JP2017045378A - 車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】路車間通信により取得した複数種類の発話情報を音声出力させるものにあって、ユーザの操作により、希望する種類の発話情報に関するリピート再生を適切に行う。
【解決手段】無線部12は、ETC路側機2及びITSスポット路側機3との通信を行い、ETC情報及びVICS情報を取得する。リピート情報制御部20は、発話調停部23から発話情報が通知されると、その発話情報を記憶部14に記憶させる。リピート情報制御部20は、リピートボタン21が操作されると、記憶部14に記憶されている発話情報を発話調停部23に通知する。発話調停部23は、発話情報を音声出力部24から音声出力させるリピート再生を実行する。リピート情報制御部20は、リピートボタン21の操作時間の長短を識別し、短押下の場合にはETC情報の発話情報をリピート再生させ、長押下の場合にはVICS情報の発話情報をリピート再生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、道路の所要位置に設置された路側機との間で通信を行う通信手段を備え、前記路側機との通信により取得した発話情報を音声出力させる音声出力手段を備える車載器に関する。
ITSの分野においては、車両(自動車)にカーナビを兼用したITS車載器を搭載させ、料金所に設置されたETC路側機や、道路の要所に設置されたITSスポット路側機等との間での路車間通信を行うシステムが実用化されている。ITS車載器は、カーナビ部及びDSRC(Dedicated Short Range Communications)部を備えて構成されている。そして、ETC路側機との間の通信によって、ETCゲートの通行(高速道路料金の自動支払い)を可能としたり、ITSスポット路側機との間での通信により、高速道路上におけるVICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)情報のサービス提供を受けたりすることができる。
この種のITS車載器として、例えば特許文献1には、ITSスポット路側機との間の通信により道路交通情報を取得すると、その情報(発話情報)を音声出力によりユーザに報知するようにした発話型車載器が開示されている。この場合、報知すべき道路交通情報としては、一般交通情報、災害情報、安全運転支援情報があり、複数の報知情報の音声出力が同じタイミングで重なった場合には、安全運転支援情報、災害情報、一般交通情報の順に報知の優先度が高くされている。
特開2009−151716号公報
ところで、この発話型車載器にあっては、上記のように複数の発話情報の音声出力タイミングが重なった場合など、音声出力する発話情報が途中で切替えられてしまったり、一方の発話情報の音声出力がなされなかったりすることがある。そのため、ユーザが発話情報を聞き逃してしまうことが起こる。そこで、特許文献1では、ユーザが重要な発話情報を聞き逃がすことを防止するために、発話情報を記憶する記憶部や再発話ボタンを設け、ユーザにより再発話ボタンが操作されると、再生中の発話情報が最初から再度音声出力される、或いは、記憶されている未出力の発話情報が音声出力されるようにしている。
しかしながら、上記特許文献1では、ETC情報及びVICS情報といった種類の異なる発話情報に関して、それらを区別しながら再発話(リピート再生)する点についての考慮はなされていなかった。つまり、従来技術では、再発話ボタンを操作した場合にリピート再生される情報が、ユーザにとって希望する種類の情報と違ってしまうケースが考えられる。そこで、ユーザが希望する種類の発話情報(ETCの料金情報や、道路交通情報)を、簡単な操作でリピート再生できるようにすることが望まれるのである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、路車間通信により取得した複数種類の発話情報を音声出力させるものにあって、ユーザの操作により、ユーザが希望する種類の発話情報に関するリピート再生を適切に行うことができる車載器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の車載器(1、31)は、車両に搭載され、道路の所要位置に設置された路側機(2、3)との間で通信を行う通信手段(12)を備え、前記路側機(2、3)との通信により取得した発話情報を音声出力させる音声出力手段(24)を備えるものであって、前記通信手段(12)は、複数種類の路側機(2、3)から複数種類の発話情報を取得するように構成されていると共に、前記路側機(2、3)との通信により取得した複数種類の発話情報を記憶する記憶手段(14)と、ユーザが前記発話情報のリピート再生及びその種類を指示するための操作ボタン(21)と、前記操作ボタン(21)の操作に応じて、前記記憶手段(14)に記憶されている発話情報を前記音声出力手段(24)により音声出力させるリピート再生を制御するリピート制御手段(20、23)とを備えるところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、通信手段(12)により、複数種類の路側機(2、3)から複数種類の発話情報が取得され、取得した発話情報を、音声出力手段(24)により、車両のユーザに対して音声出力することができる。このとき、路車間通信により取得した複数種類の発話情報が、記憶手段(14)に記憶され、ユーザが操作ボタン(21)を操作して、発話情報のリピート再生及びその種類を指示することができる。すると、その操作ボタン(21)の操作に応じて、リピート制御手段(20、23)により、記憶手段(14)に記憶されている発話情報のリピート再生が制御される。
従って、ユーザは、操作ボタン(21)の操作により、リピート再生を希望する発話情報の種類を指示することができ、リピート制御手段(20、23)により、該当する種類の発話情報のリピート再生が行われるようになる。この結果、請求項1の発明によれば、路車間通信により取得した複数種類の発話情報を音声出力させるものにあって、ユーザの操作により、ユーザが希望する種類の発話情報に関するリピート再生を適切に行うことができるという優れた効果を奏する。
本発明の第1の実施形態を示すもので、車載器の電気的構成を概略的に示すブロック図 ETC路側機との通信時における車載器の各部の動作手順を示す動作シーケンス図 ITSスポット路側機との通信時における車載器の各部の動作手順を示す動作シーケンス図 リピートボタンが操作された際の車載機の各部の動作手順を示す動作シーケンス図 リピートボタンの操作時にリピート情報制御部の実行するリピート再生の処理手順を示すフローチャート ETC発話情報(a)及びVICS発話情報(b)のデータ構造を模式的に示す図 第2の実施形態を示すもので、車載器の電気的構成を概略的に示すブロック図
(1)第1の実施形態
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。図1は、図示しない車両(自動車)に搭載される本実施形態に係る車載器1(車載器1を含んだ路車間通信システム)の構成を概略的に示している。尚、本実施形態では、車載器1として、例えば高速道路におけるITSスポットサービス(ETC対応)に対応可能なDSRC(Dedicated Short Range Communications)車載器が採用されている。
ここで、詳しく図示はしないが、高速道路などの料金所には、ETCゲートが設置され、路側機としてのETC路側機2が設置されている。また、高速道路上の所要位置やサービスエリア等には、路側機としてのITSスポット路側機3が設置されている。ITSスポット路側機3は、図示しないVICS情報センタに接続され、VICS情報(道路交通情報)を配信するようになっている。本実施形態の車載器1は、それらETC路側機2及びITSスポット路側機3との間で、DSRC方式による狭域無線通信(路車間通信)を行うようになっている。
車載器1は、図1に示すように、全体制御部11を備えると共に、この全体制御部11に接続された無線部12を備えている。無線部12は、前記ETC路側機2及びITSスポット路側機3との通信を行う通信手段としての機能を果たす。また、車載器1は、電源部13及び記憶部14を備えている。前記記憶部14には、後述する発話情報(リピート情報)等の、車載器1において必要な情報が記憶されるようになっており、記憶手段として機能する。前記全体制御部11は、CPU、ROM及びRAMなどを有するコンピュータを主体として構成され、例えばROMに記憶されている制御プログラムの実行により、車載器1全体を制御する。
前記全体制御部11には、入力操作部15、ICカード制御部16、表示部17が接続されていると共に、ETC情報処理部18、VICS情報処理部19、リピート情報制御部20が接続されている。前記入力操作部15は、発話情報のリピート再生を指示するための操作ボタンとしてのリピートボタン21を備えていると共に、音量を調節するための音量ボタン22を備えている。入力操作部15は、それらリピートボタン21及び音量ボタン22からの操作信号の受付け等の処理を行う。ICカード制御部16は、図示しないカードコネクタに接続されたICカード(ETC/DSRCカード)に対するデータの読み書き等の処理を行う。表示部17は、ユーザに対し必要な表示を行う。
前記ETC情報処理部18及びVICS情報処理部19には、発話調停部23が接続され、この発話調停部23に、音声出力手段としての音声出力部24が接続されている。前記リピート情報制御部20は、発話調停部23及び音声出力部24に接続されている。詳しくは後述するように、リピート情報制御部20及び発話調停部23は、発話情報のリピート再生を制御するリピート制御手段として機能するようになっている。音声出力部24は、スピーカを含んで構成され、車内のユーザに対し、告知音や音声情報(テキストデータを読上げた合成音声)の出力を行うようになっている。
ETC情報処理部18は、ETC路側機2から取得したETC情報に基づき、発話情報(音声情報)を作成し発話調停部23に通知する。同様に、VICS情報処理部19は、ITSスポット路側機3から取得したVICS情報に基づき、発話情報(音声情報)を作成し発話調停部23に通知する。そして、発話調停部23は、発話可能と判断した場合に、音声情報を音声出力部24に出力すると共に、発話情報をリピート情報制御部20に通知する。
図6は、上記した発話情報の内容(データ構造)を模式的に例示している。図6(a)は、発話情報として、料金所の通過時にETC路側機2から取得されるETC情報のデータ構造を示し、管理項目として、発話情報No、日時、料金(課金金額)の情報が含まれる。このETC情報においては、課金金額が音声情報として出力され、例えば、「料金は○○円です。」といった音声出力がなされる。
図6(b)は、発話情報として、高速道路の走行時にITSスポット路側機3から取得されるVICS情報のデータ構造を示している。ここで、VICS情報には、管理項目として、発話情報No、発話情報の分類(情報の種類)、情報を受信した時刻、情報の有効時間、音声情報のサイズ、音声情報、が含まれる。本実施形態では、発話情報の分類として、安全運転支援情報、災害情報、渋滞情報、蓄積情報の4種類が含まれている。VICS情報のうち、安全運転支援情報の音声情報としては、「この先、合流地点があります。」、「渋滞が発生しています。追突に注意して下さい。」等がある。
VICS情報のうち、災害情報の音声情報としては、「この先トンネル火災(山火事)が発生しました。路肩に寄せて止まってください。」、「地震が発生しました。路肩に寄せて止まってください。」等がある。VICS情報のうち、渋滞情報の音声情報としては、「○○方面までは、○分です。」、「渋滞が発生しています。」等がある。VICS情報のうち蓄積情報は、車両が所定の位置(例えば渋滞個所)に到達した際に通知される情報であり、音声情報としては、「この先、○kmの渋滞があります。」等がある。
本実施形態では、前記発話調停部23は、複数の情報について音声出力のタイミングが重なった場合に、当該情報の種類に応じた優先度に基づいて、各情報の音声出力の順序を調整する調停手段として機能する。この場合、優先度としては、例えば、ETC情報が最も高い優先度とされ、次いで、VICS情報の4種類の情報のなかでは、その重要性(緊急性)に鑑みて、安全運転支援情報が最も優先度が高く、災害情報、渋滞情報、蓄積情報の順に優先度が低くされる。
具体的には、発話調停部23は、情報の音声出力中に、新たな情報の音声出力のタイミングが出現した際に、それらの優先度を比較する。そして、比較した結果、新たな情報の方が優先度が高い場合には、現在の情報の音声出力を中断して、新たな情報の音声出力を実施させる。同等の優先度であった場合には、現在の情報の音声出力を中断して、新たな情報の音声出力を実施させる。新たな情報の方が優先度が低い場合には、現在の情報の音声出力を継続して、当該新たな情報の音声出力を取り止める。
また、本実施形態では、発話調停部23は、音声出力部24によりETC情報及びVICS情報を音声出力させる際に、その直前に告知音を出力させるように構成されている。この告知音は、例えばブザー音(チャイム音)からなり、ユーザに注意を喚起するものとされる。この場合、ETC情報の音声出力時や、VICS情報のうち安全運転支援情報の音声出力時に、告知音が出力される。尚、それら情報の種類に応じて、異なる告知音(例えばETC情報の場合は高い音で、VICS情報の場合はそれより低い音等)が出力されるようにしても良い。
さて、前記リピート情報制御部20は、前記発話調停部23から発話情報が通知されると、その発話情報を記憶部14に記憶させる。そして、前記リピートボタン21が操作(押下)されたことが、全体制御部11から通知されると、記憶部14に記憶されている発話情報を発話調停部23に通知する。発話調停部23は、その発話情報の音声出力が可能であると判断すると、音声出力部24から音声出力させるリピート再生を実行する。
このとき、次の作用説明でも述べるように、本実施形態では、リピート情報制御部20は、リピートボタン21の操作時間の長短を識別し、例えば、短押下の場合にはETC情報の発話情報をリピート再生させ、長押下の場合にはVICS情報の発話情報をリピート再生させるように切替えを行う。具体的には、例えば、リピートボタン21が押下操作されて1秒以内に押下が解除された場合には、短押下と識別され、リピートボタン21の1秒以上の押下操作が継続した場合には、長押下と識別される。
また、リピート情報制御部20は、リピートボタン21が操作されたときに、記憶部14に発話情報が存在しない場合には、情報が存在しない旨を発話調停部23に通知し、発話調停部23は、音声出力部24により情報が存在しない旨の報知を実行させる。更に、リピート情報制御部20は、リピートボタン21が複数回連続して操作された場合には、リピートボタン21が操作される毎に、記憶部14に記憶されている発話情報のうち新しいものから古いものに順にさかのぼってリピート再生を実行させるようになっている。そして、発話調停部23は、発話情報のリピート再生中に、新たな発話情報の音声出力のタイミングが出現した際には、現在のリピート再生を中断して当該新たな発話情報の音声出力を実行するようになっている。
本実施形態では、前記記憶部14における発話情報この場合VICS情報の記憶は、取得から所定の保持時間例えば30分間に関して行われ、その保持時間が経過した後は当該発話情報が破棄される。ETC情報に関しては、保持時間は設けていない。また、上記したように、発話情報のうちVICS情報中には、有効時間のデータが含まれており(図6(b)参照)、記憶部14には、前記有効時間に関して当該発話情報が記憶されるようになっている。このときの有効時間は、渋滞情報等の場合には、例えば10〜15分に設定される。
次に、上記構成の作用について、図2から図5も参照して述べる。上記構成の車載器1の無線部12は、例えば車両の高速道路の走行時に、ETCゲートの通過時にETC路側機2との間で狭域無線通信を行い、ETC情報を取得する。また、ITSスポット路側機3との間で狭域無線通信を行い、各種のVICS情報を取得する。図2は、ETC路側機2との通信時における、車載器1の各部の動作手順を示す動作シーケンス図である。
即ち、無線部12は、ETC路側機2から無線データを受信すると、無線データを解析する。無線データがETC情報であると判断すると、無線部12は、そのETC情報を全体制御部11に通知する。全体制御部11は、ETC情報を解析し、ETC情報に含まれるETCゲートの通過可否情報や或いは料金課金情報を取得し、ETC情報処理部18に通知する。ETC情報処理部18は、発話情報を作成し発話調停部23に通知する。
発話調停部23は、発話調停処理等を実行し、発話可能と判断した場合には、音声出力部24に対し、告知音及び音声情報を通知する。これにより、音声出力部24は、告知音及び音声情報を出力する。またこれと共に、発話調停部23は、リピート情報制御部20に発話情報を通知する。リピート情報制御部20は、発話情報(音声情報)をリピート用の情報として記憶部14に格納する。後述のように、ユーザによりリピートボタン21が操作されたときには、記憶部14に格納されていた発話情報が、リピート情報制御部20により読出されて、音声出力部24により音声出力(リピート再生)される。
図3は、ITSスポット路側機3との通信時における、車載器1の各部の動作手順を示す動作シーケンス図である。即ち、無線部12は、ITSスポット路側機3から無線データを受信すると、無線データを解析する。無線データがDSRC情報であると判断すると、無線部12は、そのDSRC情報を全体制御部11に通知する。全体制御部11は、DSRC情報を解析し、DSRC情報に含まれるVICS情報を取得し、VICS情報処理部19に通知する。VICS情報処理部19は、発話情報を作成し発話調停部23に通知する。
発話調停部23は、発話調停処理を実行し、発話可能と判断した場合には、音声出力部24に対し、告知音(安全運転支援情報の場合のみ)及び音声情報を通知する。これにより、音声出力部24は、告知音及び音声情報を出力する。またこれと共に、発話調停部23は、リピート情報制御部20に発話情報を通知する。リピート情報制御部20は、発話情報(音声情報)をリピート用の情報として記憶部14に格納する。
ここで、ETC情報及びVICS情報の2種類の情報の音声出力が同じタイミングで重なった場合など、一方の発話情報の音声出力が中断したり、取消されたりして、ユーザが聞き逃してしまうことがある。或いは、発話情報が音声出力されたが、ユーザが、確認等のためにその発話情報をもう一度聞きたいと思う場合もある。そこで、ユーザは、リピートボタン21を操作することにより、記憶部14に記憶されている発話情報を、リピート再生させることができる。
図4は、リピートボタン21が操作された際の車載機1の各部の動作手順を示す動作シーケンス図である。即ち、ユーザによりリピートボタン21が押下操作されると、入力操作部15は、全体制御部11にボタン操作検知情報を通知する。すると、全体制御部11では、そのボタン操作検知情報を解析する。具体的には、リピートボタン21の操作時間に応じて、短押下(1秒未満)か、長押下(1秒以上)かが識別される。そして、全体制御部11は、リピート情報制御部20に対し、短押下の場合にはETC情報のリピート再生の発話指示を、長押下の場合にはVICS情報のリピート再生の発話指示を、夫々通知する。
リピート情報制御部20は、その発話指示に応じて、該当する種類のリピート情報の発話処理(発話情報の記憶部14からの読出し)を行い、その発話情報を発話調停部23に通知する。発話調停部23は、発話調停処理を実行し、発話可能と判断した場合には、音声出力部24に対し、音声情報を通知する。これにより、音声出力部24は、音声情報を出力(リピート再生)する。この場合も、音声出力の直前に告知音を音声出力するように構成しても良い。
図5のフローチャートは、上記したようなリピートボタン21の操作時に、リピート情報制御部20が実行するリピート再生の処理の手順を示している。まず、ステップS1では、リピートボタン21の操作内容(操作時間)が短押下か長押下かが判断される。リピートボタン21が短押下された場合には、ステップS2に進み、記憶部14に記憶されている発話情報(リピート情報)のうちETC情報が読出される。
ステップS3では、記憶部14にETC情報が記憶されているかどうかが判断され、記憶されている場合には(ステップS3にてYes)、ステップS4にて、読出されたETC情報がそのまま発話調停部23に通知される。これに対し、記憶部14にETC情報が記憶されていなかった場合には(ステップS3にてNo)、ステップS5にて、ETC情報のリピート情報が存在しない旨をユーザに報知するための発話情報が生成され、ステップS4にて、その発話情報が発話調停部23に通知される。
一方、ステップS1にて、リピートボタン21が長押下されたと判断された場合には、ステップS6に進み、記憶部14に記憶されている発話情報(リピート情報)のうちVICS情報が読出される。ステップS7では、記憶部14にVICS情報が記憶されているかどうかが判断され、記憶されていない場合には(ステップS7にてNo)、ステップS10にて、ETC情報のリピート情報が存在しない旨をユーザに報知するための発話情報が生成され、ステップS4にて、その発話情報が発話調停部23に通知される。
記憶部14にVICS情報が記憶されている場合には(ステップS7にてYes)、次のステップS8にて、情報毎に設けられている情報の有効時間内(例えば情報取得から15分以内)かどうかが判断される。有効時間内である場合には(ステップS8にてYes)、次のステップS9にて、情報の保持時間内(例えば情報取得から30分以内)かどうかが判断される。保持時間内である場合には(ステップS9にてYes)、ステップS4にて、読出されたVICS情報が発話調停部23に通知される。これに対し、有効時間を過ぎている場合(ステップS8にてNo)、或いは、保持時間を過ぎている場合(ステップS9にてNo)には、ステップS10に進む。これにて、ステップS4にて発話情報が発話調停部23に通知され、処理が終了する。
このようにして、リピートボタン21が押下操作された場合には、記憶部14に記憶されていた発話情報(リピート情報)が発話調停部23に送られて音声情報とされ、音声出力部24により音声出力(リピート再生)されるようになる。また、記憶部14にリピート情報が存在しない場合には、その旨が音声出力部24により音声出力されるようになる。例えば「リピートする情報がありません。」といった音声報知がなされる。
従って、ユーザは、リピートボタン21を操作することにより、聞き逃した情報や、もう一度聞きたいと思った情報を確認することができる。この場合、発話情報には、ETC情報及びVICS情報という種類の異なるものが含まれるが、リピートボタン21の操作によって、リピート再生させたい発話情報の種類を指示することができる。即ち、ユーザは、ETC情報をリピート再生させたい場合には、短押下げすれば良く、VICS情報をリピート再生させたい場合には、長押下すれば良い。また、1個のリピートボタン21の操作の操作時間によって、発話情報の種類を指定できるので、ユーザの操作が簡単で、直感的な操作が可能となる。
尚、図示はされていないが、リピートボタン21が繰返し押下操作された場合には、記憶部14に記憶されている発話情報のうち新しいものから古いものに順にさかのぼってリピート再生が実行される。従って、ユーザは、リピートボタン21を操作して、最新の発話情報をリピート再生させ、例えばそのリピート再生の一部を聞いた上で、再度リピートボタン21を操作して、次に新しい発話情報をリピート再生させる等、聞きたい発話情報が出力されるまで操作を続けることができる。例えば、ユーザが以前に通過したETCゲートにおけるETC情報(課金金額の情報)を知りたいような場合には、リピートボタン21の短押下を繰返すことにより、ETC情報を確認することができる。
また、これも図示はされていないが、発話調停部23は、発話情報のリピート再生中に、ETC路側機2又はITSスポット路側機3との通信により、新たな発話情報の音声出力のタイミングが出現した際には、現在のリピート再生を中断して当該新たな発話情報の音声出力を実行する。この場合、リピート再生している発話情報は、時間が経ったものであり、どちらかといえば、新たな発話情報の方がより重要であると考えられる。従って、より重要と考えられる最新の発話情報を、ユーザに速やかに提供することができる。
このように本実施形態の車載器1によれば、無線部12と、ETC路側機2及びITSスポット路側機3との間の通信により、複数種類の情報を取得し、音声出力部24から音声出力するものにあって、ユーザは、リピートボタン21の操作により、リピート再生を希望する発話情報の種類を指示することができ、リピート情報制御部20により、該当する種類の発話情報のリピート再生が行われるようになる。従って、本実施形態によれば、路車間通信により取得した複数種類の発話情報を音声出力させるものにあって、ユーザの操作により、ユーザが希望する種類の発話情報に関するリピート再生を適切に行うことができるという優れた効果を得ることができる。
このとき、本実施形態では、1個のリピートボタン21の操作時間に応じて、ETC情報のリピート再生とVICS情報のリピート再生とが切替えられるので、ユーザにとって操作しやすいものとなると共に、構成を簡単に済ませることができる。記憶部14に、複数の発話情報が記憶されている場合には、ユーザは、リピートボタン21を何度も操作することにより、所望する発話情報を容易に見つけることができ、操作性の向上や、構成の簡単化を図ることができる。
また、本実施形態では、記憶部14に記憶された発話情報のうちVICS情報は、取得から所定の保持時間が経過した後は破棄されるようにした。ITSスポット路側機3から送信される道路交通情報等のVICS情報は、時間が経過すると価値が低下して、役に立たなくなることが一般的である。VICS情報を無駄に長い時間記憶していても、意味がなく、メモリ容量が徒に多くなる不具合を招く。従って、保持時間が経過した後は発話情報が破棄されることにより、情報の鮮度の維持や、メモリ容量の有効利用を図ることができる。
特に本実施形態では、VICS情報中に、情報毎に重要性や継続性等に応じて設定される有効時間のデータを含ませ、その有効時間に関して発話情報が記憶されるように構成したので、発話情報が不要に削除されることを抑制し、より効果的となる。更に、本実施形態では、リピートボタン21が操作されたときに、記憶部14に発話情報が存在しない場合に、情報が存在しない旨をユーザに報知するように構成したので、より親切な報知を行うことができ、ユーザが不審に思ったり、故障と勘違いしたりすることを未然に防止することができる。
(2)第2の実施形態、その他の実施形態
図7は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、車載機31の要部の構成を概略的に示している。この第2の実施形態に係る車載機31が、上記第1の実施形態の車載器1と異なる点は、DSRC車載器(ETC車載器)32と、他の車載機器この場合ナビゲーション装置33とから構成されているところにある。
そのうちDSRC車載器32は、全体を制御する全体制御部11を備えると共に、ETC路側機2及びITSスポット路側機3との通信を行う通信手段としての無線部12、電源部13及び記憶手段としての記憶部14を備えている。また、全体制御部11に接続された入力操作部15、ICカード制御部16、表示部17を備えている。入力操作部15には、操作ボタンとしてのリピートボタン21及び音量ボタン22が接続されている。そして、全体制御部11に接続され、外部との接続、この場合ナビゲーション装置32との間の接続を行うための外部I/F部34を備えている。
これに対し、ナビゲーション装置33は、外部との接続、この場合DSRC車載器32との接続を行うための外部I/F部35を備えていると共に、外部I/F部35に接続されたETC情報処理部18及びVICS情報処理部19を備えている。ETC情報処理部18及びVICS情報処理部19には、発話調停部23が接続され、この発話調停部23に、音声出力手段としての音声出力部24が接続されていると共に、発話調停部23と共にリピート制御手段として機能するリピート情報制御部20が接続されている。図示は省略するが、ナビゲーション装置33は、GPS受信機などの自車位置検出器や、地図データベース等の、ナビゲーション処理を行うための構成も備えている。
このような構成においても、上記第1の実施形態と同様に、ユーザは、リピートボタン21の操作により、リピート再生を希望する発話情報の種類を指示することができ、リピート情報制御部20により、該当する種類の発話情報のリピート再生が行われるようになる。従って、路車間通信により取得した複数種類の発話情報を音声出力させるものにあって、ユーザの操作により、ユーザが希望する種類の発話情報に関するリピート再生を適切に行うことができるという優れた効果を得ることができる。尚、前記外部I/F部34と外部I/F部35との間の接続は、例えばケーブルを介して行われるが、無線通信により接続が行われる構成でも良い。
尚、上記実施形態では、VICS情報に関して、4種類に分類するようにしたが、5種類以上、或いは3種類以下に分類しても良い。各発話情報の優先度についても、上記実施形態で述べた優先度に限定されず、適宜設定することが可能である。ETC情報に関しても、緊急性の高い情報と低い情報とに分類を設けて、緊急性が低い情報については、例えば災害情報よりも優先順位を下げるようにしても良い。ETC情報に関しても、保持時間の経過後に破棄するように構成しても良い。
更に、上記実施形態では、発話情報を音声出力する場合に告知音を出力するようにしたが、告知音の出力は必ずしも行わなくても良く、また、告知音を出力する場合でも、1種類の告知音としても良い。その他、路車間通信のシステム全体や、車載器の具体的な構成などについても、様々な変更が可能である等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1、31は車載器、2はETC路側機、3はITSスポット路側機、11は全体制御部、12は無線部、14は記憶部(記憶手段)、20はリピート情報制御部(リピート制御手段)、21はリピートボタン(操作ボタン)、23は発話調停部(リピート制御手段)、24は音声出力部(音声出力手段)、32はDSRC車載器、33はナビゲーション装置を示す。

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、道路の所要位置に設置された路側機(2、3)との間で通信を行う通信手段(12)を備え、前記路側機(2、3)との通信により取得した発話情報を音声出力させる音声出力手段(24)を備える車載器(1、31)であって、
    前記通信手段(12)は、複数種類の路側機(2、3)から複数種類の発話情報を取得するように構成されていると共に、
    前記路側機(2、3)との通信により取得した複数種類の発話情報を記憶する記憶手段(14)と、
    ユーザが前記発話情報のリピート再生及びその種類を指示するための操作ボタン(21)と、
    前記操作ボタン(21)の操作に応じて、前記記憶手段(14)に記憶されている発話情報を前記音声出力手段(24)により音声出力させるリピート再生を制御するリピート制御手段(20、23)とを備えることを特徴とする車載器。
  2. 前記路側機(2、3)との通信により取得する発話情報には、ETC路側機(2)から送信されたETC情報と、ITSスポット路側機(3)から送信されたVICS情報との2種類が含まれ、
    前記リピート制御手段(20、23)は、前記操作ボタン(21)の操作時間に応じて、前記ETC情報のリピート再生と前記VICS情報のリピート再生とを切替えることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  3. 前記記憶手段(14)における発話情報の記憶は、取得から所定の保持時間に関して行われ、前記保持時間が経過した後は当該発話情報が破棄されることを特徴とする請求項1又は2記載の車載器。
  4. 前記発話情報中には、有効時間のデータが含まれており、前記記憶手段(14)には、前記有効時間に関して当該発話情報が記憶されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載器。
  5. 前記リピート制御手段(20、23)は、前記操作ボタン(21)が操作されたときに、前記記憶手段(14)に発話情報が存在しない場合には、情報が存在しない旨を報知することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車載器。
  6. 前記記憶手段(14)には、複数の発話情報が記憶され、
    前記リピート制御手段(20、23)は、前記操作ボタン(21)が操作される毎に、前記記憶手段(14)に記憶されている発話情報のうち新しいものから古いものに順にさかのぼってリピート再生を実行させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車載器。
  7. 前記リピート制御手段(20、23)は、前記発話情報のリピート再生中に、新たな発話情報の音声出力のタイミングが出現した際に、前記リピート再生を中断して当該新たな発話情報の音声出力を実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車載器。
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