JP2017038468A - 分岐側電線支持方法 - Google Patents

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光弘 竹澤
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【課題】分岐側電線の電線用スペーサにおける幹線側電線と分岐側電柱の両側において、動揺による断線を防止する分岐側電線支持方法を提供する。【解決手段】第1幹線側電柱と第1幹線側電柱に隣り合う第2幹線側電柱との間に架設された幹線側電線から分岐するとともに分岐側電柱との間に架設される分岐側電線7U、7V、7Wを、メッセンジャワイヤ9A、9Bを介して第1幹線側電柱と第2幹線側電柱との間における幹線側電線の下側に設置される電線用スペーサ8を用いて支持する分岐側電線支持方法であって、第1引留グリップ11D、11F、11Hを、電線用スペーサに引き回した後に、幹線側電線と電線用スペーサとの間に介在する分岐側電線に巻き付けて固定する第1行程と、第2引留グリップ11C、11E、11Gを、電線用スペーサに引き回した後に、分岐側電柱と電線用スペーサとの間に介在する分岐側電線に巻き付けて固定する第2行程と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、分岐側電線支持方法に関する。
2本の隣り合う幹線側電柱の間に架設された幹線側電線から分岐するとともに分岐側電柱との間に架設される分岐側電線を、メッセンジャワイヤを介して2本の幹線側電柱の間における幹線側電線の下側に設置される電線用スペーサを用いて支持する方法が知られている(例えば特許文献1)。
特開2003−32863号公報
分岐側電柱と電線用スペーサとの間の距離は、幹線側電線と電線用スペーサとの間の距離に比べて長く設定されている。そのため、分岐側電柱と電線用スペーサとの間に介在する分岐側電線は、動揺の影響を受けて金属疲労を生じ、そのまま放置しておくと断線する虞がある。そこで、分岐側電柱と電線用スペーサとの間に介在する分岐側電線が動揺の影響を受け難くなるように、分岐側電柱の側に位置する分岐側電線と電線用スペーサとの間に引留グリップを巻き付けている。一方、幹線側電線と電線用スペーサとの間の距離は比較的短いため、幹線側電線の側に位置する分岐側電線と電線用スペーサとの間には引留グリップを巻き付けていない。しかしながら、幹線側電線と電線用スペーサとの間に介在する分岐側電線は、引留グリップを巻き付けないことに起因して、設置環境によっては断線する虞がある。
そこで、本発明は、分岐側電線が動揺に起因して電線用スペーサにおける幹線側電線の側と分岐側電柱の側との両側において断線することを防止できる分岐側電線支持方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、第1幹線側電柱と前記第1幹線側電柱に隣り合う第2幹線側電柱との間に架設された幹線側電線から分岐するとともに分岐側電柱との間に架設される分岐側電線を、メッセンジャワイヤを介して前記第1幹線側電柱と前記第2幹線側電柱との間における前記幹線側電線の下側に設置される電線用スペーサを用いて支持する分岐側電線支持方法であって、第1引留グリップを、前記電線用スペーサに引き回した後に、前記幹線側電線と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に巻き付けて固定する第1行程と、第2引留グリップを、前記電線用スペーサに引き回した後に、前記分岐側電柱と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に巻き付けて固定する第2行程と、を含む。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、分岐側電線が動揺に起因して電線用スペーサにおける幹線側電線の側と分岐側電柱の側との両側において断線することを防止できる。
本実施形態に係る分岐側電線支持方法が採用される配電系統の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサの一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる引留グリップの一例を示す平面図である。 本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサに引留グリップを取り付けた様子を示す斜視図である。 本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサに引留グリップを取り付けた様子を示す側面図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===配電系統===
図1は、本実施形態に係る分岐側電線支持方法が採用される配電系統の一例を示す斜視図である。尚、説明の便宜上、幹線側電柱は2本、分岐側電柱は1本のみ示すこととし、幹線側電線は3相(U相、V相、W相)のアルミ絶縁電線からなる配電線であることとし、分岐側電線は幹線側電線の夫々から分岐する3相(U相、V相、W相)のアルミ絶縁電線からなる配電線であることとする。又、X軸は隣り合う二本の幹線側電柱の間に幹線側電線を架設する方向に沿う軸であり、Y軸は水平方向においてX軸に直交する軸であり、Z軸は幹線側電柱と分岐側電柱が立設する方向(X軸及びY軸から形成されるXY平面に直交する垂直方向)に沿う軸である。
以下、図1を参照しつつ、配電系統について説明する。
道路上に幹線側電柱を立設することが設置上困難である場合、当該道路から離れた位置に分岐側電柱を立設し、既設の幹線側電柱に架設されている幹線側電線から分岐側電線を分岐し、分岐側電柱に分岐側電線を架設する必要がある。本実施形態における配電系統1は、このような分岐側電柱と分岐側電線を含んで構成される系統である。
配電系統1は、幹線側電柱2A,2B、腕金3A,3B、幹線側電線4(4U,4V,4W)、分岐側電柱5、腕金6、分岐側電線7(7U,7V,7W)、電線用スペーサ8、メッセンジャワイヤ9を含んで構成される。
幹線側電柱2A,2Bは、幹線側電線4の架設方向(X方向)に沿って距離L1だけ離れた道路上の所定位置に立設されている。幹線側電柱2Aの上端には、幹線側電柱2Aの立設方向(Z方向)及び幹線側電線4の架設方向(X方向)の双方に直交する方向(X軸及びZ軸から形成されるXZ平面に直交するY方向)に延在する腕金3Aが取り付けられている。同様に、幹線側電柱2Bの上端には、幹線側電柱2Bの立設方向(Z方向)及び幹線側電線4の架設方向(X方向)の双方に直交する方向(Y方向)に延在し、腕金3Aに対して平行な状態で対向する腕金3Bが取り付けられている。そして、幹線側電線4は、幹線側電柱2A,2Bが立ち並ぶ方向(X方向)に沿って架設されるように、腕金3A,3Bの間に取り付けられている。分岐側電柱5は、上記の道路から離れた所定位置に立設されている。分岐側電柱5の上端には、分岐側電柱5の立設方向(Z方向)及び腕金3A,3Bの延在方向(Y方向)の双方に直交する方向(Y軸及びZ軸から形成されるYZ平面に直交するX方向)に延在する腕金6が取り付けられている。そして、幹線側電線4の夫々から分岐する分岐側電線7は、幹線側電線4と交差する方向に沿って架設されるように、腕金6に取り付けられている。電線用スペーサ8は、分岐側電線7が動揺の影響を受けても断線しなくなるように、幹線側電線4及び分岐側電柱5の間の空中空間において分岐側電線7を支持する部材である。メッセンジャワイヤ9A,9Bは、例えば亜鉛めっき鋼撚り線を用いて形成されている。メッセンジャワイヤ9Aの一端は幹線側電柱2Aにおける腕金3Aの下方位置に固定され、メッセンジャワイヤ9Aの他端は電線用スペーサ8の一端に固定されている。同様に、メッセンジャワイヤ9Bの一端は幹線側電柱9Bにおける腕金3Bの下方位置に固定され、メッセンジャワイヤ9Bの他端は電線用スペーサ8の他端に固定されている。このようにして、電線用スペーサ8は、メッセンジャワイヤ9A,9Bを介して幹線側電柱2A,2Bの間における幹線側電線4の下側に設置される。尚、電線用スペーサ8の具体的な構造については後述する。
===電線用スペーサ===
図2は、本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサの一例を示す斜視図である。
以下、図2を参照しつつ、電線用スペーサについて説明する。
電線用スペーサ8は、例えばポリマー(高分子)を材料として形成される円柱形状を呈するポリマースペーサである。電線用スペーサ8の一端には、メッセンジャワイヤ9Aの他端を加工して形成された孔10Aに引っ掛けるためのフック8Aが形成され、電線用スペーサ8の他端には、メッセンジャワイヤ9Bの他端を加工して形成された孔10Bに引っ掛けるためのフック8Bが形成されている。そして、電線用スペーサ8の両端はメッセンジャワイヤ9A,9Bによって実質的に均等な力で引っ張られ、電線用スペーサ8は幹線側電柱2A,2Bの間の空中空間において幹線側電線4の架設方向(X方向)に沿って幹線側電線4の下方位置に設置されることとなる。
電線用スペーサ8の外周面には、電線用スペーサ8の断面(YZ平面)に沿って当該外周面を1周する6個のU字状の溝8C〜8Hが形成されている。溝8C,8Dは、分岐側電線7Uを支持する際に用いられる溝であって、フック8Aに近い位置に隣接して形成されている。溝8E,8Fは、分岐側電線7Vを支持する際に用いられる溝であって、電線用スペーサ8の中央付近の位置に隣接して形成されている。溝8G,8Hは、分岐側電線7Wを支持する際に用いられる溝であって、フック8Bに近い位置に隣接して形成されている。
===引留グリップ===
図3は、本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる引留グリップの一例を示す平面図である。
以下、図3を参照しつつ、引留グリップについて説明する。
引留グリップ11は、電線用スペーサ8を用いて分岐側電線7を支持する際に電線用スペーサ8と分岐側電線7との間を中継する部材である。引留グリップ11は、例えば亜鉛メッキ鋼撚り線から形成され、U字状に折り曲げられた折曲部11Aと、折曲部11Aから同一方向に延在する一対の巻付部11Bと、を含んで構成されている。一対の巻付部11Bの撚り度合は、折曲部11Aの撚り度合に比べて粗くなっている。尚、6個の引留グリップ11(11C〜11H)は、夫々、6個の溝8C〜8Hに対応している。そして、電線用スペーサ8を用いて分岐側電線7を支持する場合、各引留グリップ11の折曲部11Aを溝8C〜8Hに引き回した後、一対の巻付部11Bが延在する方向に位置する分岐側電線7に対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ければよい。これによって、分岐側電線7は、引留グリップ11を中継部材として電線用スペーサ8と接続され、電線用スペーサ8に支持されることとなる。
===引留グリップの取付例===
図4は、本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサに引留グリップを取り付けた様子を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係る分岐側電線支持方法に用いられる電線用スペーサに引留グリップを取り付けた様子を示す側面図である。尚、図5は、電線用スペーサ8を+X方向から−X方向に向かって見た側面図であって、引留グリップ11G,11Hを取り付けた様子を示していることとする。
以下、図4及び図5を参照しつつ、幹線側電柱2A,2Bの間の空中空間に設置されている電線用スペーサ8に対して引留グリップ11を取り付ける手順の一例について説明する。
先ず、引留グリップ11Cの折曲部11Aが幹線側電線4に対向するとともに引留グリップ11Cの一対の巻付部11Bが分岐側電柱5の方向に延在するように、引留グリップ11Cを電線用スペーサ8の溝8Cに引き回して密着させる。次に、電線用スペーサ8及び分岐側電柱5の間に介在する分岐側電線7Uを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Uに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。同様にして、引留グリップ11Dの折曲部11Aが分岐側電柱5に対向するとともに引留グリップ11Dの一対の巻付部11Bが幹線側電線4の方向に延在するように、引留グリップ11Dを電線用スペーサ8の溝8Dに引き回して密着させる。次に、電線用スペーサ8及び幹線側電線4の間に介在する分岐側電線7Uを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Uに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。この取付作業を行うことによって、分岐側電線7Uは、電線用スペーサ8における幹線側電線4の側と分岐側電柱5の側との両側に引留グリップ11C,11Dが取り付けられた状態で、電線用スペーサ8に支持されることとなる。
又、引留グリップ11Eの折曲部11Aが幹線側電線4に対向するとともに引留グリップ11Eの一対の巻付部11Bが分岐側電柱5の方向に延在するように、引留グリップ11Eを電線用スペーサ8の溝8Eに引き回して密着させる。次に、電線用スペーサ8及び分岐側電柱5の間に介在する分岐側電線7Vを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Vに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。同様にして、引留グリップ11Fの折曲部11Aが分岐側電柱5に対向するとともに引留グリップ11Fの一対の巻付部11Bが幹線側電線4の方向に延在するように、引留グリップ11Fを電線用スペーサ8の溝8Fに引き回して密着させる。次に、電線用スペーサ8及び幹線側電線4の間に介在する分岐側電線7Vを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Vに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。この取付作業を行うことによって、分岐側電線7Vは、電線用スペーサ8における幹線側電線4の側と分岐側電柱5の側との両側引留グリップ11E,11Fが取り付けられた状態で、電線用スペーサ8に支持されることとなる。
最後に、引留グリップ11Gの折曲部11Aが幹線側電線4に対向するとともに引留グリップ11Gの一対の巻付部11Bが分岐側電柱5の方向に延在するように、引留グリップ11Gを電線用スペーサ8の溝8Gに引き回して密着させる。次に、電線用スペーサ8及び分岐側電柱5の間に介在する分岐側電線7Wを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Wに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。同様にして、引留グリップ11Hの折曲部11Aが分岐側電柱5に対向するとともに引留グリップ11Hの一対の巻付部11Bが幹線側電線4の方向に延在するように、引留グリップ11Hを電線用スペーサ8の溝8Hに引き回して密着させる。そして、電線用スペーサ8及び幹線側電線4の間に介在する分岐側電線7Wを一対の巻付部11Bの間に配置する。次に、分岐側電線7Wに対して一対の巻付部11Bを編み込むように螺旋状に巻き付ける。この取付作業を行うことによって、分岐側電線7Wは、電線用スペーサ8における幹線側電線4の側と分岐側電柱5の側との両側に引留グリップ11G,11Hが取り付けられた状態で、電線用スペーサ8に支持されることとなる。
このようにして、3相の分岐側電線7は、電線用スペーサ8によって安定的に支持されることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る分岐側電線支持方法は、幹線側電柱2Aと幹線側電柱2Aに隣り合う幹線側電柱2Bとの間に架設された幹線側電線4(4U,4V,4W)から分岐するとともに分岐側電柱5との間に架設される分岐側電線7(7U,7V,7W)を、メッセンジャワイヤ9A,9Bを介して幹線側電柱2Aと幹線側電柱2Bとの間における幹線側電線4の下側に設置される電線用スペーサ8を用いて支持する方法であって、引留グリップ11D,11F,11Hを、電線用スペーサ8に引き回した後に、幹線側電線4と電線用スペーサ8との間に介在する分岐側電線7U,7V,7Wに巻き付けて固定する第1行程と、引留グリップ11C,11E,11Gを、電線用スペーサ8に引き回した後に、分岐側電柱5と電線用スペーサ8との間に介在する分岐側電線7U,7V,7Wに巻き付けて固定する第2行程と、を含む。
特に、第1行程において、引留グリップ11D,11F,11Hを、電線用スペーサ8に対してU字状に引き回した後に、幹線側電線4と電線用スペーサ8との間に介在する分岐側電線7に対してねじられた形状を呈する両端11Bを編み込むように螺旋状に巻き付けて固定し、第2行程において、引留グリップ11C,11E,11Gを、電線用スペーサ8に対してU字状に引き回した後に、分岐側電柱5と電線用スペーサ8との間に介在する分岐側電線7に対してねじられた形状を呈する両端11Bを編み込むように螺旋状に巻き付けて固定する。
本実施形態によれば、分岐側電線7が動揺に起因して電線用スペーサ8における幹線側電線4の側と分岐側電柱5の側との両側において断線することを防止できる。
又、本実施形態に係る分岐側電線支持方法において、第1行程及び第2行程は、3相の分岐側電線7U,7V,7Wの夫々に対して行われる。
又、本実施形態に係る分岐側電線支持方法において、引留グリップ11C,11D、引留グリップ11E,11F、引留グリップ11G,11Hの夫々の組合せを、電線用スペーサ8に対して隣接して引き回す。
又、本実施形態に係る分岐側電線支持方法において、電線用スペーサ8は、高分子材料からなるポリマースペーサである。
又、本実施形態に係る分岐側電線支持方法において、分岐側電線7は、アルミ絶縁電線である。
又、本実施形態に係る分岐側電線支持方法において、幹線側電線4は、3相の配電線であり、分岐側電線7は、3相の幹線側電線4のそれぞれから分岐する3本の分岐線、又は、3相の幹線側電線4の何れか2本から分岐する2本の分岐線である。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 配電系統
2A,2B 幹線側電柱
3A,3B 腕金
4(4U,4V,4W) 幹線側電線
5 分岐側電柱
6 腕金
7(7U,7V,7W) 分岐側電線
8 電線用スペーサ
8A,8B フック
8C〜8H 溝
9A,9B メッセンジャワイヤ
10A、10B 孔
11(11C〜11H) 引留グリップ

Claims (7)

  1. 第1幹線側電柱と前記第1幹線側電柱に隣り合う第2幹線側電柱との間に架設された幹線側電線から分岐するとともに分岐側電柱との間に架設される分岐側電線を、メッセンジャワイヤを介して前記第1幹線側電柱と前記第2幹線側電柱との間における前記幹線側電線の下側に設置される電線用スペーサを用いて支持する分岐側電線支持方法であって、
    第1引留グリップを、前記電線用スペーサに引き回した後に、前記幹線側電線と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に巻き付けて固定する第1行程と、
    第2引留グリップを、前記電線用スペーサに引き回した後に、前記分岐側電柱と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に巻き付けて固定する第2行程と、
    を含むことを特徴とする分岐側電線支持方法。
  2. 前記第1行程において、前記第1引留グリップを、前記電線用スペーサに対してU字状に引き回した後に、前記幹線側電線と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に対してねじられた形状を呈する両端を編み込むように巻き付けて固定し、
    前記第2行程において、前記第2引留グリップを、前記電線用スペーサに対してU字状に引き回した後に、前記分岐側電柱と前記電線用スペーサとの間に介在する前記分岐側電線に対してねじられた形状を呈する両端を編み込むように巻き付けて固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の分岐側電線支持方法。
  3. 前記第1行程及び前記第2行程は、複数の前記分岐側電線の夫々に対して行われる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分岐側電線支持方法。
  4. 前記第1引留グリップ及び前記第2引留グリップを前記電線用スペーサに対して隣接して引き回す
    ことを特徴とする請求項3に記載の分岐側電線支持方法。
  5. 前記電線用スペーサは、高分子材料からなるポリマースペーサである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の分岐側電線支持方法。
  6. 前記分岐側電線は、アルミ絶縁電線である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の分岐側電線支持方法。
  7. 前記幹線側電線は、3相の配電線であり、
    前記分岐側電線は、前記3相の配電線のそれぞれから分岐する3本の分岐線、又は、前記3相の配電線の何れか2本から分岐する2本の分岐線である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の分岐側電線支持方法。
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