JP2017055164A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート搬送手段のゆがみ等の変形に拘わらず、シート通過用の隙間を適正に保持することにより、画像の読取り不良等の不都合を回避することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像読取装置は、ADFがスキャナ部20に対して閉じられた際、流し読みガラス上の突き当て領域201a,201bに当接することで、流し読みガラス201の突き当て領域とADFとの間に原稿通過用の隙間を形成可能にADF側に設けられた奥側突き当て部134及び手前側突き当て部135とを有する。更に、画像読取装置は、ADFがスキャナ部20に対して閉じられた際、互いに係合することでADFをスキャナ部に係止可能な、ADF側の磁石とスキャナ部側の被吸着板133とを有する。磁石及び被吸着板133は、流し読みガラス201の延設方向(矢印E方向)において上記突き当て部134,135と略一直線上に並ぶように配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、原稿等のシートから画像情報を読み取る画像読取装置、及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、複写機等の画像形成装置では、原稿送り装置等の給送装置がピックアップローラによって積載トレイから分離部に原稿等のシートを送り込み、この分離部でシートを捌いて1枚ずつ給送する構成を備えたものがある。この画像形成装置では、原稿等のシートを1枚ずつ画像読取部へと搬送する自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder(ADF))と、原稿画像を光学的に読み取る画像読取装置とを備えたものがある。
画像読取手段としては、「固定読み方式」と「流し読み方式」とが、それぞれ単独採用、或いは併用されている。ADFを用いた流し読み方式は、大量の原稿等のシートの画像読取りを1度の操作で可能にし、かつ高生産性の利点を有するため、モノクロ複写機やカラー複写機において、画像読取り方式の主流となっている。ADFは、プラテンガラス、スキャナユニットを有するスキャナ部(リーダー)に対する上方に設けられ、プラテンガラスに原稿を積載するために、リーダーに対して回動可能に設けられている。ADFの取付けは、ADFの奥側のヒンジをスキャナ部の奥側に固定することによって行われる。
この固定の方式としては、ヒンジをスキャナ部にビスで締結するタイプと、位置決め用の脚を有するヒンジをADF側に設けてスキャナ部に設けられた穴に挿入するタイプのように、大きく分けて2つがある。前者の締結タイプは、主にADFが大きく、ヒンジに大きな荷重がかかる製品において強固な固定が必要な場合に用いられる。後者の挿入タイプは、締結タイプの逆で、主にADFが小さく、取付けの簡易化を重視する場合に用いられる。
さらに、ADFの取付けに関して、ADFに磁石を設け、スキャナ部に金属片を設け、金属片を磁石で吸着することにより、ADFを浮かせることなく閉じた状態に保持するように構成した技術が知られている。この技術では、ヒンジの部分にガタがある場合でもADFとスキャナ部とのスキャンラインを確実に一致させるために、ADFに凸部を設け、スキャナ部に凹部を設け、これらを互いに係合させることで位置出しする(特許文献1参照)。この技術では、磁石を用いることによってADFの浮きが抑制され、ADFのスキャナ部に対する位置出し(スキャンラインの位置出し)がより確実となる。
特開2007−49272号公報
ところで、一般に、磁石を用いてADF(シート搬送手段)のスキャナ部(画像読取装置本体)に対する位置出しを行う構成には、以下のような課題があると考えられる。即ち、ADFの流し読み部には、ADF側のプラテンローラとスキャナ部側の流し読みガラスとの間の隙間(プラテンギャップ)を保証するための、上記凸部のような突き当て部が設けられている。例えば、この突き当て部がスキャナ部側に適正に突き当たらないうちに、上記のような磁石が金属片を吸着してしまうと、プラテンギャップに不都合を生じるおそれがある。
プラテンギャップに不都合を生じた場合には、原稿に対する搬送抵抗差が主走査方向で生じて読取り画像の幾何特性が損なわれたり、読取り時に原稿浮きが生じて画像がぼけたり、原稿搬送時のショックによる色ずれが生じたりする、等の問題が発生する。更に、磁石の配置によっては、ADFにゆがみ等の変形が生じている場合、ADFをスキャナ部側に閉じた際に突き当て部材をプラテンガラスの非通紙領域に適正に当接させた状態を維持したままで磁石と金属片とを係合できない可能性がある。その場合には、シート通過用の隙間(プラテンギャップ)が設計の意図通りに保証(保障)されず、画像の読取り不良等の不都合を生じるおそれがある。
そこで、本発明は、シート搬送手段のゆがみ等の変形に拘わらず、シート通過用の隙間を適正に保持することにより、画像の読取り不良等の不都合を回避することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明は、画像読取装置において、シート搬送方向に直交する方向に延設された透明部材と、前記透明部材上の通紙領域を搬送されてくるシートの画像を前記透明部材を介して読み取る画像読取手段と、を有する画像読取装置本体と、前記画像読取装置本体に対して回動可能に支持され、前記透明部材に対して開閉可能なシート搬送手段と、前記シート搬送手段が前記画像読取装置本体に対して閉じられた際、前記透明部材上の非通紙領域に当接することで、前記透明部材の前記通紙領域と前記シート搬送手段との間にシート通過用の隙間を形成可能に前記シート搬送手段側に設けられた突き当て部と、前記シート搬送手段が前記画像読取装置本体に対して閉じられた際、互いに係合することで前記シート搬送手段を前記画像読取装置本体に係止可能な、前記シート搬送手段及び前記画像読取装置本体の何れか一方に配置された係止部材と何れか他方に配置された被係止部材と、を備え、前記係止部材及び前記被係止部材は、前記透明部材の延設方向において前記突き当て部と略一直線上に並ぶように配置されていることを特徴とする。
本発明によると、シート搬送手段のゆがみ等の変形に拘わらず、シート通過用の隙間を適正に保持することにより、画像の読取り不良等の不都合を回避することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図。 本実施形態に係るADF及び画像読取装置の流し読み時の断面図。 本実施形態に係るADF及び画像読取装置の固定読み時の断面図。 本実施形態に係るADF及び画像読取装置の側面図。 本実施形態に係るADF及び画像読取装置の斜視図。 (a)は磁石と突き当て部が副走査位置同一位置にない場合の画像読取装置の平面図、(b)は本実施形態に係る画像読取装置の平面図。 本実施形態に係るADFのマグネット操作系の斜視図。 本実施形態に係るADFのADF開閉時のヒンジ回動軸回りのトルク線図。 変形例に係るADFに備えられたヒンジ装置の断面図。 変形例に係るADFのADF開閉時のヒンジ回動軸回りのトルク線図。
以下、本発明の実施形態に係る画像読取装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機等から構成可能であり、スキャナ部と、スキャナ部のスキャナユニットにシート状の原稿等を給送可能なADFとを有する画像読取装置を備えている。
[画像形成装置]
まず、本実施形態に係る画像形成装置150の概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置150を模式的に示す外観図である。以下では、ユーザーが画像形成装置150に対して各種入力/設定を行う不図示の操作部に臨む位置を画像形成装置150の「手前側」といい、背面側を「奥側」という。つまり、図1は、手前側から見た画像形成装置150を示したものである。図1に示す画像形成装置は、後述する変形例においても同様に用いられる。なお、各図面において、同一部品及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
図1のように、画像形成装置150は、原稿積載トレイ121に積載された原稿Ge(図2)の画像を読み取り可能な画像読取装置9と、画像読取装置9で読み取られた画像をシートSに形成可能で枠体フレーム等を有する画像形成装置本体150aとを備える。なお、符号122は原稿排出トレイを示す。
画像形成装置150は、画像形成装置本体150aの高さ方向における略中央部に配置された画像形成部35と、画像形成装置本体150aの下部に装着された給紙カセット33と、画像形成装置本体150aの上部に設けられた画像読取装置9とを有している。また、画像形成装置本体150aには、画像読取装置9と画像形成部35との間に排出空間部34が設けられている。
画像形成装置150における画像形成部35は、電子写真方式によるプリントエンジンとして構成されており、不図示のレーザ書き込み装置、電子写真プロセス手段、定着装置等を内蔵している。給紙カセット33は、複数段(本実施形態では4段)が装着され、画像が形成されるシートを画像形成部35に供給する。画像形成部35は、画像読取装置9で読み取った画像情報に基づいて電子写真方式でシートに画像形成する。
排出空間部34は、正面を除く二方の交差する側面、即ち、画像形成装置本体150aの図1左側と装置後面側とが壁面によって囲まれ、さらに、画像読取装置9及び画像形成部35により上下を囲まれている。排出空間部34の最下部には、画像形成部35の上面に位置する排送トレイ34aが設けられている。画像形成部35で画像が形成されたシートは、画像形成装置本体150aの所定位置から排送トレイ上に排出される。なお、符号3は、画像読取装置9のフレームカバーを示す。
画像形成装置本体150a内には、画像形成装置150の各部である画像読取装置9及び画像形成装置本体150a等を制御する制御部130が設けられている。制御手段としての制御部130は、ROM、RAM及びCPUを有する。画像読取装置9は、原稿(シート状原稿)Geの画像を読み取るスキャナ部20と、スキャナ部20に原稿Geを自動給送可能な自動原稿給送装置(ADF)10とを備えている。なお、スキャナ部20及びADF10については、後に詳しく説明する。
画像形成装置本体150aの上部には、固定して設けられた固定読みガラス(原稿台ガラス、ブックプラテン)203(図2参照)を有する原稿台50が配置されている。この原稿台50の上部には、原稿台50の所定位置に原稿を搬送するADF10が配置され、原稿台50の下部に、上記スキャナ部20が配置されている。なお、画像形成部35は、画像読取装置9によって原稿(シート)Geから読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段を構成する。
[画像読取装置]
次に、本実施形態に係る、図1に示した画像読取装置9について、図2及び図3を参照して詳細に説明する。なお、図2及び図3は、本実施形態に係る画像読取装置9のADF10を、画像形成装置本体150a側のスキャナ部20に対してヒンジ装置131(図4参照)を介して装着した状態を示している。図2は、本実施形態に係る画像読取装置9を流し読み状態で示す断面図、図3は、画像読取装置9を固定読み状態で示す断面図である。
図2及び図3に示すスキャナ部20は、固定読みガラス203上に積載された原稿Geの画像を読取る固定読み方式と、ADF10にて流し読みガラス(プラテンガラス)201上を搬送される原稿Geを読取る流し読み方式により画像を読取ることができる。画像読取装置本体としてのスキャナ部20は、搬送されてくるシートとしての原稿Geの画像を、流し読みガラス201を介して読み取る第1スキャナユニット(画像読取手段)30aを有する。透明部材としての流し読みガラス201は、原稿Geの搬送方向(図6(b)の矢印H方向)に直交する方向(図6(b)の矢印E方向)に延設された長尺形状を呈している。
第1スキャナユニット30aは、原稿Geの画像面に光を照射する照明310、この照明310により照射された原稿Geからの反射散乱光を結像レンズ304に導くミラー301,302,303、及び電荷結合素子305等を有している。画像読取手段としての第1スキャナユニット30aは、不図示のタイミングベルトにより不図示のモータに連結されており、図3の矢印X方向に往復移動可能に支持されている。第1スキャナユニット30aは、流し読みガラス201上(透明部材上)の通紙領域201c(図6(b)参照)を搬送されてくる原稿Geの画像を流し読みガラス201を介して読み取る。
固定読み方式での原稿読取りでは、固定読みガラス203上に積載された原稿に対して初期待機位置U(図3)で待機している第1スキャナユニット30aを、例えばA4サイズ原稿であれば位置V(図3)まで矢印X方向に一定速度で動作させて画像を読取る。一方、流し読み方式での原稿読取りでは、第1スキャナユニット30aを読取り位置W(図2)に待機させ、ADF10により、第1スキャナユニット30aの読取り部において原稿Geを一定速度で搬送した際の画像を読取る。
シート搬送手段としてのADF10は、スキャナ部20に対して回動可能に支持され、流し読みガラス201に対して開閉可能に支持されている。ADF10は、原稿積載トレイ121、ピックアップローラ101、分離ローラ102、捌きローラ103、搬送ローラ対104,106,108,110、レジストレーションローラ対105、プラテンローラ107,109を有している。さらにADF10は、排出ローラ対111、原稿排出トレイ122、裏面読取りガラス202、及び第2スキャナユニット30b等を有している。
ADF10により流し読み方式で原稿スキャンを行う際、ユーザーは、原稿積載トレイ121上に表面を上向きとして原稿Geを積載する。原稿積載トレイ121には、不図示の原稿サイズ検知センサが取り付けられており、原稿Geの縦横サイズを認識することができる。そして、認識した原稿サイズに応じたシーケンスに従い、原稿Geに対する画像読取りが行われる。
[流し読み時の搬送動作]
次に、図2に示した流し読み状態での搬送動作について説明する。すなわち、図2に示すように、原稿積載トレイ121上に任意の枚数積載された原稿Geは、ピックアップローラ101により給送され、分離ローラ102と捌きローラ103とによるニップ部で1枚ずつ捌かれる。さらに、捌かれた原稿Geは、搬送ローラ対104を介してレジストレーションローラ対105のニップ部まで搬送される。
このニップ部への到達時点では、レジストレーションローラ対105を静止した状態にしておくことで、原稿先端がそのニップ部で停止し、原稿搬送方向の上流側の搬送ローラ対104により原稿後端が所定量押し込まれることで原稿Geに湾曲を生じさせる。その湾曲による原稿Geのコシにより、原稿先端がレジストレーションローラ対105のニップ線にならい、原稿Geが斜め向きで搬送される現象を補正(斜行補正)する。
上記斜行補正の後、原稿Geは、レジストレーションローラ対105により搬送を開始され、搬送ローラ対106を通過し、その表面が流し読みガラス201上で一定の速度で読取られる。原稿表面の読取りの後、原稿裏面も読み取るオペレーションが実行される際には、続けて裏面読取りガラス202上の読み取り位置にて、第2スキャナユニット30bにより原稿裏面に対する読み取りが行われる。読み取り後の原稿Geは、搬送ローラ対110、排出ローラ対111によって原稿排出トレイ122に排出される。
本実施形態では、図4に示すように、ADF10とスキャナ部20は、画像形成装置本体150aの奥側に設けられたヒンジ装置131により連結されている。これにより、ADF10は、ヒンジ装置131における第1回動軸153回りに開閉動作させられる。ヒンジ装置131の内部には、圧縮コイルバネから構成されるヒンジバネ151が内蔵されており、ADF10が開く方向にトルク(回動力)を付与している。なお、図4における符号154は、第2回動軸を示している。
[ADFの開閉動作]
次に、図4及び図5を参照して、ADF10が画像形成装置本体150a側のスキャナ部20に対して開閉される状態について説明する。なお、図4は、本実施形態に係るADF10をスキャナ部20から開いた状態で示す側面図、図5は、本実施形態に係るADF10及びスキャナ部20の一部を拡大して示す斜視図である。
図4及び図5に示すように、ADF10の底部における手前−奥方向には、奥側突き当て部(突き当て部)134、手前側突き当て部(突き当て部)135、磁石132が、奥側からこの順に設けられている。奥側突き当て部134及び手前側突き当て部135は、ADF10がスキャナ部20に対して閉じられた際、流し読みガラス上(透明部材上)の突き当て領域(非通紙領域)201a,201bに当接可能となるようにADF側(シート搬送手段側)に設けられる。これにより、流し読みガラス201の通紙領域201cとADF10の底面との間に原稿通過用(シート通過用)の隙間spが形成可能になっている。奥側突き当て部134は、図4における円領域A内に示すように、断面矩形状に下方に突出している。手前側突き当て部135は、図4における円領域B内に示すように、手前側が後退した断面略矩形状にて下方に突出している。
磁石132は、下方の、金属板等の被吸着板(被吸着部材)133に対して突出している。係止部材としての磁石132と被係止部材としての被吸着板133は、ADF10がスキャナ部20に対して閉じられた際、互いに係合することでADF10をスキャナ部20に係止可能に対向して設けられている。なお、磁石132として、永久磁石や電磁石を用いることが可能である。
奥側突き当て部134は、流し読みガラス201における突き当て領域201aに突き当たるように、ADF10の底面に位置決め固定されている。手前側突き当て部135は、流し読みガラス201における突き当て領域201bに突き当たるように、ADF10の底面に位置決め固定されている。奥側突き当て部134に対向する突き当て領域201aと、手前側突き当て部135に対向する突き当て領域201bとは、スキャナ部20の上面における手前−奥方向に位置する。
ここで、図8は、本実施形態におけるADF10の開閉時のヒンジ回動軸周りのトルク線図である。このトルク線図では、縦軸にトルク(N・cm)をとり、横軸にADF10の開閉角θ(回動角度(゜))をとっている。
本実施形態では、ADF10の開閉角θが20°未満の範囲では、ADF10の自重による閉じ方向のトルクがヒンジトルクより大きくなるようにチューニングされているため、ADF10は自重で閉じる。開閉角θが20°以上の範囲では、グラフに不図示のθが20°以上となった際に発生するヒンジ内の摩擦によるトルクとADF自重トルクの総和が、ヒンジトルクと釣り合うようにチューニングされている。そのため、外力による支えが無い状態でADF10はその開閉角を維持して静止することができ、ユーザーは、ADF10から手を放した状態で固定読みガラス203上に原稿をセットすることができる。
ここで、図4及び図5に示すように、ADF10に設けられた奥側突き当て部134及び前側突き当て部135は、流し読みガラス201の突き当て領域201a,201bに夫々突き当たるように位置決めされている。奥側突き当て部134及び前側突き当て部135が突き当て領域201a,201bに対して適正に突き当たっていないと、ADF10とスキャナ部20間の隙間spを搬送される原稿Geに対して、主走査方向で搬送抵抗差が生じる可能性がある。この場合、次のような問題を生じるおそれがある。つまり、読取り画像の幾何特性が損なわれたり、読取り時に原稿浮きが生じて画像がぼけたり、原稿搬送時のショックによる色ずれが生じたりする問題である。なお、主走査方向とは、図5の流し読みガラス201の長手方向に沿う方向である。
上記問題は、ADF10に変形が生じている場合に特に発生しやすい。つまり、図6(a)に示すように、流し読みガラス201の突き当て領域201a,201bと上記突き当て部134,135に対して磁石132及び被吸着板133が副走査方向(同図の左右方向)にずれていると、以下のようになりやすい。特に経時変化によるADF10の底面の撓み(ゆがみ等の変形)により、奥側突き当て部134及び前側突き当て部135が流し読みガラス201の突き当て領域201a,201bに十分に突き当たらなくなると、画像不良を招く可能性が高まる。
本実施形態では、上記問題を解消して、ADF10のゆがみ等の変形に拘わらず、奥側突き当て部134及び前側突き当て部135が流し読みガラス201の突き当て領域201a,201bに確実に突き当たるようにするため、以下の構成を備えている。即ち磁石132と被吸着板133は、流し読みガラス201の延設方向(矢印E)に磁石132と被吸着板133をスキャナ部20の手前・奥方向に投影した投影範囲J内に突き当て部134,135の少なくとも一部が位置するように位置決め配置されている。なお、上記延設方向は、画像読取装置9における主走査方向と一致している。
ADF10の底面の手前側に磁石132が位置し、対向するスキャナ部20側(画像読取装置本体側)に被吸着板133が位置している。磁石132及び被吸着板133は、図6(b)のように、ADF10がスキャナ部20に対し閉じられた状態で、流し読みガラス201の延設方向における上記突き当て部134,135と略一直線上に並ぶように配置されている。これら磁石132と被吸着板133が互いに吸着することで、奥側突き当て部134及び手前側突き当て部135が流し読みガラス201の突き当て領域201a及び突き当て領域201bに夫々当接し、原稿通過用の隙間spが保証される。
磁石132及び被吸着板133がADF10をスキャナ部20側に閉じて互いに係合した状態で、磁石132及び被吸着板133は、以下のように配置されている。即ち、磁石132及び被吸着板133の少なくとも一方は、シート搬送方向(矢印H方向)に直交する方向(矢印E方向)から見たときシート搬送方向(H)で上記突き当て部134,135に少なくとも一部が重なるように配置されている。これにより、ADF10のゆがみ等の変形に拘わらず、ADF10を適正に回動支持して原稿通過用の隙間spを適正に保持することができる。
なお、「磁石132及び被吸着板133の少なくとも一方」とは、図5に示すように磁石132よりも被吸着板133が副走査方向(同図の左右方向)にやや長く形成される場合があるからである。つまり、磁石132及び被吸着板133の両方に限らず、これらの何れか一方が、上記突き当て部134,135に少なくとも一部が重なるように配置されていれば良い。
また、ヒンジ装置(ヒンジ手段)131は、スキャナ部20においての延設方向(図6(b)の矢印E方向)の奥側に設けられた第1回動軸(回動軸)153を支点として、ADF10をスキャナ部20に対し開閉可能に支持している。ヒンジ装置131は、スキャナ部20において磁石132又は被吸着板133における流し読みガラス201の延設方向の反対側に設けられた第1回動軸153を支点として、ADF10をスキャナ部20に対し開閉可能に支持している。そして、ヒンジ装置131の少なくとも一部が投影範囲J内に位置するように配置されている。
ここで、図1及び図7に示すように、ADF10の前カバー10g(図4参照)から露出された操作レバー142に、回動軸141を介して磁石132が連結されている。この操作レバー142を図1及び図7の下方向から押し上げることで矢印A方向に回動させることで、被吸着板133に吸着している磁石132を同方向に捩る。
このように、ADF10には、開閉時に用いられる操作レバー142が支持され、磁石(係止部材)132は、操作レバー142の操作に連動して被吸着板(被係止部材)133から離脱する方向に移動させられる。操作レバー142は、ADF10における中央部に対して磁石132と逆側に配置されている(図1参照)。以上により、ADF10をスキャナ部20から開く際に操作レバー142を操作することで、磁石132と被吸着板133との係止状態を容易に解除することができる。これにより、被吸着板133に対する磁石132の吸着状態を、軽い操作力で解除して、ADF10をスキャナ部20から容易に開放させることができる。
操作レバー142の上部には、ADF10の前カバー10gにおける対向部位(不図示)との間に縮めて設けられた圧縮コイルバネ143が配置されている。圧縮コイルバネ143により、図1において操作レバー142を押し上げて磁石132を捩りながらADF10をスキャナ部20から開放する際、操作の終了後にユーザーが手を離すと操作レバー142は圧縮コイルバネ143の付勢力で元の位置に復帰される。
本実施形態では、磁石132を用いてスキャナ部20に対してADF10を装着する構成にて、ADF10のゆがみ等の変形に拘わらず、ADF側の突き当て部134,135を、スキャナ部側の流し読みガラス201に対し確実に突き当てることが可能になる。これにより、原稿通過用(シート通過用)の隙間spを適正に保つことができ、読取り画像不良等の問題の発生を回避することが可能になる。
<変形例>
次に、上述した実施形態を一部変形した変形例について、図9及び図10を参照して説明する。図9は、本変形例に係るADF10に備えられたヒンジ装置131の断面図、図10は、本変形例に係るADF10のADF開閉時のヒンジ回動軸回りのトルク線図である。なお、本変形例では、上述の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。
図9のように、前述のヒンジ装置131(図4参照)は、面155aがスキャナ部20(図5参照)に固定されるベース部材155と、第1アーム部材156と、面157aがADF10のフレーム(不図示)に固定される第2アーム部材157とを有する。ヒンジ装置131は、面155aがスキャナ部20に固定されたベース部材155に対しADF10の第1アーム部材156を回動可能に支持する第1回動軸153を有する。さらに、ヒンジ装置131は、第1アーム部材156に対し第2アーム部材157を回動可能に支持する第2回動軸154を有している。
ヒンジ装置131は、ベース部材155に対してバネ支持軸158で回動可能に支持されたバネ支持板160と、第1アーム部材156にバネ加圧軸159で回動可能に支持された状態でバネ支持板160に連結されたバネ加圧板161とを有している。さらにヒンジ装置131は、バネ支持板160とバネ加圧板161との間に縮めて設けられた、圧縮コイルバネ等から構成されるヒンジバネ151を有している。第2アーム部材157における第1回動軸153の近傍には、第2アーム部材157に設けられたタップ部157Tにネジ込まれて第1アーム部材156の後端部に先端を当接させるヒンジ高さ調整ネジ162が設けられている。
第1アーム部材156は、ベース部材155に回転可能に支持された第1回動軸153を支点として矢印eの方向に回動可能となるように支持されている。第2アーム部材157は、第2回動軸154を支点として矢印fの方向に回動可能となるように支持されている。ヒンジバネ151の固定端側(図中左側)は、ベース部材155に固定されたバネ支持軸158を支点として回動可能に支持されたバネ支持板160に支持されている。また、ヒンジバネ151の他方側端部は、第2アーム部材157に固定されたバネ加圧軸159を支点として回動可能なバネ加圧板161に支持されている。ヒンジ高さ調整ネジ162は、第2アーム部材157のタップ部157Tに進退可能にネジ込まれ、調整後に接着剤により固定される。
以上の構成により、ADF10はスキャナ部20に対して開放する方向へ付勢される。つまり、ADF10の開放に際して、ヒンジバネ151が、第1回動軸153を中心とするバネ加圧軸159の回動軌跡と、バネ支持軸158を中心とするバネ加圧軸159の回動軌跡との違いに応じて、付勢する状態を転換する。なお、上記第1アーム部材156、第2アーム部材157及びヒンジ高さ調整ネジ162等により、第1回動軸153を支点としたADF10のスキャナ部20に対する高さを変更可能な変更手段が構成される。
以上の構成を備える本変形例では、ヒンジ装置131のバネチューニングを以下のように行っている。なお、図10は、本変形例におけるADF10の開閉時のヒンジ回動軸周りのトルク線図である。このトルク線図では、縦軸にトルク(N・cm)をとり、横軸にADF10の開閉角θ(回動角度(゜))をとっている。
ADF10の開閉角θが20°未満の範囲では、ADF10の自重による閉じ方向のトルクがヒンジトルクより小さくなるようにチューニングされている。そのため、ADF10は跳ね上がり、開閉角θが20°以上の範囲においては、グラフに不図示のθが20°以上となった際に発生するヒンジ内の摩擦によるトルクとADF自重トルクとの総和が、ヒンジトルクと釣り合うようにチューニングされている。そのため、外力による支え無しにADF10はその開閉角θを維持して静止することができる。
この構成において、ADF10は自重で閉じることはなく、ユーザーがADF10に閉じ方向の力を加えて磁石132と被吸着板133とを吸着させることで、ADF10を閉じることができる。一方、ヒンジ装置131が、スキャナ部20に対しADF10が閉じている状態で、第1回動軸153を支点としてADF10を開閉角20°まで開放することが可能なトルク(回動力)を付与している。
このため、ADF10を開く際には、操作レバー142(図1参照)を押し上げるように操作するだけで、ADF10を開閉角20°(所定角度)の位置まで開くことができる。そのため、ADF10の重さをユーザーに感じさせることなくADF10を開くことができる。つまり、ADF10がスキャナ部20に対して閉じている際は、ADF10を所定角度まで開くような回動力をヒンジ装置131が付与するので、磁石132の被吸着板133に対する吸着を外すと自動でADF10が開くという優れた操作性が得られる。
なお、前述した実施形態及び本変形例では、ADF10側に磁石132を配置し、スキャナ部20側に被吸着板133を配置したが、この関係は逆であってもよい。即ち、ADF10及びスキャナ部20の何れか一方に磁石132が配置され、何れか他方に被吸着板133が配置されればよい。つまり、ADF10側に被吸着板133を配置し、スキャナ部20側に磁石132を配置することによっても、同様の効果を得ることが可能である。この場合、図7(a),(b)で説明した磁石132を操作レバー142で回動させる構成は、被吸着板133を操作レバー142で回動させる構成となる。或いは、これに代えて、ADF10側及びスキャナ部20側の双方に、吸着し合う逆極性の磁石をそれぞれ配置することによっても、同様の効果を得ることが可能である。
なお、本実施形態及び本変形例では、電子写真方式の画像形成装置100を用いて説明したが、これに代えて、例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置に用いることも可能である。
9…画像読取装置/10…ADF(シート搬送手段)/20…スキャナ部(画像読取装置本体)/30a…第1スキャナユニット(画像読取手段)/35…画像形成部(画像形成手段)/131…ヒンジ装置(ヒンジ手段)/132…磁石(係止部材)/133…被吸着板(被係止部材)/134…奥側突き当て部(突き当て部)/135…手前側突き当て部(突き当て部)/150…画像形成装置/153…第1回動軸(回動軸)/201…流し読みガラス(透明部材)/201a,201b…突き当て領域(非通紙領域)/201c…通紙領域/Ge…原稿(シート)/S…シート/sp…隙間

Claims (6)

  1. シート搬送方向に直交する方向に延設された透明部材と、前記透明部材上の通紙領域を搬送されてくるシートの画像を前記透明部材を介して読み取る画像読取手段と、を有する画像読取装置本体と、
    前記画像読取装置本体に対して回動可能に支持され、前記透明部材に対して開閉可能なシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段が前記画像読取装置本体に対して閉じられた際、前記透明部材上の非通紙領域に当接することで、前記透明部材の前記通紙領域と前記シート搬送手段との間にシート通過用の隙間を形成可能に前記シート搬送手段側に設けられた突き当て部と、
    前記シート搬送手段が前記画像読取装置本体に対して閉じられた際、互いに係合することで前記シート搬送手段を前記画像読取装置本体に係止可能な、前記シート搬送手段及び前記画像読取装置本体の何れか一方に配置された係止部材と何れか他方に配置された被係止部材と、を備え、
    前記係止部材及び前記被係止部材は、前記透明部材の延設方向において前記突き当て部と略一直線上に並ぶように配置されている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記係止部材及び前記被係止部材が前記シート搬送手段を前記画像読取装置本体側に閉じて互いに係合した状態で、前記係止部材及び前記被係止部材の少なくとも一方は、前記シート搬送方向に直交する方向から見たとき前記シート搬送方向で前記突き当て部に少なくとも一部が重なるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取装置本体において前記係止部材又は前記被係止部材における前記透明部材の延設方向の反対側に設けられた回動軸を支点として、前記シート搬送手段を前記画像読取装置本体に対し開閉可能に支持するヒンジ手段を備え、
    前記係止部材及び前記被係止部材が、前記シート搬送手段を前記画像読取装置本体側に閉じた際に互いに係合した状態で、前記シート搬送方向に直交する方向から見たとき前記シート搬送方向で前記ヒンジ手段に少なくともその一部が重なるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記ヒンジ手段は、前記画像読取装置本体に対し前記シート搬送手段が閉じている状態で、前記回動軸を支点として前記シート搬送手段を所定角度まで開放することが可能な回動力を付与する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記係止部材は磁石であり、前記被係止部材は、前記磁石に吸着される被吸着部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によってシートから読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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