JP2017038287A - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017038287A
JP2017038287A JP2015159243A JP2015159243A JP2017038287A JP 2017038287 A JP2017038287 A JP 2017038287A JP 2015159243 A JP2015159243 A JP 2015159243A JP 2015159243 A JP2015159243 A JP 2015159243A JP 2017038287 A JP2017038287 A JP 2017038287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tbs
index
user terminal
shared channel
downlink shared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015159243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6042505B1 (ja
Inventor
和晃 武田
Kazuaki Takeda
和晃 武田
聡 永田
Satoshi Nagata
聡 永田
耕平 清嶋
Kohei Kiyoshima
耕平 清嶋
高橋 秀明
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
安部田 貞行
Sadayuki Abeta
貞行 安部田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2015159243A priority Critical patent/JP6042505B1/ja
Priority to US15/751,528 priority patent/US10938505B2/en
Priority to EP16835163.3A priority patent/EP3331274A4/en
Priority to CN201680047402.4A priority patent/CN107925921A/zh
Priority to PCT/JP2016/073364 priority patent/WO2017026466A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6042505B1 publication Critical patent/JP6042505B1/ja
Publication of JP2017038287A publication Critical patent/JP2017038287A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format
    • H04L1/0007Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format by modifying the frame length
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path
    • H04L5/0094Indication of how sub-channels of the path are allocated
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】高次の変調方式をサポートする適応変調符号化(AMC)を可能とする。
【解決手段】本発明のユーザ端末は、下り共有チャネルを受信するユーザ端末であって、変調符号化方式(MCS)インデックスを受信する受信部と、TBSインデックスとリソースブロック(RB)数とトランスポートブロックサイズ(TBS)とを関連付けるTBSテーブルから、前記MCSインデックスに対応するTBSインデックスと前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数とに関連付けられるTBSを取得する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信される場合、前記TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得することを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、4G、5Gなどともいう)も検討されている。
LTEなどの既存システムでは、リンクアダプテーションとして、変調方式と符号化率との少なくとも一つを適応的に調整する適応変調符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)が行われる。具体的には、AMCでは、ユーザ端末からフィードバックされるチャネル品質識別子(CQI:Channel Quality Indicator)に基づいて、下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)の変調方式と符号化率との少なくとも一つが適応的に制御される。
既存システムでは、ユーザ端末は、AMCにより適応的に制御される変調方式に基づいて、下り共有チャネルに用いられるトランスポートブロックのサイズ(トランスポートブロックサイズ(TBS:Transport Block Size))を決定する。ユーザ端末は、決定したTBSに基づいて符号化率を決定し、決定した符号化率に基づいて下り共有チャネルを復号する。
しかしながら、適応的に制御される変調方式に基づいて下り共有チャネルのトランスポートブロックサイズ(TBS)が決定される場合、当該下り共有チャネルの送信方式(例えば、MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)のレイヤ数や送信モードなど)によっては、当該TBSに基づいて決定される符号化率が1を超える恐れがある。この結果、ユーザ端末が、下り共有チャネルを適切に受信及び/又は復号できなくなる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、適応的に制御される変調方式に基づいて下り共有チャネルのトランスポートブロックサイズ(TBS)が決定される場合、当該下り共有チャネルを適切に受信及び/又は復号可能なユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るユーザ端末は、下り共有チャネルを受信するユーザ端末であって、変調符号化方式(MCS)インデックスを受信する受信部と、TBSインデックスとリソースブロック(RB)数とトランスポートブロックサイズ(TBS)とを関連付けるTBSテーブルから、前記MCSインデックスに対応するTBSインデックスと前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数とに関連付けられるTBSを取得する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信される場合、前記TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得することを特徴とする。
本発明によれば、適応的に制御される変調方式に基づいて下り共有チャネルのトランスポートブロックサイズ(TBS)が決定される場合、ユーザ端末が、当該下り共有チャネルを適切に受信及び/又は復号できる。
適応変調符号化(AMC)の説明図である。 CQIテーブルの一例を示す図である。 MCSテーブルの一例を示す図である。 TBSテーブルの一例を示す図である。 送信方式と符号化率との関係を示す図である。 TBSテーブルの他の例を示す図である。 第2の態様に係るMCSテーブルの一例を示す図である。 第2の態様に係る修正用テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本発明の一実施形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末の機能構成の説明図である。 第1の態様に係る上位レイヤ制御情報の一例を示す図である。 第2の態様に係る上位レイヤ制御情報の一例を示す図である。 第3の態様に係る上位レイヤ制御情報の一例を示す図である。
図1−図4を参照し、無線通信システムにおける適応変調符号化(AMC)について説明する。図1は、無線通信システムにおけるAMCの説明図である。図2は、AMCで用いられるCQIテーブルの一例を示す図である。図3は、AMCで用いられるMCS(Modulation and Coding Scheme)テーブルの一例を示す図である。図4は、AMCで用いられるTBSテーブルの一例を示す図である。
図1に示す無線通信システムにおいて、ユーザ端末(UE:User Equipment)は、無線基地局(eNB:eNodeB)からの参照信号に基づいてチャネル品質を測定し、測定されたチャネル品質に基づいてチャネル品質識別子(CQI)を決定する(ステップS11)。具体的には、ユーザ端末は、図2に示すCQIテーブルを参照し、測定されたチャネル品質環境下において復調可能な変調方式及び符号化率を示すCQIを決定する。なお、チャネル品質には、例えば、SINR(Signal to Interference Plus Noise Ratio)や、SNR(Signal to Noise Ratio)などが含まれる。
図2に示すように、CQIテーブルでは、チャネル品質識別子(CQI)と変調方式と符号化率とが関連付けられる。例えば、図2では、ユーザ端末におけるチャネル品質に応じて、変調方式及び符号化率の16種類の組み合わせが規定されている。このため、図2では、4ビットのCQIを設けることで、当該16種類の組み合わせを一意に識別できる。なお、CQIテーブルにおいて、CQIの値は、CQIインデックスと呼ばれてもよい。
ユーザ端末は、図2に示すCQIテーブルを参照して決定されたCQIを無線基地局にフィードバックする(ステップS12)。例えば、図1では、CQIとして、4ビットのビット情報「0101(=5)」が、ユーザ端末から無線基地局にフィードバックされる。なお、CQIは、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)などを用いて、フィードバックされる。
無線基地局は、ユーザ端末からフィードバックされたCQIに基づいて、下り共有チャネル(PDSCH)の変調方式、符号化率、TBSの少なくとも一つを決定する(ステップS13)。具体的には、無線基地局は、図2に示すCQIテーブルを参照し、フィードバックされたCQIに対応する変調方式及び符号化率を取得する。また、無線基地局は、図3に示すMCSテーブルを参照し、取得された変調方式に対応する変調次数(Modulation Order)と、取得された符号化率に対応するトランスポートブロックサイズ(TBS)インデックスと、を示すMCSインデックスを取得する。
図3に示すように、MCSテーブルでは、MCSインデックスと変調次数とTBSインデックスとが関連付けられる。図3では、変調次数とTBSインデックスとの32種類の組み合わせが規定されている。このため、図3では、5ビットのMCSを設けることで、当該32種類の組み合わせを一意に識別できる。なお、MCSインデックスとは、変調方式、符号化率及び(符号化率に対応する)TBSインデックスの少なくとも一つを識別する識別子である。また、TBSインデックスとは、トランスポートブロックサイズ(TBS)を識別するトランスポートブロックサイズ(TBS)識別子である。
例えば、図1に示すように、CQIとして4ビットのビット情報「0101(=5)」がユーザ端末からフィードバックされる場合、無線基地局は、図2に示すCQIテーブルを参照して、変調方式として「QPSK」、符号化率(×1024)として「449」を取得する。また、無線基地局は、図3に示すMCSテーブルを参照して、「QPSK」に対応する変調次数「2」と、符号化率「449」に対応するTBSインデックス「7」と、の組み合わせを示すMCSインデックス「7」を取得する。
無線基地局は、決定されたMCSインデックスをユーザ端末に通知する(ステップS14)。例えば、図1では、MCSインデックスとして、5ビットのビット情報「00111(=7)」が、無線基地局からユーザ端末に通知される。なお、MCSインデックスは、下り制御情報(DCI)に含まれ、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、拡張下り制御チャネル(EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)などを用いて、通知される。
ユーザ端末は、無線基地局から通知されたMCSインデックスに基づいて、PDSCHの変調方式及び符号化率を取得する(ステップS15)。具体的には、ユーザ端末は、図3に示すMCSテーブルを参照し、フィードバックされたMCSインデックスに対応する変調次数及びTBSインデックスを取得する。ユーザ端末は、取得された変調次数に対応する変調方式を用いて、PDSCHを復調する。
また、ユーザ端末は、図4に示すTBSテーブルを参照し、取得されたTBSインデックスと、PDSCHに割り当てられるリソースブロック(RB)数と、に対応するトランスポートブロックサイズ(TBS)を取得する。ここで、リソースブロック(RB)は、PRB(Physical Resource Block)、或いは、PRBペアであってもよい。以下では、リソースブロック(RB)を「PRB」と呼ぶものとする。
なお、図4に示すTBSテーブルでは、PRB数「1」〜「10」のそれぞれのTBSが示されるが、11以上のPRB数(例えば、「11」〜「100」)それぞれのTBSも規定されてもよい。また、PDSCHに割り当てられるPRB数は、DCIに含まれていてもよいし、DCIに含まれる情報に基づいてユーザ端末で決定されてもよい。また、当該PRB数は、PDSCHの1トランスポートブロックあたりのPRB数であってもよい。
ユーザ端末は、取得されたTBSに基づいて、例えば、式(1)により、符号化率を算出する。ユーザ端末は、算出された符号化率を用いて、PDSCHを復号する。
Figure 2017038287
ここで、TBSは、TBSテーブル(例えば、図4)から取得されるTBSである。また、REPDSCHは、1PRBにおけるPDSCH用のリソースエレメント(RE)の数である。例えば、PDCCHがサブフレームの第1シンボルだけに配置される場合(CFI(Channel Format Indicator)=1)で、4CRS(Cell-specific Reference Signal)ポートである場合、REPDSCHは、136である。また、NPRBは、PDSCHに割り当てられるPRB数である。また、Mは、図3に示すMCSテーブルから取得される変調次数である。
例えば、図1に示すように、MCSインデックス「00111(=7)」が無線基地局から通知される場合、ユーザ端末は、図3に示すMCSテーブルを参照して、MCSインデックス「7」に対応する変調次数「2」及びTBSインデックス「7」を取得する。ユーザ端末は、変調次数が「2」である変調方式「QPSK」を用いて、PDSCHを復調する。
また、ユーザ端末は、図4に示すMCSテーブルを参照して、TBSインデックス「7」と、PDSCHに割り当てられるPRB数(ここでは、「6」とする)とに対応するTBS「712」を取得する。ユーザ端末は、取得されたTBSに基づいて、PDSCHを復号する。
ところで、図4に示すTBSテーブルにおける最大のTBSインデックス「26」に対するTBSは、1PRBあたり136リソースエレメント(RE:Resource Element)をPDSCHに割り当て可能な場合(CFI=1で、4CRSポートの場合)に、符号化率が0.93を超えないように設定される。なお、当該符号化率は、例えば、上記式(1)により決定される。
したがって、PDSCHの送信方式(例えば、MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)のレイヤ数、送信モード、参照信号の配置数など)によっては、符号化率が1を超えてしまう恐れがある。図5は、送信方式とMCSインデックスと符号化率との関係を示す図である。なお、図5では、20MHz(100PRB)、CFI=1の場合を想定して符号化率が算出されるものとする。また、TDD(Time Division Duplex)システムにおいて、下り用シンボルとガードシンボルと上り用のシンボルで構成される特別(SP)サブフレームは、SPサブフレーム構成(Special Subframe Configuration)7を想定するものとする。
図5に示すように、64QAM(Quadrature amplitude modulation)を示すMSCインデックス「28」である場合、SPサブフレームでは、2×2のMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)(2レイヤの空間多重)で送信モード(TM)3/4、4×4のMIMO(4レイヤの空間多重)でTM9、4×4のMIMOでTM3/4のいずれの送信方式においても、符号化率が1を超えてしまう。また、下り(DL)サブフレームでは、4×4のMIMOでTM9の場合に、符号化率が1を超えてしまう。
このように、図4に例示するTBSテーブルを用いる場合、特定の送信方式(例えば、SPサブフレームや、4×4のMIMOでTM9の場合のDLサブフレーム)で、符号化率が1を超える恐れがある。このような特定の送信方式でも符号化率を1未満とするために、「28」よりも小さいMCSインデックスを選択して、CQIに基づいて定められる変調方式よりも低次の変調方式を用いることも想定される。しかしながら、CQIに基づいて定められる変調方式より低次の変調方式に変更する場合、スペクトル利用効率が大幅に減少する恐れがある。
そこで、本発明者らは、適応的に制御される変調方式に基づいてPDSCH(下り共有チャネル)のTBSが決定される場合、特定の送信方法でPDSCHが送信されても、当該TBSに基づいて決定される符号化率が1を超えないように、TBSの決定方法を制御することを着想し、本発明に至った。
本発明の一態様において、PDSCH(下り共有チャネル)を受信するユーザ端末は、MCSインデックスを受信し、TBSインデックスとPRB(リソースブロック(RB))数とTBSとを関連付けるTBSテーブルから、当該MCSインデックスに対応するTBSインデックスと当該PDSCHに割り当てられるPRB数とに関連付けられるTBSを取得する。また、ユーザ端末は、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、当該TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得する。ここで、取得されたTBSに基づいて(例えば、上記式(1)により)算出される符号化率は、1未満となる。
また、本発明の一態様において、TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得(適用)することは、上位レイヤシグナリングにより指示されてもよい。ユーザ端末は、PDSCHの受信に用いられる上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Configなど)に指示情報(例えば、後述するaltTBSやaltMod−TBS−Tableなど)が含まれる場合に、TBSから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得してもよい。
以下、本発明に係る無線通信方法を詳細に説明する。以下では、64QAM以下の変調方式を含むMCSテーブルが用いられる場合を想定するが、256QAM以下の変調方式を含むMCSテーブルが用いられてもよい。なお、これらのMCSテーブルの切り替えは、上位レイヤシグナリングにより行われてもよい。
また、以下において、PDSCHの特定の送信方式とは、送信モード(TM)9であること、TM9又はTM10であること、CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)のアンテナポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重である(例えば、4×4のMIMOである)こと、及び、MBSFN(Multicast-Broadcast Single-Frequency Network)サブフレームではないこと、の少なくとも一つであるものとするが、これらに限られない。
また、TBSインデックスの特定の値とは、64QAM以下の変調方式を含むMCSテーブル(図3参照)において最大のTBSインデックス値「26」であるものとするが、これに限られない。また、PRB数の特定の値とは、TBSテーブルにおいて規定される最大のPRB数「100」であるものとするが、これに限られない。
また、本発明の一態様において、「PDSCHが特定の送信方式で送信される場合」に、TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さく、例えば、上記式(1)により求まる符号化率が1未満となる値のTBSを取得するものとするが、当該小さい値のTBSを取得する条件は、上記に限られない。例えば、当該条件は、「PDSCHが特定の送信方式で送信され、当該TBSインデックスが特定の値である場合」であってもよいし、「PDSCHが特定の送信方式で送信され、当該TBSインデックスが特定の値であり、かつ、PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値である場合」であってもよいし、他の条件であってもよい。
(第1の態様)
第1の態様では、PDSCHが特定の送信方式(例えば、TM9であること、TM9又はTM10であること、CSI−RSのアンテナポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及び、MBSFNサブフレームではないこと、の少なくとも一つ)で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合で、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)である場合、ユーザ端末は、TBSインデックスとPRB数とTBSとを関連付けるTBSテーブルとは別に設定される値のTBSを取得する。
図6は、TBSテーブルの一例を示す図である。なお、図6では、PRB数(NPRB)が「91」〜「100」である場合だけが示されるが、PRB数(NPRB)が「1」〜「90」である場合にも同様にTBSが規定される。また、PRB数(NPRB)は、「1」〜「100」に限られない。また、図6では、TBSインデックス「25」、「26」だけが示されるが、他のTBSインデックス「1」〜「24」、「28」〜「33」についても、PRB数毎のTBSが規定される。
図6に示すTBSテーブルでは、TBSインデックス「26」と、PRB数(NPRB)「100」とに対応するTBSは、「75376」である。ユーザ端末は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが「26」である場合で、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が「100」である場合、TBSテーブルに規定される「75376」の代わりに、「75376」よりも小さく、例えば、式(1)により求まる符号化率が1未満となる値のTBSを取得する。ユーザ端末は、当該値のTBSを用いて、PDSCHを復号する。
なお、「75376」よりも小さい値は、予めユーザ端末に記憶(設定)されていてもよいし、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング)やシステム情報(SIB:System Information Block)などにより、無線基地局からユーザ端末に通知されてもよい。
また、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、特定の値(例えば、「26」)のTBSインデックス及び特定の値(例えば、「100」)のPRB数用のTBSとして、TBSテーブル(例えば、図6)とは別に設定される値を取得(適用)することは、上位レイヤシグナリングにより指示されてもよい。
例えば、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、特定の値(例えば、「26」)のTBSインデックス及び特定の値(例えば、「100」)のPRB数用のTBSとして、TBSテーブル(例えば、図6)とは別に設定される値を取得(適用)することを示す指示情報(例えば、altTBS)が、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含められてもよい(例えば、図14参照)。
ユーザ端末は、上記指示情報(例えば、altTBS)が上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含まれる場合、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であり、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)であれば、TBSテーブルとは別に設定される値を取得(適用)してもよい。一方、上記指示情報(例えば、altTBS)が上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含まれない場合、ユーザ端末は、TBSテーブルからTBSを取得してもよい。
第1の態様では、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合で、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)である場合、TBSテーブルとは別に設定される値のTBSが用いられる。このため、上記特定の送信方式で同じ変調方式(例えば、64QAM)を用いる場合でも、符号化率を1未満とすることができる。この結果、ユーザ端末は、PDSCHを適切に受信及び/又は復号できる。
(第2の態様)
第2の態様では、PDSCHが特定の送信方式(例えば、TM9であること、TM9又はTM10であること、CSI−RSのアンテナポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及び、MBSFNサブフレームではないこと、の少なくとも一つ)で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合、ユーザ端末は、上記TBSテーブルに規定されていない値(例えば、「26A」、または「34」)のTBSインデックスと、PRB数と、TBSとを関連付ける修正用テーブルから、当該PDSCHに割り当てられるPRB数に関連付けられるTBSを取得する。
具体的には、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、MCSインデックスが特定の値(例えば、「28」)である場合、既存のMCSテーブルではなく、新たなMCSテーブルから、当該MCSインデックス「28」に対応するTBSインデックス「26A」を取得する。ユーザ端末は、TBSインデックス「26A」が新たなMCSテーブルから取得された場合、上記修正用テーブルから、TBSを取得する。
図7は、第2の態様に係るMCSテーブルの一例の説明図である。図7Aは、既存のMCSテーブルの一例を示し、図7Bは、第2の態様に係るMCSテーブルの一例を示す。図7Aに示すように、既存のMCSテーブルでは、MCSインデックス「28」は、64QAMの変調次数「6」とTBSインデックス「26」とに関連付けられる。
一方、図7Bに示すように、新たなMCSテーブルでは、MCSインデックス「28」は、64QAMの変調次数「6」と、新たなTBSインデックス「26A」とに関連付けられる。なお、新たに規定されるTBSインデックスは、「26A」でなくともよく、既存のTBSテーブルで使用されていない値であればよい。
図8は、修正用テーブルの一例の説明図である。なお、図8では、PRB数(NPRB)が「91」〜「100」である場合だけが示されるが、PRB数(NPRB)が「1」〜「90」である場合にも同様にTBSが規定される。また、PRB数(NPRB)は、「1」〜「100」に限られない。
修正用テーブルでは、TBSテーブルに規定されていない値(例えば、「26A」)のTBSインデックスにおける、全PRB数(NPRB)に対応するTBSがそれぞれ規定される。具体的には、TBSインデックス「26A」における各PRB数(NPRB)のTBSは、TBSインデックス「26」における各PRB数(NPRB)のTBSよりも小さく設定されてもよい。
例えば、図8に示すように、TBSインデックス「26A」におけるPRB数(NPRB)「100」のTBSは、TBSインデックス「26」におけるPRB数「95」〜「100」のTBS「71112」と同一に設定されてもよい。また、TBSインデックス「34」におけるPRB数(NPRB)「1」〜「99」のTBSは、「71112」よりも小さく、例えば、上記式(1)により求まる符号化率が1未満となる値に設定されてもよい。
なお、修正用テーブルでは、TBSインデックス「26A」における全PRB数のTBSが、TBSインデックス「26」の対応するPRB数のTBSよりも小さく設定されなくともよく、一部のPRB数(例えば、「91」〜「100」)のTBSだけが、TBSインデックス「26」の対応するPRB数のTBSよりも小さく設定されてもよい。
また、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、新たなMCSテーブル(例えば、図7B)や、TBSテーブル(例えば、図6)の修正用テーブル(例えば、図8)を適用することは、上位レイヤシグナリングにより指示されてもよい。
例えば、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、新たなMCSテーブル(例えば、図7B)や、TBSテーブル(例えば、図6)の修正用テーブル(例えば、図8)を適用することを示す指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)が、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含められてもよい(例えば、図15参照)。
ユーザ端末は、上記指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)が上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含まれる場合、新たなMCSテーブル(例えば、図7B)からMCSインデックス「28」に対応するTBSインデックス「26A」を取得し、修正用テーブル(例えば、図8)からTBSインデックス「26A」とPDSCHに割り当てられるPRB数に対応するTBSを取得してもよい。
一方、上記指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)が上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含まれない場合、ユーザ端末は、既存のMCSテーブル(例えば、図7A)からMCSインデックス「28」に対応するTBSインデックス「26」を取得し、TBSテーブル(例えば、図6)からTBSインデックス「26」とPDSCHに割り当てられるPRB数に対応するTBSを取得してもよい。
第2の態様では、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合、修正用テーブルから、当該PDSCHに割り当てられるPRB数に関連付けられるTBSが取得される。このため、上記特定の送信方式で同じ変調方式(例えば、64QAM)を用いる場合でも、符号化率を1未満とすることができる。この結果、ユーザ端末は、当該下りデータを適切に受信及び/又は復号できる。
(第3の態様)
第3の態様では、PDSCHが特定の送信方式(例えば、TM9であること、TM9又はTM10であること、CSI−RSのアンテナポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及び、MBSFNサブフレームではないこと、の少なくとも一つ)で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合、ユーザ端末は、TBSテーブルから、上記特定の値のTBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得する。
或いは、第3の態様では、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であり、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)である場合、ユーザ端末は、TBSテーブルから、上記特定の値のTBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得してもよい。
或いは、PDSCHが上記特定の送信方式である場合、TBSインデックスの値やPRB数の値に関係なく、ユーザ端末は、TBSテーブルから、TBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得してもよい。
例えば、ユーザ端末は、下記式(2)を用いて、PDSCHに割り当てられるPRB数に所定の係数を乗算した値(すなわち、TBSテーブルを参照するためのPRB数(NPRB))を算出してもよい。
Figure 2017038287
式(2)を用いてPDSCHに割り当てられるPRB数(N’PRB)に対して所定の係数(ここでは、0.95)を乗算する場合、PRB数(NPRB)に基づいて決定されるTBSは、PRB数(N’PRB)に基づいて決定されるTBSよりも小さくなる。また、所定の係数は、上位レイヤ信号で通知されても良い。
例えば、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合(例えば、TM9又はTM10で、かつ、MBSFNサブフレームでない場合)、上記所定の係数(例えば、nPRB−Coeff)が、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含められてもよい(例えば、図16参照)。
ユーザ端末は、上記所定の係数(例えば、nPRB−Coeff)が上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に含まれる場合、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であれば、ユーザ端末は、上記所定の係数を乗算したPRB数に基づいて、TBSテーブルからTBSを取得してもよい。
第3の態様では、PDSCHが上記特定の送信方式で送信される場合、PRB数(N’PRB)よりも小さい値のPRB数(NPRB)に基づいてTBSが決定される。このため、上記特定の送信方式で同じ変調方式(例えば、64QAM)を用いる場合でも、符号化率を1未満とすることができる。この結果、ユーザ端末は、当該下りデータを適切に受信及び/又は復号できる。
(無線通信システム)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本発明の上記各態様に係る無線通信方法が適用される。なお、上記各態様に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用されてもよい。
図9は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。無線通信システム1では、LTEシステムのシステム帯域幅(例えば、20MHz)を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。なお、無線通信システム1は、SUPER 3G、LTE−A(LTE−Advanced)、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれても良い。
図9に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a〜12cとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。
ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、CA又はDCにより同時に使用することが想定される。また、ユーザ端末20は、複数のセル(CC)(例えば、6個以上のCC)を用いてCA又はDCを適用することができる。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz、5GHzなど)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。なお、各無線基地局が利用する周波数帯域の構成はこれに限られない。
無線基地局11と無線基地局12との間(又は、2つの無線基地局12間)は、有線接続(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線接続する構成とすることができる。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、マクロ基地局、集約ノード、eNB(eNodeB)、送受信ポイント、などと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。
各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでもよい。
無線通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンクにOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクにSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅(CC)を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られず、上りリンクでOFDMAが適用されてもよい。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネルなどが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、SIB(System Information Block)などが伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)が伝送される。
下りL1/L2制御チャネルは、下り制御チャネル(PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel))、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認情報(ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどの伝送に用いられる。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報が伝送される。送達確認情報(ACK/NACK)や無線品質情報(CQI)などの少なくも一つを含む上り制御情報(UCI:Uplink Control Information)は、PUSCH又はPUCCHにより、伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送される。
<無線基地局>
図10は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。なお、送受信アンテナ101、アンプ部102、送受信部103は、それぞれ1つ以上を含むように構成されてもよい。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理などの送信処理が行われて送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、送受信部103に転送される。
送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。
本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置から構成することができる。なお、送受信部103は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
一方、上り信号については、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプ部102で増幅される。送受信部103はアンプ部102で増幅された上り信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ及びPDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
図11は、本実施の形態に係る無線基地局10の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104などによって構成される。図11に示すように、無線基地局10は、PUSCH受信処理部111、PUCCH受信処理部112、制御部113、PDSCH送信処理部114、PDCCH/EPDCCH送信処理部115、CQIテーブル116、MCSテーブル117を具備する。
PUSCH受信処理部111は、PUSCHによるユーザデータ及び上位レイヤ制御情報の受信処理(例えば、復調、復号化など)を行う。具体的には、PUSCH受信処理部111は、ユーザ端末20からPUSCHを介してフィードバックされるチャネル品質識別子(CQI)を取得する。
PUCCH受信処理部112は、PUCCHによる上り制御情報(UCI)の受信処理(例えば、復調、復号化など)を行う。具体的には、PUCCH受信処理部112は、ユーザ端末20からPUCCHを介してフィードバックされるCQIを取得する。
PUSCH受信処理部111及びPUCCH受信処理部112は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
制御部113は、PUSCH受信処理部111又はPUCCH受信処理部112で取得されたCQIに基づいて、下り共有チャネル(PDSCH)に適用する変調方式及び符号化率を決定する。具体的には、CQIテーブル116から、PUSCH受信処理部111又はPUCCH受信処理部112で取得されたCQIに対応する変調方式及び符号化率を取得する。
また、制御部113は、PDSCHに適用されるMCSインデックスを決定する。具体的には、制御部113は、CQIテーブル116から取得された変調方式及び符号化率に対応するMCSインデックスを、MCSテーブル117から取得する。なお、MCSは、上記変調方式及び符号化率に対応する変調次数及びトランスポートサイズ(TBS)インデックスの少なくとも一つを示す。
制御部113は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置から構成することができる。
PDSCH送信処理部114は、PDSCHによるユーザデータ及び上位レイヤ制御情報の送信処理(例えば、符号化、変調など)を行う。具体的には、PDSCH送信処理部114は、制御部113で決定された変調方式及び符号化率を用いて、PDSCHを変調及び符号化する。ここで、PDSCHが特定の送信方式(後述)で送信される場合、上位レイヤ制御情報は、TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得(適用)することを示す指示情報を含んでもよい。
具体的には、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)は、特定の値(例えば、「26」)のTBSインデックス及び特定の値(例えば、「100」)のPRB数用のTBSとして、TBSテーブル(例えば、図6)とは別に設定される値を取得(適用)することを示す指示情報(例えば、altTBS)を含んでもよい(第1の態様)。また、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)は、新たなMCSテーブル(例えば、図7B)や、TBSテーブル(例えば、図6)の修正用テーブル(例えば、図8)を適用することを示す指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)を含んでもよい(第2の態様)。また、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)は、所定の係数(例えば、nPRB−Coeff)を含んでもよい。
また、PDSCH送信処理部114は、特定の送信方式でPDSCHを送信するための送信処理を行ってもよい。ここで、特定の送信方式とは、例えば、TM9であること、TM9又はTM10であること、CSI−RSのポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及び、MBSFNサブフレームではないこと、の少なくとも一つである。当該特定の送信方式を示す情報は、上位レイヤシグナリングにより、ユーザ端末20に通知されてもよい。
PDCCH/EPDCCH送信処理部115は、PDCCH/EPDCCHによる下り制御情報(DCI)の送信処理(例えば、符号化、変調など)を行う。具体的には、PDCCH/EPDCCH送信処理部115は、制御部113で決定されたMCSインデックスを含むDCIを生成し、送受信部103を介して送信する。
PDSCH送信処理部114及びPDCCH/EPDCCH送信処理部115は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
CQIテーブル116は、CQIと変調方式と符号率とを関連付けるテーブルである。MCSテーブル117は、MCSと変調次数とトランスポートブロックサイズ(TBS)を示すTBSインデックスとを関連付けるテーブルである。なお、MCSテーブル117は、既存のMCSテーブル(図3、図7A)であってもよいし、新たなMCSテーブル(図7B)であってもよい(第2の態様)。
<ユーザ端末>
図12は、本発明の一実施形態に係るに係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、それぞれアンプ部202で増幅される。各送受信部203はアンプ部202で増幅された下り信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。また、送受信部203は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
図13は、本実施の形態に係るユーザ端末20の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204などによって構成される。図13に示すように、ユーザ端末20は、測定部211、制御部212、PUSCH送信処理部213、PUCCH送信処理部214、PDCCH/EPDCCH受信処理部215、PDSCH受信処理部216、CQIテーブル217、MCSテーブル218、TBSテーブル219を具備する。
測定部211は、無線基地局10からの参照信号のチャネル品質を測定する。チャネル品質は、例えば、SNR、SINRなどであってもよい。測定部211は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
制御部212は、測定部211で測定されたチャネル品質に基づいて、PDSCHに適用可能な変調方式及び符号化率を示すCQIを、CQIテーブル217から取得する。ここで、PDSCHに適用可能な変調方式及び符号化率とは、例えば、PDSCHのブロックエラー率(BLER)が10%となる条件を満たす変調方式及び符号化率である。
制御部212は、PDCCH/EPDCCH受信処理部215で取得されたMCSインデックスに基づいて、PDSCHに適用される変調方式及び/又は符号化率を取得する。具体的には、制御部212は、MCSテーブル218から、PDCCH/EPDCCH受信処理部215で取得されたMCSに対応する変調次数及びTBSインデックスを取得する。
制御部212は、TBSインデックスとPRB(リソースブロック)数とTBSとを関連付けるTBSテーブル219から、PDCCH/EPDCCH受信処理部215で取得されたMCSインデックスに対応するTBSインデックスと当該PDSCHに割り当てられるPRB数とに関連付けられるTBSを取得する。
具体的には、制御部212は、PDSCHが特定の送信方式で送信される場合、TBSテーブル219から取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得する。上述の通り、特定の送信方式とは、例えば、TM9であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及び、MBSFNサブフレームではないこと、の少なくとも一つである。
制御部212は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であり、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)である場合、TBSインデックスとPRB数とTBSとを関連付けるTBSテーブルとは別に設定される値のTBSを取得してもよい(第1の態様)。
制御部212は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合、TBSテーブルで規定されていない値(例えば、「34」)のTBSインデックスと各PRB数のTBSとを関連付ける修正用テーブルから、当該PDSCHに割り当てられるPRB数に関連付けられるTBSを取得してもよい(第2の態様)。ここで、修正用テーブルにおける各PRB数のTBSは、上記TBSテーブル219における各PRB数のTBSより小さく設定されてもよい。
制御部212は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)である場合、TBSテーブル219から、上記特定の値のTBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得してもよい(第3の態様)。なお、当該PRB数に対する所定の係数の乗算値は、例えば、上記式(2)により算出される。
或いは、制御部212は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信され、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であり、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)である場合、TBSテーブル219から、上記特定の値のTBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得してもよい(第3の態様)。
或いは、制御部212は、PDSCHが上記特定の送信方式で送信される場合、TBSインデックスやPDSCHに割り当てられるPRB数に関係なく、TBSテーブル219から、TBSインデックスと当該PRB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得してもよい(第3の態様)。
また、制御部212は、PDSCHの受信処理に用いられる上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に指示情報が含まれる場合に、TBSから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得してもよい。
具体的には、制御部212は、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に指示情報(例えば、altTBS)が含まれる場合、TBSインデックスが特定の値(例えば、「26」)であり、かつ、当該PDSCHに割り当てられるPRB数が特定の値(例えば、「100」)であれば、TBSテーブルとは別に設定される値を取得(適用)してもよい(第1の態様)。一方、制御部212は、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に指示情報(例えば、altTBS)が含まれない場合、TBSテーブルからTBSを取得してもよい。
また、制御部212は、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)が含まれる場合、新たなMCSテーブル(例えば、図7B)からMCSインデックスに対応するTBSインデックスを取得し、修正用テーブル(例えば、図8)からTBSインデックスとPDSCHに割り当てられるPRB数に対応するTBSを取得してもよい(第2の態様)。
また、制御部212は、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に所定の係数(例えば、nPRB−Coeff)が含まれる場合、ユーザ端末は、上記所定の係数を乗算したPRB数に基づいて、TBSテーブルからTBSを取得してもよい(第3の態様)。
一方、制御部212は、上位レイヤ制御情報(例えば、PDSCH−Config)に指示情報(例えば、altMod−TBS−Table)が含まれない場合、既存のMCSテーブル(例えば、図7A)からMCSインデックスに対応するTBSインデックスを取得し、MCSテーブル(例えば、図6)からTBSインデックスとPDSCHに割り当てられるPRB数に対応するTBSを取得してもよい。
PUSCH送信処理部213は、PUSCHによるユーザデータ及び上位レイヤ制御情報の送信処理(例えば、符号化、変調など)を行う。具体的には、PUSCH送信処理213は、制御部212で決定されたCQIを、送受信部203を介して送信する。
PUCCH送信処理部214は、PUCCHによる上り制御情報(UCI)の送信処理(例えば、符号化、変調など)を行う。具体的には、PUCCH送信処理部214は、制御部212で決定されたCQIを、送受信部203を介して送信する。
PUSCH送信処理部213及びPUCCH送信処理部214は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
PDCCH/EPDCCH受信処理部215は、PDCCHによる下り制御情報(DCI)の受信処理(例えば、ブラインド復号、復調など)を行う。具体的には、PDCCH/EPDCCH受信処理部215は、DCIに含まれるMCSインデックスや、PDSCHに割り当てられるPRB数などを取得する。
PDSCH受信処理部216は、PDSCHによるユーザデータ及び上位レイヤ制御情報の受信処理(例えば、復調、復号など)を行う。具体的には、PDSCH受信処理部216は、制御部212で取得された変調方式及びTBSを用いて、PDSCHを変調及び符号化する。また、PDSCH受信処理部216は、上記特定の送信方式で送信されるPDSCHの受信処理を行ってもよい。
PDCCH/EPDCCH受信処理部215及びPDSCH受信処理部216は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。
CQIテーブル217は、上述のCQIテーブル116と同様であるため、説明を省略する。また、MCSテーブル218は、上述のMCSテーブル117と同様であるため、説明を省略する。TBSテーブル219は、TBSインデックスと、トランスポートブロックあたりのPRB数に応じたTBSとを関連付けるテーブルである。TBSテーブル219は、第2の態様において上述の修正用テーブルを含んでもよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。つまり、本発明の一実施形態に係る無線基地局、ユーザ端末などは、本発明に係る無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末20の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。
ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部212は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって)行われてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…マクロ基地局
12、12a、12b…スモール基地局
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
111…PUSCH受信処理部
112…PUCCH受信処理部
113…制御部
114…PDSCH送信処理部
115…PDCCH/EPDCCH送信処理部
116…CQIテーブル
117…MCSテーブル
211…測定部
212…CQI決定部
213…PUSCH送信処理部
214…PUCCH送信処理部
215…PDCCH/EPDCCH受信処理部
216…PDSCH受信処理部
217…CQIテーブル
218…MCSテーブル
219…TBSテーブル
本発明の一態様に係るユーザ端末は、下り共有チャネルを受信する受信部と、前記下り共有チャネルに用いられる変調符号化方式(MCS)インデックス値に対応するトランスポートブロックサイズ(TBS)インデックス値と、前記下り共有チャネルに割り当てられるリソースブロック(RB)数とに基づいて、前記下り共有チャネルに用いられるTBSを取得する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信され、かつ、前記MCSインデックス値が特定の値である場合、該特定の値に対応するTBSインデックス値が変更され、変更されたTBSインデックス値と前記RB数とに基づいて、前記TBSを取得することを特徴とする。


Claims (10)

  1. 下り共有チャネルを受信するユーザ端末であって、
    変調符号化方式(MCS)インデックスを受信する受信部と、
    TBSインデックスとリソースブロック(RB)数とトランスポートブロックサイズ(TBS)とを関連付けるTBSテーブルから、前記MCSインデックスに対応するTBSインデックスと前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数とに関連付けられるTBSを取得する制御部と、を具備し、
    前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信される場合、前記TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信され、かつ、前記TBSインデックスが特定の値であり、かつ、前記特定の送信方式の下り共有チャネルに割り当てられるRB数が特定の値である場合、前記TBSテーブルとは別に設定される値のTBSを取得することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記受信部は、前記下り共有チャネルの受信に用いられる上位レイヤ制御情報を受信し、
    前記制御部は、前記TBSテーブルとは別に設定される値のTBSの取得を指示する指示情報が前記上位レイヤ制御情報に含まれる場合、前記TBSテーブルとは別に設定される値のTBSを取得することを特徴とする請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信され、かつ、前記TBSインデックスが特定の値である場合、前記TBSテーブルで規定されない値のTBSインデックスとRB数とTBSとを関連付ける修正用テーブルから、前記特定の送信方式の下り共有チャネルに割り当てられるRB数に関連付けられるTBSを取得することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  5. 前記受信部は、前記下り共有チャネルの受信に用いられる上位レイヤ制御情報を受信し、
    前記制御部は、前記修正用テーブルからTBSを取得することを指示する指示情報が前記上位レイヤ制御情報に含まれる場合、前記修正用テーブルから前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数に関連付けられるTBSを取得することを特徴とする請求項4に記載のユーザ端末。
  6. 前記制御部は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信され、かつ、前記TBSインデックスが特定の値である場合、又は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信され、かつ、前記TBSインデックスが特定の値であり、かつ、前記特定の送信方式の下り共有チャネルに割り当てられるRB数が特定の値である場合、前記TBSテーブルから、前記特定の値のTBSインデックスと前記RB数に所定の係数を乗算した値とに関連付けられるTBSを取得することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  7. 前記特定の送信方式は、送信モード9又は送信モード10であること、CSI−RS(Channel State Information-Reference Signal)のポート数が4又は8であること、3レイヤ以上の空間多重であること、及びMBSFN(Multicast-Broadcast Single-Frequency Network)サブフレームではないことの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のユーザ端末。
  8. 前記TBSインデックスの特定の値は、26であることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載のユーザ端末。
  9. 下り共有チャネルを送信する無線基地局であって、
    変調符号化方式(MCS)インデックスを送信する送信部と、
    前記下り共有チャネルに用いられるトランスポートブロックサイズ(TBS)を制御する制御部と、を具備し、
    ユーザ端末において、前記TBSは、TBSインデックスとリソースブロック(RB)数とトランスポートブロックサイズ(TBS)とを関連付けるTBSテーブルから、前記MCSインデックスに対応するTBSインデックスと前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数とに基づいて取得され、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信される場合、前記TBSは、前記TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値に設定されることを特徴とする無線基地局。
  10. 下り共有チャネルを受信するユーザ端末における無線通信方法であって、
    変調符号化方式(MCS)インデックスを受信する工程と、
    TBSインデックスとリソースブロック(RB)数とトランスポートブロックサイズ(TBS)とを関連付けるTBSテーブルから、前記MCSインデックスに対応するTBSインデックスと前記下り共有チャネルに割り当てられるRB数とに関連付けられるTBSを取得する工程と、を有し、
    前記ユーザ端末は、前記下り共有チャネルが特定の送信方式で送信される場合、前記TBSテーブルから取得されるTBSよりも小さい値のTBSを取得することを特徴とする無線通信方法。

JP2015159243A 2015-08-11 2015-08-11 ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 Active JP6042505B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015159243A JP6042505B1 (ja) 2015-08-11 2015-08-11 ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
US15/751,528 US10938505B2 (en) 2015-08-11 2016-08-08 User terminal, radio base station, and radio communication method
EP16835163.3A EP3331274A4 (en) 2015-08-11 2016-08-08 User terminal, wireless base station, and wireless communication method
CN201680047402.4A CN107925921A (zh) 2015-08-11 2016-08-08 用户终端、无线基站以及无线通信方法
PCT/JP2016/073364 WO2017026466A1 (ja) 2015-08-11 2016-08-08 ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015159243A JP6042505B1 (ja) 2015-08-11 2015-08-11 ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6042505B1 JP6042505B1 (ja) 2016-12-14
JP2017038287A true JP2017038287A (ja) 2017-02-16

Family

ID=57543865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015159243A Active JP6042505B1 (ja) 2015-08-11 2015-08-11 ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10938505B2 (ja)
EP (1) EP3331274A4 (ja)
JP (1) JP6042505B1 (ja)
CN (1) CN107925921A (ja)
WO (1) WO2017026466A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106559171B (zh) * 2015-09-25 2020-07-10 中兴通讯股份有限公司 Cqi信息接收方法、发送方法、接收装置及发送装置
CN108023666B (zh) * 2016-11-03 2020-07-28 华为技术有限公司 无线通信的方法和装置
WO2018174564A1 (ko) 2017-03-23 2018-09-27 엘지전자 주식회사 전송 블록 크기를 결정하는 방법 및 무선 기기
CN109120375B (zh) 2017-06-23 2022-07-12 三星电子株式会社 使用调制、编码方案和传输块大小的无线通信方法和设备
ES2880040T3 (es) * 2017-11-17 2021-11-23 Zte Corp Métodos, aparato y sistemas para determinar un tamaño de bloque de transporte en una comunicación inalámbrica
EP3780720A4 (en) * 2018-04-05 2021-12-01 Ntt Docomo, Inc. USER TERMINAL AND WIRELESS BASE STATION
JP7370971B2 (ja) * 2018-05-23 2023-10-30 株式会社Nttドコモ 端末、無線通信方法、基地局及びシステム
CN110611549B (zh) * 2018-06-15 2021-04-09 华为技术有限公司 一种确定传输块大小的方法、传输方法及装置
WO2020039481A1 (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 株式会社Nttドコモ ユーザ端末及び無線通信方法
JP7301978B2 (ja) * 2019-08-14 2023-07-03 株式会社Nttドコモ 端末、通信方法、基地局及びシステム
CN111316583B (zh) * 2020-02-11 2023-04-11 北京小米移动软件有限公司 数据传输方法、数据传输装置及存储介质
WO2022032659A1 (en) * 2020-08-14 2022-02-17 Zte Corporation Method for a transport block size determination procedure
CN112333697B (zh) * 2020-10-28 2022-07-15 武汉虹旭信息技术有限责任公司 Lte中物理下行共享信道的解码方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8537750B2 (en) * 2009-06-02 2013-09-17 Futurewei Technologies, Inc. System and method for transport block size design for multiple-input, multiple-output (MIMO) in a wireless communications system
WO2014146277A1 (zh) * 2013-03-21 2014-09-25 华为终端有限公司 数据传输方法、基站及用户设备
JP6103129B2 (ja) * 2013-03-22 2017-03-29 富士通株式会社 チャネル品質指示の構成方法、変調符号化スキームの構成方法及び装置
US9130784B2 (en) * 2013-04-22 2015-09-08 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for enhanced modulation in a wirless communication system
CN105580297B (zh) * 2013-09-27 2018-10-23 三星电子株式会社 用于先进lte的发现信号的方法和装置
CN104753631A (zh) 2013-12-30 2015-07-01 中兴通讯股份有限公司 一种256qam的调度方法、基站及用户设备
US9860091B2 (en) * 2014-01-30 2018-01-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Table design for 256 quadrature amplitude modulation
US9736830B2 (en) * 2014-01-30 2017-08-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Systems and methods utilizing an efficient TBS table design for 256QAM in a cellular communications network
WO2016018079A1 (ko) 2014-08-01 2016-02-04 엘지전자 주식회사 하향링크 신호 수신 방법 및 사용자기기와, 하향링크 신호 전송 방법 및 기지국
US10039030B2 (en) * 2015-04-22 2018-07-31 Lg Electronics Inc. Method for transmitting and receiving signals in wireless communication system, and device for performing same

Also Published As

Publication number Publication date
EP3331274A4 (en) 2018-08-29
US10938505B2 (en) 2021-03-02
US20180241500A1 (en) 2018-08-23
EP3331274A1 (en) 2018-06-06
CN107925921A (zh) 2018-04-17
JP6042505B1 (ja) 2016-12-14
WO2017026466A1 (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210212039A1 (en) Terminal, base station, radio communication method, and system
JP6042505B1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
JP6462751B2 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
CN108028714B (zh) 用户终端、无线基站及无线通信方法
WO2017078147A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
EP3316640A1 (en) User terminal, wireless base station, and wireless communication method
CN107926002B (zh) 用户终端、无线基站以及无线通信方法
US20200213040A1 (en) User terminal, radio base station and radio communication method
AU2017404993A1 (en) User terminal and radio communication method
US20180139732A1 (en) User terminal, radio base station, and radio communication method
US11088790B2 (en) User terminal, radio base station, and radio communication method
JP2016219895A (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
US10548138B2 (en) User terminal, radio base station and radio communication method using signals multiplexed in the power domain
WO2017038532A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2017038674A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2016121914A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2017038533A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2017033842A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
US20190014588A1 (en) User terminal, radio base station, and radio communication method
WO2017038672A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2017078032A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2016190215A1 (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6042505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250