JP2017048739A - エンジンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
EGRガス流量の制御を行うにあたり、エンジン負荷変動時に安定した運転を行えるエンジンシステムを提供する。
【解決手段】
エンジンシステムのEGR制御部は、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、及び過給機回転数のうち複数のエンジン状態量を取得し、取得した各エンジン状態量の値に基づいて、予め記憶したマップデータから個別最適EGRガス流量をそれぞれ算出し、算出した複数の個別最適EGRガス流量のうち最も小さいものを最適EGRガス流量に選定し、選定した最適EGRガス流量に基づいて制御信号を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明はエンジンシステムに関する。
舶用のエンジンシステムには、エンジンから排出された排気ガスをエンジンに再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)ユニットを備えるものがある。排気ガス(EGRガス)をエンジンに再循環させることにより、掃気ガスの酸素濃度が低下し、燃焼温度が低下する。その結果、燃焼温度の高さに起因するサーマルNOxの発生を抑えることができる。
エンジンに再循環させる排気ガスの量(EGRガス流量)を多くすれば、NOxの排出量を減らすことができる反面、EGRガス流量を多くしすぎると掃気ガスの酸素濃度が低下して、エンジンの運転状態が不安定となり、場合によっては失火するおそれがある。そのため、掃気ガスの酸素濃度が適切な値となるようにEGRガス流量を制御する必要がある。
このEGRガス流量の制御に関し、下記の特許文献1では、エンジン負荷に基づくフィードフォワード処理(フィードフォワード制御)と、酸素濃度に基づくフィードバック処理(フィードバック制御)を組み合わせて、EGRバルブを制御する方法が開示されている。
特開2013−170520号公報
ところが、エンジン負荷変動時には、各種のエンジン状態量がエンジン負荷の変動に遅れて変動したり先立って変動したりするため、エンジン負荷に基づいたフィードフォワード処理は十分に機能せず、場合によっては掃気ガスの酸素濃度が急激に低下して失火するおそれもある。なお、酸素濃度に基づくフィードバック処理により修正を行ったとしても、過給機の増速に時間がかかるなどEGRシステムの構造上、掃気ガスの酸素濃度が急激に低下する状況ではフィードバック処理を十分に機能させることは困難である。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、EGRガス流量の制御を行うにあたり、エンジン負荷変動時に安定した運転を行えるエンジンシステムを提供することを目的としている。
本発明の一態様に係るエンジンシステムは、EGRガスと新気を含む掃気ガスが供給されるエンジン本体と、排気ガスの一部を取り込み、取り込んだ排気ガスをEGRガスとして前記エンジン本体に供給するとともに、EGRガス流量を調整するEGRガス流量調整部を有するEGRユニットと、前記EGRユニットに取り込まれなかった残りの排気ガスによって駆動され、新気を昇圧して前記エンジン本体に供給する過給機と、前記EGRガス流量調整部に制御信号を送信して、EGRガス流量を制御するEGR制御部と、を備え、前記EGR制御部は、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、及び過給機回転数のうち複数のエンジン状態量を取得し、取得した各エンジン状態量の値に基づいて、予め記憶したマップデータから個別最適EGRガス流量をそれぞれ算出し、算出した複数の個別最適EGRガス流量のうち最も小さいものを最適EGRガス流量に選定し、選定した最適EGRガス流量に基づいて前記制御信号を生成する。
この構成によれば、各エンジン状態量に基づいて算出された複数の個別最適EGRガス流量のうち最も小さいものに基づいてEGRガス流量が制御されることになる。そのため、エンジン負荷変動時には、エンジン負荷に遅れて変動するなどエンジン負荷の変動に同調しないエンジン状態量を考慮して、EGRガス流量が少なくなるように調整される。これにより、掃気ガスの酸素濃度が急激に低下するのが抑えられ、エンジン負荷変動時においても安定した運転状態を維持することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGR制御部は、取得したエンジン負荷に基づいて掃気ガスの目標酸素濃度を算出し、前記目標酸素濃度と取得した掃気ガスの酸素濃度との偏差がゼロとなる又はゼロに近づくEGRガス流量の修正量を算出し、前記最適EGRガス流量に前記修正量を加えた修正EGRガス流量に基づいて前記制御信号を生成してもよい。
この構成によれば、EGRガス流量の制御において、掃気ガスの酸素濃度に基づいてフィードバック処理が行われるため、EGRガス流量の制御に酸素濃度を反映することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGR制御部は、エンジン負荷変動時には、前記修正量の大きさを調整するフィードバックゲインをエンジン負荷整定時に比べて小さく設定する、又は、ゼロに設定してもよい。
前述のエンジンシステムでは、エンジン負荷変動時には掃気ガスの酸素濃度を高く確保できるようEGRガス流量が制御されるが、フィードバック処理ではこれに反し、掃気ガスの酸素濃度が低くなるよう修正されるおそれがある。この場合、エンジン負荷変動時に運転状態が不安定になりかねない。そのため、上記のようにエンジン負荷変動時には、フィードバックゲインを小さく、又は、ゼロに設定するように構成すれば、フィードバック処理による影響を弱め、エンジン負荷変動時に運転状態が不安定になるのを防ぐことができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGR制御部は、掃気圧が所定の圧力範囲内となるように、かつ、過給機回転数が所定の回転数範囲内となるように前記制御信号を生成してもよい。
上記のエンジンシステムでは、過給機がEGRユニットに取り込まれなかった残りの排気ガスによって駆動されるため、EGRガス流量の変動に伴って過給機に供給される排気ガスの流量も変動する。例えば、EGRガス流量が多くなると、過給機に供給される排気ガスの流量が減って過給機の回転数が小さくなる。この場合、新気を十分に昇圧できない結果、掃気圧が低下し、運転状態が不安定となって、場合によっては失火するおそれがある。一方、EGRガス流量が少なくなると、過給機に供給される掃気ガスの流量が増えて過給機の回転数が大きくなり、掃気圧が上昇する。この場合、過給機が過回転して破損するおそれがあり、また、エンジン本体の最大筒内圧力が大きくなってエンジン本体が破損するおそれもある。そのため、上記のように、掃気圧が所定の圧力範囲内となるように、かつ、過給機回転数が所定の回転数範囲内となるように制御信号を生成するように構成すれば、上述した失火、過給機の破損、及びエンジン本体の破損を防ぐことができる。
以上のとおり、上記のエンジンシステムによれば、EGRガス流量の制御を行うにあたり、エンジン負荷変動時に安定した運転を行うことができる。
図1は、エンジンシステム全体の概略構成図である。 図2は、エンジンシステムの制御系のブロック図である。 図3は、EGR制御部による制御のフロー図である。 図4は、変形例に係るエンジンシステム全体の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
<エンジンシステムの全体構成>
まず、エンジンシステム100の全体構成について説明する。図1は、エンジンシステム100の全体の概略構成図である。図1において、太く描いた破線は排気ガス(EGRガス)の流れを示しており、太く描いた実線は掃気ガスの流れを示している。エンジンシステム100は、エンジン本体10と、掃気管20と、排気管30と、過給機40と、EGRユニット50と、を備えている。
本実施形態のエンジン本体10は、船舶の推進用主機であり、大型の2ストロークディーゼルエンジンである。ただし、エンジン本体10は、4ストロークエンジンであってもよく、ガスエンジンや二元燃料エンジンであってもよい。なお、4ストロークエンジンの「給気」は、本発明の「掃気」と同義である。エンジン本体10は、複数のシリンダ11を有しており、各シリンダ11内で燃料が爆発燃焼することでピストン12が駆動する。エンジン本体10には、シリンダ11に燃料を供給する燃料供給装置13、及びエンジン回転数を測定するエンジン回転計14(いずれも図2参照)が設けられている。
掃気管20は、掃気ガスを一時的に収容し、収容した掃気ガスをエンジン本体10の各シリンダ11に供給する。掃気管20には、過給機40から新気が、EGRユニット50からEGRガスが、掃気配管21を介してそれぞれ供給される。上述の掃気ガスには、この新気とEGRガスが含まれる。掃気管20には、掃気圧(掃気ガスの圧力)を測定する掃気圧計22、掃気管20内における掃気ガスの酸素濃度(以下、単に「酸素濃度」と称す)を測定する酸素濃度計23が設けられている。
排気管30は、エンジン本体10の各シリンダ11から排出された排気ガスを一時的に収容し、収容した排気ガスを排気配管31を介して過給機40のタービン41及びEGRユニット50に供給する。なお、本実施形態では、排気ガスの一部がEGRユニット50に取り込まれ、EGRユニット50に取り込まれなかった残りの排気ガスは、全て過給機40のタービン41に供給される。
過給機40は、タービン41と、ブロワ42とを有している。タービン41には排気配管31を介して排気ガスが供給され、この排気ガスのエネルギによりタービン41は回転する。タービン41とブロワ42は連結シャフト43により連結されており、タービン41の回転に伴ってブロワ42も回転する。ブロワ42が回転すると、外部から取り込んだ空気(新気)が昇圧され、昇圧された新気は掃気配管21及び掃気管20を介してエンジン本体10に供給される。過給機40には、過給機40の回転数を測定する過給機回転計44が設けられている。また、掃気配管21には、昇圧した新気を冷却するエアクーラ45が設けられている。
EGRユニット50は、排気ガスの一部を取り込み、取り込んだ排気ガスを掃気配管21及び掃気管20を介してエンジン本体10に供給する。なお、以下において「EGRガス」とは、EGRユニット50内の排気ガス、又は、EGRユニット50を通過した排気ガスを意味する。EGRユニット50は、排気配管31と掃気配管21をつなぐEGR配管51を有している。EGR配管51内は、排気配管31から掃気配管21に向かってEGRガスが流れる。このEGR配管51には、排気配管31側から順に、スクラバ52、EGRガスクーラ53、及びEGRブロワ54が設けられている。
スクラバ52は、取り込んだ排気ガスを洗浄する装置である。本実施形態のエンジン本体10は重油を燃料としており、排気ガスにはSOx及び多量のすす等が含まれる。取り込んだ排気ガスを洗浄せずにエンジン本体10に戻すと、排気ガスに含まれるSOx及びすす等がエンジン本体10に悪影響を及ぼす。そこで、スクラバ52により排気ガスからSOx及びすす等を取り除く。排気ガスを洗浄する方法として、洗浄水中に排気ガスを通過させる方式、排気ガスに洗浄水を噴射する方式、洗浄水をしみこませた部材の間に排気ガスを通過させる方式などがあるが、いずれの方式を採用してもよい。
EGRガスクーラ53は、取り込んだ排気ガスを冷却する装置である。本実施形態では、EGRガスクーラ53は、EGRブロワ54の上流側に配置されている。そのため、EGRガスクーラ53によって冷却された排気ガスは、密度が高くなり、体積流量が減少する。これにより、EGRブロワ54の負荷を軽減させることができる。なお、EGRガスクーラ53は、EGRブロワ54の下流側に配置されていてもよく、スクラバ52の上流側に配置されていてもよい。さらに、EGRガスクーラ53は、EGR配管51の複数箇所に配置されていてもよい。
EGRブロワ54は、取り込んだ排気ガスを昇圧するとともに、EGRユニット50からエンジン本体10に供給するEGRガスの供給量(EGRガス流量)を調整する装置である。なお、本実施形態では、このEGRブロワ54が、本発明の「EGRガス流量調整部」に相当する。本実施形態のEGRブロワ54は、容積型のブロワであり、EGRブロワ54の回転速度を制御するだけで、EGRガス流量を調整することができる。
<制御系の構成>
次に、エンジンシステム100の制御系の構成について説明する。図2は、エンジンシステム100の制御系のブロック図である。図2に示すように、エンジンシステム100は、エンジンシステム100全体を制御する制御装置60を備えている。制御装置60は、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。
制御装置60は、作業者によって操作が行われる運転操作盤61、エンジン回転計14、掃気圧計22、酸素濃度計23、及び過給機回転計44と電気的に接続されている。制御装置60は、これらの機器から送信される状態信号に基づいて、それぞれ目標エンジン回転数、エンジン回転数(実エンジン回転数)、掃気圧、酸素濃度、及び過給機回転数の各種エンジン状態量を取得することができる。さらに、制御装置60は、取得した各種エンジン状態量に基づいて種々の演算を行い、エンジンシステム100の各部を制御する。本実施形態では、制御装置60は、燃料供給装置13、及びEGRブロワ54と電気的に接続されており、種々の演算等の結果に基づいて、これらの機器へ制御信号を送信する。
また、制御装置60は、機能的な構成として、回転制御部62と、EGR制御部63と、を有している。このうち回転制御部62は、エンジン回転数を制御する。運転者が運転操作盤61を介して目標エンジン回転数を設定すると、回転制御部62は運転操作盤61から送信された状態信号に基づいて、目標エンジン回転数を取得する。そして、回転制御部62は、この目標エンジン回転数とエンジン回転計14から取得したエンジン回転数(実エンジン回転数)との偏差がゼロになるように燃焼供給装置13に制御信号(燃料噴射量)を送信する。
一方、EGR制御部63は、EGRブロワ54に制御信号を送信し、EGRガス流量を制御する。図3は、EGR制御部63による制御の流れを示したフロー図である。EGR制御部63による制御には、フィードフォワード処理、フィードバック処理、及びリミット処理が含まれる。以下、図3を参照して、EGR制御部63による制御を説明する。
<フィードフォワード処理>
フィードフォワード処理では、現状の酸素濃度をフィードバックする処理は行わず、予め記憶したデータに基づいて最適なEGRガス流量を推定する。
図3に示すステップS1乃至S3がフィードフォワード処理に相当する。EGR制御部63は、制御が開始されると、はじめにエンジン状態量を取得する(ステップS1)。ここでいう「エンジン状態量」とは、エンジンシステム100の状態を示す値であって、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、過給機回転数、酸素濃度が含まれる。なお、エンジン負荷は、エンジン回転数と燃料噴射量に基づいて算出(推定)することができるが、他のエンジン状態量から算出してもよい。
続いて、EGR制御部63は、取得した各エンジン状態量の値に基づいて、予め記憶したマップデータから個別最適EGRガス流量を算出する(ステップS2)。EGR制御部63は、上述した複数のエンジン状態量のうち、酸素濃度を除く、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、過給機回転数のそれぞれについて、個別最適EGRガス流量との関係を示すマップデータを記憶している。そして取得した各エンジン状態量と対応するマップデータとに基づいて、個別最適EGRガス流量をそれぞれ算出する。
上記のマップデータは、予め行ったエンジンシステム100の運転データにより作成することができる。マップデータを作成するには、まず、あるエンジン負荷において、NOx排出量が環境基準で定められた基準値以下となり、かつ、エンジン負荷の振れ幅が所定以下となるようにEGRガス流量を設定する。そして、その時のEGRガス流量を個別最適EGRガス流量として記録するとともに、各エンジン状態量を記録する。これをエンジン負荷毎に行えば、各エンジン状態量と個別最適EGRガス流量との関係が明らかになり、マップデータを作成することができる。
なお、各マップデータは、上記のようにして作成されているため、いずれのエンジン状態量を用いたとしても、算出される個別最適EGRガス流量は全て同じ値になるようにも思える。しかしながら、周囲条件(例えば、大気温度、大気圧力、海上の風速、及び波高)の違いによりエンジン本体10にかかる負荷がエンジンシステム100の測定時と異なるときや、エンジン負荷変動時(例えば、あるエンジン負荷から他のエンジン負荷へ移行する際の過渡期)においては、各エンジン状態量が変動するタイミングや変動率は互いに一致しないため、エンジン状態量毎に算出される個別最適EGRガス量の値は異なる。
続いて、EGR制御部63は、算出した複数の個別最適EGRガス流量のうち、最も小さいものを、最適EGRガス流量に選定する(ステップS3)。後述するように、ここで選定された最適EGRガス流量に基づいて、EGRブロワ54に送信する制御信号が生成され、EGRガス流量が制御される。上記のように個別最適EGRガス流量のうち、最も小さいものに基づいてEGRガス流量の制御を行えば、運転状態が不安定になりやすいエンジン負荷変動時には、EGRガス流量が小さくなる方向に制御されるため、高い酸素濃度が維持され、運転状態が不安定になるのを防ぐことができる。
<フィードバック処理>
次にフィードバック処理について説明する。フィードバック処理では、フィードフォワード処理で選定された最適EGRガス流量に、酸素濃度をフィードバックすることにより修正を加える。なお、フィードバック処理は、あくまでも最適EGRガス流量に修正を加える処理であり、EGR流量の制御は最適EGRガス流量に大きく依存する。
図3のステップS4乃至S7がフィードバック処理に相当する。EGR制御部63は、ステップS4において、目標酸素濃度を算出する。具体的には、EGR制御部63は、目標酸素濃度とエンジン負荷との関係を示すマップデータを記憶しており、このマップデータと取得したエンジン負荷に基づいて目標酸素濃度を算出する。なお、目標酸素濃度は、NOx排出量が環境基準で定められた基準値以下となり、かつ、エンジン負荷の振れ幅が所定以下となる酸素濃度である。このマップデータも、予め行ったエンジンシステム100の運転データにより作成することができる。
続いて、EGR制御部63は、フィードバックゲインを設定する(ステップS5)。フィードバックゲインとは、後述の修正量の大きさを調整するための定数である。本実施形態では、運転状態に応じてフィードバックゲインが設定される。具体的には、フィードバックゲインは、エンジン負荷変動時にはエンジン負荷整定時に比べて小さく設定される。ただし、エンジン負荷変動時には、フィードバックゲインをゼロに設定してもよい。なお、「エンジン負荷変動時」とは所定時間あたりのエンジン負荷の変化量が所定量以上のときをいい、「エンジン負荷整定時」とは所定時間あたりのエンジン負荷の変化量が所定量未満のときをいう。
続いて、EGR制御部63は、最適EGRガス流量の修正量を算出する(ステップS6)。具体的には、ステップS4で算出した目標酸素濃度と酸素濃度計23から取得した酸素濃度(実酸素濃度)との偏差がゼロとなる、又は、ゼロに近づくEGRガス流量の修正量をフィードバックゲインを用いて算出する。この修正量の算出には、フィードバック制御の演算を用いることができる。
例えば、修正量を算出するにあたって比例制御(P制御)の演算を用いる場合、上記の偏差に比例ゲインを掛けたものを修正量とすることができる。この場合、比例ゲインがフィードバックゲインに相当する。また、PID制御の演算を用いた場合には、比例ゲインの他、積分ゲイン及び微分ゲインが、フィードバックゲインに相当する。なお、前述したように、フィードバックゲインは、エンジン負荷変動時とエンジン負荷整定時とでは異なるため、同じ偏差であってもエンジン負荷変動時とエンジン負荷整定時とでは、算出される修正量は異なることになる。
続いて、EGR制御部63は、ステップS3で算出した最適EGRガス流量にステップS6で算出した修正量(増加量の場合はプラス値、減少量の場合はマイナス値)を加えることで、修正EGRガス流量を算出する(ステップS7)。このように酸素濃度に基づいてフィードバック処理を行うことにより、EGRガス流量をより最適な値に制御し、ひいてはNOxの排出量の低減とエンジンシステム100の安定を両立させることができる。
なお、本実施形態において、エンジン負荷変動時にはエンジン負荷整定時に比べてフィードバックゲインを小さく設定する理由は次のとおりである。すなわち、フィードフォワード処理では、エンジン負荷変動時には掃気ガスの酸素濃度を高く確保できるようEGRガス流量が制御される。ところが、フィードバック処理が行われると、フィードフォワード処理の意図に反して、エンジン負荷変動時であっても掃気ガスの酸素濃度が低くなるよう修正されるおそれがある。そのため、エンジン負荷変動時にはフィードバックゲインを小さく設定することで、フィードバック処理による影響を弱め、エンジン負荷変動時に運転状態が不安定になるのを防いでいるのである。
<リミット処理>
次に、リミット処理について説明する。リミット処理では、EGRガス流量が所定の流量範囲内となるように処理が行われる。
図3のステップS8乃至S13がリミット処理に相当する。EGR制御部63は、ステップS8において、EGRガス流量の上限流量及び下限流量を算出する。ここで、本実施形態では、EGRユニット50で取り込まれなかった排気ガスは、全て過給機40のタービン41に供給されることから、EGRガス流量は過給機40の回転数に直接影響する。例えば、EGRガス流量が多くなりすぎると、過給機40の回転数が低下することで掃気圧が低下する。その結果、運転状態が不安定となって、場合によっては失火するおそれがある。そこで、本実施形態では、EGRガス流量の上限流量を設けている。
一方、前述の場合とは反対に、EGRガス流量が少なくなりすぎると、過給機40が過回転して破損するおそれがあり、また、掃気圧が上昇してエンジン本体10の筒内圧力が過上昇し、エンジン本体10が破損するおそれがある。そこで、本実施形態では、EGRガス流量の下限流量を設けている。つまり、本実施形態では、掃気圧が所定の圧力範囲内となるように、かつ、過給機回転数が所定の回転数範囲内となるように、EGRガス流量の上限流量及び下限流量を設けている。
ただし、エンジン本体10から排出される排気ガスの流量はエンジン負荷によって異なることから、EGRガス流量の上限流量及び下限流量は運転状況に応じて変化させる必要がある。そこで、本実施形態では、ステップS8において、EGRガス流量の上限流量及び下限流量を算出している。EGRガス流量の上限流量及び下限流量の算出は、予め記憶したマップデータと取得したエンジン負荷に基づいて行うことができる。
また、より直接的な方法として、掃気圧及び過給機回転に基づいてEGRガス流量の上限流量及び下限流量を算出してもよい。例えば、予め記憶したマップデータと取得した掃気圧に基づいてEGRガス流量の上限流量を算出するとともに、予め記憶したマップデータと取得した過給機回転数に基づいてEGRガス流量の上限流量を算出し、これら個別に算出したEGRガス流量の上限流量のうち小さい方の値を採用してもよい。同様に、予め記憶したマップデータと取得した掃気圧に基づいてEGRガス流量の下限流量を算出するとともに、予め記憶したマップデータと取得した過給機回転数に基づいてEGRガス流量の下限流量を算出し、これら個別に算出したEGRガス流量の下限流量のうち大きい方の値を採用してもよい。
続いて、EGR制御部63は、ステップS7で算出した修正EGRガス流量がステップS8で算出した上限流量よりも小さいか否かを判定する(ステップS9)。EGR制御部63は、ステップS9において、修正EGRガス流量が上限流量よりも小さくない(上限流量以上である)と判定した場合(ステップS9でNO)、この上限流量に対応する制御信号をEGRブロワ54に送信する(ステップS10)。これにより、EGRブロワ54は制御信号に対応する回転数で回転し、EGRガス流量は上限流量に設定される。そのため、運転状態が不安定になるのを回避することができる。
一方、EGR制御部63は、ステップS9において、修正EGRガス流量が上限流量よりも小さいと判定した場合(ステップS9でYES)、修正EGRガス流量がステップS8で算出した下限流量よりも大きいか否かを判定する(ステップS11)。EGR制御部63は、ステップS11において、修正EGRガス流量が下限流量よりも大きくない(下限流量以下である)と判定した場合(ステップS11でNO)、下限流量に対応する制御信号をEGRブロワ54に送信する(ステップS12)。これにより、EGRブロワ54は制御信号に対応する回転数で回転し、EGRガス流量は下限流量に設定される。そのため、過給機40やエンジン本体10が破損するのを回避することができる。
一方、EGR制御部63は、修正EGRガス流量が下限流量よりも大きいと判定した場合(ステップS11でYES)は、修正EGRガス流量に対応する制御信号をEGRブロワ54に送信する。これにより、EGRブロワ54は制御信号に対応する回転数で回転し、EGR流量は修正EGRガス流量に設定される。なお、修正EGRガス流量は前述のとおり算出されたものであるため、エンジン負荷整定時には、NOx排出量が環境基準で定められた基準値以下となるとともに、エンジン負荷の振れ幅が所定以下となり、エンジン負荷変動時には運転状態が安定する。
なお、EGR制御部63は、ステップS10、S12、S13のいずれかを経ると、再度ステップS1に戻って、上記のステップS1乃至S13を繰り返す。
<変形例>
以上では、EGRブロワ54によって、EGRガス流量を調整するEGRガス流量調整部を構成する場合について説明したが、EGRブロワ54以外の機器によってEGRガス流量調整部を構成してもよく、EGRブロワ54とそれ以外の機器を組合せてEGRガス流量調整部を構成してもよい。
例えば、図4に示すように、EGR配管51のEGRガスクーラ53の上流部分とEGRブロワ54の下流部分とをつなぐバイパス配管55を設けるとともに、このバイパス配管55に開度調整可能なEGRガス流量調整弁56設け、EGRブロワ54とEGRガス流量調整弁56とを組合せてEGRガス流量調整部を構成してもよい。また、図1に示すエンジンシステム100のEGR配管51に、図4に示す流量調整弁56を直接設けてもよい。これらの場合、制御装置60からEGRブロワ54及びEGRガス流量調整弁56の一方又は両方に制御信号が送信され、EGR流量が制御される。
10 エンジン本体
40 過給機
50 EGRユニット
54 EGRブロワ(EGRガス流量調整部)
56 EGRガス流量調整弁(EGRガス流量調整部)
63 EGR制御部
100 エンジンシステム

Claims (4)

  1. EGRガスと新気を含む掃気ガスが供給されるエンジン本体と、
    排気ガスの一部を取り込み、取り込んだ排気ガスをEGRガスとして前記エンジン本体に供給するとともに、EGRガス流量を調整するEGRガス流量調整部を有するEGRユニットと、
    前記EGRユニットに取り込まれなかった残りの排気ガスによって駆動され、新気を昇圧して前記エンジン本体に供給する過給機と、
    前記EGRガス流量調整部に制御信号を送信して、EGRガス流量を制御するEGR制御部と、を備え、
    前記EGR制御部は、目標エンジン回転数、エンジン負荷、掃気圧、及び過給機回転数のうち複数のエンジン状態量を取得し、取得した各エンジン状態量の値に基づいて、予め記憶したマップデータから個別最適EGRガス流量をそれぞれ算出し、算出した複数の個別最適EGRガス流量のうち最も小さいものを最適EGRガス流量に選定し、選定した最適EGRガス流量に基づいて前記制御信号を生成する、エンジンシステム。
  2. 前記EGR制御部は、取得したエンジン負荷に基づいて掃気ガスの目標酸素濃度を算出し、前記目標酸素濃度と取得した掃気ガスの酸素濃度との偏差がゼロとなる又はゼロに近づくEGRガス流量の修正量を算出し、前記最適EGRガス流量に前記修正量を加えた修正EGRガス流量に基づいて前記制御信号を生成する、請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記EGR制御部は、エンジン負荷変動時には、前記修正量の大きさを調整するフィードバックゲインをエンジン負荷整定時に比べて小さく設定する、又は、ゼロに設定する、請求項2に記載のエンジンシステム。
  4. 前記EGR制御部は、掃気圧が所定の圧力範囲内となるように、かつ、過給機回転数が所定の回転数範囲内となるように前記制御信号を生成する、請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステム。
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