JP2017037527A - 精算装置、商品登録装置、釣銭払出方法、商品精算方法、およびプログラム - Google Patents

精算装置、商品登録装置、釣銭払出方法、商品精算方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の精算の一連の流れにおいて、店員が操作する装置側に顧客が滞留することを抑制する技術を提供する。
【解決手段】精算装置20は、商品登録装置10で登録された商品の合計金額と商品登録装置10で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得部210と、預かり金額が商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出部220と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、商品の精算業務を円滑化する技術に関する。
下記特許文献1には、以下のような、自動改札機における乗車運賃の精算で釣銭を払い出す技術が開示されている。すなわち、入場処理部が、改札通路に入場する利用者の乗車券を受け付け、乗り越し等にかかる運賃の精算が必要な利用者であれば、利用者による貨幣の投入を受け付け、この利用者に対して放出する釣り銭金額をメモリ等の記憶媒体に書き込む処理を行う。また、出場処理部が、改札通路から出場する利用者に対して釣銭の放出が必要であれば、釣銭を放出する。
特開2008−204230号公報
スーパーマーケット等の店舗におけるレジ端末では、(1)精算対象の商品を登録する処理(バーコードの読み取りなど)及び(2)登録された商品の精算を行う処理(代金の受け取りやおつりの返却など)という2つの処理が行われる。そして、このようなレジ端末の機能を2つの装置に分離し、(1)の処理と(2)の処理とを異なる装置で行うという運用方法がある。例えば、(1)の処理を店員が操作する装置で行い、(2)の処理を顧客が操作する装置で行うという運用方法がある。
このような運用方法において、顧客が装置の操作に慣れていない等の理由により、店員の操作する装置で商品の精算を済ませることを顧客が望む場合もある。その場合、店員の操作する装置側に顧客が滞留する時間が長くなり、後続の顧客の待ち時間が長くなるといった問題が生じ得る。
本発明の目的は、商品の精算の一連の流れにおいて、店員が操作する装置側に顧客が滞留することを抑制する技術を提供することにある。
本発明によれば、
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段と、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段と、
を備える精算装置が提供される。
本発明によれば、
顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段と、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品の合計金額および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段と、
を備える商品登録装置が提供される。
本発明によれば、
コンピュータが、
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得し、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す、
ことを含む釣銭払出方法が提供される。
本発明によれば、
コンピュータが、
顧客からの預かり金額の入力を受け付け、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する、
ことを含む商品精算方法が提供される。
本発明によれば、
コンピュータを、
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、
コンピュータを、
顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、商品の精算の一連の流れにおいて、店員が操作する装置側に顧客が滞留することを抑制することができる。
第1実施形態における情報処理システムの処理構成を概念的に示す図である。 表示制御部が表示する支払方法選択用の画面の一例を示す図である。 表示制御部が表示する釣銭支払用の画面の一例を示す図である。 第1実施形態の情報処理システムのハードウエア構成を例示する図である。 第1実施形態における商品登録装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における精算装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における情報処理システムの処理構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態における精算装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1実施形態]
〔処理構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理システム1の処理構成を概念的に示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1は、商品登録装置10と精算装置20とを有する。なお、説明の便宜上、図1では商品登録装置10および精算装置20を1つずつ備える情報処理システム1を例示しているが、商品登録装置10または精算装置20はそれぞれ複数設けられていてもよい。また、情報処理システム1は、商品登録装置10と精算装置20との間のデータのやり取りを中継するサーバ装置(図示せず)などを更に含んでいてもよい。
商品登録装置10は、商品を精算対象として登録する処理を行う装置である。店員は、商品登録装置10を操作して、顧客が購入する各商品を精算対象として登録する。その結果、精算情報が生成される。商品登録装置10は、店員の操作に従って精算情報を生成する。精算情報は、例えば、各商品の商品コード、各商品の名称、各商品の単価、各商品の個数、各商品の割引/値引情報、登録された商品の合計金額といった、精算対象の商品の情報を含む。また、詳しくは後述するが、精算情報には、顧客から預かった金額(預かり金額)を示す情報も含まれ得る。
精算装置20は、商品登録装置10で生成される精算情報を用いて、精算対象として登録された商品の精算(代金の支払いや釣銭の払出しなど)を行う装置である。精算装置20は顧客によって操作される。
<商品登録装置の処理構成>
図1に示されるように、本実施形態の商品登録装置10は、金額入力受付部110と、精算情報送信部120とを備える。なお、商品登録装置10は、これらの処理部以外にも、精算対象の商品を登録するための処理部(図示せず)を更に備える。
金額入力受付部110は、例えばキーボードやタッチパネルなどの入力装置を介して、顧客からの預かり金額の入力を受け付ける。例えば、顧客が店員の操作する商品登録装置10で商品の精算を済ませることを顧客が望む場合、店員は顧客から受け取った現金の額を、入力装置を介して入力する。また例えば、顧客が商品の精算時に金券などを利用することを望んでいても、精算装置20が当該金券などによる支払い対応しておらず、当該金券などを利用できない場合がある。この場合、商品登録装置10のオペレータである店員が、顧客から当該金券などを受け取り、入力装置を介してその額を入力する。金額入力受付部110は、このように店員によって入力された金額を預かり金額として取得する。
ここで、金額入力受付部110で預かり金額の入力を受け付けた場合、その預かり金額と精算情報に含まれる商品の合計金額との大小関係としては、次の3つのパターンがあり得る。すなわち、(1)預かり金額が商品の合計金額よりも大きいパターン、(2)預かり金額が商品の合計金額よりも小さいパターン、(3)預かり金額と商品の合計金額とが等しいパターン、の3パターンである。上記(1)のパターンでは、預かり金額から商品の合計金額を差し引いた分の釣銭が発生し、これを顧客に払い出す必要がある。上記(2)のパターンでは、商品の合計金額から預かり金額を差し引いた分の代金が不足しており、これを顧客が更に支払う必要がある。上記(3)のパターンでは、払い出すべき釣銭も支払うべき不足分の代金もない。
本発明の精算情報送信部120は、金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合(すなわち、上記(3)のパターンの場合)、当該登録された商品の精算を完了する。つまり、この場合、商品の精算は商品登録装置10側のみで完結する。また、精算情報送信部120は、金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が商品の合計金額と異なる金額である場合(すなわち、上記(1)または(2)の場合)、登録された商品の合計金額および預かり金額を示す精算情報を精算装置20に送信する。この場合、顧客は、精算情報の送信先の精算装置20を操作して、釣銭の払出しや不足分の代金の支払いなどを行う。なお、「精算情報を精算装置へ送信する」とは、精算装置20に直接送信することだけではなく、精算情報を外部のサーバ装置や後述の可搬型媒体に一旦送信し、該サーバ装置や可搬型媒体を介して精算情報を精算装置20に送信することも含む。
なお、商品登録装置10側で代金の支払いを行い、精算装置20側で釣銭の払出しを受けるような運用を想定した場合は、支払金額が不足していると、商品登録装置10側で店員が不足分の代金の支払いを顧客に求めることになる。この場合は、上記(2)のパターンが生じる可能性は低い。よって、「受け付けた預かり金額が商品の合計金額と異なる金額である場合」について、上記(2)のパターンを含む必要は必ずしもなく、上記(1)のパターンのみである場合もあり得る。
また、商品登録装置10側で精算対象の商品の登録を行い、精算装置20側で代金の支払いを行う運用を想定した場合において、商品登録装置10で代金の支払いが行われるケース(つまり、上記預かり金額が登録されるケース)としては、例えば、複数の支払い方法を組み合わせた支払い(例えば、現金と金券とを組み合わせた支払いなど)といった、精算装置20側での処理が複雑になり得るケースなどが考えられる。但し、本発明はこの例に制限されない。
具体的には、精算情報送信部120は、少なくとも、以下の2つの送信方式のいずれかで精算情報を送信する。第1の送信方式は、精算情報と精算装置20が読み取り可能な可搬型媒体とを関連付け、可搬型媒体を読み取った精算装置20に当該可搬型媒体に関連付けられた精算情報を送信する送信方式である。以下、この方式を会計券方式とも表記する。第2の送信方式は、精算装置20の指定入力を受け付け、当該指定入力が示す精算装置20に精算情報を送信する方式である。以下、この方式を指定方式とも表記する。
会計券方式に用いられる可搬型媒体は、顧客と精算情報との対応関係が特定できるものを用いることができる。可搬型媒体の具体的な例としては、例えば、応対した店員から顧客に渡される紙媒体(レシートまたはレシートとは別に発行される専用の券など)、店舗が顧客に対して発行する会員カード、顧客が所持するクレジットカード、または、スマートフォンやタブレット端末といった顧客が所持する情報端末などが挙げられる。可搬型媒体と精算情報とは、例えば、次のようにして関連付けられる。まず、精算情報送信部120は、生成した精算情報を、当該精算情報を識別する識別情報(固有のIDなど)と共に外部のサーバ装置などに出力する。並行して、精算情報送信部120は、精算情報を識別する識別情報をエンコードしたコードシンボル(1次元コードまたは2次元コードなど)を、紙媒体といった可搬型媒体に出力する。また精算情報送信部120は、顧客を識別可能な情報(例えば、店舗の会員カードから読み取り可能な会員IDや顧客のクレジットカード番号など)を精算情報を識別する情報として取得し、その顧客の識別情報と共に精算情報をサーバ装置に出力してもよい。この場合、会員カードやクレジットカードを精算装置20に読み取らせる可搬型媒体として扱ってもよいし、商品登録装置10が顧客の識別情報をエンコードしたコードシンボルを、紙媒体といった可搬型媒体に出力するようにしてもよい。また会計券方式において、精算情報送信部120は、精算情報そのものを2次元コードなどのコードシンボルとしてエンコードし、該コードシンボルを紙媒体といった可搬型媒体に出力するようにしてもよい。また、可搬型媒体がスマートフォンやタブレット端末といった情報端末である場合、精算情報送信部120は、精算情報または精算情報の識別情報がエンコードされたコードシンボルを描画させる情報を当該情報端末に対して送信し、当該情報端末の表示部にコードシンボルを表示させてもよい。
指定方式では、精算情報送信部120は、生成した精算情報の送信先である精算装置20の指定入力を受け付け、当該指定された精算装置20を識別可能な情報と共に精算情報を外部のサーバ装置などに出力する。この場合、外部のサーバ装置は、精算情報に紐付けられた精算装置20を識別可能な情報に基づいて当該精算情報の送信先の精算装置20を識別し、精算情報を送信する。また、精算情報送信部120は、精算情報の送信後に、精算情報の送信先である精算装置20の指定入力を受け付け、当該指定された精算装置20を識別可能な情報と先に送信した精算情報の識別情報とを共に外部のサーバ装置などに出力してもよい。また、精算情報送信部120は、生成した精算情報の送信先である精算装置20の指定入力を受け付けた場合、当該指定された精算装置20に精算情報を直接出力するように構成されていてもよい。
ここで、精算情報送信部120は、金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額よりも大きい場合(すなわち、上記(1)のパターンの場合)は、会計券方式により精算情報を送信する。また、精算情報送信部120は、金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額よりも小さい場合(すなわち、上記(2)のパターンの場合)は、会計券方式または指定方式のいずれかを1つを選択する選択入力を受け付け、当該選択入力が示す送信方式により精算情報を送信する。
金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額よりも大きい場合、詳しくは後述するが、精算装置20側では、支払方法の選択や商品代金の投入といった顧客が通常行う操作を要さずに釣銭を払い出す形態を採用できる。この場合、預かり金額が商品の合計金額よりも大きい場合に精算情報が指定方式で送信されると、指定された精算装置20では釣銭が払出可能な状態となり、誤って他の顧客が釣銭を受け取ってしまうといった問題が発生し得る。本実施形態では、このような場合に精算情報送信部120が精算情報の送信方式として会計券方式を用いるため、精算装置20で釣銭を払い出す前に該精算装置20で可搬型媒体を読み取らせるというアクションが必要となる。これにより、本実施形態によれば、精算装置20に可搬型媒体を読み取らせた顧客に対して釣銭が払い出されることになり、釣銭を払い出すべき顧客を間違えるといった問題の発生を防止できる。
一方、金額入力受付部110で受け付けた預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額よりも小さい場合は、精算情報を送信する際の送信方式として、会計券方式および指定方式の双方が選択可能となる。これにより、商品登録装置10のオペレータが、店内に設置された精算装置20の状況に応じて適切な送信方式を選択することができる。
<精算装置の処理構成>
図1に示されるように、本実施形態の精算装置20は、精算情報取得部210と、釣銭払出部220と、表示制御部230とを備える。なお、精算装置20は、これらの処理部以外にも、取得した精算情報に基づいて精算処理を行う処理部を更に備えている。
精算情報取得部210は、上述の会計券方式または指定方式により、商品登録装置10で生成された精算情報を取得する。ここで、金額入力受付部110で預かり金額の入力を受け付けている場合、精算情報取得部210は、商品登録装置10で登録された商品の合計金額と、商品登録装置10で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する。
預かり金額が商品の合計金額よりも大きい精算情報を精算情報取得部210が取得した場合、釣銭払出部220は、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す。具体的には、釣銭払出部220は、精算情報に含まれる預かり金額から、同じく精算情報に含まれる商品の合計金額を減算し、釣銭の金額を算出する。釣銭払出部220は、ここで算出された釣銭の金額を払い出すように、金銭のやり取り(代金の投入や釣銭の払出し)を行う金銭処理装置(不図示)を制御する。
表示制御部230は、預かり金額が商品の合計金額よりも大きい精算情報を精算情報取得部210が取得した場合(すなわち、上記(1)のパターンの場合)、それ以外の場合に遷移する画面と異なる画面を表示部に表示させる。
ここで「それ以外の場合」とは、精算情報取得部210が、預かり金額が商品の合計金額よりも小さい精算情報を取得した場合(すなわち、上記(2)のパターンの場合)、および、預かり金額を含まない精算情報を取得した場合(金額入力受付部110で預かり金額が入力されなかった場合)である。この場合、顧客は精算装置20を操作して商品の代金を支払う必要があるため、表示制御部230は、例えば支払方法選択用の図2に示されるような画面を表示する。図2は、表示制御部230が表示する支払方法選択用の画面の一例を示す図である。顧客は、図2に示される画面を操作して、商品の合計金額または預かり金額との差額分の不足金額の支払方法を選択する。すると、支払方法選択用の画面に続いて、例えば、代金の支払いを行う画面が表示される。顧客は画面の表示内容に従って精算装置20を操作して、商品の代金を支払う。
一方、預かり金額が商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、代金の支払いは商品登録装置10側で済んでいるため、顧客は支払方法の選択や商品代金の投入といった商品精算時の操作を精算装置20で行う必要はない。つまり、表示制御部230は、図2に示されるような画面や当該画面に続いて代金の支払いを行う画面を表示する必要はない。この場合、表示制御部230は、例えば図3に示されるような釣銭支払用の画面を表示する。図3は表示制御部230が表示する釣銭支払用の画面の一例を示す図である。図3に示されるような画面では、商品の合計金額(合計)、商品登録装置10側で受け取った預かり金額(お預り)、払い出される釣銭金額(お釣り)が表示される。顧客は、当該画面の表示内容から、商品の合計金額、商品登録装置10で渡した金券などの金額、および釣銭金額の誤りがないかを確認し、釣銭の払出しを行うボタン(釣銭払出ボタン)を押下する。すると、精算装置20に備えられた金銭処理装置から釣銭が払い出される。また、図3に示されるように、釣銭確認用の画面は、登録内容に何かしらの誤りがあった場合に店員を呼び出すボタン(店員呼出ボタン)などを備えていてもよい。
なお、預かり金額が商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合とそれ以外の場合で表示制御部230が画面遷移をそれぞれどのように制御するかについては、ここで例示した内容に制限されない。
〔ハードウエア構成〕
商品登録装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。
図4は、第1実施形態の情報処理システム1のハードウエア構成を例示する図である。なお、図4はあくまで例示であり、情報処理システム1のハードウエア構成は図2に示される構成に制限されない。例えば、商品登録装置10と精算装置20との間に、精算情報などのやり取りを中継するサーバ装置が含まれていてもよい。
<商品登録装置のハードウエア構成>
商品登録装置10は、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、入出力インタフェース(入出力I/F)104、及び通信ユニット105などを備える。プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、入出力インターフェース104、および通信ユニット105は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。
プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ102は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ103は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ103は、RAMやROM等のメモリであってもよい。
ストレージ103は、商品登録装置10が備える各処理部(金額入力受付部110、精算情報送信部120など)の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ101は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部の機能をそれぞれ実現する。ここで、プロセッサ101は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ102上に読み出してから実行してもよいし、メモリ102上に読み出さずに実行してもよい。
入出力インターフェース104は、表示装置1041、入力装置1042、読取装置1043、印刷装置1044などと接続される。表示装置1041は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、プロセッサ101により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入出力インターフェース104には1つまたはそれ以上の表示装置1041が接続され得る。入力装置1042は、オペレータの操作入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、タッチセンサ、および音声入力用マイクなどである。表示装置1041および入力装置1042は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。読取装置1043は、光源とフォトダイオードといった受光素子とを備え、商品を識別するための商品コードを検出するコードリーダーや、レンズとCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーといった撮像素子とを備え、商品の外観を含む画像を撮像するカメラなどである。印刷装置1044は、精算終了時に出力するレシートや会計券方式で用いるコードシンボルを有する紙媒体を印刷する装置である。
通信ユニット105は精算装置20やその他の外部の装置との間でデータを送受信する。例えば、商品登録装置10で生成された精算情報は、通信ユニット105を介して精算装置20に送信される。なお、通信ユニット105を介して商品登録装置10と外部の装置とを接続する方法は様々である。例えばこの接続は、ネットワーク回線を介したネットワーク接続や、バス回線(例えばUSB(Universal Serial Bus)回線)を介したバス接続などである。なお、ネットワーク回線は無線回線であってもよいし有線回線であってもよい。
なお、商品登録装置10のハードウエア構成は、図4に示される構成に制限されない。例えば、商品登録装置10は、商品登録装置10で精算処理を行うために、金銭投入機、自動釣銭機、ドロワなどを含む金銭処理装置などを更に備えていてもよい。
<精算装置のハードウエア構成>
精算装置20は、商品登録装置10と同様、プロセッサ201、メモリ202、ストレージ203、入出力インタフェース(入出力I/F)204、及び通信ユニット205などを備える。プロセッサ201、メモリ202、ストレージ203、入出力インターフェース204、および通信ユニット205は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。以下では、商品登録装置10と異なる部分を主に説明する。
ストレージ203は、精算装置20が備える各処理部(精算情報取得部210、釣銭払出部220、表示制御部230など)の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ201は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部の機能をそれぞれ実現する。ここで、プロセッサ201は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ202上に読み出してから実行してもよいし、メモリ202上に読み出さずに実行してもよい。
入出力インターフェース204は、表示装置2041、入力装置2042、金銭処理装置2043、印刷装置2044、読取装置2045等と接続される。表示装置2041および入力装置2042は、商品登録装置10と同様の装置である。金銭処理装置2043は、精算処理を行うために、金銭投入機や自動釣銭機などを含む装置である。顧客は、商品登録装置10で精算対象として登録された商品の代金を金銭投入機に投入し、釣銭が発生した場合は自動釣銭機から釣銭を受け取る。印刷装置2044は、商品の精算が完了した際、その精算のレシートを印刷する装置である。読取装置2045は、会計券方式において、紙媒体に印字されたコードシンボルを読み取るコードリーダーや、各種カードを読み取るカードリーダーなどの装置である。
なお、精算装置20のハードウエア構成は、図4に示される構成に制限されない。例えば、精算装置20は、精算対象の商品の追加や訂正などを行うために、商品登録装置10に備えられるような読取装置を更に備えていてもよい。
〔動作例〕
図5及び図6を用いて、本実施形態における情報処理システム1の動作例を説明する。図5は、第1実施形態における商品登録装置10の処理の流れを示すフローチャートである。図6は、第1実施形態における精算装置20の処理の流れを示すフローチャートである。
<商品登録装置の処理の流れ>
まず、図5を用いて商品登録装置10の処理の流れを説明する。店員が、顧客が運んできた商品を商品登録装置10に読み取らせることにより、精算対象の商品が登録される(S101)。これにより、精算対象の商品の情報(各商品の商品コード、各商品の名称、各商品の単価、各商品の個数、各商品の割引/値引情報、登録された商品の合計金額など)を含む精算情報が生成される。
次に、商品登録装置10の金額入力受付部110は、預かり金額の入力を受け付ける(S102)。ここで預かり金額の入力があった場合(S102:YES)、商品登録装置10の精算情報送信部120は、入力された預かり金額が商品の合計金額と等しいか否かを確認する(S103)。入力された預かり金額が商品の合計金額と等しい場合(S103:YES)、商品の精算が完了するため、精算情報送信部120は精算情報を精算装置20に送信しない。この場合、商品登録装置10は、印刷装置1044を用いて当該完了した精算のレシートを発行する(S109)。
一方、入力された預かり金額が商品の合計金額と異なる場合(S103:NO)、精算情報送信部120は、預かり金額を精算情報に含める(S104)。そして、精算情報送信部120は、入力された預かり金額が商品の合計金額よりも大きいか否かを判定する(S105)。入力された預かり金額が商品の合計金額よりも大きい場合(すなわち、預かり金額から釣銭が発生する場合)(S105:YES)、精算情報送信部120は、会計券方式を精算情報の送信方式として選択する(S106)。そして、精算情報は、会計券方式によって精算装置20に送信される(S108)。一方、入力された預かり金額が商品の合計金額よりも小さい場合(すなわち、預かり金では足りない分の代金の支払いが必要な場合)(S105:NO)、精算情報送信部120は、入力装置1042などを介して送信方式の選択入力を受け付ける(S107)。そして、精算情報は、S107で選択された送信方式によって精算装置20に送信される(S108)。
また、預かり金額の入力がなかった場合(すなわち、商品の代金の支払いが全く行われていない場合)(S102:NO)、精算情報送信部120は、入力装置1042などを介して送信方式の選択入力を受け付ける(S107)。そして、精算情報は、S107で選択された送信方式によって精算装置20に送信される(S108)。
<精算装置の処理の流れ>
次に図6を用いて精算装置20の処理の流れを説明する。まず、精算装置20の精算情報取得部210は、精算情報を取得する(S201)。精算情報が会計券方式で送信された場合、精算情報取得部210は、可搬型媒体から読み出された精算情報の識別情報を用いて、外部サーバなどに保持されている精算情報を取得する。あるいは、可搬型媒体に精算情報そのものがエンコードされている場合は、精算情報取得部210は可搬型媒体から精算情報を取得する。また、精算情報は指定方式で送信された場合、精算情報取得部210は、商品登録装置10の精算情報送信部120または外部のサーバ装置の送信部(図示せず)から精算情報を受信する。
次いで、釣銭払出部220は、S201で取得した精算情報に預かり金額が含まれているか否かを判定する。精算情報に預かり金額が含まれている場合(S202:YES)、釣銭払出部220は、S201で取得した精算情報に含まれる預かり金額が、同じくS201で取得した精算情報に含まれる商品の合計金額よりも大きいか否かを判定する(S203)。預かり金額が商品の合計金額よりも大きい場合(S203:YES)、表示制御部230は、図3に示されるような、釣銭確認用の画面を表示する(S204)。そして、顧客が釣銭確認用の画面で問題がないことを確認して釣銭の払出を行う操作を行うと、釣銭払出部220は、預かり金額から商品の合計金額を差し引いた額の釣銭の払出し処理を実行する(S205)。そして、精算装置20は、印刷装置2044を用いて、今回の精算のレシートを発行する(S209)。
一方、預かり金額が商品の合計金額より小さい場合(S203:NO)、表示制御部230は、図2に示されるような、支払方法選択用の画面を表示する(S206)。そして、表示制御部230は、選択された支払方法用の画面を表示し、精算装置20で代金支払処理(金銭投入機への金銭の投入、クレジット支払手続きのための入力など)が行われる(S207)。代金支払処理の結果、釣銭が発生した場合(S208:YES)、上述したように、表示制御部230はが釣銭確認用の画面を表示し(S204)、釣銭払出部220が釣銭を払い出す(S205)。そして、精算装置20は、印刷装置2044を用いて、今回の精算のレシートを発行する(S209)。
また、精算情報に預かり金額が含まれていない場合(S202:NO)は、上述したような、預かり金額が商品の合計金額より小さい場合と同様の処理が実行される。
なお、上述の処理において、レシートの発行と釣銭の払出し順序は入れ替わってもよい。例えば、釣銭が発生した場合、釣銭払出部220がその釣銭を払い出す前に、まず印刷装置2044がレシートを発行し、釣銭払出部220は、顧客がそのレシートを受け取ったことを確認した後に、釣銭を払い出すように動作してもよい。
以上、本実施形態によれば、顧客が店員の操作する商品登録装置10で商品の精算を済ませることを顧客が望むような場合であっても、店員は、基本的な処理の流れの操作に加えて、顧客から受け取った現金や金券などの金額の操作入力を行うのみでよい。ここで、お釣りが発生しない場合は、その場でレシートを発行するのみで、釣銭を渡すといった行為を店員が行う必要がない。また、釣銭が発生する場合であっても、釣銭の払出しは精算装置20で行われる。つまり、本実施形態によれば、商品登録装置10で商品の精算を済ませることを望む顧客に釣銭を渡す、という行為にかかる時間を削減し、当該顧客が商品登録装置10に滞留する時間を短くすることができる。結果として、後続の顧客の待ち時間が長くなることを抑制できる。また、顧客は、商品登録装置10での預かり金額が商品の合計金額を超える場合、後は商品登録装置10で商品の代金を精算装置20で払い出される釣銭を受け取るだけでよく、精算装置20で不慣れな操作(例えば、代金の投入や支払いを確定させるまでの画面層)を行う必要がなくなる。また、顧客は、精算装置20で認識できない金券などを、商品精算時に利用することが可能となる。
[第2実施形態]
本実施形態では、本発明の効果を得ることのできる最小の構成を有する情報処理システム1について説明する。
〔処理構成〕
図7は、第2実施形態における情報処理システム1の処理構成を概念的に示すブロック図である。
<商品登録装置および精算装置の構成>
本実施形態の商品登録装置10は、第1実施形態の商品登録装置10と同様である。また、本実施形態の精算装置20は、表示制御部230を備えていない点を除き、第1実施形態の精算装置20と同様である。また、本実施形態の商品登録装置10の各処理部は、第1実施形態で説明したように、ストレージ103に格納された各プログラムモジュールをプロセッサ101が実行することにより実現される。同様に、本実施形態の精算装置20の各処理部は、第1実施形態で説明したように、ストレージ203に格納された各プログラムモジュールをプロセッサ201が実行することにより実現される。
〔動作例〕
以下、図を用いて、本実施形態における情報処理システム1の動作例を説明する。
<商品登録装置の処理の流れ>
本実施形態の商品登録装置10も、第1実施形態と同様に、図5に示されるような処理を行う。
<精算装置の処理>
図8を用いて、精算装置20の処理の流れを説明する。図8は、第2実施形態における精算装置20の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、精算装置20の精算情報取得部210は、精算情報を取得する(S301)。精算情報が会計券方式で送信された場合、精算情報取得部210は、可搬型媒体から読み出された精算情報の識別情報を用いて、外部サーバなどに保持されている精算情報を取得する。あるいは、可搬型媒体に精算情報そのものがエンコードされている場合は、精算情報取得部210は可搬型媒体から精算情報を取得する。また、精算情報は指定方式で送信された場合、精算情報取得部210は、商品登録装置10の精算情報送信部120または外部のサーバ装置の送信部(図示せず)から精算情報を受信する。
次いで、釣銭払出部220は、S301で取得した精算情報に預かり金額が含まれているか否かを判定する。精算情報に預かり金額が含まれている場合(S302:YES)、釣銭払出部220は、S301で取得した精算情報に含まれる預かり金額が、同じくS301で取得した精算情報に含まれる商品の合計金額よりも大きいか否かを判定する(S303)。預かり金額が商品の合計金額よりも大きい場合(S303:YES)、表示制御部230は、預かり金額から商品の合計金額を差し引いた額の釣銭の払出し処理を実行する(S304)。一方、預かり金額が商品の合計金額より小さい場合(S303:NO)、釣銭払出部220は釣銭の払出し処理を行わない。また、精算情報に預かり金額が含まれていない場合(S302:NO)も同様に、釣銭払出部220は釣銭の払出し処理を行わない。
以上、本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、商品登録装置10で商品の精算を済ませることを望む顧客に釣銭を渡す、という行為にかかる時間を削減し、当該顧客が商品登録装置10に滞留する時間を短くすることができる。結果として、後続の顧客の待ち時間が長くなることを抑制できる。また、顧客は、商品登録装置10での預かり金額が商品の合計金額を超える場合、後は商品登録装置10で商品の代金を精算装置20で払い出される釣銭を受け取るだけでよく、精算装置20で不慣れな操作(例えば、代金の投入や支払いを確定させるまでの画面層)を行う必要がなくなる。また、顧客は、精算装置20で認識できない金券などを、商品精算時に利用することが可能となる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上述の各実施形態において、情報処理システム1は、釣銭の払出し専用の釣銭払出装置を更に有しており、商品登録装置10の精算情報送信部120は、預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額よりも大きい場合に、当該釣銭払出装置に精算情報を送信するようにしてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段と、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段と、
を備える精算装置。
2.
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、それ以外の場合に遷移する画面と異なる画面を表示部に表示させる表示制御手段を更に備える、
1.に記載の精算装置。
3.
顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段と、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品の合計金額および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段と、
を備える商品登録装置。
4.
前記精算情報送信手段は、
前記精算情報と前記精算装置が読み取り可能な可搬型媒体とを関連付け、前記可搬型媒体を読み取った精算装置に当該可搬型媒体に関連付けられた精算情報を送信する第1の送信方式、または、前記精算装置の指定入力を受け付け、当該指定入力が示す精算装置に精算情報を送信する第2の送信方式により前記精算情報を送信可能であり、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい場合は、前記第1の送信方式により前記精算情報を送信し、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも小さい場合は、前記第1の送信方式または前記第2の送信方式のいずれかを1つを選択する選択入力を受け付け、当該選択入力が示す送信方式により前記精算情報を送信する、
3.に記載の商品登録装置。
5.
コンピュータが、
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得し、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す、
ことを含む釣銭払出方法。
6.
前記コンピュータが、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、それ以外の場合に遷移する画面と異なる画面を表示部に表示させる、
ことを5.に記載の含む釣銭払出方法。
7.
コンピュータが、
顧客からの預かり金額の入力を受け付け、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する、
ことを含む商品精算方法。
8.
前記コンピュータが、
前記精算情報と前記精算装置が読み取り可能な可搬型媒体とを関連付け、前記可搬型媒体を読み取った精算装置に当該可搬型媒体に関連付けられた精算情報を送信する第1の送信方式、または、前記精算装置の指定入力を受け付け、当該指定入力が示す精算装置に精算情報を送信する第2の送信方式により前記精算情報を送信可能であり、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい場合は、前記第1の送信方式により前記精算情報を送信し、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも小さい場合は、前記第1の送信方式または前記第2の送信方式のいずれかを1つを選択する選択入力を受け付け、当該選択入力が示す送信方式により前記精算情報を送信する、
ことを含む7.に記載の商品精算方法。
9.
コンピュータを、
商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段、
として機能させるためのプログラム。
10.
前記コンピュータを、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、それ以外の場合に遷移する画面と異なる画面を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させるための9.に記載のプログラム。
11.
コンピュータを、
顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段、
前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段、
として機能させるためのプログラム。
12.
前記コンピュータを、
前記精算情報送信手段であって、
前記精算情報と前記精算装置が読み取り可能な可搬型媒体とを関連付け、前記可搬型媒体を読み取った精算装置に当該可搬型媒体に関連付けられた精算情報を送信する第1の送信方式、または、前記精算装置の指定入力を受け付け、当該指定入力が示す精算装置に精算情報を送信する第2の送信方式により前記精算情報を送信可能であり、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい場合は、前記第1の送信方式により前記精算情報を送信し、
前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも小さい場合は、前記第1の送信方式または前記第2の送信方式のいずれかを1つを選択する選択入力を受け付け、当該選択入力が示す送信方式により前記精算情報を送信する手段、
として機能させるための3.に記載のプログラム。
1 情報処理システム
10 商品登録装置
101 プロセッサ
102 メモリ
103 ストレージ
104 入出力インタフェース
1041 表示装置
1042 入力装置
1043 読取装置
1044 印刷装置
105 通信ユニット
110 金額入力受付部
120 精算情報送信部
20 精算装置
201 プロセッサ
202 メモリ
203 ストレージ
204 入出力インタフェース
2041 表示装置
2042 入力装置
2043 金銭処理装置
2044 印刷装置
2045 読取装置
205 通信ユニット
210 精算情報取得部
220 釣銭払出部
230 表示制御部

Claims (8)

  1. 商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段と、
    前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段と、
    を備える精算装置。
  2. 前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、それ以外の場合に遷移する画面と異なる画面を表示部に表示させる表示制御手段を更に備える、
    請求項1に記載の精算装置。
  3. 顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段と、
    前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品の合計金額および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段と、
    を備える商品登録装置。
  4. 前記精算情報送信手段は、
    前記精算情報と前記精算装置が読み取り可能な可搬型媒体とを関連付け、前記可搬型媒体を読み取った精算装置に当該可搬型媒体に関連付けられた精算情報を送信する第1の送信方式、または、前記精算装置の指定入力を受け付け、当該指定入力が示す精算装置に精算情報を送信する第2の送信方式により前記精算情報を送信可能であり、
    前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい場合は、前記第1の送信方式により前記精算情報を送信し、
    前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも小さい場合は、前記第1の送信方式または前記第2の送信方式のいずれかを1つを選択する選択入力を受け付け、当該選択入力が示す送信方式により前記精算情報を送信する、
    請求項3に記載の商品登録装置。
  5. コンピュータが、
    商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得し、
    前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す、
    ことを含む釣銭払出方法。
  6. コンピュータが、
    顧客からの預かり金額の入力を受け付け、
    前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する、
    ことを含む商品精算方法。
  7. コンピュータを、
    商品登録装置で登録された商品の合計金額と前記商品登録装置で登録された預かり金額とを示す精算情報を取得する精算情報取得手段、
    前記預かり金額が前記商品の合計金額よりも大きい精算情報を取得した場合、当該精算情報に基づいて釣銭を払い出す釣銭払出手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータを、
    顧客からの預かり金額の入力を受け付ける金額入力受付手段、
    前記預かり金額が精算対象として登録された商品の合計金額と同じ金額である場合、前記登録された商品の精算を完了し、前記預かり金額が前記商品の合計金額と異なる金額である場合、前記登録された商品および前記預かり金額を示す精算情報を精算装置に送信する精算情報送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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