JP2017055222A - 通信機器及び通信機器の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数台が通信によって連携するデバイスのそれぞれが機内モードである場合に、機内モードを解除する際にユーザーに煩雑な操作を必要としないようにする。【解決手段】電波による無線通信を行う第1の通信手段と、電波を使わない無線通信を行う第2の通信手段と、接続相手の機器の情報を記憶する記憶部と、前記第1の通信手段を無効な状態にする機内モードと、前記第1の通信手段を有効な状態にする通常モードとを切り替えるモード選択手段と、装置全体を制御する制御手段とを備え、前記モード選択手段により機内モードから通常モードに変更になる際、前記制御手段は、前記第1の通信手段の通信機能を有効にするとともに、前記記憶部に接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴が保持されていれば、前記第1の通信手段による通信再開要求を、前記第2の通信手段を使い、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し送信するよう制御する。【選択図】図4

Description

本発明は外部装置と複数の通信手段により通信可能な通信機器に関する。
近年、スマートフォンやウエアラブルデバイスが市場に出回ってきている。
これらのデバイスは電波を発するため飛行機に持ち込む際は機内モードと呼ばれるモードにユーザーが設定する必要がある。機内モードは、電波を出すハードウエアを停止するモードである。このモードにおいては、通信を伴うアプリケーションの機能は制限される。
機内モードの設定は、例えば、特許文献1に記載のように、デバイスに設けられている機内モード設定部を操作することにより、機内モードのON/OFFの切替えを、ユーザが航空機に乗る機会ごとに行なわれる。
これらのデバイスを複数台所有する場合、それぞれのデバイスについて機内モードを設定する必要がある。つまり、それぞれのデバイスにおいて機内モードへの移行操作をしなければならず操作が煩雑である。
そこで、Apple Inc.が発売しているIPHONE(登録商標)とApple Watch(登録商標)では、デバイス間での連携により、容易に機内モードへの変更を行えるようにしている。具体的には、ユーザーが一方のデバイスに対して機内モードを設定する場合、連携した他方のデバイスに対し通信を使って他方のデバイスを機内モードに設定させ、その後自機も機内モードになり電波を出さないように制御する。これにより、ユーザーは一つのデバイスについて機内モードを設定するだけで、煩雑な操作をすることなく複数のデバイスを機内モードに設定することができる。
特開2015−87810号公報
しかしながら、上述の特許文献1は、機内モードを解除する場合についてなんら考慮していない。すなわち、一方のデバイスについて機内モードを解除しても、他方の機内モードを自動的に解除することはできない。なぜなら、通信を行うハードウエアは機内モードであるため通信が不能な状態となっているからである。
そのため、ユーザーはそれぞれのデバイスについて機内モードを解除しなければならず、デバイスの数だけ煩雑な操作が必要であるという問題があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、複数台が通信によって連携するデバイスのそれぞれについて、ユーザーが煩雑な操作を必要とすることなく機内モードの解除を実現することを目的とする。
本発明の通信機器は、電波による無線通信を行う第1の通信手段と、電波を使わない無線通信を行う第2の通信手段と、接続相手の機器の情報を記憶する記憶部と、前記第1の通信手段を無効な状態にする機内モードと、前記第1の通信手段を有効な状態にする通常モードとを切り替えられるモード選択手段と、装置全体を制御する制御手段とを備えた通信機器であって、前記モード選択手段により通常モードから機内モードに変更になる際、前記制御手段は、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し、機内モードへの移行要求を、前記第1の通信手段または、前記第2の通信手段のいずれかの通信手段で送信後、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴を前記記憶部に保持し、前記第1の通信手段の通信機能を無効にするよう制御し、前記モード選択手段により機内モードから通常モードに変更になる際、前記制御手段は、前記第1の通信手段の通信機能を有効にするとともに、前記記憶部に接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴が保持されていれば、前記第1の通信手段による通信再開要求を、前記第2の通信手段を使って、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し送信するよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、複数台が通信によって連携するデバイスのそれぞれについて、ユーザーが煩雑な操作を必要とすることなく機内モードの解除を実現することができる。
本発明の実施形態に係る通信機器の構成例を示すブロック図である。 通信機器同士の機内モード設定の動作手順を説明するフローチャートである。 機内モード設定アプリの画面を示す図である。 通信機器同士の機内モードから通常モードに移行する際の動作手順を説明するフローチャートである。 第2の通信部のスピーカー機能によって出力される音声データの一例を示す図である。 通信機器同士のペアリング時の動作手順を説明するフローチャートである。 通信機器間で機内モードと通常モードが食い違った場合の動作手順を説明するフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1に本実施形態の2つの通信機器のブロック図を示す。
図1において、一方の通信機器100、他方の通信機器110は同一構成であり、2つの通信機器間にて通信を行う。
一方の通信機器100について説明する。制御部106は装置全体の制御を行う。記憶部101に保持されたアプリケーションを実行することも行う。
記憶部101は、一方の通信機器100で動かすプログラムや連携するデバイス(ここでは他方の通信機器110)との連携状況が格納されるメモリである。
タッチパネル102は、ユーザーに対する表示を行う表示部であるとともに、ユーザーの指による操作を受け付けるインターフェイスである。
画面合成部103は、記憶部101に格納されるアプリケーションの実行画面や、画像等のデータを他のインターフェイス部材とともに合成し、タッチパネル102に表示できる形にする。
通信部A(第1の通信部104)は、電波を用いる無線通信を行うブロックであり、外部装置やサーバー、連携するデバイスと通信するためのインターフェイスである。この通信部A(104)は、後述する機内モード中は無効に設定され、電波を発信しない状態になる。通信部A(104)は、主にWIFI、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth LE等の通信方式で通信を行うことが可能である。
通信部B(第2の通信部105)は、電波を使用しない無線通信を行うブロックであり、外部装置やサーバー、連携するデバイスと通信するためのインターフェイスである。通信部A(104)と異なり、超音波を含む音声を用いる通信を行う通信部であり、後述する機内モード中であっても使用可能である。
通常モードと機内モードとを切り替える場合は、モード選択を行うアプリケーションを立ち上げて実施する。モード選択アプリケーションは、記憶部101に保持されており、ユーザー操作により制御部106が記憶部101から読み出し実行する。このとき、実行結果の画面を画面合成部103が合成し、タッチパネル102に表示する。
他方の通信機器110の構成は一方の通信機器100と同様であるため、説明を割愛する。
なお、後述するフローチャートに示す通信機器100の各動作は、記憶部101に記憶された制御プログラムを制御部106が実行することにより実現される。
さらに、後述するフローチャートに示す通信機器110の各動作は、記憶部111に記憶された制御プログラムを制御部116が実行することにより実現される。
一方の通信機器100と他方の通信機器110が連動して動作するまでの説明を、図6のフローチャートを用いて説明する。
一方の通信機器100を使用するユーザーが他方の通信機器110と接続させるためにペアリング操作を行う。ペアリング操作とは、通信機器同士を常時連携させるための初めの操作のことであり、図6のフローチャートによる手順にて、互いの装置に互いを登録しあうための操作である。
図6において、600は一方の通信機器100側のフローであり、一方の通信機器100側から他方の通信機器110に対してペアリングを要求する。610は、一方の通信機器100側からのペアリングを要求に応じて行われる他方の通信機器110側のフローである。
S601でペアリングを開始する。制御部106は、記憶部101からペアリング用のアプリケーションを呼び出して処理し、ペアリングの進行状況の画面をタッチパネル102に表示する。その後、S602に進む。
S602では、一方の通信機器100は他の通信機器とペアリングしていない旨の情報が記憶部101に保持されているため、制御部106は、通信部A(104)を用いてペアリング相手を探すブロードキャスト信号を発信する。ブロードキャスト信号は、受信相手を特定しない通信方式である。その後、S603に進む。
S603では、制御部106は、相手側の通信機器(ここでは通信機器110)から応答があったかどうかを一定時間待ち、応答がなければ処理を終了する。応答があればS604に進む。
S604では、相手側通信機器110から応答があったため、ペアリングのアプリケーションはタッチパネル102にパスワードを入力するようユーザーに求める。ここでのパスワードは、相手側通信機器110の表示画面に表示された4桁の数字であり、ユーザーが目視で確認した相手側通信機器110のパスワードを一方の通信機器100のタッチパネル102を用いて入力する。その後、S605に進む。
S605では、制御部106は、パスワードが一致したか否かを確認し、一致しない場合は終了し、一致した場合はS606に進む。
S606では、ペアリングが成功したため、制御部106は、記憶部101に相手側の情報を保持する。その後、S607に進む。
S607では、ペアリング相手にペアリングの成功通知を通信部A(104)で送信し、処理を終了する。
次に、上記の通信機器100の動作に対応する、他方の通信機器110の動作について述べる。
S611はIdle状態であり、定期的にS612に進む。
S612では、他方の通信機器110側の第1の通信部である通信部A(114)がペアリングのためのブロードキャスト信号を受信したかをチェックしており、信号を受信した場合はS613に進みそうでない場合はS611に戻る。
S613では、ペアリングのためのブロードキャスト信号を通信部A(114)が受信したため、タッチパネル112に4ケタのパスワードとなる数字を表示する。その後、S614に進む。
S614では、制御部106は、相手側の通信機器(ここでは通信機器100)からペアリング成功の通知を通信部A(114)が受けたか否かを判断している。ペアリング成功通知が相手側通信機器100から受信できればS615に進み、そうでなければ終了する。
S615では、ペアリング成功したため、制御部116は、相手側の一方の通信機器100の情報を他方の通信機器110の記憶部111に保持する。また、タッチパネル112にペアリングが成功したことを表示してユーザーに通知する。
以後、二つの通信機器はお互いにペアリングされたことを双方の記憶部101、111に保持しているため、通信可能な距離に近づくだけで自動的に接続を確立することができる。また、接続が確立された状態では、相互連携が可能となる。相互連携の1つの例としては、一方の通信機器100側でカウントダウンタイマーアプリが動作している状況でカウントダウンが終了しアラートを発生させる場合がある。このとき、記憶部101にあるペアリング相手となる他方の通信機器110にも通信部A(104)を使ってカウントダウンが終了した信号を送信することで他方の通信機器110側でもカウントダウンタイマーアプリが終了したことを認識できる。
以下に、双方のデバイスが通常モードから機内モードへ設定を変更する場合の実施形態と、逆の操作である機内モードから通常モードへ変更する実施形態を述べる。
通常モードとは、通信機器が電波を発信し、外部と電波による通信を行うことが可能なモードである。
一方、機内モードは、通信機器が電波を発信しないモードである。電波を発信しないため、ユーザーは外部のサーバー等と電波を使った通信ができず、インターネットの使用や音楽のダウンロードなどの操作はできない。
まず、双方のデバイスが通常モードから機内モードへ移行する場合について、図2のフローチャートを用いて説明する。
200は、図1の一方の通信機器100側のシーケンスを示し、210は、図1の他方の通信機器110側のシーケンスを示す。ここでは、ユーザーが一方の通信機器100のみを操作して双方のデバイスを機内モードに設定するまでの流れを説明する。
初めに一方の通信機器100を使用中のユーザーがタッチパネル102に表示される画面を操作して機内モード設定を行うアプリケーションを起動する。
記憶部101に保持された機内モードを設定するアプリケーションを制御部106が読み出し、実行し、その結果の画面を画面合成部103で合成後タッチパネル102に表示する。
図3に機内モード設定アプリの画面を示す。
図3の300は通信機器の筺体、301はタッチパネル102、302は機内モード設定アプリの画面であり、303は機内モードを有効にするためのボタン部材である。304はユーザーの指を示している。ユーザーが機内モードを有効にするボタン部材303を押すと、機内モードへの移行処理を開始する。
S201で機内モードへの移行処理を開始する。
S202では、制御部106は、ペアリング済みのデバイスがあるかどうかを確認する。先に述べたように、一方の通信機器100と他方の通信機器110とがペアリング済みである場合は各々の記憶部101、111にはお互いの情報を保持してある。すなわち、制御部106は、ペアリング済みのデバイスの情報を保持しているか否かを判断することで、ペアリング済みのデバイスがあるかどうかを確認する。S202でペアリング済みのデバイスがない場合はS206に進む。ペアリング済みのデバイスがあればS203に進む。
S203では、制御部106は、ペアリング済みの相手側デバイスが応答を返せる状況か否かを確認する通信を行う。通信部A(104)を使って接続相手(他方の通信機器110)に応答を返せる状況か否かを確認する。相手からの応答があればS204に進み、そうでなければS206に進む。
S204では、相手側通信機器に対して、機内モードを設定させるために、機内モードへの移行要求を通信部A(104)から送信する。更に、機内モードへの移行要求を送信したことを示す移行要求送信履歴情報を記憶部101に保持し、その後S205へ進む。
S205では、他方の通信機器110から一定時間応答があるまで待ち、応答が来ればS206に進む。応答がなければ処理を終了する。
S206では、一方の通信機器100の電波を使う通信部A(104)の通信機能を使用不可にして機内モードに設定する。
次に、他方の通信機器110の動作を210のフローで説明する。
S211は、他方の通信機器110のIdle状態であり、定期的にS212へ進む。制御部116がタッチパネル112を触られたりするか、または通信部A(114)、通信部B(115)のコマンド受信などのイベントを待っている状態である。
S212では、制御部116は、イベントがあったか否かを確認する。他方の通信機器110を機内モードに設定せよというコマンドを通信部A(114)が受信した場合はS213に進みそうでなければS211に戻る。
S213では、コマンドを受け取ったことを通信部A(114)から送信して一方の通信機器100に応答を返す。送信後、S214に進む。
S214では、制御部116は、他方の通信機器110の電波を使う通信部A(114)の通信機能を使用不可にして機内モードに設定し、機内モードに設定した旨を記憶部111に保持する。その時、タッチパネル112にペアリング状態(ペアリング解除)を表示し、動作を終了する。
このような流れで、一方の通信機器100側に対して機内モード要求を行うことで双方の機内モードへの移行が可能である。
前述したように、本実施形態において、一方の通信機器100側からの操作で機内モードに設定する方法について述べたが、他方の通信機器110側から機内モードを設定してもよい。更に、この実施形態では2つのデバイスについて述べたが、連携する(接続された)3台以上の複数のデバイスに対しても同様の動作で機内モードを設定することもできる。
次に、双方のデバイスが機内モードから通常モード(電波を発することができる状態)に移行する際の動作を図4のフローチャートを使って説明する。
図4において、400は一方の通信機器100側のシーケンス、410は他方の通信機器110側のシーケンスである。前提として、前述したように、いずれも機内モードになっており、通信部A(104、114)は使用不可で電波を出すことができない状態である。
一方の通信機器100側でユーザーが機内モードを解除する場合、前述したように機内モード設定アプリケーションによって行う。
S401で、ユーザーは機内モードON/OFFのボタン部材303を押して通常モードへの移行処理を開始する。その後、S402に進む。
S402では、ユーザーの通常モード指示を制御部106が受け、まず通信部A(104)の通信機能を有効にし、電波での通信ができるようにする。これにより、一方の通信機器100はサーバーや他のデバイスと無線通信可能となる。その後、S403に進む。
S403では、他方の通信機器110に機内モードを要求していたか否かを制御部106が記憶部101のメモリを確認し、他方の通信機器110に要求していた場合はS404に進み、そうでなければそのまま終了する。
S404では、通信部B(105)を使って相手側に通常モードへの移行要求を実行する。具体的には、通信部B(105)はスピーカーとマイクであり、制御部106が通常モードへの移行指示を音のデータとして生成し通信部B(105)のスピーカー機能で送出する。音のデータについては後述する。その後、S405に進む。
S405では、制御部106は、他方の通信機器110から応答があったかどうかを確認し、応答がなければ一定時間応答を待つ。応答が一定時間以上なければ終了する。
応答があれば、S406で、タッチパネル102に接続状態を表示して処理を終了する。
次に、410に示す他方の通信機器110の動作フローについて説明する。
S411は、他方の通信機器110のIdle状態であり、定期的にS412へ進む。制御部116がタッチパネル112を触られる、または、通信部B(115)のコマンドを受信するなどのイベントを待っている状態である。
S412では、制御部116は、他方の通信機器110の通信部B(115)が一方の通信機器100の通信部B(105)から通常モードへ移行せよというコマンドを受けたか否かを判断し、受けていなければS411に戻り、受けていればS413に進む。通信部B(115)は先に述べた一方の通信機器100の通信部B(105)と同じ構造でありスピーカーとマイクからなる。この他方の通信機器110の場合は、マイクの機能で相手側から送出された音声コマンドを受け取る。
S413では、制御部116は、他方の通信機器110を通常モードへ移行させるために、まずは通信部A(114)を有効にする。これにより、以後は通信部A(114)を用いて他のデバイスと通信が可能となる。その後、S414に進む。
S414では、他方の通信機器110の動作モードを通常モードに設定する。具体的には、電波通信ができないためにオフにしていた機能制限などを解除する。その時、タッチパネル112に接続状態(接続完了)を表示し、その後S415に進む。
S415では、相手側(一方の通信機器100)に応答を返して処理を終了する。応答は、通信部A(114)を使った応答でもよいし、通信部B(115)を使った応答でもよい。
前述したように、本実施形態では、一方の通信機器100側からの操作で機内モードを解除する方法について述べたが、他方の通信機器110側から機内モードを解除してもよい。
更に、この実施形態では2つのデバイスについて述べたが、連携する(接続された)3台以上の複数のデバイスに対しても同様の動作で機内モードを解除することもできる。
次に、音声を使ったコマンドについて、図5を用いて説明する。
500は電波を使わない通信部B(105、115)のスピーカー機能によって出力される音声データを表している。
500の波形は、音の鳴るタイミングと鳴らないタイミングを作り、その組み合わせで通信のコマンドが形成されていることを示す。
音声コマンドは、開始同期信号501、送信者ID502、受信者ID503、コマンド504、終了同期信号505から成る。
開始同期信号501は、他方の通信機器110が通信部B(115)のマイク機能で周囲の音声を収集している際に、音声コマンドの開始を知るためのものである。ここでは、音の有無を1と0であらわすとして10101を受け取ると、他方の通信機器110の制御部116は、音声コマンドであることを認識できる。
同様に、送信者ID502や受信者ID503によって他方の通信機器110が受け取ってよい音声コマンドか否かを判断できる。自分(他方の通信機器110)宛でないコマンドを解釈することを防ぐためのものである。
504はコマンドであり、本実施形態でいうところの通常モードに移行せよという命令にあたる。
終了同期信号505は、音声コマンドが終了することを意味するデータである。このような音声データを利用することで、あらかじめ連携(接続)した機器同士のみで機内モードの解除ができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、前述の第1の実施形態で説明した通信機器の双方が機内モードの状態であって、その後、双方の通信機器が通信部Bを用いた通信圏外となり、片方の通信機器だけが通常モードに戻った場合のその後の動作について、図7を用いて述べる。相手側の通信機器がすでに通常モードに戻っているという状況は一方の通信機器100、他方の通信機器110のどちらにおいても発生することであり、本実施形態では一方の通信機器100について説明を行う。
710は一方の通信機器100のフローである。相手側がすでに通常モードに遷移し、その後機内モードから通常モードへ遷移する通信機器の動作フローについて説明する。
S711は、機内モードの状態でユーザーからの通常モードへの指示を待つ。その後、S712に進む。
S712では、制御部106が、ユーザーからの機内モードから通常モードへの移行指示がタッチパネル102によって認識できたか否かを判断する。認識できた場合はS713に進み、そうでない場合は一定時間後に繰り返す。
S713では、一方の通信機器100は、通信部B(105)を使って相手側通信機器の通信部B(115)と通信を行うよう指示する通信を行い、通信部Aによる通信再開要求を送信する。その後、S714に進む。
S714では、制御部106は、相手側からの応答の有無を認識する。応答があればS715に進み、なければS716に進む。この状態で相手側の通信機器は通常モードとなっており、相手側の通信機器は通信部Bの機能を無効にしている。よって、一方の通信機器100の制御部106は通信部B同士を使用しての通信ができないことを相手側からの応答がないことで認識する。
S715では、制御部106は相手側がすでに通信部Aでの通信を許可していると判断し、相手側との通信で通信部B(105)を使わず通信部A(104)に切り替える。その後、一方の通信機器100の制御部106は通信部A(104)を用いて相手側通信機器と再度接続することを要求し、S717に進む。
S716では、制御部106は、自分のみを通常モードに移行し処理を終了する。
S717では、制御部106は、相手側からの応答の有無を認識する。相手側からの応答があればS718に進み、なければS716に進む。
S718では、すでに相手側通信機器は通常モードであるから、通信部A(104、114)同士を用いての通信が確立する。その後、S716に進む。
このように、相手機器と通常モード、機内モードの食い違いが発生したとしても、通信部A、通信部Bを切り換えて通信を試みることで通信機器同士の通信を再開する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、通信機器の動作は制御部によるアプリケーションの実行によって実現されると述べたが、同様の機能をオペレーションシステムに実装してもよい。この場合、アプリケーションをインストールする必要がないので、ユーザはソフトウェアの存在を意識することなく、上記実施形態の機能を実現させることができる。
また、上述の実施形態において、通信部B(105、115)の通信方式として音を利用する場合について説明したが、音以外のものであってもよい。例えば、ほかの機器への影響がないと判断された波長や強度の可視光や赤外光を用いた光通信などを採用することができる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 一方の通信機器
110 他方の通信機器
101、111 記憶部
102、112 タッチパネル
103、113 画面合成部
104、114 通信部A
105、115 通信部B
106、116 制御部

Claims (6)

  1. 電波による無線通信を行う第1の通信手段と、電波を使わない無線通信を行う第2の通信手段と、接続相手の機器の情報を記憶する記憶部と、前記第1の通信手段を無効な状態にする機内モードと、前記第1の通信手段を有効な状態にする通常モードとを切り替えられるモード選択手段と、装置全体を制御する制御手段とを備えた通信機器であって、
    前記モード選択手段により通常モードから機内モードに変更になる際、
    前記制御手段は、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し、機内モードへの移行要求を、前記第1の通信手段または、前記第2の通信手段のいずれかの通信手段で送信後、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴を前記記憶部に保持し、前記第1の通信手段の通信機能を無効にするよう制御し、
    前記モード選択手段により機内モードから通常モードに変更になる際、
    前記制御手段は、前記第1の通信手段の通信機能を有効にするとともに、
    前記記憶部に接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴が保持されていれば、前記第1の通信手段による通信再開要求を、前記第2の通信手段を使って、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し送信するよう制御することを特徴とする通信機器。
  2. 前記モード選択手段により機内モードから通常モードに変更になる際、
    前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信再開要求を、前記第2の通信手段を使って、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し送信し、前記第2の通信手段により、前記第1の通信手段による通信再開要求に対する応答を受信できなかった場合、前記第1の通信手段によって、前記記憶部に保持された接続相手の機器と通信するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 表示手段を更に有し、
    前記モード選択手段により通常モードから機内モードに変更になる際、
    前記制御手段は、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し、機内モードへの移行要求を、前記第1の通信手段または、前記第2の通信手段のいずれかの通信手段で送信後、接続相手の機器より応答を受信した際、表示部に接続状況を表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の通信機器。
  4. 前記第1の通信手段は、Bluetooth、Bluetooth LE、WIFIの何れかを用いて通信を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通信機器。
  5. 電波による無線通信を行う第1の通信工程と、電波を使わない無線通信を行う第2の通信工程と、接続相手の機器の情報を記憶する記憶部と、前記第1の通信工程を無効な状態にする機内モードと、前記第1の通信工程を有効な状態にする通常モードとを切り替えられるモード選択工程と、装置全体を制御する制御工程とを備えた通信機器の制御方法であって、
    前記モード選択工程により通常モードから機内モードに変更になる際、
    前記制御工程は、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し、機内モードへの移行要求を、前記第1の通信工程または、前記第2の通信工程のいずれかの通信工程で送信後、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴を前記記憶部に保持し、前記第1の通信工程の通信機能を無効にするよう制御し、
    前記モード選択工程により機内モードから通常モードに変更になる際、
    前記制御工程は、前記第1の通信工程の通信機能を有効にするとともに、
    前記記憶部に接続相手の機器に対しての機内モードへの移行要求送信履歴が保持されていれば、前記第1の通信工程による通信再開要求を、前記第2の通信工程を使って、前記記憶部に保持された接続相手の機器に対し送信するよう制御することを特徴とする通信機器の制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1〜4の何れか1項に記載の通信機器の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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