JP2017041882A - データ伝送方法、装置及びノード - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はデータ伝送方法、装置及びノードを提供する。【解決手段】該装置は、第一生成ユニット及び第一送信ユニットを含み、該第一生成ユニットは即値データを生成し又は計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成し、該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は該計画データの優先度と同じであり、該第一送信ユニットは、該第一生成ユニットが即値データを生成しており、且つ、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し、該第一生成ユニットが計画データを生成している時に、該計画データを送信し、また、該計画データ送信前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、該第一時間は該第一優先度に関係している。【選択図】図9

Description

本発明は、通信技術分野に関し、更に通信分野におけるデータ伝送に関し、特にデータ伝送方法、装置及びノードに関する。
代表的な無線マルチホップネットワークは無線センサーネットワーク、無線SON(self-organizing network)、無線メッシュ(mesh)ネットワークなどを含む。無線マルチホップネットワークにおいて伝送されるデータの類型は重要データ情報、普通データ情報、及び、ノード状態を表すハートビート情報などを含む。また、ネットワーク中でのデータ伝送に影響を与える主なファクターは不安定な無線チャネル及び本ネットワーク中の他の中間ノードからの干渉を含む。
不安定な無線チャネルについては、通常、FEC(Forward Error Correction)、ARQ(Automatic Repeat reQuest)などの方法を採用して解決する。
ネットワーク中の他の中間ノードからの干渉については、通常、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11におけるDCF(Distributed Coordination Function)競争共用方式を採用し、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)技術により、衝突発生後にBEB(Binary Exponential Backoff)を用いて衝突回避を行う。該方法の特徴は、2つのノードが通信を行うときに、通信を行っている送信ノード、受信ノードの隣接ノードが該通信ペアの干渉エリアを構成していることである。
無線マルチホップネットワークでは、通常、多くの通信ノードが配置されている。よって、通信を行っている送信ノード、受信ノードの干渉範囲内での他のノードは全て該通信の潜在的な干渉源である。1つのデータパケットがマルチホップにより源ノード(ソースノード)から目的ノード(ターゲットノード)まで伝送されるときに、ホップ数の増加に伴って、その干渉エリアの範囲も絶えず増加し、これにより、無線マルチホップネットワーク中での大範囲(広範囲)の干渉問題を引き起こし、データ伝送の信頼性が低下する恐れがある。DCFなどのメカニズムは、広範囲の干渉に対して設計されたものでないので、他の解決方法が必要となる。独立した帯域外ビジートーンチャネルを使用することは、従来技術における比較的良い広範囲干渉の解決方法であるが、該方法は、余分の帯域外チャネルを用いているため、ノードのハードウェアコスト及び電力消費を増大し、無線マルチホップネットワークの応用範囲を制約している。
本発明の実施例は、異なる優先レベル(優先度)のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができるデータ伝送方法、装置及びノードを提供する。
本発明の実施例の第一側面によれば、ノードに用いるデータ伝送装置が提供され、そのうち、該装置は、
即値データ(immediate data)を生成し、又は、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号(blocking enable signal)を生成するための第一生成ユニットであって、該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は、該計画データの優先度と同じである、第一生成ユニット;及び
該第一生成ユニットが即値データを生成しており、且つ、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高いときに、該即値データを送信し、又は、該第一生成ユニットが計画データを生成しているときに、該計画データを送信し、また、該計画データを送信する前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するための第一送信ユニットであって、該第一時間は該第一優先度に関係している、第一送信ユニットを含み、
そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該第一生成ユニットが該第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本発明の実施例の第二側面によれば、ノードに用いるデータ伝送装置が提供され、そのうち、該装置は、
データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信するための第一受信ユニット;及び
該第一受信ユニットが即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高いときに、該即値データを送信し、該第一受信ユニットが計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも高いときに、該計画データを送信し、該第一受信ユニットが第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも高いときに、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信するための第二送信ユニットを含み、
そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該第一受信ユニットが現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本発明の実施例の第三側面によれば、ノードに用いるデータ伝送装置が提供され、そのうち、該装置は、
ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号(blocking disable signal)を受信するための第二受信ユニット;及び
ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、該ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが該ノードでない場合、該ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、及び、ブロッキングイネーブル信号の剰余(残り)有効時間を含み、又は、ブロッキング失効信号を受信している場合、既に記憶されている、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除するための第二記憶ユニットを含む。
本発明の実施例の有益な効果は、本発明の実施例におけるデータ伝送方法、装置及びノードにより、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することで、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例における無線マルチホップネットワークノードの構成図である。 本発明の実施例1におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例2におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例4におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例5における中間ノードの構成図である。 本発明の実施例5におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例7におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例8におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例9におけるデータ伝送装置の構成図である。 本発明の実施例12〜13におけるデータ伝送装置の構成図である。 本発明の実施例14におけるデータ伝送装置の構成図である。 本発明の実施例16におけるノードの構成図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
なお、当業者が本発明の原理及び実施形態を容易に理解し得るために、本発明の実施例では、無線マルチホップネットワークを例として説明を行っているが、理解すべきは、本発明の実施例は無線マルチホップネットワークに限定されず、例えば、本発明の実施例における方法及び装置は他のマルチホップネットワークにも適するということである。
本発明の実施例では、ノードをそのデータ伝送プロセスにおける役割に基づいて分類し、具体的には、データ伝送に関与するノードは、源ノード、中間ノード、他の中間ノード、及び目的ノードの4種類に分類される。図1は本実施例における無線マルチホップネットワークノードの構成図である。図1に示すように、そのうち、源ノードSは、データ又はブロッキング信号の生成及び送信を担当し;中間ノードA1、A2は、データ又はブロッキング信号の受信及び転送(forward)を担当し;他の中間ノードa1〜a6は、データを受信しないが、ブロッキング信号を受信することができ;目的ノードDは、データの受信を担当する。
本実施例では、上述の4種類のノードを例として、本発明の実施例におけるデータ伝送方法、装置及びノードをそれぞれ説明する。
以下、図面をもとに、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
本発明の実施例1はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、源ノードに関する。図2は該方法のフローチャートであり、図2に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ201:ノードが、即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成し、該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は該計画データの優先度と同じであり;
ステップ202:即値データを生成しており、且つ、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し、又は、計画データを生成している時に、該計画データを送信し、また、該計画データ送信前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、該第一時間は該第一優先度に関係している。
本実施例では、該ローカル優先度は、該ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該第一生成ユニットが該第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本実施例では、生成されているデータの特性、重要性、及びサイズのうちの1つ又は1つ以上のファクターに基づいて、生成されているデータ分を即値データ及び計画データに分類することができる。例えば、重要性に基づいてデータの類型を分類する時に、不重要なデータを即値データとし、比較的重要なデータを計画データとしても良い。また、例えば、生成されているデータの特性に基づいてデータの類型を分類する時に、不定期かつリアルタイムで生成されているデータを即値データとし、送信前に送信時刻が正確に把握されているデータ信号、例えば、周期的に採集されて伝送されるデータ信号(例えば、電気メーターのデータであり、該電気メーターのデータが例えば30分毎に伝送され得る)を計画データとしても良い。
なお、本実施例では、データ類型の分類は上述に限定されず、当業者は実際の状況に応じてデータ類型を適切に分類しても良い。
さらに、生成されているデータの特性、重要性、及びサイズのうちの1つ又は1つ以上のファクターに基づいて、計画データを異なる優先度のものに分類することもできる。そのうち、重要性が高いほど、或いは、データのサイズが大きいほど、計画データの優先度が高い。例えば、優先度値を優先度の高低を表すために設定しても良く、例えば、優先度値が大きいほど、その優先度が低く、その逆もまた然りである。
以下、2つの具体例をもとに、如何に計画データの優先度を設定するかについて詳しく説明する。
<実例1>
データの特性に基づいて計画データの優先度を確定する。例えば、計画データが採集されている環境温度である時に、現在の温度値と統計による平均温度値との差が10%よりも低い場合、優先度は3であり、10%以上かつ20%よりも低い場合、優先度は2であり、20%以上の場合、優先度は1であるようにしても良い。即ち、優先度値が大きいほど、その優先度が低い。
<実例2>
データのサイズに基づいて計画データの優先度を確定する。例えば、計画データの長さが100byteよりも小さい場合、優先度は4であり、100byte以上かつ200byteよりも小さい場合、優先度は3であり、200byte以上かつ300byteよりも小さい場合、優先度は2であり、300byte以上の場合、優先度は1であるようにしても良い。即ち、優先度値が大きいほど、その優先度が低い。
本実施例では、即値データも、計画データと同様の方式で優先度を分類することもできるが、優先度を分類しなくても良い。本実施例はこれに限定されない。
本実施例では、計画データの伝送信頼性を保証するために、該計画データ生成時に、同時に該計画データに対応する第一ブロッキングイネーブル信号を生成しても良く、該第一ブロッキングイネーブル信号には、該計画データの優先度と同じの第一優先度情報(Pri)が含まれており、該第一ブロッキングイネーブル信号は、該ノード及び該第一ブロッキングイネーブル信号を受信するノードが該第一優先度情報に基づいてデータを送信するかを判断するように指示するために用いられる。
1つの実施方式では、下記表1に示すように、該第一ブロッキングイネーブル信号はさらに該計画データのネクストホップのアドレスを含んでも良く、もう1つの実施方式では、下記表2に示すように、該第一ブロッキングイネーブル信号はさらに該計画データの送信源アドレス(GS)、送信目的アドレス(GD)、該計画データのID(Packet ID)、及び、該計画データのネクストホップのアドレス(Next hop)を含んでも良く、また、もう1つの実施方式では、下記表3に示すように、該第一ブロッキングイネーブル信号はさらに計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、該計画データのID、該計画データのネクストホップのアドレス、該第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間(Time to live、TTL)、該第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数(Hop limit)、及び、該第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数(Counter)を含んでも良い。
Figure 2017041882

Figure 2017041882

Figure 2017041882
本実施例では、TTLは該第一優先度に関連し、第一優先度が高ければ、TTLは長い。例えば、TTL=(max(pri)-pri+1)×Δt2であり、そのうち、Δt2はシステム定数である。
本実施例では、該ローカル優先度は、該ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該ノードが該第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。該ノードは、毎回ブロッキングイネーブル信号を生成又は受信している時に、該ローカル優先度情報を記憶及び更新する。例えば、ローカル優先度のリストにおける優先度の情報を形成することで、該ローカル優先度を記憶及び更新することができる。そのうち、該ローカル優先度を記憶するリストは、優先度を記憶する独立したリストであっても良く、又は、他のリストを利用して記憶しても良い。例えば、ローカルブロッキング状態表を採用してローカル優先度情報を記憶及び更新することができる。該ローカルブロッキング状態表は、現在の該ノードの全ての有効な計画データの送信情報を記憶するために用いられる。該ノードは、毎回ブロッキングイネーブル信号を生成又は受信している時に、該ローカルブロッキング状態表に対して更新を行う。該ローカルブロッキング状態表には、下記表4に示すような情報が含まれても良く、即ち、ブロッキングイネーブル信号の索引(Index)、該ブロッキングイネーブル信号が有効であるかを表す情報(FLAG;バイナリの0、1で表され得る)、ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データの源アドレス(GS)、目的アドレス(GD)、ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データのローカル送信アドレス(LS;ブロッキングイネーブル信号のMACヘッダー部分から取得され得る)、ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データのローカル受信アドレス(LD;ブロッキングイネーブル信号におけるNext hopのフィールドと同じである)、該ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データのID(Packet ID)、該ブロッキングイネーブル信号の優先度情報(Pri)、及び、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間(Time to live、TTL)が含まれても良い。
Figure 2017041882
そのうち、ローカル優先度は、ローカルブロッキング状態表における全てのPriのうちの最高である優先度であり、それは、該ノード自身が生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度に対応する可能性があり、受信している他のブロッキングイネーブル信号の優先度に対応する可能性もある。ローカルブロッキング状態表が空であるときに、それは、現在にブロッキングイネーブル信号を生成又は受信してないことを示し、この場合、現在のローカル優先度を最低と設定する。本実施例では、従来技術を採用してローカルブロッキング状態表をメンテナンスすることができ、例えば、TTL更新などの操作であり、ブロッキングイネーブル信号によって指示されている計画データの送信が完了したら、該ノードは、ローカルブロッキング状態表における対応項をクリアする。
なお、以上は、ローカルブロッキング状態表によるローカル優先度情報の記憶及び更新を例として説明しているが、ローカル優先度を記憶及び更新し得る他の方法も本発明に適する。つまり、本発明の実施例はこれに限定されない。
本実施例では、ステップ202において即値データを生成している時に、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高ければ、それは、現在に生成されている即値データが、該ノードがその前に受信又は生成しているブロッキングイネーブル信号によってブロッキングされていないことを示し、この時に、該即値データを送信する。
本実施例では、ステップ202において計画データを生成している時に、該計画データを送信し、また、該計画データ送信前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信する。
そのうち、該第一ブロッキングイネーブル信号を繰り上げて送信する第一時間t1は、該第一優先度に関係しており、該第一優先度が高いほど、第一時間t1が長い。例えば、t1=Δt1/priであり、Δt1はシステム定数である。計画データ生成後に、該第一時間t1を計算し、対応する第一ブロッキングイネーブル信号を生成する。例えば、タイマーT1=tt-t1を設定することで、そのうち、ttは第一ブロッキングイネーブル信号を生成してから計画データを送信するまでの時間であり、tt-t1<0の場合、直ぐに該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、そうでない場合、第一ブロッキングイネーブル信号を生成した後に、タイマーT1を起動させ、タイマーT1が切れた後に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信することができる。
1つの実施方式では、伝送の信頼性を向上させるために、該第一ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データの送信を完成した後に、ブロッキング失効信号を送信しても良い。該ブロッキング失効信号は、該ブロッキングイネーブル信号が無効になるように指示するために用いられ、そのうち、該ブロッキング失効信号は、下記表5に示すような情報、即ち、ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データの源アドレス(GS)、目的アドレス(GD)、及び、該ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データのID(Packet ID)を含んでも良い。
Figure 2017041882
もう1つの実施方式では、伝送の信頼性をさらに向上させるために、計画データの送信時間、即ち、第三時間t3を設定しても良い。該計画データの第三時間t3内での送信が成功すれば、操作が終了し、該計画データの第三時間t3内での送信が失敗したら、エラー処理操作を行う必要がある。具体的なエラー処理操作は従来技術を参照することができるため、ここではその詳しい説明を省略する。該実施方式では、該第三時間t3は該計画データの優先度に関係している。例えば、優先度が高いほど、第三時間t3が長い。例えば、t3=(max(pri)-pri+1)×Δt31+LENGTH×Δt32であり、Δt31、Δt32及びLENGTHはシステム定数である。タイマーT3=t3を設定することで、計画データ送信開始後に、タイマーT3を起動させ、タイマーT3が切れた後に、該計画データの送信が成功したかを判断することができる。
該実施方式では、該計画データが第三時間t3内で成功裏に送信された後に、ブロッキング失効信号を送信することができ、そのうち、該ブロッキング失効信号は、broadcast方式で送信することができる。
本実施例では、生成されているデータが即値データであり、且つ、該第二優先度がローカル優先度よりも低い時に、該方法はさらに、即値データを送信キュー(queue)に入れることを含んでも良く、この時に、即値データの優先度がローカル優先度よりも低いため、即ち、該即値データが、該ノードがその前に受信又は生成したブロッキングイネーブル信号によってブロッキングされているため、該即値データを送信せず、該即値データを送信キューに入れる。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例2はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、源ノードに関する。実施例1と異なる点は、上述のステップ202において計画データを送信する前に該第一ブロッキングイネーブル信号を直接送信するが、本実施例2において、計画データの伝送信頼性、及び、高優先度のデータの伝送パフォーマンスをさらに保証するために、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信する前に、ローカルブロッキング優先度に基づいて、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するかを判断するができるということにある。よって、本実施例では、該ステップ202はさらに、生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度がローカル優先度よりも低い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ、また、生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信することを含む。
本実施例では、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信する前に、ローカルブロッキング優先度に基づいて、第一ブロッキングイネーブル信号を送信するかを判断することにより、計画データの伝送信頼性、及び、高優先度のデータの伝送パフォーマンスをより一層保証することができる。
図3は本実施例2におけるデータ伝送方法フローチャートである。図3に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ301:データを生成し;
ステップ302:該データが即値データであるかを判断し、判断結果がはいの時に、ステップ303を実行し、いいえの時に、ステップ306を行い;
ステップ303:該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高いかを判断し、判断結果がはいの時に、ステップ304を行い、いいえの時に、ステップ305を行い;
ステップ304:該即値データを送信し;
ステップ305:該即値データを送信キューに入れ;
ステップ306:第一ブロッキングイネーブル信号を生成し;
ステップ307:該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度がローカル優先度よりも高いかを判断し、判断結果がはいの時に、ステップ309を実行し、いいえの時に、ステップ308を実行し;
ステップ308:該第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ;
ステップ309:該計画データを送信する前の第一時間に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、その後、計画データを送信する。
本実施例では、計画データの送信を完成した後に、ブロッキング失効信号を送信しても良く、その具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、ステップ301〜309においてデータ及びブロッキングイネーブル信号を生成し、及び、データ及びブロッキングイネーブル信号を送信する具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信する前に、ローカルブロッキング優先度に基づいて該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するかを判断することにより、計画データの伝送信頼性、及び、高優先度のデータの伝送パフォーマンスをさらに保証することができる。
本発明の実施例3はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、源ノードに関する。実施例1、2と異なる点は、実施例1、2のステップ202において1つの第一ブロッキングイネーブル信号のみ送信するが、本実施例3において、計画データを送信する前に2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信するということにある。
本実施例では、2つの同じである又は異なるブロッキングイネーブル信号を順次送信することで、2つの同じである、同一計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を受信した時にのみ、該ブロッキングイネーブル信号が有効であると確定することができ、これにより、ブロッキング終止の機能を実現することができ、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本実施例では、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号及び第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号は実施例1における表1〜3に示す構成を有しても良く、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、第一ブロッキングイネーブル信号に指示フラッグFLAGを設定する方式で、或いは、異なる種類のフレームを表す方式で、或いは、他の方式で、送信されている第一ブロッキングイネーブル信号が、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号又は第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号であることを示すことができる。
例えば、第一ブロッキングイネーブル信号に指示フラッグFLAGを設定する方式で、送信されている第一ブロッキングイネーブル信号が第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号又は第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号であるかを指示する時に、第一ブロッキングイネーブル信号に指示フラッグFLAGを追加することができる。該指示フラッグFLAGの値が0の時に、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を示し、該指示フラッグFLAGの値が1の時に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を示しても良く、その逆もまた然りである。また、0及び1の代わりに他の符号や値を用いて第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号及び第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号をそれぞれ示しても良く、本実施例はこれに限定されない。
例えば、他の方式で、送信されている第一ブロッキングイネーブル信号が第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号又は第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号であるかを示す時に、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号及び第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号の構成が異なるように設定しても良い。例えば、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を、実施例1における表2に示すような構成として設定し、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を、実施例1における表3に示すような構成として設定しても良く、その逆もまた然りである。このように、構成が異なるようにすることで、送信されている第一ブロッキングイネーブル信号が第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号又は第二個目のブロッキングイネーブル信号であるかを示すことができる。
本実施例では、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信する。そのうち、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの該第二時間内において、送信される必要がある他のデータを送信しても良い。例えば、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信する前に、第二時間t2待つ。そのうち、t2は、他のノードがデータを送信する準備時間よりも長い。以下、CSMA-CAシステムを採用して、IEEE Std 802.15.4-2006の図69のCSMA-CAアルゴリズムをもとに説明する。unslotted CSMA-CAシステムでは、BE(Backoff Exponent)をシステム全体の中の最大値と設定すると同時に、[step (2)]において“Delay for (2BE-1) unit backoff periods”と設定する。また、slotted CSMA-CAシステムでは、[step (4)]を含めてCW(Contention Window)をシステム全体の中の最大値と設定し、BEをシステム全体の中の最大値と設定する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、2つの同じである又は異なるブロッキングイネーブル信号を順次送信することで、ブロッキング終止の機能を実現することができ、これにより、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本発明の実施例4はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、中間ノードに関し、実施例1及び2に対応する。図4は該方法のフローチャートである。図4に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ401:データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信し;
ステップ402:即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し;計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該計画データを送信し;第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信する。
そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該ノードが現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本実施例では、該即値データ又は計画データ中の目的アドレスGDが該ノードでない場合、該ノードが該データの目的ノードでないことを示し、その具体的な実施方式は従来技術を参照することができる。該第二ブロッキングイネーブル信号は、実施例1における源ノードが生成及び送信している第一ブロッキングイネーブル信号であっても良く、他のノードが送信しているブロッキングイネーブル信号であっても良く、その具体的な構成は実施例1及び2における第一ブロッキングイネーブル信号と同じであり、また、即値データ、計画データ、ローカル優先度については、その具体的な実施方式は、実施例1及び2を参照することができるため、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、該ステップ402はさらに、即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該即値データを送信キューに入れ;計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも低い時、該計画データを送信キューに入れ;第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れることを含む。
本実施例では、該方法はさらに、ブロッキング失効信号を受信し、該ブロッキング失効信号の情報を記憶することを含み、該ブロッキング失効信号の情報は、計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのIDなどを含む。例えば、上述の情報をローカルブロッキング状態表に格納しても良く、その具体的な実施方式は実施例1を参照することができるため、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度データに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例5はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、中間ノードに関し、実施例3に対応する。本実施例5では、2つの同じである又は異なる第二ブロッキングイネーブル信号を順次受信し、2つの同じである、同一計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を受信している時にのみ、該ブロッキングイネーブル信号が有効であると確定することができ、これにより、ブロッキング終止の機能を実現することができ、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が発生した時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本実施例では、該第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号及び第二個目のブロッキングイネーブル信号の具体的な実施方式は実施例3における第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号及び第二個目のブロッキングイネーブル信号を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式では、次の方式により、2つの同じである、同一計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を受信しているかを判断することができ、即ち、2つの順次受信されている第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、上述の2つの第二ブロッキングイネーブル信号が対応するのは同一計画データであると確定し、この時に、該第二ブロッキングイネーブル信号が有効と確定する。
該実施方式では、順次受信されている2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、上述の2つの第二ブロッキングイネーブル信号が対応するのは同一計画データでないと確定し、この時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む。例えば、上述の情報は、ローカルブロッキング状態表に格納することができ、その具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第四時間t4内において、少なくとも1つのデータを送信する。タイマーT4=t4を設定することにより、該第四時間をモーニングすることができる。図5は本実施例における中間ノードがブロッキングイネーブル信号及び計画データを受信することを示す図である。図5に示すように、A1及びA2は中間ノードであり、且つ、同一の干渉域内に位置し、即ち、同時に1つのみのノードがチャネルを使用することができる。そのうち、A1は、既に計画データの第二ブロッキングイネーブル信号の受信及び送信を完成しており、A2は、既に該第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、また、転送を準備している。A2が行う第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号の送信は、A1が計画データを送信するときと同じチャネル競争策略(ポリシー)を採用するので、それらは、それぞれ、50%のチャネル占用機会がある。A2は、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号を送信する時に、本実施例における方法を採用し、即ち、A2は、A1からの計画データを受信した後に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の送信を停止し、直接計画データを転送し、これにより、対応する計画データは、チャネルを獲得し得るより高い優先度を有するようになる。
図6は本実施例において、順次受信されている2つの第二ブロッキングイネーブル信号の処理方法のフローチャートである。図6に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ601:第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており;
ステップ602:該第二ブロッキングイネーブル信号が第一個目のブロッキングイネーブル信号であるかを判断し、判断結果がはいの時に、ステップ603を行い、いいえの時に、該第二ブロッキングイネーブル信号が第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号であると確定し、ステップ605を行い;
ステップ603:該第二ブロッキングイネーブル信号をブロッキングイネーブル信号キューに入れ、また、第一フラグを設定し、それは、現在に受信されているのが第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号であることを示し;
ステップ604:タイマーT4を起動させ;
ステップ605:該第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号が既にブロッキングイネーブル信号キューに存在するかを判断し、存在する場合、ステップ606を実行し、そうでない場合、ステップ607を実行し;
ステップ606:同じであるブロッキングイネーブル信号を受信していると確定し、第二フラグを設定し、それは、現在に受信されているのが第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号であることを示し、そして、タイマーT4をストップさせ;
ステップ607:同じでないブロッキングイネーブル信号を受信していると確定し、第二フラグを設定し、それは、現在に受信されているのが第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号であることを示し、そして、受信されている該ブロッキングイネーブル信号をブロッキングイネーブル信号キューに入れる。
本実施例では、該第二ブロッキングイネーブル信号が第一個目又は第二個目のものであるかを確定する具体的な実施方式は実施例3を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。また、本実施例では、第一フラグ及び第二フラグは0又は1であり、それぞれ、現在に受信されているのが第一個目又は第二個目のブロッキングイネーブル信号であることを示しても良いが、他の方式を採用しても良く、本実施例はこれに限定されない。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、2つの同じである又は異なるブロッキングイネーブル信号を順次送信することで、ブロッキング終止の機能を実現することができ、これにより、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本発明の実施例6はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、他の中間ノードに関し、実施例1及び2に対応する。図7は該方法のフローチャートである。図7に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ701:ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信し;
ステップ702:ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、前記ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードでない場合、前記ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み;ブロッキング失効信号を受信している場合、既に保存されている、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除する。
本実施例では、ネットワーク中の他の中間ノードがブロッキング信号を受信している時に、該信号を転送する必要がなく、該ノードにおいてブロッキング信号の関連情報を記憶/削除するだけである。例えば、ブロッキングイネーブル信号を受信している時に、ブロッキング信号の情報をローカルブロッキング状態表に記憶することができ、これにより、ローカル優先度を更新することができる。このようにして、他の中間ノードは、該ローカル優先度に基づいて、その生成又は受信している他のデータ又はブロッキング信号を送信するかを判断することができ、その具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。また、ブロッキング失効信号を受信している場合、ローカルブロッキング状態表に既に存在する、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除し、これにより、既に存在する該ブロッキングイネーブル信号を失効にすることができる。例えば、ブロッキング失効信号に含まれているPacketIDがNである場合、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号に対応するPacketIDがNであることを表し、この場合、含まれているPacketIDがNであるブロッキング失効信号を受信している時に、ローカルブロッキング表に既に格納されている、PacketIDがNのブロッキングイネーブル信号の関連情報を削除する。具体的な関連情報は、実施例1と同様であるため、ここでは重複説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例7はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、目的ノードに関し、実施例1及び2に対応する。該方法は、自分へのデータを受信している時に、該データが即値データ又は計画データであるかを判断し、判断結果が計画データの時に、ブロッキング失効信号を送信することを含む。本実施例では、ブロッキング失効信号の具体的な送信方式は実施例1を参照することができるため、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例8はデータ伝送方法を提供し、該方法はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、源ノード、中間ノード、他の中間ノード及び目的ノードを区別せず、データ又は信号を受信しているノードだけに関する。本実施例では、データがunicastの方式で送信されるため、受信しているデータは、必ず、他のノードが本ノードに送信したデータである。よって、データを受信した後に、該データが本ノードへ送信されたデータであるかを判断する必要がない。図8は該方法のフローチャートである。図8に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ801:受信されているパケットがデータ又はブロッキング信号であるかを判断し、判断結果がデータの時に、ステップ802を行い、判断結果がブロッキング信号の時に、ステップ811を行い;
ステップ802:自身が該データの最終目的ノードであるかを判断し、判断結果がはいの時に、ステップ803を行い、いいえの時に、ステップ805を行い;
ステップ803:該データを受信し、該データが即値データ又は計画データであるかを判断し、判断結果が即値データの場合、操作をストップし、それでない場合、ステップ804を実行し;
ステップ804:ブロッキング失効信号を送信し;
ステップ805:該データの優先度がローカル優先度よりも高いかを判断し、判断結果がいいえの場合、ステップ806を行い、そうでない場合、ステップ807を行い;
ステップ806:該データを送信キューに入れ;
ステップ807:該データが即値データ又は計画データであるかを判断し、判断結果が即値データの場合、ステップ808を実行し、そうでない場合、ステップ809を実行し;
ステップ808:該即値データを送信し;
ステップ809:該計画データを送信し;
ステップ810:該ブロッキング失効信号を送信し;
ステップ811:該ブロッキング信号がブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号であるかを判断し、判断結果がブロッキング失効信号の場合、ステップ812を行い、そうでない場合、ステップ813を行い;
ステップ812:該ブロッキング失効信号の情報を記憶し;
ステップ813:該ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであるかを判断し、判断結果がいいえの場合、ステップ814を実行し、そうでない場合、ステップ815を実行し;
ステップ814:該ブロッキングイネーブル信号の情報を保存し;
ステップ815:該ブロッキングイネーブル信号の優先度がローカル優先度よりも高いかを判断し、判断結果がはいの場合、ステップ816を行い、そうでない場合、ステップ817を行い;
ステップ816:該ブロッキングイネーブル信号を送信し;
ステップ817:該ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れる。
本実施例では、ステップ804、808〜810、ステップ816においてデータ又はブロッキング信号を送信する具体的な送信方式は実施例1を参照することができる。例えば、タイマーを設置することで、該データ又はブロッキング信号の送信時間をモーニングすることもでき、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、ステップ812、814においてブロッキング信号の関連情報をローカルブロッキング状態表に格納することができ、その具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送方法から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例9はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例1の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例1による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに用いられる。本実施例は、源ノードに関する。図9は該データ伝送装置の構成図である。データ伝送装置900は次のユニットを含む。
第一生成ユニット901:即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成し、該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は、該計画データの優先度と同じであり;
第一送信ユニット902:第一生成ユニット901が即値データを生成しており、且つ、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し;第一生成ユニット901が計画データを生成している時に、該計画データを送信し、また、該計画データ送信前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、該第一時間は該第一優先度に関係している。
そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、第一生成ユニット901が該第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本実施例では、即値データ、計画データ、ローカル優先度の具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、該第一ブロッキングイネーブル信号の具体的な構成は実施例1における表1〜3を参照することができ、また、第一生成ユニット901及び第一送信ユニット902の具体的な実施方式は実施例1におけるステップ201〜202を参照することもできるため、それらの内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式では、伝送の信頼性を向上させるために、該第一ブロッキングイネーブル信号に対応する計画データ送信完成後に、第一送信ユニット902は、ブロッキング失効信号を送信することができる。その具体的な実施方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、該装置はさらに第一処理ユニット903(オプション)を含んでも良い。第一生成ユニット901が生成しているデータが即値データであり、且つ、第二優先度がローカル優先度よりも低い時に、即値データを送信キューに入れるために用いられる。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例10はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例2の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例2による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、源ノードに関する。実施例9と異なる点は、計画データの伝送の信頼性、及び、高優先度データの伝送パフォーマンスをさらに保証するために、該データ伝送装置はさらに判断ユニット(図示せず)を含んでもよいということにある。判断ユニットは、該第一ブロッキングイネーブル信号送信前に、ローカルブロッキング優先度に基づいて該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するかを判断するために用いられる。よって、本実施例では、該第一処理ユニット903はさらに、生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度がローカル優先度よりも低い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ、生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するために用いられる。
本実施例では、該第一処理ユニット903の具体的な実施方式は実施例2を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、該第一ブロッキングイネーブル信号送信前に、ローカルブロッキング優先度に基づいて該第一ブロッキングイネーブル信号を送信するかを判断することにより、計画データの伝送の信頼性、及び、高優先度のデータの伝送パフォーマンスをさらに保証することができる。
本発明の実施例11はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例3の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例3による方法の実施を参照擦ることができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、源ノードに関する。実施例9と異なる点は、第一送信ユニット902が2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信するということにある。1つの実施方式では、第一送信ユニット902は、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信する。そのうち、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの前記第二時間内において、送信される必要のある他のデータを送信することもできる。
本実施例では、上述の2つの第一ブロッキングイネーブル信号及び第一送信ユニット902の具体的な実施方式は実施例3を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して、異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、2つの同じである又は異なるブロッキングイネーブル信号を順次送信することで、ブロッキング終止の機能を実現することができ、これにより、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本発明の実施例12はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例4の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例4による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、中間ノードに関する。図10は該データ伝送装置の構成図であり、データ伝送装置1000は次のユニットを含む。
第一受信ユニット1001:データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信し;
第二送信ユニット1002:第一受信ユニット1001が即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し、該第一受信ユニット1001が計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該計画データを送信し、該第一受信ユニット1001が第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信する。
そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該第一受信ユニット1001が現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
本実施例では、該即値データ又は計画データ中の目的アドレスが該ノードでない場合、該ノードが該データの目的ノードでないことを示し、その具体的な実施方式は従来技術を参照することができる。該第二ブロッキングイネーブル信号は実施例1における源ノードが生成及び送信している第一ブロッキングイネーブル信号であっても良く、他の中間ノードが送信しているブロッキングイネーブル信号であっても良く、その具体的な構成は実施例1及び2中の第一ブロッキングイネーブル信号と同じである。また、即値データ、計画データ、ローカル優先度については、その具体的な実施方式も実施例1及び2を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式では、該装置はさらに第二処理ユニット1003を含んでも良く、それは、第一受信ユニット1001が即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度が該ローカル優先度により低い時に、該即値データを送信キューに入れ、第一受信ユニット1001が計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該計画データを送信キューに入れ、第一受信ユニット1001が第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れるために用いられる。
本実施例では、第一受信ユニット1001はさらにブロッキング失効信号を受信し、また、該ブロッキング失効信号の情報を記憶することもできる。その具体的な実施方式は実施例4を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して、異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例13はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例5の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例5による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、中間ノードに関する。実施例12と異なる点は、本実施例では、該第一受信ユニット1001が2つの同じである又は異なる第二ブロッキングイネーブル信号を順次受信し、2つの同じである、同一計画データに対応するブロッキングイネーブル信号を受信した時にのみ、該ブロッキングイネーブル信号が有効と確定することにある。これにより、ブロッキング終止の機能を実現することができ、そのため、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本実施例では、第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号及び第二個目のブロッキングイネーブル信号の具体的な実施方式は実施例3中の第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号及び第二個目のブロッキングイネーブル信号を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式では、該装置はさらに次のユニットを含み、即ち、
第一確定ユニット1004:第一受信ユニット1001が順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、該第二ブロッキングイネーブル信号が有効と確定し;
第一記憶ユニット1005:第一受信ユニット1001が順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む。
本実施例では、第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、第二送信ユニット1002は、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第三時間内において少なくとも1つのデータを送信する。
本実施例では、該第二送信ユニット1002、第一確定ユニット1004、第一記憶ユニット1005の具体的な実施方式は実施例5を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。また、2つの同じである又は異なるブロッキングイネーブル信号を順次送信することで、ブロッキング終止の機能を実現することができ、これにより、対応して該計画データを送信する中間ノードと、該計画データに対応するロッキングイネーブル信号を送信する中間ノードとの間にチャネル競争が生じた時に、対応する計画データがチャネルを占用し得るより高い優先度を有するようにさせることができる。
本発明の実施例14はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例6の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例6による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、他の中間ノードに関する。図11は該データ伝送装置の構成図であり、データ伝送装置1100は次のユニットを含む。
第二受信ユニット1101:ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信し;
第二記憶ユニット1102:ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、該ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードでない場合、該ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み;ブロッキング失効信号を受信している場合、既に保存されている、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除する。
本実施例では、該第二受信ユニット1101及び第二記憶ユニット1102の具体的な実施方式は実施例6中のステップ701及び702を参照することができ、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して、異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例15はさらにデータ伝送装置を提供し、該装置が問題を解決する原理は実施例7の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例7による方法の実施を参照することができ、重複説明は省略される。該装置はマルチホップネットワークにおけるノードに使用される。本実施例は、目的ノードに関する。該データ伝送装置(図示せず)は、第三処理ユニットを含み、それは、自分へのデータを受信している時に、該データが即値データ又は計画データであるかを判断し、判断結果が計画データの時に、ブロッキング失効信号を送信する。本実施例では、ブロッキング失効信号の具体的な送信方式は実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のデータ伝送装置から分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
本発明の実施例では、実施例9〜15は単独で実施することができ、2つ以上の実施例を組み合わせて実施することもできる。例えば、実施例9と実施例12とを組み合わせて実施する時に、該ノードは、源ノードとされても良く、中間ノードとされても良く、その対応するデータ伝送装置の機能を実施することができる。例えば、実施例12と実施例14とを組み合わせて実施する時に、該ノードは、中間ノードとされても良く、同時に他の中間ノードとされても良く、その対応するデータ伝送装置の機能を実施することができる。また、例えば、実施例9、12及び14を組み合わせて実施する時に、該ノードは同時に源ノード、中間ノード及び他の中間ノードとされても良く、その対応するデータ伝送装置の機能を実施することができる。
本発明の実施例16はさらにマルチホップネットワーク中のノードを提供する。該ノードは実施例9〜15中のデータ伝送装置を含む。図12は本発明の実施例におけるノードの構成図である。図12に示すように、ノード1200は、中央処理装置(CPU)1220及び記憶器1210を含んでも良く、記憶器1210は中央処理装置1220に結合される。そのうち、該記憶器1210は各種データを記憶することができ、データ伝送のプログラムを記憶することもでき、該プログラムは中央処理装置1220の制御により実行することができ、また、ブロッキング信号などを記憶することもできる。
1つの実施方式では、データ伝送装置の機能は中央処理装置1220に統合することができる。そのうち、該中央処理装置1220は、源ノードについて、次のように構成されてもよい。即ち、即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成し、該第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は該計画データの優先度と同じであり;即値データを生成しており、且つ、該即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、該即値データを送信し;計画データを生成している時に、該計画データを送信し、また、該計画データ送信前の第一時間に該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、該第一時間は該第一優先度に関係している。そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、該第一生成ユニットが該第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
1つの実施方式では、該中央処理装置1220は、次のように構成されても良い。即ち、生成されているデータが即値データであり、且つ、該第二優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該即値データを送信キューに入れ;生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ;生成されているデータが計画データであり、且つ、該第一優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第一ブロッキングイネーブル信号を送信する。
1つの実施方式では、該中央処理装置1220は、次のように構成されても良い。即ち、1つの該第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、或いは、2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する。そのうち、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信する。また、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの該第二時間内において、送信される必要のある他のデータを送信することができる。
本実施例では、該第一ブロッキングイネーブル信号の具体的な構成は実施例1の表1〜3を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、該中央処理装置1220は、中間ノードについて、次のように構成されても良い。即ち、データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信する。そのうち、即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度がローカル優先度よりに高い時に、該即値データを送信し;計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該計画データを送信し;第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも高い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信する。そのうち、該ローカル優先度は、該ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及ぶ、該第一受信ユニットが現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である。
1つの実施方式では、該中央処理装置1220は、次のように構成されても良い。即ち、即値データを受信しており、該ノードが該即値データの目的ノードでなく、且つ、該即値データの第三優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該即値データを送信キューに入れ;計画データを受信しており、該ノードが該計画データの目的ノードでなく、且つ、該計画データの第四優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該計画データを送信キューに入れ;第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、該第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードであり、且つ、該第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が該ローカル優先度よりも低い時に、該第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れる。
1つの実施方式では、該中央処理装置1220は、次のように構成されても良い。即ち、該第一受信ユニットが順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、該第二ブロッキングイネーブル信号が有効と確定し;順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む。
1つの実施方式では、該中央処理装置1220は、次のように構成されても良い。即ち、第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第三時間内において少なくとも1つのデータを送信する。
本実施例では、該中央処理装置1220は、他の中間ノードについて、次のように構成されても良い。ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信し;ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、該ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが該ノードでない場合、該ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み;ブロッキング失効信号を受信している場合、既に格納されている、該ブロッキング失効信号により失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除する。
本実施例では、該中央処理装置1220は、目的ノードについて、次のように構成されても良い。即ち、該目的ノードが自身へのデータを受信している時に、該データが即値データ又は計画データであるかを判断し、判断結果が計画データの時に、ブロッキング失効信号を送信する。
また、本実施例では、上述のデータ伝送装置の機能を、中央処理装置1220に接続されるチップに構成しても良く、この場合、中央処理装置1220の制御によりデータ伝送機能を実現することができる。
図12に示すように、ノード1200はさらに、送受信器1204、電源モジュール1205、センサー1201などを含んでも良い。例えば、送受信器1204によりデータ及びブロッキング信号の送信/受信を実現することができる。なお、ノード1200は必ずしも図12に示す全ての部品を含む必要がない。また、ノード1200はさらに、図12に示していない部品を含んでも良く、これについては従来技術を参照することができる。
本実施例における上述のノードから分かるように、異なる優先度のデータに対して異なる送信処理を行い、また、高優先度データ送信前にブロッキングイネーブル信号を送信することにより、異なる優先度のデータの伝送への保護を実現し、高優先度のデータの伝送への干渉を低減し、高優先度のデータの伝送パフォーマンスを向上させることができる。
また、本発明の実施例による装置及び方法などは、ソフトウェアにより実現されても良く、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにより実現されても良い。また、本発明はこのようなコンピュータ可読プログラムにも関し、即ち、前記プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、前記ロジック部品に、上述の装置又は構成要素を実現させることができ、又は、前記ロジック部品に、上述の方法又はそのステップを実現させることができる。さらに、本発明は上述のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリにも関する。
また、以上の実施例の実施方式に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ノードに用いるデータ伝送装置であって、
即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成するための第一生成ユニットであって、前記第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は前記計画データの優先度と同じである、第一生成ユニット;及び
前記第一生成ユニットが即値データを生成しており、且つ、前記即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し、又は、前記第一生成ユニットが計画データを生成している時に、計画データを送信し、また、前記計画データ送信前の第一時間に前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信するための第一送信ユニットであって、前記第一時間は前記第一優先度に関係している、第一送信ユニットを含み、
そのうち、前記ローカル優先度は、前記ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、前記第一生成ユニットが前記第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、装置。
(付記2)
付記1に記載の装置であって、
第一処理ユニットをさらに含み、
前記第一処理ユニットは、
前記第一生成ユニットが生成しているデータが即値データであり、且つ、前記第二優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
前記第一生成ユニットが生成しているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号をキューに入れ、又は
前記第一生成ユニットが生成しているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信するように構成される、装置。
(付記3)
付記1に記載の装置であって、
前記第一送信ユニットは、1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、或いは、2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する、装置。
(付記4)
付記3に記載の装置であって、
前記第一送信ユニットは、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、
そのうち、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの前記第二時間内において、送信される必要がある他のデータを送信する、装置。
(付記5)
付記1に記載の装置であって、
前記第一送信ユニットが1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信する時に、
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、又は
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、又は、
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数、及び、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含み、
前記第一送信ユニットが2つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する時に、
第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、
第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数及び前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含む、装置。
(付記6)
ノードに用いるデータ伝送装置であって、
データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信するための第一受信ユニット;及び
前記第一受信ユニットが即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し;前記第一受信ユニットが計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記計画データを送信し;又は、前記第一受信ユニットが第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度によりも高い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信するための第二送信ユニットを含み、
そのうち、前記ローカル優先度は、前記ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、前記第一受信ユニットが現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、装置。
(付記7)
付記6に記載の装置であって、
第二処理ユニットをさらに含み、
前記第二処理ユニットは、
前記第一受信ユニットが即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
前記第一受信ユニットが計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記計画データを送信キューに入れ、又は
前記第一受信ユニットが第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れるように構成される、装置。
(付記8)
付記6に記載の装置であって、さらに、
前記第一受信ユニットが順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号が有効と確定するための第一確定ユニット;及び
前記第一受信ユニットが順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶するための第一記憶ユニットであって、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む、第一記憶ユニットを含む、装置。
(付記9)
付記8に記載の装置であって、
第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、前記第二送信ユニットは、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第三時間内において少なくとも1つのデータを送信する、装置。
(付記10)
ノードに用いるデータ伝送装置であって、
ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信するための第二受信ユニット;及び
ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、前記ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードでない場合、前記ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み、又は、ブロッキング失効信号を受信している場合、既に記憶されている、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除するための第二記憶ユニットを含む。
(付記11)
ノードに用いるデータ伝送方法であって、
ノードが即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成し、前記第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は前記計画データの優先度と同じであり;及び
即値データを生成しており、且つ、前記即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し、又は、計画データを生成している時に、前記計画データを送信し、また、前記計画データ送信前の第一時間に前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、前記第一時間は前記第一優先度に関係している、ことを含み、
そのうち、前記ローカル優先度は、前記ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、前記ノードが前記第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、方法。
(付記12)
付記11に記載の方法であって、さらに、
生成されているデータが即値データであり、且つ、前記第二優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
生成されているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ、又は
生成されているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信することを含む、方法。
(付記13)
付記11に記載の方法であって、
1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、或いは、2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する、方法。
(付記14)
付記13に記載の方法であって、
第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、
そのうち、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの前記第二時間内において、送信される必要がある他のデータを送信する、方法。
(付記15)
付記11に記載の方法であって、
1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信する時に、
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、又は
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、又は
前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数及び前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含み、
2つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する時に、
第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、
第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数及び前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含む、方法。
(付記16)
ノードに用いるデータ伝送方法であって、
データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信し;及び
即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し;計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記計画データを送信し;又は、第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信することを含み、
そのうち、前記ローカル優先度は、前記ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、方法。
(付記17)
付記16に記載の方法であって、さらに、
即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記計画データを送信キューに入れ、又は
第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れることを含む、方法。
(付記18)
付記16に記載の方法であって、さらに、
順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号が有効と確定し、
順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む、ことを含む、方法。
(付記19)
付記18に記載の方法であって、
第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第三時間内において少なくとも1つのデータを送信することを含む、方法。
(付記20)
ノードに用いるデータ伝送方法であって、
ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信し;及び
ブロッキングイネーブル信号を受信しており、且つ、前記ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードでない場合、前記ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み、又は、ブロッキング失効信号を受信している場合、既に記憶されている、該ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除することを含む、方法。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (10)

  1. ノードに用いるデータ伝送装置であって、
    即値データを生成し、或いは、計画データ及び第一ブロッキングイネーブル信号を生成する第一生成ユニットであって、前記第一ブロッキングイネーブル信号の第一優先度は前記計画データの優先度と同じである、第一生成ユニット;及び
    前記第一生成ユニットが即値データを生成しており、且つ、前記即値データの第二優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し、或いは、前記第一生成ユニットが計画データを生成している時に、前記計画データを送信し、また、前記計画データ送信前の第一時間に前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信する第一送信ユニットであって、前記第一時間は前記第一優先度に関係している、第一送信ユニットを含み、
    前記ローカル優先度は、前記ノードが既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、前記第一生成ユニットが前記第一ブロッキングイネーブル信号生成前に既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    第一処理ユニットをさらに含み、
    前記第一処理ユニットは、
    前記第一生成ユニットが生成しているデータが即値データであり、且つ、前記第二優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
    前記第一生成ユニットが生成しているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れ、或いは
    前記第一生成ユニットが生成しているデータが計画データであり、且つ、前記第一優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信すする、装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第一送信ユニットは、1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、或いは、2つの同じである又は異なる第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する、装置。
  4. 請求項3に記載の装置であって、
    前記第一送信ユニットは、第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してからの第二時間後に、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信し、
    第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信してから、第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号を送信するまでの前記第二時間内では、送信される必要がある他のデータを送信する、装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第一送信ユニットが1つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を送信する時に、
    前記第一ブロッキングイネーブル信号は、第一優先度情報、及び、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、
    前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、及び、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、或いは
    前記第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数、及び、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含み、
    前記第一送信ユニットが2つの前記第一ブロッキングイネーブル信号を順次送信する時に、
    第一個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、及び、前記計画データのネクストホップのアドレスを含み、
    第二個目の第一ブロッキングイネーブル信号は、前記計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、前記計画データのID、第一優先度情報、前記計画データのネクストホップのアドレス、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余転送回数、及び、前記第一ブロッキングイネーブル信号の剰余送信回数を含む、装置。
  6. ノードに用いるデータ伝送装置であって、
    データ又は第二ブロッキングイネーブル信号を受信する第一受信ユニット;及び
    前記第一受信ユニットが即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度がローカル優先度よりも高い時に、前記即値データを送信し;前記第一受信ユニットが計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記計画データを送信し;或いは、前記第一受信ユニットが第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度よりも高い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信する第二送信ユニットを含み、
    前記ローカル優先度は、前記ノードが既に生成しているブロッキングイネーブル信号の優先度、及び、前記第一受信ユニットが現在のデータ又は第二ブロッキングイネーブル信号受信前に既に受信しているブロッキングイネーブル信号の優先度のうちの最高優先度である、装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、
    第二処理ユニットをさらに含み、
    前記第二処理ユニットは、
    前記第一受信ユニットが即値データを受信しており、前記ノードが前記即値データの目的ノードでなく、且つ、前記即値データの第三優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記即値データを送信キューに入れ、
    前記第一受信ユニットが計画データを受信しており、前記ノードが前記計画データの目的ノードでなく、且つ、前記計画データの第四優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記計画データを送信キューに入れ、或いは
    前記第一受信ユニットが第二ブロッキングイネーブル信号を受信しており、前記第二ブロッキングイネーブル信号に含まれている計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードであり、且つ、前記第二ブロッキングイネーブル信号の第五優先度が前記ローカル優先度よりも低い時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号を送信キューに入れる、装置。
  8. 請求項6に記載の装置であって、
    前記第一受信ユニットが順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、及び、計画データのネクストホップのアドレスが全て同じである時に、前記第二ブロッキングイネーブル信号が有効であると確定する第一確定ユニット;及び
    前記第一受信ユニットが順次受信している2つの第二ブロッキングイネーブル信号中の計画データの送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、及び、計画データのネクストホップのアドレスのうちの少なくとも1つが異なる時に、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶する第一記憶ユニットであって、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、第五優先度情報、及び、第二ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含む、第一記憶ユニットをさらに含む、装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、
    第一個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成後にデータ送信がある時に、前記第二送信ユニットは、第二個目の第二ブロッキングイネーブル信号送信完成前の第三時間内で少なくとも1つのデータを送信する、装置。
  10. ノードに用いるデータ伝送装置であって、
    ブロッキングイネーブル信号又はブロッキング失効信号を受信する第二受信ユニット;及び
    ブロッキングイネーブル信号が受信されており、且つ、前記ブロッキングイネーブル信号中の計画データのネクストホップのアドレスが前記ノードでない場合、前記ブロッキングイネーブル信号の情報を記憶し、該情報は、計画データのローカル送信アドレス、ローカル受信アドレス、送信源アドレス、送信目的アドレス、計画データのID、優先度情報、及び、ブロッキングイネーブル信号の剰余有効時間を含み、或いは、ブロッキング失効信号が受信されている場合、既に記憶されている、前記ブロッキング失効信号によって失効と指示されているブロッキングイネーブル信号の情報を削除する第二記憶ユニットを含む、装置。
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