JP2017039110A - 接着剤塗布方法、および接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布方法、および接着剤塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤の膜厚の均一性を維持しつつ、所望の領域外にホットメルトの接着剤が飛散することを防止することのできる、接着剤塗布方法を提供する。
【解決手段】接着剤Bの吐出開始に先立って、ヘッド30の接着剤吐出孔31に対して、シート150の移動方向の前方側の位置に空気を噴射して前方エアカーテンFCを形成し、前方エアカーテンが形成されている状態で、ヘッドからシートに向けて接着剤を吐出させ、接着剤がシートに到達した直後に、前方エアカーテンを形成する空気の噴射を停止する。
【選択図】図10

Description

本発明は、接着剤塗布方法、および接着剤塗布装置に関する。
近年、自動車産業や先端電子産業などの分野において、自動車用電池や電子機器用電池への需要が増大しており、特に小型・薄型化や、高容量化などが要求されている。中でも、他の電池に比べて高エネルギー密度である非水電解質二次電池が注目されている。特にリチウムイオン二次電池については、そのエネルギー密度の高さおよび繰り返し充放電に対する耐久性の高さから、電動車両に好適に用いられる。
このリチウムイオン二次電池の製造工程は、リチウムイオン二次電池を構成する電池セルを積層して、ケースに詰めるモジュール工程を備える。このモジュール工程において、電池セル間、および電池セルとケースとの間の位置ずれを防止するために、それぞれの間にホットメルト接着剤が塗布された樹脂製のシートを配置する工程がある。ホットメルト接着剤の塗布方法としては、加圧空気を作用させてホットメルト接着剤を糸状に吐出させてシート上に塗布する方法が知られている。
このようにホットメルト接着剤を塗布する際に、塗布すべき塗布範囲の外にホットメルト接着剤が飛散する可能性がある。この現象は、塗布開始時に顕著に発生し得る。
接着剤の飛散は、塗布開始時において、ホットメルト接着剤が基材に到達した際の跳ね返りによって発生する。このようにホットメルト接着剤が塗布範囲外に付着することによって、例えば、搬送時に接着剤が塗布されるシートとしての基材が設備と接着し、搬送異常を起こす可能性がある。したがって、ホットメルト接着剤が塗布範囲外に飛散することを防止する必要がある。
これに関連して、例えば下記の特許文献1には、矩形筒状のエアカーテンを形成させて所定の領域を覆った状態で、接着剤を塗布する方法が開示されている。この方法によれば、矩形筒状のエアカーテンによって、所定の領域が覆われるため、ホットメルト接着剤が塗布範囲外に飛散することを防止することができる。
特開2012−71249号公報
しかしながら、特許文献1に記載の塗布方法では、形成したエアカーテンが基材に噴射した際の跳ね返りに起因して、接着剤が塗布される塗布領域において空気の乱れが発生する。そして、このような空気の乱れが発生した状態で、接着剤を塗布した場合、接着剤を基材に対して均一に塗布することができない虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、接着剤が塗布範囲外に飛散することを防止するとともに、基材の表面に接着剤を均一に塗布することのできる、接着剤塗布方法および接着剤塗布装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る接着剤塗布方法は、加圧空気を作用させて吐出孔から接着剤を糸状に吐出するヘッドに対して相対的に移動する基材に、接着剤を塗布する接着剤塗布方法である。接着剤塗布方法は、前記接着剤の吐出開始に先立って、前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の移動方向の前方側の位置に空気を噴射して前方エアカーテンを形成する。そして、前記エアカーテンが形成されている状態で、前記ヘッドから前記基材に向けて前記接着剤を吐出させ、前記接着剤が前記基材に到達した直後に、前記前方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止する。
また、上記目的を達成する本発明に係る接着剤塗布装置は、加圧空気を作用させることによって、相対的に移動する基材に、吐出孔から接着剤を糸状に吐出するヘッドを有する。また、接着剤塗布装置は、前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の移動方向の前方側に位置し、前記基材に空気を噴射する前方エアカーテンを形成する前方エアカーテン形成部を有する。また、接着剤塗布装置は、前記ヘッドおよび前記前方エアカーテン形成部の動作を制御する制御部を有する。前記制御部は、前記接着剤の吐出開始に先立って、前方エアカーテンを形成させ、前記エアカーテンが形成されている状態で、前記ヘッドから前記基材に向けて前記接着剤を吐出させる。そして、制御部は、前記接着剤が前記基材に到達した直後に、前記前方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止させる。
上述の接着剤塗布方法および接着剤塗布装置によれば、前方エアカーテンを形成した状態で、ヘッドから基材に向けて接着剤を吐出して接着剤を基材に到達させる。このため、塗布開始時に、接着剤が塗布範囲外に飛散することを防止することができる。また、接着剤が基材に到達した直後に、前方エアカーテンを形成する空気の噴射を停止する。このため、接着剤の塗布中は、前方エアカーテンが形成されず、接着剤が塗布される塗布領域において空気の乱れが発生しない。よって、基材の表面に接着剤を均一に塗布することができる。したがって、接着剤が塗布範囲外に飛散することを防止するとともに、基材の表面に接着剤を均一に塗布することのできる、接着剤塗布方法および接着剤塗布装置を提供することができる。
電池モジュールを示す斜視図である。 電池モジュールのケースの内部を示すセルユニットを示す斜視図である。 図1の3−3線に沿う概略断面図であって、電池セル間、および電池セルとケースとの間にシートが配置された様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る接着剤塗布装置を示す斜視図である。 接着剤塗布装置を示す正面図である。 ヘッドをシート側から視た図である。 ヘッドを示す概略断面図である。 前方エアカーテン形成部の前方空気噴射孔または後方エアカーテン形成部の後方空気噴射孔を示す図である。 本発明の実施形態に係る接着剤塗布方法を示すフローチャートである。 接着剤塗布装置の各部の動作を示すタイムチャートである。 塗布開始時の様子を示す図である。 塗布終了時の様子を示す図である。 改変例に係る接着剤塗布装置を示す正面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、電池モジュール1を示す斜視図である。
電池モジュール1は、図1に示すように、ケース110と、ケース110から引き出される外部出力負極端子121および外部出力正極端子122と、を有する。
ケース110は、略矩形の箱形状をなすロアケース112と、蓋体をなすアッパーケース114と、を有する。ロアケース112およびアッパーケース114は、比較的薄肉の鋼板またはアルミ板から形成されている。ロアケース112およびアッパーケース114は、隅部の4箇所に配置された貫通孔116を有する。貫通孔116は、ケース110内に収容されるセルユニットに設けられる貫通孔と位置合わせされ、締結部品(不図示)を挿入するために用いられる。
外部出力負極端子121は、ケース110内のセルユニットの負極タブに接続される。外部出力正極端子122は、ケース110内のセルユニットの正極タブに接続される。
図2は、電池モジュール1のケース110の内部のセルユニット130を示す斜視図である。図3は、図1の3−3線に沿う概略断面図であって、電池セル100間、および電池セル100とケース110との間にシート150が配置された様子を示す図である。図3において、理解の容易のため、電池セル100は簡略化して示す。また、電池セル100としては公知のものを使用することができるため、内部の詳細な説明は省略する。
セルユニット130は、図2に示すように、複数の電池セル100と、複数の電池セル100を支持するスペーサ140、142と、を有する。
複数の電池セル100は、それぞれ扁平形に形成され、積層されて、相互に直列または並列に電気的に接続されている。本実施形態では、セルユニット130が4つの電池セル100A〜100Dを含む場合について説明するが、これに限定されない。セルユニット130は、より多いまたは少ない電池セル100を含んでもよい。
電池セル100A〜100D間、および電池セル100とケース110との間には、図3に示すように、シート150が配置される。シート150は、例えばポリプロピレン製の樹脂であるが、特に限定されない。
シート150の表面には後述する接着剤塗布装置を用いて、接着剤が塗布される。このように、接着剤が塗布されたシート150を、電池セル100A〜100D間、および電池セル100とケース110との間で挟み込むことによって、電池セル100A〜100D間、および電池セル100とケース110との間の位置ずれを防止することができる。
接着剤としては、ホットメルト接着剤を用いることができるが、これに限定されない。すなわち、適度な熱可塑性を示し、加熱により溶融して流動状態で塗布可能な接着剤であれば、接着剤として用いることができる。
スペーサ140、142は、積層された電池セル100を両端から支持し、電池セル100の積層間隔を維持する。スペーサ140、142は、電気絶縁性の樹脂材料により形成される。スペーサ140、142は、ケース110の4隅に対応する位置に貫通孔146を有する。貫通孔146は、上述したように、ロアケース112およびアッパーケース114の貫通孔116とともに位置合わせされて、締結部品を挿入するために使用される。
電池モジュール1は、単独で使用することが可能であるが、例えば、複数の電池モジュール1を更に直列化および/または並列化することによって、所望の電流、電圧、容量に対応した組電池を形成することができる。
以下、図4〜図8を参照して、シート150に接着剤を塗布する接着剤塗布装置10の構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る接着剤塗布装置10を示す斜視図である。図5は、接着剤塗布装置10を示す正面図である。図6は、ヘッド30をシート150側から視た図である。図7は、ヘッド30を示す概略断面図である。図8は、前方エアカーテン形成部40の前方空気噴射孔44または後方エアカーテン形成部50の後方空気噴射孔54を示す図である。
接着剤塗布装置10は、図4、図5に示すように、シート150を搬送する搬送部20と、接着剤Bをシート150に向けて吐出するヘッド30と、を有する。接着剤塗布装置10は、さらに、ヘッド30の接着剤吐出孔31(吐出孔に相当)に対して、シート150の移動方向の前方側に位置する前方エアカーテン形成部40と、移動方向の後方側に位置する後方エアカーテン形成部50と、を有する。また、接着剤塗布装置10は、各種動作を制御する制御部60を有する。
搬送部20は、図4、5に示すように、シート150を搬送する。シート150を搬送する搬送方向は、図4において右下向き、図5において右向きである。搬送部20は、例えばローラー搬送によって、シート150を搬送するが、搬送方法は特に限定されない。
ヘッド30は、図4、5に示すように、シート150の片面150Sに対向して設けられる。ヘッド30は、シート150の移動方向の所定位置に固定されている。固定方法は特に限定されない。
ヘッド30は、図6、7に示すように、接着剤Bを吐出する接着剤吐出孔31と、接着剤吐出孔31に加圧空気を作用させて、接着剤吐出孔31から接着剤Bを吐出させるポンプ33と、を有する。また、ヘッド30は、空気を吐出して接着剤Bの塗布パターンを決定する空気吐出孔32を有する。
接着剤吐出孔31は、図6に示すように、シート150の幅方向(移動方向に直交する方向)に沿って4つ設けられる。なお、接着剤吐出孔31が設けられる数は、4つに限定されない。
接着剤吐出孔31は、図7に示すように、流路31Fに連通されており、この流路31Fには、ポンプ33によって接着剤Bが圧送される。このように加圧空気を作用させることによって、接着剤吐出孔31からシート150に向けて接着剤Bが糸状に吐出される。
空気吐出孔32は、図6に示すように、4つの接着剤吐出孔31のそれぞれに対して、4つ設けられる。4つの空気吐出孔32は、中央に接着剤吐出孔31が配置されるように、正方形格子状に配置される。4つの空気吐出孔32は、シート150側から視て、時計回りとなるように空気が吐出される(図6矢印参照)。なお、空気吐出孔32が設けられる数は、4つに限定されない。
また、空気吐出孔32は、図7に示すように、接着剤吐出孔31に対して傾斜角αとなるように傾斜して形成されている。
以上のように構成されたヘッド30によれば、図4、図5、および図7に示すように、螺旋状のパターンで、接着剤Bがシート150に塗布される。なお、ヘッド30の空気吐出孔32の構成は、上述の構成に限定されず、任意の塗布パターンで、接着剤Bはシート150上に塗布され得る。
前方エアカーテン形成部40は、図4、5に示すように、シート150の片面150Sに対向して設けられる。前方エアカーテン形成部40は、シート150の移動方向の所定位置に固定されている。
前方エアカーテン形成部40は、図5に示すように、前方本体部41と、前方電磁弁42と、前方コンプレッサー43と、を有する。
前方本体部41は、空気が噴射される側から視たとき、図8に示すように、4つの接着剤吐出孔31に対応して、4つの前方空気噴射孔44を有する。
前方コンプレッサー43からの圧送空気が、前方電磁弁42を介して、前方本体部41に供給され、4つの前方空気噴射孔44から、空気が噴射される。これによって、前方エアカーテン形成部40は、図5に示すように、前方エアカーテンFCを形成する。前方エアカーテンFCは、接着剤Bがシート150に塗布される塗布部150Pに向けて空気を噴射するように形成される。制御部60は、前方電磁弁42のオン、オフを制御することによって、前方エアカーテンFCのオン、オフを制御する。
このように前方エアカーテン形成部40を配置することによって、接着剤Bの塗布開始時における接着剤Bがシート150に到達したときの跳ね返りによる、塗布範囲外への接着剤Bの飛散を好適に防止することができる。また、図5に示すように、前方エアカーテン形成部40が左下向きに空気を噴射することによって、噴射された空気の流れを塗布範囲である移動方向の後方側に向けることができるため、塗布範囲外への接着剤Bの飛散を好適に防止することができる。
後方エアカーテン形成部50は、図4、5に示すように、シート150の片面150Sに対向して設けられる。後方エアカーテン形成部50は、シート150の移動方向の所定位置に固定されている。
後方エアカーテン形成部50は、図5に示すように、後方本体部51と、後方電磁弁52と、後方コンプレッサー53と、を有する。
後方本体部51は、空気が噴射される側から視たとき、図8に示すように、4つの接着剤吐出孔31に対応して、4つの後方空気噴射孔54を有する。
後方コンプレッサー53からの圧送空気が、後方電磁弁52を介して、後方本体部51に供給され、4つの後方空気噴射孔54から、空気が噴射される。これによって、後方エアカーテン形成部50は、図5に示すように、後方エアカーテンBCを形成する。制御部60は、後方電磁弁52のオン、オフを制御することによって、後方エアカーテンBCのオン、オフを制御する。
後方エアカーテン形成部50の後方空気噴射孔54は、図5に示すように、ヘッド30の接着剤吐出孔31よりも鉛直方向の下側に配置される。
後方エアカーテンBCは、ヘッド30の接着剤吐出孔31から吐出される接着剤Bを切断するように空気を噴射して形成される。換言すれば、後方エアカーテンBCは、鉛直方向下向き(シート150の面方向に直交する直交方向のうちシート150に向かう向き)に対してヘッド30側に90°傾斜した向き(図5の右向き)に空気を噴射するように形成される。
このように後方エアカーテン形成部50を配置することによって、接着剤Bの塗布終了時における接着剤吐出孔31とシート150との間に残る糸状の接着剤B1を切断し、塗布範囲に接着剤Bを飛翔させることができる(図12参照)。このため、塗布範囲外への接着剤Bの飛散を好適に防止することができる。
制御部60は、例えば、CPU、ROM、RAM、各種のインターフェース等を備える公知のマイクロコンピュータにより構成することができる。制御部60は、搬送部20、ヘッド30、前方エアカーテン形成部40、後方エアカーテン形成部50の各種動作を制御する。
次に、図9〜図12を参照して、シート150に接着剤Bを塗布する接着剤塗布方法を説明する。図9は、本発明の実施形態に係る接着剤塗布方法を示すフローチャートである。図10は、接着剤塗布装置10の各部の動作を示すタイムチャートである。図11は、塗布開示時の様子を示す図である。図12は、塗布終了時の様子を示す図である。
図10において、符号aは、シート150の移動方向の先端150Fが、接着剤吐出孔31の真下に到達したタイミングを示し、符号bは、シート150のうち接着剤Bが塗布される塗布範囲の移動方向の先端が、接着剤吐出孔31の真下に到達したタイミングを示す。また、符号eは、シート150のうち接着剤Bが塗布される塗布範囲の移動方向の後端が、接着剤吐出孔31の真下に到達したタイミングを示し、符号fは、シート150の移動方向の後端150Eが、接着剤吐出孔31の真下に到達したタイミングを示す。それぞれの部位が、接着剤吐出孔31の真下に到達するタイミングは、例えば、接着剤Bが塗布される塗布範囲近傍をカメラによって撮影することで検知できる。なお、これに限られず、シート150の搬送速度等から算出されてもよい。
まず、シート150を搬送部20にセットする(S01)。
次に、搬送部20によってシート150を搬送する(S02)。
次に、前方エアカーテンFCを形成する(S03)。具体的には、前方エアカーテン形成部40が塗布部150Pに向けて空気を噴射することによって、前方エアカーテンFCを形成する。
前方エアカーテンFCは、図10の符号aに示すように、例えば、シート150の先端150Fが接着剤吐出孔31の真下を通過したときに、形成がスタートする。なお、前方エアカーテンFCの形成をスタートするタイミングは、特に限定されないが、接着剤Bの塗布開始時に前方エアカーテンFCが安定的に形成されていることを考慮して決定する。前方エアカーテンFCが安定的に形成される時間は、以下の(i)〜(iv)のパラメータによって決定される。
(i)接着剤吐出孔31とシート150との間の距離
(ii)前方エアカーテン形成部40から噴射される空気の流速
(iii)ポンプ33に、吐出するための信号を送った後、接着剤Bが吐出するまでの時間ずれ
(iv)前方エアカーテンFCの噴射方向。
次に、接着剤Bの塗布を開始する(S04)。このタイミングは、図10において符号bによって示される。このとき、上述したように、前方エアカーテンFCは安定的に形成されている。したがって、図11に示すように、接着剤Bの塗布開始時における接着剤Bがシート150に到達したときの跳ね返りによる、塗布範囲外への接着剤Bの飛散を好適に防止することができる。
また、図11に示すように、前方エアカーテン形成部40が左下向きに空気を噴射することによって、噴射された空気がシート上に照射された後の流れを、塗布範囲である移動方向の後方側に向けることができる。このため、塗布範囲外への接着剤Bの飛散をより好適に防止することができる。
次に、前方エアカーテンFCを形成する空気の噴射を停止する(S05)。より具体的には、図10の符号cに示すように、接着剤Bがシート150に到達した直後に、前方エアカーテンFCを形成する空気の噴射を停止する。接着剤Bのシート150に対する到達タイミングは、例えば、接着剤Bが塗布される塗布範囲近傍を撮影するカメラによって検知する。なお、接着剤Bのシート150に対する到達タイミングは、接着剤吐出孔31とシート150との間の距離、前方エアカーテン形成部40から噴射される空気の流速等から算出されてもよい。
ここで、接着剤Bがシート150に到達した直後とは、接着剤Bがシート150に到達したときを始点とする。また、接着剤Bをシート150上に塗布する際に、接着剤Bが塗布される塗布領域に空気の乱れを発生させない効果を発揮できるまでのタイミングを終点とする。
塗布領域に空気の乱れを発生させない効果を発揮できるまでのタイミングは、トライアンドエラーを繰り返して、適宜最適なタイミングに調整される。
次に、所定の範囲、接着剤Bを塗布した後に、後方エアカーテンBCを形成する(S06)。具体的には、後方エアカーテン形成部50が図5の右方向に向けて、接着剤Bを切断するように空気を噴射することによって、後方エアカーテンBCを形成する。
後方エアカーテンBCは、図10の符号dに示すように、接着剤Bの吐出を終了する直前に形成される。
ここで、接着剤Bの吐出を終了する直前とは、接着剤Bをシート150上に塗布する間に、塗布領域に空気の乱れを発生させないという効果を発揮できるタイミングを始点とする。このタイミングは、トライアンドエラーを繰り返して、適宜最適なタイミングに調整される。
次に、図10の符号eに示すように、接着剤Bの吐出を終了する(S07)。接着剤Bの吐出の終了に伴って、図12に示すように、接着剤吐出孔31から糸状の接着剤B1が伸びる。そして、この糸状の接着剤B1は、シート150の移動に伴う流れに沿って、移動方向の前方側に湾曲する。このとき、後方エアカーテンBCが形成されているため、糸状の接着剤B1を切断し、塗布範囲である移動方向の前方側に接着剤Bを飛翔させることができる。したがって、塗布範囲外への接着剤Bの飛散をより好適に防止することができる。
次に、後方エアカーテンBCを形成する空気の噴射を停止する(S08)。より具体的には、図10において符号fに示すように、シート150の後端150Eが接着剤吐出孔31の真下に到達した後に、後方エアカーテンBCを形成する空気の噴射を停止する。すなわち、シート150の後端150Eが接着剤吐出孔31の真下を通過するまで、後方エアカーテンBCを形成し続けているため、搬送部20に接着剤Bが飛散することを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る接着剤塗布方法および接着剤塗布装置10によれば、前方エアカーテンFCを形成した状態で、ヘッド30からシート150に向けて接着剤Bを吐出させる。このため、塗布開始時に、接着剤Bが塗布範囲外に飛散することを防止することができる。また、接着剤Bがシート150に到達した直後に、前方エアカーテンFCを形成する空気の噴射を停止する。このため、接着剤Bの塗布中は、前方エアカーテンが形成されず、接着剤Bが塗布される塗布領域において空気の乱れが発生しない。よって、シート150の表面に接着剤Bを均一に塗布することができる。したがって、接着剤Bが塗布範囲外に飛散することを防止するとともに、シート150の表面に接着剤Bを均一に塗布することができる。
また、前方エアカーテンFCは、接着剤Bがシート150に塗布される塗布部150Pに向けて空気を噴射するように形成される。このため、接着剤Bの塗布開始時における、接着剤Bがシート150に到達したときの跳ね返りによる、塗布範囲外への接着剤Bの飛散をより好適に防止することができる。
また、接着剤Bの吐出を終了させる直前に、ヘッド30の接着剤吐出孔31に対して、シート150の移動方向の後方側の位置に、ヘッド30から吐出される接着剤Bを切断するように空気を噴射して後方エアカーテンBCを形成する。このため、接着剤Bの塗布終了時における接着剤吐出孔31とシート150との間に残る糸状の接着剤B1を切断し、塗布範囲に接着剤Bを飛翔させることができる。したがって、塗布範囲外への接着剤Bの飛散を好適に防止することができる。
また、接着剤Bの吐出を終了させた後であって、シート150の移動方向の後端150Eが鉛直方向におけるヘッド30の接着剤吐出孔31に対応する位置を通過した後に、後方エアカーテンBCを形成する空気の噴射を停止する。すなわち、シート150の後端150Eが接着剤吐出孔31の真下を通過するまで、後方エアカーテンBCを形成し続けているため、搬送部20に接着剤Bが飛散することを防止することができる。
また、後方エアカーテンBCは、鉛直方向下向きに対してヘッド30側に90°傾斜した向きに空気を噴射するように形成される。このため、接着剤Bの塗布終了時における接着剤吐出孔31とシート150との間に残る糸状の接着剤Bをより好適に切断し、塗布範囲に接着剤Bを飛翔させることができる。したがって、塗布範囲外への接着剤Bの飛散をより好適に防止することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態では、接着剤塗布装置10は、前方エアカーテン形成部40および後方エアカーテン形成部50を有した。しかしながら、接着剤塗布装置10は、後方エアカーテン形成部50が設けられず、前方エアカーテン形成部40を有する構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、前方エアカーテン形成部40によって形成される前方エアカーテンFCは、接着剤Bがシート150に塗布される塗布部150Pに向けて空気を噴射した。しかしながら、前方エアカーテン形成部40の空気の噴射方向は、シート150上に空気が噴射される限り限定されない。
また、上述した実施形態では、シート150の後端150Eがヘッド30の真下を通過した後に、後方エアカーテンBCを形成する空気の噴射を停止した。しかしながら、後方エアカーテンBCを形成する空気の噴射を停止するタイミングは、接着剤Bの吐出を終了した後である限り、特に限定されない。
また、上述した実施形態では、後方エアカーテンBCは、鉛直方向下向きに対してヘッド30側に90°傾斜した向き(図5の右向き)に空気を噴射した。しかしながら、ヘッド30から吐出される接着剤Bを切断するように空気を噴射する限り、図13に示すように、90°より小さい傾斜角度であってもよい。
また、上述した実施形態では、前方コンプレッサー43および後方コンプレッサー53は、それぞれ別個に設けられた。しかしながら、前方コンプレッサー43および後方コンプレッサー53は、1つのコンプレッサーを兼用する構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、ヘッド30、前方エアカーテン形成部40、および後方エアカーテン形成部50は固定された状態で、シート150が搬送方向に移動した。しかしながら、シート150は固定された状態で、ヘッド30、前方エアカーテン形成部40、および後方エアカーテン形成部50が移動してもよい。
また、上述した実施形態では、接着剤Bが塗布される対象として、シート150を例に挙げて説明したが、特に限定されない。
10 接着剤塗布装置、
30 ヘッド、
31 接着剤吐出孔(吐出孔)、
40 前方エアカーテン形成部、
50 後方エアカーテン形成部、
150 シート(基材)、
150F シートの移動方向の先端、
150E シートの移動方向の後端、
150P 塗布部、
B 接着剤、
FC 前方エアカーテン、
BC 後方エアカーテン。

Claims (10)

  1. 加圧空気を作用させて吐出孔から接着剤を糸状に吐出するヘッドに対して相対的に移動する基材に、接着剤を塗布する接着剤塗布方法であって、
    前記接着剤の吐出開始に先立って、前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の移動方向の前方側の位置に空気を噴射して前方エアカーテンを形成し、
    前記エアカーテンが形成されている状態で、前記ヘッドから前記基材に向けて前記接着剤を吐出させ、
    前記接着剤が前記基材に到達した直後に、前記前方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止する接着剤塗布方法。
  2. 前記前方エアカーテンは、前記接着剤が前記基材に塗布される塗布部に向けて前記空気を噴射するように形成される請求項1に記載の接着剤塗布方法。
  3. 前記接着剤の吐出を終了させる直前に、前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の前記移動方向の後方側の位置に、前記ヘッドから吐出される前記接着剤を切断するように空気を噴射して後方エアカーテンを形成する請求項1または2に記載の接着剤塗布方法。
  4. 前記接着剤の吐出を終了させた後であって、前記基材の前記移動方向の後端が前記基材の面方向に直交する直交方向における前記ヘッドの前記吐出孔に対応する位置を通過した後に、前記後方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止する請求項3に記載の接着剤塗布方法。
  5. 前記後方エアカーテンは、前記基材の面方向に直交する直交方向のうち前記基材に向かう向きに対して前記ヘッド側に90°傾斜した向きに前記空気を噴射するように形成される請求項3または4に記載の接着剤塗布方法。
  6. 加圧空気を作用させることによって、相対的に移動する基材に、吐出孔から接着剤を糸状に吐出するヘッドと、
    前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の移動方向の前方側に位置し、前記基材に空気を噴射する前方エアカーテンを形成する前方エアカーテン形成部と、
    前記ヘッドおよび前記前方エアカーテン形成部の動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記接着剤の吐出開始に先立って、前記前方エアカーテンを形成させ、
    前記エアカーテンが形成されている状態で、前記ヘッドから前記基材に向けて前記接着剤を吐出させ、
    前記接着剤が前記基材に到達した直後に、前記前方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止させる接着剤塗布装置。
  7. 前記前方エアカーテン形成部は、前記前方エアカーテンが、前記接着剤が前記基材に塗布される塗布部に向けて前記空気を噴射するように、配置される請求項6に記載の接着剤塗布装置。
  8. 前記ヘッドの前記吐出孔に対して、前記基材の前記移動方向の後方側に位置し、前記ヘッドから吐出される前記接着剤を切断するように空気を噴射する後方エアカーテンを形成する後方エアカーテン形成部をさらに有し、
    前記制御部が前記後方エアカーテン形成部を制御することによって、
    前記接着剤の吐出を終了させる直前に、前記後方エアカーテン形成部によって、前記後方エアカーテンを形成させる請求項6または7に記載の接着剤塗布装置。
  9. 前記制御部が前記後方エアカーテン形成部を制御することによって、
    前記接着剤の吐出を終了させた後であって、前記基材の前記移動方向の後端が前記基材の面方向に直交する直交方向における前記ヘッドの前記吐出孔に対応する位置を通過した後に、前記後方エアカーテンを形成する前記空気の噴射を停止させる請求項8に記載の接着剤塗布装置。
  10. 前記後方エアカーテン形成部は、前記後方エアカーテンが、前記基材の面方向に直交する直交方向のうち前記基材に向かう向きに対して前記ヘッド側に90°傾斜した向きに前記空気を噴射するように、配置される請求項8または9に記載の接着剤塗布装置。
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