JP2017036995A - レーザ計測システムおよびレーザ計測方法 - Google Patents

レーザ計測システムおよびレーザ計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1ショットで複数の計測領域の座標データ群を取得することができるレーザ計測システムを提供する。【解決手段】レーザ計測システムは、レーザ光源から放出されたレーザビームを、多数のレーザビームに分割して、n×nのマトリックス状計測領域に錐体状に照射する拡散モジュールと、n×nのマトリックス状計測領域に対応して、n×nのマトリックス状に配置され、二次元座標値が割り当てられたn×nのCCDセンサ22を含み、計測領域から反射されたレーザビーム20を、レンズ25を介して、受光するCCDエリアセンサ21と、コントロールユニットを備え、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値を算出し、レーザビームを放出した時間と、CCDセンサ22が検出した時間に基づいて、計測領域の各々までの距離を算出して、距離データZ座標値を算出するように構成されたレーザ測距装置を備えている。【選択図】図4

Description

本発明はレーザ計測システムおよびレーザ計測方法に関するものであり、さらに詳細には、航空機に搭載したレーザ発生器から地上に向けて、レーザを放出し、地上の設備および樹木などの三次元の座標データを計測することを可能としたレーザ計測システムおよびレーザ計測方法ならびにレーザ計測装置に関するものである。
この種のレーザ計測システムにおいては、地物の相対的な離隔を計測するのではなく、すべてのレーザ反射点について測地座標を計測するので、地形図を作成でき、地形の経時変化を計測することができる。
また、地上に標定点を設置する必要がないため、現地への立ち入りが困難な災害箇所の地形測量や積雪量調査などにも応用することができる。とくに、データ収録およびデータ処理が自動化されているので、写真測量法に比べて、結果を得るまでの時間が極端に短く、防災情報収集など緊急を要する業務にも適用することができる。
特開平6−313715号公報(特許文献1)および特開平7−43109号公報(特許文献2)には、航空機、とくに、ヘリコプターにレーザ測距装置を搭載して、送電線と送電線の下方の樹木との離隔を測定し、管理伐採のための基礎資料を得る方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、使用するレーザ測距装置のレーザパルス周波数が低く、ヘリコプターの移動速度を10km/時間程度とせざるを得ないが、ヘリコプターは、この程度の速度では姿勢維持が極めて困難であり、離隔測定の規準となる機体位置の再現が困難となり、得られる結果が不正確にならざるを得ないという問題があった。また、この程度の移動速度では、作業効率が悪く、実用性の点でも問題があった。
一方、特許文献2においては、ヘリコプターの機軸に直交する方向にレーザをスキャニングして、測定時点における送電線と樹木との相対的な位置関係が測定されるが、レーザパルスの地上における軌跡がジグザグになり、軌跡の折り返し点付近では、レーザパルス同志が重なり合う一方で、折り返し点同志の間隔が開いてしまい、反射点データに粗密が生じ、測定漏れが起きやすく、また、送電線を横断するレーザパルスの軌跡断面で電線と樹木の離隔を測定しているため、レーザパルスの軌跡断面が電線に直交していない場合には、正しい電線との離隔が得ず、レーザパルス軌跡断面が通過していない部分では、接近木の情報が得られないという問題があった。
さらに、特許文献2においては、レーザ出力が小さく、かつ、レーザビーム幅が大きいので、送電線に接近して斜めから測定を行うことになり、レーザパルスの地面への透過性が悪く、接近木の樹高が測定しにくく、樹木転倒時の離隔量を計算することができず、また、管理伐採の作業のためには、接近木の位置が正しく地図上に記載される事が必要であるが、鉄塔からの相対距離をGPSで測定しており、機上で判定した樹木座標と現実の樹木座標との誤差が大きく、正しい接近木の位置が得られないという問題があった。
かかる問題を解決するために、特許第3515678号明細書(特許文献3)は、航空機に空中レーザ計測装置を設置し、航空機の走行速度に応じて、レーザパルス光の走査面を変更自在で、航空機の走行に伴い、航空機の走行方向に直交する面内で、計測対象を走査するようにレーザパルス光を照射するレーザ走査装置と、レーザ走査装置から出力されたレーザパルス光の計測対象による反射光を受光する受光器と、計測対象からの最初の反射パルス光と最後の反射パルス光を判別する手段を備え、受光器の出力から計測対象までの距離を計測する距離計測器と、航空機の三次元位置および姿勢を計測する飛行位置計測器と、距離計測器および飛行位置計測器の計測データを記録媒体に記録する記録装置とを備えたレーザ計測装置を提案している。
特開平6−313715号公報 特開平7−43109号公報 特許第3515678号明細書
しかしながら、特許文献3においては、航空機の走行方向に直交する面内で、レーザビームをスキャンしているため、レーザビームの1ショットで1つの計測点しか計測することができず、計測誤差があると、計測データにしたがって、複数の接近木など計測対象のXYZ座標値を算出し、計測対象相互の距離データを算出するときに、各計測点の計測誤差が重なって増幅され、算出された複数の計測対象物相互の距離データの信頼性が低下するという問題があった。
したがって、本発明は、1ショットで複数の計測領域の座標データ群を取得することができ、計測誤差があっても、算出された計測対象物相互の距離データの信頼性が低下することを防止することができるレーザ計測システムを提供することを目的とするものである。
また、本発明の別の目的は、1ショットで複数の計測領域の座標データ群を取得することができ、計測誤差があっても、算出された計測対象物相互の距離データの信頼性が低下することを防止することができるレーザ計測方法を提供することにある。
本発明のかかる目的は、航空機に搭載されたレーザ計測システムであって、
前記航空機の三次元的位置を検出するGNSSセンサと、
前記航空機の姿勢を検出するIMUセンサと、
レーザ測距装置を備え、
前記レーザ測距装置が
レーザビームをパルス状に放出するレーザ光源と、
前記レーザ光源から放出されたレーザビームを、多数のレーザビームに分割して、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射する拡散モジュールと、
n×nのマトリックス状計測領域に対応して、n×nのマトリックス状に配置され、二次元座標値が割り当てられたn×nの単位撮像素子を含み、n×nの前記マトリックス状計測領域から反射されたレーザビームを、レンズを介して、受光する二次元撮像素子と、
コントロールユニットとを備えており、
前記コントロールユニットが、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX方向およびX方向に直交するY方向のX座標値およびY座標値に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値を算出し、
前記レーザ光源がレーザビームを放出した時間と、前記二次元撮像素子の前記単位撮像素子がn×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した時間に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々までの距離Dを算出して、距離データを求め、
n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値およびY座標値と、前記距離データに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびY方向と直交するZ方向のZ座標値を算出し、
n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値、Y座標値およびX座標値を、前記GNSSセンサと前記IMUセンサによって検出された地図座標に座標変換するように構成されたことを特徴とするレーザ計測システムによって達成される。
本発明によれば、レーザ計測システムは、レーザ光源から放出されたレーザビームが、拡散モジュールによって多数のレーザビームに分割されて、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射され、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出することによって、n×nのマトリックス状計測領域のX座標値、Y座標値およびX座標値が求められるから、計測誤差があっても、n×nのマトリックス状計測領域の計測誤差が重なり合って増幅されることはなく、したがって、n×nのマトリックス状計測領域相互の距離データの信頼性が低下することを効果的に防止することが可能になる。
また、本発明によれば、レーザ計測システムは、レーザ光源から放出されたレーザビームが、拡散モジュールによって多数のレーザビームに分割されて、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射され、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームが、二次元撮像素子のどの単位撮像素子によって光電検出されたかに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびX方向に直交するY方向のX座標値およびY座標値を算出し、レーザ光源がレーザビームを放出した時間と、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームが二次元撮像素子の単位撮像素子によって検出された時間に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々までの距離Dを算出して、距離データを算出し、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値と、距離データに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびY方向と直交するZ方向のZ座標値を算出し、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値、Y座標値およびX座標値を、GNSSセンサとIMUセンサによって検出された地図座標に座標変換するように構成されたコントロールユニットを備えているから、1ショットで複数の座標データ群を取得することができ、航空機の走行方向に直交する面内で、レーザビームをスキャンしているため、レーザビームの1ショットで1つの計測領域しか計測することができず、1つの計測領域のX座標値、Y座標値およびZ座標値だけしか得ることができないという従来技術の問題点を解決することが可能になる。
本発明の好ましい実施態様においては、前記コントロールユニットが、前記二次元撮像素子の前記レンズの焦点距離Fと、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX座標値およびY座標値とに基づいて、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームの前記二次元撮像素子の前記レンズへの入射角θXおよびθYを算出し、前記距離データとレーザビームの前記レンズへの前記入射角θXおよびθYとに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたZ座標値を算出するように構成されている。
本発明の好ましい実施態様においては、レーザ計測システムは、さらに、前記レーザ光源から放出されたレーザビームを平行な光に変換するコリメーターレンズを備えている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記二次元撮像素子が、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサを含むCCDエリアセンサおよびn×nのマトリックス状に配置されたCMOSセンサを含むCMOSエリアセンサよりなる群から選ばれるエリアセンサによって構成されている。
本発明の前記目的はまた、レーザ光源からパルス状に放出されたレーザビームを拡散モジュールによって多数のレーザビームに分割して、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射し、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを、レンズを介して、n×nのマトリックス状に配置された単位撮像素子を含む二次元撮像素子に光電検出させ、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたX方向およびX方向に直交するY方向のX座標値およびY座標値に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値を算出し、前記レーザ光源からレーザビームが放出された時間と、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームが二次元撮像素子の単位撮像素子によって検出された時間に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々までの距離Dを算出して、距離データを求め、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値およびY座標値と、前記距離データに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびY方向と直交するZ方向のZ座標値を算出し、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値、Y座標値およびX座標値を、前記GNSSセンサと前記IMUセンサによって検出された地図座標に座標変換するように構成されたことを特徴とするレーザ計測方法によって達成される。
本発明の好ましい実施態様においては、前記二次元撮像素子の前記レンズの焦点距離Fと、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX座標値およびY座標値とに基づいて、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームの前記二次元撮像素子の前記レンズへの入射角θXおよびθYを算出し、前記距離データとレーザビームの前記レンズへの前記入射角θXおよびθYとに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたZ座標値を算出するように構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記二次元撮像素子が、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサを含むCCDエリアセンサおよびn×nのマトリックス状に配置されたCMOSセンサを含むCMOSエリアセンサよりなる群から選ばれるエリアセンサによって構成されている。
本発明によれば、1ショットで複数の計測領域の座標データ群を取得することができ、計測誤差があっても、算出された計測対象物相互の距離データの信頼性が低下することを防止することができるレーザ計測システムを提供することが可能になる。
また、本発明によれば、1ショットで複数の計測領域の座標データ群を取得することができ、計測誤差があっても、算出された計測対象物相互の距離データの信頼性が低下することを防止することができるレーザ計測方法を提供することが可能になる。
図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるレーザ計測システムに設けられたレーザ測距装置のレーザビーム放出部の略斜視図である。 図2は、本発明の好ましい実施態様にかかるレーザ計測システムに設けられたレーザ測距装置のレーザビーム受光部の略斜視図である。 図3は、拡散モジュールによって拡散されたレーザビームとn×nのマトリックス状の計測領域との関係を示す略斜視図である。 図4は、n×nのマトリックス状の計測領域によって反射されたレーザビームを受光するレーザ測距装置のレーザビーム受光部の略斜視図である。 図5は、レーザビームがCCDセンサの光電検出面に入射する状態をX方向から見た図面である。 図6は、レーザビームがCCDセンサの光電検出面に入射する状態をY方向から見た図面である。
図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるレーザ計測システムの構成要素を示すブロックダイアグラムである。
図1に示されるように、本発明の好ましい実施態様にかかるレーザ計測システムは、ヘリコプターなどの航空機に搭載され、全体の動作を制御するコントロールユニット1と、架空線撮影装置全体の制御プログラムなどを格納するROM2と、各種データを格納するRAM3と、ヘリコプターの三次元的位置、すなわち、緯度・経度・高度を検出するGNSSセンサ4と、ヘリコプターの姿勢を検出するIMUセンサ5と、レーザ測距装置10を備えている。
図2は、本発明の好ましい実施態様にかかるレーザ計測システムに設けられたレーザ測距装置のレーザビーム放出部の略斜視図である。
レーザ計測システムに設けられたレーザ測距装置10は、レーザビーム12をパルス状に放出するLEDレーザ光源13を備え、LEDレーザ光源13から放出されたレーザビーム12は、コリメータレンズ14に入射して、平行なビームに変換される。コリメータレンズ14によって平行なビームに変換されたレーザビーム12は拡散モジュール15に入射し、レーザビーム12は、拡散モジュール15によって、多数のレーザビーム17に分割されて、後述するn×nのマトリックス状の計測領域18(nは正の整数である)に四角錘状に照射される。
拡散モジュール15としては、たとえば、Advanced Scientific Concepts, Inc.によって製造販売されている「3D Flash Lidar」(登録商標)に使われている拡散部材が好ましく使用される。
図3は、拡散モジュール15によって拡散されたレーザビーム17とn×nのマトリックス状の計測領域18との関係を示す略斜視図である。
図3に示されるように、拡散モジュール15に入射したレーザビーム12は、拡散モジュール15によって、多数のレーザビーム17に分割されて、n×nのマトリックス状の各計測領域18に四角錘状に照射され、各計測領域18によって反射される。
図4は、n×nのマトリックス状の計測領域18によって反射されたレーザビームを受光するレーザ測距装置10のレーザビーム受光部の略斜視図である。
図4に示されるように、レーザ測距装置10のレーザビーム受光部は、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサ22を含むCCDエリアセンサ21を備えている。
n×nのマトリックス状の計測領域18に照射されて、反射されたレーザビーム20はレンズ25に入射し、対応するCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射する。
ここに、レンズ25は、レンズ25を含む平面がCCDエリアセンサ21の受光面と平行になり、レンズ25とCCDエリアセンサ21の中心に位置するCCDセンサ22の距離が焦点距離Fに等しくなるように制御されている。
図5は、レーザビーム20がCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射する状態をX方向から見た図面であり、図6はY方向から見た図面である。
X方向から見ると、図4および図5に示されるように、n×nのマトリックス状の各計測領域18によって反射され、レンズ25を通ったレーザビーム20は、CCDエリアセンサ21の中心から、X方向にXdだけ離れたCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射して受光される。
一方、Y方向から見ると、図6に示されるように、n×nのマトリックス状の各計測領域18によって反射され、レンズ25を通ったレーザビーム20は、CCDエリアセンサ21の中心から、Y方向にYdだけ離れたCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射して受光される。
CCDセンサ22にレーザビーム20が入射すると、レーザビーム検出信号がコントロールユニット1に出力され、レーザビーム検出信号が入力されると、コントロールユニット1はレーザビーム検出信号をRAM3に格納するとともに、レーザビーム検出信号が入力された時間を、受光時間TjとしてRAM3に記憶させる。
以上のように構成された本実施態様にかかるレーザ計測システムは、以下のようにして、n×nのマトリックス状の計測領域18の座標データ群を取得する。
まず、図示しない電源スイッチがオンされると、コントロールユニット1は、レーザ放出信号をレーザ測距装置10に出力する。
同時に、コントロールユニット1はレーザ測距装置10にレーザ放出信号を出力したレーザ放出時間TをRAM3に格納する。
レーザ測距装置10がレーザ放出信号を受けると、図2に示されるように、レーザ測距装置10のLEDレーザ光源13からパルス状にレーザビーム12が放出され、LEDレーザ光源13から放出されたレーザビーム12は、コリメータレンズ14に入射して、平行なビームに変換された後に、拡散モジュール15に入射する。
拡散モジュール15に入射したレーザビーム12は、図2および図3に示されるように、拡散モジュール15によって、n×nのマトリックス状に、たとえば、128×128のマトリックス状のレーザビーム17に分割され、n×nのマトリックス状に分割されたレーザビーム17は、座標値を計測すべき計測領域18に向けて照射される。
座標値を計測すべき計測領域18に向けて照射されたレーザビーム17は、図3に示されるように、n×nのマトリックス状の各計測領域18に入射し、各計測領域18に入射したレーザビーム17は、各計測領域18によって反射される。
各計測領域18によって反射されたレーザビーム20は、図4に示されるように、レンズ25に入射した後に、n×nのマトリックス状の各計測領域18に対応するCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射する。
各計測領域18によって反射されたレーザビーム20がn×nのマトリックス状の各計測領域18に対応するCCDエリアセンサ21のCCDセンサ22の光電検出面22Aに入射すると、レーザビーム検出信号がコントロールユニット1に出力される。
レーザビーム検出信号を受けると、コントロールユニット1は、n×nのマトリックス状の計測領域18によって反射されたレーザビーム20をCCDエリアセンサ21のCCDセンサ22が受光した受光時間TjをRAM3に格納するとともに、RAM3に格納されているレーザ測距装置10にレーザ放出信号を出力したレーザ放出時間Tを読み出し、レーザ放出時間Tと受光時間Tjとから、CCDセンサ22が受光したレーザビーム20を反射した各計測領域18とCCDセンサ22との間の距離Dを算出し、RAM3に記憶させる。
一方で、図4、図5および図6に示されるように、n×nのマトリックス状のある計測領域18によって反射され、レンズ25を介して、CCDエリアセンサ21に入射するレーザビーム20はCCDエリアセンサ21の中心から、X方向にXd、Y方向にYdの距離に位置するCCDセンサ22によって受光される。したがって、CCDセンサ22から入力されたレーザビーム検出信号に基づいて、コントロールユニット1は、CCDエリアセンサ21のレンズ25の中心を原点とするX−Y座標系において、n×nのマトリックス状の各計測領域18によって反射されたレーザビーム20がCCDエリアセンサ22に入射した位置のX座標値がXdで、Y座標値がYdであるとして、CCDエリアセンサ21のレンズ25の中心を原点としたX、Y座標値を求めることができる。こうして求められたレーザビーム20の入射位置のX、Y座標値(Xd、Yd)はRAM3に格納される。
コントロールユニット1は、こうして求められたレーザビーム20のCCDセンサ22への入射位置のX、Y座標値(Xd、Yd)と、レンズ25の焦点距離Fとに基づいて、レンズ25へのレーザビーム20のX方向の入射角θXおよびY方向の入射角θYを算出する。
次いで、コントロールユニット1は、レンズ25へのレーザビーム20のX方向の入射角θXおよびY方向の入射角θYと、そのレーザビーム20を反射した計測領域18とレーザビーム20を受光したCCDセンサ22との距離Dに基づいて、そのレーザビーム20を反射した計測領域18のCCDエリアセンサ21のレンズ25の中心を原点とした座標軸のX軸方向およびY軸方向に直交するZ軸方向のZ座標値(Zd)を算出する。ここに、Z座標値(Zd)は、計測領域18とレンズ25を含む平面との距離を表している。
レーザビーム20のCCDセンサ22への入射位置のX、Y座標値と、そのレーザビーム20を反射した計測領域18のX、Y座標値とは互いに対応しているから、レーザビーム20のCCDセンサ22の入射位置のX、Y座標値に基づいて、そのレーザビーム20を反射した計測領域18のX、Y座標値を求めることができ、したがって、レーザビーム20を反射したn×nのマトリックス状の各計測領域18のCCDエリアセンサ21のレンズ25の中心を原点としたX座標値、Y座標値およびZ座標値が求められる。
こうして、対象物18のn×nのマトリックス状の各計測領域のX座標値、Y座標値、Z座標値が得られると、コントロールユニット1は、緯度・経度・高度を検出するGNSSセンサ4とヘリコプターの姿勢を検出するIMUセンサ5とによって検出された地図座標に座標変換する。
以上のようにして、n×nのマトリックス状の計測領域18の座標群を取得することができる。
レーザビームをスキャンして、計測領域のX座標値、Y座標値およびZ座標値を算出する従来のレーザ計測システムにあっては、レーザビームの1ショットで、1つの計測領域のX座標値、Y座標値およびZ座標値しか算出することができず、計測誤差がある場合には、n×nのマトリックス状の各計測領域18のX座標値、Y座標値およびZ座標値に誤差が生じ、したがって、n×nのマトリックス状の各計測領域18のX座標値、Y座標値およびZ座標値に基づいて、n×nのマトリックス状の計測領域18相互の距離データを算出する場合には、各計測領域18を計測した際の誤差が重なり合って増幅され、n×nのマトリックス状の計測領域18相互の距離データの信頼性が低下することは避けられなかったが、本実施態様によれば、レーザ光源13からパルス状に放出されたレーザビーム12を、拡散モジュール15によって、多数のレーザビーム17に分割し、n×nのマトリックス状の計測領域18に四角錘状に照射し、n×nのマトリックス状の各計測領域18から反射されたレーザビーム20を、CCDエリアセンサ21によって検出し、n×nのマトリックス状の各計測領域18のX座標値、Y座標値およびZ座標値を算出しているから、n×nのマトリックス状の計測領域18相互の距離データの信頼性が低下することを効果的に防止することが可能になる。
また、本実施態様によれば、レーザ光源13からパルス状に放出されたレーザビーム12を、拡散モジュール15によって、多数のレーザビーム17に分割し、n×nのマトリックス状の計測領域18に四角錘状に照射し、n×nのマトリックス状の各計測領域18から反射されたレーザビーム20を、CCDエリアセンサ21のn×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサ22の1つによって受光し、受光したCCDセンサ22のX、Y座標値に基づいて、そのレーザビーム20を反射した計測領域18のX、Y座標値を算出し、その一方で、レーザ光源13からレーザビーム12を放出したレーザ放出時間Tと、計測領域18によって反射されたレーザビーム20をCCDセンサ21が受光した受光時間Tjとから、CCDセンサ22が受光したレーザビーム20を反射した計測領域18とCCDセンサ22との間の距離Dを算出して、距離データを生成し、CCDエリアセンサ21のレンズ25の焦点距離Fとレーザビーム20を受光したCCDセンサ22のX、Y座標値から求めたレーザビーム20のレンズ25への入射角θXおよびθYと、レーザビーム20を受光したCCDセンサ22のX、Y座標値と、CCDセンサ22との間の距離Dを示す距離データから複数の計測領域18のX、Y、Z座標値を求めることができ、こうして得られた複数の計測領域18のX、Y、Z座標値をGNSSセンサ4とIMUセンサ5とによって検出された地図座標に座標変換することによって、1ショットで複数の計測領域18の座標データ群を取得することが可能になる。
本発明は、以上の実施態様に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施態様においては、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサ22を含むCCDエリアセンサ21が用いられているが、CCDエリアセンサ21を用いることは必ずしも必要でなく、CMOSエリアセンサなど、他のエリアセンサを用いることもできる。
1 コントロールユニット
2 ROM
3 RAM
4 GNSSセンサ
5 IMUセンサ
10 レーザ測距装置
12 レーザビーム
13 LEDレーザ光源
14 コリメータレンズ
15 拡散モジュール
17 レーザビーム
18 計測領域
20 レーザビーム
21 CCDエリアセンサ
22 CCDセンサ
22A CCDセンサの光電検出面

Claims (6)

  1. 航空機に搭載されたレーザ計測システムであって、
    前記航空機の三次元的位置を検出するGNSSセンサと、
    前記航空機の姿勢を検出するIMUセンサと、
    レーザ測距装置を備え、
    前記レーザ測距装置が、
    レーザビームをパルス状に放出するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から放出されたレーザビームを、多数のレーザビームに分割して、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射する拡散モジュールと、
    n×nのマトリックス状計測領域に対応して、n×nのマトリックス状に配置され、二次元座標値が割り当てられたn×nの単位撮像素子を含み、n×nの前記マトリックス状計測領域から反射されたレーザビームを、レンズを介して、受光する二次元撮像素子と、
    コントロールユニットと
    を備えており、
    前記コントロールユニットが、
    n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX方向およびX方向に直交するY方向のX座標値およびY座標値に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値を算出し、
    前記レーザ光源がレーザビームを放出した時間と、前記二次元撮像素子の前記単位撮像素子がn×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した時間に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々までの距離Dを算出して、距離データを求め、
    n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値およびY座標値と、前記距離データに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびY方向と直交するZ方向のZ座標値を算出し、
    n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値、Y座標値およびX座標値を、前記GNSSセンサと前記IMUセンサによって検出された地図座標に座標変換するように構成されたことを特徴とするレーザ計測システム。
  2. 前記コントロールユニットが、前記二次元撮像素子の前記レンズの焦点距離Fと、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX座標値およびY座標値とに基づいて、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームの前記二次元撮像素子の前記レンズへの入射角θXおよびθYを算出し、前記距離データとレーザビームの前記レンズへの前記入射角θXおよびθYとに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたZ座標値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ計測システム。
  3. 前記二次元撮像素子が、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサを含むCCDエリアセンサおよびn×nのマトリックス状に配置されたCMOSセンサを含むCMOSエリアセンサよりなる群から選ばれるエリアセンサによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ計測システム。
  4. レーザ光源からパルス状に放出されたレーザビームを拡散モジュールによって多数のレーザビームに分割して、n×nのマトリックス状計測領域(nは2以上の整数である)に錐体状に照射し、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを、レンズを介して、n×nのマトリックス状に配置された単位撮像素子を含む二次元撮像素子に光電検出させ、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたX方向およびX方向に直交するY方向のX座標値およびY座標値に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX座標値およびY座標値を算出し、前記レーザ光源からレーザビームが放出された時間と、n×nのマトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームが二次元撮像素子の単位撮像素子によって検出された時間に基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々までの距離Dを算出して、距離データを求め、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値およびY座標値と、前記距離データに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々のX方向およびY方向と直交するZ方向のZ座標値を算出し、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記X座標値、Y座標値およびX座標値を、前記GNSSセンサと前記IMUセンサによって検出された地図座標に座標変換するように構成されたことを特徴とするレーザ計測方法。
  5. 前記二次元撮像素子の前記レンズの焦点距離Fと、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームを検出した前記二次元撮像素子の単位撮像素子のX座標値およびY座標値とに基づいて、n×nの前記マトリックス状計測領域の各々によって反射されたレーザビームの前記二次元撮像素子の前記レンズへの入射角θXおよびθYを算出し、前記距離データとレーザビームの前記レンズへの前記入射角θXおよびθYとに基づいて、n×nのマトリックス状計測領域の各々の前記二次元撮像素子の前記レンズの中心を原点としたZ座標値を算出するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載のレーザ計測方法。
  6. 前記二次元撮像素子が、n×nのマトリックス状に配置されたCCDセンサを含むCCDエリアセンサおよびn×nのマトリックス状に配置されたCMOSセンサを含むCMOSエリアセンサよりなる群から選ばれるエリアセンサによって構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のレーザ計測方法。
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