電線の全てに対して順次に行うことにより、前記複数の電線を束ねる工程と、
    前記保持体によって束ねられた前記複数の電線から延びる複数の芯線を、超音波溶接によって一体化する工程と、を備えた、
    電線束の製造方法。
  7. 請求項6に記載の電線束の製造方法において、
    前記溝部が、
    該溝部に配置される前記電線の軸線に直交する断面において、前記電線の外周長さよりも該溝部の表面長さの方が長いように形成された、
    電線束の製造方法。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の電線束の製造方法であって、
    前記複数の電線を束ねる工程において、前記複数の電線の全てに対して前記巻き付け処理を行った後、前記保持体のシート端部を前記複数の電線を束ねている前記保持体の表面に接着する端部処理を行う、
    電線束の製造方法。
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