JP2017048722A - 燃料噴射ノズル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ニードル2の先端孔5内にガイドピン6の摺動部51が摺動自在に保持されている。このガイドピン6の括れ部52および当接部53は、サック室15内に突き出している。ガイドピン6の先端は、スプリング7の付勢力によって、常時、サック室15の底面24に突き当たり続けている。また、サック室15内において常に同じ位置に括れ部52が存在している。
これによって、サック室15内において常に同じ位置に括れ部52が存在することにより、括れ部52により強い渦を形成し、ニードル2のリフト量が変化してもその強い渦を持続させることができる。
【選択図】 図1
Description
ところで、シリンダ容積に対して表面積が小さい大型エンジンの場合には、燃料噴射ノズルの噴孔から噴射される燃料の噴霧特性として、強貫徹特性の燃料噴霧が求められている。このように燃料の噴霧貫徹力を強くすることにより、燃料噴霧がより遠くまで到達するので、燃焼室内の空気利用率が上がり、良好な燃焼状態が得られる。よって、エンジンの高出力化を図ることができる。
冷却損失を低減するには、燃料の噴霧貫徹力を弱くすることが必要である。これにより、燃料噴霧が燃焼室壁面に到達し難くなり、燃焼室壁面から冷却媒体への放熱量が少なくなる。よって、エンジンの冷却損失を低減できる。
したがって、小型エンジンにおいては、高分散特性の燃料噴霧を実現することが要望されている。
なお、特許文献1には、ニードルの軸方向後端側への移動量に係わらず、噴霧貫徹力を強くすることが開示されているが、上記の要望や課題について何ら示唆していない。
一方、サック室内に流入し、直接噴孔の入口に到達した燃料は、サック室内に形成された渦の一部を取り込み、螺旋状の流れを噴孔内に形成する。そして、噴孔内の螺旋状の流れの中で、複数の噴孔それぞれの噴孔軸に対して直交する成分は、噴孔の出口において噴流を広げる運動に変換される。このため、噴孔から噴射された燃料は、高分散特性の燃料噴霧となる。
したがって、小型エンジンにおいて、ニードルの軸方向後端側への移動量に係わらず、高分散特性の燃料噴霧を実現することができる。
図1ないし図6は、本発明を適用した実施形態1を示したものである。
ここで、エンジンは、直噴ディーゼルエンジンが採用されている。
燃料噴射弁は、エンジンの燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射ノズル1を備えている。この燃料噴射ノズル1は、軸方向に往復移動可能なニードル2と、このニードル2を往復移動可能に嵌合支持する有底円筒形状のノズルボディ3とを備えている。
なお、先端孔5、ガイドピン6およびスプリング7の詳細は、後述する。
ニードル2は、ノズルボディ3の内壁に着座可能な円環形状のシート部9を備えている。このニードル2は、シート部9よりも軸方向後端側に円柱形状の本体部11を備えている。また、ニードル2は、シート部9よりも軸方向先端側に円錐台形状の縮径部12を備えている。
また、ニードル2には、リターンスプリングの付勢力が作用している。
なお、リターンスプリングの図示は省略している。
また、ノズルボディ3の内壁には、シート面16が設けられている。また、ニードル2とノズルボディ3との間には、サプライポンプまたはコモンレール等の高圧発生部から高圧燃料が導入される燃料流路17が設けられている。
複数の噴孔14は、サック部13の内壁で噴孔入口21が開口している。これらの噴孔14は、各噴孔出口22からエンジンの気筒内に燃料を噴射する。また、各噴孔14は、噴孔入口21から噴孔出口22に向かって流路面積が変化しないストレート噴孔である。また、各噴孔14は、ノズルボディ3の軸(以下ノズル軸と呼ぶ)Yに対して垂直な半径方向に対して図示下向きに所定の角度分だけ傾斜している。
また、サック室15は、サック部13の内壁として、ノズル軸Yを中心とする円筒形状の周壁面23、およびノズル軸Y上のサック中心を中心とする球面形状の底面24を有している。
サック室15は、シート面16の下流端に形成される円環形状の稜線25に入口側開口が設けられている。
また、サック室15の入口径は、図2に示したように、φdsである。
燃料流路17は、ニードル2の外周面とノズルボディ3の内周面との間に形成されている。この燃料流路17は、ノズルボディ3の燃料溜まり室と噴孔14とを連通する。
また、ノズルボディ3には、ニードル2を開弁駆動するアクチュエータが接続されている。アクチュエータとしては、ソレノイドアクチュエータやピエゾアクチュエータが採用されている。
なお、アクチュエータの図示は省略している。
シート部9は、本体部11と縮径部12との間に形成されている。
本体部11は、ノズルボディ3との間に燃料流路17を形成する外周面を有している。また、本体部11の軸方向先端側の外周面には、軸方向先端側に向かう程、外径が徐々に減少する円錐面31が形成されている。
縮径部12の外周面には、軸方向先端側に向かう程、外径が徐々に減少する円錐面32、33が形成されている。
円錐面32、33は、下流側に向かってシート面16との隙間が徐々に大きくなる傾斜角度に設定されている。
円錐面31〜33は、シート部9がシート面16に着座する際に、シート面16との干渉を防止するための逃がし面である。
円錐面32は、円錐面31よりも傾斜角度が急であり、円錐面33よりも傾斜角度が緩やかである。
円錐面31〜33は、互いに異なる傾斜角度を有している。
また、ニードル2の縮径部12の逃がし部径は、図2に示したように、φdnである。 また、ニードル2の縮径部12の逃がし角θは、90°よりも大きい。例えばθ=150°〜160°である。なお、逃がし角θとは、ニードル2の先端の円錐面33の傾斜角度のことである。
また、燃料噴射ノズル1は、シート部9がシート面16からリフトした場合、燃料流路17が開放される。これにより、燃料流路17からサック室15へ燃料が導入される。このため、複数の噴孔14から燃焼室内へ燃料が噴射される。
また、燃料噴射ノズル1は、燃料の噴射期間全域で、全閉位置からフルリフト位置までニードル2のリフト量が変化する。
ここで、ニードル2が軸方向後端側に移動する側を上側、ニードル2が軸方向先端側に移動する側を下側と呼ぶ場合がある。
ニードル2の先端には、軸方向後端側に窪む先端孔5が形成されている。この先端孔5は、ガイドピン6の軸方向後端側が摺動する摺動孔である。また、先端孔5の内部には、スプリング7を軸方向に圧縮した状態で収容する収容室41が形成されている。
収容室41内には、ガイドピン6を軸方向先端側に付勢するスプリング7が収容されている。このスプリング7は、先端孔5の底面とガイドピン6との間にセットされている。
ガイドピン6は、ノズルボディ3とは別体部品で設けられている。このガイドピン6は、円柱形状を呈し、軸方向に垂直な断面形状が円形状である。また、ガイドピン6は、円柱形状の金属材に切削加工を施すことで、所定の形状に形成されている。これにより、ガイドピン6を、ノズルボディ3と別体部品で形成することで、複雑形状の切削加工を容易にしている。
摺動部51の摺動長αは、図1に示したように、ニードル2のフルリフト量よりも大きくなっている。つまり摺動部51がニードル2の先端から抜けることを防止している。
また、摺動部51の軸方向後端側には、スプリング7の内径をガイドする円柱状の軸部55が設けられている。
ここで、図5に示したように、括れ部52の軸方向長さをL、噴孔入口21の孔径における、軸方向に沿った軸方向成分をφDyとしたとき、L>φDyの関係を満たしている。
また、ガイドピン6は、当接部53の中で軸方向に垂直な断面積が最大となる最大径部57を有している。この最大径部57は、噴孔入口21の下端よりも下側の底面24に接触している。
当接部53は、ガイドピン6の先端に設けられている。この当接部53の接触面形状は、サック室15の底面24の底面形状に対応した半球面形状である。
当接部53は、スプリング7の付勢力によってサック室15の底面24に常に突き当てられている。この当接部53は、括れ部52の軸方向の両端よりもさらに拡径している。また、当接部53の壁面は、括れ部52の凹曲面に滑らかに繋がる凹曲面となっている。また、括れ部52の凹曲面の曲率と当接部53の凹曲面の曲率とは異なっている。また、当接部53の凹曲面の曲率を連続的に変更しても良い。なお、凹曲面の曲率を拡大する程、サック室15内に強い縦渦を形成できる。
これにより、燃料噴射の初期からニードル2のシート部9を通過した燃料の流れは、サック室15の入口にてニードル2の円錐面32から剥離し、サック室15の壁面に沿って噴孔14に到達する。また、シート部9を通過した流れの一部は、括れ部52の壁面に沿って流れ、括れ部52の壁面から剥離して渦を形成する。
次に、ニードル2のリフト量が低リフト時におけるサック室15内の燃料流れの様子を図5に基づいて説明する。
低リフト時には、燃料流路17からサック室15内に流れ込む燃料の流速が高リフト時よりも速くなる。燃料流路17からサック室15内に流れ込んだ大部分の燃料は、サック室15の入口でニードル表面から剥離し、サック室15の周壁面23に沿ってサック室15の軸方向先端側へ流れる。この際、サック室15内に流れ込む燃料の流速が高いため、ニードル表面から剥離して噴孔14に流入する際の抵抗が大きく、高リフト時に比べて、サック室15の周壁面23に沿って流れる燃料の割合は、小さくなる。
そして、燃料は、括れ部52よりも下流側の当接部53の凹曲面から剥離して、曲がりの小さい縦方向の渦を形成する。
ここで、従来形状の燃料噴射ノズルでも、このようなサック内渦は形成される。しかし、本実施形態の燃料噴射ノズル1では、渦形成ガイド59が存在することにより、従来形状の燃料噴射ノズルと比べてより強い渦が形成される。
また、高リフト状態に比べてサック室15内への流入速度が大きく、サック室15の周壁面23に沿った流れの割合が小さいため、より強い渦が形成される。
サック室15内に形成された渦の一部は、サック室15の周壁面23に沿った流れに取り込まれながら噴孔入口21から噴孔14内に流れ込む。
また、各噴孔14内の螺旋状流れの噴孔軸に対して直交する成分は、噴孔出口22において噴流を広げる運動に変換される。
したがって、各噴孔14内を通過する燃料は、噴孔出口22において従来形状の燃料噴射ノズルにより形成される噴流に比べて噴射方向に対して直交する速度成分を多く有する噴流となり、各噴孔14から燃焼室内へ噴霧角が大きく、高分散特性の燃料噴霧が噴射される。
高リフト時には、燃料流路17からサック室15内に流れ込む燃料の流速が低リフト時よりも遅くなる。このとき括れ部52は、サック室15内において常に同じ位置に存在している。このため、燃料は、サック室15の入口でニードル表面から剥離し、サック室15の周壁面23に沿った流れと、燃料流路17からの燃料がニードル2の円錐面32の下端で剥離し、ガイドピン6の渦形成ガイド59に沿った流れとに分岐する。この際、分岐する流れの割合は、低リフト状態に比べて周壁面23に沿った流れの方が大きくなる。
一方、サック室15の入口でニードル表面から剥離した大部分の燃料は、サック室15の周壁面23に沿ってサック室15の軸方向先端側へ流れる。そして、燃料は、低リフト時と同様に、サック室15内に形成された渦の一部を取り込みながら、噴孔入口21から噴孔14内に流れ込む。
これによって、各噴孔14内を通過する燃料は、螺旋状の速度ベクトルを持つ流れを形成する。この螺旋状の流れは、高リフト状態でも依然サック内渦が存在するため、従来形状の燃料噴射ノズルに対して噴孔断面内で回転する2つの渦状流れ成分が大きくなる。
したがって、各噴孔14内を通過して噴出する燃料の噴射方向に対して直交する速度成分が多くなることにより、各噴孔14から燃焼室内へ噴霧角が大きく、高分散特性の燃料噴霧が噴射される。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、ニードル2の先端孔5内にガイドピン6を摺動自在に保持している。そして、当接部53は、スプリング7の付勢力によって、常時、サック室15の底面24に突き当たり続けている。括れ部52は、常時、サック室15内において同じ位置に存在している。
これにより、ガイドピン6の括れ部52がニードル2のリフト量に係わらず、常に同じ位置にあることで、渦が安定して形成される。また、従来形状に比べてニードル2のリフト中のサック空間の容積増加分が小さいため、小さな空間で強い渦が形成される。
これによって、サック室15内において常に同じ位置に括れ部52が存在することにより、括れ部52により強い渦を形成し、ニードル2のリフト量が変化してもその強い渦を持続させることができる。
したがって、小型エンジンにおいて、ニードル2の軸方向後端側への移動量に係わらず、高分散特性の燃料噴霧を実現することができる。
図7および図8は、本発明を適用した実施形態2を示したものである。ここで、実施形態1と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1と同様な効果を奏する。
図9は、本発明を適用した実施形態3を示したものである。ここで、実施形態1及び2と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
また、サック部13には、サック室15の底面24で開口し、軸方向先端側に窪む嵌合孔63が形成されている。
嵌合孔63内には、結合部54が圧入嵌合されている。これにより、ガイドピン6がサック室15の底面24に固定される。
なお、ノズルボディ3に対するガイドピン6の接続作業は、ガイドピン6の切削加工後に行われる。また、スプリング7は不要となる。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1及び2と同様な効果を奏する。
本実施形態では、本発明を、サプライポンプまたはコモンレールから導入された高圧燃料をエンジンの燃焼室内に直接噴射する燃料噴射ノズル1に適用した例を説明したが、本発明を、列型燃料ポンプや分配型燃料ポンプ等の燃料噴射ポンプから燃料溜まり室の内部に燃料が圧送され、燃料溜まり室の燃料圧がリターンスプリングの付勢力よりも上回るとニードルが開弁して、直接噴射式のエンジンの燃焼室内に直接噴射する燃料噴射ノズルに適用しても良い。
なお、全閉位置からフルリフト位置までニードル2がリフトするタイプの燃料噴射ノズル1の場合でも、アクチュエータへの通電時間が短い場合には、全閉位置からフルリフト位置まで軸方向後端側に移動しても低リフト位置までしかニードル2がリフトしない場合も有り得る。
また、燃料噴射ノズル1のニードル2を開弁駆動するアクチュエータとして、ニードル2を、ソレノイドアクチュエータやピエゾアクチュエータの駆動力によって直接開弁駆動し、リターンスプリングの付勢力によって閉弁するように構成しても良い。
本実施形態では、直接噴射式のエンジンとして、直噴ディーゼルエンジンを採用しているが、直接噴射式のエンジンとして、直噴ガソリンエンジンを採用しても良い。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
2 ニードル
3 ノズルボディ
5 先端孔
6 ガイドピン(先端部品)
7 スプリング(バネ)
13 サック部
14 噴孔
15 サック室
Claims (5)
- 噴孔(14)、およびこの噴孔の入口(21)が開口したサック室(15)を先端に有する筒状のノズルボディ(3)と、
このノズルボディ内に軸方向に移動可能に収容されるニードル(2)と
を備え、
前記ノズルボディの内壁(16)に対し前記ニードルが離着座して軸方向に移動することで、燃料の噴射を開始したり、停止したりする燃料噴射ノズル(1)において、
前記ニードルの先端(12)に設けられて、軸方向後端側に窪む孔(5)と、
この孔の内周面に摺動自在に保持されて、前記サック室に突き出る先端部品(6)と
を備え、
前記先端部品は、前記孔の内周面に摺接する摺動部(51)、およびこの摺動部の軸方向先端側に設けられて、前記摺動部よりも径方向内側に向かって括れる括れ部(52)を有し、
前記ニードルが軸方向に移動しても、前記先端部品は、前記サック室の底面(24)に突き当たり続け、前記括れ部は、前記サック室内において常に同じ位置に存在していることを特徴とする燃料噴射ノズル。 - 請求項1に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
前記孔内に収容されて、前記先端部品を軸方向先端側に付勢するバネ(7)と
を備え、
前記先端部品は、軸方向先端側が前記サック室内に突き出して配置され、且つ軸方向後端側が前記孔に摺動自在に保持されており、
前記先端部品の先端(53)は、前記バネの付勢力によって前記サック室の底面に突き当てられていることを特徴とする燃料噴射ノズル。 - 請求項1に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
前記先端部品は、軸方向先端側が前記サック室内に突き出して配置され、且つ軸方向後端側が前記孔に摺動自在に保持されており、
前記先端部品の先端(54)は、前記サック室の底面に固定されていることを特徴とする燃料噴射ノズル。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
前記括れ部の軸方向長さをL、
前記噴孔の入口の孔径における、軸方向に沿った軸方向成分をφDyとしたとき、
L>φDyの関係を満たすことを特徴とする燃料噴射ノズル。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
前記先端部品は、前記括れ部の中で軸方向に垂直な断面積が最小となる最小径部(56)を有し、
前記最小径部を含む前記括れ部は、前記噴孔の入口の開口断面を前記複数の噴孔それぞれの噴孔軸方向に投影した際に形成される前記噴孔の入口の投影形状を内包することを特徴とする燃料噴射ノズル。
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