JP2017045559A - 発光装置および画像表示装置 - Google Patents

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淳 川田
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Abstract

【課題】隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができる技術を提供する。
【解決手段】本発明の発光装置は、複数の光源群を有する光源基板と、前記光源基板上に設けられた、各光源群を囲む隔壁部材と、を有する発光装置であって、前記隔壁部材は、前記隔壁部材を前記発光装置に固定するネジが通る固定穴を有し、前記固定穴の近傍に、前記隔壁部材を前記ネジで前記発光装置に固定する際に前記隔壁部材に加えられた外力を吸収する吸収部を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、発光装置および画像表示装置に関する。
画像表示装置として、液晶表示装置が知られている。液晶表示装置は、液晶パネルとバックライトモジュールを有する。バックライトモジュールとして、画面と平行な面の方向に並べられた複数の光源を有する直下型バックライトモジュールが知られている。直下型バックライトモジュールでは、光源として、LED(発光ダイオード)がよく使用される。
バックライトモジュールでは、表示画像(画面に表示された画像)のコントラスト向上のために、画面の領域を構成する複数の分割領域にそれぞれ対応する複数の光源群が使用されることがある。各光源群は、1つ以上の光源を有する。各光源群の発光を個別に制御することにより、表示画像のコントラストを高めることができる。
液晶表示装置では、画質向上のために、液晶パネルと光源の間に光学シートや隔壁部材が設けられることがある。光学シートは、入射した光に光学的な変化を与える。例えば、光学シートは、光源から発せられた光の拡散、偏光、集光、等を行う。それにより、画面輝度を高めたり、色ムラや輝度ムラを低減したりすることができる。隔壁部材は、各光源群を囲む。それにより、光源群から発せられた光が、当該光源群に対応しない他の分割領域に漏れることを抑制することができる。その結果、表示画像のコントラストをより高めることができる。また、隔壁部材の表面における光反射率を高めることで、画面輝度を高めることができる。
従来の隔壁部材の保持構造について、図9,10を用いて説明する。図9は、従来の液晶表示装置101の構成の一例を示す図であり、図10は、従来の隔壁部材の保持構造の一例を示す図である。図9は、画面に垂直な面によって得られた断面図であり、図10は、画面側から隔壁部材を見た正面図である。
図9の例では、基板111上に複数の光源群111aが設けられている。液晶表示装置101は、各光源群111aの発光を個別に制御することができる。また、複数の光源群111aと液晶パネル110の間に光学シート112が設けられており、基板111上に隔壁部材113が設けられている。そのため、各光源群111aから発せられた光には、光学シート112によって光学的な変化が与えられる。また、各光源群111aから発せられた光が隔壁部材113で反射することもある。各光源群111aから発せられて光学シート112を通った光が、液晶パネル110の背面に照射される。液晶パネル110は、液晶パネル110の周縁部において液晶パネル110の正面に接するパネルケース114と、液晶パネル110の周縁部において液晶パネル110の背面に接するパネルホルダ115とにより挟持されている。複数の光源群111aが設けられた基板111は、バックライトケース116に固定されている。そして、光学シート112は、パネルホルダ115とバックライトケース16により挟持されている。基板111上には支柱117が設けられており、隔壁部材113は、ネジ118を用いて、バックライトケース116と支柱117に固定されている。
隔壁部材113は、例えば、光反射率が高い薄板部材(シート部材)から真空成形により生成される。図10に示すように、隔壁部材113は、複数の光源群111aをそれぞれ露出する複数の穴(露出穴)113aを有する。隔壁部材113は、分割領域から他の
分割領域に向かう光を遮る複数の遮蔽面113bを有する。遮蔽面113bの上端に固定面113cを有する。そして、隔壁部材113は、ネジ118が通る固定穴113dを固定面113cに有する。
ここで、隔壁部材113が固定される際には、ネジ118のねじこみ方向Xの外力が隔壁部材113に加わる。そして、隔壁部材113の厚みが薄く、かつ、隔壁部材113が多くの露出穴113aを有するため、隔壁部材113は外力によって変形しやすい。そのため、隔壁部材113が固定される際に、ねじこみ方向Xの外力に沿った方向Yに遮蔽面113bがねじれる可能性が高い。遮蔽面113bの大きなねじれが生じると、複数の光源群111aから発せられた光を合成した合成光の分布が変化する。例えば、遮蔽面113bの大きなねじれによって、遮蔽面113bが光源群111aの少なくとも一部を覆い、合成光の分布が変化する。その結果、表示画像の画質が劣化する。
また、隔壁部材の他の保持構造は、特許文献1,2に記載されている。特許文献1には、両面テープを用いて隔壁部材を固定する構造が記載されている。特許文献2には、隔壁部材に設けられたフックをバックライトケースに勘合させる構造が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の構造では、両面テープが使用されるため、隔壁部材の着脱が困難である。また、特許文献2に記載の構造では、隔壁部材にフックを設けるため、真空成形やマッチモールド成形により薄板部材から隔壁部材を容易に生成することができない。
特開2006−114366号公報 特開2013−15768号公報
本発明は、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
複数の光源群を有する光源基板と、
前記光源基板上に設けられた、各光源群を囲む隔壁部材と、
を有する発光装置であって、
前記隔壁部材は、
前記隔壁部材を前記発光装置に固定するネジが通る固定穴を有し、
前記固定穴の近傍に、前記隔壁部材を前記ネジで前記発光装置に固定する際に前記隔壁部材に加えられた外力を吸収する吸収部を有する
ことを特徴とする発光装置である。
本発明の第2の態様は、
発光部と、
前記発光部から発せられた光を変調することで画像を表示する表示部と、
を有し、
前記発光部は、
複数の光源群を有する光源基板と、
前記光源基板上に設けられた、各光源群を囲む隔壁部材と、
を有し、
前記隔壁部材は、
前記隔壁部材を前記発光装置に固定するネジが通る固定穴を有し、
前記固定穴の近傍に、前記隔壁部材を前記ネジで前記発光装置に固定する際に前記隔壁部材に加えられた外力を吸収する吸収部を有する
ことを特徴とする画像表示装置である。
本発明によれば、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができる。
実施例1に係る液晶表示装置の構成の一例を示す分解斜視図 実施例1に係る液晶表示装置の構成の一例を示す断面図 実施例1に係る隔壁部材の構成の一例を示す正面図 実施例1に係る隔壁部材13の保持構造の一例を示す正面図 実施例2に係る隔壁部材の構成の一例を示す正面図 実施例2に係る隔壁部材13の保持構造の一例を示す正面図 実施例3に係る隔壁部材の構成の一例を示す正面図 実施例3に係る隔壁部材13の保持構造の一例を示す正面図 従来の液晶表示装置の構成の一例を示す断面図 従来の隔壁部材の保持構造の一例を示す正面図
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る発光装置について説明する。本実施例に係る発光装置は、例えば、透過型の液晶表示装置用のバックライトモジュールとして使用することができる。なお、本実施例に係る発光装置はバックライトモジュールに限らない。本実施例に係る発光装置は、発光装置から発せられた光を変調することで画像を表示する画像表示装置であれば、どのような画像表示装置でも使用することができる。例えば、本実施例に係る発光装置は、反射型の液晶表示装置でも使用することができる。本実施例に係る発光装置は、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical
System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式ディスプレイ装置でも使用することができる。本実施例に係る発光装置は、広告標識装置、標識表示装置、等の画像表示装置でも使用することができる。本実施例に係る発光装置は、街灯、室内照明、顕微鏡照明などの照明装置として使用することもできる。
図1は、本実施例に係る液晶表示装置1の構成の一例を示す分解斜視図である。図1に示すように、液晶表示装置1は、液晶パネル10、光源基板11、光学シート12、隔壁部材13、パネルケース14、パネルホルダ15、及び、バックライトケース16を有する。本実施例に係る発光装置(発光部;バックライトモジュール)は、光源基板11と隔壁部材13を少なくとも有する。
光源基板11は、複数の光源群11aを有する。各光源群11aは、1つ以上の光源を有する。光源としては、LED(発光ダイオード)、有機EL素子、冷陰極管、等を使用することができる。図1では、複数の光源群11aはマトリクス状に設けられている。なお、複数の光源群11aの配置は特に限定されない。例えば、複数の光源群11aが千鳥格子状に設けられていてもよい。
なお、各光源群11aは、1つの色に対応する1種類の光源のみを有していてもよい。
複数色にそれぞれ対応する複数種類の光源を有していてもよい。例えば、各光源群11aは、白色光を発する白色光源のみを有していてもよい。各光源群11aは、赤色光を発する赤色光源、緑色光を発する緑色光源、及び、青色光を発する青色光源を有していてもよい。赤色光、緑色光、及び、青色光を合成することにより、白色を含む様々な色の光を得ることができる。
なお、各光源群11aの発光は個別に制御されてもよいし、そうでなくてもよい。各光源群11aの発光を個別に制御するローカルディミング制御では、例えば、複数の光源群11aとして、画面の領域を構成する複数の分割領域にそれぞれ対応する複数の光源群が使用される。そして、分割領域に対応する画像データに基づいて、当該分割領域に対応する光源群の発光が制御される。例えば、分割領域に対応する画像データの輝度値が低いほど低い輝度に、光源群の発光輝度が制御される。
隔壁部材13は、光源基板11上に設けられる。隔壁部材13は、各光源群11aを囲む。隔壁部材13の製造方法は特に限定されないが、本実施例では、薄板部材(シート部材)を加工することで隔壁部材13が得られる。例えば、真空成形やマッチモールド成形により薄板部材から隔壁部材13が生成される。隔壁部材13の材料は特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、等の合成樹脂が使用される。隔壁部材13の材料として金属が使用されてもよい。隔壁部材13の表面の光反射率が高いことが好ましい。隔壁部材13の光反射率が高ければ、光源群11aから発せられた光を隔壁部材13で効率よく反射することができ、バックライトモジュールから発せられた光(複数の光源群11aから発せられた光を合成した合成光)の輝度を高めることができる。その結果、画面輝度を高めることができる。なお、光源群11aから発せられた光が隔壁部材13で吸収されてもよい。
光学シート12は、複数の光源群11aと液晶パネル10の間に設けられる。光学シート12は、入射した光に光学的な変化を与える。例えば、光学シート12は、光源群11aから発せられた光の拡散、偏光、集光、等を行う。それにより、画面輝度を高めたり、色ムラや輝度ムラを低減したりすることができる。光学シート12は、拡散板、集光板、プリズムシート、等を有する。
液晶パネル10は、バックライトモジュール(発光部)から発せられた光を変調することで画像を表示する表示部である。具体的には、液晶パネル10は、バックライトモジュールから発せられた光を画像データに基づく透過率で透過することで画像を表示する。本実施例では、各光源群11aから発せられて光学シート12を通った光が、液晶パネル10の背面に照射される。そして、液晶パネル10は、各光源群11aから発せられて光学シート12を通った光を透過することにより、画面に画像を表示する。
液晶パネル10は、液晶パネル10の周縁部において液晶パネル10の正面に接するパネルケース14と、液晶パネル10の周縁部において液晶パネル10の背面に接するパネルホルダ15とにより挟持される。光源基板11は、バックライトケース16に固定される。そして、光学シート12は、パネルホルダ15とバックライトケース16により挟持される。
図1の例では、バックライトケース16は、底部と、底部の周囲を囲む側壁部とを有する箱状部材である。そして、バックライトケース16と光学シート12により密閉空間が形成され、密閉空間内に光源基板11と隔壁部材13とが設けられる。バックライトケース16の材料は特に限定されないが、熱伝導率の高い材料が使用されることが好ましい。例えば、アルミニウム合金が使用されることが好ましい。バックライトケース16の熱伝導率が高ければ、光源群11aの熱などを効率よく外部に逃がすことができる。バックラ
イトケース16の背面側には、液晶パネル10や光源群11aを駆動するための回路基板(不図示)などが設けられる。なお、バックライトケース16の底部が光源基板11を兼ねてもよい。
次に、図2,3(A),3(B),4(A),4(B)を用いて、本実施例に係る隔壁部材の保持構造と、本実施例の効果とについて説明する。図2は、液晶表示装置1の構成の一例を示す図である。図3(A),3(B)は、隔壁部材13の構成の一例を示す図である。図4(A),4(B)は、隔壁部材13の保持構造の一例を示す図である。図2は、画面(または、バックライトモジュールの発光面)に垂直な面によって得られた断面図であり、図3(A),3(B),4(A),4(B)は、画面側から隔壁部材13を見た正面図である。図3(B)は、図3(A)の一部を拡大した拡大図であり、図4(B)は、図4(A)の一部を拡大した拡大図である。
本実施例では、光源基板11上に支柱17が設けられており、隔壁部材13は、ネジ18を用いて、バックライトケース16と支柱17に固定される。なお、バックライトモジュールに対する隔壁部材13の固定方法は、ネジを用いた方法であれば、どのような方法であってもよい。例えば、支柱が光源基板上に設けらず、隔壁部材が光源基板に固定されてもよい。
隔壁部材13は、複数の光源群11aをそれぞれ露出する複数の穴(露出穴)13aを有する。本実施例では、図3(B)に示すように、露出穴13aの形状は、四角形である。なお、露出穴13aの形状やサイズは特に限定されない。例えば、露出穴13aの形状は、三角形、五角形、円形、等であってもよい。
隔壁部材13は、分割領域から他の分割領域に向かう光を遮る複数の遮蔽面13bを有する。光源群11aは、遮蔽面13bに囲まれる。光源群11aから発せられた光は、遮蔽面13bで反射したり、遮蔽面13bに吸収されたりする。
隔壁部材13は、遮蔽面13bの上端に固定面13cを有する。なお、固定面13cの位置は特に限定されない。例えば、遮蔽面13bの下端に固定面13cが設けられてもよい。
そして、隔壁部材13は、ネジ18が通る固定穴13dを固定面13cに有する。本実施例では、図4(B)に示すように、固定穴13dは、2行2列の4つの光源群11aの略中心に設けられている。本実施例では、「略中心」は「中心」を含む。2行2列の4つの光源群11aである組み合わせが複数存在する場合、全ての組み合わせについて固定穴13dが設けられていてもよいし、一部の組み合わせについて固定穴13dが設けられていてもよい。なお、固定穴13dの位置は特に限定されない。例えば、行方向に並ぶ2つの光源群に挟まれた位置に固定穴13dが設けられていてもよい。固定穴13dの位置は、光源群11aの配置、露出穴13aの形状、遮蔽面13bの傾き、等の様々なパラメータに基づいて決定される。
ここで、図4(B)に示すように、隔壁部材13が固定される際には、ネジ18のねじこみ方向Xの外力が隔壁部材13に加わる。そのため、そのような外力によって隔壁部材13が変形する虞がある。具体的には、隔壁部材13が固定される際に、ねじこみ方向Xの外力に沿った方向Yに遮蔽面13bがねじれる虞がある。特に、隔壁部材13の厚みが薄く、かつ、隔壁部材13が多くの露出穴13aを有する場合には、隔壁部材13は外力によって変形しやすい。遮蔽面13bの大きなねじれが生じると、複数の光源群11aから発せられた光を合成した合成光の分布が変化する。例えば、遮蔽面13bの大きなねじれによって、遮蔽面13bが光源群11aの少なくとも一部を覆い、合成光の分布が変化
する。その結果、表示画像(画面に表示された画像)の画質が劣化する。
そこで、本実施例では、ねじこみ方向Xの外力を吸収する吸収部を、隔壁部材13に設ける。吸収部は、固定穴13dの近傍に設けられる。具体的には、図3(B)に示すように、固定穴13dに接続するスリット13eを、隔壁部材13の固定面13cに設ける。図3(B)の例では、固定穴13dの位置に対して略点対称な4つのスリット13eが設けられている。本実施例では、「略点対称」は「点対称」を含む。上記4つのスリット13eは、行方向に沿った2つの第1のスリットと、列方向に沿った2つの第2のスリットとを含む。また、第1のスリットの列方向の位置は、固定穴13dの列方向の中心位置と略一致し、第2のスリットの行方向の位置は、固定穴13dの行方向の中心位置と略一致する。本実施例では、「略一致」は「一致」を含む。
スリット13eは、遮蔽面13bに比べ変形しやすい。そのため、ねじこみ方向Xの外力によりスリット13eが変形することで、ねじこみ方向Xの外力がスリット13eに吸収される。その結果、遮蔽面13bの変形(ねじれ)が低減される。
なお、スリットの数、向き(画面に平行な面における向き)、サイズ、等は特に限定されない。例えば、1つの固定穴に対して、4つより多くのスリットが設けられていてもよいし、4つより少ないスリットが設けられていてもよい。斜め方向(行方向と列方向の間の方向)のスリットが設けられていてもよい。1つの固定穴に対して設けられた複数のスリットが、固定穴の位置に対して略点対称でなくてもよい。第1のスリットと第2のスリットの少なくとも一方が設けられていなくてもよい。1つの固定穴に対して1つのスリットが設けられていてもよい。但し、遮蔽面の変形の抑制の観点から、1つの固定穴に対して複数のスリットが設けられることが好ましい。固定穴の位置に対して略点対称な複数のスリットが設けられることがさらに好ましい。また、複数の光源群がマトリクス状に設けられ、かつ、2行2列の4つの光源群の略中心に固定穴が設けられる場合には、1つの固定穴に対して設けられた複数のスリットが、図3(B)に示す4つのスリット13eを含むことが好ましい。スリットの数、向き、サイズ、等は、例えば、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれが十分に低減されるように、露出穴の形状、遮蔽面の傾き、隔壁部材の材料、隔壁部材の厚さ、等の様々なパラメータに基づいて決定される。
以上述べたように、本実施例によれば、固定穴に接続するスリットが隔壁部材に設けられる。それにより、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る発光装置について説明する。なお、以下では、実施例1と異なる構成について詳しく説明し、実施例1と同様の構成についての説明は省略する。
図5は、本実施例に係る隔壁部材13の構成の一例を示す図であり、図6は、本実施例に係る隔壁部材13の保持構造の一例を示す図である。図5,6は、画面側から隔壁部材13を見た正面図であり、一部を示す部分図(拡大図)である。図6に示すように、本実施例では、実施例1と同様の方法で隔壁部材13が固定される。
図5に示すように、本実施例では、スリット13eの代わりに、穴(吸収穴)13fが隔壁部材13に設けられる。図5の例では、固定面13c内の複数の位置のうち、固定穴13dと遮蔽面13bの間の位置に吸収穴13fが設けられている。図5の例では、固定穴13dの位置に対して略点対称な4つ吸収穴13fが設けられている。上記4つの吸収穴13fは、固定穴13dを挟むように行方向に並んだ2つの第1の穴と、固定穴13dを挟むように列方向に並んだ2つの第2の穴とを含む。
吸収穴13fは、遮蔽面13bに比べ変形しやすい。そのため、ねじこみ方向Xの外力により吸収穴13fが変形することで、ねじこみ方向Xの外力が吸収穴13fに吸収される。その結果、遮蔽面13bの変形(ねじれ)が低減される。
なお、吸収穴の数、位置、サイズ、等は特に限定されない。例えば、1つの固定穴に対して、4つより多くの吸収穴が設けられていてもよいし、4つより少ない吸収穴が設けられていてもよい。固定穴に対して斜め方向に位置する吸収穴が設けられていてもよい。1つの固定穴に対して設けられた複数の吸収穴が、固定穴の位置に対して略点対称でなくてもよい。第1の穴と第2の穴の少なくとも一方が設けられていなくてもよい。1つの固定穴に対して1つの吸収穴が設けられていてもよい。但し、遮蔽面の変形の抑制の観点から、1つの固定穴に対して複数の吸収穴が設けられることが好ましい。固定穴の位置に対して略点対称な複数の吸収穴が設けられることがさらに好ましい。また、複数の光源群がマトリクス状に設けられ、かつ、2行2列の4つの光源群の略中心に固定穴が設けられる場合には、1つの固定穴に対して設けられた複数の吸収穴が、図5に示す4つの吸収穴13fを含むことが好ましい。吸収穴の数、位置、サイズ、等は、例えば、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれが十分に低減されるように、露出穴の形状、遮蔽面の傾き、隔壁部材の材料、隔壁部材の厚さ、等の様々なパラメータに基づいて決定される。
以上述べたように、本実施例によれば、固定穴の近傍に位置する吸収穴が隔壁部材に設けられる。それにより、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3に係る発光装置について説明する。なお、以下では、実施例1,2と異なる構成について詳しく説明し、実施例1,2と同様の構成についての説明は省略する。
図7は、本実施例に係る隔壁部材13の構成の一例を示す図であり、図8は、本実施例に係る隔壁部材13の保持構造の一例を示す図である。図7,8は、画面側から隔壁部材13を見た正面図であり、一部を示す部分図(拡大図)である。図8に示すように、本実施例では、実施例1,2と同様の方法で隔壁部材13が固定される。
実施例1,2で述べたねじこみ方向Xは、光源基板11(画面、発光面)と略平行な方向である。本実施例では、「略平行」は「平行」を含む。そして、本実施例に係る吸収部は、隔壁部材13をネジ18で固定する際の外力の方向を、ねじこみ方向Xから法線方向Zに変換する。法線方向Zは、光源基板11に略垂直な方向である。本実施例では、「略垂直」は「垂直」を含む。固定穴13dの近傍でねじこみ方向Xの外力が法線方向Zの力に変換されることにより、隔壁部材13をネジ18で固定する際の遮蔽面13bのねじれを低減することができる。さらに、ネジ18のねじこみによる力だけでなく、変換後の力(法線方向Zの力)によっても隔壁部材13が固定されるため、隔壁部材13のがたつきを生じ難くすることができる。
具体的には、図7に示すように、スリット13eや吸収穴13fの代わりに、光源基板11から離れる側に固定穴13dの縁から伸びた突出片13hが、隔壁部材13に設けられる。図7の例では、固定穴13dの位置に対して略点対称な4つ突出片13hが設けられている。図7の例では、隔壁部材13に略十字の穴13gを設けることで形成された4つの角部を光源基板11から離れる側に折り曲げることにより、固定穴13dと突出片13hが形成される。
突出片13hにより、隔壁部材13をネジ18で固定する際の上記外力の方向が、ねじこみ方向Xから法線方向Zに変換される。さらに、突出片13hにより、固定穴13dの近傍における隔壁部材13の厚さが増すため、固定穴13dの近傍における隔壁部材13の強度を高めることができる。その結果、遮蔽面13bへの上記外力の伝達を抑制することができ、遮蔽面13bのねじれをより低減することができる。
なお、本実施例に係る吸収部は、突出片に限らない。外力の方向をねじこみ方向から法線方向に変換することができれば、吸収部はどのような構造を有していてもよい。例えば、接着剤によって固定穴の縁に突出片が接着されてもよい。その場合、突出面の材料は、遮蔽面や固定面の材料と異なっていてもよい。但し、図7を用いて説明した方法によれば、折り曲げという簡易な加工で固定穴や突出片を形成することができる。
なお、突出片の数、位置、サイズ、等は特に限定されない。例えば、1つの固定穴に対して、4つより多くの突出片が設けられていてもよいし、4つより少ない突出片が設けられていてもよい。1つの固定穴に対して設けられた複数の突出片が、固定穴の位置に対して略点対称でなくてもよい。1つの固定穴に対して1つの突出片が設けられていてもよい。但し、遮蔽面の変形の抑制の観点から、1つの固定穴に対して複数の突出片が設けられることが好ましい。固定穴の位置に対して略点対称な複数の突出片が設けられることがさらに好ましい。突出片の数、位置、サイズ、等は、例えば、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれが十分に低減されるように、露出穴の形状、遮蔽面の傾き、隔壁部材の材料、隔壁部材の厚さ、等の様々なパラメータに基づいて決定される。
以上述べたように、本実施例によれば、隔壁部材をネジで固定する際の外力の方向が、固定穴の近傍で、ねじこみ方向から法線方向に変換される。それにより、隔壁部材をネジで固定する際の遮蔽面のねじれを低減することができるとともに、隔壁部材のがたつきを生じ難くすることができる。
1:液晶表示装置 10:液晶パネル 11:光源基板 11a:光源群
13:隔壁部材 13a:露出穴 13b:遮蔽面 13c:固定面
13d:固定穴 13e:スリット 13f:吸収穴 13g:穴
13h:角部 18:ネジ

Claims (15)

  1. 複数の光源群を有する光源基板と、
    前記光源基板上に設けられた、各光源群を囲む隔壁部材と、
    を有する発光装置であって、
    前記隔壁部材は、
    前記隔壁部材を前記発光装置に固定するネジが通る固定穴を有し、
    前記固定穴の近傍に、前記隔壁部材を前記ネジで前記発光装置に固定する際に前記隔壁部材に加えられた外力を吸収する吸収部を有する
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記外力は、前記光源基板と略平行な方向の力であり、
    前記吸収部は、前記外力の方向を前記光源基板に略垂直な方向に変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記吸収部は、スリットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記吸収部は、前記固定穴の位置に対して略点対称な複数のスリットである
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の発光装置。
  5. 前記複数の光源群は、マトリクス状に設けられており、
    前記吸収部は、行方向に沿った2つの第1のスリットと、列方向に沿った2つの第2のスリットと、の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の発光装置。
  6. 前記第1のスリットの列方向の位置は、前記固定穴の前記列方向の中心位置と略一致し、
    前記第2のスリットの行方向の位置は、前記固定穴の前記行方向の中心位置と略一致する
    ことを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
  7. 前記吸収部は、穴である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記吸収部は、前記固定穴の位置に対して略点対称な複数の穴である
    ことを特徴とする請求項1または7に記載の発光装置。
  9. 前記複数の光源群は、マトリクス状に設けられており、
    前記吸収部は、前記固定穴を挟むように行方向に並んだ2つの第1の穴と、前記固定穴を挟むように列方向に並んだ2つの穴と、の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の発光装置。
  10. 前記隔壁部材は、薄板部材を加工することで得られた部材である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記吸収部は、前記光源基板から離れる側に前記固定穴の縁から伸びた突出片である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  12. 前記吸収部は、前記固定穴の位置に対して略点対称な複数の突出片であり、
    各突出片は、前記光源基板から離れる側に前記固定穴の縁から伸びている
    ことを特徴とする請求項1、2、及び、11のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記隔壁部材は、薄板部材を加工することで得られた部材であり、
    前記隔壁部材に略十字の穴を設けることで形成された4つの角部を前記光源基板から離れる側に折り曲げることにより、前記固定穴と前記突出片が形成されている
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の発光装置。
  14. 前記複数の光源群は、マトリクス状に設けられており、
    前記固定穴は、2行2列の4つの光源群の略中心に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の発光装置。
  15. 発光部と、
    前記発光部から発せられた光を変調することで画像を表示する表示部と、
    を有し、
    前記発光部は、
    複数の光源群を有する光源基板と、
    前記光源基板上に設けられた、各光源群を囲む隔壁部材と、
    を有し、
    前記隔壁部材は、
    前記隔壁部材を前記発光装置に固定するネジが通る固定穴を有し、
    前記固定穴の近傍に、前記隔壁部材を前記ネジで前記発光装置に固定する際に前記隔壁部材に加えられた外力を吸収する吸収部を有する
    ことを特徴とする画像表示装置。
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