JP7071500B2 - 無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定する方法、装置、およびシステム - Google Patents

無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定する方法、装置、およびシステム Download PDF

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Description

本開示は、概して、無線通信に関し、より具体的には、無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定する方法、装置、およびシステムに関する。
無線ネットワーキングシステムは、普及した手段となってきており、それによって世界中の人々の大多数が通信するようになってきている。典型的な無線通信ネットワーク(例えば、周波数、時間、および/またはコード分割技法を採用する)は、それぞれ、地理的無線カバレッジを提供する1つ以上の基地局(典型的に、「BS」として公知である)と、無線カバレッジ内でデータを伝送および受信し得る1つ以上の無線ユーザ機器デバイス(典型的に、「UE」として公知である)とを含む。
無線通信システム、例えば、第5世代(5G)新無線(NR)ネットワークにおいて、トランスポートブロック(TB)が、通常、エンコードされ、次いで、送信される。UEは、ダウンリンク制御情報(DCI)から変調次数、符号レート、およびレイヤの数を取得し、DCIにおいて分配された時間および周波数領域範囲からリソース要素の数を計算することができる。UEは、これらの伝送パラメータに基づいて、中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を取得し、チャネルコーディングの要件に従って、実際の伝送されるTBSを決定することができる。コーディング利得は、異なるトランスポートブロックサイズに関して異なる。概して、より小さいトランスポートブロックは、より大きいトランスポートブロックによって取得されるそれより小さいコーディング利得を取得し得る。しかし、トランスポートブロックのサイズがある値を超えると、コーティング利得の増加は、明白ではない。
既存のシステムにおいて、トランスポートブロックサイズ(TBS)は、ある式を通して計算され、物理リソースブロック(PRB)の数がより小さいとき、および、変調およびコーディングスキーム(MCS)のレベルがより低いとき、TBSは、より小さく、結果として生じる小さいトランスポートブロックの性能は、不良である。すなわち、同じターゲットブロックエラーレート(BLER)を達成するために、より小さいトランスポートブロックのために要求される信号対雑音比(SNR)は、大きいトランスポートブロックのために要求されるSNRよりも高い。したがって、計算されたTBSが小さいとき、TBSが伝送され得る実際のTBSからわずかに外れると、同じターゲットBLERに到達するために要求されるSNRは、大幅に変化し、それは、不安定なリンク性能を引き起こす。
加えて、異なる変調次数下で計算されるTBSおよび同じターゲットBLERを達成するために要求されるSNRは、MCSテーブルにおけるいくつかの規則に従う。PRBの数が一定であり、変調次数が一定であるとき、SNRの値は、スペクトル効率(SE)または符号レート(CR)の増加とともに増加する。加えて、隣接するMCSのSNR変化(ΔSNRと称される)は、隣接するMCSのSE変化(ΔSEと称される)と釣り合わせられる。しかし、実際のMCSテーブルにおいて、異なる変調次数の隣接するMCSの同じスペクトル効率を確実にするために、それは、同じ変調次数の隣接するMCSのΔSE値の不均一な分布をもたらし得、それは、変調次数ホッピングにおける不均一なΔSNR値につながり、再び、リンクの安定性に影響を及ぼす。
さらに、任意の数のPRBおよび任意のMCS変調次数に関して、TBSが既存の式を使用して計算された後、式中のパラメータのうちのいずれか1つが変化する場合、計算されたTBSも、変化するであろう。初期伝送中および再伝送中の2つの計算されたTBSは、異なり得るので、伝送は、続けられることができない。
したがって、無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定するための既存のシステムおよび方法は、完全には満足の行くものではない。
本明細書に開示される例示的実施形態は、従来技術において提示される問題のうちの1つ以上のものに関連する問題を解決すること、および、付随の図面と併せて検討されるとき、以下の詳細な説明を参照することによって容易に明白となるであろう追加の特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態に従って、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、例として提示されることを理解されたく、開示される実施形態の種々の修正が、本開示の範囲内に留まりながら行われ得ることが、本開示を熟読する当業者に明白となるであろう。
一実施形態において、無線通信デバイスによって実施される方法が、開示される。方法は、無線通信ノードから制御情報を受信することであって、制御情報は、無線通信デバイスと無線通信ノードとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを含む、ことと、複数の伝送パラメータに基づいて、トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、少なくとも1つのイベントに応答して、中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させることと、量子化組の中にあり、かつ修正されたTBSより小さくないTBSのうちの修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することであって、量子化組における各TBSは、8およびトランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量の最小公倍数で割り切れる、こととを含む。
さらなる実施形態において、無線通信ノードによって実施される方法が、開示される。方法は、無線通信デバイスと無線通信ノードとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを発生させることと、複数の伝送パラメータに基づいて、トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、少なくとも1つのイベントに応答して、中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させることと、量子化組の中にあり、かつ修正されたTBSより小さくないTBSのうちの修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することであって、量子化組における各TBSは、8およびトランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量の最小公倍数で割り切れる、ことと、複数の伝送パラメータおよび最終TBSを含む制御情報を無線通信デバイスに伝送することとを含む。
異なる実施形態において、いくつかの実施形態において開示される方法を実行するように構成された無線通信デバイスが、開示される。
さらに別の実施形態において、いくつかの実施形態において開示される方法を実行するように構成された無線通信ノードが、開示される。
なおも別の実施形態において、いくつかの実施形態において開示される方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体が、開示される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
無線通信デバイスによって実施される方法であって、前記方法は、
無線通信ノードから制御情報を受信することであって、前記制御情報は、前記無線通信デバイスと無線通信ノードとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを含む、ことと、
前記複数の伝送パラメータに基づいて、前記トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、
少なくとも1つのイベントに応答して、前記中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させることと、
量子化組の中にあり、かつ前記修正されたTBSより小さくないTBSのうちの前記修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、前記トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することと
を含み、
前記量子化組における各TBSは、8と前記トランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量との最小公倍数で割り切れる、方法。
(項目2)
前記量子化組における各TBSに関して、前記TBSと前記トランスポートブロックに関する巡回冗長チェックビットの数量との合計は、前記最小公倍数で割り切れる、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記量子化組における各TBSは、24~8424であり、前記TBSが増加するにつれて、前記量子化組におけるあるTBSから次のTBSまでの量子化ステップは、8から128まで増加する、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記量子化ステップは、
前記量子化組の粒度が閾値より大きいことと、
前記最終TBSがトランスポートブロックの初期伝送および再伝送の両方に関して同じであることと
を確実にするように決定される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記複数の伝送パラメータは、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成されたレイヤの数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レートと、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量と、
各物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のためのリソース要素の合計数量であって、前記リソース要素の合計数量は、前記物理リソースブロックの数量と前記物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量との積である、リソース要素の合計数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成されたスペクトル効率であって、前記スペクトル効率は、前記変調次数と前記符号レートとの積に等しい、スペクトル効率と
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記少なくとも1つのイベントは、
前記物理リソースブロックの数量が第1の閾値より小さいこと、
前記変調次数が第2の閾値より小さいこと、
前記リソース要素の合計数量が第3の閾値より小さいこと、および、
前記中間TBSが第4の閾値より小さいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記中間TBSを修正することは、
前記物理リソースブロックの数量、前記変調次数、および前記スペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、補正係数を決定することと、
前記中間TBSを前記補正係数で乗算し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記中間TBSを修正することは、
前記リソース要素の前記合計数量と量子化後のリソース要素数量の組とに基づいて、リソース要素の修正された数量を決定することと、
前記中間TBSの計算において前記リソース要素の合計数量を前記リソース要素の修正された数量と置換し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目9)
前記中間TBSを修正することは、
前記物理リソースブロックの数量、前記変調次数、および前記スペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、修正された符号レートを決定することと、
前記中間TBSの計算において前記符号レートを前記修正された符号レートと置換し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目10)
前記修正されたTBSに基づく前記トランスポートブロックの伝送は、前記中間TBSに直接基づく前記トランスポートブロックの伝送より良好なリンク安定性につながる、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記リンク安定性は、計算されたTBSと前記伝送のために使用される実際のTBSとの間の不一致を所与として、前記トランスポートブロックの伝送に関するターゲットブロックエラーレートを達成するために要求される信号対雑音比の変化に基づいて決定される、項目10に記載の方法。
(項目12)
無線通信ノードによって実施される方法であって、前記方法は、
無線通信デバイスと前記無線通信ノードとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを発生させることと、
前記複数の伝送パラメータに基づいて、前記トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、
少なくとも1つのイベントに応答して、前記中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させることと、
量子化組の中にあり、かつ前記修正されたTBSより小さくないTBSのうちの前記修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、前記トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することであって、前記量子化組における各TBSは、8と前記トランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量との最小公倍数で割り切れる、ことと、
前記複数の伝送パラメータおよび前記最終TBSを含む制御情報を前記無線通信デバイスに伝送することと
を含む、方法。
(項目13)
前記量子化組における各TBSに関して、前記TBSと前記トランスポートブロックに関する巡回冗長チェックビットの数量との合計は、前記最小公倍数で割り切れる、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記量子化組における各TBSは、24~8424であり、前記TBSが増加するにつれて、前記量子化組におけるあるTBSから次のTBSまでの量子化ステップは、8から128まで増加する、項目12に記載の方法。
(項目15)
前記量子化ステップは、
前記量子化組の粒度が閾値より大きいことと、
前記最終TBSがトランスポートブロックの初期伝送および再伝送の両方に関して同じであることと
を確実にするように決定される、項目12に記載の方法。
(項目16)
前記複数の伝送パラメータは、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成されたレイヤの数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レートと、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量と、
各物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のためのリソース要素の合計数量であって、前記リソース要素の合計数量は、前記物理リソースブロックの数量と前記物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量との積である、リソース要素の合計数量と、
前記トランスポートブロックの伝送のために構成されたスペクトル効率であって、前記スペクトル効率は、前記変調次数と前記符号レートとの積に等しい、スペクトル効率と
のうちの少なくとも1つを含む、項目12に記載の方法。
(項目17)
前記少なくとも1つのイベントは、
前記物理リソースブロックの数量が第1の閾値より小さいこと、
前記変調次数が第2の閾値より小さいこと、
前記リソース要素の合計数量が第3の閾値より小さいこと、および、
前記中間TBSが第4の閾値より小さいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記中間TBSを修正することは、
前記物理リソースブロックの数量、前記変調次数、および前記スペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、補正係数を決定することと、
前記中間TBSを前記補正係数で乗算し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記中間TBSを修正することは、
前記リソース要素の前記合計数量と量子化後のリソース要素数量の組とに基づいて、リソース要素の修正された数量を決定することと、
前記中間TBSの計算において前記リソース要素の合計数量を前記リソース要素の修正された数量と置換し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
前記中間TBSを修正することは、
前記物理リソースブロックの数量、前記変調次数、および前記スペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、修正された符号レートを決定することと、
前記中間TBSの計算において前記符号レートを前記修正された符号レートと置換し、前記修正されたTBSを発生させることと
を含む、項目16に記載の方法。
(項目21)
前記修正されたTBSに基づく前記トランスポートブロックの伝送は、前記中間TBSに直接基づく前記トランスポートブロックの伝送より良好なリンク安定性につながる、項目12に記載の方法。
(項目22)
前記リンク安定性は、計算されたTBSと前記伝送のために使用される実際のTBSとの間の不一致を所与として、前記トランスポートブロックの伝送に関するターゲットブロックエラーレートを達成するために要求される信号対雑音比の変化に基づいて決定される、項目21に記載の方法。
(項目23)
項目1-11のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された無線通信デバイス。
(項目24)
項目12-22のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された無線通信ノード。
(項目25)
項目1-22のいずれか1項に記載の方法を実装するためのコンピュータ実行可能命令を記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
本開示の種々の例示的実施形態が、以下の図を参照して、下で詳細に説明される。図面は、図示のみを目的として提供され、単に、本開示の読者の理解を促進するために、本開示の例示的実施形態を描写する。したがって、図面は、本開示の範疇、範囲、または可用性の限定と見なされるべきではない。明確化および容易な図示のために、これらの図面は、必ずしも縮尺通りに描かれないことに留意されたい。
図1Aは、本開示のある実施形態による本明細書に開示される技法が実装され得る例示的通信ネットワークを図示する。
図1Bは、従来技術のある実施形態によるリンク安定性変化対変調およびコーディングスキーム(MCS)インデックスの例示的シミュレーション結果を図示する。
図1Cは、従来技術のある実施形態による信号対雑音比(SNR)性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果を図示する。
図2は、本開示のいくつかの実施形態によるユーザ機器(UE)のブロック図を図示する。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定するためにUEによって実施される方法に関するフローチャートを図示する。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による基地局(BS)のブロック図を図示する。
図5は、本開示のいくつかの実施形態による無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定するためにBSによって実施される方法に関するフローチャートを図示する。
図6Aは、本開示のある実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果を図示する。
図6Bは、本開示のある実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果を図示する。
図7Aは、本開示のある実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスの別の例示的シミュレーション結果を図示する。
図7Bは、本開示のある実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの別の例示的シミュレーション結果を図示する。
図8Aは、本開示のある実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスのさらに別の例示的シミュレーション結果を図示する。
図8Bは、本開示のある実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスのさらに別の例示的シミュレーション結果を図示する。
図9は、本開示のある実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの異なる例示的シミュレーション結果を図示する。
図10Aは、本開示のある実施形態による非量子化TBSの例示的分布を図示する。
図10Bは、本開示のある実施形態による量子化TBSの例示的分布を図示する。
図11Aは、本開示のある実施形態による非量子化TBSの別の例示的分布を図示する。
図11Bは、本開示のある実施形態による量子化TBSの別の例示的分布を図示する。
図12Aは、本開示のある実施形態による非量子化TBSのさらに別の例示的分布を図示する。
図12Bは、本開示のある実施形態による量子化TBSのさらに別の例示的分布を図示する。
本開示の種々の例示的実施形態が、当業者が本開示を作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して、下で説明される。当業者に明白であろうように、本開示の熟読後、本明細書に説明される例の種々の変更または修正が、本開示の範囲から逸脱することなく行われることができる。したがって、本開示は、本明細書に説明および例証される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序および/または階層は、単に、例示的アプローチである。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序もしくは階層は、本開示の範囲内に留まりながら再配列されることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、サンプル順序における種々のステップまたは行為を提示し、本開示は、明確に別様に記載されない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
無線通信システム、例えば、第5世代(5G)新無線(NR)ネットワークにおいて、トランスポートブロック(TB)が、通常、エンコードされ、次いで、送信される。コーディング利得は、異なるトランスポートブロックサイズに関して異なる。概して、より小さいトランスポートブロックは、より大きいトランスポートブロックによって取得されるそれより小さいコーディング利得を取得し得る。100ビットの長さを有するトランスポートブロックのコーディング利得は、約5,000ビットの長さを有するトランスポートブロックのそれと約1dB異なり得る。しかし、トランスポートブロックのサイズがある値(例えば、5,000ビット)を超えると、コーティング利得の増加は、明白ではない。
既存のシステムにおいて、トランスポートブロックサイズ(TBS)は、ある式を通して計算され、物理リソースブロック(PRB)の数がより小さいとき、および、変調およびコーディングスキーム(MCS)のレベルがより低いとき、TBSは、より小さい。PRBの数がより大きいとき、および/または、MCSレベルがより高いとき、TBSは、より大きい。したがって、PRBの数がより小さいとき、およびMCSレベルがより低いとき、結果として生じる小さいトランスポートブロックの性能は、不良である。すなわち、同じターゲットブロックエラーレート(BLER)を達成するために、より小さいトランスポートブロックのために要求される信号対雑音比(SNR)は、大きいトランスポートブロックのために要求されるSNRよりも高い。したがって、計算されたTBSが小さいとき、TBSが伝送され得る実際のTBSからわずかに外れると、同じターゲットBLERに到達するために要求されるSNRは、大幅に変化し、それは、安定したリンク性能を取得することに貢献しない。MCSテーブルにおいて、異なる変調次数下で計算されるTBSおよび同じターゲットBLERを達成するために要求されるSNRは、いくつかの規則または傾向に従う。PRBの数が一定であり、変調次数が一定であるとき、SNRの値は、スペクトル効率(SE)または符号レート(CR)の増加とともに増加する。加えて、隣接するMCSのSNR変化(ΔSNRと称される)は、隣接するMCSのSE変化(ΔSEと称される)と釣り合わせられる。すなわち、同じ変調次数の隣接するMCSのΔSEの値間の差異が大きくない(例えば、ΔSE間の差異が0.05を超えない)場合、隣接するMCSのΔSNR値は、比較的に均一であり、対応するリンク安定性も、より良好である。しかし、実際のMCSテーブルにおいて、異なる変調次数の隣接するMCSの同じスペクトル効率を確実にするために、それは、同じ変調次数の隣接するMCSのΔSE値の不均一な分布をもたらし得、それは、変調次数ホッピング(変調次数がMCSテーブルにおけるあるMCSインデックスから隣接するMCSインデックスに変化する場合)における不均一なΔSNR値につながり、リンクの安定性に影響を及ぼす。
下記は、スペクトル効率分析を伴う例示的MCSテーブルである。
Figure 0007071500000001
この問題に応答して、本開示は、トランスポートブロックのサイズを決定する方法を提供する。方法は、リンク安定性を強化する目的を達成するために、補正係数を導入することによって既存のTBS計算を修正する。
さらに、任意の数のPRBおよび任意のMCS変調次数に関して、TBSが式を使用して計算された後、式中のパラメータのうちのいずれか1つが変化する場合、計算されたTBSも、変化するであろう。例えば、初期である:Q=2、R=308/1,024、PRBの数は2、PRBあたりのREの数は132、TBSは、120。次いで、再伝送のために分配されるパラメータは、以下である:Q=2、R=379/1,024、PRBの数は2、PRBあたりのREの数は132、TBSは、176。2つの計算されたTBSは、異なるので、伝送は、続けられることができない。
この問題に応答して、トランスポートブロックサイズが初期伝送中および再伝送中に同じであることに配慮して、本開示は、TBSを量子化し、TBSの組またはTBSテーブルを取得する方法を提供する。UEは、TBSテーブルにおいて、計算されたTBSの四捨五入、切り上げ、または切り捨ての観点から計算されたTBSに最も近いTBSを伝送のために使用されるTBSであるように選択することができる。量子化ステップサイズが、TBSの増加とともに増加するので、開示される方法は、複雑なオンライン計算を回避し、伝送に関するTBS粒度が良好であることを確実にし、TBSが初期伝送および再伝送において同じであることを確実にすることができる。
本教示に開示される方法は、無線通信ネットワークにおいて実装されることができ、BSおよびUEは、通信リンクを介して、例えば、BSからUEへのダウンリンク無線フレームを介して、またはUEからBSへのアップリンク無線フレームを介して互いに通信することができる。種々の実施形態において、本開示におけるBSは、次世代Node B(gNB)、E-UTRAN Node B(eNB)、送受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP)等を含むか、または、それとして実装されることができる一方、本開示におけるUEは、移動局(MS)、無線局(STA)等を含むか、または、それとして実装されることができる。BSおよびUEは、それぞれ、「無線通信ノード」および「無線通信デバイス」の非限定的例として本明細書に説明され得、それらは、本開示の種々の実施形態に従って、本明細書に開示される方法を実践することができ、無線および/または有線通信が可能であり得る。
図1Aは、本開示のある実施形態による本明細書に開示される技法が実装され得る例示的通信ネットワーク100を図示する。図1Aに示されるように、例示的通信ネットワーク100は、基地局(BS)101と、複数のUEであるUE1 110、UE2 120・・・UE3 130とを含み、BS101は、いくつかの無線プロトコルに従ってUEと通信することができる。例えば、ダウンリンク伝送前、BS101は、ダウンリンク制御情報(DCI)をUE、例えば、UE1 110に伝送し、BS101からUE1 110に伝送されるようにトランスポートブロック(TB)をスケジューリングする。DCIは、伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを含み得る。複数の伝送パラメータに基づいて、UEは、トランスポートブロックの伝送に関するトランスポートブロックサイズ(TBS)を決定し得る。種々の実施形態によると、TBS決定は、BSおよび/またはUEによって実施され得、ダウンリンクおよび/またはアップリンクTB伝送に適用され得る。
下記は、TBS決定のための既存の式を使用することによってTBSを計算する方法である。計算方法は、トランスポートブロックビットサイズの中間値TBS_tempを達成するために、NRE×ν×Q×Rを計算することである。これらのパラメータの意味は、以下のように示される:νは、トランスポーテーションのレイヤの数であり、Qは、MCSインデックスから取得され得る変調次数であり、Rは、MCSのインデックスに従って取得され得る符号レートであり、NREは、その値が
Figure 0007071500000002
である、リソース要素(RE)の数であり、式中、
Figure 0007071500000003
は、分配されるPRBの数であり、Yは、PRBあたりのREの数であるXの量子化値であり、
Figure 0007071500000004
であり、Xは、分配される持続時間における各PRBにおいて復調基準信号(DMRS)によって占有されるREの数であり、Xohは、準静的に決定されるチャネルステータスインジケータ基準信号(CSI-RS)およびCORESET情報によって占有される合計オーバーヘッドであり、アップリンクおよびダウンリンクの占有率は、同じではないこともある。中間値TBS_tempが取得された後、実際のTBSは、チャネルコーディングに従って決定される。TBSは、(a)8の倍数であること、および、(b)コードブロックサイズ(CBS)が分割後の各コードブロックに関して等しいことを含む要件を満たさなければならないと決定されている。具体的計算方法は、以下を含む:コードブロック分割要件に基づいて、中間値を介してブロックの数Cを最初に決定し、次いで、8とCとの最小公倍数(すなわち、LCM(8,C))を求め、TBSを定量化する。すなわち、TBS=function(TBS_temp/δ)×δであり、式中、function(・)は、元の値を四捨五入すること、切り上げること、切り捨てること、または維持することを意味し、δは、TBSの量子化ステップサイズであり、その値は、8とコードブロック数Cとの最小公倍数である(すなわち、δ=LCM(8,C))。
TBSを決定する上で言及される方法に基づいて、PRBの数が小さく、変調次数が低いとき、計算されたTBSは、小さく、実際の伝送されるTBSから外れ、非常に不安定なリンクをもたらし得る。例えば、分配されるREの数が132であり、PRBの数が1であり、レイヤの数が1であるとき、ダウンリンク64直交振幅変調(64QAM)を用いたMCSテーブルのシミュレートされたリンク安定性が、図1Bのプロット140に示される。図1Bは、ターゲットBLER=10%を達成するために方法を使用して計算されたTBSを用いたリンク安定性を表すために、デルタSNR(すなわち、ΔSNR)を利用している。図1Bに示されるように、MCSインデックスが低いとき、デルタSNRは、1付近で安定しないで、0.4~1.7で変動する。
図1Cは、上で言及される方法に基づく、信号対雑音比(SNR)性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果150を図示する。図1Cに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、SNR曲線は、MCSインデックスが高い(例えば、20~28)ときのSNR曲線ほど平滑ではない。図1Cに示されるように、MCSインデックス範囲(例えば、0~10)を所与として、より低いPRB=1に対応するSNR曲線は、より高いPRB=6に対応するSNR曲線ほど平滑ではなく、より平滑なSNR曲線は、より安定したリンクを示す。
下記の表1Dは、分配されるリソース
Figure 0007071500000005
を用いた上で言及される方法に基づいて計算されたTBS値を示す。
Figure 0007071500000006
下記の表1Eは、隣接するMCSのΔSNRのシミュレートされた値を示し、TBS値は、上で言及される方法に基づいて計算され、分配されるリソースは、
Figure 0007071500000007
であり、ターゲットBLER=10%である。
Figure 0007071500000008
上で言及される方法のリンク安定性問題に応答して、本開示は、補正係数を導入することによってTBSの上記の計算式を改良し、関連するパラメータ間の関数関係を決定し、柔軟性を失うことなく安定したリンクを確実にするための新規のTBS計算方法を提供する。
一実施形態において、新規のTBS計算方法は、補正係数βを追加することによって設計される。補正係数は、PRB数および/またはMCS次数および/またはスペクトル効率(または符号レート)の関数である。異なるPRB数および/または異なるMCS次数および/または異なるスペクトル効率(または符号レート)に関して、βの値は、異なり得る。
別の実施形態において、新規のTBS計算方法は、REの合計数を修正することによって設計される。NREは、PRB数および/またはMCS次数の関数である。異なるPRB数および/または異なるMCS次数に関して、REの数は、異なって定量化され得る。
さらに別の実施形態において、新規のTBS計算方法は、符号レートまたはスペクトル効率を修正することによって設計される。それらの各々は、PRB数および/またはMCS次数の関数である。異なるPRB数および/または異なるMCS次数に関して、符号レートまたはスペクトル効率の値は、異なり得る。
本開示は、各所与のTBS範囲内のTBSのための固定された量子化ステップを開発することによって、利用可能なTBS値の組の新規の設計を提供する。TBSのための異なる量子化ステップは、異なる範囲において設計され得;量子化ステップサイズは、TBSが増加すると、増加する。これは、初期伝送中および再伝送中に同じTBSを確実にすることと、利用可能なTBSの粒度が過剰に低くないことを確実にすることとの両方を行うことができる。量子化ステップは、PRBの数および/またはMCS次数および/またはスペクトル効率および/または符号レートの関数でもあり得る。
図2は、本開示のいくつかの実施形態によるユーザ機器(UE)200のブロック図を図示する。UE200は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得るデバイスの例である。図2に示されるように、UE200は、システムクロック202と、プロセッサ204と、メモリ206と、送信機212および受信機214を備える送受信機210と、電力モジュール208と、制御情報分析器220と、中間トランスポートブロックサイズ計算器222と、トランスポートブロックサイズ修正器224と、最終トランスポートブロックサイズ決定器226とを含む筐体240を含む。
本実施形態において、システムクロック202は、UE200の全ての動作のタイミングを制御するために、タイミング信号をプロセッサ204に提供する。プロセッサ204は、UE200の一般的動作を制御し、中央処理ユニット(CPU)および/または汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態マシン、ゲーテッド論理、別々のハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態マシン、またはデータの計算もしくは他の操作を実施し得る任意の他の好適な回路、デバイス、および/または構造の任意の組み合わせ等の1つ以上の処理回路またはモジュールを含むことができる。
読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令およびデータをプロセッサ204に提供することができる。メモリ206の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含むことができる。プロセッサ204は、典型的に、メモリ206内に記憶されるプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を実施する。メモリ206内に記憶される命令(ソフトウェアとしても公知である)は、本明細書に説明される方法を実施するようにプロセッサ204によって実行されることができる。プロセッサ204およびメモリ206は、ソフトウェアを記憶および実行する処理システムを一緒に形成する。本明細書に使用されるように、「ソフトウェア」は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード等と称されるかどうかにかかわらず、1つ以上の所望の機能またはプロセスを実施するように機械またはデバイスを構成し得る任意のタイプの命令を意味する。命令は、コード(例えば、ソードコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、またはコードの任意の他の好適なフォーマットにおける)を含むことができる。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、処理システムに本明細書に説明される種々の機能を実施させる。
送信機212および受信機214を含む送受信機210は、UE200が、遠隔デバイス(例えば、BSまたは別のUE)に、およびそれからデータを伝送および受信することを可能にする。アンテナ250が、典型的に、筐体240に取り付けられ、送受信機210に電気的に結合される。種々の実施形態において、UE200は、(図示せず)複数の送信機と、複数の受信機と、複数の送受信機とを含む。一実施形態において、アンテナ250は、それらの各々が異なる方向を向く複数のビームを形成し得るマルチアンテナアレイ250と置換される。送信機212は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを無線で伝送するように構成されることができ、そのようなパケットは、プロセッサ204によって発生させられる。同様に、受信機214は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを受信するように構成され、プロセッサ204は、複数の異なるパケットタイプのパケットを処理するように構成される。例えば、プロセッサ204は、パケットのタイプを決定し、それに応じて、パケットおよび/またはパケットのフィールドを処理するように構成されることができる。
無線通信において、UE200は、BSから制御情報を受信し得る。制御情報は、本実施形態において、ダウンリンク制御情報(DCI)であり得る。例えば、制御情報分析器220は、受信機214を介して、UE200とBSとの間で、例えば、BSからUE200に伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを含むDCIを受信し得る。制御情報分析器220は、DCIを分析し、トランスポートブロックの伝送のために構成されたレイヤの数量、トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数、トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レート、トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量、各物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量、物理リソースブロックの数量と物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量との積であるトランスポートブロックの伝送のためのリソース要素の合計数量、および、変調次数と符号レートとの積に等しいトランスポートブロックの伝送のために構成されたスペクトル効率のうちの少なくとも1つを含み得る複数の伝送パラメータを識別し得る。制御情報分析器220は、複数の伝送パラメータを含む分析されたDCIを中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算するための中間トランスポートブロックサイズ計算器222に、および中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させるためのトランスポートブロックサイズ修正器224に送信し得る。
この例における中間トランスポートブロックサイズ計算器222は、制御情報分析器220から複数の伝送パラメータを含む分析されたDCIを受信する。複数の伝送パラメータに基づいて、中間トランスポートブロックサイズ計算器222は、BSからUE200に伝送されるべきトランスポートブロックに関する中間TBSを計算する。一実施形態において、中間トランスポートブロックサイズ計算器222は、図1Bおよび図1Cに対応する上で言及される方法に基づいて、中間TBSを計算することができる。中間トランスポートブロックサイズ計算器222は、中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させるために、中間TBSをトランスポートブロックサイズ修正器224に伝送する。
この例におけるトランスポートブロックサイズ修正器224は、制御情報分析器220から複数の伝送パラメータを受信し、中間トランスポートブロックサイズ計算器222から中間TBSを受信することができる。トランスポートブロックサイズ修正器224は、最初に、複数の伝送パラメータのうちの少なくとも1つおよび少なくとも1つの閾値に基づいて、条件が満たされるかどうかを決定する。一実施形態において、以下のうちの少なくとも1つが起こるとき、条件が満たされる:物理リソースブロックの数量が、第1の閾値、例えば、2以下のとき;変調次数が、第2の閾値、例えば、4以下のとき;リソース要素の合計数量が、第3の閾値より小さいとき;および、中間トランスポートブロックが、第4の閾値、例えば、4,000より小さいとき。
条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器224は、中間トランスポートブロックサイズを修正し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。一実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器224は、物理リソースブロックの数量、および変調次数、およびスペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、補正係数を決定し、中間トランスポートブロックサイズを補正係数で乗算し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
別の実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器224は、リソース要素の合計数量および量子化後のリソース要素数量の組に基づいて、リソース要素の修正された数量を決定し、中間トランスポートブロックの計算においてリソース要素の合計数量をリソース要素の修正された数量と置換し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
さらに別の実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器224は、物理リソースブロックの数量、および変調次数、およびスペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、修正された符号レートを決定し、中間トランスポートブロックサイズの計算において符号レートを修正された符号レートと置換し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
異なる実施形態において、修正されたトランスポートブロックサイズは、トランスポートブロックの各々の巡回冗長チェック(CRC)に関するビットを含む。計算されたトランスポートブロックサイズに基づくトランスポートブロックの伝送は、計算されたトランスポートブロックサイズが中間トランスポートブロックサイズであるときのそれよりも、計算されたトランスポートブロックサイズが修正されたトランスポートブロックサイズであるときにより良好なリンク安定性につながる。リンク安定性は、計算されたトランスポートブロックサイズと伝送のために使用される実際のトランスポートブロックサイズとの間の不一致を所与として、トランスポートブロックの伝送に関するターゲットブロックエラーレートを達成するために要求される信号対雑音比の変化に基づいて決定され得る。トランスポートブロックサイズ修正器224は、トランスポートブロックの伝送に関する最終TBSを決定するために、修正されたTBSを最終トランスポートブロックブロックサイズ決定器226に伝送する。
この例における最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、制御情報分析器220から複数の伝送パラメータを受信し、トランスポートブロックサイズ修正器224から修正されたTBSを受信し得る。最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、トランスポートブロックの伝送に関する修正されたトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定することができる。
一実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、量子化されたトランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、以下の伝送パラメータのうちの少なくとも1つの関数である:物理リソースブロックの数量、変調次数、および、スペクトル効率。最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、次いで、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。
別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、修正されたトランスポートブロックサイズを最も近いより大きい整数に切り上げ、整数トランスポートブロックサイズを発生させ;整数トランスポートブロックサイズおよびチャネルコーディングに関連するブロック分割規則に基づいて、トランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量を決定し;整数トランスポートブロックサイズおよびコードブロックの数量に基づいて、最終トランスポートブロックサイズを計算し、トランスポートブロックのブロック分割後の8の倍数と等しいコードブロックサイズとを確実にする。例えば、最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、8とコードブロックの数量との最小公倍数を決定し;最小公倍数によって割り切れ、かつ整数トランスポートブロックサイズより小さくない整数のうちの整数トランスポートブロックサイズに最も近い整数に基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定することができる。1バイトは、8ビットを含むので、8とコードブロックの数量との最小公倍数で割り切れることは、トランスポートブロックのブロック分割後の8の倍数と等しいコードブロックサイズとの両方を確実にする。
本開示において、「XがYで割り切れる」および「XがYによって均一に割り切れる」という表現は、XがYの(正の整数の)倍数であり、余りがないことを意味するために同義的に使用されることができる。
さらに別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、量子化されたトランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、トランスポートブロックサイズが増加するにつれて、増加する。最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、次いで、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。
なおも別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器226は、トランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、量子化組の粒度がある閾値より大きいことを確実にするように決定され;量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。本実施形態において、量子化ステップは、最終トランスポートブロックサイズがトランスポートブロックの初期伝送および再伝送の両方に関して同じであることを確実にするように決定される。
電力モジュール208は、1つ以上のバッテリ等の電源と、電力調整器とを含み、調整された電力を図2の上で説明されるモジュールの各々に提供することができる。いくつかの実施形態において、UE200が、専用外部電源(例えば、壁電気コンセント)に結合される場合、電力モジュール208は、変圧器と、電力調整器とを含むことができる。
上で議論される種々のモジュールは、バスシステム230によって一緒に結合される。バスシステム230は、データバス、および、例えば、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、および/またはステータス信号バスを含むことができる。UE200のモジュールは、任意の好適な技法および媒体を使用して互いに動作可能に結合され得ることを理解されたい。
いくつかの別個のモジュールまたはコンポーネントが、図2に図示されるが、当業者は、モジュールのうちの1つ以上のものが、組み合わせられるか、または普通に実装され得ることを理解するであろう。例えば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上で説明される機能性のみを実装するのではなく、中間トランスポートブロックサイズ計算器222に関して上で説明される機能性も実装することができる。逆に、図2に図示されるモジュールの各々は、複数の別個のコンポーネントまたは要素を使用して実装されることができる。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定するために、UE、例えば、図2のUE200によって実施される方法300に関するフローチャートを図示する。動作302において、UEは、BSから、UEとBSとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する伝送パラメータを含む制御情報を受信する。動作304において、UEは、伝送パラメータに基づいて、トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズを計算する。UEは、動作306において、少なくとも1つのイベントに応答して、中間トランスポートブロックサイズを修正し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。動作308において、UEは、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。
図4は、本開示のいくつかの実施形態によるBS400のブロック図を図示する。BS400は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得るデバイスの例である。図4に示されるように、BS400は、システムクロック402と、プロセッサ404と、メモリ406と、送信機412および受信機414を備える送受信機410と、電力モジュール408と、制御情報発生器420と、中間トランスポートブロックサイズ計算器422と、トランスポートブロックサイズ修正器424と、最終トランスポートブロックサイズ決定器426とを含む筐体440を含む。
本実施形態において、システムクロック402、プロセッサ404、メモリ406、送受信機410、および電力モジュール408は、UE200におけるシステムクロック202、プロセッサ204、メモリ206、送受信機210、および電力モジュール208と同様に機能する。アンテナ450またはマルチアンテナアレイ450が、典型的に、筐体440に取り付けられ、送受信機410に電気的に結合される。
制御情報発生器420は、BS400とUEとの間で、例えば、BS400からUE200に伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを発生させ得る。複数の伝送パラメータは、トランスポートブロックの伝送のために構成されたレイヤの数量、トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数、トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レート、トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量、各物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量、物理リソースブロックの数量と物理リソースブロックあたりのリソース要素の数量との積であるトランスポートブロックの伝送のためのリソース要素の合計数量、および、変調次数と符号レートとの積に等しいトランスポートブロックの伝送のために構成されたスペクトル効率のうちの少なくとも1つを含み得る。制御情報発生器420は、発生させられた伝送パラメータを中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算するための中間トランスポートブロックサイズ計算器422に、および中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させるためのトランスポートブロックサイズ修正器424に送信し得る。制御情報発生器420は、複数の伝送パラメータおよびトランスポートブロックサイズ、例えば、以降で議論されるような最終トランスポートブロックサイズを含む制御情報を発生させ、送信機412を介してUEにも伝送する。
一実施形態において、制御情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)である。一例において、最終トランスポートブロックサイズは、BS400によって決定され、それによって、BSは、UE200にDCIを介して最終トランスポートブロックサイズについて通知する。別の例において、最終トランスポートブロックサイズは、UE200によって決定され、それによって、BS400によって伝送されるDCIは、最終トランスポートブロックサイズを含まない。さらに別の例において、最終トランスポートブロックサイズは、同じ規則に従って、BS400およびUE200の両方によって決定され、それによって、BS400によって伝送されるDCIは、最終トランスポートブロックサイズを含まない。
この例における中間トランスポートブロックサイズ計算器422は、制御情報発生器420から複数の伝送パラメータを受信する。複数の伝送パラメータに基づいて、中間トランスポートブロックサイズ計算器422は、BS400からUE200に伝送されるべきトランスポートブロックに関する中間TBSを計算する。一実施形態において、中間トランスポートブロックサイズ計算器422は、図1Bおよび図1Cに対応する上で言及される方法に基づいて、中間TBSを計算することができる。中間トランスポートブロックサイズ計算器422は、中間TBSを修正し、修正されたTBSを発生させるために、中間TBSをトランスポートブロックサイズ修正器424に伝送する。
この例におけるトランスポートブロックサイズ修正器424は、制御情報発生器420から複数の伝送パラメータを受信し、中間トランスポートブロックサイズ計算器422から中間TBSを受信することができる。トランスポートブロックサイズ修正器424は、複数の伝送パラメータのうちの少なくとも1つと少なくとも1つの閾値とに基づいて、条件が満たされるかどうかを最初に決定する。一実施形態において、以下のうちの少なくとも1つが起こるとき、条件が満たされる:物理リソースブロックの数量が、第1の閾値、例えば、2以下のとき;変調次数が、第2の閾値、例えば、4以下のとき;リソース要素の合計数量が、第3の閾値より小さいとき;および、中間トランスポートブロックが、第4の閾値、例えば、4,000より小さいとき。
条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器424は、中間トランスポートブロックサイズを修正し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。一実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器424は、物理リソースブロックの数量、変調次数、およびスペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、補正係数を決定し、中間トランスポートブロックサイズを補正係数で乗算し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
別の実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器424は、リソース要素の合計数量と量子化後のリソース要素数量の組とに基づいて、リソース要素の修正された数量を決定し、中間トランスポートブロックの計算においてリソース要素の合計数量をリソース要素の修正された数量と置換し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
さらに別の実施形態において、条件が満たされると、トランスポートブロックサイズ修正器424は、物理リソースブロックの数量、変調次数、およびスペクトル効率のうちの少なくとも1つに基づいて、修正された符号レートを決定し、中間トランスポートブロックサイズの計算において符号レートを修正された符号レートと置換し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。
異なる実施形態において、修正されたトランスポートブロックサイズは、トランスポートブロックの各々のCRCに関するビットを含む。計算されたトランスポートブロックサイズに基づくトランスポートブロックの伝送は、計算されたトランスポートブロックサイズが中間トランスポートブロックサイズであるときのそれよりも、計算されたトランスポートブロックサイズが修正されたトランスポートブロックサイズであるときにより良好なリンク安定性につながる。リンク安定性は、計算されたトランスポートブロックサイズと伝送のために使用される実際のトランスポートブロックサイズとの間の不一致を所与として、トランスポートブロックの伝送に関するターゲットブロックエラーレートを達成するために要求される信号対雑音比の変化に基づいて決定され得る。トランスポートブロックサイズ修正器424は、トランスポートブロックの伝送に関する最終TBSを決定するために、修正されたTBSを最終トランスポートブロックブロックサイズ決定器426に送信する。
この例における最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、制御情報発生器420から複数の伝送パラメータを受信し、トランスポートブロックサイズ修正器424から修正されたTBSを受信し得る。最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、トランスポートブロックの伝送に関する修正されたトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定することができる。
一実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、量子化されたトランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、以下の伝送パラメータのうちの少なくとも1つの関数である:物理リソースブロックの数量、変調次数、およびスペクトル効率。最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、次いで、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。
別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、修正されたトランスポートブロックサイズを最も近いより大きい整数に切り上げ、整数トランスポートブロックサイズを発生させ;整数トランスポートブロックサイズとチャネルコーディングに関連するブロック分割規則とに基づいて、トランスポートブロックの各々におけるコードブロックの数量を決定し;整数トランスポートブロックサイズおよびコードブロックの数量に基づいて、最終トランスポートブロックサイズを計算し、トランスポートブロックのブロック分割後の8の倍数と等しいコードブロックサイズとを確実にする。例えば、最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、8とコードブロックの数量との最小公倍数を決定し;最小公倍数によって割り切れ、かつ整数トランスポートブロックサイズより小さくない整数のうちの整数トランスポートブロックサイズに最も近い整数に基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定することができる。1バイトは、8ビットを含むので、8とコードブロックの数量との最小公倍数で割り切れることは、トランスポートブロックのブロック分割後の8の倍数と等しいコードブロックサイズとの両方を確実にする。
さらに別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、量子化されたトランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、トランスポートブロックサイズが増加するにつれて、増加する。最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、次いで、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。
なおも別の実施形態において、最終トランスポートブロックサイズ決定器426は、トランスポートブロックサイズの組を発生させ、量子化組におけるあるトランスポートブロックから次のトランスポートブロックへの量子化ステップは、量子化組の粒度がある閾値より大きいことを確実にするように決定され;量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。本実施形態において、量子化ステップは、最終トランスポートブロックサイズがトランスポートブロックの初期伝送および再伝送の両方に関して同じであることを確実にするように決定される。
上で議論される種々のモジュールは、バスシステム430によって一緒に結合される。バスシステム430は、データバス、および、例えば、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、および/またはステータス信号バスを含むことができる。BS400のモジュールは、任意の好適な技法および媒体を使用して互いに動作可能に結合され得ることを理解されたい。
いくつかの別個のモジュールまたはコンポーネントが、図4に図示されるが、当業者は、モジュールのうちの1つ以上のものが、組み合わせられるか、または、普通に実装され得ることを理解するであろう。例えば、プロセッサ404は、プロセッサ404に関して上で説明される機能性のみを実装するのではなく、中間トランスポートブロックサイズ計算器422に関して上で説明される機能性も実装することができる。逆に、図4に図示されるモジュールの各々は、複数の別個のコンポーネントまたは要素を使用して実装されることができる。
図5は、本開示のいくつかの実施形態による無線通信におけるトランスポートブロックサイズを決定するために、BS、例えば、図4のBS400によって実施される方法500に関するフローチャートを図示する。動作502において、BSは、BSとUEとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを発生させる。動作504において、BSは、複数の伝送パラメータに基づいて、トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズを計算する。BSは、動作506において、少なくとも1つのイベントに応答して、中間トランスポートブロックサイズを修正し、修正されたトランスポートブロックサイズを発生させる。BSは、動作508において、量子化組の中にあり、かつ修正されたトランスポートブロックサイズより小さくないトランスポートブロックサイズのうちの修正されたトランスポートブロックサイズに最も近いトランスポートブロックサイズに基づいて、最終トランスポートブロックサイズを決定する。動作510において、BSは、複数の伝送パラメータおよび最終トランスポートブロックサイズを含む制御情報をUEに伝送する。
一実施形態において、図2-5のBS400およびUE200の役割は、交換され、UE200が、アップリンク制御情報を発生させ、BS400に伝送する。TBSは、ダウンリンク伝送に関して上で議論される様式と類似する様式で、アップリンク伝送に関してUE200からBS400に伝送されるべきトランスポートブロックに関して計算および決定される。
本開示の異なる実施形態が、以降で詳細に説明されるであろう。本開示における実施形態および例の特徴は、矛盾することなく任意の様式で互いに組み合わせられ得ることに留意されたい。
本開示の種々の実施形態によると、TBS計算方法が、提供され、新無線(NR)アクセス技術通信システムに適用されることができる。本開示に提案される方法は、第5世代(5G)モバイル通信システムまたは他の無線もしくは有線通信システムに適用され得る。データ伝送方向は、基地局がデータ(ダウンリンク伝送サービスデータ)をモバイルユーザに送信すること、またはモバイルユーザがデータ(アップリンク伝送サービスデータ)を基地局に送信することである。モバイルユーザは、モバイルデバイス、アクセス端末、ユーザ端末、加入者ステーション、加入者ユニット、モバイルステーション、遠隔ステーション、遠隔端末、ユーザエージェント、ユーザ機器、ユーザデバイス、またはある他の専門用語を含む。基地局は、アクセスポイント(AP)、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、進化型Node B(eNB)、基地局コントローラ(BSC)、基地送受信機局(BTS)、基地局(BS)、送受信機機能(TF)、無線ルータ、無線送受信機、基本サービス単位、拡張サービス単位、無線基地局(RBS)、またはある他の専門用語を含む。本開示に提供されるTBS計算方法は、NRアクセス技術において、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)シナリオ、高信頼低遅延通信(URLLC)シナリオ、または大規模マシンタイプ通信(mMTC)シナリオに適用され得る。
第1の実施形態において、TBS計算に関する関数モデルは、TBS=F(β)であり、具体的形態が、以下のように示される。
Figure 0007071500000009
上記の式において、補正係数βは、(a)アップリンクまたはダウンリンクに関して分配されるPRBの数、および/または、(b)変調およびコーディングの次数Q、および/または、(c)符号レートR(またはスペクトル効率)の関数であり;function(・)は、元の値の四捨五入、切り上げ、切り捨て、または保持を示し;Yは、PRBあたりのREの数であるXの量子化値であり;δは、TBSの量子化ステップである。補正係数は、PRBが小さいとき、およびMCSの次数が低いときにリンク安定性を改良するために主に追加されるので、βの値は、Qおよび
Figure 0007071500000010
によって決定されることができる。
第1の状況において、PRBが小さいとき、および/または、MCS次数が低いとき、補正係数は、1に近い端数、例えば、0.9であるように設定される。単純なハードウェア実装のために、補正係数の値は、
Figure 0007071500000011
と見なされることができる。第2の状況において、MCS次数が高く、分配されるスペクトル効率(SE)がMCSテーブルにおける変調次数ホッピング(変調次数がMCSテーブルにおけるあるMCSインデックスから隣接するMCSインデックスに変化する場合)におけるSEと同じであるときも、補正係数は、1に近い端数、例えば、0.94であるように設定される。単純なハードウェア実装のために、補正係数の値は、
Figure 0007071500000012
とされることができる。一般に、第2の状況における補正係数は、第1の状況におけるそれより大きい。各PRBにおけるRE値が変化すると、対応して取得されるリンク安定性も、変化するであろう。したがって、補正係数の値は、異なるRE値に関して異なり得る。例えば、各PRBにおけるRE値が120であるとき、補正係数は、1であるように設定されることができる。
PRBがより大きい、および/または、MCSの次数がより高いとき、補正係数の値は、1であるように設定される。PRBがより大きく、MCSがより高いとき、TBSは、より大きいので、実際に利用可能なTBSの間隔も、より大きい。したがって、計算されたTBSは、良好なリンク安定性を取得するために修正される必要はない。
一例によると、補正係数βの値が、以下の表に示される。
Figure 0007071500000013
補正係数βの関数モデルが、下で示される。
Figure 0007071500000014
上記において、xは、PRBの数を示し、例えば、x=6であり;SlowerMCSは、低次変調におけるQ値の組を表し;ShigherMCSは、高次変調におけるQ値の組を表し;SoverlappingSE_high_higherMCSは、高次変調におけるSE重複(SE値がMCSテーブルにおけるあるMCSインデックスから隣接するMCSインデックスに変化しない場合)における2つの異なる変調次数のより大きいQ値を表す。PRBの数が小さく、MCSの次数が低いとき、値β=(2-1)/2は、より良好な性能を達成することができないだけでなく、ハードウェアによって実装することも容易ではない。例えば、n1の値が5であるとき、β=31/32であり、n2の値が6であるとき、β=63/64である。ハードウェア実装のプロセスにおいて、TBSまたは中間TBS(TBS_tempと称される)を切り捨て、減算を実施し、対応するβの乗算を完了することのみが必要である。
本実施形態においてTBSを決定するためのステップは、以下を含む。
ステップ1、取得された伝送パラメータQ、R、ν、Y、および
Figure 0007071500000015
に従って、PRBの数およびMCS次数に基づいて、βの値を決定する。
ステップ2、2つのケースに分割され得るTBS中間値TBS_tempを算する。
ケース1:第1に、TBS_tempを取得するために計算し、切り上げるために、式
Figure 0007071500000016
が、使用される。TBS_tempは、チャネルコーディングのコードブロック分割規則に従って、ブロックに分割される。TBS_tempがトランスポートブロックCRCチェックビット(TB_CRC)を含むことに留意されたい。第2に、補正係数βでTBS_tempを乗算することによってTBS_tempを補正する。最後に、伝送される必要があるコードブロックの数がCであると仮定して、8の倍数かつ等しいCBSを伴うTBSを取得するために、TBS_tempが、8とCとの最小公倍数であるLCM(8,C)で割り切れることが要求される。このプロセスに関する式が、下で示される。
Figure 0007071500000017
ケース2:式
Figure 0007071500000018
が、修正されたTBS_tempを計算するために使用される。TBS_tempは、チャネルコーディングのコードブロック分割規則に従って、ブロックに分割される。TBS_tempがトランスポートブロックCRCチェックビット(TB_CRC)を含むことに留意されたい。伝送される必要があるコードブロックの数がCであると仮定して、8の倍数かつ等しいCBSを伴うTBSを取得するために、TBS_tempが、8とCとの最小公倍数であるLCM(8,C)で割り切れることが要求される。このプロセスに関する式が、下で示される。
Figure 0007071500000019
図6Aは、本実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果610を図示する。図6Aは、ターゲットBLER=10%を達成するために本実施形態における方法を使用して計算および修正されたTBSを用いてリンク安定性を表すためにデルタSNR(すなわち、ΔSNR)を利用している。図6Aに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、デルタSNRは、0.6~1.2で変動し、それは、図1Bに示される同じMCS範囲内の変動を下回る。
図6Bは、本実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果620を図示する。図6Bに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、SNR曲線は、MCSインデックスが高い(例えば、20~28)ときのSNR曲線ほど平滑ではない。図6Bに示されるように、MCSインデックス範囲(例えば、0~10)を所与として、より低いPRB、例えば、PRB=1であるときに対応するSNR曲線は、より高いPRB、例えば、PRB=6であるときに対応するSNR曲線ほど平滑ではなく、より平滑なSNR曲線は、より安定したリンクを示す。
下記の表6Cは、第1の実施形態における上で言及される方法に基づいて、補正係数βを用いて計算および補正されたTBS値を示し、分配されるリソースは、
Figure 0007071500000020
である。
Figure 0007071500000021
下記の6Dは、隣接するMCSのΔSNRのシミュレートされた値を示し、TBS値は、第1の実施形態における上で言及される方法に基づいて、補正係数βを用いて計算および補正され、分配されるリソース
Figure 0007071500000022
であり、ターゲットBLER=10%である。
Figure 0007071500000023
第2の実施形態において、TBS計算に関する関数モデルは、TBS=F(NRE)であり、具体的形態が、以下のように示される。
Figure 0007071500000024
上記の式において、NREは、分配されるREの数を表し、すなわち、
Figure 0007071500000025
であり;NREの値は、変調およびコーディングの次数Qの関数であり;function(・)は、元の値の四捨五入、切り上げ、切り捨て、または保持を示し;Yは、PRBあたりのREの数であるXの量子化値であり;δは、TBSの量子化ステップである。NREに対する修正は、合計REの数が小さく、MCSの次数が低いときにリンク安定性を改良するためである。NREの修正された値は、以下のように得られる。
第1の状況において、REの合計数が小さく、MCS変調次数が低いとき、REの合計数は、量子化後のREの組の最小値または任意の他の値であるように設定される。例えば、量子化後のREの組は、S={120,126,132・・・}であり、次いで、120が、TBSによって計算されたREの合計数とされる。第2の状況において、REの合計数が高いとき、またはMCS変調次数が高いとき、REの合計数は、分配されるパラメータによって計算されたREの合計数であるように設定され、すなわち、
Figure 0007071500000026
である。
一例によると、REの合計数は、以下の表において設定される。
Figure 0007071500000027
REの合計数の関数モデルが、下で示される。
Figure 0007071500000028
上記において、xの値は、概して、280であり;SlowerMCSは、低次MCSに関するQ値の組を表す。例えば、SlowerMCS={2,4}、すなわち、Qの値は、2または4であり得る。Sは、Yに関する値の集合であり、例えば、S={120,126,132,・・・}であり、min(SY)は、Yの値の組における最小値を表す。
本実施形態においてTBSを決定するためのステップは、以下を含む。
ステップ1、取得された伝送パラメータQ、R、ν、Y、および
Figure 0007071500000029
に従って、NREの値を決定する。
ステップ2、Q×R×ν×NREに基づいて、TBS_temp.を取得するために計算し、切り上げる。TBS_tempは、トランスポートブロックCRCチェックビット(TB_CRC)を含む。
ステップ3、TBS_tempは、チャネルコーディングのコードブロック分割規則に従って、ブロックに分割される。分割されたコードブロックの数がCであると仮定して、TBSバイトが揃えられ、分割されたコードブロックのサイズが等しいことを確実にするために、TBS_tempは、LCM(8,C)で割り切れることが必要である。このプロセスに関する式は、以下の通りである。
Figure 0007071500000030
図7Aは、本実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果710を図示する。図7Aは、ターゲットBLER=10%を達成するために本実施形態における方法を使用して計算および修正されたTBSを用いてリンク安定性を表すために、デルタSNR(すなわち、ΔSNR)を利用している。図7Aに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、デルタSNRは、0.6~1.5で変動し、図1Bに示される同じMCS範囲内の変動を下回る。
図7Bは、本実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果720を図示する。図7Bに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、SNR曲線は、MCSインデックスが高い(例えば、20~28)ときのSNR曲線ほど平滑ではない。図7Bに示されるように、MCSインデックス範囲(例えば、0~10)を所与として、より低いPRB、例えば、PRB=1であるときに対応するSNR曲線は、より高いPRB、例えば、PRB=6であるときに対応するSNR曲線ほど平滑ではなく、より平滑なSNR曲線は、より安定したリンクを示す。
下記の表7Cは、第2の実施形態における上で言及される方法に基づいて計算されたTBS値を示し、新しいRE値制約NRE=120である。
Figure 0007071500000031
下記の表7Dは、隣接するMCSのΔSNRのシミュレートされた値を示し、TBS値は、第2の実施形態における上で言及される方法に基づいて計算され、新しいRE値制約
Figure 0007071500000032
であり、ターゲットBLER=10%である。
Figure 0007071500000033
第3の実施形態において、TBS計算に関する関数モデルは、TBS=F(R)であり、具体的形態が、以下のように示される。
Figure 0007071500000034
上記の式において、符号レートRは、(a)ダウンリンクまたはアップリンクに関して分配されるPRBの数、および、(b)変調およびコーディングの次数Qの関数であり;function(・)は、元の値の四捨五入、切り上げ、切り捨て、または保持を示し;Yは、PRBあたりのREの数であるXの量子化値であり;δは、TBSの量子化ステップである。符号レートRまたはスペクトル効率SEに対する修正は、主に、PRBが小さく、MCSの次数が低いときにリンク安定性を改良するためである。RまたはSEの修正された値は、以下の2つの状況に従って決定されることができる。
第1の状況において、PRBの数が小さいか、またはMCSの変調次数が低いか、または、MCSの変調次数が高いが、SE重複(SE値がMCSテーブルにおけるあるMCSインデックスから隣接するMCSインデックスに変化しない場合)にあるとき、MCSテーブルにおける符号レートRまたはスペクトル効率SEは、R’またはSE’を取得するために補正される。この場合、R’またはSE’は、TBSの符号レートまたはスペクトル効率を計算するために使用される。例えば、ダウンリンク64QAM MCSテーブルにおけるIMCSが0~17であるとき、R’の値は、{0.1064,0.1387,0.1816,0.2227,0.2734,0.3359,0.3984,0.4668,0.5342,0.6025,0.3018,0.3359,0.3857,0.4346,0.4912,0.5469,0.6055,0.4033}であり得るか、または、SE’の値は、{0.2131,0.2779,0.3627,0.4448,0.5469,0.6721,0.7973,0.9331,1.0689,1.2056,1.2056,1.3424,1.5412,1.7401,1.9638,2.1818,2.42,2.42}であり得る。第2の状況において、PRBの数が大きいか、またはMCS変調次数が高いが、SE重複(SE値がMCSテーブルにおけるあるMCSインデックスから隣接するMCSインデックスに変化しない場合)にないとき、MCSテーブルにおける対応する符号レートRは、TBSを計算するために使用される。
符号レートRの関数モデルが、下で示される。
Figure 0007071500000035
スペクトル効率SEの関数モデルが、下で示される。
Figure 0007071500000036
ここで、xは、分配されるPRBの数であり、例えば、xは、6の値を有する。
一例によると、符号レートおよびスペクトル効率の値は、ダウンリンク64 QAMに関して、以下の表に設定される。
Figure 0007071500000037
本実施形態においてTBSを決定するためのステップは、以下を含む。
ステップ1、取得された伝送パラメータQ、R、ν、Y、および
Figure 0007071500000038
に従って、符号レートRの値を決定する。PRBの数が小さく、MCS変調次数が低いとき、R=R’であり、PRBの数が大きいとき、またはMCS変調次数が高いとき、R=Rである。
ステップ2、Q×R×ν×NREに基づいて、TBS_tempを取得するために計算し、切り上げる。TBS_tempは、トランスポートブロックCRCチェックビット(TB_CRC)を含む。
図8Aは、本実施形態によるリンク安定性変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果810を図示する。図8Aは、リンク安定性を表すためにデルタSNR(すなわち、ΔSNR)を利用し、TBSは、ターゲットBLER=10%を達成するように、本実施形態における方法を使用して計算および修正された。図8Aに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、デルタSNRは、0.6~1.2で変動し、図1Bに示される同じMCS範囲内の変動を下回る。
図8Bは、本実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果820を図示する。図8Bに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、SNR曲線は、MCSインデックスが高い(例えば、20~28)ときのSNR曲線ほど平滑ではない。図8Bに示されるように、MCSインデックス範囲(例えば、0~10)を所与として、より低いPRB、例えば、PRB=1であるときに対応するSNR曲線は、より高いPRB、例えば、PRB=6であるときに対応するSNR曲線ほど平滑ではなく、より平滑なSNR曲線は、より安定したリンクを示す。
下記の表8Cは、第3の実施形態における上で言及される方法におけるような、修正された符号レートRまたは修正されたスペクトル効率SEに基づいて計算されたTBS値を示し、分配された
Figure 0007071500000039
である。
Figure 0007071500000040
下記の表8Dは、隣接するMCSのΔSNRのシミュレートされた値を示し、TBS値は、第3の実施形態における上で言及される方法におけるように、修正された符号レートRまたは修正されたスペクトル効率SEに基づいて計算され、分配された
Figure 0007071500000041
であり、ターゲットBLER=10%である。
Figure 0007071500000042
第4の実施形態において、TBSが式、例えば、既存の式または上記の実施形態のうちのいずれか1つによる式を使用することによって計算された後、式中のパラメータのうちのいずれか1つが変化する場合、計算されたTBSも、変化するであろう。例えば、初期通過の間に分配されるパラメータは:Q=2、R=308/1,024であり、PRBの数は、2であり、PRBあたりのREの数は、132であり、TBSは、120である。次いで、再伝送のために分配されるパラメータは:Q=2、R=379/1,024であり、PRBの数は、2であり、PRBあたりのREの数は、132であり、TBSが176である。2つの計算されたTBSは、異なるので、伝送は、続けられることができない。この問題に応答して、トランスポートブロックサイズが初期伝送中および再伝送中に同じであることに配慮して、TBSは、本実施形態において量子化される。量子化ステップサイズは、TBSが増加するときに増加し、それは、伝送に関するTBS粒度が良好であることを確実にすることも、TBSが初期伝送および再伝送において同じであることを確実にすることもできる。
量子化ステップの関数は、以下の通りである。
Figure 0007071500000043
であり、nは、整数である。
8,448を下回るTBS(CRCチェックビットを含む)の値間隔を例として取り上げると、使用可能であると確認されたTBSの組は、[40:8:512,528:16:1,024,1,056:32:2,048,2,048+64:64:6,144,6,144+128:128:8,448]である。計算されたTBSを検索した後、新しい値間隔は、[32:8:512,528:16:992,1,024:32:2,048,2,176:64:6,144,6,272:128:8,192]として取得される。ここで、例えば、40:8:512は、8の間隔を伴う40~512の値の組を表す。シミュレーション結果は、REの数が132であるとき、中間TBSを計算した後、この間隔からの最も近いより大きいTBSを実際の伝送されるTBSとすることも適用可能であることを示す。
計算されたTBSに従って、初期伝送および再伝送においてTBSの一貫性を確実にするために、TBSの値がPRBの数およびMCSの次数によっても制約され得ることが把握されることができる。すなわち、量子化ステップは、PRBの数、および/または、MCS次数、および/または、スペクトル効率(SE)、および/または、符号レートの関数でもあり得る。例えば、PRBの数が3を下回り、MCSの次数が2であるとき、TBSは、8の固定された量子化ステップを有し得、PRBの数が100を上回り、MCSの次数が6であり、符号レートが8/9を上回るとき、量子化ステップは、512であり得る。このように、初期伝送および再伝送におけるPRBまたはIMCSのスケジューリング範囲は、拡張されることができ、初期伝送および再伝送におけるTBSは、本範囲内の同じ値を取得することができる。
図9は、本実施形態によるSNR性能変化対MCSインデックスの例示的シミュレーション結果910を図示する。図98Bに示されるように、MCSインデックスが低い(例えば、0~10)とき、SNR曲線は、MCSインデックスが高い(例えば、20~28)ときのSNR曲線ほど平滑ではない。図9Bに示されるように、MCSインデックス範囲(例えば、0~10)を所与として、より低いPRB、例えば、PRB=1であるときに対応するSNR曲線は、より高いPRB、例えば、PRB=6であるときに対応するSNR曲線ほど平滑ではなく、より平滑なSNR曲線は、より安定したリンクを示す。
下記の表9は、第4の実施形態における上で言及される方法におけるように、使用可能なTBSの組に基づいて計算されるTBS値を示し、分配された
Figure 0007071500000044
である。
Figure 0007071500000045
第5の実施形態において、TBSが式、例えば、既存の式または上記の実施形態のうちのいずれか1つによる式を使用することによって計算された後、UEまたはBSは、量子化TBSの組から、計算されたTBSに最も近いTBSを伝送に関する最終TBSとして選択する。量子化TBSの組内の要素{TBS,i=1,2,・・・・・・}は、以下の条件のうちの少なくとも1つを満たす。
条件1によると、各要素TBSは、
Figure 0007071500000046
を満たし、X mod Y=0」は、XがXで割り切れることを意味する。
条件2によると、各要素TBSは、
Figure 0007071500000047
を満たし、例えば、
Figure 0007071500000048
は、Xに関して切り上げることを意味する。
条件3によると、各要素TBSは、8,424以下であり、各要素TBSは、情報ビットの組{24:8:496,512:16:1,008,1,040:32:2,032,2,096:64:3,824,3,880:64:6,120,6,248:128:7,656,8,040,8,424}に属する。
条件4によると、TBSが閾値Kthreshold以下であるとき、(TBSLTE-TBSNR)/TBSNR<0.2であり;TBSが閾値Kthresholdを上回るとき、(TBSLTE-TBSNR)/TBSNR<0.05である。ここで、Kthresholdは、範囲{Kthreshold|Kmin<Kthreshold<Kmax}からの値であり、Kminは、10~100の整数であり、Kmaxは、10,000を上回る整数である。例えば、Kthreshold=1,000である。TBSLTEは、ロングタームエボリューション(LTE)システムに関して定義されるTBSの組であり、TBSNRは、本実施形態に基づいて定義されるTBSの組、すなわち、eMBBに基づくNRシステムに関して定義されるTBSの組である。
条件5によると、Kmin~Kminであり、条件1または条件2を満たす整数を含む第1の順序付けられた数列を発生させ;Kmin~Kminであり、LTEシステムに関して事前定義された整数を含む第2の順序付けられた数列を発生させ;第2の順序付けられた数列に従って第1の順序付けられた数列を量子化し、第3の数列を発生させ;本実施形態における量子化組は、第3の数列における全ての要素を含む。Kminは、10~100の整数であり、Kmaxは、10,000を上回る整数である。例えば、Kthreshold=1,000である。
一例において、量子化プロセスは、以下のステップを含む。最初に、条件1を満たす第1の数列TBS Sequenceを得ることを考察する。次いで、第2の数列としてLTE TBSの数列を使用し、第2の数列における要素TBS LTEを第1の数列TBS Sequenceにおける全ての要素と比較し、値TBS LTEに等しいか、それに丸められるか、それに切り上げられるか、または、それに切り捨てられる第1の数列におけるTBS を見つけ、オリジナル要素TBS LTEをTBS と置換し、第3のTBSの数列を取得する。TBSの量子化組は、少なくとも第3のTBSの数列における全ての要素を含むものとする。
例えば、条件1を満たし、16~512の整数を含む数列が、第1の数列と見なされ、第1の数列における全ての要素は、以下の通りである:{16 24 32 40 48 56 64 72 80 88 96 104 112 120 128 136 144 152 160 168 176 184 192 200 208 216 224 232 240 248 256 264 272 280 288 296 304 312 320 328 336 344 352 360 368 376 384 392 400 408 416 424 432 440 448 456 464 472 480 488 496 504 512}。16~512の全てのLTE TBSは、降順における第2の数列を形成し、第2の数列の要素は、以下の通りである:{16 24 32 40 56 72 88 104 120 136 144 152 176 208 224 256 280 288 296 328 336 344 376 392 408 424 440 456 472 488 504}。第1の数列は、第2の数列に従って量子化され、それは、3つの量子化方法に分割される。各量子化方法は、第3の数列を取得する。第3の数列を取得するプロセス中、量子化方法は、一貫すべきである。例えば、第2の数列における第2の要素24が、第1の数列における各要素と比較される場合、最も近い要素の規則に従って、第1の数列における24が、量子化され、第3の数列における第2の要素になり;第2の数列における第2の要素24が、第1の数列における各要素と比較される場合、最も近いが、より大きい要素の規則に従って、より大きい要素値が、第3の数列における第2の要素として第1の数列における32を取得するために量子化され;第2の数列における第2の要素24が、第1の数列における各要素と比較される場合、最も近いが、より小さい要素の規則に従って、より小さい要素値が、第3の数列における第2の要素として第1の数列における16を取得するために量子化され;第2の数列における要素が量子化され、次いで、降順における3つの第3の数列が取得されるまで、以下同様である。
第1の量子化方法によると、第2の数列に最も近い第1の数列における要素が、見つけられ、取得される第3の数列は、以下の通りである:{16 24 32 40 56 72 88 104 120 136 144 152 176 208 224 256 280 288 296 328 336 344 376 392 408 424 440 456 472 488 504}。第2の量子化方法によると、第2の数列に最も近接し、それより大きい第1の数列における要素が、見つけられ、取得される第3の数列は、以下の通りである:{24 32 40 48 56 64 80 96 112 128 144 152 160 184 232 264 288 296 304 336 344 352 384 400 416 432 448 464 480 496 512}。第3の量子化方法によると、第2の数列における要素に最も近く、それより小さい第1の数列における要素が、見つけられ、取得される第3の数列は、以下の通りである:{16 24 32 40 64 80 96 112 128 136 144 168 200 216 248 272 280 288 320 328 336 368 384 400 416 432 448 464 480 496}。
量子化TBSの組は、少なくとも第3の数列における全ての要素を含む。例えば、第3の数列が量子化TBSの組である場合、リソースまたは伝送パラメータは:変調次数Q=2、符号レートR=0.5132であり、レイヤ数は、1であり、PRBの数は、1であり、PRBあたりのREの数は、128であり、132の中間TBSを計算するように切り上げられ、中間TBSに対する最も近い隣接値は、136(または136のより大きい値もしくは120のより小さい値)であり、実際の伝送されるTBSと見なされるように第3の数列に従い量子化TBSとして選択される。
一例において、第1の数列から取得された第3のTBSの数列が、条件1を満たすと仮定する。量子化されていない第1の数列が、量子化TBSテーブルと見なされ、TBSの数列1と称されるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図10Aに示される。第3のTBSの数列が量子化TBSテーブル1と見なされるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図10Bに示される。
別の例において、第1の数列から取得された第3のTBSの数列が、条件2を満たすと仮定する。量子化されていない第1の数列が、量子化TBSテーブルと見なされ、TBSの数列2と称されるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図11Aに示される。第3のTBSの数列が量子化TBSテーブル2と見なされるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図11Bに示される。
さらに別の例において、第1の数列から取得された第3のTBSの数列が、条件3を満たすと仮定する。量子化されていない第1の数列が、量子化TBSテーブルと見なされ、TBSの数列3と称されるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図12Aに示される。第3のTBSの数列が量子化TBSテーブル3と見なされるとき、PDSCH 64 QAM-MCSテーブルにおける量子化TBSの分布とLTE TBSテーブルとの比較とが、図12Bに示される。
本開示の種々の実施形態が、上で説明されたが、それらは、限定としてではなく、例としてのみ提示されたことを理解されたい。同様に、種々の略図は、当業者が本開示の例示的特徴および機能を理解することを可能にするために提供される例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得る。しかしながら、そのような当業者は、本開示が、例証される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装され得ることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、1つの実施形態の1つ以上の特徴は、本明細書に説明される別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上で説明される例示的実施形態のうちのいずれかによって限定されるべきではない。
「第1」、「第2」等の指定を使用する本明細書における要素のいずれの言及も、概して、それらの要素の量または順序を限定しないことも理解されたい。むしろ、これらの指定は、2つ以上の要素または要素の事例を区別する便宜的な手段として本明細書に使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の言及は、2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素がある様式で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
加えて、当業者は、情報および信号が種々の異なる技術ならびに技法のうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上記説明において言及され得る、例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、および記号は、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、もしくはそれらの任意の組み合わせによって表されることができる。
当業者は、本明細書に開示される側面と関連して説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のうちのいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、または2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込むプログラムまたは設計コードの種々の形態(本明細書において、便宜的に、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称され得る)、もしくはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装され得ることをさらに理解するであろう。
ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に例証するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能性の観点から上で説明された。そのような機能性がハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェア、もしくはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、システム全体に課される特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、各特定の用途に関して種々の方法で説明される機能性を実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こさない。種々の実施形態によると、プロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等が、本明細書に説明される機能のうちの1つ以上のものを実施するように構成されることができる。規定された動作または機能に関して本明細書に使用されるような用語「~するように構成される」または「~のために構成される」は、規定された動作または機能を実施するように物理的に構築、プログラム、および/または配列されるプロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等を指す。
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、もしくはそれらの任意の組み合わせを含み得る集積回路(IC)内に実装されるか、またはそれによって実施され得ることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の種々のコンポーネントと通信するために、アンテナおよび/または送受信機をさらに含むことができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替において、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態マシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサ、または本明細書に説明される機能を実施するための任意の他の好適な構成としても実装されることができる。
ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶されるソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラムまたはコードを1つの場所から別の場所に転送することを可能にされ得る任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくは命令またはデータ構造の形態において所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。
本書において、本明細書に使用されるような用語「モジュール」は、本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールが、別々のモジュールとして説明されるが、しかしながら、当業者に明白であろうように、2つ以上のモジュールが、本開示の実施形態による関連付けられる機能を実施する単一のモジュールを形成するために組み合わせられ得る。
加えて、メモリまたは他の記憶装置、ならびに通信コンポーネントが、本開示の実施形態において採用され得る。明確化の目的のために、上記説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して、本開示の実施形態を説明したことを理解されたい。しかしながら、異なる機能ユニット、処理論理要素、または領域の間の機能性の任意の好適な分散が、本開示から逸脱することなく使用され得ることが明白となるであろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されるように例証される機能性は、同じ処理論理要素またはコントローラによって実施され得る。したがって、具体的機能ユニットの言及は、厳密な論理的または物理的構造もしくは編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の言及にすぎない。
本開示に説明される実装の種々の修正が、当業者に容易に明白であり、本明細書に定義される一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実装に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実装に限定されることを意図しておらず、下記の請求項に列挙されるように、本明細書に開示される新規の特徴および原理と一貫する最も広い範囲を与えられるものである。

Claims (13)

  1. 無線通信デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、
    無線通信ノードから制御情報を受信することであって、前記制御情報は、前記無線通信デバイスと前記無線通信ノードとの間で伝送されるべきトランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを含む、ことと、
    前記複数の伝送パラメータに基づいて、前記トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、
    前記中間TBSが閾値より小さいというイベントに応答して、前記中間TBSを修正することにより、修正されたTBSを生成することと、
    量子化組の中にあり、かつ前記修正されたTBSより小さくないTBSのうち前記修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、前記トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することと
    を含む、方法。
  2. 前記複数の伝送パラメータは、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数と、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レートと、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記中間TBSを修正することは、
    前記物理リソースブロックの数量および前記変調次数および前記符号レートに基づいて、補正係数を決定することと、
    記補正係数に基づいて前記中間TBSを修正することにより、前記修正されたTBSを生成することと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記中間TBSを計算することは、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された前記変調次数および前記符号レートおよび前記物理リソースブロックの数量およびレイヤの数量の乗算の積を計算することと、
    前記中間TBSとして前記乗算の積を使用することと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記中間TBSを修正することは、
    記中間TBSを量子化ステップで割り算することにより、商を生成することと、
    前記商を切り捨てることにより、第1の整数を生成することと、
    前記第1の整数を前記量子化ステップで乗算することにより、前記修正されたTBSを生成することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 無線通信ノードによって実行される方法であって、前記方法は、
    トランスポートブロックに関連する複数の伝送パラメータを生成することと、
    前記複数の伝送パラメータを含む制御情報を伝送することと、
    前記複数の伝送パラメータに基づいて、前記トランスポートブロックに関する中間トランスポートブロックサイズ(TBS)を計算することと、
    前記中間TBSが閾値より小さいというイベントに応答して、前記中間TBSを修正することにより、修正されたTBSを生成することと、
    量子化組の中にあり、かつ前記修正されたTBSより小さくないTBSのうち前記修正されたTBSに最も近いTBSに基づいて、前記トランスポートブロックに関する最終TBSを決定することと、
    前記最終TBSに基づく前記トランスポートブロックを使用して、無線通信デバイスと通信することと
    を含む、方法。
  7. 前記複数の伝送パラメータは、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された変調次数と、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された符号レートと、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された物理リソースブロックの数量と
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記中間TBSを修正することは、
    前記物理リソースブロックの数量および前記変調次数および前記符号レートに基づいて、補正係数を決定することと、
    記補正係数に基づいて前記中間TBSを修正することにより、前記修正されたTBSを生成することと
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記中間TBSを計算することは、
    前記トランスポートブロックの伝送のために構成された前記変調次数および前記符号レートおよび前記物理リソースブロックの数量およびレイヤの数量の乗算の積を計算することと、
    前記中間TBSとして前記乗算の積を使用することと
    を含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記中間TBSを修正することは、
    記中間TBSを量子化ステップで割り算することにより、商を生成することと、
    前記商を切り捨てることにより、第1の整数を生成することと、
    前記第1の整数を前記量子化ステップで乗算することにより、前記修正されたTBSを生成することと
    を含む、請求項6に記載の方法。
  11. プロセッサとメモリとを備えている第1の通信装置であって、前記メモリは、命令を記憶しており、前記命令は、実行されると、請求項15のいずれか1項に記載の方法を実装することを前記プロセッサに行わせる、第1の通信装置。
  12. プロセッサとメモリとを備えている第1の通信装置であって、前記メモリは、命令を記憶しており、前記命令は、実行されると、請求項610のいずれか1項に記載の方法を実装することを前記プロセッサに行わせる、第1の通信装置。
  13. コンピュータ実行可能命令を記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、プロセッサによって実行されると、請求項110のいずれか1項に記載の方法を実装することを前記プロセッサに行わせる、非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
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