JP2017046069A - 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017046069A
JP2017046069A JP2015165142A JP2015165142A JP2017046069A JP 2017046069 A JP2017046069 A JP 2017046069A JP 2015165142 A JP2015165142 A JP 2015165142A JP 2015165142 A JP2015165142 A JP 2015165142A JP 2017046069 A JP2017046069 A JP 2017046069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management server
initialization
information
unit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015165142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6548990B2 (ja
Inventor
幸知 赤木
Yukitomo Akagi
幸知 赤木
仰 藤井
Aogu Fujii
仰 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015165142A priority Critical patent/JP6548990B2/ja
Publication of JP2017046069A publication Critical patent/JP2017046069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6548990B2 publication Critical patent/JP6548990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とする。【解決手段】電話機(1)が通信する管理サーバ(3)を指定する振り分けサーバ(2)と通信するための振り分けサーバ電話番号(122)と、少なくとも1つの管理サーバ(3)と通信するための管理サーバ電話番号(123)とを記憶する記憶部(12)と、指示に応じて管理サーバ電話番号(123)を削除する初期化実行部(102)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の管理サーバの中から指定された指定管理サーバと通信する通信装置などに関する。
従来、WEBサービスを提供するサーバから、通信装置がWEBサービスに関する情報を取得するシステムでは、上記サーバに通信装置がアクセスするとき、振り分けサーバに一度アクセスした後、振り分けサーバが決定(指定)したサーバにアクセスしていた。つまり、上記サーバに通信装置がアクセスする場合、必ず振り分けサーバを経由する必要があった。
これに対して、特許文献1には、高齢者の生活状況を観測する宅内装置の電源投入時に、接続設定サーバにアクセスして、遠隔確認サーバにアクセスするために経由するISP(Internet service provider)サーバ(別居家族などが事前に接続設定サーバに入力した、別居家族などが契約しているISPサーバ)を特定する技術が開示されている。これにより、一度接続設定サーバにアクセスした後は、当該接続設定サーバにアクセスすることなく、遠隔確認サーバにアクセスすることができる。
特開2003−122654号公報(2003年4月25日公開)
しかしながら、特許文献1の技術では、接続設定サーバにおいて宅内装置がアクセスするISPサーバが変更された場合、宅内装置に当該変更を反映させるためには、宅内装置が変更前のISPサーバを経由して遠隔確認サーバにアクセスすることで、ISPサーバが変更された旨の情報を取得し、その後、接続設定サーバにアクセスすることで変更後のISPサーバの情報を取得する必要があった。つまり、宅内装置が再度接続設定サーバにアクセスするためには、一度遠隔確認サーバにアクセスしなければならず、不便であるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバへ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置において、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができる通信装置などを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信装置は、複数の管理サーバの中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置であって、上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバと通信するための振り分けサーバ接続情報を記憶している記憶部と、上記振り分けサーバ接続情報を用いて上記振り分けサーバと通信する通信部と、上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報を、上記振り分けサーバから取得する取得部と、を備え、上記記憶部は、上記管理サーバ接続情報をさらに記憶し、上記通信部は、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信し、上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除部をさらに備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信装置の制御方法は、複数の管理サーバの中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置の制御方法であって、上記通信装置は、上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバと通信するための振り分けサーバ接続情報を記憶している記憶部を備え、上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報を、上記振り分けサーバから取得する取得ステップと、上記管理サーバ接続情報を上記記憶部に記憶する記憶ステップと、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信する通信ステップと、上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除ステップと、を含む。
本発明の一態様によれば、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバ(指定管理サーバ)へ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置において、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る電話機の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係る接続先決定システムの概要を示す図である。 図1に示す端末情報のデータ構造および具体例を示す図である。 図1に示す電話機の流通の概要を示す図である。 図1に示す電話機の初期化の概要を示す図である。 図1に示す電話機が実行する電話番号取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す電話機が実行する初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電話機の構成を示す機能ブロック図である。 図8に示す接続履歴のデータ構造および具体例を示す図である。 図8に示す電話機が実行する初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8に示す電話機が実行する初期化処理の流れの別の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る電話機の構成を示す機能ブロック図である。 図12に示す電話機が実行する初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図7に基づいて説明すれば以下のとおりである。
(接続先決定システム100の概要)
まず図2を参照して、接続先決定システム100(通信システム)の概要について説明する。図2は接続先決定システム100の概要を示す図である。本実施形態の接続先決定システム100は、迷惑電話拒否サービスを実現するものである。接続先決定システム100は、図2に示すように電話機1a、1b(通信装置)、振り分けサーバ2、および管理サーバ3a、3bを含む。なお以降、電話機1a、1b、および管理サーバ3a、3bを区別する必要が無い場合は、それぞれ「電話機1」および「管理サーバ3」と表現する場合がある。
上記迷惑電話拒否サービスは、電話機1において迷惑電話の着信を拒否するサービスである。また、接続先決定システム100は、電話機1の使用履歴、使用状況などをユーザが図示しないPC(personal computer)を用いて参照したり、これら使用履歴、使用状況などをメールにてユーザに通知したりするWEB管理サービスを実現する。なお、PCはインターネット回線網に接続可能な通信端末であれば、携帯電話機(スマートフォンを含む)、タブレットなどであってもよい。
電話機1は、電話回線網経由で振り分けサーバ2および管理サーバ3と通信可能に接続される。電話機1は、図2の(a)に示すように、出荷時においては振り分けサーバ2の電話番号である振り分けサーバ電話番号を記憶し、管理サーバ3の電話番号である管理サーバ電話番号は記憶していない。つまり電話機1は、初回の接続においては振り分けサーバ2と通信可能に接続する。そして、図2の(a)に示すように、電話機1は振り分けサーバ2から管理サーバ電話番号を取得する。図2の(a)では、電話機1aは管理サーバ3aの管理サーバ電話番号である「1111」を取得し、電話機1bは管理サーバ3bの管理サーバ電話番号である「2222」を取得している。つまり電話機1は、振り分けサーバ2から複数の管理サーバのうち、1つの管理サーバ3の管理サーバ電話番号を取得する。換言すれば、電話機1は、複数の管理サーバの中から、振り分けサーバ2に指定された管理サーバ3(指定管理サーバ)の管理サーバ電話番号を取得する。
そして電話機1は、図2の(b)に示すように、2回目以降の接続においては、取得した管理サーバ電話番号を用いて、振り分けサーバ2にアクセスすることなく、管理サーバ3と通信可能に接続する。図2の(b)では、振り分けサーバ2から取得した管理サーバ電話番号(図2の(a)参照)のとおり、電話機1aは管理サーバ3aにアクセスし、電話機1bは管理サーバ3bにと通信可能にアクセスしている。
電話機1は、管理サーバ3と通信可能に接続することで、管理サーバ3で管理する迷惑番号リストのデータを管理サーバ3から取得して、自機の迷惑電話リストを管理している。具体的には、電話機1は、所定期間ごと(例えば1日に1回)に管理サーバ3へアクセスして、最新版の迷惑電話リストに更新するためのデータを取得し、自機が管理する迷惑電話リストを更新する。これにより、最新の迷惑電話リストによって迷惑電話の着信を拒否できる。また、電話機1は、例えば上記アクセス時に、ユーザによる各電話機1の使用履歴を示す使用履歴情報(発信動作または当該発信動作による発信に関わる情報を含む)などの各種情報を管理サーバ3へ送信する。また、電話機1は、例えば各ユーザが使用する電話機1に着信があった、迷惑電話であると判断した電話番号(迷惑番号)を示す迷惑電話情報を、必要に応じて電話回線網を通じて管理サーバ3へ送信する。
振り分けサーバ2は、上述したように、電話機1が接続する管理サーバ3を決定(指定)し、決定した管理サーバ3の管理サーバ電話番号を電話機1に送信する。具体的には、振り分けサーバ2は、電話機1から取得した電話機1に関する端末情報を用いて、電話機1が接続する管理サーバ3を決定する。なお、上記端末情報の詳細については後述する。
管理サーバ3は、電話機1(またはPC)から受信した各種情報を管理する。また、管理サーバ3は上述した迷惑電話リストを管理する。管理サーバ3は、警察、業者などから提供された迷惑電話情報、または電話機1から受信した迷惑電話情報を用いて、迷惑電話リストを更新する。また、管理サーバ3は、複数の電話機1から受信した着信履歴情報を参照して、一定数以上の電話機において着信を拒否された電話番号を迷惑番号リストに記載する。また、一定数以上の電話機1において着信を許可された電話番号を、迷惑番号リストから削除する。管理サーバ3は、所定期間ごとに(例えば電話機1からのアクセスがあったときに)、迷惑電話リストのデータ(最初は迷惑電話リストの全てのデータ、その後は、最新版の迷惑電話リストに更新するためのデータ)を電話機1に送信する。これにより、迷惑電話拒否サービスに加入するすべてのユーザに対して最新の迷惑電話リストを提供できる。なお、管理サーバ3に登録される最初の迷惑電話リストは、警察、業者などから提供された迷惑電話情報に基づいて生成されてもよい。
以上のように、電話機1は、出荷された後の初回の接続時においては、記憶している振り分けサーバ電話番号を用いて振り分けサーバ2にアクセスし、自機が接続する管理サーバ3の管理サーバ電話番号を取得する。そして、2回目以降の接続時においては、取得した管理サーバ電話番号を用いて管理サーバ3にアクセスする。つまり、電話機1の出荷時においては、各電話機1に共通である振り分けサーバ電話番号のみを電話機1に記憶しておけばよい。よって、振り分けサーバ2を用いず、各電話機1がアクセスすることとなる管理サーバ3の管理サーバ電話番号を出荷時に各電話機1に記憶する場合に比べて、出荷時の作業効率の向上および作業コストの削減を実現することができる。
(電話機1の要部構成)
次に、図1を参照して、本実施形態に係る電話機1の要部構成について説明する。図1は、電話機1の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、電話機1は制御部10、操作部11、記憶部12、および通信部16を備えている。なお、電話機1は一般的な電話機が備えている部材(例えば、ディスプレイ、スピーカ、マイクなど)を備えているが、これらの部材は本発明との関連が薄いため、図1への記載および詳細な説明を省略する。
制御部10は電話機1の機能を統括して制御する。なお、制御部10の詳細は後述する。操作部11はユーザ操作を受け付けるものであり、例えばタッチパネル、物理ボタンなどで構成される。なお、操作部11がタッチパネルである場合、ディスプレイと一体となっていてもよい。記憶部12は電話機1が使用する各種データを記憶する。なお、記憶部12の詳細は後述する。通信部16は振り分けサーバ2および管理サーバ3との通信を行い、各種情報を送受信する。
制御部10は初期化タイプ判定部101(操作判定部)、初期化実行部102(削除部)、接続先決定部103、接続実行部104(取得部)を含む。
接続先決定部103は電話機1の接続先を振り分けサーバ2または管理サーバ3に決定する。具体的には、接続先決定部103は、記憶部12を参照して、電話機1が接続する管理サーバ3の電話番号を示すテキストデータである管理サーバ電話番号123(管理サーバ接続情報)が記憶されているか否かを判定する。記憶されている場合、接続先を管理サーバ3に決定し、管理サーバ電話番号123を接続実行部104に出力する。一方、記憶されていない場合、接続先を振り分けサーバ2に決定し、振り分けサーバ2の電話番号を示すテキストデータである振り分けサーバ電話番号122(振り分けサーバ接続情報)を接続実行部104に出力する。なお、振り分けサーバ電話番号122および管理サーバ電話番号123はテキストデータに限定されない。例えば、バイナリデータ、圧縮データ等であってもよい。
接続実行部104は通信部16を制御して振り分けサーバ2または管理サーバ3への接続を実行する。具体的には、接続実行部104は、接続先決定部103から振り分けサーバ電話番号122を受け取った場合、当該振り分けサーバ電話番号122を用いて振り分けサーバ2にアクセスする。このとき、接続実行部104は、記憶部12から端末情報125(装置情報)を読み出し、振り分けサーバ2に送信する。
ここで、図3を参照して、端末情報125の詳細について説明する。図3は、端末情報125のデータ構造および具体例を示す図である。端末情報125は、メーカー情報、モデル情報(機種情報)、および仕様情報の少なくともいずれか1つを含む。なお、図3では説明の便宜上、端末情報125がメーカー情報、モデル情報、および仕様情報をすべて含む例を示している。メーカー情報は電話機1を製造したメーカーを示す情報である。モデル情報は電話機1の機種を示す情報である。仕様情報は電話機1の仕様を示す情報である。仕様情報は例えば、電話機1をユーザに提供する通信事業者(キャリア)に応じて変わったり、同じキャリアであっても、電話機1に搭載されたアプリケーションに応じて変わったりする。なお、端末情報125のデータ構造および具体例は図3の例に限定されない。
また、接続実行部104は、振り分けサーバ2から管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を受信すると、これらの情報を記憶部12に記憶する。なお、振り分けサーバ2から受信する情報は管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124に限定されない。例えば、管理サーバ3との接続時間の上限を示す接続制限時間を受信してもよい。
一方、接続実行部104は、接続先決定部103から管理サーバ電話番号123を受け取った場合、記憶部12に記憶されている、次に管理サーバ3にアクセスする時刻を示すテキストデータである次回接続時刻124を読み出す。そして、現在時刻(具体的には、管理サーバ3が設置されている場所の現在時刻)が、次回接続時刻124が示す時刻となったとき、当該管理サーバ電話番号123を用いて管理サーバ3にアクセスし、当該管理サーバ3と情報の送受信を行う。具体的には、接続実行部104は、次回接続時刻124を含むデータを受信する。接続実行部104は、受信した次回接続時刻124を記憶部12に記憶する。なお、管理サーバ3から受信するデータには、上述した接続制限時間が含まれていてもよい。
初期化タイプ判定部101は、指示された初期化が、管理サーバ電話番号123の削除を含む第1の初期化であるか、または管理サーバ電話番号123の削除を含まない(管理サーバ電話番号123を削除しない)第2の初期化であるかを判定する。ここで、図4および図5を参照して、電話機1の初期化について説明する。図4は電話機1の流通の概要を示す図であり、図5は電話機1の初期化の概要を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る電話機1は、流通の一形態として、メーカーAから直接、またはレンタルサービス事業者BおよびCを介して各キャリアにレンタルされ、各キャリアから各ユーザにレンタルされる。なお、キャリアD〜Hは、それぞれが異なるキャリアであってもよいし、同じキャリアを含む(例えば、キャリアDとキャリアFとが同じキャリア)ものであってもよい。
ここで、レンタルが終了してユーザが電話機1をキャリアに返却する場合を考える。キャリアは電話機1が返却されると、別のユーザに当該電話機1をレンタルする。そのため、個人情報の保護などの観点からユーザ(またはキャリア)は、電話機1を初期化する必要がある。このとき、電話機1の仕様が変わらなければ、別のユーザに電話機1をレンタルしたとしても、アクセスする管理サーバ3は前回と変更する必要が無い。また、キャリアは、管理サーバ3の負荷を軽減するなどの理由で、電話機1がアクセスする管理サーバ3を意図的に変更する可能性があるが、キャリアがこのような変更を所望しない場合も、アクセスする管理サーバ3は前回と変更する必要が無い。よって、このような場合では、初期化において管理サーバ電話番号123を削除する必要は無いため、ユーザ(またはキャリア)は図5の(a)に示す第2の初期化(管理サーバ電話番号123を削除しない初期化)を実行すればよい。
一方、管理サーバ電話番号123が文字化けした、管理サーバ3自体が変更されたことにより、電話機1がアクセスすべき管理サーバ3の管理サーバ電話番号123が変更になったなどの理由で、管理サーバ3にアクセスできなくなった場合、電話機1は管理サーバ電話番号123を取得し直す必要がある。このような場合、ユーザ(またはキャリア)は、図5の(a)に示す第1の初期化(管理サーバ電話番号123を削除する初期化)を実行する必要がある。また、電話機1がメーカーやレンタルサービス事業者まで返却された場合、次のレンタル先はキャリアが異なる(すなわち、電話機1がアクセスする管理サーバ3が異なる)可能性がある。このような場合においても、電話機1から管理サーバ電話番号123を削除する必要があるため、メーカーまたはレンタルサービス事業者が、上記第1の初期化を実行する必要がある。
第1の初期化を実行することにより、管理サーバ電話番号123が削除されるので、電話機1(接続実行部104)は振り分けサーバ2にアクセスし、管理サーバ電話番号123を取得することとなる。ここで、アクセスすべき管理サーバ3が管理サーバ3aであった電話機1a(図2参照)が返却された後、電話機1aのレンタル先であるキャリアが前回レンタル時から変更となり、端末情報125が変更されるとともに第1の初期化が実行された場合を考える。この場合、図5の(b)に示すように、次のレンタル先にて電話機1aが振り分けサーバ2にアクセスすると、新たな管理サーバ電話番号123(図5の(b)の例では、管理サーバ3bの管理サーバ電話番号123である「2222」)を取得する。このように、管理サーバ電話番号123を削除可能とすることで、電話機1がアクセスすべき管理サーバ3が変わった場合に対応することができる。
本実施形態では、第1の初期化を実行するためのユーザ操作と、第2の初期化を実行するためのユーザ操作とが異なる。そのため、初期化タイプ判定部101は、操作部11からユーザ操作の内容を示す操作情報を受け取ると、当該操作情報が第1の初期化を示すものであるか、または第2の初期化を示すものであるかを判定し、判定結果に応じた指示を初期化実行部102に出力する。具体的には、初期化タイプ判定部101は、第1の初期化を示すものであると判定した場合、第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。一方、第2の初期化を示すものであると判定した場合、第2の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。
初期化実行部102は、初期化タイプ判定部101の指示に応じて、第1の初期化または第2の初期化を実行する。具体的には、初期化実行部102は、第1の初期化と第2の初期化の詳細(電話機1に記憶されている各種情報のうち、どの情報を削除し、どの情報を削除しないのか)を示す初期化情報121を参照して、削除する情報を決定し、当該情報の削除を実行する。なお、第1の初期化を実行する場合、初期化実行部102は、管理サーバ電話番号123とともに、次回接続時刻124を削除する。これは、次回接続時刻124は、現在アクセスしている管理サーバ3に関係する情報(具体的には、当該管理サーバ3が決定した時刻)であるためである。また、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124以外の各種情報の削除の要否については、本発明と関連性が薄いため、ここでの説明は省略する。ただし、第1の初期化では、現在アクセスしている管理サーバ3に関係する情報は必ず削除する。
なお、初期化実行部102は、電話機1がどのような状態か(具体的には、電話機1がユーザに使用されている状態か、またはユーザへの提供前の状態か)を認識可能であることが好ましい。このように構成されていることにより、ユーザが使用している状態において第1の初期化が実行された場合、初期化実行部102はユーザに使用された状態において第1の初期化が実行されたことを接続先決定部103に通知する。接続先決定部103は、当該通知を受けて振り分けサーバ電話番号122を接続実行部104に出力することで、接続実行部104は通信部16を制御して振り分けサーバ2にアクセスし、管理サーバ電話番号123を取得する。これにより、ユーザが使用している状態において第1の初期化が実行された場合、換言すれば、管理サーバ3へのアクセスが不可能になった場合に、速やかに管理サーバ3へのアクセスが可能な状態に戻すことができる。
記憶部12は、初期化情報121、振り分けサーバ電話番号122、管理サーバ電話番号123、次回接続時刻124、および端末情報125を少なくとも記憶している。なお、これらの情報の詳細については既に説明しているため、ここでの説明を省略する。
(電話番号取得処理の流れ)
次に、図6を参照して、電話機1が実行する電話番号取得処理の流れを説明する。図6は、電話機1が実行する電話番号取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、当該電話番号取得処理は、電話機1がユーザに提供されて起動された後の処理を示している。
まず、接続先決定部103は、記憶部12を参照して管理サーバ電話番号123が記憶されているか否かを確認する(ステップS1、以下「ステップ」を省略)。記憶されていない場合(S1でNO)、接続先決定部103は振り分けサーバ電話番号122を読み出し、接続実行部104に出力する。続いて、接続実行部104は振り分けサーバ2にアクセスする(S2)。具体的には、接続実行部104は通信部16を制御し、振り分けサーバ電話番号122を用いて振り分けサーバ2にアクセスする。このとき、接続実行部104は記憶部12から端末情報125を読み出し、振り分けサーバ2に送信する。続いて、接続実行部104は振り分けサーバ2から管理サーバ電話番号(端末情報125を用いて振り分けサーバ2が決定した管理サーバ電話番号)123および次回接続時刻124を取得する(S3、取得ステップ)。そして、接続実行部104は取得した管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を記憶部12に記憶する(S4、記憶ステップ)。そして、電話番号取得処理はS1に戻る。
一方、管理サーバ電話番号123が記憶されている場合(S1でYES)、接続先決定部103は管理サーバ電話番号123を読み出し、接続実行部104に出力する。続いて、接続実行部104は、次回接続時刻124を参照して、管理サーバ3が設置されている場所の現在時刻が、次回接続時刻124が示す時刻となるまで待機する(S5)。次回接続時刻124が示す時刻となった場合(S5でYES)、接続実行部104は管理サーバ3にアクセスする(S6、通信ステップ)。具体的には、接続実行部104は通信部16を制御し、管理サーバ電話番号123を用いて管理サーバ3にアクセスする。そして、接続実行部104は管理サーバ3から次回接続時刻を含むデータを取得する(S7)。そして、接続実行部104は取得したデータを記憶部12に記憶する(S8)。そして、電話番号取得処理はS1に戻る。
(初期化処理の流れ)
次に、図7を参照して、電話機1が実行する初期化処理の流れを説明する。図7は、電話機1が実行する初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、操作部11は初期化を示すユーザ操作(初期化操作)を待機している(S11)。初期化操作を取得した場合(S11でYES)、操作部11は、当該初期化操作の内容を示す操作情報を初期化タイプ判定部101に出力する。続いて、初期化タイプ判定部101は、受け取った操作情報が第1の初期化を示すものであるか否かを判定する(S12)。第1の初期化を示すものであると判定した場合(S12でYES)、初期化タイプ判定部101は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第1の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を少なくとも削除する初期化を実行する(S13、削除ステップ)。
一方、受け取った操作情報が第1の初期化を示すものでないと判定した場合(S12でNO)、初期化タイプ判定部101は第2の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第2の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除しない初期化を実行する(S14)。以上で本実施形態に係る初期化処理は終了する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図8〜図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、以降の実施形態では、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(電話機4の要部構成)
まず、図8を参照して、本実施形態に係る電話機4の要部構成について説明する。図8は電話機4の要部構成の一例を示すブロック図である。電話機4は、実施形態1にて説明した電話機1と異なり、制御部10および記憶部12に代えて、制御部40および記憶部42を備えている。なお、操作部11は図8に示す各部材との関連性が薄いため、図8では記載を省略している。
制御部40は、上記制御部10と異なり、初期化タイプ判定部101および接続実行部104に代えて、初期化タイプ判定部401および接続実行部404を含む。
接続実行部404は、上記接続実行部104の機能に加え、管理サーバ3への接続を試みたとき、記憶部12に記憶されている接続履歴421(通信成否履歴)を更新し、更新した旨を初期化タイプ判定部401に通知する。ここで、接続履歴421の詳細について、図9を参照して説明する。図9は接続履歴421のデータ構造および具体例を示す図である。図9に示すように、接続履歴421は、管理サーバ3への接続を試みた日時を示す情報(「接続日時」のカラムに含まれる情報)と、当該接続が成功したか否かを示す情報(「接続結果」のカラムに含まれる情報)とを対応付けた情報である。なお、図9の例では、接続が成功したか否かを示す情報において、成功したことは「○」、失敗したことは「×」で示しているが、この例に限定されるものではない。また、接続履歴421のデータ構造および具体例は、図9の例に限定されるものではない。
初期化タイプ判定部401は、上記初期化タイプ判定部101と異なり、接続実行部404からの通知を受け取ると、接続履歴421を確認する。そして、接続履歴421が、通信の失敗に関して所定の条件を満たしているか否かを判定する。本実施形態では、接続履歴において、1日1回の管理サーバ3への接続が5回連続(5日連続)で失敗しているか否かを判定する。なお、所定の条件はこの例に限定されない。例えば、直近の管理サーバ3への接続が失敗したか否かを判定してもよい。また、本実施形態では管理サーバ3への接続が失敗した場合、失敗した接続の時刻と同じ時刻に翌日の接続を試みているが、この例に限定されず、翌日の異なる時刻に接続を試みてもよい。5回連続で失敗していると判定した場合、初期化タイプ判定部401は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。ここで、図9の例では、2015/8/20〜2015/8/24の期間において5回連続で失敗している。この場合、初期化タイプ判定部401は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力し、初期化実行部102が管理サーバ電話番号123を削除する。
(初期化処理の流れ)
次に、図10を参照して、電話機4が実行する初期化処理の流れを説明する。図10は、電話機4が実行する初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態における電話番号取得処理は実施形態1と同様であるため、ここでの説明を省略する。
まず、初期化タイプ判定部401は、接続履歴421の更新を待機している(S21)。接続実行部404から接続履歴421の更新を通知されると(S21でYES)、初期化タイプ判定部401は接続履歴421を確認し、管理サーバ3への接続が5回連続で失敗しているか否かを判定する(S22)。5回連続で失敗していると判定した場合(S22でYES)、初期化タイプ判定部401は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第1の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を少なくとも削除する初期化を実行する(S23)。一方、5回連続で失敗していないと判定した場合(S22でNO)、S23の処理は省略される。以上で本実施形態に係る初期化処理は終了する。
以上のように、本実施形態に係る電話機4は、接続履歴421が、管理サーバ3との通信の失敗に関して所定の条件を満たしている場合に、第1の初期化を実行して、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除する。電話機4と管理サーバ3との通信が失敗するということは、管理サーバ電話番号123が、電話機4がアクセスすべき管理サーバ3の管理サーバ電話番号123と異なっている可能性が高い。そこで、本実施形態に係る電話機4は、上記のような場合に自動的に管理サーバ電話番号123を削除することで、一度電話機4を振り分けサーバ2にアクセスさせる。これにより、電話機4は自機がアクセスすべき管理サーバ3の管理サーバ電話番号123を再度取得することができるので、管理サーバ3へアクセスできないという問題を自動的に解決することができる。
なお、本実施形態では、接続履歴421が、管理サーバ3との通信の失敗に関して所定の条件を満たしている場合に、第1の初期化を実行する構成を説明した。しかしながら、本実施形態に係る電話機4は、接続履歴421が、管理サーバ3との通信の失敗に関して所定の条件を満たしている場合に、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124のみを削除する構成であってもよい。
(実施形態2の変形例)
次に、実施形態2の変形例について説明する。上述した電話機4は、接続履歴421の「接続結果」のカラムの情報を参照して、第1の初期化を実行するか否かを判定していた。これに対して、本変形例に係る電話機4は、接続履歴421の「接続日時」のカラムの情報を参照して、第1の初期化を実行するか否かを判定する。
具体的には、本変形例に係る初期化タイプ判定部401は、電話機4が起動されたとき、接続履歴421の最後に管理サーバ3へのアクセスを試みたことを示すレコード(接続日時が示す日時が最も新しいレコード)を確認し、当該レコードの日付から現在までの期間が所定期間以上であるか否かを判定する。本変形例では、初期化タイプ判定部401は当該期間が1か月以上であるか否かを判定する。そして、1か月以上である場合、初期化タイプ判定部401は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。
以上のように、本変形例に係る電話機4は、管理サーバ3との最後の通信から現在までの期間が1か月以上である場合、第1の初期化を実行し、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除する。上述したように、電話機4は使用されていれば1日1回管理サーバ3へのアクセスを試みるため、管理サーバ3との最後の通信から現在までの期間が1か月以上である電話機4は長期間使用されていなかった、換言すれば、レンタル先(キャリア)からメーカーまたはレンタルサービス事業者に返却されてから次のレンタルが行われていない可能性が高い。このような電話機4は、次のレンタル先であるキャリアが前回のキャリアから変わる可能性が高いため、上述したように第1の初期化を実行し、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を自動的に削除する。これにより、第1の初期化を実行するための操作を省略することができる。
なお、上述した変形例では、管理サーバ3との最後の通信から現在までの期間が1か月以上である場合、電話機4は第1の初期化を実行していたが、第2の初期化、すなわち管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除しない初期化を実行してもよい。これにより、ユーザからキャリアに電話機4が返却された後、長時間使用されていなかった電話機4を自動的にレンタル可能な状態(初期化が行われた状態)とすることができ、第2の初期化を実行するための操作を省略することができる。
(事業者初期化処理の流れ)
次に、図11を参照して、電話機4が実行する事業者初期化処理の流れを説明する。図11は、電話機4が実行する事業者初期化処理の流れの別の例を示すフローチャートである。なお、本変形例に係る初期化処理は、上述したようにメーカーまたはレンタルサービス事業者のもとに電話機がある場合の初期化処理であるため、「事業者初期化処理」と記載して、ユーザやキャリアのもとに電話機がある場合の初期化処理と区別している。
まず、電話機4が起動されると(S31でYES)、初期化タイプ判定部401は、接続履歴421を確認し、直近の接続から1か月以上経過しているか否かを判定する(S32)。1か月以上経過していると判定した場合(S32でYES)、初期化タイプ判定部401は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第1の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を少なくとも削除する初期化を実行する(S33)。一方、1か月以上経過していないと判定した場合(S32でNO)、S33の処理は省略される。以上で本実施形態に係る事業者初期化処理は終了する。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図12および図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、メーカーまたはレンタルサービス事業者まで電話機が返却された場合に実行される可能性がある、端末情報125に含まれる仕様情報の変更の有無に応じて、第1の初期化または第2の初期化を実行する構成を説明する。
(電話機5の要部構成)
まず、図12を参照して、本実施形態に係る電話機5の要部構成について説明する。図12は電話機5の要部構成の一例を示すブロック図である。電話機5は、実施形態1にて説明した電話機1と異なり、制御部10に代えて制御部50を備えている。
制御部50は、上記制御部10と異なり、新たに仕様情報変更部501を含む。また、初期化タイプ判定部101に代えて初期化タイプ判定部502を含む。
仕様情報変更部501は、ユーザ操作に応じて端末情報125に含まれる仕様情報を変更する。具体的には、仕様情報変更部501は、操作部11から仕様情報の変更を示す操作情報を受け取ると、記憶部12に記憶されている端末情報125を読み出し、操作情報が示すように仕様情報を書き換え、記憶部12に記憶する。そして、仕様情報変更部501は仕様情報を変更したことを初期化タイプ判定部502に通知する。
初期化タイプ判定部502は、仕様情報を変更した旨の通知を受けたか否かに応じて、第1の初期化を実行するか、または第2の初期化を実行するかを判定する。具体的には、初期化タイプ判定部502は、操作部11から初期化の実行を示す操作情報を受け取ると、仕様情報を変更した旨の通知を仕様情報変更部501から受けているか否かを判定する。通知を受けている場合、初期化タイプ判定部502は、第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。一方、通知を受けていない場合、初期化タイプ判定部502は、第2の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。なお、初期化タイプ判定部502は、仕様情報変更部501からの通知を受けた時点で、操作部11から初期化の実行を示す操作情報を受け取ることなく、第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力してもよい。
(事業者初期化処理の流れ)
次に、図13を参照して、電話機5が実行する事業者初期化処理の流れを説明する。図13は、電話機5が実行する事業者初期化処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態に係る初期化処理についても、実施形態2の変形例にて説明した初期化処理と同様に、「事業者初期化処理」と記載して、ユーザやキャリアのもとに電話機がある場合の初期化処理と区別している。
まず、操作部11は初期化を示すユーザ操作(初期化操作)を待機している(S41)。初期化操作を取得した場合(S41でYES)、操作部11は、当該初期化操作を示す操作情報を初期化タイプ判定部502に出力する。続いて、初期化タイプ判定部502は、仕様情報が更新されているか否かを判定する(S42)。具体的には、初期化タイプ判定部502は、仕様情報変更部501から仕様情報が変更されたことを示す通知を受けているか否かを判定する。仕様情報が更新されていると判定した場合(S42でYES)、初期化タイプ判定部502は第1の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第1の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を少なくとも削除する初期化を実行する(S43)。
一方、仕様情報が更新されていないと判定した場合(S42でNO)、初期化タイプ判定部502は第2の初期化の実行指示を初期化実行部102に出力する。そして、初期化実行部102は第2の初期化、すなわち、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除しない初期化を実行する(S14)。以上で本実施形態に係る初期化処理は終了する。
以上のように、本実施形態に係る電話機5は、仕様情報の変更の有無から電話機5が次にアクセスすべき管理サーバ3が変更されるか否かを判定し、変更される場合に管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除する。これにより、メーカーまたはレンタルサービス事業者は、各電話機5において管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除するか否かを確認する必要が無くなる。また、管理サーバ電話番号123および次回接続時刻124を削除する必要のない電話機5については、これらの情報を削除しないため、電話機5がユーザに提供されたとき、一度振り分けサーバ2にアクセスする必要が無くなる。
〔変形例〕
実施形態1〜3に係る電話機1、4、5は、第1の初期化または第2の初期化を実行する構成であったが、この2つの初期化以外の初期化を実行可能であってもよい。
また、本発明に係る通信装置は、実施形態1〜3にて説明した電話機1、4、5に限定されない。具体的には、本発明に係る通信装置は、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバへ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置であればよい。
また、実施形態1〜3に係る管理サーバ3は、2以上のサーバのグループで、管理サーバ3の機能を実現してもよい。この場合、接続先決定システム100は、例えば管理サーバ3の代わりに、迷惑電話リストを提供するサーバとその他の情報を提供するサーバとを備えてもよい。すなわち、実施形態1〜3に係る電話機1、4、5は、管理サーバ電話番号123として、上記グループに含まれるすべてのサーバの電話番号を取得してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
電話機1、4、5の制御ブロック(特に制御部10、40、50)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、電話機1、4、5は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信装置(電話機1)は、複数の管理サーバ(管理サーバ3)の中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置であって、上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバ(振り分けサーバ2)と通信するための振り分けサーバ接続情報(振り分けサーバ電話番号122)を記憶している記憶部(記憶部12)と、上記振り分けサーバ接続情報を用いて上記振り分けサーバと通信する通信部(通信部16)と、上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報(管理サーバ電話番号123)を、上記振り分けサーバから取得する取得部(接続実行部104)と、を備え、上記記憶部は、上記管理サーバ接続情報をさらに記憶し、上記通信部は、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信し、上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除部(初期化実行部102)をさらに備える。
上記の構成によれば、振り分けサーバ接続情報が記憶されている記憶部に、振り分けサーバから取得した管理サーバ接続情報をさらに記憶し、また、当該管理サーバ接続情報を記憶部から削除することができる。つまり通信装置において管理サーバ接続情報を削除でき、記憶部に振り分けサーバ接続情報のみが記憶されている状態に戻すことができる。よって、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバ(すなわち、指定管理サーバ)へ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置において、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができる。
本発明の態様2に係る通信装置は、上記態様1において、上記通信部は、上記削除部によって上記管理サーバ接続情報が削除された場合、再度上記振り分けサーバと通信し、上記取得部は、上記振り分けサーバから再度上記管理サーバ接続情報を取得してもよい。
上記の構成によれば、管理サーバ接続情報が削除された場合、再度振り分けサーバと通信して、管理サーバ接続情報を再取得するので、管理サーバ接続情報を削除したとしても、容易に指定管理サーバに接続可能な状態に戻すことができる。
本発明の態様3に係る通信装置は、上記態様1または2において、上記削除部は、上記管理サーバ接続情報の削除を含む第1の初期化を実行してもよい。
上記の構成によれば、削除部は、第1の初期化を実行することで管理サーバ接続情報を削除するので、通信装置が記憶している各種情報の削除に併せて管理サーバ接続情報を削除することができる。換言すれば、第1の初期化を実行するだけで管理サーバ接続情報を削除することができる。例えば、通信装置がレンタル先から返却された場合、通信装置と指定管理サーバとの通信に問題が発生した場合などの初期化が必要な状況において、通信装置が次にアクセスすべき管理サーバが変更となったとしても、当該変更に容易に対応することができる。
本発明の態様4に係る通信装置は、上記態様3において、上記第1の初期化の指示および、上記管理サーバ接続情報の削除を含まない第2の初期化の指示のいずれかを示すユーザ操作を受け付ける操作部(操作部11)をさらに備え、上記削除部は、上記操作部が受け付けた上記ユーザ操作に応じて、上記第1の初期化または上記第2の初期化を実行してもよい。
上記の構成によれば、ユーザ操作に応じて、第1の初期化または第2の初期化を実行するので、管理サーバ接続情報の削除を必要としない場合には、管理サーバ接続情報を削除しない初期化(すなわち第2の初期化)をユーザの望みどおりに実行することができる。
本発明の態様5に係る通信装置は、上記態様3において、上記記憶部は、上記通信装置の仕様を示す仕様情報をさらに記憶しており、上記削除部は、上記仕様情報が変更された場合、上記第1の初期化を実行する一方、変更されていない場合、上記管理サーバ接続情報の削除を含まない第2の初期化を実行してもよい。
上記の構成によれば、仕様情報の変更に応じて、第1の初期化または第2の初期化を実行するので、ユーザが初期化操作を実行せずとも適切な初期化を実行することができる。
本発明の態様6に係る通信装置は、上記態様3において、上記削除部は、上記指定管理サーバとの最後の通信から現在までの期間が所定期間以上である場合、上記第1の初期化を実行してもよい。
上記の構成によれば、上記指定管理サーバとの最後の通信から時間が経過している場合、第1の初期化を自動的に実行するので、アクセスしていた指定管理サーバに関する情報を記憶していない状態、換言すれば、出荷時の状態に自動的に戻して、次の使用に備えることができる。
本発明の態様7に係る通信装置は、上記態様1または2において、上記記憶部は、上記通信装置と上記指定管理サーバとの通信が成功したか否かを示す通信成否履歴をさらに記憶しており、上記削除部は、上記通信成否履歴が所定の条件を満たしている場合、上記管理サーバ接続情報を削除してもよい。
上記の構成によれば、通信装置と指定管理サーバとの通信の失敗が所定の条件を満たしている場合、換言すれば、当該通信に何らかの問題が発生した場合、管理サーバ接続情報を削除するので、自動的に記憶部に振り分けサーバ接続情報のみが記憶されている状態に戻すことができる。
本発明の態様8に係る通信装置は、上記態様1から7のいずれかにおいて、上記記憶部は、上記通信装置に関する装置情報(端末情報125)をさらに記憶しており、上記取得部は、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されていない場合、上記指定管理サーバを上記振り分けサーバに決定させるために、上記装置情報を上記振り分けサーバに送信してもよい。
上記の構成によれば、通信装置に関する装置情報を振り分けサーバに送信することで、指定管理サーバを振り分けサーバに決定させるので、通信装置に応じた適切な指定管理サーバを振り分けサーバに決定させることができる。
本発明の態様9に係る通信装置は、上記態様8において、上記装置情報は、上記通信装置のメーカーを示す情報、上記通信装置の機種を示す情報、および上記通信装置の仕様を示す情報の少なくともいずれか1つを含んでもよい。
上記の構成によれば、装置情報は、通信装置のメーカーを示す情報、機種を示す情報、仕様を示す情報の少なくともいずれか1つを含むので、通信装置に応じた適切な指定管理サーバを振り分けサーバに決定させることができる。
本発明の態様10に係る通信装置は、上記態様1から9のいずれかにおいて、電話機であってもよい。
上記の構成によれば、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバ(すなわち、指定管理サーバ)へ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な電話機を、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができる。
本発明の態様11に係る通信システム(接続先決定システム100)は、上記態様1から10のいずれかにおける通信装置と、上記複数の管理サーバと、上記振り分けサーバと、を含んでもよい。
上記の構成によれば、態様1に係る通信装置と同様に、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバ(すなわち、指定管理サーバ)へ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置において、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができる。
本発明の態様12に係る通信装置の制御方法は、複数の管理サーバの中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置の制御方法であって、上記通信装置は、上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバと通信するための振り分けサーバ接続情報を記憶している記憶部を備え、上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報を、上記振り分けサーバから取得する取得ステップ(ステップS3)と、上記管理サーバ接続情報を上記記憶部に記憶する記憶ステップ(ステップS4)と、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信する通信ステップ(ステップS6)と、上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除ステップ(ステップS13)と、を含む。
上記の構成によれば、態様1に係る通信装置と同様に、最初に振り分けサーバに接続して、目的のサーバ(すなわち、指定管理サーバ)へ接続するための情報を取得することで、2回目以降は振り分けサーバに接続することなく目的のサーバに接続可能な通信装置において、簡単に振り分けサーバへの再度の接続が可能な状態とすることができる。
本発明の各態様に係る通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記通信装置をコンピュータにて実現させる通信装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 電話機(通信装置)
2 振り分けサーバ
3 管理サーバ
4 電話機(通信装置)
5 電話機(通信装置)
11 操作部
12 記憶部
16 通信部
100 接続先決定システム(通信システム)
101 初期化タイプ判定部(操作判定部)
102 初期化実行部(削除部)
104 接続実行部(取得部)
122 振り分けサーバ電話番号(振り分けサーバ接続情報)
123 管理サーバ電話番号(管理サーバ接続情報)
125 端末情報(装置情報)
421 接続履歴(通信成否履歴)
S3 取得ステップ
S4 記憶ステップ
S6 通信ステップ
S13 削除ステップ

Claims (12)

  1. 複数の管理サーバの中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置であって、
    上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバと通信するための振り分けサーバ接続情報を記憶している記憶部と、
    上記振り分けサーバ接続情報を用いて上記振り分けサーバと通信する通信部と、
    上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報を、上記振り分けサーバから取得する取得部と、を備え、
    上記記憶部は、上記管理サーバ接続情報をさらに記憶し、
    上記通信部は、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信し、
    上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除部をさらに備えることを特徴とする通信装置。
  2. 上記通信部は、上記削除部によって上記管理サーバ接続情報が削除された場合、再度上記振り分けサーバと通信し、
    上記取得部は、上記振り分けサーバから再度上記管理サーバ接続情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 上記削除部は、上記管理サーバ接続情報の削除を含む第1の初期化を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 上記第1の初期化の指示および、上記管理サーバ接続情報の削除を含まない第2の初期化の指示のいずれかを示すユーザ操作を受け付ける操作部と、をさらに備え、
    上記削除部は、上記操作部が受け付けた上記ユーザ操作に応じて、上記第1の初期化または上記第2の初期化を実行することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 上記記憶部は、上記通信装置の仕様を示す仕様情報をさらに記憶しており、
    上記削除部は、上記仕様情報が変更された場合、上記第1の初期化を実行する一方、変更されていない場合、上記管理サーバ接続情報の削除を含まない第2の初期化を実行することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  6. 上記削除部は、上記指定管理サーバとの最後の通信から現在までの期間が所定期間以上である場合、上記第1の初期化を実行することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  7. 上記記憶部は、上記通信装置と上記指定管理サーバとの通信が成功したか否かを示す通信成否履歴をさらに記憶しており、
    上記削除部は、上記通信成否履歴が所定の条件を満たしている場合、上記管理サーバ接続情報を削除することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  8. 上記記憶部は、上記通信装置に関する装置情報をさらに記憶しており、
    上記取得部は、上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されていない場合、上記指定管理サーバを上記振り分けサーバに決定させるために、上記装置情報を上記振り分けサーバに送信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 上記装置情報は、上記通信装置のメーカーを示す情報、上記通信装置の機種を示す情報、および上記通信装置の仕様を示す情報の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 電話機であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置と、
    上記複数の管理サーバと、
    上記振り分けサーバと、を含むことを特徴とする通信システム。
  12. 複数の管理サーバの中から指定された少なくとも1つの指定管理サーバと通信する通信装置の制御方法であって、
    上記通信装置は、上記指定管理サーバを指定する振り分けサーバと通信するための振り分けサーバ接続情報を記憶している記憶部を備え、
    上記指定管理サーバと通信するための管理サーバ接続情報を、上記振り分けサーバから取得する取得ステップと、
    上記管理サーバ接続情報を上記記憶部に記憶する記憶ステップと、
    上記管理サーバ接続情報が上記記憶部に記憶されている場合、上記管理サーバ接続情報を用いて上記指定管理サーバと通信する通信ステップと、
    上記記憶部から上記管理サーバ接続情報を削除する削除ステップと、を含むことを特徴とする通信装置の制御方法。
JP2015165142A 2015-08-24 2015-08-24 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法 Active JP6548990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165142A JP6548990B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165142A JP6548990B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046069A true JP2017046069A (ja) 2017-03-02
JP6548990B2 JP6548990B2 (ja) 2019-07-24

Family

ID=58210135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015165142A Active JP6548990B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6548990B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021177243A1 (ja) * 2020-03-02 2021-09-10 ダイキン工業株式会社 通信装置、プログラム、通信方法、情報処理方法、情報処理装置、及び通信システム
KR20220053914A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 주식회사 엘지유플러스 통신 네트워크에서 단말들 간의 연결을 제어하는 방법 및 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122654A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Sorekkusu Kk 端末装置、接続設定サーバ装置および通信システム
JP2008042557A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Ntt Docomo Inc 無線通信制御装置、無線通信制御システムおよび無線通信制御方法
JP2011239123A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び暗号鍵管理方法及びプログラム
JP2015084463A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社日立製作所 情報収集システムおよびセンサ端末、通信端末ならびに端末接続制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122654A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Sorekkusu Kk 端末装置、接続設定サーバ装置および通信システム
JP2008042557A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Ntt Docomo Inc 無線通信制御装置、無線通信制御システムおよび無線通信制御方法
JP2011239123A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び暗号鍵管理方法及びプログラム
JP2015084463A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社日立製作所 情報収集システムおよびセンサ端末、通信端末ならびに端末接続制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021177243A1 (ja) * 2020-03-02 2021-09-10 ダイキン工業株式会社 通信装置、プログラム、通信方法、情報処理方法、情報処理装置、及び通信システム
JP2021140280A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 ダイキン工業株式会社 通信装置、プログラム、通信方法、及び通信システム
CN115210698A (zh) * 2020-03-02 2022-10-18 大金工业株式会社 通信装置、程序、通信方法、信息处理方法、信息处理装置和通信系统
CN115210698B (zh) * 2020-03-02 2023-08-04 大金工业株式会社 通信装置、程序、通信方法、信息处理方法、信息处理装置和通信系统
US11778040B2 (en) 2020-03-02 2023-10-03 Daikin Industries, Ltd. Communication apparatus, program, communication method, information processing method, information processing apparatus, and communication system
KR20220053914A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 주식회사 엘지유플러스 통신 네트워크에서 단말들 간의 연결을 제어하는 방법 및 장치
KR102494912B1 (ko) * 2020-10-23 2023-02-06 주식회사 엘지유플러스 통신 네트워크에서 단말들 간의 연결을 제어하는 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6548990B2 (ja) 2019-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10270811B2 (en) Security domain management method, apparatus, and system
EP2635073A1 (en) Access point selection based on number of successful connections
JP5989013B2 (ja) ユニバーサルプラグアンドプレイホームネットワーク環境における連絡先情報を管理する方法及びシステム
JP2005530258A (ja) クライアント・デバイスをサーバからリフレッシュする間に再同期化するためのシステムおよび方法
JP2017046069A (ja) 通信装置、通信システム、および通信装置の制御方法
EP3007470B1 (en) Performance improvement method in instance hosting environment and service system therefor
CN109391658B (zh) 一种账号数据同步方法及其设备、存储介质、终端
JP6289879B2 (ja) 通信端末、通信方法及びプログラム
CN105453518B (zh) 计量网络的同步
CN103563299A (zh) 在通用即插即用家庭网络环境中提供日历服务的方法和系统
KR100577735B1 (ko) 업데이트 정보를 감지하는 이동통신단말기를 이용한 백업서비스 시스템
JP2021010164A (ja) 通知プリセットを利用した通知処理方法および装置
KR101885576B1 (ko) 범용 플러그 앤 플레이 홈 네트워크 환경에서 개선된 어드레스 북 기능을 제공하기 위한 방법, 시스템 및 저장 매체
US20160330151A1 (en) Method and system for managing an informational site using a social networking application
US20130346582A1 (en) Deployment of services on a set of real objects with automatic matching
US9479586B2 (en) Distributed system for storing digital data
KR101707308B1 (ko) 통신 서버
JP6398368B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
CN108737670B (zh) 在通信终端控制来电呼叫转移的方法和设备
JP2017049936A (ja) 端末装置
CN111125223A (zh) 一种数据库连接池更新方法及装置
CN107342889B (zh) 在包括多个设备的家庭网络中管理电话服务的方法和设备
KR101466645B1 (ko) 휴대용 단말 장치들의 메시지 송수신을 위한 메시지 통합 관리 시스템
JP5491050B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
EP3890272A1 (en) Event notification method and device, apparatus and computer storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6548990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150