JP2017042506A - 机及び表示装置付机 - Google Patents
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Abstract
【課題】机上に設置される表示装置に対する操作用のテンプレートをタッチパネル等の透明部材の下に設置する構成において、コストアップとなることを抑えつつ、多様な学習用コンテンツに対応できるようにする。
【解決手段】机10は、表示装置を天板11等に設置可能なものであり、操作入力を可能とする操作部30を天板11に備え、操作部30は、表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレート32と、テンプレート32に対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共にテンプレート32の上記所定のパターンを覆うタッチパネル31と、を有する。天板11が凹所11aを有し、テンプレート32が天板11の凹所11aの底部に配設され、タッチパネル31が、テンプレート32が取り換え可能に天板11の凹所11aに配設されている。
【選択図】図3A
【解決手段】机10は、表示装置を天板11等に設置可能なものであり、操作入力を可能とする操作部30を天板11に備え、操作部30は、表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレート32と、テンプレート32に対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共にテンプレート32の上記所定のパターンを覆うタッチパネル31と、を有する。天板11が凹所11aを有し、テンプレート32が天板11の凹所11aの底部に配設され、タッチパネル31が、テンプレート32が取り換え可能に天板11の凹所11aに配設されている。
【選択図】図3A
Description
本発明は、机に関し、より詳細には、机上面に対して設置される表示装置と共に用いられる机及び表示装置付机に関する。
教育環境自体のIT(Information Technology)化として、タブレット等の情報端末の1人1台配備、学校の高速ブロードバンド接続、電子黒板、無線LAN(Local Area Network)環境整備、デジタル教科書・教材の活用等、初等教育段階から教育環境自体のIT化を進め、児童生徒等の学力の向上とITリテラシーの向上を図る、との政府案が検討されている。これらの取り組みにより、2010年代中には、全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校で教育環境のIT化を実現するものとされている。
学習環境を整える学習用の机に関して、例えば机に設置した表示装置に教材等の画像を適宜表示させながら学習を行うようにすることが考えられる。
学習環境を整える学習用の机に関して、例えば机に設置した表示装置に教材等の画像を適宜表示させながら学習を行うようにすることが考えられる。
なお、特許文献1には、学習机に係り、既存机の再利用を簡単に行うこと等を目的として、机の天板と略同じ大きさを備えた冠板本体と、該冠板本体の下面に窪設されて机の天板に嵌合し得る窪所と、から構成された机用冠板が開示されている。
また、特許文献2には、天板上の後部に机上棚を載置した学習机に使用するデスクマットであって、天板上への敷設する際の位置決めを容易にするために、デスクマットの両側後部に机上棚の両側板を受け入れる切欠部を有しているものが開示されている。
上記のように、学校においては、教育環境のIT化を実現する取組みが行われているが、家庭における子供の学習環境については、IT化が進んでいるとは言えないのが実情である。例えば、家庭では、ノートPC(ノート型パーソナルコンピュータ)やタブレット端末を単純に学習に使用することは行われているが、学習机において端末を効率的に使用することができていない。
例えば学習机に表示装置を設置した場合、表示装置の画像を見ながら学習を行うためには、ユーザは、表示された画像に対して操作入力を行って、適宜学習を進める必要が生じる。この場合、表示装置に表示したユーザインタフェースにタッチ操作を行って、学習を進めることが考えられるが、通常、学習机にユーザが座った位置の反対側端部に表示装置を設置した学習机の場合には、表示装置の表示面まで手が届かない場合もあり、手が届いても操作しにくい、という問題が生じる。
そこで表示装置の表示画面に表示されたユーザインタフェースを簡便でかつ直感的に操作できる構成が求められる。このためには、机上にタッチパネルを設け、表示装置の表示画面の座標位置とタッチパネルの座標位置とを関連付けることにより、机上のタッチパネルによる操作が可能となる。この場合、表示画面と同じモニタを机上に取り付け、モニタ上に例えば静電容量方式のタッチパネルを設け、表示装置の表示画面と同じ画面をモニタに表示させることで、タッチ操作が可能となる。しかしながら、この場合、机上にも別のモニタを設けなければならず、構成が複雑になりコストアップの要因となる。
このような問題を解消するために、タッチパネルのみを机上に設け、そのタッチパネルの下に画面操作用のテンプレートを設置することが考えられる。テンプレートには、キー表示や各種ボタン類などの選択要素を予め印刷しておき、そのテンプレートに合わせて表示装置にユーザインタフェースを表示させる。ユーザがタッチパネルの特定の位置をタッチすると、その座標に対応したユーザインタフェースの位置がタッチ操作されたものとして制御することで、机上のタッチパネルを用いた直感的な操作を行うことができる。
また、タッチパネル以外にもデジタルペンによるタッチ入力操作が可能なシステムが知られている。このデジタルペンは、場所により異なるパターンのドットが紙面に配置され、デジタルペンに内蔵されたカメラがそのドットパターンを撮影する。そして撮影したドットパターンをデジタルペンが内蔵しているプロセッサが処理して、座標位置が計算される。この座標位置を表示装置に送るようにする。デジタルペンを入力するためのドットパターンを印刷した紙には、画面操作用のテンプレートを予め印刷しておき、そのテンプレートに合わせて表示装置にユーザインタフェースを表示させる。ドットパターンを印刷した紙の表面に対しては、紙を保護するためのガラスやアクリルなどの透明プレートを配置する。あるいはドットパターンを透明プレートの方に印刷するようにしてもよい。
そしてデジタルペンのタッチ位置に応じて、そのドットパターンから計算した座標に対応したユーザインタフェースの位置がタッチ操作されたものとして制御する。これにより、机上のドットパターンとデジタルペンを用いた直感的な操作を行うことができる。
そしてデジタルペンのタッチ位置に応じて、そのドットパターンから計算した座標に対応したユーザインタフェースの位置がタッチ操作されたものとして制御する。これにより、机上のドットパターンとデジタルペンを用いた直感的な操作を行うことができる。
上記のように、机上にタッチパネルやデジタルペン操作用の透明プレートを配置する場合、ユーザは手元で直観的な操作を行うことができる。しかし、この場合、テンプレートを交換するのは困難であるため、1つの汎用テンプレートを作成してタッチパネルや透明プレートの下に設置するか、または、机上の表示装置とは別に表示装置をタッチパネルや透明プレートの下に設置し、該別の表示装置に場面に応じた各種操作用テンプレートを表示する必要がある。そのため、多様な学習用コンテンツに対応できず、また、コストアップの要因となる、という課題が生じる。
上記特許文献1の学習机は、既存のものを再利用するために天板に冠板を被せるようにしている。また、特許文献2の学習机は、天板上に敷設するデスクマットに位置決めのための切欠部を有している。しかしながら、特許文献1および特許文献2のいずれにおいても、コストアップとなることを抑えつつ、多様な学習用のコンテンツに対応できるようにすることについては何ら言及されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、机上に設置される表示装置に対する操作用のテンプレートをタッチパネル等の透明部材の下に設置する構成において、コストアップとなることを抑えつつ、多様な学習用コンテンツに対応できる机及び表示装置付机を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、表示装置を設置可能な机であって、操作入力を可能とする操作部を天板に備え、前記操作部は、前記表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレートと、該テンプレートに対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共に前記テンプレートの前記所定のパターンを覆う透明部材と、を有し、前記天板が、凹所を有し、前記テンプレートが、前記天板の凹所の底部に配設され、前記透明部材が、前記テンプレートが取り換え可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記透明部材が、前記天板の凹所の内部を露出させる開口が形成されるよう前記天板の凹所に配設され、前記テンプレートが、前記開口を介して挿抜することにより取り換え可能であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記天板が、前記凹所の底部に前記挿抜の方向に沿って形成された溝を有し、前記テンプレートが、前記溝に係合する棒状部材を有し、前記棒状部材と前記溝の係合により前記テンプレートが前記天板の凹所に対して位置合わせされていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記天板の凹所が、前記開口側に傾斜面を有することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1の技術手段において、前記透明部材が、端部を軸に回動可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、柱状部材と該柱状部材の形状に対応した形状に形成された有底または無底の孔とを有し、前記柱状部材及び前記孔のいずれか一方が前記天板に形成され他方が前記テンプレートに形成され、前記柱状部材と前記孔との係合により前記テンプレートが前記天板の凹所に対して位置合わせされていることを特徴としたものである。
本発明の第7の技術手段は、表示装置が設置された表示装置付机であって、操作入力を可能とする操作部を天板に備え、前記操作部は、前記表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレートと、該テンプレートに対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共に該テンプレートの前記所定のパターンを覆う透明部材と、を有し、前記天板が、凹所を有し、前記テンプレートが、前記天板の凹所の底部に配設され、前記透明部材が、前記テンプレートが取り換え可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴としたものである。
本発明によれば、机上に設置される表示装置に対する操作用のテンプレートをタッチパネル等の透明部材の下に設置する構成において、コストアップとなることを抑えつつ、多様な学習用コンテンツに対応できる机及び表示装置付机を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の机及び表示装置付机の好適な実施形態について説明する。なお、以下の発明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1A及び図1Bは、本発明の第1の実施形態に係る表示装置付机の外観構成例を概略的に示す図である。
表示装置付机1は、学習用の机すなわち学習机である机10と、薄型の表示装置20とが組み合わされて構成されている。表示装置20は、FPD(Flat Panel Display)を用いた薄型の表示装置で、例えば液晶表示パネルを使用した液晶表示装置として構成される。
図1A及び図1Bは、本発明の第1の実施形態に係る表示装置付机の外観構成例を概略的に示す図である。
表示装置付机1は、学習用の机すなわち学習机である机10と、薄型の表示装置20とが組み合わされて構成されている。表示装置20は、FPD(Flat Panel Display)を用いた薄型の表示装置で、例えば液晶表示パネルを使用した液晶表示装置として構成される。
表示装置20は、机10の天板11の一方の端部に、表示装置20の表示画面21を天板11の反対側の端部に向けて、天板11の表面に対して垂直に設置されている。ユーザは、通常、表示装置付机1の前面に座して、表示装置20の表示画面21を見ながら、机10の天板11を利用して学習等の作業を行うことができる。この例では、表示装置20は、天板11に対して垂直になるように設置されているが、この構成に限定されることなく、表示装置20が天板11に対して斜めになるように配置されていてもよい。また、表示装置20と天板11との角度が変更可能なチルト機構を設けて、適宜天板11と表示装置20との角度を設定できるようにしてもよい。
机10の天板11には、ユーザ操作用の操作部30が設けられている。操作部30は、操作用のテンプレート(後述の図3Aの符号32参照)と、その表面/印刷面に設けたタッチパネル31からなっている。これに代えて、操作部30は、デジタルペンによる操作用のドットパターンが印刷されたガラスやアクリル板などの保護用の透明プレートを操作用のテンプレートの表面に設置した構成からなっていてもよい。タッチパネル31と上述の透明プレートはそれぞれ本発明の「透明部材」を構成する。また、タッチパネル31の静電容量方式のセンサや、上記透明プレートのドットパターンはそれぞれテンプレート32に対するユーザの操作位置を検出するための本発明の「操作検出部」を構成する。図1Aでは操作部30が天板11の略中央に設けられた例を示し、図1Bは、操作部30を操作部30が天板11の側部に設けられた例を示している。
図2は、テンプレートの構成の一例を概略的に示すものである。テンプレート32には、例えばキーボードやボタン類等が予め印刷されている。そしてテンプレート32に応じたユーザインタフェースが表示装置20の表示画面21に表示される。言い換えると、テンプレート32には表示装置20の表示画面21に対応する所定のパターンが予め印刷等により表されている。テンプレート32上には、例えばタッチパネル31が設けられていて、タッチパネル31にタッチしたときの座標位置と、ユーザインタフェースの座標位置が対応し、表示装置20では、タッチパネル31にタッチした座標位置に従って処理を行うことができる。
デジタルペンによる操作も同様であり、デジタルペンに内蔵されたカメラがそのドットパターンを撮影し、撮影したドットパターンをデジタルペンが内蔵しているプロセッサが処理して、座標位置が計算される。この座標位置を表示装置20に送り、座標位置に応じた処理を表示装置20で行うことができる。
デジタルペンによる操作も同様であり、デジタルペンに内蔵されたカメラがそのドットパターンを撮影し、撮影したドットパターンをデジタルペンが内蔵しているプロセッサが処理して、座標位置が計算される。この座標位置を表示装置20に送り、座標位置に応じた処理を表示装置20で行うことができる。
ユーザは、通常、表示装置付机1の正面に座って表示画面21を視認し、天板11を使って学習等の作業を行う。そして操作部30を操作しながら表示画面21の表示画面に対する操作入力を行うことができる。
学習するコンテンツが異なれば、操作部30に必要なテンプレート32も異なってくる。そのため、テンプレート32を取り換えができるように、机10は以下のような構成を採用している。
学習するコンテンツが異なれば、操作部30に必要なテンプレート32も異なってくる。そのため、テンプレート32を取り換えができるように、机10は以下のような構成を採用している。
図3Aは、図1Aの机10の要部断面図、図3B及び図3Cはそれぞれ図1Aの机10の天板11にテンプレート32を取り付ける様子を示す斜視図及び断面図である。
操作部31は天板11の中央に設けられ、図3Aに示すように、天板11は凹所11aを有する。テンプレート32は、該凹所11aの底部に配設される。タッチパネル31は、テンプレート32の印刷面である上面を覆い、より具体的には、テンプレート32の操作用の所定のパターンを覆い保護するように天板11の凹所11aに配設される。
操作部31は天板11の中央に設けられ、図3Aに示すように、天板11は凹所11aを有する。テンプレート32は、該凹所11aの底部に配設される。タッチパネル31は、テンプレート32の印刷面である上面を覆い、より具体的には、テンプレート32の操作用の所定のパターンを覆い保護するように天板11の凹所11aに配設される。
このようにタッチパネル31に覆われる形態であってもテンプレート32の取り換えができるように、机10において、タッチパネル31は、図3B及び図3Cに示すように、天板11の凹所11aの底部との間にテンプレート32の厚み以上の高さを有する空間が形成されると共に天板11の凹所11aの内部を露出させる開口11bが形成されるよう天板11の凹所11aに配設される。そして、テンプレート32は開口11bを介して挿抜することにより取り換え可能になっている。
なお、テンプレート32の抜き出しが容易となるように、テンプレート32の後端の両側端に舌片である取り出し用ベロ32aが設けられている。取り出し用ベロ32aの位置は、図の例に限定されず、テンプレート32が天板11に取り付けられた状態において開口11bから露出する位置であればよい。また、取り出し用ベロ32aの数は図の例の2つに限定されず、1つであってもよいし、3以上であってもよい。
さらに、机10には、開口11bを塞ぐ蓋部材12を有する。蓋部材12を設けることにより凹所11a内に異物が入るのを防ぐことができる。凹所11a内に異物があるとテンプレート32を所望の位置に配設することができないため、ユーザの意図とは異なる操作入力がされる虞があるが、蓋部材12によりこれを防ぐことができる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る机の他の例を概略的に示す図である。表示装置20が設置される側を奥側、その反対側を手前側とした場合、図3B等の例では、凹所11aの奥側の端部に対して開口11bが形成されていた。図4では、奥側でも手前側でもない凹所11aの側端部に対して開口11bが形成されている。このように、側端部に設けることによって、表示装置20を机10から取り外さなくても容易にテンプレート32を取り換えることができる。なお、天板11の奥側はユーザの手が届かないため、図3B等の例のように開口11bを奥側に設けることで、天板11の天面を有効に活用することができる。
(第2の実施形態)
図5Aは、本発明の第2の実施形態に係る机の一構成例におけるテンプレートの着脱方法を示す斜視図、図5Bは同断面図である。
図5A及び図5Bの机では、タッチパネル41が、その一側端部を軸に回動可能に天板11の凹所11aに配設されている。このような構成を採用することによりテンプレート42の取り換えが可能になっている。
図5Aは、本発明の第2の実施形態に係る机の一構成例におけるテンプレートの着脱方法を示す斜視図、図5Bは同断面図である。
図5A及び図5Bの机では、タッチパネル41が、その一側端部を軸に回動可能に天板11の凹所11aに配設されている。このような構成を採用することによりテンプレート42の取り換えが可能になっている。
図のテンプレート42は、図3A等のテンプレート32と異なり、取り出し用ベロ32aを有していないが、該ベロを設けてもよい。
なお、タッチパネル41に対する電気的な配線は、タッチパネル41の回動軸側端部に設けることが好ましい。
なお、タッチパネル41に対する電気的な配線は、タッチパネル41の回動軸側端部に設けることが好ましい。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る机の他の構成例を概略的に示す斜視図である。
図5A等の例では、操作部を構成するタッチパネル41及びテンプレート42が配設される凹所11aが天板11の略中央に設けられていた。それに対し、図6の例では、該凹所11aが天板11の側部に設けられ、該凹所11aに対し、テンプレート42が着脱できるようにタッチパネル41がその一側端部を軸に回動可能に配設されている。
図5A等の例では、操作部を構成するタッチパネル41及びテンプレート42が配設される凹所11aが天板11の略中央に設けられていた。それに対し、図6の例では、該凹所11aが天板11の側部に設けられ、該凹所11aに対し、テンプレート42が着脱できるようにタッチパネル41がその一側端部を軸に回動可能に配設されている。
(第3の実施形態)
図7A〜図7Cは、本発明の第3の実施形態に係る机の構成例を説明するための図である。
図3A等の例では、天板11に設けられた開口11bを蓋部材12で塞いでいた。それに対し、図7A〜図7Cの例の机では、開口11bの幅より長い幅を有すると共に開口11bの奥行きより大きい厚みを有する表示装置20により、開口11bを塞いでいる。このような構成とすることにより、蓋部材12を省略することができるのでコストを削減することができる。
図7A〜図7Cは、本発明の第3の実施形態に係る机の構成例を説明するための図である。
図3A等の例では、天板11に設けられた開口11bを蓋部材12で塞いでいた。それに対し、図7A〜図7Cの例の机では、開口11bの幅より長い幅を有すると共に開口11bの奥行きより大きい厚みを有する表示装置20により、開口11bを塞いでいる。このような構成とすることにより、蓋部材12を省略することができるのでコストを削減することができる。
(第4の実施形態)
図8A及び図8Bは本発明の第4の実施形態に係る机の構成例を説明するための図である。
本発明に係る机において、操作検出部を有するタッチパネルに対するテンプレートの位置が一定となるように、天板の凹所に対して位置合わせ/位置決めされて取り付けられる必要がある。
図8A及び図8Bは本発明の第4の実施形態に係る机の構成例を説明するための図である。
本発明に係る机において、操作検出部を有するタッチパネルに対するテンプレートの位置が一定となるように、天板の凹所に対して位置合わせ/位置決めされて取り付けられる必要がある。
そこで、図8A及び図8Bの机では、天板50の凹所50aの底部の両側部に、テンプレート60の挿抜方向に沿って延在する溝50cが設けられており、また、テンプレート60の両側部には、該テンプレート60の挿抜方向に沿って延在する棒状部材であるレール60aが設けられている。
テンプレート60を天板50の開口50bを介して天板50の凹所50aに挿入し取り付けると、溝50cとレール60aとの係合により、挿抜方向と垂直な方向に係るテンプレート60の凹所50aに対する位置決めがなされるため、テンプレート60をタッチパネル31に対して正確な位置に取り付けることができる。なお、挿抜方向に係るテンプレート60の凹所50aに対する位置決めは、例えば、溝50cの手前側端部とレール60aの手前側端部の当接によりなされる。
テンプレート60にレール60aを設けることにより、テンプレート60の可撓性が低くなるため、開口50bを介した凹所50aへのテンプレート60の挿抜性が低くなる。したがって、凹所50aの開口50b側の端部に、該開口50bが凹所50aの底面から徐々に大きくなるような形状の傾斜面50dを設け、開口50bを介したテンプレート60の挿抜を容易とすることが好ましい。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る机の他の構成例を概略的に示す図である。図8A等の例では、凹所50aの奥側の端部に対して開口50bが形成されていた。それに対し、図9の机では、凹所50aの側端部に対して開口50bが形成されている。この場合においても、凹所50aの奥側と手前側に溝50cを設け、テンプレート60の溝50cに対応する位置にレール60aを設けることで、図8A等の例と同様にテンプレート60の凹所50aに対して位置決めして取り付けることができる。
なお、図8Aや図9の例における開口50bは、図3A等の例のように開口50bの形状に対応した形状を有する蓋部材により塞がれ、あるいは、図7A等の例のように表示装置により塞がれる。
図8Aや図9の例では、2箇所に凹所50aとレール60aを設けていたが1箇所であってもよい。
図8Aや図9の例では、2箇所に凹所50aとレール60aを設けていたが1箇所であってもよい。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る机の構成例を説明するための図である。
図10の机では、天板70の凹所70aの底部の四隅に、底部から上方に突出する柱状部材70bが設けられている。また、テンプレート80の柱状部材70bに対応する位置に、該柱状部材70bと対応した形状に形成された孔80aが形成されている。テンプレート80は通常薄いため孔80aは無底のものを想定しているが、有底であってもよい。これら柱状部材70bと孔80aとの係合により、テンプレート80の凹所70aに対する位置決めであって該凹所70aの底面平面内での位置決めを行うことができる。
図10の机では、天板70の凹所70aの底部の四隅に、底部から上方に突出する柱状部材70bが設けられている。また、テンプレート80の柱状部材70bに対応する位置に、該柱状部材70bと対応した形状に形成された孔80aが形成されている。テンプレート80は通常薄いため孔80aは無底のものを想定しているが、有底であってもよい。これら柱状部材70bと孔80aとの係合により、テンプレート80の凹所70aに対する位置決めであって該凹所70aの底面平面内での位置決めを行うことができる。
本例のような構成は、第2の実施形態のようにタッチパネルが天板の凹所に回動可能に配設されている形態に好適に用いられる。本例のような構成は、第1の実施形態のように開口を介してタッチパネルの下部にテンプレートを挿入する形態に用いることは可能であるが、異物が入らないようテンプレートの挿入空間はテンプレートと略同じ大きさに形成されていることやそのような空間に対する挿抜性を鑑みると、第1の実施形態のような場合は図8A等の例のように挿抜方向に沿って形成された溝とレールにより位置決めを行なうことが好ましい。
なお、図10の例とは異なり、天板の凹所の底部に孔を設け、テンプレート側に柱状部材を設けるようにしてもよい。この場合、テンプレート側に孔を設ける場合に比べて印刷面を広くすることができる。
また、図10の例では、柱状部材70b等は4つ設けられていたが、設ける数は2以上であればよい。さらに、柱状部材70b等の形成位置は四隅に限られず他の位置であってもよい。
また、図10の例では、柱状部材70b等は4つ設けられていたが、設ける数は2以上であればよい。さらに、柱状部材70b等の形成位置は四隅に限られず他の位置であってもよい。
1…表示装置付机,10…机、11a,50a,70a…凹所、11,50,70…天板、11b,50b…開口、12…蓋部材、20…表示装置、30…操作部,31…タッチパネル、32a…取り出し用ベロ、32,42,60…テンプレート、41…タッチパネル、50c…溝、50d…傾斜面、60a…レール、70b…柱状部材、80…テンプレート、80a…孔。
Claims (7)
- 表示装置を設置可能な机であって、
操作入力を可能とする操作部を天板に備え、
前記操作部は、前記表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレートと、該テンプレートに対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共に前記テンプレートの前記所定のパターンを覆う透明部材と、を有し、
前記天板は、凹所を有し、
前記テンプレートは、前記天板の凹所の底部に配設され、前記透明部材は、前記テンプレートが取り換え可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴とする机。 - 前記透明部材は、前記天板の凹所の内部を露出させる開口が形成されるよう前記天板の凹所に配設され、
前記テンプレートは、前記開口を介して挿抜することにより取り換え可能であることを特徴とする請求項1に記載の机。 - 前記天板は、前記凹所の底部に前記挿抜の方向に沿って形成された溝を有し、
前記テンプレートは、前記溝に係合する棒状部材を有し、
前記棒状部材と前記溝の係合により前記テンプレートが前記天板の凹所に対して位置合わせされていることを特徴とする請求項2に記載の机。 - 前記天板の凹所は、前記開口側に傾斜面を有することを特徴とする請求項3に記載の机。
- 前記透明部材は、端部を軸に回動可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の机。
- 柱状部材と該柱状部材の形状に対応した形状に形成された有底または無底の孔とを有し、
前記柱状部材及び前記孔のいずれか一方が前記天板に形成され他方が前記テンプレートに形成され、
前記柱状部材と前記孔との係合により前記テンプレートが前記天板の凹所に対して位置合わせされていることを特徴とする請求項5に記載の机。 - 表示装置が設置された表示装置付机であって、
操作入力を可能とする操作部を天板に備え、
前記操作部は、前記表示装置の表示画面に対応する所定のパターンが表されたテンプレートと、該テンプレートに対する操作位置を検出するための操作検出部を有すると共に該テンプレートの前記所定のパターンを覆う透明部材と、を有し、
前記天板は、凹所を有し、
前記テンプレートは、前記天板の凹所の底部に配設され、前記透明部材は、前記テンプレートが取り換え可能に前記天板の凹所に配設されていることを特徴とする表示装置付机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015168875A JP2017042506A (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 机及び表示装置付机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015168875A JP2017042506A (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 机及び表示装置付机 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017042506A true JP2017042506A (ja) | 2017-03-02 |
Family
ID=58208887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015168875A Pending JP2017042506A (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 机及び表示装置付机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017042506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019080847A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社オカムラ | 天板付什器 |
JP2019080848A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社オカムラ | 天板付什器 |
CN111134451A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-12 | 创维集团有限公司 | 一种模块化全贴合智能茶几 |
-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015168875A patent/JP2017042506A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019080847A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社オカムラ | 天板付什器 |
JP2019080848A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社オカムラ | 天板付什器 |
JP7039253B2 (ja) | 2017-10-31 | 2022-03-22 | 株式会社オカムラ | 天板付什器 |
CN111134451A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-12 | 创维集团有限公司 | 一种模块化全贴合智能茶几 |
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