JP2017043653A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 着色微粒子と中和剤とを含有する着色微粒子分散体であって、
   該着色微粒子が、顔料存在下、酸性基を有する重合性モノマーを含むモノマー混合物を乳化重合してなり、該酸性基がカルボキシ基であり、
   該中和剤が水溶性アミン化合物を含み、
   該酸性基が該水溶性アミン化合物で中和されてなり、
   ｐＨが６以上１１以下である、着色微粒子分散体。
2. 前記水溶性アミン化合物が炭素数２以上８以下の化合物である、請求項１に記載の着色微粒子分散体。
3. インクジェット記録用水系インクに用いられる、請求項１又は２に記載の着色微粒子分散体。
4. 着色微粒子と中和剤とを含有する着色微粒子分散体の製造方法であって、
   工程１：顔料存在下、酸性基を有する重合性モノマーを含むモノマー混合物を乳化重合して、着色微粒子分散体ｐを得る工程、及び、
   工程２：着色微粒子分散体ｐと水溶性アミン化合物を含む中和剤とを混合して、ｐＨが６以上１１以下の着色微粒子分散体を得る工程を有し、
   前記酸性基がカルボキシ基であり、
   工程２において、着色微粒子分散体ｐの酸性基が水溶性アミン化合物で中和されてなる、着色微粒子分散体の製造方法。
5. 前記工程１が下記工程１ａ及び工程１ｂを含む、請求項４に記載の着色微粒子分散体の製造方法。
   工程１ａ：顔料と、界面活性剤ａと、水とを含む混合液を分散して、顔料分散体ａを得る工程
   工程１ｂ：顔料分散体ａと酸性基を有する重合性モノマーを含むモノマー混合物とを混合し、乳化重合して、着色微粒子分散体ｐを得る工程
6. 前記工程１ａで、前記混合液がさらに有機溶剤ａを含有する、請求項５に記載の着色微粒子分散体の製造方法。
7. 前記水溶性アミン化合物が炭素数２以上８以下の化合物である、請求項４〜６のいずれかに記載の着色微粒子分散体の製造方法。